アート考察 その4 <瑛九:闇の中で「レアル」をさがす>&<DOMANI・明日展>

アート考察 その4 <瑛九:闇の中で「レアル」をさがす>&<DOMANI・明日展>

2017-1-31
国立近代美術館  瑛九:闇の中で「レアル」をさがす(2016.11.22 - 2017.2.12)
瑛九(えいきゅう、本名:杉田秀夫、1911-1960)は1936年にフォト・デッサン集『眠りの理由』で鮮烈なデビューを飾り、その後さまざまな技法を駆使しながら独自のイメージを探求した。彼の友人の画家、山田光春の旧蔵していた作品と資料の中から約50点の初公開。

眠りの理由:切り抜いたデッサンや様々な物を印画紙の上に載せて感光させた写真作品<フォトデッサン>と名づけられた。この瑛九としてのデビューの後もエッチング、リトグラフなどの版画に取り組み、晩年は油彩による点描にシフトする。

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『眠りの理由』より 1936年 ゼラチン・シルバー・プリント

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瑛九のデッサン

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瑛九のデッサン

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瑛九のあがきのプロセスがわかる。写真によるコラージュ<フォト・デッサン>の時代を経なければならなかった意味は何だろう?
瑛九がコラージュに手を染めたのが、1937年あたり、草間がコラージュに手を染めたのが1975年あたり、40年近い隔たりがある。コラージュが単なる時代の流行ではなかったようだ。絵描きはなぜ一時期コラージュに入り込むのか?

2017-1-28
新国立美術館 DOMANI 明日展 (2016-12-10~2017-2-5)
未来を担う美術家たち  文化庁新進芸術海外研修制度の成果

若手芸術家の海外の大学や関連機関等で行う研修を支援する制度<新進芸術海外研修>の成果発表。

岡田 葉 イギリス 2002年 絵画
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自然の表し方を参考にする。特に葉っぱ。


秋吉風人 ドイツ 2011年
透明アクリル板に透明度の高い油絵具を塗り重ねる。
ガラス・フュージングにぴったりのアイデアと思った。

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南隆雄 フランス 2010年 メディアアート  映像と音響のコラージュにより地中海を表した。

ビデを画像が元になっている。当面、この手法は使う気なし。

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曽谷朝絵 アメリカ 2014年 絵画、インスタレーション  神経のパーツ、細胞のパーツ、鉱物の結晶のパーツ、暗闇のパーツ、空のグラデーションのパーツ、それらを絵画から解放し、空間に解き放つことにより何が生まれるだろう。
切り紙細工はガラス・フュージングに使えるアイデアと思った。その前の2枚の手法は陶芸の絵として使えるかもしれない。

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平川裕樹 ドイツ 2015年 現代美術

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当方の写真と全く同じ。

山内光枝 フィリピン 2015年 インスタレーション 海の計り知れない懐に魂を開放

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海の写真は、当方の方向と全く同じ。当方の方向をもっと追求したい衝動に駆られる。

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折笠 良 カナダ 2015年 アニメーション

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最近、陶芸で線の羅列に魅かれている。

今回のアート考察はガラス・フュージングに使える手法の収集。もう一つはアート写真とは何だという問いへの答えを探して。色々な人が色々な試みをしていることは嬉しい。しかし後者はまだまだ答えが出ない。

インスタレーションとは、<ある特定の室内や屋外などにオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。ビデオ映像を上映して空間を構成することもあれば(ビデオ・インスタレーション)、音響などを用いて空間を構成する(サウンド・インスタレーション)こともある>。
コラージュは今はインスタレーションと名前を変えたといえるかもしれない。複数の手法の融合による空間構成。

当方の考える超主観空間はインスタレーションともいえる。
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Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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