ミラーレスでの風景写真への挑戦 その14 (最終回)

ミラーレスでの風景写真への挑戦 その14 (最終回)

ミラーレスの話をずっと書いてきました。この辺で、カメラの話はいったん終了しましょう。 カメラより、撮影の内容に話題をもどします。もともと、<旅のブログ>だったのですから、カメラの話が中心ではおかしい。今日は、最後にミラーレスの話をまとめてみます。

当方に必要なカメラは大きく分けて3つのジャンルにわかれます。
1)気を入れた撮影。この時は三脚を立てて、一か所で1,2時間を費やします。単焦点レンズ(写りがいいし、個性があるから)、マニュアルフォーカシング(自分で焦点を合わせるところを決めるのは当然)、手振れ補正はカット(三脚の時は共振を防ぐために手振れ補正はカットが常識)です。出来るだけ受光面を大きい方がいい(これがベストと信じて堂々と撮りたいから)。しかし、対象が風景ですから、重すぎるわけにはいきません。何が必要か、フルサイズミラーレスです。なぜミラーレスか、1)持てる道具の重さをレンズに振り分けたいのでボディーは出来るだけ軽くする必要があること 2)これまでのレンズ資産を使いたい。どのレンズでも使えるのはミラーレスしかない。 見た目だの、触感だのは二の次です。
いまのところレンズが交換できるフルサイズミラーレスが存在していない。どのメーカーが一番最初に発売するか? 第一候補はソニー、次が無い。ペンタックスは冒険する余裕はないし、レンズが無いので、フルサイズミラーレスはまず無い。あるとすれば、リコーGXRの延長で開発費をかけずに、レンズは他社さんまかせのマウントA12のフルサイズ版でリコーさんの顔を立てたり、とりあえずのメンツを保つのが目的という筋立てのみ。意外に、富士フィルムが出すという噂がネットにでていた。 しかし、APS-Cでもレンズが足りないのに、フルサイズにまでエネルギーを散らすことはないでしょう。 どこでもフラッグシップカメラは数売れなくてもいいので(というか数売れないので)、これは宣伝用で、本命は下位カメラ。必ず下位カメラを充実させて、こちらで稼がねばならない。次のことは稼いでから。 フルサイズミラーレス出しても、ミラーレスはセカンドカメラと皆が思っている内は、宣伝にもならないから、先陣切ってやるとしたらソニーさんしかない。ミラーレスの先陣をきったソニーがやれば、ミラーレスが変わるといって皆注目する。ソニーさんはAPS-Cミラーレスのユーザーをフルサイズミラーレスに引っ張り込んで、さらに次のステップへの流れを見せて、APS-Cミラーレスユーザーをさらに増やせる。キャノン、ニコンに向かう流れをどどっとソニーに引っ張り込める。ソニーはすごいんだと思わせたくてα99を出したのだけれど、皆さん乗ってくれなくてDSC RX-1に乗ってしまったので、フルサイズミラーレスをフラッグシップに取り換えるしかない。
当方は、先に述べた理由でどうしてもフルサイズミラーレスを待つしかない。これが決まらないと全体のカメラ布陣がきまらない。これが現在のとってもつらい所。ソニーのフルサイズミラーレスはボディーだけで25万くらいを狙ってくるだろうから、それまでお金を温存しておかなければなりません。Eマウントのフルサイズ化だけはやめてほしいのですが、軽量化ついでに、Eマウントで行くでしょうね、きっと。α99と住分けられるし。すでに、ビデオカメラNEX VG900でEマウントフルサイズをやってるそうですし。まさか、ツアイスがEマウントのフルサイズレンズを開発しているなんてことないでしょうね。 Xマウント・ツアイスの開発ついでにみんなやってしまえということで。 まあ、ちゃんとしたAFも使えるソニー・アダプターがあるから、Eマウントでもいいや。
2)風景でも、街中でも、動き回りながら、次々に撮影してゆくという流動性を重んじた撮影が必ず必要です。この時はオートフォーカシング、手振れ補正、高倍率ズームを選択します。カメラはフルサイズでもAPS-Cでもいい。山に行くと1)と2)を両方やるケースが多いので、フルサイズで両方を賄うことになります。 しかし、フルサイズとAPS-Cを同時に持ちたい。APS-Cはフルサイズにトラブルがあったときの備えと、双方が1.5倍の写角変化がありますから、1本の単焦点で2本分の働きが出来るところがいいのです。高倍率ズームはタムロンやシグマが出すから、フルサイズミラーレス+高倍率ズームという組み合わせは心配することは無く実現するはず。合い方のAPS-Cは富士フィルムX-E1で決まりでしょう。当方は、フルサイズに高倍率ズームを付けて、富士フィルムX-E1に単焦点を付けて、移動しながらバンバン撮ってゆくというスタイルを考えています。現状ではペンタックスK5に18-270mmを付けて、富士フィルムX-E1にツアイス100mm macroの組み合わせでしょう。フジノンの単焦点でもいいのですが。ようは勝負レンズをつけるのです。
3)気軽な旅の友あるいは街中のスナップ写真。 小型であることが必須。高性能のAF手振れ補正、高感度特性と高倍率ズームがほしい。スナップ写真は単焦点がいい場合もある。これを全部満足するのは意外に難しい。 富士フィルムX20が良さそうです。当方は当面、富士フィルムX-E1ですませます。小さくないし、高倍率ズームがないので、目的に合わないのですが。あまり当方の真剣になるジャンルでないので、一番後回しです。

本当はポートレート撮影、室内の撮影、動き物の撮影、夜物の撮影とか、いろいろジャンルがあって、それぞれに装備も違うのでしょうが、これらは当面、当方の目的でないので眼中にありません。

以上まとめると、予想される布陣は
1)ソニー・フルサイズミラーレス
2)ソニー・ツアイス24mm、135mm、Aマウント→Xマウントアダプター
3)タムロン・フルサイズ用高倍率ズーム(28-300mm)Aマウント
4)ツアイス18mm、50mm、100mm macro Kマウント、Kマウント→Xマウントアダプター、Kマウント→Aマウントアダプター
5)富士フィルムX-E1
6)フジノン18-55mm、35mm、14mm
お金が有ったら
7)富士フィルムX20

中心軸がペンタックスから富士フィルムに移ったといえます。

現在、持っているのは4)と5)だけ。1)はまだ商品のめども立たない。ソニー・フルサイズミラーレスがEマウントになったら、ソニー・AFアダプターでなんとかいけるでしょう(KIPON, K→Eマウントもあるし)。リコーがKマウントフルサイズを出せば、全ては丸く収まるのですが。1)が決まったら、手持ちのペンタックス系の品、ツアイスKマウント、limited 単焦点レンズ、 シグマ8-16mm, ペンタックスK5以外を全部売っぱらって、機材を買い替える。


ミラーレスの結論は
1)上記3つのジャンルなら、富士フィルムX-E1はレンズキットが買いの推薦カメラ。他社単焦点レンズも充分楽しめるが、他社ズームはまずつけられないと思った方がいい。
2)ズームを含む、どの他社レンズでも対応できるミラーレスのすぐれものはリコーGXR+マウントA12。
3) 富士フィルムX-E1がウオーム/マイルド系、リコーがストイック/シャープ系の色で、後は好みで選択すべし。操作性は富士フィルの方が無難。
4)富士フィルムX-E1、リコーGXR+マウントA12はメインカメラたりうるか? 前者はレンズを選び、後者は被写体を選ぶ。デジイチより許容範囲が狭い。使う人が軽快さを取って、許容範囲を知った上で、メインカメラと思って使えば、メインカメラになる。 
5)名実ともに、メインカメラたる(作っている人がフラッグシップと思って作る)フルサイズミラーレスの出現を期待する。

これで、当分カメラの話はおしまい。

そうそう、当方が撮ろうと思っている風景写真の条件は
1)どの場所を撮っているか分からないこと。
2)何を撮っているか分からない事、しかし、なにを言いたいかは充分見る人に伝わること。すなわち、皆が、既成概念としてもっている森、海の絵は撮らないが、森、海が伝わること。
3)水を撮ること
4)特別なシーンを対象としないこと、普通のシーンから素直な自然が見えること
5)本物より良く撮れること

この5)が大事で、そのために装備にこだわるのです。

以上、おしまい。しょうもない独り言にお付き合いいただいて、誠にありがとうございました。
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山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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