<トーマス・ルフ展>と<革新の工芸> その2

<トーマス・ルフ展>と<革新の工芸> その2
ここからは近代美術館の常設展

ここも撮影OK。数ある展示作品の中から、先入観無しに、いくつかを選択してアップします。この選択には当方にとってきっと重要な意味があるのでしょう。当方の現在の飢えを満たすものとして。

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近代/現代の写真とは何かと思ってそういうコーナーを見てみました。これはダリ風。これだったらダリでいいじゃないの?その他は写真を撮る気もしなかった。

ヘルベルト・バイヤーはカンジンスキーの影響を受け、グラフィックデザイン、絵画、タイポグラフィー、フォトモンタージュ、彫刻や建築と、その生涯を通じジャンルを越えて創造的才能を開花させた。

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当方はマチス、ジャガール、デュフィ、カンジンスキー、クレー、ミロなんかを見て育ったので、このあたりが中枢ネットワークかDNAかに刷り込まれているようで、故郷に帰ったように安心します。

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中学生のころからフォンターナに興味を持って見ていました。

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日本的詩情あふれる抽象表現の可能性を追求しつづけました。彼の作品から広がる晴朗、澄明な抽象の世界は、一人の人間がその「生」をかけて取り組むことによってのみ得られる、 魂の結晶とも呼ぶべき輝きに満ちています。そしてその輝きは、画面上に表現される色調(トーン)と形象(フォーム)に対する彼の徹底した厳しさによって支えられています。<絵に詩(うた)い、絵で思う>。

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岡本太郎は以前のブログでずいぶん書いたので、ここではコメントしませんが、こう並べてみるとそれなりに存在意義のある作家であることは間違いありません。

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この方もトーマス・ルフ同様、最初は写真家でフォトグラムを作成していた(フォトデッサンという)。その後版画・絵画に移行。最も優れたカラーリスト(色彩画家)の一人と評する人もいる。以下ネットから瑛九作品を少しピックアップ。いいですね。とってもいいです。当方の狙いにとっても近いです。

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1929年生まれ
統合失調症、いわゆる精神分裂症で、精神科医に見いだされて発展していった画家として特異である。草間は現在に至るまで水玉(ドット)をモチーフに制作する事が多いが(ドット・ペインティング)、これは耳なし芳一が幽霊から身を守るために全身に経で埋め尽くした様に、彼女が恐怖する幻覚や幻聴から身を守るために、作品全体を水玉(ドット)で埋め尽くす儀式でもある、とされる。これを選択した当方も精神分裂症に足を突っ込んでいるのかもしれない。

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アメリカの週刊誌TIMEが毎年行っている世界の影響力ある100人に日本人でただ一人草間彌生が選ばれました(2016年)。

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前衛の女王と言われる。 ウーム、ニキ・ド・サンファルといい勝負だ。

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パウル・クレーから大きな影響を受ける。海はコラージュ技法(ありとあらゆる性質とロジックのばらばらの素材(新聞の切り抜き、壁紙、書類、雑多な物体など)を組み合わせることで、例えば壁画のような造形作品を構成する芸術的な創作技法)である。古賀春江はむしろ写真におけるモンタージュ技法に近い。お寺の住職の子として生まれ、精神的異常性が死ぬまで亢進し続ける。
当方の選んだ日本画家、後半の3人は偶然にもいずれも写真and/or精神異常と縁がある。これは何を意味するのか??

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最後はピカソでした。ほんとピカソはこまるよ。真似しようにもどうにもこうにも、手もあしも出ない。

近代美術館は撮影OKだからいい。ときおり撮影禁止のマークがあるのだが、うっかり見落として撮影してしまうと、係員が飛んできて、消去せよという。

では次に<革新の工芸>に向かいます
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<トーマス・ルフ展>と<革新の工芸> その1

<トーマス・ルフ展>と<革新の工芸> その1

2016-9-19

自然教育園に散歩に行こうと思ったとたんに大雨が降ってきました。仕方なく予定を変更して東京国立近代美術館の<トーマス・ルフ展>に向かいました。このあとちょっと先にある工芸館で<革新の工芸>も見ました(実は後者が最初に考えた目的だったのですが)。

こういった展覧会は、見た後、元気になるか、落ち込むかが重要なポイント。既成概念をぶち破ってくれたり、新しいアイデアをもらったりすると元気になり、なにか心に響かないときはこれだけ作家さんが一生懸命作品を作っているのに、どうしてだ? 作った人に力が足りないのか、見る方に何かかけているじゃないか?とか、これだけの人がこれだけやってもこれくらいしかいかできないのか、それなら当方がいくら頑張ってもゴミクズみたいなもんだ?とか、ジトーっと落ち込む。

音楽は、自分で下手なりでも演奏すると、その作曲家への理解が深まる。写真や工芸も自分でやっているとすごく生々しく作品を見ることができる。これは自分でやることのメリットであるが、最近考え込みすぎて、寝ても覚めても毎日うなされている。

さて<トーマス・ルフ展>と<革新の工芸>はどうだったのか?

トーマス・ルフは1958年生まれというから69歳でまだ現役。現代写真の巨匠と書いてある。当方は写真家を全く知らないので、すみませんトーマス・ルフも日曜美術館の紹介で初めて知りました。現代アートに対して大体は拒絶反応が激しいのですが、といって入口で拒否しているわけではありません。ボストンに一年いた時もコンテンポラリー・アート美術館の会員になっていました。家内のコーラス仲間のプロ歌手で、近代/現代音楽家のめずらしい曲を発掘して小コンサートを開く人がいるのですが、聞きに行きました。これで2回目。ジョン・ケージという近代/現代音楽家はピアノを壊したり、曲の演奏時間である4分33秒の間、演奏者が全く楽器を弾かず最後まで沈黙を通すのが作品だったり、とんでもなく変わっているのです。今回初めて聞いて、ただ町のざわめきを脈絡なく、録音と声でつづってゆくのですが、何か面白い。同時に演奏されたいくつかの現代作家の他の曲より、とんでもなく変ではあるが、ずっと面白い。
当方、陶芸/デジタルデザイン/キルンワーク(ガラス工芸)の3つを融合しようと連日格闘しているわけで、とにかく今は新しい試み/考え方に飢えています。自分の中に固まっている概念をぶち壊したい。新しい試みをしているようで、なんのことはない結局ガチガチなのだ。意図的に壊さなくては。
世の中皆が、写真だと思っている概念はなんとなくわかってきた、だけどこの概念はだれが決めたのか、これしかないのか、当方が追っかけているノン・メッセージ写真はバカなのか?? 写真の概念をぶっ壊してきたトーマス・ルフに答えはあるのか??
トーマス・ルフ展は写真撮影OKということで、撮りまくります。内容は分かったようなわからないような。とにかくテクニックがいろいろ変遷して、はっきりとは理解できない。うまく説明できないので、書いてある説明をこまめに撮って、そのまま載せるしかしょうがない。興味ある方は自分で読んで考えてください。撮影OKということで、ネットにいっぱい紹介文や写真がでていますが、説明文をダイレクトに載せているのはめずらしいですよ。

カメラはFujifilm X-T10+Zeiss touit32mm

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これだけ説明を写し忘れました。ネガをデジタル処理して、ネガのまま写真としたらしいです。

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当方は絵画みたいな写真を作りたい、デジタル写真だから、デジタル処理でそれが出来るだろうと思って写真を始めたのですが、テクニックがわからない。トーマス・ルフはそれをやっている。やつの3Dプログラムとは何んだ? 当方もその近くまで来ているはずなのだが。 近くなのに遠い。 この人、たしかインタビューでいろいろテクニックを考え出すこと自体が好きだと言っていた。何かを表現したくてテクニックが変遷しているのではなく、テクニックを考案すること自体が興味というのは本当らしい。絵画みたいな写真の部分は当方の方向に合致し、当方の方向が変なことではないとちょっと安心するのだが、と言って、当方は明日からどうしていいかは一向にわからない。とにかく、<すきなことやって、これがいいのだといえばいい>という点ではトーマス・ルフ展はちょっと元気をくれた。


Sony alpha7RII とレンズ達 その14

Sony alpha7RII とレンズ達 その14
Pentax DA200mm F2.8とSony FE 85mm GM F1.4のテイストの違い-2

2016-9-14, 18
自然教育園は雨ばかり。レンズはいずれも明るいからいいようなものの、雨の合間をぬって撮るものを探すのが一苦労。
以下、Sony alpha7RII+ Sony FE 85mm GM F1.4。いずれも接写リングを使っています。

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Sony alpha7RII+ Sony FE 85mm GM F1.4

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Sony alpha7RII+ Sony FE 85mm GM F1.4

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Sony alpha7RII+ Sony FE 85mm GM F1.4

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Sony alpha7RII+ Sony FE 85mm GM F1.4

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Sony alpha7RII+ Sony FE 85mm GM F1.4

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Sony alpha7RII+ Sony FE 85mm GM F1.4

以下、Sony alpha7RII+ Pentax DA200mm F2.8。途中でFujifilm X-T10+ Pentax DA200mm F2.8に換えています。APS-Cですがこちらの方が向いているかも。

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Sony alpha7RII+ Pentax DA200mm F2.8

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Sony alpha7RII+ Pentax DA200mm F2.8

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Sony alpha7RII+ Pentax DA200mm F2.8

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Sony alpha7RII+ Pentax DA200mm F2.8

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Sony alpha7RII+ Pentax DA200mm F2.8

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Sony alpha7RII+ Pentax DA200mm F2.8

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Sony alpha7RII+ Pentax DA200mm F2.8

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Sony alpha7RII+ Pentax DA200mm F2.8

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Fujifilm X-T10+ Pentax DA200mm F2.8

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Fujifilm X-T10+ Pentax DA200mm F2.8

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Fujifilm X-T10+ Pentax DA200mm F2.8

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Fujifilm X-T10+ Pentax DA200mm F2.8

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Fujifilm X-T10+ Pentax DA200mm F2.8

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Fujifilm X-T10+ Pentax DA200mm F2.8

撮った時はそれほどでもなかったけれど、修正してアップしてみるとSony alpha7RII+ Sony FE 85mm GM F1.4はいいですね。独特の味がでます。このレンズは重要な位置を占めることになりそうです。 
一方、Sony alpha7RII+ Pentax DA200mm F2.8(途中からFujifilm X-T10+ Pentax DA200mm F2.8を試しています)はこれだけ見れば、望遠レンズとして十分な働きをしていると思います。 しかし、いかんせん、現在の雨降り自然教育園では200mm(APS-C実質300mm)、MFで面白い場面を見つけることが出来ません。コスモスに蝶とかいう場面が向いているのかな? トータル1.5kgを超えると、いまのところ、これを遠くまで持ちださなければならない理由が見つからない。やはり、当方にとって出番の少ない望遠領域ではcoBORG220mmの方がコスパ(効果/重さ)が高い。相変わらず、望遠領域の席は埋まらないようである。
予想通り、最新Sony alpha6300のAFも期待通りで無いようだ(使ってないからよくはわからないが)。部分的には努力の跡がみられる(密かに、根本的にシャッタータイムラグの短縮を図っているらしい。これでやっと一眼レフ並みになっただけなので、大ぴらには言わない)が、まだSony は本当にAFを必要とする場面がわかっていない気がする(会場をグルグルまわる大きな模型の鳥を追尾出来る程度ではしょうがないのである)。 根本的に発想を変えてくれるといいのだが、Sonyならできるはずなのに。 Nikon1のBMCはいいがAFがダメ、NikonはNikon1にこれ以上力を入れる気はないようで消滅に向かうのだろう。残念、期待したのに。  結局、ミラーレスはお手上げ、降参だ。 鳥を撮りたければ、一眼レフに戻ってNikon D500+Nikon AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VRあたりを買うしかない。でも、これに40万円使うより、Fujifilmが中判ミラーレスを出すまでSony alpha7RII+ Sony FE 85mm GM F1.4で遊んでいる方がずっと面白い。

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Sony alpha7RII+ Sony FE 85mm GM F1.4とSony alpha7RII+ Pentax DA200mm F2.8

実測Sony alpha7RII+ Sony FE 85mm GM F1.4(接写リング込み)1450g、Sony alpha7RII+ Pentax DA200mm F2.8 1652g。合わせて3102g、リュックにいれれば、その他のサポート機材を含めて5kgを超す。これで10000歩はぎりぎりトレラブル。しかし、なかなかいい組み合わせだと思います。いずれのフィルターサイズも77mmという仲良さ。



Sony alpha7RIIとレンズ達 その13 Pentax DA200mm F2.8とSony FE 85mm GM F1.4のテイストの違い

Sony alpha7RIIとレンズ達 その13
Pentax DA200mm F2.8とSony FE 85mm GM F1.4のテイストの違い

2016-9-10, 11 自然教育園

以下、Sony alpha7RII + Sony FE 85mm GM F1.4

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Sony alpha7RII + Sony FE 85mm F1.4

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Sony alpha7RII + Sony FE 85mm F1.4

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Sony alpha7RII + Sony FE 85mm F1.4

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Sony alpha7RII + Sony FE 85mm F1.4

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Sony alpha7RII + Sony FE 85mm F1.4

以下、Sony alpha7RII + Pentax DA200mm F2.8

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Sony alpha7RII + Pentax DA200mm F2.8

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Sony alpha7RII + Pentax DA200mm F2.8

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Sony alpha7RII + Pentax DA200mm F2.8

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Sony alpha7RII + Pentax DA200mm F2.8

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Sony alpha7RII + Pentax DA200mm F2.8

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Sony alpha7RII + Pentax DA200mm F2.8

最新の、ソニー渾身の作、Sony FE 85mm GM F1.4とくらべてしまうと、すでに8年以上たっている上に、デジタルズームやAPS-C仕様をかましているPentax DA200mm F2.8はやはり見劣りしてしまう。虫の場合はPentax DA200mm F2.8で撮ってから、30cmくらいに近づいて、虫が逃げなければSony FE 85mm GM F1.4で撮るという具合であるから、撮れた絵はそりゃ近づいて撮ったSony FE 85mm GM F1.4の方が面白い。2枚目を除いて、かなり絵画的な撮り方をしたつもり。Pentax DA200mm F2.8の方は望遠能力ばかり気をとられて、このレンズの美しいボケや柔らかい色調を生かす撮り方をしていなかったことを反省。Sony FE 85mm GM F1.4を持てばひとりでに絵画的、Pentax DA200mm F2.8を持てば望遠を生かしてというように、持つレンズが撮り方を変えてしまう証明みたいなもんです。次回はもっとPentax DA200mm F2.8をかわいがって撮ってみましょう。



Sony alpha7RIIとレンズ達 その12 ペンタックスDA200mm F2.8

Sony alpha7RIIとレンズ達 その12 ペンタックスDA200mm F2.8

2016-9-8
カメラファンは望遠レンズ派と広角レンズ派に分かれます(標準レンズ派というのは無論ありますが、今回はちょっと置いておきます)。当方みたいに花だの虫だのを撮っている場面では周りの方の90%以上が望遠派です。おそらく70~200/300mmのズームを使っているのでしょう。この望遠ズーム派(望遠レンズはほとんどズームですから、望遠レンズ派=望遠ズーム派です)はレンズが重たいので、普段はそれ以外のレンズを持たないか、あるいは軽いコンデジをサイドにして、望遠ズームで撮れない部分を補うケースが多い。
以前、デジイチおじさんのスタンダードスタイルはキャノン一眼+キャノン望遠ズームに決まっており、当方は<白ペンキおじさん>と呼んでいました。あまりに高そうな白塗りの望遠ズームなので、ひがんでそう呼んでいたのです。最近<白ペンキおじさん>の比率は50%程度でしょうか、ずいぶんと少なくなりました。レンズの色は黒くなりましたが、相変わらず望遠ズームがはばをきかせています。先日の大船フラワーセンターでも、当方以外は全員望遠ズームで花を撮っていました。
当方が花を撮るときはマクロレンズか超広角レンズで、だいたい30cm以内に近づいて撮ります。近づけなときに初めて望遠レンズを使います。離れて望遠レンズで撮った絵と近づいてマクロレンズで撮ったときと同じ大きさの花の絵はどう違っているのか?
以前、ペンタックス100mm macroとペンタックスDA200mmで同じ対象で比較したことがあります。全く違います。マクロは花の写真であり、望遠レンズは花のある風景写真です。
焦点深度の浅いマクロは背景が飛んで、花の中の立体が強調されます。望遠レンズは圧縮効果で、背景が花の周囲にボケていても認識できる程度に写るので、全体が風景ですし、花自体もなんとなく風景っぽいのです。どちらがいいかは好みの問題です。

ただ、望遠ズーム(マクロ仕様のない)でいつも離れて撮ってばかりいないで、たまには接近して花の世界に埋没してみてはどうでしょうかと言いたくなります。

(当方も望遠で花を撮る時がありますが、この時は周囲を含めたストーリー性・メッセージ写真または、色と形のノン・メセージ写真を意図します。花に埋没するときはどうしてもマクロでしょう。)

長々と前座を書いたのですが、ようするに当方は望遠レンズに四苦八苦しているのです。望遠レンズの放浪の旅は一向に終わらない(唯一coBORG(220mm)だけは生き残って、これまでに何度もこの優秀性にふれてきました)。  これまで6回望遠ズームを買いましたが、ちっとも気に入った写真が撮れずに、毎回売ってしまう結果に終わるのです(誤解されるといけないので言っときますが、他人様の望遠ズームによる作品にはいつも感心しており、うまくゆかないのは当方特有の現象です)。Sony alpha7RIIに付ける望遠レンズは空席のまま時が過ぎてゆきました。Sony FE70-200mm F4 Gレンズを買う寸前まで行くのですが、10万円近く払って、まただめかもしれないという不安がよぎって、購入ボタンをポチらないのです。今度Sony FE70-200mm F2.8 GMレンズが発売になりますが、きっと40万円以上で、重さは1.5kgくらいでしょう。 望遠派でない当方が、これは買えません。

先日、酔っ払って、中古ペンタックスDA200mm F2.8をポチってしまいました。このレンズは以前使っており、完璧な望遠レンズだと確信しているのですが、APS-Cからフルサイズに移行した時に売ってしまいました。これだけは売るなという神の声が聞こえたのですが、売ってしまったのです。最近、ネットでふと<ペンタックスDA200mm F2.8はAPS-C用であるがフルサイズでも使える>というコメントを見つけ、マップカメラで半値近い中古を見つけて(このレンズは中古市場にめったに登場しません)、おもわずポチってしまったのです。 F2.8の望遠が6万なんぼで、重さは820gですよ!!  とどいたペンタックスDA200mm F2.8をレンズアダプターを介してSony alpha7RIIにつけるとちゃんとフルサイズで使えます。
これで、Fujifilm Tシリーズにつづく2度目の買戻しです。これが飛び鳥撮りに使えるかは不明ですが、蝶撮りには使えるでしょう。 ペンタックスDA200mm F2.8の実力は知っているので、何にかには使えるはずです。元カノとよりを戻したに過ぎないし、望遠派ではないからワクワクしているわけではないですが、これでしばらくSony alpha7RIIの望遠席の穴をふさいでくれるといいのですが??  明日,試写してみましょう。

2016-9-9 自然教育園
Sony alpha7RII+ペンタックスDA200mm F2.8の試写です。鳥撮りには600mmが必要ですから、以下のやりかたで、600mmまで持ち上げて、使える画質が得られるかを試してみました。Sony alpha7RIIはフルサイズですが、APS-C仕様にシフトすることができます。またデジタルズームがついており、明るさ、画質を落とさずにX2まで拡大できるとされています。

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フルサイズ デジタルズームX1 200mm

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フルサイズ デジタルズーム X1.5 300mm

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フルサイズ  デジタルズームX2 400mm

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APS-C デジタルズームX1 300mm

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APS-C デジタルズームX1.5 450mm

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APS-C デジタルズームX2 600mm

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APS-C テレコンX1.4 デジタルズームX1  420mm

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APS-C テレコンX1.4 デジタルズームX1.4 630mm

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APS-C テレコンX1.4 デジタルズームX2 840mm


Sony alpha7RIIのフルサイズをAPS-Cとしても、ほとんど画質が落ちることはなく、またペンタックス・テレコンX1.4-Sまでは何とか使える(ペンタックス・テレコンX2-Sは苦しい)ことはこれまでの経験でわかっていました。Sony alpha7RIIのデジタルズームは緊急対応として使うものだと思っていましたが、こうやってマジに比較してみると結構使えるかもしれません。もとのレンズの性能がいいとデジタルズームも使えるのでしょう。よって、ペンタックスDA200mmをSony alpha7RIIに付けておけば、APS-C仕様切り替えとデジタルズームで600mmまでもってゆける。すなわち鳥撮りもできるということになります(連射速度、シャッタータイムラグ、AFの問題は目をつぶって)。Sony alpha7RII+ペンタックスDA200mm F2.8フル装備実測1688g。


ちなみに、同じ場面でSony alpha7RII + Sony FE 85mm GM+接写リングだと以下のような絵になります。これはマクロレンズではありませんが、花を撮るか、花のある風景を撮るかの違いはご理解いただけたかな????

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Sony alpha7RII + Sony FE 85mm GM+接写リング

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Sony alpha7RII + Sony FE 85mm GM+接写リング

ここまで、いっさいJPEG画像修正なしで載せました。

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Sony alpha7RII (APS-C) + ペンタックスDA200mmF2.8デジタルズームX2

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Sony alpha7RII (フルサイズ) + ペンタックスDA200mmF2.8


ペンタックスDA200mmF2.8はいいと思います。ペンタックスDA用レンズアダプター(KIWIFOTOS LMA-PK(A).EM)を介しているのでMFですが(Sony alpha7RIIのAFは全く期待していないので、全然問題ないのです)、F2.8の単焦点200mmを6万円台で手に入れられた。しかもペンタックスDA200mmF2.8はデジタルAPS-C用レンズとして売っているのに、実際はフルサイズで使えるんですよ!!Sony alpha7RIIにおける望遠レンズの空白を埋めて、このカメラの可能性を広げてくれそうです!!
画質優先のときはフルサイズで200mm、鳥撮りはAPS-C使用、デジタルズームで600mm。

Sony alpha7RIIとレンズ達 その11 Sony FE 85mm F1.4 GMとLeitz Tele-Elmar135mm F4

Sony alpha7RIIとレンズ達 その11 Sony FE 85mm F1.4 GMとLeitz Tele-Elmar135mm F4
2016-8-30, 31, 9-2
プロカメラマンは口をそろえてLeitz/Leicaがほしいという。当方、レンズのなかでLeitz/Leicaだけはよくわかりません。高いから買えない、買えないから分からない、分からないから高いお金を出す決心がつかない。Leitz のなかでもLeitz Tele-Elmar135mm F4は比較的安いので、Leitz探求の為に買ってみた。比較的安い理由は使ってみるとよくわかる。135mm F4というスペックはどこで使うか悩んでしまうからである。マクロみたいに近づけず、望遠としても不十分。暗いのでボケも期待できない。ポートレートには望遠すぎる。

今回はSony FE 85mm F1.4 GMとLeitz Tele-Elmar135mm F4いずれも接写リングを使ってマクロ的に使っています。なんで、この2本を並行で使っているかというと、Sony FE 85mm F1.4 GMはまだまだ追求しなければならないと思っているのですが、あまりに重く難しいので、途中で疲れてしまう。こんな時に比較的楽なLeitz Tele-Elmar135mm F4に切り替えて、Leitzの探求を行おうとしているのです。

以下、Sony FE 85mm F1.4 GM。

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クサギ

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ノハラアザミ

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ヘクソカズラ  <屁糞葛も花盛り>のヘクソカズラ

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ツユクサは雨にあうと、その色が水滴に滲み出すことに気が付きました。

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この色は光の加減ではなく、滲み出していることは花の下の葉っぱが青色になっていることでわかります。<花の青い色素はアントシアニン系の化合物で、着いても容易に退色するという性質を持つ。この性質を利用して、染め物の下絵を描くための絵具として用いられた。>とある。ツユクサは午後には花を閉じてしまう。つぎに登場するミズオトギソウとは反対である。


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ミズオトギソウ  
この花は2時、3時くらいに開く、それ以外は閉じている珍しい花であるとクラブの先輩から教えていただきました。とっても小さな花です。

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ノハラアザミ

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ツルボ

以下、Leitz Tele-Elmar135mm F4

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クサギ

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ノハラアザミ

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ユウガキク

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ミズオトギソウ

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センニンソウ

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ユウガキク

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ツルボ

最後の2枚は接写リング+フォクトレンダー・クローズフォーカス・レンズアダプターをかましています。これにより最短焦点可能距離1.5m が1mくらいになり、ノートリで上記写真くらいは撮れるようになります。

Leitz Tele-Elmar135mm F4は古いせいか、Leitzの特徴なのか、色が薄紫色っぽくシフトする時があります。嫌いではないが気になります。Zeissのように攻撃的ではなく、と言って何かを語りかけてくるのだが、今のところうまくつかめない。NIKONがまねしたのではないかなと思うほど優等生的雰囲気を感じますが、もう少し使ってみましょう。


プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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