高麗川物語 その8

高麗川物語 その8

さて、また獅子が交代して、第3幕、<願獅子>
社前にすすみ、社殿を8周り、天下泰平、五穀豊穣、家内安全、商売繁昌等々、氏子崇敬者の諸願成就を祈願する。

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ペンタックスK5, ペンタックス18-135mm

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ペンタックスK5, ペンタックス18-135mm

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ペンタックスK5, ペンタックス18-135mm

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ペンタックスK5, ペンタックス18-135mm

右手からゆっくり出てきた獅子は、そこで溜めをして、いきなり社前に走り込んで、大暴れする。オカメが先陣をきって走りこむのである。一回撮影失敗しても、同じシーンが8回あるので、何度でも撮り直せる。

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ペンタックスK5, ペンタックス18-135mm

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ペンタックスK5, ペンタックス18-135mm


いよいよ最後の場面、第四幕 <竿(さお)がかり>
また獅子が交代。13時から初めてもう16時を回っている。ここまで付き合っている観客は、いい写真がとれなくて立ち去れないカメラファンと、獅子舞の関係者でしょう。
出だしは、わびしい笛の音に合わせて暇乞いの歌が続く。
<日は暮るる、道の根笹に、露もちて、暇もうすぞ、いざ獅子どの> 歌が終わると花が四隅に散る。三頭の獅子は花の匂いをすいながら舞う。

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ペンタックスK5, ペンタックス18-135mm

突如雌獅子と雄獅子の間に竹竿が入り行く手をさえぎる。二頭の雄獅子はたけりくるう。漸く竿をくぐった先獅子が雌獅子のがわにゆく。後獅子はいよいよたけりくるう。後獅子がくぐると竿があがり、三頭そろってひとしきり舞う。

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ペンタックスK5, ペンタックス18-135mm

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リコーGXR+マウントA12 + ニコン AFN70-210mm

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リコーGXR+マウントA12 + ニコン AFN70-210mm

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ペンタックスK5, ペンタックス18-135mm

踊り終えた一行は高麗家宅の前に移動して、最後の踊りを披露する。

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ペンタックスK5, ペンタックス18-135mm

<棒使い>は最後のパフォーマンス。

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ペンタックスK5, ペンタックス18-135mm

高麗家宅前で一踊りして、全てのイベントは終了です。18時近くになっています。

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リコーGXR+マウントA12 + ニコン AFN70-210mm

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リコーGXR+マウントA12 + ニコン AFN70-210mm

みんな、踊り終って、よかったよかったと互いの健闘を称えているのでしょう。これから、みんなで、ご苦労さん会が催されるのかもしれません。 とっても、とってもご苦労様でした。

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リコーGXR+マウントA12 + ニコン AFN70-210mm

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リコーGXR+マウントA12 + ニコン AFN70-210mm

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リコーGXR+マウントA12 + ニコン AFN70-210mm

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リコーGXR+マウントA12 + ニコン AFN70-210mm

もう、夕暮れの高麗川をニコンが上品に写しています。 高麗川駅にむかう道々、なにか60年前の小学校の帰り道を思い出しました。 京成 鬼越の駅をおりて、境川の橋をわたり、田んぼと住宅が混在する道をあるいて、小さな沼の横を通って家に着くのです。
高麗ではもっと広い畑のなかに家々が点在して、遠くには秩父の山々が夕日に光っています。

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<リコーGXR+マウントA12 + ニコン AFN70-210mm >

獅子舞を撮影して見ての感想。今回はペンタッククK5とペンタックス18-135mmが中心でした。 踊りの撮影は、ふるさと祭りで始まって2度目です。 ふるさと祭りの阿波踊りは最初の踊り撮影しては結構いけると思いました。今回はぜんぜんだめです。600枚くらい撮ったのですが、どれも絵になりません。リコーGXR+マウントA12 + ニコン AFN70-210mmはニコンの試写のつもりでした。マウントA12はオートフォーカスでないのですから所詮踊りは無理です。 最近出版された篠山 紀信 ( しのやま きしん)の自叙伝風写真集を立ち読みしました。彼は、写真家の嫌いな当方でも認める、ちゃんとしたプロですよ。ショックだったのは彼がキャノン5DマークII を常用しており、これをほめていることです。踊りを撮ってみると、AFの重要性は勿論ですが、レンズの選択がとても重要なのです。プロがどんな状況でも、まともな写真を撮るためには、AF、ズーム、レンズの明るさ、画質、高感度いずれも妥協できません。どうしてもフルサイズ、キャノン5DマークIIになってしまうのです。 ペンタックスのAFでも撮れるのですが、レンズが無いのです。篠山 紀信がキャノン5DマークIIを常用することはとても解ります。現在はいっぱい新しいフルサイズが発売されて、キャノン5DマークIIは中古で15万円ほどに低下しています。マジに写真を撮ろうと思うとペンタックスはレンズがないのです。ひょっとすると当方が白ペンキおじさんになっているかもしれません。篠山 紀信の影響大です。
   今回の撮影では不思議と白ペンキおじさんがいませんでした。一眼おばさんもいません。 キャノンかニコンのフルサイズをもったいかにも写真が好きそうなマニア達です。フィルムカメラもいました。目立ったのは、着物をきてミラーレスを皮ケースでおしゃれして、これを2台ぶらさげた、徹底的に<粋>を狙った若者がいました。ミラーレスはフジフィルムのX-Pro1かもしれません。フルサイズのおじさんとミラーレスの若者。当方は、ペンタックスの18-135mmなどというお遊びズームレンズとリコーGXRに中古レンズという一ランク下のいでたちで、論外ですが、このとき思いましたね。 高画質のミラーレスをライカ・レンジカメラ風にぶらさげる撮影スタイルは、フルサイズおじさんよりもずっと魅力的、スマートな撮影スタイルになるかもしれないと。それで同じクオリティーの写真をたたきだすなら、ごつくて重たいカメラをぶらさげて、おれは素人さんとはちょっと違うんだというスタイルをミラーレスの<粋>が密かにせせらわらう時代が来る予感がしています。なお600枚撮って、いい写真がないのは、当方だけの責任では無いと思っています。 獅子舞の連中は一週間前から練習を始めるのだそうです。毎年やっているかもしれませんが、プロではありません。 プロの踊りは違います。 歌舞伎の踊りや見栄を切る場面など、決めるとこはぴたりと決めているのです。 プロの阿波おどりでも、体全体が躍動しているのです。 群舞でも皆がリズムにのっているのです。今回の踊りを写してみると、どこにも決めはないし、躍動感もないし、皆の同調もない。ただ、言い訳でこんなことを言っているのです。踊っていらっしゃった方々はみな一所懸命で、この祭りを愛していて、その町ぐるみの連帯と伝統が魅力なのです。その魅力を撮ればよかっただけで、ようは撮り方を間違えたということです。写真とは対象に対する理解であり、対象のもともと持つ<霊=a spiritual being>をいただけばいいだけなのです。

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山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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