カメラ独り言 2015-1

超主観空間を考え続けています。
写真/カメラの世界は大きく変化すると思うようになりました。
カメラの生み出した真実を写すということは、写真は絵やCGと違って実写であるという、ある意味、アイデンティティーというか誇りというか、そんな概念を写真を撮っている人もそれを見る人も持っていて、そこに暗黙のルールがあると共に縛りがあった。写真展には枠にはいったプリントが飾られていると決まっている。
そんな枠の中で、人と違った表現をしたいと色々工夫がこらされてきた。
写真はカメラというものが作り出した代物であり、人間は凝り性なもので、見て楽しいような<実用でない写真>の世界を作り出した。これを、異論はあるかもしれないが、めんどうだから<芸術写真>としておきましょう。良く考えてみると、報道とか情報伝達には真実を伝えなければならいが、見て楽しいと思う作品はなにも真実である必要は無いのだ。
写真展も印画紙のプリントが飾ってある必要もないのである。この世界はあくまでフィルム・カメラがつくりだしたものだ。カメラのデジタル化に伴って<芸術写真>も変化するのが当然である。デジタルカメラは銀板カメラにどれだけ近づけられるかという考えで進んできた。ある時点からポッコリと方向を変えてあたりまえなのだ。目標は銀板写真でなくて、デジタルアートの世界になった。そのNew Worldは色々な世界が融合して、もはやこれまでのカメラの概念は消滅してしまうのである。実写というのは一つの軸にすぎなくなる。 銀板写真の概念がもつ縛りのなかで、しのぎをけずって、人と違うことをしようと、見る人にとってあんまり意味のないトリッキーな仕掛けにこだわる必要もない。もっと自由に、自分のいいたいことを表現すればいいのではないか。デジタルアートの世界は太平洋のようにひろいのだ。これまでの写真の世界は小さな湖であることに気が付くだろう。写真の世界もデジタルアートの世界もテクノロジーに立脚している。カメラが出来て写真ができ、種々のデジタルテクノロジーが進歩すると新しいアートが出来るのが自然なのだ。
  パンドラの箱は開いた。カメラはデジタルアートの世界に引きずり込まれて行くだろう。
カメラメーカーはカメラを作るときの軸足をデジタルアートの世界におかなければならない。ユーザーを引き込むエポックメーキングな商品は何か?  
カメラメーカーの動きを待っているわけにはない、当方はこれから何をしたらいいのだ? 超主観空間に入り込むにはどうしたらいいのだ?

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山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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