自然教育園日記 その93 広角レンズで接近撮影

自然教育園日記 その93 広角レンズで接近撮影
2017-6-22~24
最近、広角レンズで接近撮影、特に飛びチョウの撮影に凝っています。
連写が速いことと最小撮影可能距離が小さい方がいいので、Fujifilm X-T10+Zeiss touit 12mm F2.8の組み合わせに落ち着いてきました。虫撮りのときはカメラをレンズ前面から10cm 以内に近づけてMFでメクラ連写です。少しづつ当たるようになってきました。なんとか浮遊感のある飛びチョウが撮りたいのですが、まだまだです。自然教育園の飛びチョウ撮りの連中は、飛びチョウを追いかけてドタバタ走り回っていますが、当方は若くないので、そこまでできません。時折のんびりしているチョウに出くわすのを期待して、ぐるぐる歩いています。さらに接近しようと富士フィルムXマウント用接写リングを買いましたが、これをつけると、広角レンズで1cm以内の接写になってしまって、使用不能でした。5000円損しました。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ノカンゾウとオカトラノオ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ノカンゾウ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ルリシジミ?

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ルリシジミ? とクサフジ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ルリシジミ? とクサフジ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 べニシジミ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ベニシジミとチダゲサシ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ノカンゾウ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ガクアジサイとクモの影

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 モンキチョウ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 スズメガの幼虫?

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ベニシジミとイヌヌマトラノオ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm BMC ムラサキシジミ?

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm BMC ルリタテハ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm、BMC オオスカシバ(スズメガの類)とイヌヌマトラノオ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 オオスカシバ(スズメガの類)とイヌヌマトラノオ

オオスカシバを同じ大きさに撮ったときに、望遠と広角ではバックの雰囲気が全く違う。広角による浮遊感といいましょうか、臨場感といいましょうか、とにかく広角接近撮影は望遠とは違う感覚をあたえてくれます。無論、広角レンズはめんどくさい。レンズ前面から10 cm以内に近づかなければならないから、こんな撮影はピントMF、メクラ連写です。
ヤマユリが咲くまで、撮る物ないですから、メクラ撮影を続けることになります。
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海の形と色 その3

海の形と色 その3
2017-6-20
ちょっとはましかと思って見ている堀潤のモーニングクロスに出ていた女性コメンテーターが、女性目線でいうと、<小池さんは前知事の失態でいじめられるのはかわいそうだ>という発言を聞いて、怒り心頭に達し、海に逃げ出しました。

ここから先は上記当方のコメントに賛同しない方は絶対に読まないように。時間の無駄です。

毎日朝から晩まで、同じ元官僚や元知事や弁護士がいろいろな番組で、同じようなコメントを繰り返すのを聞くと、怒りばかり湧いてきて、これじゃ当方はとうてい長生きは無理だと思うのです。
 ほんの10年くらいベンチャーを経営する過程で、毎日、はいずりまわって資金繰りから商品開発、営業活動まですることから、補助金申請に関して経産省、文科省等中央や地方行政官庁とのやりとりや、これまた中央から地方まで数限りなくある外郭団体とのやりとりや、バイオ研究者として特区プランの検討会によばれ、真面目に正論を言うと渋い顔をされて二度とよばれなかったり。さらに2年間JETROでバイオ・アドバイザーとして外郭団体の内部で働いて、外郭団体の実体を知り。このわずかな経験で感じたことからすると、最近の状況は怒り心頭に達してしまうのです。

1、前社長が悪いと言って、新社長がお客さんとの契約を破棄する会社はありません。新社長は2つのことをやらなければ会社つぶれます。万一そんな状態に追い込まれたときは、まず社長がお客さんに心からお詫びして、お客さんと真摯に相談して、お客さんの損害が最も少なくなるように最大の努力を払うことを真っ先にやるのが当然です。前社長を追求したり、組織改正をするのはその次にやることです。しかし、知事は、私は殿様で、市場を作ってやっている、築地の業者は農民のようにそこで働かしてあげているのだとでもいうがごとき行動をとってきた。それに対して、都民もマスコミもコメンテーターもいっしょになって、この考えを支持しました。はいずりまわって資金繰りしたことが無いためか、井戸端会議は正論を言っていけないルールになっているためか知りませんが。
2、築地の業者の多くは中小企業で、やっとこ生きている。市場がどうなるかわからければ、ビジネスは出来ない。知事がなにを、べたべたきれいごとを言おうが、現在でも将来における市場がどうなるか全然見えない。築地の業者は俺たちが、みんなに魚を食べさせてあげているんだ、決めてくれさえすれば、俺たちだけが魚をみんなに食べさせてあげられるのだという、長い間培ってきた自負だけをよりどころに、知事やマスコミや、都民の無理解をじっと我慢しているのです。それでもビジネスを続けられず、無念の廃業を決めた業者がどれほどいることか。<おれたちはモルモットか!>当然の叫びです。
3、特区は化け物です。前例のないことを、岩盤規制をぶち破って特区内で実行するなどということは、まともなやり方ではできません。プランをつくる公務員は数年以内に成果を上げねば出世は無い。そのあとはどうなろうが知ったことでない。特区に落ちる金を奪い合う地域の各界の利害と、ドンたちの意地のはりあいを調整して、答えを出す過程は、だれが見ても文句ないプロセスなどありえない。こいつをチクチク暴露して世論やマスコミを誘導したら、永遠に週刊誌や昼間のワイドショウのネタは尽きずに、週刊誌と同程度の野党は永遠に政局を停滞させることが出来ます。そうやって、与党をつぶしても、今の野党は政権を担う実力がないことは実証済みで、全く迷惑きわまりない。なぜ、野党は、自分達が政権を担うようになった時に十分な働きが出来るように、地道に対案を提示して、議論して、一歩一歩実力をつけようとしないのか? 毎日やる夫婦喧嘩の延長みたいなセリフを、蓮舫の金切り声をテレビで聞かなければならないのか? 特区に関して言えば、最大の問題点はその内容の決め方の問題でなく、成果を厳密に評価しないで、うやむやにフェードアウトすることにある。特区は実験であり、うまくゆけばその試みを全国に広げるのだ。しかるに実験の結果は厳正に評価されねばならない。多くの税金を使って、その成果がフェードアウトしてしまうことを、なぜマスコミはとりあげないのか。マスコミはもっと勉強しなさい。
4、もともと、安倍首相はいいところは外交だけで、あとは全くの愚鈍である。彼の最大の欠点は、周囲から徹底的に反対勢力を排除して、仲良し集団にしてしまうことにある。自分より能力のあるものは抹殺される。最近の彼の行動は、持病のIBSが再発したがごとく、判断力が減退し、切れ味のないなまくら刀のごとく推移している。かくして、仲良し集団は一挙に崩壊する。これも全く迷惑なことだ。
5、これまでの経験で、女性は働くことにおいて、現在の男性より明らかに優秀である。しかし、なぜか指導者になれる人材というと女性は激減する。その原因は男性が優秀な女性を甘やかすから成長しないのだ。 優秀な女性には3つの習性がある。1)自分は優秀である。何でもできると思い込んでいる。というよりはそう思い込まないと生きていけない。2)既存勢力や既存決定事項などをひっくり返して、自分の優秀性を証明したがる。そうすることが、自分の優秀性の証であり、生きてゆく糧なのだ。3)自分になびく男女を集めてハーレムを作る。これも自分の優秀性の証として、生きてゆく糧なのだ。このハーレムに入り浸る女性が多いことに不思議はないが、入り浸る男性が少なくないことは驚くべきなさけなさである。しかし、実態はそうなる。この習性のために、優秀な女性はなぜか自滅する。現東京都知事はそれにぴったりハマる。彼女くらい優秀であるなら、心を改めて、真なる指導者を目指してほしい。
6、現在もっとも議論するべきは、<自衛・国防>である。この100年の計、いや10年の計がない。アメリカ主導の核抑止力及び非核軍事力の実施による世界安定化路線に乗りながら、全く逆の戦争放棄憲法を押し頂いている。この真反対の矛盾をどうするのか、議
論も起きない。憲法改正議論の前に、<自衛・国防>の10年の計が無ければならない。
戦後あるいはすでに明治以後一貫して日本はどうしてきたか。次の3つを大原則として来たのである。1)アメリカの方向に対する全面的同調。2)中小企業より大企業を盛り立てる。それが全体を持ち上げる。3)地方より東京に集中する。それが一番効率がいい。つまり力の強いところに、資源投資することがもっとも効率がいいという考えをとってきた。現状の安倍首相の方向は、言っていることはいろいろあるが、本音はまさにこの3原則の推進にある。この3原則は最も考えないですむから、そのうちに何も考えないバカ集団が出来上がった。安倍首相の狙う憲法改正はアメリカの方向に対する全面的同調の路線であり、 安倍首相の戦後レジームからの脱却とはアメリカからの脱却でなく、真反対のアメリカ同調路線の完全なる確立である。
防衛力の増大は戦争への一歩であるとして、議論すらできない。当方は研究者であるから、交戦しない防衛手段の技術開発は出来ないものかと考えている。北朝鮮の、ヒロヒロ飛ぶロケットを見て、子供時代に作って飛ばした、手製のロケットとどこが違うのだ。ただの大きなオモチャじゃないか。今どき、もっとしゃれた戦争はできないのか。これからは電子戦争だ。ロケットが飛び交う実体のある戦争はもう終わりにしよう。この実体を無効化する電子的手段はないものか? できるわけないだろうというが、できるわけないことが出来てしまったために核爆弾が世界を牛耳ってしまったことをお忘れか。国防研究に予算をまわすと、軍事研究だと言ってみなが騒ぐ。バカか! 防御は防御だ。研究して何が悪い。バカな議論をしている間に、北朝鮮はサイバー攻撃のための研究を着々と進めている。電子戦争の準備までしているのだ。電子戦争に入っても終わりはないだろう。ヒトはいつまでも戦争が好きなのである。それでも電子戦争は、少なくとも地球全体を破壊することはないだろう。
核の傘の下で、その矛盾にもめげずに核廃絶を叫ぶことをバカだとはいわないが、さっさと防衛技術開発を進めるべきだ。アメリカさんの技術開発を待っているのかね。冗談じゃない、日本独自の事情を打開するために、独自の防衛技術を開発することこそ戦後レジームからの脱却ではないか。
世界に対する貢献は、自衛隊の集団的自衛権の行使でなく、世界規模の災害救助隊の推進とすべきだ。今すぐできなくても、はっきりとした戦争放棄の方向をロードマップを示して、宣言すべきである。これが一番の世界貢献だ。
  ついでに原発について言えば、折角みつけた原子力だ。周りの国がどうしようが、日本の事情を考えて、十分決心して、原子力の平和利用技術開発を推進すべきである。これができなければ、宇宙開発もできない。原発については長くなるから省くが、原発が恐ろしいといって原子力の平和利用技術開発を放棄するなどというバカはやってはいけない。

7、豊洲対策の専門家会議のプレゼンはなんだあれは。科学者だから攻撃されるのはかわいそうだなどと、バカ言っちゃいけない。豊洲を無害化できると科学者がいうから豊洲に決めたのではないか。現状結果的に達成できなかったら、ここが問題だからこうやれば達成できますと言い切るのが、科学者の使命ではないか。実際は完全無害化なぞありえない。でももし実害があるならあるから駄目だと断言し、そうでないなら、実害をなくすことが出来ると皆を納得させる決意を述べるのが科学者の責務だ。
だいたい、地下水の測定方法を途中で変更して、数値が上がったといい、また調べて数値が依然高いという。この方法が変更した方法か以前の方法に戻したのかは全く報道されずに、 マスコミも知らん顔をして、受けのいい方にあおりまくる。途中で測定方法を変更することは又変更した方法(パージングなしとした)自体、モニタリングでは科学的に最もバカなやりかたである。パージングなしなら数値が上がるのはあたりまえ。 そして、高い数値を発表しながらが、突然に地上は安全だと言い出す。ただめちゃくちゃにかき回して、一般人の不安をあおっておいて、いったいなんだこれは。 
地下空間なぞ問題にするに値しない。ちょこっと修理すればいいことであり、そんなことは最初からわかっている。一番の問題は大きな金をかけた排水浄化ポンプの実効である。地下空間の水なぞはマスコミで騒ぐが、排水ポンプが作動すればなくなるに決まっており、実際消えてしまった。地下水の数値が下がらないのは排水浄化ポンプが予定通り作動していないのではないか? そんなことマスコミは知らん顔している。 
豊洲の運転費用が、毎年百数十億円の赤字と騒ぐが、この大部分は原価償却費で都の収入から補てんする話ではない。こんな単純な目くらましをマスコミは知らん顔している。
大体豊洲移転で最初から何の問題もなかったのだ。小池知事の政治的利益のために豊洲移転が利用され、単に築地の業者がコケにされたのである。
いつも行っている浜離宮恩賜庭園だから、話題になるのは結構なことだ。当方は浜離宮恩賜庭園に江戸城天守閣を再興しろとまで言ったことがある(東京湾から江戸城がみえる、日本が見える。現在の台場がアメリカのゴールデン・ゲート・ブリッジイブみたいな景観などと喜ぶな)。いずれにせよ、今知事の言っていることはもっと以前にちゃんとした計画のもとに発表すべきことで、都議選対応で適当に机上の空論をばらまいて煙にまく、そしてみんな騙される。
海産物の流通というのは、築地の業者を含めた生産者から消費者までの長い間の試行錯誤の上に出来上がった日本だけにできる、日本の技なのだ。マクドナルドの魚フィレットバーグとは全然違う。IT物流センターだって! 何言ってるんだ、スーパーマーケット(豊洲)と小売店(築地)を並べて仲良く商売しろというのか! 小池知事は築地の技を根底からぶち壊している。都民もマスコミもコメンテーターもいっしょになって、築地の技をぶち壊してるのだ。

これで都民ファーストの議員が圧勝するとはめちゃくちゃだ。
   ああこれでは長生きできない! 切りないからここでやめます。


以下、本題。
ぐい飲み作りで電動ロクロと伝統的釉薬の使い方を少しばかりやり込んで、再び<貝と波のシリーズ>に戻ろうとしています。ロクロと手びねりのミックスという新しい手法により<貝と波シリーズ>はどう進化するのだろうか? もう一度、海に聞いてみよう。

海とは何だ。
何時間も、城ヶ島の岩の上に立ちながら、海をシンプルに核心をつくにはどうしたいいのだ、全身で考える。そしてこう思いました。
外から見る海は3つの顔がある(海の中はまた違う世界です)。
1、ウネリである。地球の呼吸のような大きな周期のウネリである。地球が生きている証拠のようなウネリである。このウネリが全ての根底にある。
2、波の顔である。無限の形、絶え間ない変化、大きな顔から微細な顔まで、ダイナミックな顔からミリ単位の繊細な顔の無限の組み合わせ。海の中に包含される莫大な生命の表現形のような神秘的な形だ。
3、波と岩の対話である。自由に動く波とがんとして動かない岩の無限時間のぶつかり合い。違う次元の接点がそこにある。無限時間の海と人の接点であるかもしれない。これは以前<海と岩へのオマージュ>という写真をブログに載せた。

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

以下、城ヶ島公園のアジサイ

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8

アート考察 その5  <茶の湯>

アート考察 その5  <茶の湯>
2017-6-2, 3
ちょっと重い腰を上げて、東京国立博物館に行きました。<茶の湯>という特別展で茶碗の勉強をしようと思ったのです。閉幕までにあと数日ということで、空いてはいないだろうと思っていたのですが、予想を越えた混み具合でした。
とにかく、いくら係員が移動して次の方が見られるようにしてくださいと連呼しても、まったく反応しない人々と、合煮やして途中から突っ込むおばさん連、この年代のおばさん連にとって人ごみはかき分けるものだと思っているらしい。人ごみは<ごみ>でなくて<人>であるとは全く認識していない。
意味不明なのですが、非常に混んでいる展示物と空いている展示物(国宝級が空いている)が存在するのです。空いている方に回ればいいのですが、とにかく混んでいるところにいいものがあるに違いないと、むやみに突っ込む(この世代のおばさんは背が低いから、展示物がなにか全然見えないのです)、その連鎖でますます混む悪循環が生まれる。これが<茶の湯>を解する人たちとは到底思えない。

<茶の湯>とは真(まこと)なのか? 環境が変われば消えてしまう虚なのか? 

  昨日ここまで書いて、今日(6-3)は池坊専好の物語<花戦:はないくさ>を見にゆきました(面白いです、推薦)。人の上に立つ者<茶と花と人の心を大事にせよ>と信長が説く。<茶道とはおもてなしの心>が茶の湯/利休の精神。そして、華道/池坊の精神とは?? 池坊の源流は京都・六角堂の僧侶、池坊専好であった。<ヒトは自然(神)の一部であることを花を介して感じて、祈る>。これ当方の勝手な解釈で、どこにも書いてない。伊藤若冲から学んだこと、<万物には霊があり、自分の絵はそれを押し頂いて表しているにすぎない>、伊藤若冲の精神を華道に当てはめてみました。


さて本題にはいります。
最近、理想のぐい飲みを目指して、同じ形の片口とぐい飲みペアを10組作って、いろいろなゆがけ/絵付けをしています。
これはその一つ。マリメッコのデザインと、陶器でよく使う半割ゆがけをミックスしたもです。

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マリメッコ

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当方は、マリメッコの、<自然を少ない色数でシンプルに、しかし核心をついて表現する>この考え方に賛同しているのです。

これだけじゃないですよ。

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当方は、伝統的手法だって、使おうと思えば使えるのです、なんちゃって。

さて、話をもどして、
<茶の湯>で出あった茶碗に<マリメッコ>を見ました。

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黄天目 珠光天目 中国 元―明時代 14~15世紀

深く勉強するのは面倒なので、当方の感覚で<茶の湯>の茶碗をばっつりと4つに分けました。

1、 利休以前:中国、韓国の道具を日本の選美眼で選び出し、時の権力者の都合によって作りあげられた、<偶然と選択の芸術>。

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柿釉金彩蝶牡丹文碗 中国/定窯 北宋時代 11~12世紀

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斗々屋茶碗 銘 広島 朝鮮 朝鮮時代16世紀

2、利休と楽:<無作為の作為>をはっきりと意図した画期的<作為的芸術>の始まり。

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黒楽茶碗 銘 利休 長次郎 安土桃山時代 16世紀

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赤楽茶碗 銘 白鷺 長次郎 安土桃山時代 16世紀

2、 安土桃山から江戸時代前期のダイナミズム:これまで偶然から選択してきた美の本質を自分の心の声にしたがって、のびやかにダイナミックに自らの手で作ることを追い求めた時代。

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伊賀花入 銘 生瓜 伊賀 安土桃山~江戸時代 16~17世紀

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伊賀耳付水指 銘 破袋 伊賀 江戸時代 17世紀

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志野矢筈口水指 銘 古岸 美濃 安土桃山~江戸時代 16~17世紀 

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黒織部菊文茶碗 美濃 江戸時代  17世紀

4、<きれい>の時代:時代の権力者や芸術界の権力者や一般ユーザーの好み、見手を意識
した、よくいえば円熟した、悪く言えば自然の本質への関わりが薄まってゆく時代。

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色絵鱗波文茶碗 仁清 江戸時代 17世紀

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高取面取茶碗 高取 江戸時代 17世紀

この時代は再び古典にもどる動きがあります。どの世界も新古典主義というのがあります。

そして、現在は? 右往左往しながら、まだ4の時代に留まっているのではないか? 陶芸教室の生徒さんはみな、織部だ志野だと、昔の名品に似ていると言って、してやったりと喜ぶわけです。プロの活動も伝統の縛りの中で右往左往しているように見えます。

当方の主張はただ一点、<自然に戻れ>です。<古典に戻れ>ではありません。<確立した美意識に従え>でもありません。

過去の大家が自然を穴のあくほど眺めて、自然を作品の形にしたのに、現代は過去のデザインを見て、頭の中で、その延長上に独自性を出そうとしています。これでは次の世代が何も生まれません。

0ベースで自然から形を作り出すのは大変なのです。でもそれをやらなければ、クリエーターとしての存在意義は無いと思っています。 お前いつクリエーターになったんだ???? というお言葉を黙らせるために、さて、また器作りに励みますか。クリエーションしようと思う者は全てクリエーターなんだ。

茶碗の写真は全て2017年、東京国立博物館特別展<茶の湯>カタログのコピーです。







自然教育園日記 その92 接近撮影におけるマクロレンズvs. 超広角レンズ

自然教育園日記 その92 接近撮影におけるマクロレンズvs. 超広角レンズ
2017-6-8~11

現在、自然教育園に咲く花は、ガクアジサイ、エゾアジサイ、クガイソウ、クサフジ、ドクダミ、トラノオ類、等々10種以上ありますが、花だけで絵にする自信がありません。虫入りの花と花だけの絵は全く違うもので、花撮影に虫を入れるのはとんでもない堕落なのですが、しかたありません、虫入り解禁です。そうと決まれば、虫入りに徹底的にチャレンジ。

1、 Sony FE90mm macro F2.8±接写リング(10mm)
2、 超広角レンズ Zeiss Distagon 18mm F3.5 + フォクトレンダーclose focus adaptor
3、 超広角レンズ フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm、F5.6+フォクトレンダーclose focus adaptor
4、 超広角レンズ Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング(10mm)

マクロレンズは最短撮影距離28cmこれに接写リング(10mm)をつけると25cmくらいに接近、超広角レンズはもともと最短撮影距離が小さく、例えばZeiss Batis 18mm F2.8では25cm。超広角レンズにフォクトレンダーclose focus adaptorまたは接写リングをつけると、10~15cmまで接近できるようになります。最短撮影距離というのは被写体から受光面までの距離ですから、レンズ前面からは数cmの距離まで近づくことになります。これで虫を撮れば、虫は逃げます。今回、マクロレンズはファインダーで焦点を合わせていますが、超広角レンズはもっと近づくのでファインダーをのぞくことが出来ません(そこまで顔が近づけば、当然、虫は逃げます)。距離は見当、めくら連写で、膨大な写真の中から使える写真を選び出すというとんでもなく非効率撮影です。
  なんで、望遠を使わずに逆の広角を使うのかというと、そのパースペクション効果により、虫がダイナミックに表現できるかもしれないという期待からです。自然教育園でのチョウ撮り連中は、広角レンズで、距離は見当、めくら連写で飛ぶチョウを撮ります。ファインダーをのぞかずに、カメラを手で振り回して飛ぶチョウを追いかけるのです。これで当たれば、不思議な浮遊感のあるチョウが撮れます。

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Sony alpha7RII + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm+ フォクトレンダーClose Focus Adaptor
これは当方の失敗作ですが、例えばこんな具合の浮遊感です(当たればもっと面白い)。めくら連写・飛びチョウ撮りは今回全部失敗。いずれ成功したらご報告します。

さて、超接近撮影の結果は、まずマクロレンズから。

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Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro

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Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro

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Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro

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Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro

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Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro + 接写リング 
エゾアジサイとヨツスジハナカミキリ

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Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro + 接写リング

以下、超広角レンズ接近撮影

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Sony alpha7RII + Zeiss Distagon 18mm F3.5 + フォクトレンダーClose Focus Adaptor   エゾアジサイ

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Sony alpha7RII + Zeiss Distagon 18mm F3.5 + フォクトレンダーClose Focus Adaptor

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Sony alpha7RII + Zeiss Distagon 18mm F3.5 + フォクトレンダーClose Focus Adaptor
クサフジとモンシロチョウ

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング
クガイソウとキチョウ

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング

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Sony alpha7RII + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm+ フォクトレンダーClose Focus Adaptor

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Sony alpha7RII + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm+ フォクトレンダーClose Focus Adaptor

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Sony alpha7RII + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm+ フォクトレンダーClose Focus Adaptor

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Sony alpha7RII + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm+ フォクトレンダーClose Focus Adaptor

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Sony alpha7RII + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm+ フォクトレンダーClose Focus Adaptor

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Sony alpha7RII + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm+ フォクトレンダーClose Focus Adaptor

広角レンズ・超接近撮影は苦労の割に今一つ、そのメリットが見つかりません。マクロレンズのほうが、着実に成果を上げています。でも、なぜか広角レンズ・超接近撮影は面白い。それはおそらく、対象の写り方にそう違いがなくても、広角レンズ・超接近撮影はバックの情報が多少なりとも入り込むところにあるようです。本当はもっとずっと広くバックが入っているのですが、広角レンズは対象が小さく写るので、トリミング拡大せざるをえない、これで期待されたパースペクション効果の殆どがキャンセルされてしまう。しかし対象と、少し残るバックの対比がマクロレンズでは得られない感覚を生み出すのです。

レンズ沼のレンズ沼たる所以 その3 STFレンズ vs 大口径レンズ

レンズ沼のレンズ沼たる所以 その3 STFレンズ vs 大口径レンズ
2017-6-4(日)
確か、<レンズ沼のレンズ沼たる所以>というタイトルを付けてもいいような、レンズ対決を過去に2回書いた記憶があるので、その3としました。ほんのわずかな違いを追いかけるのは、ワインや日本酒の飲み比べのようなものです。

小石川後楽園の花菖蒲が見ごろになりました。さらに、STFレンズの使い方を追いかけます。STF:スムース・トランスファー・フォーカス(Smooth Transfer Focus)
ソニー135mmSTFレンズは設計上は開放でF2.8ですが、STFは周辺にむけてグラーディエントのかかったNDフィルター様のフィルターが配備されているわけですから、減光して、実際は開放でF4.5です。F4.5からF6.7まで絞り込めるようになっています。これまで開放のF4.5しか使わなかったのですが、今回はF6.7までの絞り込みの意義を追求しました。
どれくらいバックを見せるか。この絞り込みは重要です。必ずしもいつも開放がいいとはかぎらない。 場合によっては、絞り込むとうるさい時もありますが、いずれの場合も、STFはボケがなだらかで美しいことがわかります。

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF F4.5

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF F6.7

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF F4.5

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF F6.7

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF F4.5

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF F6.7

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF F4.5

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF F4.5

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF F4.5

以下、大口径レンズです。

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Sony alpha7RII + Sony FE85mm GM F1.4 + 接写リング F1.4

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Sony alpha7RII + Sony FE85mm GM F1.4 + 接写リング F4.0

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Sony alpha7RII + Sony FE85mm GM F1.4 + 接写リング F16

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Sony alpha7RII + Sony FE85mm GM F1.4 + 接写リング F1.4

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Sony alpha7RII + Sony FE85mm GM F1.4 + 接写リング F4.0

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Sony alpha7RII + Sony FE85mm GM F1.4 + 接写リング F1.4 トリミング拡大

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Sony alpha7RII + Sony FE85mm GM F1.4 + 接写リング F4.0 トリミング拡大

花菖蒲は仮見学通路が一部設営されていました。しかし、花に超接近することはできません。今回は135mm が望遠効果が適当であり、マチングがよかったこともあって、Sony 135mm STFの圧勝でしょう。85mmはいくら接写リングをつけたって、望遠効果が増すわけではなく、あくまで近寄らなければ意味ありません。
  よく見ると、バックが認識できる程度の距離感の場合はSTFが魅力的で、接近撮影では85mm, F1.4が魅力的です。これは新宿御苑のバラ撮影の時と同じ結論になりました。ポートレートの場合は、全身ではSTFが有利であり、バストアップより近い撮影では大口径が有利ということでしょう。あくまで、比較すると、という意味ですが。しかし、よくご覧になればSTFのバック・ボケと大口径レンズのバック・ボケは明らかに違うことがわかるでしょう。
  135mm STFと85mm, F1.4では設計年次が10年以上違いますから、接近撮影が85mm, F1.4の方がいいというのはレンズの精度が上がっている為かもしれません。とすると、135mm STFの後続、Sony FE100mm STF GMはとんでもなく期待できるかもしれません。はたして、ここまで違いを見抜ける方あるいは違いを追いかける方がどれほどいるのでしょうか?  ほんとソニーさんのカメラからレンズまで世界を制覇しようと言う野望が垣間見えるSTFでした。

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Sony alpha7RII + フォクトレンダー・ウルトラワイド 12mm

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Sony alpha7RII + フォクトレンダー・ウルトラワイド 12mm

最後に超広角、ウルトラワイド12mmで広角のインパクトをお見せして、おしまい。

日曜といえどもそれほど混んでいなくて、都会のど真ん中の小石川後楽園は推薦です。6月いっぱいは花菖蒲がみられるでしょう。

自然教育園日記 その91 スムース・トランスファー・フォーカスを使いこなすには?

自然教育園日記 その91 スムース・トランスファー・フォーカスを使いこなすには?
2017-5-26、27
STF:スムース・トランスファー・フォーカス(Smooth Transfer Focus)
光の透過率を調節するのに我々が良く使うNDフィルターに当たるものが、レンズの周辺にあって(アポダイゼーションフィルター)、レンズの中心から周辺に向かってなだらかに透過率を変化させる。滑らかで理想的なぼけ味が得られるレンズです。

    当方は現在ボケをずっと追い続けているのですが、教育園写真展でもブログでも、皆さんの<ボケ>に対する反応が全く感じられない。一般のヒトはスマホを、カメラファンはF4ズームを使っているから、<ボケ>なぞ知ったことでないというのでしょうか?? 写真展で<きれいなボケ>と言ってくれた方にはとうとう出会わなかった。きっと、当方がまだ至らないんでしょう。そのうち、努力してよかったという日がきっと来ると信じて、今日もブログを書きましょう。
当方も以前は<ボケ>なぞ気にも留めなかった。ただただ、目的物をクレア―にキリッと写すことだけ考えていました。ちょっと写真をかじったやつが、なに<ボケ、ボケ>いうんだ、うるさいと思っていたのです。
  ボケは一切使わないというプロ写真家もいます。それはそれでいいです。端からはじまで、曼荼羅模様でびしっと撮る。当方も広角曼荼羅模様は大好き。
とにかく<ボケ>を漫然と扱うのはいかんですよ。自分の注目する対象物が真ん中にちゃんと撮れて、それが他人に伝わればいい、周りはどうでもいいという単なる情報写真はいかんですよ。


(2006)Sony 135mm F2.8 [T4.5] STF 新品は最安値で12.7万円。これを当方は中古6万円台で購入。現在格闘中。MF専用。ミノルタからの引継ぎ
当方が持っているのはこれだけですが、STFはほかに3種販売されています。

(2014)フジノンレンズ XF56mmF1.2 R APD  最安値14.4万円 AFが使える。
(2016)Laowa 105mm f/2 (t/3.2) Smooth Trans Focus Lens  最近、ユニークなレンズを連発する注目の中国レンズメーカー、約10万円 MF専用
(2017)Sony FE 100mm F2.8 STF GM つい最近発売になったSony 135mm F2.8 [T4.5] STFの後続。AFが使える。最安値で約15万円。


まずは、自然教育園でSony alpha7RII + Sony 135mm STFに接写リングをつけてマクロ的に撮影、STFのメリットは何かを探ります。
思った以上にボケ効果が面白いが、手持ちで焦点を合わせるのはこれ大変。Sony 135mm STFはMF専用のくせにヘリコイドが固い上に、スムースとはいいがたい。ツアイス・オールドレンズの完璧なヘリコイドと比較するとストレスが大きい。というか、どうしようもない。

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF + 接写リング ニワゼキショウ


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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF+ 接写リング アオイロニワゼキショウ

手持ちでは、揺れてしまって、とても拡大ビューでピント合わせなどできない。羽の光を頼りに何度もシャッターを押す。

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF+ 接写リング アオイロニワゼキショウ

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF+ 接写リング アオイロニワゼキショウ

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF

STFは不思議な情緒を生み出すような気がしてならない。明らかにバックのボケのなだらかさが、その情緒を生み出している。

まだまだSTFがわからない。次の日は新宿御苑にいって、バラをSTFで撮ってみました。バラはもうほぼ終わりで、近づくとアラが見えて、なかなか苦しい撮影です。

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF  これはサクラソウ

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF

バラと緑の芝生との対比を狙って、マクロ的でなく望遠的に攻めてみました。

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF+ 接写リング

このあたりから接写リングをつけてマクロ的に攻めますが、特にSTFがいいという場面に遭遇しません。

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Sony alpha7RII + Sony 135mm STF+ 接写リング

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Sony alpha7RII + Sony 85mm F1.4 GM + 接写リング

このあたりから、多少は慣れている大口径レンズ、Sony FE85mm F1.4 GMに接写リングをつけて撮影。こちらの方がすっきりしている。おそらくこの絵の後ろの葉っぱはSTFで撮るともっとスムースにボケルのだろうが、クローズアップされた一つの花の中でのボケに関してはSTFよりメイハリのある通常の大口径レンズのほうがすっきりするのかもしれない。

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Sony alpha7RII + Sony 85mm F1.4 GM + 接写リング

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Sony alpha7RII + Sony 85mm F1.4 GM + 接写リング

以上、どうやらSTFはバックの情景をある程度見せながら、そのボケをなだらかに表現することによって、全体的な情緒を生み出してゆく使い方がいいのだろう。つまりマクロ的ボケより望遠的ボケを狙うということだ。

STFはわからん? STFはもともとポートレート用ですからね。まだまだ追いかけます。
プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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