最後の鳥撮り その7

最後の鳥撮り その7

2016-1-27~28 自然教育園
ここのところ、色々な種類の鳥に出くわします。いつものナカヨシ・メンバーである、メジロ、シジュウカラ、コゲラは一緒に行動することが多いので、それらの片割れを見つけて、その場所に腰をすえて、よく探すと、ナカヨシ・メンバー全体を見つけることが出来ます。最近このメンバーにエナガが加わりました。これとは別に、シジュウカラはガマの茎の虫を盛んに食べるのですが、このガマ・ファミリーに最近ジョウビタキが加わりました。面白いことに普通は木をつつくコゲラがガマの茎をつつくので、これもガマ・ファミリーといえます。少し大きめの鳥ではヒヨドリが年間を通じて幅を利かせているのですが、今年はツグミの大群が現れて、ヒヨドリもたじたじ状態が続いています。このツグミの大群は木の実をあっというまに平らげてしまうので、一日ごとに大群の食事の場が移動します。食事の時以外は高い木に群れてとまるので、<ツグミのナル木>が出来上がっています。これが一斉に飛び上がる様が撮りたいものだと狙うのですが、いまのところ成功していません。


以下機材はOlympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm
最近買った、富士フィルムX-T10を飛び鳥撮りに適合させることが難しく、再びOlympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mmのカムバックとなりました。ヒヨドリを卒業して、小さな鳥の飛び鳥撮りに挑戦すると、Sony α7RIIやα7Sの5コマ/秒ではまず無理なので、10コマ/秒のOlympusに戻りました。

さて、新顔の富士フィルムX-T10についてです。
富士フィルムX-T10の8コマ/秒でも何とかなるし、8コマでバッファーがいっぱいになっても、8コマ一発勝負でも何とか実用になります。シャッタータイムラグはSony α7RII/Sよりは速そうでこれもOKで、ここまでは予想通りなのですが、 予期しない富士フィルムX-T10の問題点にぶつかりました。ISO6400が上限でこれ以上ISOを上げる拡張操作するのに、いちいちメニューに戻らないといけない、連続してISOを拡張できない。これでは秒を争う鳥撮りは出来ない。レンズが暗い現システムでは致命的。とりあえず撮るということができません。富士フィルムX-T10は画質を優先する思想が支配しているために、画質を犠牲にする撮り方はわざわざやりにくい操作になっているのです。なにか解決法を考え出さないと、シャッタータイムラグを理由に4K動画の雄、Panasonic Lumix GH4を追い出して、後釜にすわった富士フィルムX-T10はあっというまにISO問題で挫折するということになります。
現状ではしかたなくOlympus OM-D E-M1のカムバックです。風前の灯であったマイクロフォーサーズは首の皮一枚でつながりました。Olympus OM-D E-M1の総合力恐るべし。
AFが合う環境ではOlympus OM-D E-M1は楽ちんにいい絵をつくります。
しかし、AFが合う環境と合わない環境の差別は明確で、合わない環境ではどうやっても合わない。この日も、カワセミと目の前のシジュウカラのチャンス2回、AFが合わずに、見事に逃しています。
AF-MFのミックス撮影をしたいのですが、これが当方にはとってもやりにくい。それに最近気づいた連写直後のブラックアウトというOlympusにはあるまじき不可解な問題点が浮かび上がってきました。

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Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm

これは最近ちょくちょく現れるオオタカの幼鳥。

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Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm

偶然に飛ぶところを撮影できました。もうちょっと連写シャッターを押していれば、もっといい飛び鳥が撮れたのでしょうが、予期していなかったので、シャッターを放してしまいました。これはとっても残念。

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Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm

再びオオタカが止っているのを見つけて、今度は連写シャッターを充分動かすことができたのですが、遠くて邪魔な木が多く、これも十分な絵が撮れません。

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Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm

ガマ・ファミリーのジョウビタキ。シジュウカラ同様、ガマ・ファミリーの飛び鳥撮りは難しい。いまのところまともな成功例がない。

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Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm

シジュウカラ飛び鳥もまだ撮れない。

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Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm

エナガもよく動く。一か所でポンポン動き回るので、連写を繰り返すことが必要になる。連写メモリーが問題となる。しかし、一か所で何回かトライできるので、時々飛び鳥が撮れるが、遠くが多く、なかなかまともな絵にならない。

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富士フィルムX T-10 + Pentax DAL 55-300mm x1.4

偶然に目の前で幹をつつくコゲラに遭遇。暗いので撮影はつらい。コゲラの飛び鳥撮影は何度失敗したことか。さんざん動き回ったすえに、プイッと飛ぶのでなんとも難しい。今回も逃す。

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Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm

コサギはいつでも、アオサギは時々いるのだが、いつでも撮れると思うと、長い間、飛ぶまで待つのが面倒で、いつも無視してしまう。

わんさかいるツグミの飛び鳥は意外に面倒で、飛び出すときに、羽を広げずにストンと飛び降りてから途中で羽を広げるので、なかなか面白い絵が撮れない。しかたなくズームを広げてとるから、迫力が出ない。

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富士フィルムX T-10 + Pentax DAL 55-300mm x1.4

鳥ごとの飛ぶ寸前に起こす行動について、少しづつ学んでいて、フライングで連写するようにしているのだが、まだまだである。一番にくらしいのは、木にとまった鳥の飛ぶ方向を予測して、そちらのスペースを空けてカメラを構えていると、ヒョイッと向きを180度変えて飛ぶ奴がいる。それまで2分ルールで待ったあげくのはて、これをされると頭に来る。2分ルールというのはもともとヒヨドリ用に作ったもので、2分まつと、かなりの確率で飛ぶので、カメラを一羽にかまえて、120数える。飛ばなければ、他の鳥に移動する。他の種類の鳥ではこのルール通りに行かないことも多い。最近は、そわそわしている落ち着きのない鳥を探して撮る。

これから鳥撮りしようという方には、写真クラブの鳥撮り名人が推薦する機材、Nikon D7200+Nikon 300mm単焦点レンズ(AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR)がベストであることは間違いないようだ。この300mmが驚異的に軽い(755g)のに、性能がとってもいいことがベストの理由。上記組み合わせでtotal 1375g 、レンズは発売して間もないので中古は無理だが、カメラを中古にすれば26万円前後(中古カメラ8.8万円、新品レンズ17.4万円)で用意できる。ただし、さらにニコンテレコンx1.4が必要ですから、旧型中古が25000円で200gほど足さなければなりません。1.5kg で30万円のコースです。名人はAFでバッチリであるといっていました。本当に鳥撮りやる方は、迷わずにこのシステムを買った方がいいですよ。

これに対抗するチープシステムは、Olympus OM-D + Olympus 75-300mm F4.8-6.7II
当方のシステム、全てを含む実測985g。 中古カメラ8万円、中古レンズ4万円 計12万円。だいぶ楽なコース。

ちなみに、Olympus OM-Dにこれから販売される300mm単焦点レンズM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO(1.27kg)をつけると  総計1.75kg で中古カメラ8万円、レンズ28.8万円、総計36.8万円となります。新発売300mm単焦点レンズの持つ意味がとっても微妙です。

当方はこのNikonシステムを買っても鳥撮り以外の使い道が思いつかないので、買わないだろうな。30万円あれば、ZeissのLoxia50mm と21mmを買うだろうな。まだ10万円あまる。
早く、個性的レンズを楽しむ世界に戻りたい。花が咲き始めたら、鳥撮りは間違いなく中断する。

鳥撮りはミラーレスで何とかすることを意地でも続けるぞ。出来なきゃ止めだ。
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Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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