新しい世界へ その4

新しい世界へ その4

6月20日(金曜)
ショックなニュースが入ってきました。ニコンがビジネスの重点をカメラから医療機器へシフトすると宣言したのです。あれだけ、自信満々にこれから展開するニコンの新しいカメラを見てくださいと言っていたのが半年前。オールドファッション高性能ニコンDF, 15m防水カメラ ニコン1 AW1、最速AF追従 ニコン1J4と矢継ぎ早にこれでもかという製品を出して、いろいろグランプリをとって。何で急に、カメラをあきらめたのでしょうか。実際はあきらめたとか医療機器に移るとか極端な表現はしていませんが、これ以上カメラで売り上げを拡大出来ない、あるいは売上減少を止めることが出来ないと悟って、拡大できるのは医療機器と言っているのです。ニコンはあらゆる手を売ったのにカメラの売上減少を止めることが出来なかった事実を前に、株主に次なる戦略を提示しなければならなかった。日本の医療機器は輸入超過が続いており、政府は医療機器のまきかえしに躍起となっています。ニコンが医療機器に力を入れるといっても、だれも反対しないに違いないと思って、医療機器へ重点シフトを宣言したのでしょう。
  半年前にソニーがVAIOを売ってしまいました。このソニーとニコンの決断に、とっても情けなく、がっかりしているのです。思い切りよく転換して成功した、富士フィルム、カシオ、ミノルタがあります。ミノルタは成功とは言えないかもしれませんが。富士フィルムはとっても期待が持てる転換です。それに比べると、ソニーもニコンもなんともいやな気分がします。ニコンの医療機器は拡大できるでしょう。しかし、カメラの減少を止められないという経営がなさけない。前に言いました、ニコンの経営は間違っている。上から目線の、支離滅裂な経営であると。富士フィルムが転換する時に、旧体制の偉い方は、全く違った経営者を招いて、その裁量にまかせました。蓄積した力を利用するという路線はとりましたが、決して旧経営の流れでそれをしたわけではありません。ソニーもニコンも経営者が自分たちの経営方針を温存したまま、口先で株主の追及を逃れようという、その場しのぎの経営です。ニコンよりソニーの方がもっとひどい、次なる展開すら提示できていないのです。
  以前、当方が書いたでしょう。次なるカメラの世界を。だれも読んでくれなかったようですが。ソニーがそれをやるかと思ったのに、根底からくずれてしまった。ニコンは遅れながらでも、カメラの新世界へ転換すると思ったのに、相変わらず旧態然とした考えのままで、医療機器へ逃げ出そうとしている。両社の経営者がこのブログを読むわけはないけど、読んだとしても、何言っているのかわからないでしょう。自分たちの経営が間違っていたなどと思ってもいないのだから。
  次なるカメラの世界を描けないのでしょうか? 一眼レフとスマホの対決なんて見方は意味ないです。ユーザーが本当に欲しがっているカメラはなんですか?現在のカメラで十分ですか?そんなはずないでしょう。自分達が作り出したカメラがカメラである、それが売れなくなったのだから、カメラは売れない時代にはいったのだ、という考えを<上から目線>というのです。もっとも、ユーザーさんもニコンのカメラワールドにぬくぬくと漬かってしまっているのですからどうしようもないです。
  きっと、ニコンはまた言うことが変わるでしょう。医療機器でもそうかんたんに売り上げを伸ばすことはできませんよ。そうすると、またカメラでやりなおすと言い出すに違いありません。経営が支離滅裂なのですから。
  ソニーは、落ちるところまで落ちないとダメでしょう。あるいはソニーからスピンアウトした人が新しいソニーを作ることになるでしょう。ソニーはなにがダメかというとビジネスの基本が消滅してしまっている点です。格好ばかり追いかけて、儲かるまでのた打ち回ることを忘れているのです。ダメならすぐやめて次のかっこいいことに移ってしまう。そんなビジネスはありえません。この2社の経営者は自分が見えていないのです。いや、ねっから本質を見ようとしていないのです。
  もっといいますと、ニコンさんは自分達の作り出したカメラの世界のプライドと、そのプライドの世界に住んでいるユーザーを見て経営しているのです。次の世界のイメージがあるわけではありません。よって、ユーザーの動きにあわせてプライドを維持するために、右に左に動くので、その世界の外から見ると支離滅裂に見えるのです。ニコンワールドのユーザーは大事です。それは大切にしましょう。しかし、1/3の勢力を全く新しい指導者に託すのです。次のカメラの世界を作る人は現在のニコンワールドの人ではだめです。
ソニーはアメリカ式株主優先的主義の為に、数字合わせと、その場しのぎをやっているわけです。アメリカ式にやり方だけ真似ても、従業員の大半は日本DNAが支配しているのですから、無理があります。もっときめ細かく丁寧にビジネスをやらねば。もう遅いですから、各部門を全部分社して、勝手に生き残るべくあがくのです。優秀な人がいっぱいいるのですから、幾つかは生き残るでしょう。
カメラに関してはもう一つのファクターがあります。ニコン、キャノンはまだレンズに期待しているのです。これはそう簡単に追従できまいと。レンズだけがアナログなのです。この最後に残ったレンズへの期待が方針の裏にあります。ニコンはレンズを武器に医療機器に世界を拡大するつもりですし、キャノンはレンズを全面に出した広告をさかんに展開しています。 さて、次なる世界は当方の最近のカメラ事情2.3.4あたりを読んでください。レンズもデジタル化されるのです。

以下、Sony α7R + ソニー・ツアイス・ゾナー135mm の世界

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なんだかわかりますか。わからなくていいです。

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葉っぱの表情と小さなハチを捉えることを両立させることはなかなか難しい。

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スローシャッターで撮ろうと思っていたのですが、水面に大きな波が無い時は、スローシャッターはかえって水面の表情をつぶしてしまうことに気が付きました。むしろ早いシャッターの方が表情が生まれる場合があることに気が付きました。

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以下、Sonyα7R + coBORGの世界です。

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なるほど、この時期になると、ルリシジミはこういう、痛々しい状態になるのですね。

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葉っぱの生命力に元気づけられるのは当方だけでしょうか?

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なぜかcoBORGは写真に決心を与えます。

6月22日(日曜)
降り続く雨がふと止んだ時を狙って、定例の自然教育園散歩。雨の日だからこその場面もあるのです。

以下、Sony α7R + コシナ・ツアイス・プラナー 100mm macro

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以下、Sony α7R + coBORGの世界

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山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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