HandMade market その5

HandMade market その5

HandMade In Japan Fes 2016 (東京ビッグサイト2016-7-23, 24)の続き。
7、競合する植物分野
ファーマーズというコーナーがあって、なんだかわからなかったがようするに植物系商品のコーナーらしい。半分驚いたことに、このコーナーはとっても人気がある。 半分というのは、前々から、若い女の子が小さな卓上の植物ディスプレイに大変興味を示すことはうすうす感づいていたからです。  なぜ植物分野に興味を示すかというと、陶器の器と植物を抱き合わせて商品としようとしているからです。

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このブースは本来、麻糸(?)を使った鉢カバーとかランプシェードとかがメイン商品であるが、その鉢に観葉植物を入れて売っています。たしか滋賀県の方で、実家が植物を扱う農園なので、そこからただ同然で植物を入手して、麻糸鉢カバーとドッキングさせた商品としている。麻糸商品が3000円、植物は300円だそうです。結構興味を持った方が立ち止まっていました。

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この辺はなんだか忘れましたが、火山地帯の溶岩とコケを使ったディスプレイだったような気がします。小さな動物や人の人形などを使って、ミニチュア自然を作るらしいです。これそのものは値段的に結構するらしいけれど、ここではパーツを売っていて、自分で作れとうことらしい。こんなのに凝る方もいるに違いない。当方はパスです。

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コケをビンの中ではやしたミニチュア庭園。 小さなコケの森と書いてある。道くさというブース。

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これは植物ではなく、切り絵をビンにいれているらしい、ビンのなかの物語という。


何かわからないが、ミニチュア庭園が受けているらしい。

以下は<撮影OK>という表示がでていて、やたらと陽気である。

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当方が商品として狙っているコケ玉は皿付き1000円。これはなんだか賛成できません。お皿は100円ショップで買えそう、コケに生えている植物はなにやらあまりにもお粗末。なんだか昔の神社の秋祭りの境内とか、花火大会の屋台とかで売っている、雰囲気商売。ガマの油商法。古すぎて、何言ってるか分からないか??  もともと苔玉というのは盆栽に延長線上にあって、気楽に盆栽を楽しむのが目的だったのではないか? これではあまりに悲しい。

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値段的にはそんなものかなと思うが、なにかムチクチャな雰囲気。環境が良ければ植物はいくらでも成長するから、小分けして、いくらでも材料を作れる。しかし、家庭内でその成長を維持できるのだろうか? そんなこと知ったことではないということか?          
また昔の話、縁日でヒヨコを100円くらいで売っていた。買っても普通は直ぐ死ぬ。ところが、たまたま生き延びて成鳥になってしまった。しかたなく、肉屋で、成鳥と鶏肉を交換してもらったーーーーーー。

この世界は、ガマの油売りと同じか??? ようするに実質よりは売り方だけの世界という意味。 単価を上げられないから、あの手この手の薄利多売商売。腰を据えたビジネスをしても対抗できるだろうか????  ニーズはある、少し上の年齢をターゲットに、実質的商売が出来ないとは思わない!!

また明日。
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HandMade Market その4

HandMade Market その4
2016-7-30
HandMade In Japan Fes 2016 (東京ビッグサイト2016-7-23, 24)の続きです。
今日は11時から5時間くらい器作りに費やして、くたびれた。HandMade Marketレポートはみなさんあまり興味ないようで、ブログ書く意欲がでませんが、自分のためにレポートをまとめておかないと。少しでも前に進まなければ。

レポート6、競合する時計分野
当方の売り物には時計が含まれます。壁掛け時計を買おうと思った時に、あまりに面白い時計が無かったので、きっとニーズがあるだろうと思ったのです。しかし、一方で、スマホ時代に壁掛け時計を使っている若い方は、はたしているのだろうか?? 
時計、しかも2本の針がグルグル回る時計って、何か魅力的じゃありませんか? 時はロマンですよ!ずっと一方方向に動いて、人は生まれて死んでゆく。思い出は生まれて、消えて、また現れる。希望は生まれて、消えて、また生まれる。時計は知らん顔で、回り続ける。

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結構、時計のブースがあります。

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このブースはディスプレイも気を入れてますね。ブログに出しますから写真を撮らせてくださいというと、いいですよと協力してくれます。ほんといい人ばかりです。木製品は魅力的ですが、一般に値段が高い。どうしても手作りで、ごまかしがきかない一品ものになってしまうからでしょう。

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こんなアンティックな時計に凝っているブースもあります。上から18000、35000、15000円です。この会場では珍しく1万円超えの商品です。

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針も凝っていて、結構楽しい時計です。材質はなんでしょうね? 陶器でなくてプラスチ系でしょうか??

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これはスペシャル特別企画(Creemaブース)というところに展示されていました。夏っぽい作品をいくつか選んで展示しているコーナーです。この時計は当方の方向と一致しています。当方の時計はセミ量産品ですから、ここまで凝っていませんが。


以上、壁掛け時計も忘れ去られた分野ではなさそうです。のぞみはあります。

また明日。

HandMade Market その3

HandMade Market その3

2016-7-23
HandMade In Japan Fes 2016 (東京ビッグサイト2016-7-23, 24)に行ってきました。5,500名のクリエーターの個性あふれるオリジナル作品がずらり、5万人超のお客さんが参加。
撮影はFujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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当日入場券を買う人の列、前売り券を持っている人の列はこれよりずっとすごい。どうやら、HandMade体験コーナーの席取り合戦のためらしい。

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アクセサリー・ジュエリー、ファッション、バッグ・財布・ケース、素材、家具・インテリア、クラフト、アート、イラスト・雑貨・人形、ファーマーズ、オールジャンルのコーナーに分かれて個人から小さな工房、スワロフスキーなどの結構大手までぎっしりとブースが並びます。手作り体験のワークショップコーナー、フード&カフェ、ライブステージ、キッズスペース、ライブペインティングコーナー等もりだくさん。若い女性を中心ですが、こんなに大勢の人が集まるとはびっくりです。ハンドメードマーケットはもともとインターネット販売システムが生み出した小規模クリエーターが作る新ビジネスマーケットです。ここまで人が集まるとは、年寄りには予想もしなかった。この手の大規模ハンドメードマーケット・フェスは東京ビッグサイトや横浜みなとみらいで年間数回開かれているようで、このHandMade In Japan Fesは2013から4回目になり、ハンドメードマーケットは一時的流行ではなく大きな潮流となっているようです。
当方は陶器を今年の秋か来春のハンドメードマーケットに出店することが当面の目標です。
ということで、下見です。当然陶器のブースを中心にまわります。

クラフト・コーナーの入り口にある陶器ブースを見て、びっくり。クオリティー高いですよ。
きちんと美大で学んだ連中の作品は、陶芸6年目とはいえど素人の当方のクオリティーは到底通用しない、とまずは大きなショックを受けたのです。

レポート1 陶器ハイクオリティー

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ロクロワークはきちんとした形が身上ですから、技術が見え見えでごまかしがききません。ここはクオリティーの高さが見えます。さらにガラスを巧みに使って粒々模様を出しています。これは当方が今やっている隠し玉武器の一つなのです。しょっぱなから、形とガラスとダブルでパンチを受けました。

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こういう。ガラスぶつぶつ小物も当方の狙っていたことです。

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その隣もクオリティーが高い。

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一つの器を作るのに、3つのパーツに分けて合体して作っています。とても手の込んだ作品です。当方が使おうとしていたラスター彩上絵をふんだんに使っています。ここでも当方の隠し玉が使われてしまっています。

と、ここまではショックで真っ青でしたが、主催者はクオリティーの高い作家を手前にもって来るらしく、到底及ばないのはこの2件のみ、このコーナーの内側に入ると、迫ってくる陶器作品は激減するのです。 上記2店に対してだって、まだまだ当方の隠し玉がいくつも残っているのだ、と元気を吹き返すのです。クオリティーでは負けてもアイデアでは負けない。

レポート2 クオリティーはあるのだがディスプレイに問題あり

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このクラフト・コーナーの内部に入ると、見慣れた陶器が主流になります。このブースはごちゃごちゃで、最初に紹介したブースの整然としたディスプレイ/主張とは大きな差があります。よく話を聞くと、スペインでタイルの勉強をして、その描き方が基調になっているとのこと。確かに右真ん中のタイルなど細かい作りで、よく見れば良くできています。全体にスペイン風絵柄から日本陶器の伝統的絵柄に埋没してゆく過程が混然としています。スペインタイルから新しい展開の方向をつかみきれていない。思想が固まっていないからディスプレイも混然として、せっかくいいものがありながら、お客を引き付けられないでいる。

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このブースはさらに混然としています。そうとう経験のある男性陶器作家さんが器を作り、デザインを勉強した女の子が絵柄をつけているという分業だそうです。ここも方向が行き当たりばったりで、ごちゃごちゃです。いろいろ作れば何か当たるかもしれないと思っているのか。2人のマッチングが悪いという気がします。

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このブースはここに分類するのは申し訳ないくらい色々な試みをしています。複数の作家の作品の集合かもしれません。しかし、伝統陶器の延長から抜け出そうとするが、突き抜けた鋭い突っ込みがみえません。そのためにディスプレイが混然としてとらえどころがない。 拡大してみるとシーサが見えるところから、沖縄の窯かもしれません。ここでは話を聞かなかったので、残念なことをしました。

レポート3 かわいい系陶器

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やはりHandmade Marketのユーザーは若い女の子が中心ですから、カワイイ系商品が多い。伝統的焼き物のカラを破ってコマーシャルベースにのせるのはカワイイ系の方向というのが主流です。
当方はカワイイ系を中心に持ってくる自信とうていはありません。

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この方も一人でコツコツ作っているようです。この箸置きワンちゃんもすべて手造りで
、型を使っていないと言っていました。小物はそう高い値段はつけられませんから、売れるかもしれませんが、ペイするようには思えません。

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レポート4、まだ伝統から突き抜けることが出来ない陶器

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こういう伝統的うつわは、ユーザーから見ると買いやすい。意外に人は集まり、実際に売れるようです。女性にとって、器というのは実用という目で見るので、あまり伝統から離れたものは、手にとってもなかなか買わないのかもしれません。
最初に紹介したハイクオリティーの2ブースはハイクオリティーすぎて、常用としては買いにくいかもしれないと思うのです。ここが難しいところ。

レポート5, 小物系陶器

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このブースは小物に徹底しています。陶器ベースのアクセサリー。ここで銀粘土というのを教わりました。銀の混じった粘土状のもので、焼くと銀だけになる。アクセサリーの台座に使っています。陶器のアクセサリーを狙うなら、ここまでやらなくては。

ここまで、陶器関連のブースでした。 学んだことは

1、 主張を絞って、方向性をはっきりとうちだすこと。あれもこれも見せてどれかが当たってくれればいいというやり方は人を引き付けない。
2、 斬新性と実用性をバランスさせる。これは難しいけれど、何とかこの道を見出す必要があります。
3、 値段は3000円が中心軸。1万円を超すものは珍しい。小物は1000円以下が軸。

当方の作品ももう一歩で何とかなるでしょう。しかし、このもう一歩が重くのしかかってきます。自然教育園をとぼとぼ下を向いて歩いているのは、このもう一歩をどうオーバーカムしようかと思案しながら歩いているからで、写真のことを思案しているのではありません。

ハンドメードマーケットはまだ明日も続きます。




Sonyα7RIIとレンズ達 その4 中判レンズPentax 645 120mm macro-4

Sonyα7RIIとレンズ達 その4 中判レンズPentax 645 120mm macro-4

2016-7-22
中判レンズPentax 645 120mm macroも4回目になりました。でも今回で一旦終了です。なぜなら重たくて、これを手にもって10000歩、歩くと手が壊れて日常生活に困るのと、ピント合わせで目を酷使して、目の疲労が危険な状態になってきたからです。

美術/芸術の世界には、メッセージ性に関する対立があります。美術は美しいことを追求するのが本筋で、メッセージ性をいれるのは美しさや品格を損ねると主張する一派と、芸術にはメッセージ性がなければならない、メッセージ性の無い芸術は暇人の道楽に過ぎないという一派が対立するのです。時代によっても、作家によっても左に右に揺れ動きます。写真はどうでしょう、もともとメッセージ性が圧倒的に強いジャンルで、昔から写真に携わっている方はメッセージ性がないのは写真じゃないと思っているだろうし、若い写真を撮る人はメッセージ議論なぞ念頭にないでしょうが、もともとメセージそのものであるSNS時代の人たちですから、議論の余地もなくメセージ性を中心に置くことになります。先日のブログで紹介した映像関係者の写真クラブ写真展の例に挙げると、映像で商売するということはメセージ性そのものですから、商売を離れて、写真をネタにお酒をのんでワイワイすることが目的の写真クラブといえども、意識するしないにかかわらずメセージ性の呪縛の中にあるのです。さて、当方は写真からいかにメセージ性を排除するかということをずっとやってきました。美術の世界では当たり前なのに、なぜメセージ性を排除した写真が世の中に見当たらないか、それはそれがとっても難しいからです。
写真はプレゼンテーションだとか、ストーリー性が無ければならないとか、強い主張の写真とは何か、とか言葉は違えど、メセージ性の重要性を主張する写真家はいっぱい会いましたが、メッセージを否定する写真家は当方の周辺では見当たりません。行くところに行けば、ゴロゴロいてもおかしくないと思うのですが、いまのところ会いません。

さて、自然教育園でSony alpha7RII + 中判レンズPentax 645 120mm macro only の撮影です

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ウバユリですが、右で覗いている虫に注目。

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中判レンズはそれより小さいセンサーイメージ対応レンズより設計に無理がないとされています。中判レンズをフルサイズ・カメラに付けても、その素直さは感じることが出来ます。
当方はBORGの良さを主張してきましたが、この天体望遠鏡レンズは一枚のレンズしか使いません。そのかわり胴鏡がとても長くなるわけです。一般のカメラ・レンズはそれを短くするために何枚もレンズを重ねる、それにより生じる収差を是正するためにさらにレンズを重ねる。よって画像はどんどん現実から離れてゆくのです。中判レンズの素直さは重要なのです。それが今回のSony alpha7RII + 中判レンズPentax 645 120mm macroの試みで伝わったでしょうか??

さて、以下のハッセルブラッド中判カメラ発売のニュースは重要です。

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ハッセルブラッド 世界初の中判ミラーレスデジタルカメラ「X1D」
725g 、5000万画素、レンズシャッターを採用した新シリーズのXCDレンズ、45mm と 90mm 意外なことにタッチ機能付き高精細背面ディスプレイや天候・ほこりに対する高い密閉性、HD動画なども備えています。

はっきり言って、かっこいいです。カメラだけで100万円。シャッターはレンズ側についているから純正レンズしか使えない。きっとレンズは一本50万円はするでしょう。 最低150万円コースです。
中判レンズPentax 645 120mm macroで知った、中判の素直さと、それゆえの迫力。目で見た印象が、そのまま表現できることは、写真の根本を変える。そう、写真は演出ではなく、そこにある印象のそのままなのです。
そして、言いたいのは、ハッセルブラッド 中判ミラーレスデジタルカメラ「X1D」が売り出されたということは、反メセージ写真を撮る人がビジネスになる程度に存在するのだという証明であるということです。中判カメライコール反メセージ写真というのは言い過ぎかもしれませんが、少なくともメセージ中心写真家はライカは買っても中判カメラに多額の資金投資はしないでしょう。
中判カメラ、反メセージカメラは機動性は必要なく、軽くすることが重要ですから、ミラーレスが一番です。中判カメラPentax 645Zはなぜミラーレスにしなかったのでしょう? 残念ながら買う方の保守性に合わせたのでしょう。 ソニーさんでも富士フィルムさんでも早くミラーレス中判カメラを出してください。ハッセルブラッドのイメージセンサーはソニー製に違いないのです。 もうソニーでも富士フィルムでも技術的にはミラーレス中判カメラを作ることなぞ造作もないことに違いありません。このハッセルブラッド中判ミラーレスデジタルカメラ「X1D」が日本製中判ミラーレスの発売を早めることをとっても期待します。でもハッセルブラッド 中判ミラーレスデジタルカメラ「X1D」はかっこいい、150万円かーーーーーーー<ため息>。

Sonyα7RIIとレンズ達 その3 中判レンズPentax 645 120mm macro-3

Sonyα7RIIとレンズ達 その3 中判レンズPentax 645 120mm macro-3

今日は、自然教育園でSony alpha7RII + 中判レンズPentax 645 120mm macro only の撮影ですが、 いつのまにかもっぱら小さい虫を撮ることになってしまいました。
主たる興味はアリなのですが、アリを探しているうちに色々な小さな虫に出くわして、これを撮ることになったというわけです。アリというのはアリス・イン・ワンダーランドのように、我々と違った彼らの別の世界を感じさせてくれるので、現在一番興味ある対象です。

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また明日

Sonyα7RIIとレンズ達 その2 中判レンズPentax 645 120mm macro-2

Sonyα7RIIとレンズ達 その2 中判レンズPentax 645 120mm macro-2
2016-7-19
今日は自然教育園が休園日なので、ほとんど無休の浜離宮恩賜庭園に向かいました。
7-17日曜にはNEX-78 PHOTOCLUB 4周年写真展というのに行きました。白金自然写真クラブの方が参加してる別の写真クラブの展覧会です。その方の自然教育園の写真が FaceBookでこのクラブに注目されて、これらの写真を中心に、<都市と自然>というテーマでNEX-78 PHOTOCLUB のメンバーが写真を持ち寄って写真展を開いたという経緯らしい。

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白金自然写真クラブは自然教育園に関してはプロフェッショナルでも写真に関しては素人さんに毛が生えた程度の連中の集まりです。大半の方が自然教育園で珍しい生き物を見つけては写真に記録することをよしとしています。NEX-78 PHOTOCLUBの連中は大半が映像関係の仕事をしているようで、少なくとも<映像>に関してはプロです。プロの写真展はどんなものかなと思って見に行ったわけです。アマの白金自然写真クラブでもプロのNEX-78 PHOTOCLUBでも、これらの写真展に出されている写真をもし当方が自分で撮ったとしても、写真展には出さないでしょう。当方の方向とは違うから出す気にならない。これらが写真というならば、自分は写真を撮っているのではないのではないか。もう写真を撮るのはやめてしまおうかとも思うのです。先日の白金自然写真クラブの写真展に唯一来てくれた友人が、この方は学生時代から写真を撮っているのですが、当方の写真はこれでいいからこの方向で行きなさいと言ってくれましたのが救いかな?

さて、Sony alpha7RII + 中判レンズPentax 645 120mm macroの続きです。NEX-78 PHOTOCLUBの真似をして、浜離宮恩賜庭園で<都市と自然>というテーマで彼らに近い撮り方をしてみました。しかし、気まぐれな即席の試みは上手くゆかんわい。             機材はSony alpha7RII + 中判レンズPentax 645 120mm macro のみ。

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これは<都市と自然>ではありません。自然から形と色を抽出するという当方流の写真です。当方の変わらぬテーマは<自然の形と色>です。

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ビルとムクゲ

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ビルとダイサギ

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アジサイ(ノリウツギの一種?)とビル

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アジサイ(ノリウツギの一種?)

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アジサイ(ノリウツギの一種?)とビル

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キバナコスモス

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キバナコスモスとビル

チョウを待っていたけれど、面倒だからやめた。

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アオスジアゲハのじゃれあいとビル

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キバナコスモス

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ムクゲ

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ムクゲ

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オミナエシとモンキチョウ

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オミナエシとモンキチョウ

<都市と自然>やっぱり、写真家さんのマネしても落ち着かんわ。

また明日。

Sonyα7RIIとレンズ達 その1 中判レンズPentax 645 120mm macro-1

Sony α7RIIとレンズ達 その1 中判レンズPentax 645 120mm macro-1

7-14, 15に人間ドックを終了しました。今のところ特に大きな問題は無いようで、まだしばらくお酒を飲み続けることができそうです。とりあえずよかったよかった。
人間ドック前に中判カメラ用レンズPentax 645 120mm macroをSony alpha7RIIにつけて、ヤマユリをボケボケで撮る試みをダブルレンズアダプターの内一つをわすれて失敗。 7-16に再トライしてみました。しかし、予想通りヤマユリはほぼ終了していました。

以下、すべてSony alpha7RII + Pentax 645 120mm macroで撮影。このレンズは全開でF4ですが、フルサイズカメラに付けると強烈なボケが生じます。7-16での撮影は三脚を使っていますが、虫をとるには動き回るので三脚は無理で手持ちです。このレンズでの手持ちマクロ撮影は極めて難しい。それだけフォーカスポイントが極めて薄い。

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Pentax 645 120mm macro F4 はPentax 645 D時代の中判レンズで、現在のPentax 645Zに対応するマクロレンズはPentax 645 90mm macro F2.8 は40万円くらいします。この120mm は新品で14万円、中古で半値くらいですが、中古でなかなか出てきません。見つけたらすぐ買うということで、1年前くらいに買ったのですが、本格的に使い始めたのは最近です。 重たいですよ、Sony alpha7RIIに付けて実測1.64kg。pentaxv645Dに付けたら2.14kgになります

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中判カメラのイメージセンサーはフルサイズに対して約1.7倍、APS-Cに対して約3.6倍サイズがあります。フルサイズにつけるとセンサーイメージの一部を使っていることになります。

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ヤマユリ

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ミソハギ 
こういうボケ花をなんとか絵にしたいのです。とにかく、どんどんやるしかない。

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このレンズ何かリアルな迫力があるのです。

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ヤブカンゾウ

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見慣れたオオバギボウシの花なんですが、このレンズですと何か面白い。

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カラーをいじるともっと面白い。

Sony alpha7RII + Pentax 645 120mm macroはあんまりおもしろいので、連日これ一本で撮影してます。何回か連載しますので、そのインプレッションは後で書きましょう。

また明日。





自然教育園日記 その70

自然教育園日記 その70

2016-7-10, 12 この2日でヤマユリ撮影を完成しなければなりません。14, 15日は泊りがけの人間ドックに入ります。 なにしろ毎日お酒をのんでいるので、ここでドック入りしてさらに飲み続けることが出来るのかを調べてみようと思ったわけです。飲めなくなったら生きていても意味ないという考えもあります。 大事に大事に飲める時間を少しでも伸ばそうという考えもあります。 どう転ぶかわかりません。 こうなったら、とにかくまな板の上のコイです。 人間ドックのあとは天気も悪く、ヤマユリもそこまで咲いているかむずかしい。今日はヤマユリのオンパレード。 Contax/Zeiss Planar 85mm F1.4の大口径レンズのボケをどう生かすかの一点のみの試みです。Pentax645 120mm macro F4.0の中判レンズのボケも試したかったのですが、レンズアダプターを忘れて、使えず断念。

以下、すべて(1枚を除いて)Sony alpha7RII + Contax/Zeiss Planar 85mm F1.4で撮影。
接写リングをつけたり外したりしています。

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色をいじってます。

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これだけ、Sony alpha7RII + Zeiss Distagon 21mm ZF クローズ・フォーカス・レンズアダプターを使っています。ダブルアダプターで接近することが出来るようになったので、広角の味を試してみました。このレンズの解像はポンコツContax/Zeiss Planar 85mm F1.4の比ではありません。メシベについた花粉の粒まではっきり見えます。

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不思議ですね、ヤマユリを一生けん命撮っているのは当方だけです。こんなとんでもなく美しい形が自然の森の中に現れるなんて奇跡的といつも思うのです。ふつうヤマ何とかという花、例えばヤマアジサイとかはその後人工的に改良された花に比べてずっと粗野な感じがするものですが、このヤマユリはすでに完璧です。


ところで、Sony alpha7RIIが2016カメラグランプリ大賞を取りましたね。当方はすでにSony alpha7RII 2台体制に入ってしまっているので、なんとか賞はどうでもいいのですが。
現在の関心事はボケボケ用レンズです。Sony FE85mm F1.4 Gレンズがまだ高いので、ほんとうに今買う必要があるのか毎日思案しています。ポートレートで絶賛されているのですが当方はポートレートを撮らないので、このレンズの割高感がぬぐえません。マクロレンズと違って、85mmは花を撮るに接写リングが必要なこともネックです。            
もう一つ、ソニーフルサイズFEマウント用の最新AF・ZeissレンズBatisです。これは今年のCP+で覗いて見てとてもいいという印象を持っています。この18mm F1.8はこれまでのZeiss Distagon 18mm の重たい、暗い所に弱いという弱点をオーバーカムして、さらに本来のZeissの絵を見せてくれることが期待できそうです。Zeiss Distagon 18mmやSony/ZeissFE16-35mmをみな売ってBatis18mmを手に入れる日を楽しみにしています。(Sony/ZeissFE16-35mmズームはちっとも気に入っていません。今だったら絶対Batis18mmを買っています。)Batis18mmもまだぜんぜん高い。最近稼ぎが少なくて、新商品つくりは連日苦闘、まだまだ完成できていません。 これでもりもり稼いでもりもり買いたいのですが。  では人間ドックに行ってまいります。

自然教育園日記 その69

自然教育園日記 その69

これは7月7日のとんでもなく、くそ暑い中で、たった一枚撮った写真を無修正で載せました。よく見ると、ぼけた頭の割には、結構面白い写真と思いますよ。

以下、Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro

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7月8日

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ヤマハッカの葉っぱが面白かったので撮りました。

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いよいよヤマユリが咲き始めました。ウームどう撮りましょうか??????

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とってもアリに興味を持っています。

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Photoshopでここままでカラーをいじると、どうなるか???

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これくらいならカラー修正も面白いか???

以下、Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm
BMCの効果は結構あるかもしれません。

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ポンピドウー・センター傑作展

ポンピドウー・センター傑作展
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上野の国立科学博物館でやっている白金自然写真クラブの写真展も10日までで終了です。今日は午前中3回目の写真展店番をやってから都美術のポンピドウー・センター傑作展に寄ってみました。1906年から1977年まで、各年ごとに一人ずつのアーティストの作品が並んでいます。
説明には<ポンピドウー・センターはパリの複合文化施設でこのセンターの中核、国立近代美術館は世界有数のコレクションを有す>とあります。 B1からF1, F2と3階にわたって70以上のそれぞれ違った作家さんの作品が並んでいるわけですから見ごたえあります。出口で気に入ったアーティストの投票が行われていました。写真を撮ってもいいという係員の方と、撮ってはいけないという係員の方がいましたが、押し切って撮ったのが以下の写真。
作家さんにポチシールが貼られてゆきます。

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8月に結果が公表されるそうですが、現状ではマチスがダントツでシャガールが続いていたような気がします。ピカソが意外に低く、その次くらいで、これは意外に高くでしたが、当方が一票投じたカンディンスキーと続くようです。

陶器の作成にエネルギーを注いている現在、その作品のアイデアを得るために最近いろいろな展覧会に行くわけで、今回も大変参考になりました。当方の陶器作品も写真作品もみな絵画をベースにしています。ちょうどこの展覧会に登場する、マチス、シャガール、デュフィ、この展覧会には登場しない、クレー、ミロ、ゴーギャン、ゴッホあたりが当方の作品のベースにあります。(日本人では、以前も書いたように、田中一村と伊藤若冲)。

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マチス、ジャガール

写真から陶芸へという流れで、ここのところずっとやってきたのですが、久しぶりにルーツである絵画をまともにみて、忘れていた感覚を思い起こしました。
それは、まずは、カンディンスキーとカルダーです。カンディンスキーというのは日本ではあまり登場しない作家さんですが、彼の作品とは海外で時折出会って引き付けられます。彼の場合は写真ではぜんぜん魅力的でない、本物に会わないとダメです。カルダーはアメリカ人ですから、彼の巨大なモビールをワシントンDCでさんざんみました。この二人のことをすっかり忘れていました。

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右下がカンディンスキー

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(これはこの展覧会の展示ではありません)。

カルダーといえばモビールですが、ネットをみると彼はジュエリーも作っているのでした。これはまいりましたね。なんで今までカルダーを忘れていたのでしょう。

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さらに、写真から陶芸の流ればかりに気をとられていたので、すっかり抽象画を忘れていました。抽象画的陶器もあり得ると思うのです。 モンドリアンはこの展覧会にはありませんでしたが、その流れをくむ、ジャン・ゴランやオットー・フロイントリッヒ。キュビズムのながれをくむアルベール・クレーズ。ちょっとクレーを思い起こしてくれたフランティシェク・クブカ。これらが絵には抽象絵画があることを思い出させてくれました。

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モンドリアン

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オットー・フロイントリッヒ

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フランティシェク・クブカ

天才ピカソは、なぜそのような作品を作るのか、その思考過程を想像することが出来ないのです。ミューズという絵が飾られていました。結構長い間、その前で考え込みました。彼の思考過程は、色を置くことがまず重要で、そのために図形を描く、しかし、その図形も図形のリズムが重要で、色のリズムと図形のリズムが独立したベクトルで動くと見せながら、結局双方が融和する。色と図形は順番が逆かもしれないが、どっちでもいい。その思考過程は決して見破られない。結局、天才的という表現に落ち着くのである。

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セラフィーヌ・ルイ
<私は絵を描きます。でもとても難しいです。私は絵のことをよく知らない年老いた初心者です。>と書いているように、完全独学の画家ですが、当方にとって、明日からでも使えるとっても重要なヒントをあたえてくれました。

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フェルナン・レジェ

このような絵がフェルナン・レジェらしい作品なのでしょうが、ここに載せているのはいずれも本展覧会の展示作品ではありません。 本展覧会ではポスターと言いましょうか、挿絵といいましょうか、下のような雰囲気の作品が飾られていました。

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フェルナン・レジェ

ネットで調べると、フェルナン・レジェは陶器や以下の様な色立体も作っています。当方恥ずかしながら、これまでフェルナン・レジェに注目したことはありませんでした。本展覧会に展示されていた作品はかなり特殊ですから注目する方は少ないでしょうが、当方はこの展示作品をみてフェルナン・レジェのセンスに初めてとんでもなくビックリしたのです。

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なにか岡本太郎を連想させますね。

現在やっている陶器作りという具体的目標があると、アーティストの作品を見る目が全く違います。<この考え方は使えるか>という視点で見る。興味あるのはあくまで<考え方>です。有名か否かは関係ありません。 ピカソは到底考え方を追えませんから、当面無視です。

2400円も出して、本展覧会のカタログを買ったのですが、これをコピーするとうるさそうなので、会場に貼ってあるポスターやネットから絵を拾って載せています。ジャン・ゴランなぞ、ネットに登場しないので、絵を出せません。おかげでネットを調べるので新しい発見があります。

また明日から、陶器作りが忙しくなる。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm

ちなみに、この展覧会に写真家が3,4人でていました。いわゆるこれぞ写真という典型的写真です。当方は全くレスポンス無しです。すみません。一つだけ、ジル・キャロンという作家さんが<写真は近づいて撮るもんだ、望遠レンズで撮ることはできない。自分かそこに入り込まなければ>というようなことを書いていました。そうだそうだとここだけレスポンスしました。



自然教育園日記 その68

自然教育園日記 その68

2016-6-30では雨あがりの水滴ねらいをしてみました。うまくゆかんものですね。なにかわかるような景色なり花なりが水滴の中に写ればいいのでしょうけど、なかなかそういう場面に出会いません。 だいたい、当方はあまり水滴撮影にポジティブではありません。なんとなくですが。 おそらく、もうすでに誰でも知っている、素人さんを喜ばせる手法で、苦労する割には、新しい発見があるように思えないからでしょう。

以下すべて、Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro
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2016-7-1  蒸し暑くて、もうろうと撮っている状態です。こんな時に自然教育園3周は汗を絞り出して、体重をへらすにはベストです。と思いながらじっと我慢して歩きます。

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結構、アリに興味を持っています。そのポーズに表情があって面白い。

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まいりましたね。今日はさすがに暑すぎて、写真を撮る気は激減。 帰って飲むビールを思いながら、早く自然教育園を3周して帰りたい。 実際に撮るべき相手も暑すぎて現れません。

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陶器作りに忙しくて、遠くに行く余裕がありません。近場では、これ以上撮れません。これから先、どうしましょう。もう少しでヤマユリが咲きます。こいつは暑くても頑張ってなんとか写真にしなければ。うまい写真が撮れずに、もう3年越しです。


プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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