Sony α7RII 試写 ~その8 coBORG編~

Sony α7RII 試写 ~その8 coBORG編~

2015-9-4
coBORGはAPS-C仕様で使っているので、実質330mm。シャッター速度は全て1/1000、
coBORGの絞りは一定でF5.6。手持ち撮影、coBORGは当然MFである。場所は自然教育園。さて、Sony α7RIIに望遠を付けたMF撮影はどうなるのだろう?
以下全てSony α7RII+coBORG

mft1.jpg

最短撮影距離(2m?)からのショットをトリミングすると、

mft2.jpg

これ以上のトリミングには耐えられないほどの解像である。

mft3.jpg

mft4.jpg

このケースも同様である。

mft5.jpg

mft6.jpg
このケースはまだ見られるが、いずれもSony FE 90mm macroの解像には全く及ばない。

これはcoBORGレンズの限界といえばそれまでであるが、次の例を見ていただきたい。

mft7.jpg

mft8.jpg
トリミング

mft9.jpg

mft10.jpg

チョウに警戒されない距離からの遠距離撮影で、色々なチョウの形が撮れて面白いのだが、これだけトリミングしても、意外に形がしっかりしている。遠距離の方が、Sony α7RIIの高画素数が生かされている。これは何を意味するのか? 近距離でのトリミングの方が拡大出来ないと言うことは、レンズの解像力というよりはMF撮影によるピントブレが近距離でおこりやすいということに違いない。遠距離のほうが手振れの影響を受けるのだが、これは5軸手振れ補正がきいていて、遠距離はピントブレが目立たないだけにトリミング耐性が生まれているのだろう。

mft11.jpg

これはISO12800

mft12.jpg
トリミングするとかなりノイズが目立ってきている。

mft13.jpg

これはISO6400

mft14.jpg
トリミングしてゆくとノイズが気になるが、ISO12800よりはかなりましである。

coBORGの絞りはF5.6で一定であるから、シャッター速度1/1000で暗いところを撮るとすぐにISO 10000近くにいってしまう。Sony α7Sを使ってもノイズ発生は似たようなものだ。 
結論をいうと、Sony α7RIIはSony α7Sに比べると高感度特性が問題ではなく、手持ちMFで近距離でのピントブレが致命的である。しかし、遠距離になればピントブレが減るために、その高画素数のメリットがでてくる。 Sony α7Rも十分高画素数であり、中禅寺湖のしぶき氷撮影で、coBORGが活躍していたことを考えると、Sony α7RIIでもcoBORGでの手持ち遠距離撮影は可能だろう。しかし、手持ち近距離撮影はSony 90mm macro F2.8 GレンズでAF撮影に任せるべきだ。 
Sony純正のFE望遠ズーム(FE 70-200mm F4 G OSS SEL70200G)を与えてAF撮影すれば、近距離(最短1m)から遠距離までOKとなるが、重量はカメラ・レンズで1.5kg、当方の許容範囲限界ギリギリである。こうなると、重たい望遠ズームを抱えて、ほとんどをこれ1本でまかなうみなさんの標準的撮影スタイルそのものになる。
 Sony α7RIIになると、だんだんSony純正FEレンズをそろえることに向かってしまう。ニコンD800Eの時と同じ傾向だが、価格と重量はSony FEの方がだいぶ楽である。





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<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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