海の形と色 その3

海の形と色 その3

城ケ島 2015-10-30
今日は、海・波パターン収集、貝収集、そして、olympus airの海バージョンテストの3点を目的に城ケ島へ。

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Sony α7RII + フォクトレンダーNokoton 50mm F1.5

城ケ島公園ではツワブキが元気

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Sony α7RII + フォクトレンダーNokton 50mm F1.5

イソギクも元気。

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Sony α7RII + フォクトレンダーNokton 50mm F1.5

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Sony α7RII + フォクトレンダーNokton 50mm F1.5

フォクトレンダーNokton 50mm F1.5のボケがいい。さらにボケをもとめて、コンタックス、Zeiss Planar 85mm F1.4を入手したので、後程レポートします。

ついで、Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0 で、波パターンを収集。

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Sony α7RII + Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0

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Sony α7RII + Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0

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Sony α7RII + Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0

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Sony α7RII + Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0

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Sony α7RII + Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0

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Sony α7RII + Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0

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Sony α7RII + Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0

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Sony α7RII + Leitz Tele-Elmar 135mm F4.0

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ついで、アリス・イン・ワンダーランドの海バージョンをトライ。
中国製、水中撮影用防水パック、DICPAC WP-S5 DSLR camera caseにOlympus Air +
Olympus 14-42mm EZ を詰めて、海の接近撮影。

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Olympus Air +Olympus 14-42mm EZ

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Olympus Air +Olympus 14-42mm EZ

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Olympus Air +Olympus 14-42mm EZ

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Olympus Air +Olympus 14-42mm EZ

このcamera caseは不恰好ではあるが、有効。 よせる波に、カメラは数回水没した。camera caseがなければ、Olympus Airはおしゃかになっていたであろう。

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水没する危険のない時は、JOBYとかいう、フレキシブルおもちゃ三脚に直接Olympus Airを付けて、ひょいと持ち上げては超ロウアングル撮影が、とんでもなく面白い。

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Olympus Air +Olympus 14-42mm EZ

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Olympus Air +Olympus 14-42mm EZ

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Olympus Air +Olympus 14-42mm EZ

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Olympus Air +Olympus 14-42mm EZ

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Olympus Air +Olympus 14-42mm EZ

相模亭は、災害復興補助金でも入ったのか、再開していました。しかし、当方はマグロのしぐれ煮と葉山牛コロッケにつられて、京急ホテルのストランでビールを飲む。

いろんなことをやって、結構いそがしい海撮りでした。

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檜原湖の紅葉 その3

檜原湖の紅葉 その3

檜原湖の紅葉も3日目に入ります。
ペンションくらんぼーんの続きからです。

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7R + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

⑦五色沼自然探索路
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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

ここでも、色と形の収集に走る。実際はもっと広い場面を写しているのだが、その部分をトリミングで引き出している。これによって、説明としての写真情報が皆消えてしまうことが、いいことなのか悪いことなのか?少なくとも大きく引き伸ばした絵にしないと何の魅力も生まれないだろう。

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

こういう写真を一杯撮りたかったのであるが、時間的余裕が無かった。4kmの行程を2時間という縛りで、ばらけて撮影していたので、みなさんはあっというまに先に消えてしまい、当方は一人大きく遅れながら、時間とにらめっこしながら撮ることになってしまった。

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

当方の写真は紅葉というよりは水の表情におおくの関心がある。

⑧達沢不動滝
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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

多くのカメラマンが滝にかかる虹を目当てに撮影している。

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm


くらんぼーんの黒原プロのセミナーで、2つのことを学びました。1)写真にストーリー性(あるいは詩的物語)を入れる 2)絵に合わせてハイキー/ローキー(アンダー)にシフトさせると効果があることがある。
さて1)が問題です。写真展や写真コンテストで受ける、すなわち見手に受けるためにはストーリー性が必要であることは明らかです。ストーリー性がある写真はだれにでも分かりやすい。当方の自然教育園に現在展示している3つの花の写真、<ヤマユリ>、<ユキワリイチゲ>、<キバナアキギリ/コトジソウ>はだれも立ち止まる人はいません。そうとう苦労して撮ったのに。ストーリー性のない、ただの花だからです。<ヤマユリ>は森の精と題しているので、奥深い森の中にポツンとヤマユリを小さめに配置すると題名のようなストーリー性がでるでしょう。霧の中ならもっといい。ユキワリイチゲは簡単で、雪のなかでユキワリイチゲがけなげに咲く様子を撮ればストーリー性がでるでしょう。コトジソウは誘惑の館という題ですから、虫が入るところをいれればストーリー性が出るでしょう。そうすれば少なくともいまよりは人が足を止めるでしょう。自然教育園の縛りのなかで、実際にこういう写真を撮るのは不可能に近い。しかし、それよりも、当方が求めているのは絵画性のある写真です。絵画にはストーリー性のあるものと、純粋に色と形を中心とするものがあります。当方はあきらかに後者を目指しており、ストーリー性を中心とする絵画はむしろ嫌っているのです。純粋に色と形を中心とするのは、写真が最終作品でなくて、その色と形から、絵や彫刻や焼き物を最終作品として作る為なのです。

色と形を中心とする絵画は作家の心に持っている何者かが色と形の中に表現されるのです。絵画は自由に色と形を作れるからそれが出来るので、写真でそれを行うのはとても難しい。それでも、色と形だけで、写真を作るプロは少なからずいます。色と形だけの写真でも人を惹きつけることができるはずなのです。今、当方が自然教育園に展示している写真は、それが出来ていない。どうすればいいか、いまだ手がかりはありません。しかし、色と形だけで、写真を作る方向を変えることはできません。今回の紅葉写真も同じことで、色と形の収集の段階まででストップしています。色と形だけで、それでも人を惹きつけるすべを考え出さなければなりません。<風景写真>と<色と形の写真>の中間をどっちつかずにウロウロしているのがわかります。もっと<色と形の写真>に吹っ切らなければ、人を惹きつけるすべを考え出すことが出来ない。

Sonyα7RはSony α7RIIの補佐になるかという命題の答えは、むしろSony α7Rの方がいい色をだしています。シャッターの感触さえ我慢すればSony α7Rは充分補佐の役割をはたすでしょう。今回、日の出、日の入りで相当暗い場面でも屋外であるなら、Sonyα7R、Sonyα7RIIいずれも十分な絵を作れます。とすると、売らずに残した超高感度Sony α7Sはどのような場面で使ったらよいのやら?

こうやって、振り返ってみると、当方は風景写真に慣れていないなと思う。どうしてももっと一か所に時間が必要になってくる。ガイドはあった方がいいのか、無い方がいいのか?車で移動した方がいいのか、歩いた方がいいのか? 団体行動がいいのか、一人がいいのか? ストーリー写真がいいのか、色と形の収集でいいのか? いろいろやってみるしかない。とにかく、今回の旅は、気に入った写真は無いけれど、一つのいい経験であった。

檜原湖の紅葉  その2

関東の紅葉 2015
檜原湖の紅葉  その2

吉岡ペンションの続きから

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

雨の中、色と形の収集を行う。光が無いと、インプレションが落ちる。光が強すぎると紅葉の色が飛ぶ。難しいところである。当方はやはり光が好き。色と形の収集で得た写真それぞれからは絵画を生むことが出来るはず。

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8


⑤中津川渓谷
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Sony α7RII + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

⑥ ペンションくらんぼーん
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Sony α7RII + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

我々グループが5名、それ以外のグループが6,7名がプロさんの指示でポイントを撮り始めると、込み合ってうまい位置をとれない。すぐ前に入ってくる。みんなが去ったあとに撮影していると、今度はプロさんの案内に遅れて、ポイントを聞き逃す。結局、一人はずれて勝手に撮ることになる。

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

この赤い実と池を撮りたかったのだが、前に人(グリーンの服が見える)がいて絞りこめない。帰り際に撮りなおそうと思ったら、この赤い実は、グループの面々に荒らされて、一個も残っていない状態となっていた。しかし、グリーンの服を頭の中でカットして、この写真から当方には一枚の絵画が描ける。色とパターンの収集にはなっているのである。皆さんには写真としてまったくつまらないものに違いないが。色とパターンの収集と面白い写真とはなかなか一致しないのである。

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar FE 135mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar FE 135mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar FE 135mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar FE 135mm

湖面に浮かぶ葉っぱの上の水滴を狙えとプロさんがおっしゃる。皆さんはそれを一杯撮っているのだが、遅れて行った当方には撮る時間が無い。結局、葉っぱの水滴写真は使える物が無い結果となってしまった。このように団体行動のなかで当方はいつもはぐれてしまう。

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Sony α7R + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7R + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8


檜原湖の紅葉  その1

関東の紅葉 2015
檜原湖の紅葉  その1

2015-10-21~23
関東の紅葉撮影は失敗続き。関東の紅葉が悪いのか、タイミングが悪いのか、撮影の腕が悪いのか??? またまた紅葉の季節がやってきました。今年は、ある連中と一緒に檜原湖の紅葉撮影に出かけました。泊まるペンションが紅葉撮影をサポートしてくれるところがいつもと違います。この連中は車好き、車であっちゃこっちゃ動き回ります。ペンションのサービスも車で撮影ポイントまで連れて行ってくれます。ということで、車での撮影旅行という、当方にはめずらしい旅になりました。
  風景写真というのは、以前も言ったかもしれませんが、良く考えると当方の装備は風景写真撮影用ではないのです。今回の件で、当方は風景を撮るということをあまり真剣に考えていないことにあらためて気が付いたのです。持って行った機材は
Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8が中心で、こいつは、F1.8の望遠ボケを武器にしています。むろんSony FE90mm macroも付けましたが、だんだんSony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8が多くなりました。撮る場面が広角中心とわかっている時は、Sony α7RII にSony/Zeiss FE 16-35mmを付けています。 もう一台この機材の補佐として、Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mmを主軸として、時々Sony α7RII とSony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8を入れ替えています。ザッパクに言えば、Sony α7RIIは望遠で色と形のサンプリング、Sony α7Rは補佐的に広角領域を受けもつ。
  Sony α7RがSony α7RIIの補佐が出来るか見極めるというのも、今回の撮影の目的です。あまりに性能が違い過ぎて、補佐にならないとしたら、万難を排してでもSony α7RIIゲットに走らないといけなくなります。
  撮影した絵をブログ用に選んだら83枚になりました。多すぎるので、気に入ったのだけ残そうと思ったら、なんと2枚だけになりました。これじゃブログにならないので、気を取りなおして、70枚くらいに縮小。3回に分けてアップします。

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今回訪ねた所は、
一日目:栃木県、日光の近くの龍王峡を目指しましたが、紅葉がまだ早かったのでパスして、日塩もみじラインの2つの滝(太閤下ろしの滝、白滝)、ついで大内宿を見て、吉岡ペンションへ着きました。近くの湖(沼?)で撮影、ついで吉岡ペンションの案内で秋本湖か檜原湖(どっちだかわからず)で日の入りを撮影。
二日目:吉岡ペンションの案内で日の出を見て、吉岡ペンションを後にし、中津川渓谷を撮影、ペンションくらんぼーんへ。くらんぼーんの案内で、周辺の湖(沼?)で撮影さらに秋本湖か檜原湖(どっちだかわからず)で日の入りを撮影。
三日目:くらんぼーんの案内で、檜原湖の日の出、さらに檜原湖で撮影。くらんぼーんを後にして、五色沼自然探勝路を歩き、ついで達沢不動滝によって一路東京へ戻りました。
くらんぼーんのオーナーは黒原範雄さんはプロカメラマンで、現場での撮影ポイントのサゼスチョンや夜には撮影セミナーがありました。

① 太閤下ろしの滝
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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

②白滝
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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

③ 大内宿
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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

④吉岡ペンション
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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm



京都の紅葉案内 2015

京都の紅葉案内 2015
白金自然写真クラブの方が京都の紅葉を見に行くというので、かつての京都暮らし時代のブログから推薦コースを書きました。当方はいつも遅めに紅葉見物に出かけます。11月末から12月初旬です。どっとくる観光客が減った頃です。よって少々見ごろを過ぎた紅葉の写真かもしれません。紅葉は、静かに一年を振り返り、懐かしいこと、懐かしい人を思う為にあるのです。


プラン1 洛中・洛東コース
8時以前に出発がすがすがしい
三条大橋→鴨川ほとり歩く→丸太町通り(三条より1.5km) →御苑(南から北へ)(金、土曜は茶室、拾翠亭に入れる。月曜以外は閑院宮邸跡に入れる )約2km  (念入りに手入れされた紅葉は少なく点在する被写体を探し回る感じとなるが、自然教育園同様に自然体の魅力。なにしろ天皇の本拠地、御所がある雰囲気が重要)→今出川通り→ バス (時間があれば、バスにのる前に出町ふたばで大人気マメ大福を買う)→上賀茂神社 山から冷気が下りてくるので数はすくないが真っ赤なモミジが魅力的 →(参道前のすぐきや六郎兵衛or御すぐき處京都なり田でスグキを買う)→ 興味あれば上賀茂紳家町を散策、西村家庭園などにはいる→ 参道前か賀茂川ほとりで昼食, たとえばサバ煮定食今井食堂、 神馬堂 、甘いもので一休みなら葵家やきもち総本舗 → 賀茂川ほとり歩く1.5km ただのんびりとこれが京都であると感じながらぶらぶら歩く サギやかもめ類が遊んでいる →(京都府立植物園)ここを入れるのは時間的、体力的に無理でしょう → 賀茂川にあきたら適当にタクシー → 真如堂 紅葉は有名だがそれほど人が多くない → 坂を下って、 哲学の道 ここからは観光地の人ごみが始まります→ 法然院、安楽寺等 小さなお寺に入ります。 疲れたらお茶するところは一杯ある。→ (永観堂)希望が多ければ入りましょう。有名だからきっと混んでいるでしょう、できればパスしたいが紅葉はきれいでしょう → 南禅寺 三門に上がってもわるくない (ここまで真如堂から2km) →タクシー又はバス→ 祇園・御茶屋のおばんざい料理 又は 先斗町・ハモ料理・よしみ又は 隠れ家・極楽とんぼ、ちょっと高いが先斗町らしいおばんざい居酒屋ますだ 先斗町のほうがベターでしょう。

おそらく少なくとも8km、20000歩の歩行となるでしょう。

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京都御苑の大銀杏

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京都御苑

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上賀茂神社

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上賀茂神社

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真如堂

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法然院

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安楽寺

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南禅寺

プラン2 洛南編
朝7時ころ出発
三条→ バス → 東福寺 紅葉人気No1 朝8時から10時くらいまでが勝負 時間があれば方丈の庭は必見 → 宇治 → 興聖寺 紅葉のトンネルが有名 → 宇治川沿いに天ヶ瀬ダムまでぶらぶらと歩く 片道 1.5km → (平等院)素晴らしいお寺ではあるが、紅葉はどうでしょうか? 参道で昼食 → 宇治 → 深草 → (石峰寺)伊藤若冲設計の石像群が圧巻。あいかわらず撮影禁止なら訪ねる意義が半減だが、トライしてみてはいかが → 清水五条 → (河合寛治朗記念館)月曜休館 16:30 までに入館 陶芸作品と全くユニークな彼の彫刻や調度品に唖然とする → 茶碗坂 やきもの店をぶらぶら、一服するところもいろいろ → (清水寺ライトアップ)定番ではあるが一度はトライしても悪くない → 祇園 お茶屋おばんざい料理にトライ

7km 15000歩くらいの旅

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東福寺

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東福寺

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興聖寺

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宇治川

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石峰寺

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石峰寺

プラン3 洛北編
7時出発
三条京阪 京阪電車 → 出町柳 (7;30、土日7:40) → バス 1時間 → 大原 三千院は呂川、津川に囲まれ、いずれも小さいが趣のある川。ところどころにビューポイントの表示があるので、小まめに行ってみる → 三千院 8:30 奥が深いので、充分時間をかける → 実光院  坊さんが窓枠を額として庭を見ろとかごちゃごちゃウザイことをいうのが面倒だが、行って損は無い → 寂光院 紅葉が綺麗なはず 往復2kmあるが → 大原 昼食、三千院の門前がいいか?  → バス → 一乗寺付近でバス下車 → 詩仙堂 → 円光寺(金福寺は誤り) モミジが綺麗な穴場 → まだ元気と時間があったら、バスでそのまま南下 三条を過ぎて 東山、清蓮院門跡へ入る、ここはハイセンスのお庭、エネルギーがあるなら知恩院の迫力に触れて、 にぎやかな八坂神社をすぎて、白川・新橋界隈をうろついて、<いづう> の鯖寿司をちょっと食べてもいい → 中心地、四条河原町へ 錦市場でお買い物 → 先斗町の居酒屋<ますだ>へ、ここでお腹いっぱいにするとお金がかかるので、その前にちょこちょこ食べておいて、ここは飲むだけ。 

8km 20000歩の旅


三千院は紅葉の写真が無いので、8月15日万灯会(まんとうえ)の写真を載せます。そのうち三千院の紅葉の写真に入れ替えます。

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三千院

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三千院

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詩仙堂

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円光寺 (金福寺は誤り)

プラン4 洛西編
善峰寺は京都・西山・四国第20番札所ということで、山の上にありながら立派な、大きなお寺で、紅葉は有名です。十輪寺、金蔵寺は小さな山寺で、それが趣になっています。金蔵寺は紅葉の穴場として知られています。山の上だからモミジが赤い。花の寺、石の寺は大原野ウォーキングで皆が寄るそれなりのお寺。花の寺は結構、紅葉がある。
長岡京はもと遷都した都があったところで由緒ある地域、長岡天満宮が面影を残す。善峰寺から金蔵寺はほとんどヒトが通らない東海自然歩道。このコースは京都に住んでいる方も行ったことがないかもしれないディープな洛西です。靴などトレッキングシューズがベター、ウォーキングのスタイルが必要です。昼は善峰寺周辺で、夕食は特に食べるところもないので、京都に戻ります。こんな時は、気軽に三条の安居酒屋<伏見>がいいかも。

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洛西編で心残りなのは、仁和寺です。紅葉でもサクラでも仁和寺、龍安寺(石庭)のコースは外せません。仁和寺は<宇多天皇は寛平9年(897年)に譲位、後に出家し仁和寺第1世 宇多(寛平)法皇となってから、皇室出身者が仁和寺の代々門跡(住職)を務め、平安〜鎌倉期には門跡寺院として最高の格式を保ちました>とあるように、皇室とのつながりが大変密なお寺です。御所は事あるごとに(天皇が代わったり、御成婚があったりしたとき)、内装や調度品をリニューする決りとなっており、価値ある調度品、場合によって建造物はお寺に流れます(代わりに資金をお寺より調達している)。仁和寺は現在の御所よりよっぽど価値ある絵画(例えば狩野派の絵)や調度品を保有していると思われます。それらに裏打ちされた落ち着きとセンスが仁和寺に流れています。

仁和寺、龍安寺コースは午前中一杯をかけることが望ましい。とすると上述の洛西ウォーキングコースに向かうなぞ不可能です。一般には嵐山に向かうのでしょうが、嵐山は当方の推薦すべきスポットが思い浮かびません(保津川下りとかトロッコ列車はいいと思いますが、この時期待ち時間が大変)。考えを変えて、この際、午後は西陣にいって、織成館、西陣織工芸美術館・松翠閣、西陣織会館の着物ショー(見る価値のあるのは無料の着物ショーだけ、会館自体はアジア系観光客向けお土産屋に堕落の一途をたどっています)、堀川通り一条の楽美術館などで、京都の伝統工芸に浸ってみるのもいいとおもいます。一条堀川といえば<とようけ屋山本>の豆腐をいっぱい買い込みたくなります(北野天満宮前にも出店があります)。

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十輪寺

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善峰寺

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善峰寺

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金蔵寺

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勝持寺

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仁和寺

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龍安寺

プラン5 番外編 比叡山から坂本へ

比叡山延暦寺は驚くべきお寺です。① 延暦寺を開いた最澄は渡来人の流れをくむ。先祖は後漢からの渡来人で応神天皇の時代に日本に渡来した。最澄の出身地、近江国(大津)は渡来人系の人々が集まっていたと考えられる。② 日本を作った名だたる僧侶のほとんどが延暦寺の卒業生である。京都にくると、日本文化の根っこに存在する渡来人の力に驚くのである。あの日本やきもの心髄と思っている楽茶碗を生み出した長次郎の父は唐から来た渡来人である。等々、京都には渡来人から日本文化が生まれてゆく歴史がいたるところに転がっており、これは東京人が全く理解していない世界である。

延暦寺には直接バスで行った方が便利かもしれないが、八瀬ケーブルを使いましょう。朝9時ころから動いています。 八瀬の雰囲気を感じるのもわるくない。京都から30分の通勤圏内にこのような自然があることにびっくりして、ここから職場に通う人を羨ましく、京都を羨ましく思うのである。鴨川の源流、高野川が美しく、紅葉も美しい。紅葉時には光明寺瑠璃光院の一般公開があるかもしれない、ここによるのもいい(時間的には苦しい)。延暦寺は膨大であるが、ここはその権威を理解したら早々に坂本ケーブルで日吉大社に向かいましょう。坂本ケーブルは日本最古のケーブルカーといわれており、レトロに面白い。日吉大社は紅葉で有名で、その規模は京都の田舎の神社と思ったら大間違い。いっぱい生じる皇室の血筋も、京都の中心に残れる人はわずかであり、大半は琵琶湖沿いの裏京都に住むようになる。よってこの一帯は権威ある神社仏閣が存在するのである(京都中央のお下がり移築もいっぱいある)。昼食も含めてなんとか、14時までに比叡山坂本駅に着く必要がある。比叡山坂本から石山寺門前までは1時間はかかる。途中に大変有名な三井寺があるが、紅葉的にはあまり魅力的でないので、時間も無いしカットする。石山寺の閉門は16時30分であるから、15時には入る必要がある。石山寺は紫式部が執筆活動したとして有名である。広い内部は充分時間をとりたい。この計画はかなり時間的にきつい、行きはタクシーを多用して時間を稼ぐ必要があるかもしれない。石山寺をでたら、あとはのんびりと瀬田川にそって歩き、途中で瀬田の大橋に寄るのもいい。琵琶湖から流れ出る川はなんと瀬田川一本であり、この瀬田の大橋を挟んで、都を攻める軍勢と都を守る軍勢がぶつかる歴史を何度もくりかえした地点である。瀬田の大橋は改修工事が終わってきれいになっているに違いない。琵琶湖や瀬田川をみる料亭で夕食もわるくないだろう(当方は適当な所は知らないが)。石山駅から三条までは30分もかからないだろうから、帰りはゆっくりすればいい。今回は駆け足であるが、裏京都の魅力を知ったら、またゆっくり訪ねればいい。

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八瀬

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日吉大社


以上

自然教育園日記 その47

自然教育園日記 その47
2015-10-18
これまで、マイクロフォーサーズ万歳といっていたが、Sony α7RIIを使うようになってから、このフルサイズとマイクロフォーサーズの品格の格差があまりに大きくなりすぎて、マイクロフォーサーズを今後使い続けることに疑問が湧いてきた。Sony α7RIIは当方の撮影スタイルに、じわりと大きな影響をおよぼして来ているのである。
鳥撮りだけはマイクロフォーサーズに振り分けるべきと思うが、いつまで鳥撮りを続けるのかが大変疑問である。 鳥撮りに関して、今年の冬にある試みをやろうと思っている。この試みは、当方にとって、唯一の鳥撮りに対する興味なのである。その結果が上手く行くかどうかが、マイクロフォーサーズの運命に関して、決定的に重要になってきた。
自然教育園では鳥がぼちぼち目立ち始めている。木の実が増えて、鳥が集まってきたのか、今年孵った若鳥が大ぴらに活躍し始めたのか、鳥の渡りと関係するのか、単に葉っぱが少なくなりつつあるためか、当方にはわからない。クラブの鳥撮りの名人が、さかんに珍しい鳥が現れたことを教えてくれる。しかし、当方にとって、当分、鳥撮りよりは、これから今シーズンの紅葉をどう撮るかが重要な課題である。
マイクロフォーサーズを縮小するとしたら、2台あるマイクロフォーサーズを1台処分することと、望遠以外のレンズを処分することになる。マクロレンズは殆ど使わないから、処分。さて、ボケの面白さを教えてくれた、フォクトレンダー Nokton 25mm F0.95はどうするか? ボケ用レンズもフルサイズに移行したい。フォクトレンダー Nokton 25mm F0.95のこのF0.95はマイクロフォーサーズでないとフルサイズではとっても価格的に手が届かない。フォクトレンダー Nokton 25mm F0.95のF0.95では、いつもどこにも焦点が合わないという印象を持っている。今回は三脚を据えてF0.95で撮って見た。やはりどこにも焦点が合わない。このボケボケ写真はそれなりに面白いが、展示会に出すには、少なくともどこかにピントが合ってほしい。絞りこんでピントをとるなら、F0.95はいらないことになる。フルサイズ用、フォクトレンダー Nokton 50mm F1.1を早く手に入れて、比較したいものだ。これなら買えそうな値段である。
さて、今回の撮影ではOlympus OM-D E-M1を多く使ったのに、ここに載せたのはPanasonic Lumix GH4の方がずっと多い。前々からOlympus OM-D E-M1の色に疑問を持っている。Panasonic Lumix GH4の方が素直な色になるのである。当方の中では、大人気商品のOlympus OM-D E-M1の運命が危うい。しかし、Panasonic Lumix GH4は一つ致命的に近い問題がある。そのシャッターボタンが、単にメカニカルな問題とおもうのだが、位置と固さが上手くないために、手持ちでF0.95を撮ると、ブレてしまう。さらにせっかくの40コマ/秒でも最初のシャッター押しが遅れて、チャンスを逃してしまう。前にも言ったように、連写速度よりもシャッターチャンスを逃さない事の方がずっと重要なのである。これから、生き残りをかけた、この2台のマイクロフォーサーズのバトルが始まるのだ。

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Panasonic Lumix GH4 + フォクトレンダー Nokton 25mm F0.95+接写リング

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Panasonic Lumix GH4 + フォクトレンダー Nokton 25mm F0.95+接写リング

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Panasonic Lumix GH4 + フォクトレンダー Nokton 25mm F0.95+接写リング

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Panasonic Lumix GH4 + フォクトレンダー Nokton 25mm F0.95+接写リング

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Panasonic Lumix GH4 + フォクトレンダー Nokton 25mm F0.95+接写リング

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Panasonic Lumix GH4 + フォクトレンダー Nokton 25mm F0.95+接写リング

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダー Nokton 25mm F0.95

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダー Nokton 25mm F0.95+接写リング

コウヤボウキが咲き始めました。

自然教育園日記 その46

自然教育園日記 その46
2015-10-15
久しぶりに自然教育園日記を書きます。最近はSony α7RII一台を持っての撮影になっています。今日はレンズもSony FE90mm macro一本だけ。自然教育園で開催中の写真展を見て、今回の当方の写真はどれもインパクトが無いなと、いやになります。花の写真に関しては、一生懸命撮ったなかで選んで、自分では今のところこれ以上は撮れないと思っているので、だれも足を止めてくれなくてもこれでいいのですが、紅葉の写真は、行き当たりばったり、意図するところが希薄で心残りです。
花に虫や蝶を入れればずっとインパクトが出るのでしょうが、頑固に入れません。今回、例外的に花と蝶の写真を一枚出していますが、これは蝶は風景の一部で、虫撮りの写真ではありません。例外です。
あくまで構図でインパクトを出せるようにならなくては。虫や鳥が入った写真を出そうとしても、何か恥ずかしくて出せません。何で恥ずかしいのかというと、何か自分の方向でないから、偽物なのです。 当方は虫や鳥を知らないのです。深く知ろうと思わないから知らないのですが、知らないことを、知ったような顔をして自然教育園の写真展に出すなんて、とんでもなく恥ずかしいのです。

  ブログには虫でも鳥でも出します。撮っては載せしているうちに、何か納得するアイデアが出てくるのじゃないかと思うからです。

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だけど、Sony α7Rの時はこんなリアルな虫が撮れたかな? なにしろ、Sony α7RII + Sony FE90mm macroの組み合わせはディテールを撮るには驚異的ですよ。

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ゲンノショウコの花は結構長持ちしますね。ゲンノショウコの花は前回の写真展に出してますが、当方はこの花を結構気に入っているのです。

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これは、たまたま虫が止っていたので撮ったのですが、よく見ると、ぼろぼろで、最後の力を振り絞って、しがみついている、悲しい写真でした。写真としてはインパクトあるかもしれません。しかし、こういう写真も展覧会に出したくありません。意味ありげな写真も当方の狙っていることではないのです。

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小さな花の曼荼羅模様写真を撮りたいのですが、今の所まったく上手くゆきません。きっとまだいい加減に撮っているからに違いありません。

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これは相当な遠距離写真を拡大しているケースです。

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葉っぱをとって、拡大してみたら、葉脈がビッチリ見えるではないですか。こんな写真は以前の機材では撮れなかったですよ。

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タイワンホトトギス 

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平凡な写真しか撮れません。どうやったら虫や鳥をいれないで、インパクトのある写真がとれるのだろうかと、ブツブツいいながら、教育園をぐるぐる回っています。いつも同じ視点でしか見てないじゃないか、虫が付いていれば撮る、2種の花を一画面に入れてアクセントにしようとする、一種類の花の列があると撮る、そればかりじゃないですか。気をいれて撮る時ですら、レンズを替えたり、光を変えたりしているだけじゃないか、なにかバカだよね、脳無しだよ。

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枯れたアザミも面白いのだが、陳腐な話だ。

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また虫を撮ってしまった。 

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借り物の方向だから、このような写真は中途半端で、恥ずかしくてとても出せない。

このへんからブチ切れた。おれの脳みそは写真クラブにおかされている。クラブの流れに流されて、当方は何をしようとしているかを忘れている。展示会用の写真を撮ろうと考えてはイカンのだ。それはあくまでバイプロダクトで、自然の中から色と形を見つけ出さなければいけないのだ。同じところをグルグル歩いているのだが、だいぶ見えてくるものが違ってきた。

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今日はここで時間切れ。 

こういう写真ばかり出していると、誰も、ブログを見てくれなくなるのが辛いところ。  プロは枯れた花の写真でも人を惹きつけることができるのだから、この方向でも、魅力的にするなにか手はあるはず。あくまで、自分の方向で、進まなければ、納得できるものは生まれない。

ピアニッシモからフォルテ ~その5 ニキ・ド・サンファルと岡本太郎-2~

ピアニッシモからフォルテ ~その5 ニキ・ド・サンファルと岡本太郎-2~

昨日のリベンジで、今日, 2015-10-11は青山の岡本太郎記念館に行く。なんとここは撮影全くOK。当然でしょう、撮影禁止というのは、自信の無いアーティストのいうタワゴト。さすが青山というか、岡本太郎というかとにかく粋である。 川崎の岡本太郎美術館で買えなかったグッズも買えたし、とんでもなく多くの撮影が出来た。ただ不思議なのは、記念館では美術館で売っていた岡本太郎作品の載った本が一冊も見当たらないこと(見落としたのかな?)。岡本太郎著の本の数々と、おもしろグッズはいっぱい売っているのに。

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二階から撮った記念館入口。

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入口をはいると、すぐ圧倒的迫力が演出されている。

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その横には、岡本太郎の面白グッズと数々の著作。

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一階のリビングだろうか、面白立体が所せましと飾られている。

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その奥に岡本太郎の仕事場がある。

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当方が、今もっとも欲しているのは、このようなアートの為の仕事空間。当家にはどうしてもこのような空間を作り出すことができない。それでも必死で、数畳の空間を生み出そうと、過去の保存品をクロゼットや物置から捨てまくっている。一つ一つ青春の思いをつめたレコードの山もとうとう捨てるはめとなった。

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岡本太郎の放埓な色彩の絵から、なぜモノトーンの立体になってしまうのか? 相変わらず違和感がつきまとう。

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色のついた立体もあるが、彼の絵からみれば、ほんの付け足しに見える。

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彼の原点はピカソにあると見た。岡本太郎著、青春ピカソという本を買ってみた。そこに原点があると思ってである。読んだらまた何か感想を書けるかもしれない。

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<殺すな>とは、アメリカの仕掛けたベトナム戦争に反対して、岡本太郎が書いた言葉なのである。当時の共産主義の拡大にアメリカが対抗して、朝鮮戦争やベトナム戦争を引き起こし、日本を防衛の為という名目で、安保条約と自衛隊の結成を強要しこれが、平和主義の逆行として大きな反抗運動を引き起こした。日本内に共産主義者排除、レッドパージが横行して、そういう激動の中で、岡本太郎は黙らずに動いたのだ。現在も中国、北朝鮮の動きに対応するという名目で、集団的自衛権の行使に踏み切った。当時を知る者にとって、現在の動きはその時とちっとも変っていない、アメリカの強要と写る。いいか悪いか、当方の考えはすでにブログで述べた。

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庭にでると、岡本太郎の立体がひしめいている。これが当方の知りたかったこと。ところがここでも、岡本太郎の立体はモノトーンが基調なのである。

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岡本太郎記念館の入り口にはカフェがあり、岡本太郎美術館のカフェで食べられなかったリベンジにここで食べようとおもったのだが、値段があまりにリーズナブルで無かったので、ここを出て、Smokyでソーセージを食べることにした。結果は正解、とってもリーズナブルで美味しかった。30年前に骨董通りはLive JAZZ, Blue Noteに月一くらいで通っていた思い出の通りである。そのときからSmokyは有名で、まだ健在なのはとっても嬉しい。肝心のBlue Noteは姿が見えない、つぶれたのか、移ったのか? 調べたら、だいぶ昔に骨董通り沿いから丁度岡本太郎記念館のそばへ移ったようである。10、11月のスケジュールをみると、キャンディ・ダルファー(sax)、 デヴィッド・サンボーン(sax)、 ジョン・マクラフリン(g)、 ケイコ・リー (vo,p)、 大西順子(p) 受けそうなおなじみのメンバーがぞろぞろと並んでいる。なにも変わっていない。あれから30年たっているのだから、みんなじいいさん、ばーさんになって、ちゃんと演奏できるのだろうか? なんだか、どーーと懐かしく、岡本太郎以上にむかしの元気を呼び起こしてくれた。

さて、当方は何を求めて動いているのでしょうか?
陶芸では、形を追求するなら、色は捨てろ、色を追求するなら形を捨てろといわれます。実際に、形を追求する器はモノトーンがほとんど。色を追求する器は九谷焼や伊万里焼のように絵柄が中心にわかれています。彫刻の世界でもほとんどモノトーン。画家が立体を作った場合、ピカソ、ミロあたりが色々、色が付いた立体を作っていた記憶がある。
そうそう、ガウディも色つき立体が好きである。

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アントニ・ガウディ、グエル公園

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パブロ・ピカソ

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パブロ・ピカソ

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パブロ・ピカソ

ピカソの器は色彩豊かであるが、西洋の器は色彩豊かなものが多く、ピカソが特別な手法を使ったとは思えない。

しかし、今NYでピカソの彫刻150点による展覧会が開かれているようであるが、その風景をみるに、おどろいたことにほとんどがモノトーンなのである。

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素人から発展したニキ・ド・サンファル。そして、岡本太郎はどうなんだ? 今回の調査で岡本太郎は意外にも立体のほとんどがモノトーン。これはガッカリだ。岡本太郎がつくった陶器、斬新ではあるが茶器の色は伝統的陶芸の範疇を出ない。

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大きなことを言う岡本太郎に、人々は結構、その通りと思っているに違いない。 当方の調査では、彼の尊敬すべきところは、悪く言えば、これほどショウも無い立体をいかにもすごいように見せて、日本中をそう思わせたというその根性、良く言えば、既存概念を打ち破ろうとする命がけのエネルギーそのものにある。絵のほうは立体よりはまだましだが、その根本は<ピカソの衝撃>の延長線上にあり、そこから突き抜けたとは思えない。 
立体に色を付なかったのは、単に技術的問題なのか?ピカソですらモノトーンだから、俺もモノトーンでいいのだといっているのか? 石膏型から何体も複製できるからから、ビジネス上、色を付けない方が有利というようなよこしまなことを岡本太郎が考えるはずはないし。

ニキ・ド・サンファルがいとも簡単に立体にべたべたと色を付けられたのは、彫刻の本体がポリエステルだったから、ラッカーや油性パステルでべったりと色を塗れたからにすぎないのか? 岡本太郎がコンクリ―彫刻や陶芸茶碗に自由に色をぬるまで、色つき彫刻にこだわらなかったか、こだわれなかったか?   

実際当方も、焼き物の色をニキ・ド・サンファルのようにべたべたにするには、それなりにえらいたいへんで、陶芸の先生はだれも積極的に教えてくれない。陶芸を教えてくれる先生はおしなべてそのべたべたを心底毛嫌いしているから、日本の陶芸界ではやりにくい(べたべた用うわぐすりというのがあるのだから、きっとそのべたべたに挑戦している陶芸家はいるのだろうが、周囲には見当たらない)。この前作った花器を出来るだけ真紅のべたべたトーンにしたいといったら、周囲から猛反対にあった。結局タイル用赤顔料で、べたべたにした。

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ニキ・ド・サンファルも岡本太郎も尊敬すべきは当時の常識に従わずに己の心に従ってやり通したことにある。やり通したということは、それを世の中に認めさせたとうことであり、それが重要だ。勝手にやることは誰でもできるが、それを世に認めさせるということが大変なことなのだ。
己の心に従ってやり通すということは誰でもできるといったが、それもそう簡単ではない。当方ですら、陶芸でも写真でも、周囲と違ったことをやることは、自分から湧き出でるものを持っているという基本とそれをやり続けるにとんでもないエネルギーが必要なことが分かる。ニキ・ド・サンファルや岡本太郎を見に来る若い方はそれを解ってか無意識か知らないが、そのエネギーに引き寄せられるのだ。岡本太郎美術館にせよ記念館にせよ、全く意外にも若い人がいっぱい訪れて活気に満ちているのである。このどうしようもない下手くそな岡本太郎、おそるべし。
岡本太郎のお母さんの岡本かの子も太朗は上手くないと言っているからそういってもいいだろう。今日の日曜美術館で、日本に最初に洋画をとりこんだのは五姓田義松であるが、この人物は忘れ去られているという話があった。江戸から明治に入った時期の義松はものすごく上手い絵を描く腕を持ち、洋画を日本に持ち込んで、20才台でいきなり一等賞をとって、フランスにわたっても西洋人に伍して賞をとったが、これをピークにその後、全く売れずにそのまま一生を終えたという。時代の変化に乗れなかった職人気質が災いしたと解説していたが、上手いということが人の心を捉えると同義語ではない例になってしまった。
これも日曜美術館で紹介していた、童謡のまど・みちお(象さん、象さんお鼻が長いのね---の童謡作家)の書いた絵はまったく我流で、一般的にいえば上手くは無い絵なのであるが、不思議に人の心をとらえる。作者が何を思っているか、静かに、しかし痛烈に伝わってくるのです。さっそく超レアものですが、画集を買ってしまいました。

さて、久保田一竹の辻が花から始まって、まど・みちおの絵、ニキ・ド・サンファルの立体、岡本太郎の立体と立て続けに、陶芸のアイデアを生みそうな題材をかき集めて、当方はこれからどうするのだ。絵画と焼き物の融合を目指して、陶板から絵画への平面的融合路線と、立体から色彩立体による絵画への立体的融合路線と2つの道を追っている。いずれはこの両者はさらに融合して、平面と立体、焼き物と色彩はみな一堂に会するのだ。

京都でベンチャーをやっていた時は決して過去の決断を悔やむことはしないと思っていた。過去になにを決断しようが、過去の決断の正否をうんぬんすることは何も生まない、やるべきことは前を向いて、次の手を打って行くことをやり通すことであった。ここでは言えない、ある事情から、このベンチャーをたたんで、もう4年目に入る。その時のエネルギーがどこいってしまったのだろうか。あっという間に、ふぬけた老人になってしまった。 しかしながら、そのベンチャーをたたんだ時決めたことをふぬけであろうがなかろうがかまわずに進めている。 LifeSeq㈱を一人で動かしてでも、<Micro Arrayの解釈>が世のためになると信じて、これを実証しようとすることと、サイエンスビジネスからアートビジネスに移行するということだ。
何かを表現するに、色も立体も使えるものは皆使えと思う、それができないのは、伝統に安住しているからか、その双方を扱う能力が無いに過ぎないと思う。大きなことを言う岡本太郎にしても、出来ていないじゃないか。といって、彼を軽んじるつもりは全くない。だれも人生は精一杯やっている過程に過ぎないのである。

自分で、自分に限界を作る必要は無い。あと20年生きるとすると、彼らの45才である。そのころには彼らは世に知られた作品を残している。当方だってできないことは無い。それまで生きないとしたら、それはそれでいいじゃないか。



ピアニッシモからフォルテ ~その5 ニキ・ド・サンファルと岡本太郎-1~

ピアニッシモからフォルテ ~その5 ニキ・ド・サンファルと岡本太郎-1~

2015-10-9, 六本木の国立新美術館、ニキ・ド・サンファル展に行く。
ニキ・ド・サンファル(1930-2002フランス)。<時代と向き合ったアーティスト、その軌跡にせまる。パリで60万人が熱狂! ニキ旋風、日本上陸>とチラシに書いてあります。
とにかく、彼女の作品を見て見ましょう。

全面撮影禁止ですが、特定の2か所だけ撮影が許可されています。この配慮は素晴らしい。
何でも禁止の世界より、はるかにセンスがいい。

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日本の仏像を見て、その印象から作った作品。ブッダ

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ここまでは当方の撮影。ニキ・ド・サンファルがいかなる作品を作ったかをお知らせするために、以下ネットからとりまくるのと、 展覧会カタログから少し拝借。

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この辺は、さずがな才能を感じます。

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レリーフもあって、とっても参考になる。この下のレリーフはごく初期の作品で、入口に飾ってある最初の作品。手法的に当方の手の届く範囲にあるので、とっても印象が強かった。

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この器もとっても参考になる。

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イタリアのトスカーナにニキが24年かけて作った、理想郷。タロット・ガーデン
ガウディ―・グルエ公園の現代版のようである。

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ニキ・ド・サンファルは銃で絵具の缶を射抜き、こぼれる絵具をレリーフに流して作成する手法を使って、当時の前衛集団の中の唯一の女性としてデビューしたのだ。いかにもフランスらしい出来事である。岡本太郎もフランスでピカソにガツンと食らわされるのである。

まったくのド素人が、20才過ぎてから絵の世界に入り、どのように世に知られるアーティストとなったか、こたごた書くのは面倒だ。ニキ・ド・サンファルに関して、世間がごちゃごちゃいっていることはどうでもいいし、当人が何を言っているかもどうでもいい。当方はただ、立体に色をつけるとどうなるかだけが知りたいのである。

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国立新美術館。

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この写真は、Sony α7RはZeissの広角レンズならOKと書いたことが誤りであったことを示す為に載せました。 Zeiss Distagon 18mm ZFならおおむねOKですが、Zeiss Distagon 18mm ZMではこの通り、色にじみが激しい。しかし、Sony α7RIIならOKということは間違いありません。

ここまではSony α7R+Zeiss Distagon 18mm ZM or Leitz Tele-Elmar 135mm、岡本太郎美術館はSony α7RII + Zeiss Disatagon 21mm, 岡本太郎記念館はSony α7RII + Zeiss Disatagon18mm ZMでの撮影です。

つぎは、川崎、生田緑地の岡本太郎美術館。

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メタセコイアの林を抜けて、岡本太郎美術館に行きつく。

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内部は全面撮影禁止だが、ここも一か所だけ撮影が許可されている。

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よく見るとレリーフや、壁飾りのような平面的立体物にはべったり調の色付けがされている。

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しかし、周囲から見られるような3次元的立体造形はモノトーンが基調である。これは意図的にモノトーンにしたのか、技術的に色が付けられなかったのか? 立体作品がべったり色とモノトーンに大きく分かれるところが謎である。
ニキ・ド・サンファルの作品集には何でそれを作ったかを細かく記してある。ニキ・ド・サンファルでは塗装はビニール塗料、ポリウレタン塗料、オイルパステル、アクリル絵具、から始まって、金箔、ステンドグラス、石まではめ込む、基本材質もポリエステルを基盤に金網、石膏、セラミック、毛糸、布、板、金属土台、種々の小物、なんでもござれで使う。素材がポリエステルだから、色付けはペンキ塗りみたいなもんで、自由自在と思われる。
一方、岡本太郎の<立体にいどむ>という作品集を買ったが、小難しい解説がついているが、何で作られているか明確に記載が無い。この記載から想像するに、土を焼く、陶板作品と石膏原型からコンクリ―やブロンズへ転換するスタイルがあるようだ、前者はべったり系のセラミック顔料を用いているが、後者はモノトーンが中心となっているのではないかと思うのである。下図の都庁に作られた大陶板はかなり岡本太郎の絵画に近い色付けがされている。

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しかし、こんなことは当方も作っているから、どうなるかは分かっているので、当方の知りたいことは、三次元立体に色つけするとどうなるかなのである。この点、岡本太郎はいっこうにヒントを与えてくれない。

もともとギリシャ彫刻に彩色が施されおり、大英博物館でわざわざ彩色を削り落とす作業が行われていたという話すらあるそうな。日本の仏像も、もともと彩色されていた。現代人の頭には、モノトーンの彫刻がすりこまれていて、ギリシャ彫刻や仏像にCGで彩色しても、反発をかうだけである。しかし、充分な芸術性をもって彩色された彫刻でも人に訴かけることは不可能であるとは誰も言えないでしょう。すりこまれた概念を打ち破るのは容易なことではない。ニキ・ド・サンファルは勝手にやっちゃっている。

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さて、今日は財布にお金を入れ忘れるというドジをしてしまって、お金が無いといかんともしがたい。この美術館のショップはクレジットカードが使えないといわれて、何にも買えないで頭に来る。美術館のレストランでメニューを見せろといったら、席に着いたらメニューを持ってきますと言う。メニューを見て、金が数百円しかないから、注文できませんというのもにくたらしい、また頭にきて、それなら結構とレストランを出る。なんという田舎。ほとんど収穫がないままに、美術館を後にしたのである。

続きは明日。

ピアニッシモからフォルテ ~その4 バラ編 ~

ピアニッシモからフォルテ ~その4 バラ編 ~

2015-10-10

ピアニッシモからフォルテの流れてとして、もう一度バラを探求してみようと生田緑地のバラ苑に来てみました。
1)午前中晴れの予報なのにちっとも日がささない。花は曇りに撮れと言うけれど、当方は晴れが好き。2)生田緑地には初めて来たが、そのバラ苑の印象は京都府立植物園のバラ苑の1/10以下のインパクト。ここはボランティアで運営されているバラ苑ということで、素人さんの庭師集団なのでしょうか? 生田緑地のボランティアさんは、ぜひ京都の庭師の心髄をさぐりに京都府立植物園のバラ苑を訪ねることをお勧めします。3)実を言うと、バラは陶芸で題材として一回も使ったことがありません。既存概念の陳腐さを突き破るアイデアを思いつかないのです。4)ダリアで疲れて、この大きめの花にはちょっと飽食気味です。ということで、今日はとんでもなくテンションが低い。三脚も持ってきていないことでもわかります。ピアニッシモからフォルテで無いじゃないかと言われてしょうがない。でも今日の本当の目的は、生田緑地にある岡本太郎美術館を訪ねることなのです。
言い訳はこれくらいにして、それでも何とかエネルギーをかき集めて、面白そうな絵をねじりだしてみます。

そうそう、なんで岡本太郎なのかという話は後でじっくり書きましょう。昨日はニキ・ド・サンファル展にいって、今日は岡本太郎美術館、実はこの日は思ったような収穫が無かったので、明日はリベンジとして地元青山の岡本太郎記念館に行く予定。こっちが、ピアニッシモからフォルテの本命で、えらくエネルギーを注いでいるのです。

今日のレンズはダリアと同じ、Sony FE 90mm macro, Zeiss Distagon 21mm ZF, フォクトレンダーNokton 50mm F1.5の3本、カメラはSony α7RII とSony α7Rの2台。面白そうな絵から載せてゆくと、大口径レンズ、フォクトレンダーNokton 50mm F1.5のボケボケ写真が一番面白い。

まずは、Sony α7RII + フォクトレンダーNokton 50mm F1.5
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次にSony α7RII +Sony FE 90mm macroできっちり写真。なお、今日はどのレンズも全部手持ちMFです。よって、構図中心。

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次にSony α7RII + Zeiss Distagon 21mm ZF

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次にカメラを代えて、Sony α7R + Zeiss Distagon 21mm ZF

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曇りモードはいやだいやだ、とくにZeissは光がないとどうしようもない。Zeiss Distagon 18mm ZFは男性的、Zeiss Distagon 21mm ZFは女性的と表現している方がいましたが、そうかもしれない。Zeiss Distagon 18mm ZF の暴れん坊的雰囲気よりZeiss Distagon 21mm ZFの印象は確かにふんわりとマイルドになる。

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大きい花に疲れて、道端の小さい花を撮る。

ニキ・ド・サンファル、岡本太郎は明日岡本太郎記念館にいってから、まとめて書きましょう。こちらはうんと気をいれてますから、お楽しみに。



ピアニッシモからフォルテ ~その3 ダリア編―2~

ピアニッシモからフォルテ ~その3 ダリア編―2~

まずはSonyα7RII + Sony FE 90mm macro。構図中心に撮っていますので、MF手持ちです。

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次は広角レンズ。Sony α7R + Zeiss Distagon 21mm ZF。三脚を使ったMF撮影です。空の雲を入れ込む時はずっと絞りこんでいます。これは三脚があるから出来ること。以下はあえてSony α7RIIを使わずに、Sony α7Rを使っています。画素数が4360万画素(総画素) から3680万画素(総画素数)に落ちますが、撮れる絵にそんな違いは無いはずです。
ついつい、レンズを付け換えてSony α7RIIの方を使ってしまいますが、Sony α7RII とSony α7Rで2台体制を組めなくてはSony α7Rを売らずに残した意味がありません。Zeissの広角レンズの場合は周辺減光や色かぶりがほとんど気になりませんから、Sony α7Rで全然OKです。Sony α7Rの下取り価格が暴落して、今になっては売る気もおきません。Sony α7Rは中古で10万円前後で取引されるでしょうから、精密な絵を撮りたい方は、今買うことをお勧めします。トータルの評価は低いですが、当方のような使い方でしたら、Sony α7RIIとほとんど変わりないのです。

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晴れたり曇ったりで、光と風を考えながら撮るのは疲れます。さらに雲の具合まで考えないと。

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これはLED懐中電灯で影になる花を補助しています。ピントを合わせるときに暗いと合わせられないので、そういう意味でもLED懐中電灯は役に立ちます。

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次に、大口径レンズ。 Sony α7R + フォクトレンダーNokton 50mm F1.5

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バックのボケが効果的な絵を4枚載せました。日が当たる花をF1.5で撮ると、シャッターを1/8000にしても露出オーバーになってしまいます。よって、F1.5で撮る時は日蔭の花を狙っています。大口径レンズはどうしてもNDフィルターが必要なようです。

マクロレンズ、広角レンズ、大口径レンズ、みんな面白いですね。いくらでもレンズを買いたくなってしまいます。

3時間の格闘の末に、引き上げることにします。150円で売っていたトウガラシの鉢を2つ買いました。 町田のダリア園は障がい者さんの働き場として作られたそうです。障がい者さんが楽しく働けて、美しいダリアを皆で楽しめて、世界一のダリア園を目指して拡大しています。上手く回ってゆけば、こんないいことはない。皆さんも是非応援してください。


ピアニッシモからフォルテ ~その3 ダリア編-1~

ピアニッシモからフォルテ ~その3 ダリア編-1 ~

2015-10-6
今日は町田のダリア園に行ってみました。2時間もかかるのですが、なぜダリア園に行くのか、以下の写真を見ていただけばお分かりになるでしょう。

今日の写真は全て、Sony α7RII + Sony FE 90mm macroで、三脚を用いたMF撮影です。もっとも正統的マクロ撮影です。ファインダーで12.5倍の拡大でピントを合わせ、紙一枚の厚さくらいの焦点深度で撮影しています。ただし風が強く、なかなか風が止んでくれません。計3時間の撮影時間の2/3は風が弱まるのを待つ時間ということになります。風の中でのピント拡大は目がくらくらします。
自然の造形をサンプリングして、陶芸の題材にするやり方に、Sony α7RII + Sony FE 90mm macroは、さらに細密な視点を与えてくれました。当方にとって、三脚を用いたマクロMF撮影が必須な理由がお分かりいただけるでしょう。

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いきなりアップですみません。ダリアがいかに造形の役に立つかを示したかったのです。
この規則的かつ不規則な連続性と色と形のバラエティーがはてしない興味を引き出してくれます。

こうやって書いてみると、当方の波や貝や葉っぱに対する興味はいずれも<規則的かつ不規則な連続性と色と形のバラエティー>であることがわかります。ブログを書くということはいいことですね、自分のやっていることが整理されてきます。

自然の造形のサンプリングから陶芸への投影、頭の中には道筋ができているのですが、実際の作品は目標に対して、まだ果てしなく遠い。ピアニッシモからフォルテ、もっと細密に、ピアニッシモからフォルテまで途切れることなくエネルギーを投入しなければ。

明日は、マクロレンズ、広角レンズ、大口径レンズでのダリア撮影比較を載せます。
お楽しみに。

ピアニッシモからフォルテ ~その2 コスモス編-2~

ピアニッシモからフォルテ ~その2 コスモス編-2~

今日はうまい写真を撮るのが目的ではなくて、コスモスという花をよく見て、花の持つ魅力をすこしでも多く発見しようというのが目的です。このように、対象を細密に何度も見てゆくことを、ピアニッシモからフォルテという言葉で表しています。
  いままで、陶芸で当方が使った花は、一番最初がコスモス、次がハス、シャガ、ユリ、ダリアと続きます。当方にはコスモスは太陽に透ける花びらの陰影が魅力なのです。

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

このあたりまでは三脚を使って、厳密に花のディテールのサンプリングを行っています。
以下は三脚無しで、構図中心に撮影。

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Leitz Tele-Elmar 135mm

ほぼ同じ場面ですが、色が変化したのがわかりますか? これが典型的な日本好みの色と西洋好みの色の違いと思うのです。この色がLeitzに魅かれる所以です。

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Sony α7RII + Leitz Tele-Elmar 135mm

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Sony α7RII + Leitz Tele-Elmar 135mm

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Sony α7RII + Zeiss Distagon18mm ZM + フォクトレンダーclose focus adaptor

もう一度Zeiss Distagon18mm ZMを試してみました。やはり、ディテールが少々荒っぽい印象がぬぐえません。 しかし、このレンズはコンパクトなので、ダメ押しに一本レンズを増やす時に選択してしまいます。Zeiss Distagon 21mm ZFですとドカッときますから、これがメインの時でないと持ちだすのはつらい。

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Sony α7RII + Zeiss Distagon18mm ZM + フォクトレンダーclose focus adaptor

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Sony α7RII + Zeiss Distagon18mm ZM + フォクトレンダーclose focus adaptor

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Sony α7RII + Zeiss Distagon18mm ZM + フォクトレンダーclose focus adaptor

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Sony α7RII + Zeiss Distagon18mm ZM + フォクトレンダーclose focus adaptor

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Sony α7RII + Zeiss Distagon18mm ZM + フォクトレンダーclose focus adaptor

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Sony α7RII + Zeiss Distagon18mm ZM + フォクトレンダーclose focus adaptor

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Sony α7RII + フォクトレンダーNokton 50mm F1.5 + フォクトレンダーclose focus adaptor

Noktonはボケをねらうので、手持ちで焦点を合わせるのはとっても厳しい。近寄れないので、さらに苦しい展開となりますが、そのボケ味は一味違った絵をつります。

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Sony α7RII + フォクトレンダーNokton 50mm F1.5 + フォクトレンダーclose focus adaptor

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Sony α7RII + フォクトレンダーNokton 50mm F1.5 + フォクトレンダーclose focus adaptor

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

帰り際にSony FE90mm macroで3枚。

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro  ダリア

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

また、明日



ピアニッシモからフォルテ ~その2 コスモス編-1~

ピアニッシモからフォルテ ~その2 コスモス編-1~
2015-10-3
今日は白金自然写真クラブの例会、終了後メンバーはどっと水鳥の沼よこのアザミに押し寄せる。ここにはここのところアサギマダラが毎日2匹ずっと蜜をすっている。まったく逃げようともしないので、カメラマンが円陣をくんで、バシャバシャと撮影。望遠ズームと連写の隊列である。

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Sony α7RII + Leitz Tele-Melmar 135mm

当方はLeitz Tele-Melmar 135mmでポツンポツンとMF撮影。昨日、フォクトレンダー・マイクロフォーサーズ 25mm F0.95で超接近して、ボケボケ写真を撮ったから、今日はもう撮る気がしない。近代的、遠巻き円陣連写パターンは当方にとって、とっても居心地が悪いのである。 
ピアニッシモからフォルテとは、写真にせよ、陶芸にせよ、ワッサワッサと進まずに、細密に、ピアニッシモからフォルテまでエネルギーを集中して、一つ一つのクオリティーを上げて行こうという方針のことなのだ。バルバラ・フラットリが当方にガツンとくらわせたことなのである。自然教育園を逃げ出して、昭和記念公園のコスモス畑に向かう。コスモスをもう一押し、二押ししてみよう。

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

昭和記念公園にはいると、背の高いシオンの群れに出くわした。ここで寄り道。

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

蝶たちが、幸せそうに蜜をすう。思う存分マクロでチョウ撮り。Sony α7RII + Sony FE90mm macroの組みあわせになってから、チョウの表情を撮るのが面白くなってしまった。 全部、手持ちMF。

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

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Sony α7RII + フォクトレンダーNokton 50mm F1.5 + フォクトレンダーclosed focus adaptor

やっとこ、こもれびの里へたどりついて、コスモス撮りにはいります。

また明日。


ピアニッシモからフォルテ ~その1バルバラ・フリットリ~

ピアニッシモからフォルテ ~その1バルバラ・フリットリ~
2015-10-1
バルバラ・フリットリは2度目。イタリアで活躍中のオペラ・ソプラノ歌手。イタリア・オペラの新女王といわれる。
上手い。細かいニュアンスの表現を得意としつつ、さらに迫力のある声量を持っている。しかも常に極めて安定した歌を披露する。こまやかに、ピアニシモからフォルテまで、切れ目なくエネルギーの集中。さらに見た目も美しい。しかし当方は何時も目をつぶって聞く。上手い歌手の歌は、なにかしらの情景を浮かび上がらせてくれる。いつも陶芸でつくる形とか写真で撮るべき形とかが浮かんでくる。この前の、レオ・ヌッチの時の椿姫のプロバンスの陸と海はすでに器になった。今回もいくつかのアイデアを浮かばせてくれた。一つは花をどう表現するかである。最後の詰めがわからない。もうバラは飽きたとか、ダリアは飽きたとか言っている場合じゃない。もっと一つの花を何度も何度も撮らなくては。もう一段も二段も同じ花から何かを引き出さなくては。一つは、もっと一つ一つ細かく、繊細に、精密に、全体をバサッとつかむその次には、もっと精度を一段も二段も上げて、こまやかに、こまやかに。ピアニシモからフォルテまで、切れ目なくエネルギーの集中。この歌手はそう言っている。

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton 25mm F0.95

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton 25mm F0.95

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton 25mm F0.95

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton 25mm F0.95

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton 25mm F0.95

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton 25mm F0.95

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton 25mm F0.95

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton 25mm F0.95

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus M.Zuiko 75-300mm

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus M.Zuiko 75-300mm

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus M.Zuiko 75-300mm

Sony α7RII 試写 ~その19 最終回、総評~

Sony α7RII 試写 ~その19 最終回、総評~

2015-10-1
最後にSony α7RIIの総評を書きます。

1、何度も書きますが、ミラーレスの優位点は、1)ほとんどのメーカーのレンズを装着することが出来きること。これは絶対的優位点です。 2)常にセンサー上の電気的情報をリアルタイムでファインダー上で見ることが出来ること。特に拡大して見ることが容易なために、MF撮影でも拡大してピントを合わせることが出来ます。暗いところでも、適正露出にカメラが合わせてくれれば、その画像を見ることができます。 一眼レフの場合はミラーを上げて、センサー上の電気的情報をライブビューとして見ることができるので、同じ事なのですが、あくまで、ミラーで光学的にファインダーでみることが主体に設計されているので、ライブビューはいろいろ制約があります。第一、ライブビューがいいなら、ミラーは余計なものということになります。3)一眼レフに比してミラーが無いために重量を軽く、形をコンパクトにできます。
この常にライブビュー見ているメリットに対して、実態に対して画像が遅れるというデメリットがありましたが、現在、当方は全くそのデメリットを感じることはありません。メリットの方がずっと大きい。 ここ数年の間に改良されたことですから、いつまでも昔のうわさを信じてミラーレスはいやだというのは一眼レフ陣営のミラーレス排斥プロパガンダの罠に落ちているということです。プロはべつとして、一般の方が、やっぱりカメラは一眼レフだといっているのは、当方には理解できません。ミラーレスはデメリットがなく、大きなメリットがあるのです。このメリットの生かし方をあえて、知らしめずに伏せておこうとする一眼レフ陣営の魂胆がまだカメラ業界を誘導しているのです。例えば、最近のカメラ雑誌で高画素数カメラの比較をやって点数をつけていますが、ここにミラーレスのメリットは一言も言及されていませんし、点数や順位に加味されることはありません。
ミラーレスのメリットを理解していない方にとっては、当方が書いた18にもわたるSony α7RIIの試写で述べていることは、まったく興味ないことでしょうし、第一何言っているのか理解できないでしょう。一眼レフを使っていらっしゃる方でSony α7RII購入に興味ある方は、せめて一眼レフでライブビューを使ってから、Sony α7RIIを検討された方がいい。ライブビューに興味ないなら、Sony α7RIIに40万円だしてもしょうがない。

2、APS-CのSony α6000のファインダーとか、マイクロフォーサーズのフィンダーからフルサイズのファインダーに写るとほっとしたものです。さらにSony α7RIIのファインダーは色々な改良が施されていて、Sonyα7Rのファインダーですら、一時代前のファインダーと思ってしまうほどです。 Sony α7RIIのファインダーはじわりとその感触の良さがしみ込んできて、手放せなくなるのです。ファインダーを使わない、液晶派は問題外です。Sony α7RIIを買おうなどと思わないほうがいい。Sony α7RIIを買ったけれど、合わないから直ぐ売ったとネットに書いている人がいました。Sonyの新製品に対するネガティブキャンペーンはいつもひどいもので、これも巧妙なネガティブキャンペーンかもしれませんが、Sonyのフラッグシップだからといって、何も考えずに買うのは止めたほうがいい。 

3、Sony α7RIIは高画素数のカメラですから、基本は三脚を立てて、じっくりと一枚一枚撮影してゆくカメラです。三脚を使ったことが無い方で、手振れ補正が付いて、AFが進歩したからSony α7RIIを使えるとおもったら大間違い。三脚を使ったことない方はSony α7RIIを買おうなどと思わないほうがいい。Sony α7IIがベターです。 当方のこれまでの試写は全て手持ちです。これでも撮れるくらいSony α7RIIは寛容ですが、厳密にいうと撮れていません。Sony α7RIIの高画素数を生かす精度を手持ちで撮ろうと思っても、なまじの腕では撮れません。AFでもMFでも同じです。5軸手振れ補正とAFがあれば大丈夫と思う方もSony α7RIIを買わない方がいい。5軸手振れ補正はピントのブレは助けてくれないし、AFはこちらの思ったところに焦点を合わせるわけではなく、カメラの都合のいいところに焦点を合わせているにすぎません。現在のAFで十分だと言う方はSony α7IIがベターです。

4.Sony α7RIIのセンサー高画素数は充分に効果があります。撮影した絵をトリミングして拡大することがあたりまえになりました。昔はトリミングするやつはカメラマンの風上にも置けないと言われていましたが、高画素数カメラはそんな禁止条項は意味ありません。今回も300mmで撮る場面を77mmで平気で撮っています。最終的絵が良ければ、それでよし、トリミングが可能性をぐんと広げています。撮れる絵は高画素数が低画素数より常に絶対に良いとは言えません。バランスの問題で、Sonyα7Sは低画素数ですが、場合によってはいい絵をつくります。当方は高画素数の絵が好きですから、最新のSony α7SIIよりSony α7RIIを選択しているということです。トリミング拡大に関しては、Sony α7RIIの勝ちにきまっているので、議論の余地ないメリットです。

5、Sony α7RIIの高感度特性はISO6400までは自由に使えると思います。ISO10000を超すとノイズが気になりだしますが、確かにSony α7Rより改良されています。当方の経験ではSonyα7SでもISO10000を超すとノイズが気になるので、同じこと、特に高感度撮影が興味ある方以外はSony α7RIIで十分でしょう。

6、高画素数のカメラはレンズにたいする要求が違います。高倍率ズーム一本つけて撮影して満足している方はSony α7RIIを買っても意味ありません。高画素数のカメラはレンズ一本一本の味の違いを見分けるのですから、その違いを楽しむ人にとってのみSony α7RIIは意味あるのです。レンズもカメラも設計する最終段階は人の感覚で設定を決めると思っています。なにを良しとするかは、測定の数値ではなく、人の感覚です。よって、レンズもカメラもみな味が違うのです。 ましてやカタログに載っている数値では、ほんの一部しかわかりません。 本当に美味しい魚とスーパーの魚(例外はありますが)との味の違いが解らない方がいますが、それは美味しい魚を食べたことが無いから解らないか、全然味の違いに興味ないかでしょう。レンズの味の違いが解らない方や興味ない方はSony α7RIIを買っても意味ありません。

7、一つだけ当方にわからないことはAFの問題です。ニコンやキャノンの一眼レフはAFを誇っています。一方で、ソニーα6000やSony α7RIIはインテリジェントAFとかいって、これも最新鋭AFを誇っています。当方にとって、AFとはある時には使えるが、あるときには使えない、その比率は5分5分なのです、少なくともSonyやニコンD800Eの経験では。    これが9割以上使えるなら、AF主体で考えますが、5分5分だとAFつかってダメならMFへシフトというのは面倒でアホくさい、最初からMFでやるほうが速い。キャノンを使っている写真クラブの方に聞いても、藪の中の鳥はAFでは撮れないといっています。ニコンに最新鋭300mm単焦点レンズで鳥をバシバシ撮っている方に、当方がヒガンバナにクロアゲハのシーンを撮った同じ日に同じ状況で撮った写真を見せていただきました。どうだ良くて撮れているだろうというので、チョウの表情は撮れていますかときいたら、そこまでは無理といいます。つまり、AFの歩留まりは目的によるのです。 当方のようなマクロ撮影中心ではAFは基本的に無理です。 先日の浜離宮庭園のコスモス畑では、何組ものプロカメラマンが結婚式のあとの記念撮影を行っていました。いずれも、一眼レフ・デカズーム・AFでの撮影です。当方もポートレートは圧倒的にAFがベターと思っています。ヒトの表情は瞬時に変わるので、MFでは撮られる側に負担をしいることになります。子供の運動会やペットの飛び跳ねるのを撮るのが目的の方が多いでしょうから、これは無論AFです。連写速度5コマ/秒のSony α7RIIは全然向いていません。でも、子供さんや彼女・彼氏の深い内面まで撮ろうというならSony α7RIIにペンタックスlimited3兄弟でもつけて撮ったら、驚くほどの写真がとれるでしょう。

8、ミラーレスの絶対的メリットはどのメーカーのレンズでも付けられるということ(例外はありますが)ですから、どれだけ広い範囲のレンズに対して、使える絵が撮れるかという許容能力が問われます。Sony α7Rはフォクトレンダーの広角領域レンズで、色かぶりや、いやな周辺減光があり、オールドスタイル・レンズでの使用が制限されていました。Sony α7RSにつづいて、Sony α7RIIではその問題が解消されました。Sony α7RSは低画素数ですが、Sony α7RIIはSony α7RSの2.5倍の画素数を持ちながら、問題を解消した点が、当方にとって、Sony α7RIIの最大のメリットです。カメラ雑誌はなかなかこういうメリットは書きません。ミラーレス+オールドスタイル・レンズという組み合わせで撮影する人はマイナー・ポピュレーションだから、書いてももうからないし、オールドレンズといっても無限の組み合わせがあるから書きにくい。オールドスタイル・レンズは原則MFです。Sony α7RIIの高画素数とMFのバッティングを解消するすべを納得しないかぎり、オールドスタイル・レンズは使えません。当方はSony α7RIIのAFに弱点があることから、Sony α7RIIを最も生かすのはSony α7RII+オールド/オールドスタイル・レンズの組み合わせであると結論しました。興味ある人はマイナーですから、こんなこと書いても受けないことは分かっていますが、一方このマイナー・ポピュレーションにとっては、当方のレポートは役に立つはずです。Sony α7RII+オールド/オールドスタイル・レンズの情報は貴重なのです。

9、Sony α7RIIに不満な点が2つあります。
1)フラッグシップだから重くていいと思わないでください。フラッグシップこそ、さらに軽くしてください。もともとミラーレスは軽いのがメリットなのですから、軽いことこそかっこいいという感覚を作りださねば。そのために必死の努力をしてください。そのために価格が高くなってもいい。
2)AFが不満です。いまのAFでは高画素数を生かせません。キャノンやニコンの高画素数カメラはスタジオを主として、フィールドでも重たい機材を担いで撮るたぐいのカメラと思っているのですが、Sony α7RIIはシチュエーションを選ばすに爽快に使える高画素数のカメラをめざしているはずです、でも今のAFでは無理です。α6000での使い方をSony α7RIIにスライドさせて、だから、インテリジェントAFもスライドさせたといってもダメです。Sony α7RIIでは違った考え方でAFを作らなければ。Sony α7RIIは全体バランスのなかでAFにぼこっと落とし穴があります。 仮に、このAFがカメラ業界で現在最高のAFだとしても、とにかく結果としてダメです。Sony α7RIIの他のメリットとバランスしません。
当方はAFオンチを自称していますので、オンチのいうことにすぎないのかもしれません。でもあえて、AFがダメと言っておきます。
この2点が達成されて、40万円なら、もっと有頂天になっていたでしょう。現状ではまあこんなもんでしょうという感じです。

上記以外の問題点、見た目やバッテリー寿命なぞ当方にはどうでもいいことで、議論するに値しません。当方はいつも予備バッテリーを2個持って行きます。何も問題ありません。最近Sonyα7カメラに2つバッテリーがついてくるので、ごろごろバッテリーだらけです。

以上、4K動画はまったくさわっていないので、今の所、その印象は抜きの評価です。あしからず。

Sony α7RII 試写 ~その18 Pentax Limited 3兄弟試写~

Sony α7RII 試写 ~その18 Pentax Limited 3兄弟試写~

2015-9-30
Pentax Limited 3兄弟とは、Pentax FA 31mm F1.8 limited, Pentax FA 43mm F1.9 limited, Pentax FA 77mm F1.8 limited の3本のレンズのことで、Pentax・フィルム用からの延長として現役で残っている不思議なレンズです。今度、Pentax フルサイズカメラが売り出されるようですが、それまではPentax・フルサイズカメラが無いのにレンズだけ売られているということは、何を意味するかというと、このレンズのニーズが何十年もずっと続いているおそろしく人気のあるレンズなのです。
   Pentax Limited 3兄弟は焦点距離からいって、もともとポートレート用ですからネーチャー系で試写というと、場所を選びます。まずは鎌倉へ行こうと思ったのですが、面倒くさくなって、それじゃ台場公園と思ったのですが、これも面倒くさくなって、結局ぐずぐずしているうちに時間が無くなって、自然教育園ということになってしまいました。その結果、Pentax FA 77mm limitedは抜群の答えを出しました。あとの2本は場所がミスマッチで、またいずれということです。 Pentax FA 77mm limitedは改めて感心します。 Zeiss, Leicaにつづいての試写ですが、これらとは雰囲気を異にする、しかし、まったく引けを取らない驚くべき名レンズです。

自然公園をいつものように3周、1周ことにレンズを替えて試写です。
一周目 Sony α7RII + Pentax FA 77mm limited
通常は300mm, coBORGで撮るところを77mmで撮っているのですから、全てトリミングしています。Sony α7RIIの高画素数とPentax FA 77mm limitedのボケが織りなす世界は抜群です。

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2周目 Sony α7RII + Pentax FA 31mm limited

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3周目 Sony α7RII + Pentax FA 43mm limited

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Sony α7RII試写もあきたでしょうから、これで試写編は終了します。 続いて総評を書きます。
プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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