Sony α7RII試写 ~その15 最新AFレンズ VS オールドMFレンズ 広角領域編 ~

Sony α7RII試写 ~その15 最新AFレンズ VS オールドMFレンズ 広角領域編 ~

2015-9-23 場所 東御苑、カメラ Sonyα7RII only

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左から
フォクトレンダー・ウルトラワイド・ヘリアー12mm F4(今回の試写には不参加)
フォクトレンダー・カラースコパー21mm F4
Zeiss Distagon 18mm F4 ZM+フォクトレンダーVM-E Close Focus Adaptor
Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF
Sony/Zeiss FE 16-35mm Vario-Tessar F4 ZA
Zeiss Distagon 21mm F2.8 ZF (今回の試写には不参加)

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F4 ZM+フォクトレンダーVM-E Close Focus Adaptor

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F4 ZM+フォクトレンダーVM-E Close Focus Adaptor

寄れるという点では18mmZM+Close Focus Adaptorが圧倒的。

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F4 ZM+フォクトレンダーVM-E Close Focus Adaptor

他のレンズと比較にならないので、すこし離れて撮影。

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F4 ZM +フォクトレンダーVM-E Close Focus Adaptor

さらに離れて撮影。

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF

ZFは寄れないけれど、下のトリミングではしっかりと魅力的絵を提供する。これがZFの真骨頂。

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF

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Sony α7RII + Sony/Zeiss FE 16-35mm Vario-Tessar F4 ZA (18mm)

今日、まったくのびっくり、何か勘違いしているに違いない。
Sony/Zeiss FE 16-35mmはMFで撮ると、最短撮影可能距離が全然寄れない。ところがAFで撮ると、下のように、とんでもなく寄れる。
シーンセレクションでマクロモードがあることを当方はすっかりわすれていました。AFにすると、自動的にマクロモードに入るのかもしれない。 マクロモードって、どれくらい役立つのかな? これで18mm ZF問題も解決してしまうのかな? 家に帰って色々やってみるが、AFとMFで最短撮影可能距離は同じようですし、マクロモードでもっと近づけるようでもないし。この試写の時になにか間違えたに違いない。 でも、コンデジならともかく、レンズ交換カメラがそんなに簡単に寄れるようになるのかな????  すみません、マクロモードは宿題にしてください。

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Sony α7RII + Sony/Zeiss FE 16-35mm Vario-Tessar F4 ZA (18mm)

しかしながら、AFではメシベにフォーカスできない!

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Sony α7RII + フォクトレンダー・カラースコパー 21mm F4 VM +フォクトレンダーVM-E Close Focus Adaptor

21mmもこれくらい大きな花なら、充分クローズアップできる。

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Sony α7RII + フォクトレンダー・カラースコパー 21mm F4 VM +フォクトレンダーVM-E Close Focus Adaptor

少し離れて撮影。

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F4 ZM

焦点を合わせているのは正面のビル。しかしその横のクレーンを拡大してみると。

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F4 ZM

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF

ZFの拡大は、他のレンズに比して、なぜか生々しい臨場感を持つ。

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Sony α7RII + Sony/Zeiss FE 16-35mm Vario-Tessar F4 ZA (18mm)

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Sony α7RII + Sony/Zeiss FE 16-35mm Vario-Tessar F4 ZA (18mm)

解像はしているが、オモチャっぽい。

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Sony α7RII + フォクトレンダー・カラースコパー 21mm F4 VM 

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Sony α7RII + フォクトレンダー・カラースコパー 21mm F4 VM 

フォクトレンダーはZMとよく似ている。

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F4 ZM

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F4 ZM

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F3.5 ZF

ZMより、木々が生きている。しかし、不思議なことに、これが、全体的に重たい絵という印象をふと与えてしまうこともあるのだ。

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Sony α7RII + Sony/Zeiss FE 16-35mm Vario-Tessar F4 ZA (18mm)

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Sony α7RII + Sony/Zeiss FE 16-35mm Vario-Tessar F4 ZA (18mm)

オモチャっぽい。ツイートの時の様に、面白味のない、当たり障りのない絵となるのである。

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Sony α7RII + フォクトレンダー・カラースコパー 21mm F4 VM 

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Sony α7RII + フォクトレンダー・カラースコパー 21mm F4 VM 

安価なレンズの割には立派なものだ。ZMよりきめが細かい。
  こんな、細かいことを議論するのは、よく言えばSony α7RIIの高画素のなせる業。悪くいえば、画素数の低いSonyα7Sだったら、こんな議論は起きないで、平和に過ごせたかもしれない。

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F4 ZM+フォクトレンダーVM-E Close Focus Adaptor

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F4 ZM+フォクトレンダーVM-E Close Focus Adaptor

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F4 ZM+フォクトレンダーVM-E Close Focus Adaptor

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Sony α7RII + Zeiss Distagon 18mm F4 ZM+フォクトレンダーVM-E Close Focus Adaptor
ただ、Zeiss Distagon 18mm F4だけ見ていれば文句ないのかもしれない。

結論が出てしまいました。
1、Zeiss Distagon 18mm F4 ZFはなぜか絵が生々しい。この感触が、それ以外のレンズの絵に満足できない原因なのだ。Zeiss Distagon 18mm F4 ZFとZeiss Distagon 18mm F4 ZMはおなじDistagon 18mmでも作る絵は違う。これは違うレンズだ。
2、寄れるという点ではZeiss Distagon 18mm F4 ZM 18mmが抜群。しかし、絵が雑だ。これがZeissか?と思うほどの雑さである。
3、Sony/Zeiss FE16-35mmはAFで相当寄れるという発見があったが、AFでは思ったところに自由にフォーカスできない。
4、touit 12mmでも、Sony/Zeiss FE16-35mmでも最近のZeissは安易な妥協をしているように思えてしょうがない。生々しいのでなくて、オモチャっぽい絵が最近のZeiss AFの傾向なのか? 最近のZeissの連中は名画を鑑賞しないで、アニメばかり見ているのか? 最近のZeiss LoxiaもZeiss Batisも本当に信用できるのか? 当方は、デカい古典的SLR レンズ(ZF, ZE, ZK)だけを信用した方がいいような気がしてきた。

今日はフヨウという大きな花を相手にしているので、Zeiss Distagon 18mm F4 ZFが対抗できるが、小さな花をZeiss Distagon 18mm F4 ZFで撮ることが出来ない。といって、ZFを使ってきた者にとって、Zeiss Distagon 18mm F4 ZMで代替するのは無理だ。 Zeiss Distagon 18mm F4 ZM礼賛は一日で崩れてしまった。Sony/Zeiss FE16-35mmのAFは結局使えないし、  絵が今一つ味が無い。 広角領域の八方ふさがりは結局解消できていないのである。  今日の結論に茫然としている。

 そして、本日(2015-9-24)当方はどうしたか? 猛然と反撃に出た。レンズ収納ボックスに入っている、使用頻度の少ないレンズ4本とアダプター1本を下取りにして、何とたった1本のZeiss Distagon 21mm ZFの購入に走ったのです。~試写その14~ でさんざん迷ったあげくのはて、Zeiss Distagon 18mm ZMを買ってしまったのだが、これはとんでもない間違いだった。そのとき買わなかったZeiss Distagon 21mm ZFを根性で買い足した。フルサイズ・広角レンズ領域でモンモンとして続いてきた、いかんともしがたい苦悩にZeiss Distagon 21mm ZFが終止符を打ってくれると信じたからです。

このめまぐるしい変化の根源は無論Sonyα7RIIを新規購入したことにあります。      1)Sonyα7RIIがオールドレンズ/オールドスタイル・レンズを見事に受け止めることがはっきりしたこと。
2)今時の最新レンズはオールドレンズにその<絵の味>でとうていおよばないこと。
3)最新テクノロジー自慢のAFは当方の撮影目的では、役に立たないこと。 
その結果、Sonyα7RIIの相手として、フォクトレンダー・ウルトラワイド・ヘリアー12mm F4 VM、Zeiss Distagon18mm F4 ZF,  Zeiss Distagon 21mm F2.8 ZF 、 ペンタックスFA 31mm F1.8 limited、フォクトレンダーNOKTON 50mm F1.5 VM、ペンタックスAF 77mm F1.8 limited、Zeiss Plannar 100mm macro F2、Lica Tele・Elmar 135mm F4 MMというMFオールドレンズの布陣がいつのまにか出来上がったのです。

今回はとうとうZeissを買うためにZeissを売ることになりました。単焦点Zeissでも使用頻度と展示会作品への出展頻度で選別される段階にはいったのです。さらにライカ・テレエルマー135mmを購入。焦点距離135mmは不人気なので、ライカといえども安い。ライカの味を知るために購入。オールドレンズで行くならLicaを理解しない訳にはいかない。 さて、Zeiss Distagon 21mm ZFとライカ・テレエルマー135mmの試写へと向かいましょう。オールドレンズ・MFの完勝となるのでしょうか? お楽しみに。



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Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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