桜―2016 その1 新宿御苑

桜―2016 その1 新宿御苑

2016-3-29
なかなか桜が満開になりません。天気もいいので、とりあえず新宿御苑にいって、桜の下でお弁当を食べましょう。新宿御苑は色々な種類の桜があるので、どれかは咲いているでしょう。
カメラはFujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm とtouit 12mm で、スナップカメラ・ベスト富士フィルム+Zeiss touitの力を検証。特にFujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm は今回が初めての撮影です。結論はとっても使いやすい、富士フィルム+Zeiss touitはやっぱりスナップカメラ・ベストといっていいでしょう。もう一本のtouit 50mm macroも買おうかな?
Sony alpha7RII + フォクトレンダー・ウルトラワイド・ヘリアー12mm と coBORG。
今日は変な取り合わせ。Fujifilm X-T10を真ん中に持ってきて(実質50mm と18mm)、Sony alpha7RIIを両はじにもってくる。330mm と12mm。しかし、ウルトラ・ワイド12mmはホント面白い。そうそう、わすれていました。Leitz Tele-Elmar 135mmも持って行ったような気がする。
使わなかったけれど、Sony/Zeiss FE35mmも持ていっている。計6本。内5本使って、カメラ2台。でも総重量5kg弱というところかな?
しだれ桜はもう盛りをすぎている感じ、ソメイヨシノはまだパラパラ。でも結構面白かった。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Sony alpha7RII + Leitz Tele-Elmar 135mm

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Sony alpha7RII + フォクトレンダー・ウルトラワイド・ヘリアー12mm

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Sony alpha7RII + フォクトレンダー・ウルトラワイド・ヘリアー12mm

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Sony alpha7RII + フォクトレンダー・ウルトラワイド・ヘリアー12mm

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Sony alpha7RII + coBORG

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Sony alpha7RII + coBORG

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自然教育園日記 その56 

自然教育園日記 その56 
~645マクロレンズ120mmからウルトラワイド12mmへの振幅~

ペンタックス中盤カメラ用レンズPentax 645 120mm macro F4、フォクトレンダー・ウルトラワイド・ヘリアー12mm F5.6、Sony FE 90mm macro F2.8の3本をフルサイズSony α7RIIに付けて春の花を撮ります。

645レンズは設計上の無理が少なく、素直に撮れ、ふわっとした立体感が特徴と捉えています。Pentax 645 120mm macroはもうオールド・レンズの範疇にはいりますが、一度は試してみたいと中古品をレンズアダプターと共に購入しました。

フォクトレンダー・ウルトラワイド・ヘリアー12mmは何度も登場しています。フルサイズカメラに、フォクトレンダー・クローズフォーカス・レンズアダプターを介して12mmをつけるということは、現在可能なもっともワイドな接近撮影のやり方ということになります。

Sony FE 90mm macroはもっとも現代的マクロとして、対照としました。
今回はその解像というよりは、F 2.8のボケを強調する結果となりました。

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Pentax 645 120mm macro F4 カキドオシ

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Pentax 645 120mm macro F4 ヤブレガサ

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Pentax 645 120mm macro F4  ヤマルリソウ

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Pentax 645 120mm macro F4 バイモ

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フォクトレンダー・ウルトラワイド・ヘリアー12mm F5.6

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フォクトレンダー・ウルトラワイド・ヘリアー12mm F5.6

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フォクトレンダー・ウルトラワイド・ヘリアー12mm F5.6 カタクリ

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フォクトレンダー・ウルトラワイド・ヘリアー12mm F5.6 タチツボスミレ

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Sony FE 90mm macro F2.8

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Sony FE 90mm macro F2.8

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Sony FE 90mm macro F2.8

ガレの庭

ガレの庭
2016-3-18

自然教育園のすぐ隣は庭園美術館です。エミエール・ガレといえばみなさんご存知でしょう。すぐ近くの庭園美術館で<ガレの庭>という展示会やっているのに、あまりに有名なので、ガレなぞよく知っていうからいいやとほっておいたのです。しかし、陶芸窯を買い、Makers Baseに通い、だんだんアート・ビジネスの準備が整ってきて、売れる商品を作るという命題を眼前に突きつけられ、もう手を動かさねばならないぎりぎりのところまで来てしまいました。この時<庭>という言葉にアレ!と思ったのです。

ガレの作品は花はもちろんトンボ、カエル、チョウ、カマキリ等々自然からのデザインがあふれています。ガレの<自然を作品に落としこむ過程>はいかなるものか? 俄然興味がわいてきました。

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自然→写真→陶板/色立体という流れをとってきた当方の過程は、なんとガレの過程と基本的にはほとんど同じだったのです。ガレと当方を同列で議論するとは全くおこがましいですが、しばらくご勘弁を。

ガレから学んだことを列記します。

1、ガレは自然を一度、デッサン画に落とし込んで作品の設計図を作ります。ガレは経営者であり、植物学者であるところが一般の作家さんに比して大きな特徴です。音楽でいえばこのデッサン画は楽譜であり、ガレは作曲家兼指揮者です。
かれのデッサン画をもとに多くの職人に作品の作り方を指示しているのです。ガレのガラス工芸手法はどんどん発達して12以上にのぼります。

今回の展示会はこのデッサン画と最終作品が並べて展示してあることが画期的です。それぞれ所蔵している所が違いますから、ここで一堂に会する機会はとても貴重なものです。

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デッサン画にミシン穴をあけて、そこの染料を塗り、ガラスの表面にデッサン画のポジションを移してそれからおもむろに色ガラスを貼ったり,描いたりして絵柄を作ってゆく手法がとられます。

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これは九谷焼の上絵の書き方に類似しています。


当方は自然の写真を見ながら直接、陶板に絵を描いていました。一度デッサン画を描くことがデザイン上、非常に重要であると悟りました。写真は現物が必要ですからデザイン上の制限がありますが、デッサン画は自由にデザインを作り上げることができます。ここで一度、自然を絵画に変換する必要があるのです。

ガレは植物学者でもあり彼のデッサン画はボタニカル・アートのように生物学的に精密な描き方ですが、精密の上にデザイン性が加わっているところが重要です。

当方の場合はガレのようにボタニカル・アート風な精密性を追求することはないですが、生物学的真実性(虫の足が何本とか、花弁の重なり具合はどうだとか)を崩さないように注意してきました。どこまでデホルメするかは重要な課題です。
自然→写真→<デッサン画/デジタルイラストレーション>→<企業秘密>→陶器 この連結部分はこれからの課題です。むろん頭の中にはこの連結法のアイデアがいくつかあります。

2、ガレは当初、ボリュームのあるレリーフ・デザインを試みていましたが、次第に厚みの適当なレリーフが主流になります。ボリュームを一方的に増強してゆくというよりはボリュームの最適化に気を配っているようにみえます。当方も初めはインプレッションを強くしようと絵を盛り上げてボリュームをできるだけとろうとしていましたが、そのころの作品は、なにか品がありません。ガレの作品もレリーフの厚みは適当な方が好感が持てます。

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3、ガレの作品は主題本体の下台の部分に,色々な試みがなされており、下台が重要な意味を持っています。陶器の場合は下台という概念がほとんどなく、あっても茶碗の高台で、いたってシンプルです。陶芸教室の先生によると、陶器は壊れやすいので、細い下台などは無理である、磁器なら、下台に凝るケースがあるとのことでした。しかし、陶器でも下台の概念を入れ込んだら面白いと思うのです。金属を用いた下台のコンビネーションも面白い。

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ニキ・ド・サンファルも金属彫刻家との長い間にわたる公私にわたるコラボレーションの結果の作品がありますが、これもインプレッシブです。

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ニキ・ド・サンファルと彫刻家ジャン・ティンゲリーの合作


4、ガレは本体を花、たとえばスミレやヒナゲシの花の形にして、さらにその本体にスミレやヒナゲシを描くという二重のデザインを時折行います。当方にはこの発想が無かった。この自由さには新鮮なインパクトを受けました。

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ヒナゲシ

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スミレ

5、ガレはレリーフの浮彫部分と、背景とに二重のインプレッションを持たせている作品が多くあります。花の浮彫と森の雰囲気の背景とかです。この組み合わせに大きな意味を持たせているところが重要です。

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6、ガレは常に新しい試みをしています。ガレの初期の作品は当方がこれまで考えてきたこととよく似ており、後期の作品は初期の作品からは考えられないほどの進化を遂げています。初期の方向性が似ているのですから、ガレ後期の作風は当方のこれからに大きなインパクトを与えることは必至です。

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1875年

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1887年

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1904年

7、ガレはガラスですが、陶器の釉薬(うわぐすり)も言ってみればガラスです。ガレのガラス作品と陶芸は多くの共通点があります。特に当方が目指す色立体はまさにガレの方向です。

以上、ガレの庭は4月10日までです。ぜひ皆さん足を運んでください。見ごたえありますよ。

写真はすべて<ガレの庭>のカタログからのコピーです。話の説明のために使わせていただきました。ご容赦のほど。


















自然教育園日記 その55

自然教育園日記 その55

PCがウイルス感染した可能性があり、PCを総とっかえするのに四苦八苦。
画像修正ツールがあっちゃこっちゃバラバラ状態で、ブログを書くことがままならない。しばらくはヨタヨタ、とりあえず、なんとか季節の移り変わりの報告まで。

2016-3-17
ここの所のポカポカ陽気で、鳥も虫も花もなんとなくウキウキしています。
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ニリンソウもぽつぽつ咲き始めました。

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勿論、カタクリの花も咲き始めました。

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一気にコブシの花が開きました。今年こそコブシの花とヒヨドリ飛び鳥撮りに挑戦です。

ここまでは、NIKON1 V3 + NIKON1 70-300mm。結構しっかりした絵を作りますよ。
これからは、Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro

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なんとかスミレもぽつぽつ

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これから盛りはバイモです。

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来週くらいから、鳥撮りから、完全に花撮りにシフトしましょう。何か面白い撮り方を考えなくては。

Makers Baseとは?  その1

Makers Baseとは?  その1

ここのところ<Makers Base>に出入りしています。ここは、物つくりのための種々の機器を保有しており、この機器の使い方のトレーニング、共同利用およびワークショップを運営している<会員制・物つくりの場>です。詳しくはHPがしっかりしていますので、こちらをご覧ください。ここ一か月の間に、当方が集中的にトレーニングに参加しているのはイラストレーター、UVプリンター、ラテックスプリンター、レーザーカッター、3D切削プリンターの5つです。目的は以前からいっている<絵画>、<写真>、<陶芸>の融合による超主観空間の実現です。企業秘密ですから、詳しくは述べません。このブログは写真中心に書いてきましたから、写真に関しての当方のスタンスを述べます。
当方が写真を撮る理由は2つあります。
1)現在のデジタルカメラが生み出す情報がデジタルデータであることが重要で、情報の加工が容易となり、さらに写真以外の媒体とフューズすることが可能となりました。デジタルデータの加工と種々の形態での出力が魅力なのです。
現在のほとんどの写真家や写真愛好家が求めている、フィルム時代から存在する<写真>の概念には殆ど興味ありませんそれは<情報の伝達>、<情報の記録>+αとしてのいわゆる<写真>です。言い方を変えると、写真展で印画紙に印刷して写真展に展示することが典型的出口とする概念です。事実、現在のプロの写真の9割はほとんど興味ありません。
2)もう一つは写真を撮るという行動により、自然をよく見て、自然を<陶芸>というアウトプットあるいは<絵画>、<写真>、<陶芸>の融合による超主観空間というアウトプットにつなげることです。

つまり、自然を<写真>を介して<デジタルデータ>としてアウトプットにつなげることと、その<インスピレーション>をアウトプットにつなげることです。

フィルム時代から存在する<写真>の概念は興味ありませんとは、あくまで、当方の方向を言っているので、他人様が<写真>をどうとらえるかに関して、いいだのわるいだのいうつもりはサラサラありません。

この考えから、どうしてもデジタルデータの加工と、アウトプットの多様性を会得しなければなりません。これが、イラストレーター、UVプリンター、ラテックスプリンター、レーザーカッター、3D切削プリンターの技術的会得を強いているのです。これでも足りないかもしれません。

<Makers Base>では参加している方はほとんど若い方で当方みたいな超年寄りはいません。この年になると若い方と違って、デジタルデータは挑戦であり、安らぎではありません。現状ではむしろ挑戦という積極的理由でなく、普通の世界では生きられないからしょうがないという強迫観念が当方を突き動かしているともいえます。今はまだ、前に進んでいます。この残り少ない意欲が消えてしまわないうちに、これこそ当方のやりたかったことだと思える具体的アウトプットを作り出して、積極的挑戦へ転換しなければなりません。この半年が勝負です。意欲が燃え尽きないうちに。

誤解を覚悟でいいますと、このアウトプットとは、アートビジネスにおける具体的インカム、すなわち利益を生み出すことです。利益とは世間が価値を認めたということであり、それが積極的挑戦を生み出す源泉となり、この循環が生まれることが望みなのです。この循環のみが目的なのです。

ここのとこころ数日間の自然教育園の写真をのせましょう。上記のための素材を集めているとご理解ください。いつもと同じような絵ですが、使える<デジタルデータ>と<インスピレーション>は何度も何度もトライしないと得られないのです。

今日、Makers Baseのトレーニングで一緒だった方はラーメン屋さんでした。大きな看板を作りたいそうです。ここは面白いところですね。

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陶芸展レポート  その1

陶芸展レポート  その1

ここの所、陶芸教室関連の陶芸展に足を運んでいるのですが、ブログに書くことは考えていませんでした。最初はお付き合いというニュアンスが強かったのですが、この訪問は予想以上に、当方の陶芸に何かヒントを与えてくれました。ということで、今日からちゃんと写真を撮って、ブログに載せます。

撮影機材はFujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm

1)春のほろよい:井上のりこ、丹羽一葉 二人展、(ギャラリー坂:神楽坂)丹羽さんは白金陶芸教室の先生の一人です。

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この写真が、お二人の意図を明確に表しているかな? 上段は丹羽先生、下段は井上先生。

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井上先生に関しては、上絵で細かい絵を描くのが得意で、全体にあるいは部分的にそれが表現されていることを付け加える必要があるようです。

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丹羽先生に関しては、新しい方向として、白無地の方向を打ち出しているので、これを付け加えます。しかし、彼女の本質は、天真爛漫な色にあるわけで、この方向が新方向とは思えないのですが? ほろ酔い状態でどんどん作品を作ってゆくことを期待しています。

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これがご本人。手に持っているのは、当方が購入したぐい飲みかな?

次に、白金陶芸教室に置いてあった、案内状を見て、訪ねたのですが。
加藤 委 色絵展 (瑞玉ギャラリー:板橋)

白金陶芸教室の角谷先生のところの生徒ですといっても、加藤先生はハッ?という感じで、 ギョロッとにらまれただけでした。どうも、この瑞玉ギャラリーの御主人と角谷先生がお知り合いで、加藤先生と角谷先生は特にお知り合いではなかったようです。

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これが招待状にも載っている、九谷焼の上絵を使った作品です。これは偶然に面白くいった作品のように見受けられます。当方は今上絵でどのような絵を描くかがテーマなので、この方が九谷の上絵をどのように扱っているかが興味あったのです。招待状の文面からは、元々九谷焼の専門家でないプロが突然、九谷焼の上絵を扱った場合はいったいどうなるかが興味あったのです。

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瑞玉ギャラリーの御主人とはかなりお話をしました。彼によると、加藤先生は、このようなは白磁の専門家で、九谷上絵は今回が初めてということです。たしかに、このような形に関してはプロフェッショナルです。

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これなんかはいいと思います。

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これなんかは、一見斬新で、モダンを好む和食のレストランに好まれそうな器です。実際、どこかの料理店の方が、加藤先生と商談中でした。形はしっかりしています。色使いは、どこまでもつか? 一か月か、一年か、十年か?

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こう見てくると、彼の九谷上絵の試みはまだこれからですね。ギャラリーの御主人によると、加藤先生は九谷上絵は今回限りと言っているということです。そうでしょう、ちょっとやってみたけど、やっぱり難しいということだと思います。プロですから、まだまだ追いかければちゃんとした物になるのでしょうが。

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白磁と染付が専門で、九谷焼上絵をちょっと、混ぜて見たという試みもしているようです。

当方のテーマである上絵の使い方に関しては、あまり参考にはなりませんでしたが、形のクオリティーの重要性に関しては感じるところが大いにありました。形のクオリティーが高ければ、色使いは適当でも、なんとか商品にはなる。

店の御主人に聞いてみました。形重視の場合の絵柄はプラスになるのかマイナスになるのか? 御主人は、形重視の作品は色は好まれない。現場で使いにくく、日本ユーザーの固定概念は色を否定する傾向にある。絵柄中心の九谷焼は別で、これはこれで、出来上がった世界である。どうしても形中心か絵柄中心のいずれかになってしまう。

この加藤先生も結局は、もともとの無地か染付の世界に戻ってしまうのでしょうか? 今回の試みが、一つの武器になってゆくのでしょうか?

当方は最近、とっても悩んでいるのです。形と色のフューズをやらなくてはという強迫概念が四六時中頭を離れない。色で勝負するなら、丹羽先生のような色パターンがいいのか(彼女の場合は、当人も言っているように、模様なので、絵ではないのです)、あるいは当方のような抽象画がいいのか、九谷焼のような具象画がいいのか?? 
今回、加藤先生の試みから見ると、通常の釉(ウワグスリ)のように九谷焼上絵を使った、大ざっぱな色使いは、なかなか、そのままでは先に進めない。

1、形のクオリティイーは重要だ。これがしっかりしていれば、なんとかなる。形がとれないと、適当な絵柄つかいでは、とうてい商品にならない。
2、色パターンは比較的安全だ。細密画的アプローチも受け入れる方も少なくないだろう。しかし、当方のような抽象画的アプローチは最も難しいのではないか? しかし、それだけユニークになる。と思ってがんばりましょう!
3、商売としては、この商品はonly oneであることを目指さなくては。瀬戸物は100円ショップでなんでもそろえることが出来る。それより見た目が魅力的という売り方で5000円の商品を売るのはとても難しい。<この商品はいままでにない物を提供してくれる>という価値を狙わなくては。<100円ショップでは同じ機能を得ることが出来ない、これしかない>ということを目指さなければ。具体的には企業秘密。
4、いくつもある手持ちのぐい飲みで、いつも手にとるのは数個にすぎない。なぜそれを選ぶのか?と丹羽先生に質問されたのですが、実は、わからない? しかし、こう思う。それが有名な方が作ったか、否かではなく、そこにある<作った方の心>をお酒といっしょに飲むのです。見た目の面白さや、美しさや、斬新さではなく、あるいは芸術性でもなく、そこには、意図してか、否かは関係なく、作家の自然な思いがいつのまにか入り込んでいるのです。それは簡単にポンとできる物ではなく、いろいろな思いの積み重ねに、さらにポンと偶然が重なって、それは出来ると思うのです。

これらの展示会の案内を載せておきます。先入観0で、素人の勝手な意見を書き、すみませんでした。是非、展示会を訪ねて、ご自分の感覚でご判断ください。<春のほろよい>は明日までです。

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自然教育園日記 その54 その2

自然教育園日記 その54 その2

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最近、毎日カワセミに会うのですが、はるか遠くで飛んでいるので、やっとこ撮影という状況です。しかし、遠くの青い点を見つけるというのも面白いですよ。

この写真を撮る少し前に、ここを通りかかった女の子をつれたお兄さんが、<カワセミはいないか、いないかと思っていると、遠くのポールの青い点をカワセミと思ってしまう。なにか面白い鳥はいないか、いないかと思っていると、ヒヨドリを面白い鳥と間違えてしまう> いかにもバードウォッチングのベテランみたいなことをいいながら通り過ぎてゆきました。

実は、この遠くの青い点のあるポールのすぐ横の水たまりに、この後すぐ、カワセミが飛び込んで、そこらをウロウロ飛び回っていたのです(上の写真)。<こんなところにカワセミがいるわけない>と思ってみるとカワセミは見えないのですし、<ヒヨドリなぞどこにでもいる>と思ってみると、ヒヨドリの面白さは見えてこないのです。

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相変わらずシジュウカラの飛び鳥撮りはむずかしい。しかし、この鳥は時折とんでもなく近くにやってくるので、そのうち満足できる飛び鳥撮りができるでしょう。

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ダイヤモンド富士ならぬ、ダイヤモンド・シロカンツバキを撮っています。

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これは小さなウグイスカズラの花

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カルガモ撮影は水鏡がいっしょにとれるからいい。

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このヒヨドリの獰猛な顔がすきなんだよな。

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最近、カワラヒワが集まってさわいでいます。遠くかつ枝の多い場所なので、今の所うまく撮れません。夕日に広げた羽が、ヒラヒラきれいなのですが、なかなかピントが合いません。

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ジョウビタキは飛び鳥撮りの常連です。

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この写真は途中までしか羽を広げていませんが、コゲラもちゃんと頭の上まで羽を完全に広げて飛ぶことがわかりました。なんとなくコゲラはいいかげんに飛んでいると思っていました。いろいろ分かって面白いですよ。

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自然教育園日記 その54 その1

自然教育園日記 その54 その1
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最近の機材は飛び鳥撮り用にNikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベストモーメントキャプチャー(BMC)のみ、マクロ撮影用に Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macroのみという2本立てです。

以下★印はSony alpha7RII + Sony FE 90mm macro、それ以外はNikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベストモーメントキャプチャー(BMC)。

毎日同じような対象を撮っています。飛び鳥は同じ種類の鳥でも顔の表情や全体の形が色々で、面白い。いっぱい絵を集めて、それからそれを使った加工した絵を作ってみようと思っているのです。そのまま展示することは考えていません。Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベストモーメントキャプチャー(BMC)は充分きれいな絵を撮れないので、そのまま使うのは無理という理由もありますが、とにかく標本写真は避けたいからです。
マクロ撮影はまだ対象がほとんどないので、どうしても同じ対象になってしまいますが、
マクロ撮影の感覚を忘れないように、常に2つのカメラセットを持って歩いているのです。

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これまで撮った鳥のなかで、実はヒヨドリが一番魅力的なのです。鳥撮りの連中はなんだ<ヒヨ>かと言って、見向きもしませんが、当方にはこの獰猛な顔が創作意欲をかきたてます。

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やっと、コゲラの飛び鳥をほぼ毎日撮れるようになりました。Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベストモーメントキャプチャー(BMC)のおかげですが、いかんせん絵があまい。これと同じことを、もっと精度の高い機材で撮れるといいのですが。なんとかしようと色々考えています。

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これはなんでしょうね?エナガかな?

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ジョウビタキ

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ヒヨドリとシロカンツバキ

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飛び鳥になると、シジュウカラ、コガラ、エナガの区別がつきにくい、これは少なくともシジュウカラではないですね。

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標本写真から逃れるための、もう一つのねらい目は飛び鳥の背景です。今の所成功率は殆どありませんが、いつも背景を考えながら撮ろうとしています。

また、明日

CP+ 2016 ミラーレス・レポート その2

CP+ 2016 ミラーレス・レポート その2

4、ミラーレス超望遠レンズ

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富士フィルムの望遠ズーム試写

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鳥撮りに使えるミラーレス用望遠レンズが相次いで発売になりました。3つとも触ってみました。写真でみると似たように見えますが、持った感じはそれなりに異なります。オリンパスもとんでもなくすごいという感じもなし。やはりどちらかというと重たくてゴツイ。望遠の単焦点はいつも望遠で覗くというのは結構疲れる。低倍率で捉えてから高倍率に変えることが出来るズームのほうが楽ちん。富士フィルムもパナソニックも覗いた感じ、ああ望遠ズームかという、普通の感じ。富士フィルムはデカすぎ、全くのアンバランス。なにか野暮ったい印象。  何度も言いますが、オリンパスは高すぎる。この中から一本と言われたら、パナソニックかな。多少小ぶりでスッキリと軽くて安い。当方は鳥撮りは高画質である必要は無いと思っているから、軽くて安いにこしたことはない。でもきっと、どれも買わないでしょう。鳥撮りには向きませんが、望遠はフルサイズ用Sony FE 70-200mm F4 G OSS SEL70200G 840g 最安値114999円に魅かれました。ちっこくてかっこいい。

5、フォーカスセレクト/フォーカスブラケット
次にPanasonic Lumixのフォーカスセレクトを調査。下の写真の様に手鞠を幾つかファインダー内にとらえて、シャッターを押すと、ファインダー内の手鞠を自動的に順番にフォーカスして撮影してゆき、あとで撮影画像を液晶でタッチするとそこに焦点があった画像になるという仕組み。結局は4K動画の応用編で、4K動画切り出しと同じように800万画素止まりの絵になるのです。フォーカスの異なる絵を重ね合せる機能はまだ付いていないとのこと。下の手鞠3個を順番にフォーカスしてゆくと2秒くらいかかります。三脚立てて使うたぐいのシステムでしょう。現在Lumix GX8などについていますが、近々GH4にも搭載できるそうです。 GH4を売らなければよかったと一瞬思いました。

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Lumix フォーカスセレクト体験コーナー

似たシステムがオリンパスについていますが、これはフォーカスをずらしながら何枚も撮影して、それぞれをばらばらにも重ね合せても取りだすことができます(深度合成フォーカスブラケット)。いずれにせよ、飛び鳥撮りのような瞬間的なフォーカスブラケットは出来ずに三脚立てて、1秒くらいかかってフォーカスをずらして撮影するというシステムです。オリンパスのシステムはマクロ撮影の時に、一部しかフォーカス出来ないのが嫌だと言う場合に、端から端までビチッとフォーカスした写真が得られるということです。Lumixが遊びの類であるのに、オリンパスの方は新しい絵を作れるという意味で、オリンパスの方がずっと意味あるシステムの気がします。

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オリンパス・フォーカスブラケット
Lumixにはニコン1のベストモーメントキャプチャー(BMC)に相当するシステムがあります。こちらはプログラム露出でなく、シャッター速度を指定できます。しかし、結局は4K動画の応用編で、800万画素止まりです。ニコン1のBMCの場合は1839万画素のままBMC撮影できますから、どちらが画質がいいか、いい勝負といいましょうか、どうやらニコン1の方が画質がいい気がします。 ようするにLumixの色々なシステムは4K動画の応用編ですから、800万画素のスチール写真の範疇をでません。当方は最近4K動画に興味を失ったので、その応用編にも興味なくなり、きっとLumix GX8は買わないでしょう。ニコン1のBMCを知ったためかもしれません。
Lumixのシャッタータイムラグに関してしつこく聞いたのですが、Lumixも富士フィルムと同じ有機液晶だから、液晶タイムラグも同じはずだというのです。どうやら、元々、有機液晶というのは40コマ/秒で不連続に絵を写しているらしく、だから同じだというのですが? それならなぜLumix GH4は飛び鳥撮りでことごとく逃したのでしょうか? 液晶が40コマ/秒で連続的に写しているということと、液晶の写っている絵が現物からどれくらい遅れているかということとは別の話の気がするのですが。とにかく、ミラーレスの連中はここのところを曖昧にしたままに商売していることはふとどきと思いますが。

6、ペンタックス・フルサイズK-1
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ペンタックスのフルサイズK-1は注目を集めていました。タッチアンドトライはいっぱいで、当方はギブアップ。トークをちょっと聞きました。ソニーに比べるとちっこいスクリーンでなんともかわいそうな感じです。一眼レフ 画素数:3677万画素(総画素)/3640万画素(有効画素) 撮像素子:フルサイズ/35.9mm×24mm/CMOS 連写撮影:6.5コマ/秒 重量:925gは普通のスペックですが、撮影感度、標準:ISO100~204800というところが魅力的です。ちなみにSony alpha7S/SIIは撮影感度、標準:ISO100~102400拡張:ISO50~80、128000~409600ですから、ペンタックスK-1の方が魅力的です。K-1の価格も25万円ですから、そう高くない。 4K動画は撮れませんが、4K動画に興味ないなら、Sony alpha7S/SIIよりペンタックスK-1の方が魅力的。ペンタックスK-1のハイレゾリューションシステムを使うと6000万画素レベルになるそうで、このハイレゾも魅力的です。トークではペンタックスのFA limited 3兄弟、31mm, 48mm, 77mmをK-1に付けての撮影が登場、この3兄弟をさかんに誉めていました。このオールドレンズが最新のフルサイズでも光っているとはなんと素晴らしい。Sony alpha7Sを売って、ペンタックスK-1を買って手持ちのFA limited 3兄弟を付けて撮るという路線に少なからず心を動かされています。
Canon, Nikonさんの一眼レフはもっと上をいっているのでしょうが、ぜんぜん見ていません。すみません。いいものはどうせ重たいのだろうということで、見ていないのです。

7、Zeiss/コシナ/フォクトレンダー
Zeiss/コシナ/フォクトレンダーのコーナーではZeissのソニーフルサイズFEマウント用のAFレンズBatisが魅力的でした。おなじくZeissのソニーフルサイズFEマウント用のMFレンズLoxiaを試したときに隣にあったBatisですが、これを覗いた時にとっても魅かれました。かんじんのLoxiaは特に印象が無い。ZEISS Batis は現在2/25(13.5万円、335g)と1.8/85( 13万円、475g) の2種ですが、50mmが発売になったら買いたいと思いました。価格も13万円前後で手が届きます。ちなみにLoxia 2/35(12万円、340g), Loxia 2/50 (8.7万円、320g)、Loxia 2.8/21(18万円、394g)。オールドスタイルのZFシリーズ(ニコンマウント)に比べて圧倒的に軽いのはいいのですが、画質的にZFと比べてなんとなく魅かれないのです。
コシナの新しいZeiss ZMであるZeiss Distagon T* 1.4/35 ZM (18.8万円、381g)はいい感じでした。コシナZeiss ZM(ライカ・Mマウント)をクソミソに言ってきましたが、これはフィルムカメラ用のレンズがデジタルに合わないのが原因の気がしています。この新製品Zeiss Distagon T* 1.4/35 ZMはデジタルカメラ用にリニューしているために、やっとZeissらしい画質に戻ったような気がするのです。コシナの方も、このレンズからリニューされてよくなるといっていました。

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SonyのGマスターはZeiss至上主義を覆すのでしょうか? それともZeissの味は変わらず魅力なのでしょうか? (Leitzは高すぎて手が届かないので、論外)

8、プリント用紙
やはり、今一番興味あるのはプリント用紙、海外のプリント用紙(Canson;フランス、Hahnemuhle;ドイツ、Ilford:イギリス発)と日本の和紙を使ったプリント用紙(プリント和紙)。何種類もの用紙が1枚か2枚づつ入っているお試しセットを早速発注しました。
また、後程詳しく述べますが、目黒のMaker`s Baseというアーティスティックな物作りの為の種々の機器を一堂に会して、オープン利用できるシステムがあったので、そこの会員となりました。大型のプロ印刷機や3Dプリンターも使えます。これで、果たして、当方の頭の中にある陶器、絵画、写真のフュージョンによる超主観空間を実現できるのでしょうか? 写真はなにも白い紙に印刷して、パネルに入れればいいというもんではない、パリ・リトグラフ工房idemを思い起こせ。ニキ・ド・サンファルの色立体を思い起こせ。チームラボの超主観空間を思い起こせ。

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全体的にCP+2016を見ると、Canon, Nikonが元気をとりもどして、一眼レフの逆襲がみられます。ミラーレスでは圧倒的にSonyが元気で、G マスター・レンズとα6300の速写/AFには根本的技術革新が裏打ちされている。オリンパスがNewオリンパス・ペンつづいて、富士フィルムはX-Pro2が売りですが、コンセプトはこれまでの延長。 Pnasonicは4K動画中心の売り込みですが、4K動画自体がどれほどの意味があるのか、単なる新し物の興味におもえます。当方が注目していたライトフィールドカメラ、Lytroは撤退のもよう。でも油断してはいけません。アメリカさんの新技術は一度撤退しても、それが本物なら必ずカムバックしますから。当方が以前書いた、カメラの未来図はきっとその通りになるでしょう。

CP+ 2016 ミラーレス・レポート その1

CP+ 2016 ミラーレス・レポート その1
2016-2-27

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写真は全て、Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm

1、ソニー・Gマスター・レンズ
まずはSonyコーナーへ。
鳥がぐるぐるまわっているので、何してるのですかと聞くと、鳥はSony α6300で上からAFの試写をやっているので、下ではFE 85mm F1.4 GM SEL85F14GM (19万円、820g)の試写をやっていますとのこと。Sonyは次々にG Masterシリーズを売り出すらしい。FE 85mm F1.4に続いて、FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM(23.65万円、886g)、FE 70-200mm F2.8 GM OSS SEL70200GM (価格未定、1480g)。ソニー/ツァイスレンズは解像度とコントラストに焦点をあてている。Gマスター・レンズは、高解像度と完璧なボケ味を目指す、と言っています。ミノルタ・レンズの流れであるGレンズのさらに上をゆくGマスター・レンズで、Zeissの持っていないボケを出そうとしているようです。レンズの表面のスムースさがこれまでと全く違うと言っていました。これは困りましたね。Zeiss至上主義できた当方にとって、おひざ元のSonyがZeissの上をゆくG マスターを出してきた。どうしましょう! みんな高価だし。後程述べる、トークでもFE 24-70mm F2.8 GMを絶賛していました。これで、Zeissも独自路線、Sonyも独自路線が目立ってきたわけで、当分は両者並行して進むでしょうが、もっと先はどうなるのでしょうか? ユーザーにとっても、迷いまくることになりそうです。ポートレート用85mm、標準ズーム、明るくて重い望遠ズームというのはいずれも当方が必要としていないレンズなので、当面は横目で見ていることになりますが、G マスターを使ってみたいという欲望はそう簡単に消せないでしょう。FE 85mm F1.4 GMは覗いてみて、さかんにボケを試しましたが、そう簡単に良し悪しが分かるものではないようです。Zeissの個性とG マスターの先進技術と、実際の絵の魅力がどうなるか? ちょっとの試写で分かったようなコメントをだすより、今後の評判を待ちましょう。

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Sony FE 85mm F1.4 GM SEL85F14GM

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2、Sony α6300の速写/AF能力
さて、上の方でSonyα6300の試写をしましたが、こんなゆっくり回る模型の大きな鷲を撮っても、当方の小鳥の飛び鳥撮りができるかはちっともわかりません。係りの人にしつこく聞きまくりました。正確な数値はわすれましたが、レリーズタイムラグは0.05秒、AFタイムラグは0.05秒。液晶タイムラグの数値は発表していないと、これまでの情報と同じことを言っていました。一つだけ重要な情報を得ました。通常の液晶タイムラグをすっ飛ばす仕組みが付いていて、よくわからなかったのですが、なにか速写時に直接ファインダーに画像を飛ばして、一眼レフと同等のシャッターラグを生み出しているとのこと。とにかく速写に関して、まじめに一眼レフに追いつこうとする姿勢があることは確かで、当方が文句をいいまくっていたAFに関しても真剣に対応しているように見受けられます。他社のミラーレスが、ミラーレスの欠点をうやむやに商売しているのに対して、Sonyさんはくそまじめだなと思うのです。

3、Sonyさん今後の予想
 いつもCPでソニーさんはその後の新商品に関して、だんまりを決め込むので、だまされてばかりいるのですが、当方はこんなことを予想します。速写やAFに関してSony α6300で進歩があったとすると、それは遠からずSony α7シリーズに反映して、またSony α7RIIIが出てくるか? さすが1年で新しくするとユーザーが怒るから、それより前にSony α9シリーズが出てくる可能性があります。全てで一眼レフを抜いたと自信を持った時にSony α9シリーズが出る、それはそう遠くない。もう一つ、後程述べるペンタックスK-1フルサイズが高画素数と超高感度を両立させていることから、Sony α7S/SIIは4K動画以外の魅力が無くなってしまった。これを挽回する動きがこれも遠からずでてくる。まずはフルサイズ高画素数、高感度に先進AFを加えた超インパクト・これでもかミラーレス、Sony α9を今年の秋以降に出してくると予想されます。Sony α9 & Gマスター・レンズとは、なんとお金がかかることか。どうやら、相当お金を貯め込んでおく必要があります。

3、ネイチャーフォトグラファー柏倉陽介
Sonyコーナーで柏倉氏のトークをやっていました。当方は写真家を良く知らないのですが、この方はまじめで結構気に入りました。Sony α7RII中心のネーチャー・フォトです。  1)オーロラ撮りでISO 3200~12800あたりをガンガン使っていること、2)これから発売されるFE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GMを絶賛していること、3)Sony/Zeiss FE 16-35mmF4やSony/Zeiss 55mm F1.8も良く使っていること、4)とにかくとんでもなく大きなモニターでSony α7RIIのフォトが映し出されて、高画素数がとっても強調されていること、5)Sony α7SIIも登場しましたが、ほんの数枚で、これは殆ど4K動画撮影に使われていると思われること 6)風景+星空の写真は撮って見たいと思ったこと、この場合Sony α7SIIでなくて、主としてSony α7RIIで長時間露光を選択していること 7)Sony α7のブライトモニタリングシステム(低照度時には一時的に画像を 明るくして、液晶の視認性を高める。暗所でも構図を しっかりと確認できる)を必須であると言っていること。8)Sony α7シリーズ軽いことはいいことだと強調していること 9)Sony α7RIIは-40℃でも問題なく作動するということ 10)とにかくSony α7RIIでプロの絵がどんどん生まれること、などが記憶に残っています。

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右がSony α7RII、左がSony α7SIIでこちらは動画を撮っていると言っていました。

CP+2016は入口を入ると、入口側の一面はミラーレス陣営、反対側はCanon, Nikon, Pentaxの一眼レフ陣営と相対しています。 Panasonic は反対側ですから、一眼レフ陣営よりミラーレス陣営の方が大きいことになります。

さんざん文句を言われていたSonyさんのカメラも、なにか確固たる地位を確保したようです。新興カメラ勢力の中で、あるいはミラーレス陣営の中で、Sonyさんが、特別な地位を得てきた感じがするのです。真正面から技術開発をしていることが、小手先、目先で勝負するメーカーとは違った、展望が見えるのです。







プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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