ベルリン・フリー旅行 その14

ベルリン・フリー旅行 その14 最終日、お別れ前に訪ねた所とは?

最終日(2015-5-12)
最終日は午前中が使えます。ミュンヘンの最終日と同じように、中央公園を散策してから、一か所観光してベルリンを終了と考えました。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ベルリン中央公園ティーアガルテンはどこへ行っても森とおもって、適当にZoo駅で降りて歩き始めました。カイザー・ウルヘルム記念教会に出会ったのですが、一向に森が見えてきません。この教会は旧建築と新建築が同じような大きさで並立しているのがわかりますか。工事中でしたが、新建築はとても斬新な建築物だそうです。このあたりは各国の大使館が集まっていて、折しもイスラエルの首相が訪問中ということで、厳重警備状態でした。道路を封鎖され、遠回りしているうちにどこを歩いているかわからなくなり、通りかかったインド人風の紳士に道を聞くと、公園の森の入口まで連れて行ってくれました。大使館に関連する方のようでした。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + coBORG

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Canon IXY

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Sony alpha7R + coBORG

森ですが、出足が遅れているうえに、森の中で迷って、のんびり歩くというよりは、時計をにらみながら歩くことになりました。適当に切り上げて、タクシーで最終目的地、ユダヤ博物館に向かいます。<毒を食らわば皿までも>ということで、ユダヤ人への理解に最終時間を当てました。

この博物館はモダンな建築で、建築自体を目的で訪れる人もいます。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ホロコースト(大量虐殺)への道と亡命への道の2つの選択肢を示す強い傾斜のある廊下。
確かに亡命という道を選択した人も少なくなかったのでしょう。その決断の持つ意味を、そんなことを考えたこともない当方に、確かにこの廊下は迫ってきます。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

右の道のどんずまりの部屋は真っ暗で、一部の明り取りがあるのみで、行き止まりの空間です。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

左廊下に続く道の先は、屋外にユダヤ人の混沌と不安を表わすコンクリートの柱の隊列があり、その先にはユダヤ人の歴史を展示する迷路のような部屋が続いています。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ユダヤ教では富と豊穣を表わすイチジクの木に七夕みたいに願い事を書いた札を下げるのです。我々も下げてきました。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

おそらく、西暦300年くらいに、ローマ軍の進軍にともなって、シュケナズ地域(ドイツ、北フランス、東ドイツにまたがる地域)にユダヤ人が進出したのだろうと思われています。ニンニクは中世時代のライン川沿いの3つの都市に存在していたユダヤ人集団の団結を表わしています。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ここで分かったことは、ユダヤ人排斥運動というのはユダヤ人がこのドイツ地区に住みついたころからずっと存在しており、たとえば、キリスト教の十字軍によるユダヤ人虐殺があります。これはキリスト教人の消えることないユダヤ人排斥の根源を表わしています。しかし1847年一時はプロイセンにおいて、 ドイツ人と対等な待遇を得ます。その後、排斥の再発と権利の獲得の波をいったりきたりしたのですが、さらにその後、ユダヤ人排斥運動がだんだんエスカレートして、ヒットラーはそれを利用して、大衆を誘導していったのです。結局ユダヤ人抹殺運動により、ヨーロッパ全土で約600万人のユダヤ人が虐殺されました。
当方はサイエンスの分野で活動して、ユダヤ人の能力がいかに優れているかよく知っています。ボストン・MITに留学した先もユダヤ人の教授でしたし、ワシントンDC・NIHに留学した時もユダヤ人の教授であり、アパートの周りのユダヤ系の子供たちがいかに頭がいいかを実感しています。音楽の世界も、ビジネスの世界もユダヤ人が世界中をおおっているのです。それがなぜ迫害されるのか? 自国を追われた民族は通常、周囲と同化して吸収・消滅してゆくのです、日本でも台湾でもアメリカ大陸でもどこでもそうです。ところがユダヤ人はあまりに優秀で、団結力があり、自分たちの宗教や民族性を固辞する故に、消滅するどころか拡大し、しかも優秀である故に恐れられ、迫害されることになります。ユダヤ人の中でも、ヨーロッパの近代国家に中に浸透して行くことを望む集団とむしろ古典的なユダヤ人の国をパレスチナに再建するシオニズム運動に分かれ、結局シオニズム運動よりは、世界中の社会の上層部に浸透し行くのがユダヤの流れであり、いつのまにかユダヤ人は世界を動かす大きな力となっています。 
また脱線です。朝鮮半島を追われた百済人、新羅人、高句麗人は日本の上層部に浸透して、同化しているようで、実は日本を動かす力の一部になっているのではないかという当方の考えはあたっているのでしょうか? おそらく我々のDNAの一部としてですが。それらのDNAの多い少ないで、どうしても戦いの好きな人と、どうしても融和が好きな人が出来上がってゆくのです。この旅の出発の時から、飛行機の中でも、安倍内閣の方向に対する自分の考えを固めようとしています。固めておかねばならないと思っています。これは後で、書いてみましょう。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

米国人ダニエル・リベスキンド設計の超モダンな建物とプロイセン時代の役所建物が並列・連結しているのがわかりますでしょうか。この連結に過去から現在・未来にわたる流れの意味を持たせているのです。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

お昼はベーグルサンドとキャロットケーキ一個づつ。キャロットケーキの上にマジパン・ニンジン飾りがかわいい。  外の庭に藤のトンネルがあるのがわかりますか?

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

なんと、ここも厳重警備状態、博物館前の車線が完全に止められています。イスラエル大使が来るのでしょう。


あとは、1時に来た、送迎ハイヤーにのって、空港へ、フランクフルト乗り換えで、羽田へ無事到着。不思議なことに行きより帰りの機内食の方がましだった。行きは日本で積んで、帰りはベルリンで積むはずなのに。

羽田から、品川について、駅ビルで昼飯をゲット、日本のデパ地下をみると、なんと日本は素晴らしい国なのだろう。<日本の素晴らしさを実感するために海外旅行するのではないだろうか>とすら思ったのです。

明日は旅行後記です。
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山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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