新幹線途中下車の旅 瀬戸 その7 (最終回)

新幹線途中下車の旅 瀬戸 その7 (最終回)

尾張瀬戸駅を出て直ぐの、瀬戸川に沿って何軒かの瀬戸物屋さんがあります。

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昼を食べる暇も無かったので、尾張瀬戸駅のそばで、4時というのに、瀬戸焼そばというやつと生中を一杯で一息つきます。

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酔ぱらって、店をでると、カメラ、リコーGXR、フォクトレンダーカラスコパー35mmのキャップが行方不明。 瀬戸焼そばの兄さんに、一生懸命探していただいたのですが発見できす(不思議なことに、後で帽子の中からポロっと出てきました)。あきらめて、最後のお店にたちよりました。駅を出てすぐのお店、森本陶苑さんです。 ここのご主人は話好き、いろいろ陶磁器のイロハを教えていただきました。 瀬戸の美術館で2回も裏切られて、ちょうど多治見にいったときのように、町が陶磁器を愛しているのかいないのかわからない、レベルの低いセンスが支配している町としてダメレッテルをはって帰ろうとしたときに、このご主人とのお話で、やっと瀬戸らしい気分となりました。 尾張瀬戸にきたら、まずこのお店に立ち寄ってください。 しかし、ご主人につかまって、ずっと話を聞いているうちに、時間となって、瀬戸の町も見ずに帰ったという方がいるということもあったそうな。その点はくれぐれも気を付けてください。

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これは染付ですが、磁器ではなく、陶器と磁器の中間くらいの焼き物に手書きの染付です。
多治見で似たようなお店がありました。といったら、ご主人が、いろいろ真似するところがあるから、と言っていました。当方の言っているのは、多治見の<幸輔窯>という窯です。

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一番右は春夏用の湯飲み、一番左は冬用の湯飲み、真ん中は極寒のときの湯飲みだそうです。使い分けるところが<もてなしの心>だそうです。

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<森本陶苑のご主人>

以下が、今回の旅の戦利品。

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1000円 とっても愛用しています。森本さんで購入。

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1200円(?) いい感じで、愛用しています。森本さんで購入。

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100円  100円の焼き物がいっぱい売っているお店で買いました。とっても使いやすくて大ヒットです。

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100円 まあ、珍しいから買ったということ。

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1500円 瀬戸倉ミュージアムで購入。ぐい飲みとして時々使っています。まあ、まずまずといったところですかね。本当は、ぐい飲みも森本さんで買えばよかったと後悔しています。

尾張瀬戸は十分な時間が取れなくて、その本当の姿を見なかったのかもしれません。森本陶苑のご主人は、本物がわかる人と解らない人がいるのですよ、解る人だけ相手にしていますとおっしゃっていました。多治見も瀬戸もなにか当方の感覚からズレていますね。解らない人を無理やり呼び込むための施設ばかり目立って、解る人のための施設はどこにあるのか分からない。これだけいっぱい人間国宝級の作家を輩出しておきながら、その歴史的流れが解らなかった。先にも書いたように、結局ネットを丹念に調べて、やっとこ瀬戸焼の全貌を知ったのです。
結局、瀬戸は日常品の大量生産の町であり、それから次の展開を見つけられていないのではないだろうか?  やっぱり、土地の人が、本物を、本物と言って、しっかりとみんなに紹介してゆかねば、本物が解る人が増えるわけはない。大衆に媚びて、薄っぺらなものばかり扱っているのは、自分たちの首をしめるだけだと思うのです。日常品は日常品でいいのです。日常品という軸と、いい物と言う軸は決して反対方向を向いているわけではありません。  新しいものは新しいもの、守るべきものは守るべきもの、本物は本物、いい加減なものは、どうやってもいい加減です。瀬戸も美濃も頑張ってほしい。きっと、瀬戸も、美濃も再生するでしょうけれど、当方が瀬戸、美濃に感覚のズレを感じていることは大事なことと思うのです。
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山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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