自然教育園日記 その71 BMC (Best Moment Capture)-1

自然教育園日記 その71 BMC (Best Moment Capture)-1

Nikon1 V3を持っている方でもBMCを使っていない方がいるようです。現状で、動き物撮りに、ミラーレスはとうとうお手上げ宣言をしました。唯一これを助けられるのはBMCであると思います。重要なシステムでありながら、あまり話題になっていないので、あえて取り上げます。Nikon1 V3のBMCはまだ改良を要するので、世間の要望を盛り上げて、使いやすいシステムに近づけていただければありがたい。


以下のコメントは当方の勘違いかもしれませんが、とにかく現在信じていることを述べます。 ミラーレスの液晶なりファインダーなりで見ている絵は1秒間に40コマのスピードで次々に入れ替わる不連続な絵である。それを全部流すと動画になるし、別々に記録すれば40コマ/秒の連写の絵となる。一眼レフは光学ファインダーですから、見た目そのものを切れ目なく見ている。つまりどう転んでも、ミラーレスはシャッターを押してから最大0.025秒のタイムラグ発生の危険性がある。当方の感覚ではセンサーが絵を認識してからファインダーに映し出すまでにさらに時間がかかっているように思える。

下の図の黄色いチョウを撮ろうと思ってシャッターを押した場合、タイムラグのおかげでチョウはすでに飛んでおり、飛び上がる姿は撮れない。まずライブビュータイムラグがあり、ライブビューの絵はすでに遅れている。さらに絵を見てからシャッターを押すまでのヒトのレスポンスのラグがあり、シャッターが機動するまでのラグが加わる。AFの場合はさらにAFがとらえるまでのタイムラグがある。黄色いチョウが飛ぶ瞬間にシャッターを押しても現在まで使ったミラーレスはいずれも黄色いチョウの飛び立つところは撮れない。MFでやっても撮れない。シャッターを押したときに蝶はすでに飛び上がっていなくなっている。いくら連写スピードが速くても黄色いチョウは絶対に撮れないのである。

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BMCはシャッターを押した時点から前に20コマ、後ろに20コマを記録する。もともと不連続な画像が流れているのだから、ちょっと幅を広げて過去の画像を一時的に保存しておけばいいし、後半は連写モードと同じである。この40コマから必要な絵をチップに記録保存して、あとは捨てる。これで黄色いチョウが飛び立つ様は確実に撮れる。飛び立つ鳥やチョウを撮ろうと思うとミラーレスにとって、現状、BMCしか方法が無いように思えるのである。1秒間に40の不連続な絵をもっと間隔をつめれば改善はされる。実際ソニーα6300は間隔を詰めていると聞いている。この間隔を限りなく0にする努力はするとして(これは決して簡単ではないと思う)、当面はBMCがあれば、それほど苦労せずにミラーレスの問題は解決できると思うのである。BMCは単にミラーレスの救世主であるばかりでなく、一眼レフにとっても有効と思われる。クラブの鳥撮りの名人ですら、飛び鳥を撮るには、めくらで連写を重ねて、一日1000枚くらいの絵をとっているのである。問題は後でそこから選んで、いらないものを消す操作で、時間がある人でないとできない大変なのことなのである。発達した一眼レフのAF能力とBMC、さらに明るいレンズを組み合わせることが出来るなら、もう一度一眼レフを買ってもいい。動かない鳥やチョウは大した興味はないが、これらの飛び姿はなぜか魅かれてしまうのだ。

以下全て、Nikon1 V3 + Nikon1 NIKKOR 70-300 VR BMCを使用

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上の8枚はBMCの連続写真である。ノハラアザミからのキチョウの飛び出し方は一定していて、背泳ぎのスタートみたいに後ろに体を投げ出し、途中で態勢を立て直して飛び上がる。BMCで見ると、かなりアラレモナイ姿が曝される。以下キチョウの別のシーンである。現状、陶芸の絵柄にするためにチョウの面白い飛び姿を探して、とにかく記録しまくっている。

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アゲハ

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こんな絵を陶芸に使っても、皆さんに受け入れられないでしょうね?

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クロアゲハ

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カラスアゲハ

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このあたりの舞姿をもっと集めたら、斬新な絵柄が出来ると思うのですが。

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明日に続きます。
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Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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