東海道途中下車の旅-2 多治見 その5

東海道途中下車の旅-2 多治見 その5

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幸兵衛窯からすぐのところに市之倉さかずき美術館があります。幸兵衛窯とセットの券があるので、みんなここによります。でもここは撮影禁止で、当方はここでかなり頭にきているのです。かまわず写真を載せます。遠景写真だかいいでしょう。

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ここの売店のお姉さんに聞いたら、ここも撮影禁止、遠景ならいいですと言われて、遠景をとります。ここでさらに頭にきたのです。作品の著作権を守るためだといっています。おれの作品は撮影してもいいという作家が一人くらいいてもいいのではないでしょうか。一見して真似されるような作品にお金を出して買ってもらおうなんて、おこがましい。加藤卓男さんみたいに、もっと勉強して、研究して、とても人のまね出来ない作品を作って、皆に見てもらって、それを見た人が影響をうけて、また違う作品を作ってゆく、これが民芸品、美術品のまっとうな世界でしょう。写真をブログにのせられるようにならなければ、売れませんよ。コンテストに入選するだけが出世の道とは思いません。世界のピアノコンテストで一位になった人がその後伸びたかというと、消えてしまうことも少なくないのです。あの、アシュケナージだって、ショパンコンクールで2位だったのです。コンテストは特定の審査員が評価して、その集計できまるのですから、絶対ではないのです。人の作品を演奏している場合は評価がばらけることはどちらかというと少ないのですが、絵とか陶器は自分の完全なるオリジナルですから、もっとコンクールの評価はあてになりません。一番大事なのは広い一般の方が、作品に接して、いいと思うことでしょう。一般の人もファーストフッドと本当の料理の味も分からない人が大半ですが、わかる人もいるのです。いいものは、いずれは理解されます。広く知らしめることが重要なのです。このネット時代に撮影禁止とは当方には理解できません。自分でネットに出すのは当然ですが、他人が、たとえばこの店で、1人の作家に魅力を感じて、ブログで紹介したとします。これに賛同する人がふえれば、なによりその作家さんの前に進むためのエネルギーになるでしょう。 奄美大島の田中一村だって、コンテストであまりに認められないので、頭にきて奄美大島までいってしまった。彼の作品を知っていますか。当方に大きな影響を与えている日本画家さんです。そのうち紹介しましょう。

さかづき美術館で頭にきて、さらに多治見駅のバスに乗り遅れて次のバスまで一時間ある。ますます頭にきて、しかたなく、市之倉地区の窯を訪ねることになりました。オリベストリートといって点々と窯があります。

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この入口近くの幸輔窯に寄ってみた時に、どうやらここは以前来たことがあると、気が付いたのです。いままで多治見は初めてだとばかり思っていたのですが、以前ここに来ていました。この幸輔窯でトックリとオチョコと湯飲みを買っているのです。全く同じものが飾ってありました。明治時代からの窯で、すっと同じ模様を手書きしているのだと説明を受けたことを覚えています。何年前でしたか、当方は美濃に行ったという記憶はあったのですが、美濃と多治見が同じとは思っていなかったのです。後で家内に聞いたら幸兵衛窯もその時に行ったといいます。当方は殆どおぼえていない。2度目だったと知ったら、ここに来なかったかもしれない、幸兵衛窯に行かなかったかもしれない。忘れていたので、幸兵衛窯をたすねることができたわけで、へんなラッキーです。そうだこの道をあるいて、美濃焼や志野焼を買ったのだ。

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山文陶苑

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どこの窯をのぞいても誰もいないし、閑散とした道を歩きながら、一度来たことがあるし、焼物を買う気もないし、帰ろうかと思いながら、最後にどこか入るところは無いかなとおもっていたら、なんともいえない看板がありました。民宝窯とあります。

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山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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