自然教育園日記 その43  Olympus Air A01

自然教育園日記 その43  Olympus Air A01

Olympus Air A01はCP+2015の時から目をつけていたレンズカメラです。マイクロフォーサーズのレンズをどれでもつけられる、センサーを含め、マイクロフォーサーズカメラの性能を持つというところに魅かれて、発売になったら買おうと思っていました。ソニーやほかのレンズカメラはみな専用レンズで、レンズ交換ができませんし、センサーが小さい。ツアイスレンズのソニーレンズカメラDSC-QX100に画質を求めようとすると、1.0型センサーと小さいセンサーで、かつ5万円以上と高い。Olympus Air A01 + M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ のセットを買うと5万円以上しますが、レンズは他のマイクロフォーサーズカメラと共有でき、このセットでレンズは単独購入の半額になるメリットがあります(このレンズは小型、高性能でとってもいいのです)。Olympus Air A01は通販のみで、一般のカメラ屋さんにはまったく影も形もありません。店員さんにきいても販売ルートがちがうからといって、いっさい情報をもらえません。

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Olympus Air A01 + M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZとタブレット

主な仕様
有効画素数1605万画素、
マイクロフォーサーズマウントレンズ交換可能、
4/3型Live MOS センサー、
RAW+JPEG、JPEG、
1/16000~4秒、
[連写H] 約10コマ/秒、
動画、
重量約146g(本体のみ)

当方の興味は、スマホの延長としてのレンズカメラでは全くありません。タブレットWiFiコントロールできる軽い高性能のカメラによって、撮影アングルを徹底的に変えてみたかったのです。ドローンは早くも自然教育園で使用禁止の張り紙がしてあります。鳥の目のアングルを得るには、Olympus Airを棒の先に付けて高い位置から撮影するしかありません。アリス・イン・ワンダーランドの目の超低アングルを得るためのシステムはすでにブログに載せました。

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A in W system

今は魚の目のアングルをねらって、防水カバーを買ってセッティングを完了して、試写できる日をまっています(気温が下がったら海を撮りに行きます)。
WiFiコントロールで撮影することは、普通のカメラに比して決してやりやすいことはありません。タブレットとレンズカメラを別々に操作する必要があることは、いろいろ面倒なことが起きます。斬新なアングルということは、まったく経験のないアングルということで、暗中模索です。 カメラの構図をとるにも、いかにカメラを動かしたら、思ったような構図になるか、にわかにはわからずに、オタオタしています。一番いやなのはWiFiがぷっつり切れることが頻繁におきることです。それでも、ただひたすらに新鮮なアングルを求めて、トライしています。

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WiFiが切れるというのは、当方がタブレットになれていなくて、あちこち触ってしまうからで、システムに問題があるわけではありません。スマホをいつも使っている方にとっては、写真のようにスマホを組み込んで使うとしたら、スマホはいつも持っているわけですから、Olympus Air A01 + M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ、278gを鞄に入れておくだけで、Olympus Pen(同じレンズを付けると400g)なみの写真機が、さらに面白く、携帯できるということです。これは爽快じゃありませんか。

以下、Olympus Air A01 + M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
2015-7-28, 29

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ナゴリのウバユリ

照明はLED懐中電灯が活躍しています。

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キツネノカミソリとヤブラン

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コバギボウシ

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木々の影が入るところが、ちょっと違ったアングルになります。

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ミツガシワの影を水面すれすれで撮っています。

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フシグロセンノウ

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ウバユリが終わると、今度はフシグロセンノウの世界です。

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Olympus Air A01+ Olympus 60mm macro

Olympus Airにマクロレンズを付けて撮ってみました。

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今年の写真展に出したフシグロセンノウ(上の絵)はたいした反響もありませんでした。
フォクトレンダー・ウルトラワイド・ヘリアー12mmでの最初の作品だったのですが。

<ヒトは知っていることしか反応しない、デザイナーはどこかにヒトの知っていることを思い起こさせる部分を入れなければいけない>という鉄則があるそうです。自然教育園に来るヒトは、なにやら知識<知っている>ということにこだわったヒトが多く、知らないものに無反応どころか拒否反応をしめすようです。

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以前、ホトトギスの花を水平なアングルで撮った写真に、<宇宙ステーション>という題名をつけて展示したら、<何これ>と大変ご不満なようでした。知っているはずの花が認識できないことに<だまし討ちだ>と腹を立て、しかも名前がちゃんと記載していない(本当は書いてあるのですが、字が小さくて読めないのです)ことにさらに腹を立てたということです。ですから、これからやろうとする斬新なアングルの写真にどういうレスポンスがあるか予測はつきます。 国立科学博物館付属、自然教育園の観客が喜ぶのは、めずらしい動植物の写真で、しかもそれが自分の知識と連結することが重要です。つまり頭の中が<図鑑>で出来ているのです。斬新なアングルは興味の対象外というよりは、斬新であるほど拒否反応が大きくなるのです。
 皆さんがとんでもない拒否反応を起こすほどの斬新なアングルが見つかれば、当方はとっても幸せなのですが。

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Sony α7S + フォクトレンダーNOKTON 50mm F1.5 + 接写リング(DG-NEX VILTROX Extension Tube 16mm+10mm)

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Sony α7S + フォクトレンダーNOKTON 50mm F1.5 + 接写リング(DG-NEX VILTROX Extension Tube 16mm+10mm)

見る人の目などかまわず、自分の好きなように撮りまくりましょう。自分で本当に気に入ったものは、気に入るヒトがどこかにいるはずです。





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自然教育園日記 その42 自然の中での花のライティングの話

自然教育園日記 その42 自然の中での花のライティングの話

ウバユリの写真を載せるつもりで書き始めたのですが、取り立てていい写真もないので、無理やりライティングの話をすることにしました。

これまで自然教育園の花を撮るために、色々ライティングを工夫してきました。
1)オフ・カメラ・フラッシュ(Sony HVL-F43M+オフ・カメラ・フラッシュ・ケーブル)ケーブルはイックステンションケーブルを加えています。これを加えて3mにしないと実質上使えません。2)カメラ用LEDランプでこの大きさが最低でしょう。これでも光量は足りないくらいです。3)近くのD2で買った、家庭用のLED懐中電灯です。名前もついていません。これまでのブログに載せた<水辺のアナベル>ではオフ・カメラ・フラッシュを、<ヤマユリ>ではSuntechLED170とLED懐中電灯、以下に載せる<ウバユリ>はLED懐中電灯のみでライティングをしています(2015-7-24の時だけ)。

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昼間の花にアクセントをつけるという目的なら結局LED懐中電灯だけで十分でした。レフ板(本当はガスレンジの汚れ防止用のアルミつい立)も使いましたが、一人で撮影するには面倒で、むしろ影を作るのに使っています。
  <花のライティング>などという話をするには経験十分でないのですが、とにかく当方のいろいろ出費した結果の結論として、LED懐中電灯1000円で十分かつ効果的といっておきます。カメラは三脚(最近は700g以下の軽量三脚にSony α7R+大口径単焦点レンズ又は単焦点広角レンズという組み合わせ)とレリーズを使っています。

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フラッシュは難しい。必ずしも花が美しくならない。LEDランプは効果を見ながら撮影できるのでフラッシュよりはるかによい。いかに、花を魅力的に見せるかということは、女性のポートレート撮影と同じこと、あるいはそれよりもっとバラエティーのあることと思います。花は人より色々な形があり、色があり、雰囲気があり、魅力的に見せる方法はケース・バイ・ケースで王道はないとおもいます。

2015-7-19
ヤマユリが終焉を迎えると、今度は一斉にウバユリが咲き始めました。しかし、今年は何かウバユリに元気がありません。昨年はかなりウバユリ撮影にエネルギーを使ったので、今年はウバユリ撮りに飽きて、そう見えるのかもしれません。趣向を変えて、水辺のウバユリで攻めてみました。ライトを持って行かなかったのは怠慢でした。

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2015-7-22
本日は気をとりなおして、ウバユリに挑戦。といってもライトや三脚を省いてしまって、まだまだ本気ではありません。もう数日でウバユリも終焉を迎えてしまいます。明日はもう一度挑戦してみますか。

花を咲かせる時期に葉が無くなってしまうので、それを先人達は「歯がない」と捉え、ウバ(姥)ユリと名付けたそうです。あまり可愛くない名前なので、自然教育園で一生懸命写真を撮っているのは当方くらいです。花言葉は「威厳」や「無垢」。当方にはそのホルムが魅力的で、何本ものウバユリがまとまって咲いていると、不思議な幻想的雰囲気が醸し出されるのです。

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Sony α7S + coBORG 水辺のウバユリ

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Sony α7S + coBORG 水辺のウバユリ

かなりくたびれたウバユリです。

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Sonyα7S + フォクトレンダーNOKTON 50mm F1.5 + 接写リングで攻めるウバユリ

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Sonyα7S + フォクトレンダーNOKTON 50mm F1.5 + 接写リングで攻めるウバユリ

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Sonyα7S +フォクトレンダー21mmカラースコパー +フォクトレンダー・クローズ・フォーカス・アダプターで攻めるウバユリ

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Sonyα7S +フォクトレンダー21mmカラースコパー +フォクトレンダー・クローズ・フォーカス・アダプターで攻めるウバユリ

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Sonyα7S +フォクトレンダー21mmカラースコパー +フォクトレンダー・クローズ・フォーカス・アダプターで攻めるウバユリ

2015-7-24
神楽坂、阿波踊りを見に行く前に、自然教育園でウバユリのお別れ撮影をしました。ウバユリは今日でほぼ終焉でしょう。 
35℃に近い気温、森の木陰は2℃ほど気温がさがりますが、それでも3時間ほど撮影すると、汗だくで、さすがに目が回ります。35℃以上の日が続くと、撮影を続けるのは無理かもしれないとマジに思うこのごろです。ウバユリさんも当然やっとこ生き残っているという感じです。後程、登場させますが、チョウはみなヨタヨタ。

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Sony α7R + フォクトレンダーNOKTON 50mm F1.5 + フォクトレンダーVM-E Close Focus Adapter

今日はLED懐中電灯と軽量三脚を持参。ウバユリお別れ撮影です。

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Sony α7R + フォクトレンダーNOKTON 50mm F1.5 + フォクトレンダーVM-E Close Focus Adapter

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Sony α7R + フォクトレンダーUltra Wide Heliar 12mm F5.6 + フォクトレンダーVM-E Close Focus Adapter

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Sony α7R + フォクトレンダー Colar-Skopar 21mm F4 + フォクトレンダーVM-E Close Focus Adapter

2015-7-24はLED懐中電灯を使い、2015-7-19, 22はライティングしていません。2015-7-22の方がよかったかな? 花の状態、日の当たり方の状態、撮っている時の気の入れ方等々、日によって違うので、しょうがない。なにあともあれ、邪魔にならないからLED懐中電灯は推薦です。

自然教育園日記 その41 カメラ連写速度の話

自然教育園日記 その41 カメラ連写速度の話

毎日暑すぎます。今日7-26(日曜日)はいつものLifeSeqの仕事以外は用事が無く、午後は写真を撮りに歩きたいのですが、今日はさすがにgive upです。これから先も当分、気温は下がりそうにありません、どうしたらいいのでしょう。途方にくれています。一日10,000歩が達成できません。この時とばかり仕事をすればいいのでしょうが、そんなに根つめて働き続けるのは、自分にかわいそうです。
しかたないから、ちょこちょこ撮った以前の自然教育園の写真をちょっとずつ載せましょう。

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Sony α7S + coBORG

2015-7-22
以前ヤマユリ撮影を続けているときに、入り込んできたアゲハチョウの写真をみると、チョウの飛ぶ姿が不思議な魅力的姿に写っていました。チョウの飛ぶ姿というのは、何か絵とか写真とかで一定の形で頭のなかにイメージが出来上がっていますが、実際はもっと複雑なようで、時には全く違ったイメージを与えるチョウの姿があるに違いないと思うようになったのです。これを解明すべく、盛んにチョウを連写していますが、まだまだ、どういう時にどういう格好をして、どれがどのように魅力的であるか、うまくつかめていません。

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mm II

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mm II

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mm II

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mm II

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mm II

Panasonic Lumix GH4は超スピード連写も4K動画切り出しもできるので、連写についての最近の感想を書いてみます。   Panasonic Lumix GH4は40コマ/秒連写です。Sony α7Sは5コマ/秒、 Sony α7Rは3コマ/秒、Olympus OM-D E-M1は10コマ/秒、 Sony α6000は10コマ/秒です。連写が速いからと言って、いい写真がとれるとはかぎらないと思っています。Panasonic Lumix GH4でもSony α7Sでも結局はピントが合わなければしょうがない。4K動画だって同じこと。 AFが完全について行くなら、連写速度は意味ありますが、当方の撮る対象のように、ごちゃごちゃの背景のなかの小さな鳥とかチョウを追従できるAFはあるのでしょか? いまのところα6000だろうがなんだろうが、そんなカメラに出会ったことがありません。Panasonic Lumix GH4もOlympus OM-D E-M1も当方の撮影対象ではまともにAFが合ったためしがなく、 癇癪をおこして、MFに切り替えることがほとんど、AF追従どころの騒ぎではありません。 サーキットの車や列車や飛行機等のような単純で大きな対象ならAF追従が出来るでしょうが。  とするなら、いい写真をとるには、ようはシャッターを押すタイミングの問題で、これは撮る人の腕ですから。 そして、Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mm IIよりSony α7S + coBORGの方がMFを合わせやすいからチョウを撮りやすいなどということになるのです。
Sony α7Rはいくらなんでも遅すぎて連写とはいえませんが、Sony α7S、5コマ/秒もあれば十分じゃないでしょうか。ちなみにSony α7RIIになってもやっとSony α7Sと同じ5コマ/秒です。連写をフルサイズに要求する気はさらさらないですが、実際のところ5コマ/秒で十分と思います。AFも良くなったというけれど、きっとα6000なみなのだろうな。いまのところ8月に発売されるSony α7RII が40万円はくそ高いとブツブツいいながら買うという感じなのです。色々売って20万円ゲットしたのですが、とうとう残りの20万円をゲットする売り物を見つけられずに、現ナマ20万円を用意して8月を待つという状態です。
もともと動き物には大きな関心がないので、今後、AF追従と連写速度を追いかけて行くか疑問です。Sony α7RIIのAFがビックリすごい、これならAF追従できるなどということになればいいのですが??



神楽坂、阿波踊り2015

神楽坂、阿波踊り2015

2015-7-24
恒例の神楽坂、阿波踊りに招待を受けて、一応カメラを持って行きました。Sony α7S にSony/Zeiss 35mm F2.8 あるいはフォクトレンダーNokton 50mm F1.5を付けています。前回の経験からスローシャッターで踊りをぶらして、プライバシーの問題を逃れると共に踊りの躍動感を出そうというやり方を多用しました。昨年ほどマジに撮ってないので、比較できませんが、高感度特性をうたう  Sony α7Sをもってしても<富士フィルムX-T1+ Zeiss touit 32mmの組み合わせはスナップ撮影のBest Selection>とい考えを覆すような写真は撮れませんでした。好きで富士フィルムX-T1を手放したわけではありません。 いつまでたっても、Sonyで<富士フィルムX-T1+ Zeiss touit 32mmの組み合わせはスナップ撮影のBest Selection>という考えを覆すことができないなら、また富士フィルムの化粧マジックを取り戻す日がくるかもしれません。だいぶ安くなった新発売、富士フィルムX-T10は画質的には富士フィルムX-T1と同じと富士フィルムの人がいっていました。多少小ぶりになったので、スナップには富士フィルムX-T10でいいかもしれません。レンズはZeiss touit 32mmを変えるつもりはありません。


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自然教育園日記 その40 ~接写リング・マジック~

自然教育園日記 その40 ~接写リング・マジック~

2015-7-14

今日はいい天気であるが、その分気温が35℃近くと高い。こんな時に撮影に出かけるのはまったくのバカという気もするが、ヤマユリは本当に今日が最後という気がする。通常は寄れないから花には使わないSony/Zeiss 135mm F1.8とペンタクスFA 77mm limited F1.8に接写リングを付ければ、その美しさを持ったまま、寄れるに違いないと思ったら、どうしても撮影してみたいという欲求がこの気温をおして、自然教育園に足を運ばせました。気温が高いにもかかわらず、風が強いことが、スカッとした晴れとマッチングして、思ったより心地よい自然教育園でした。
Sony/Zeiss Sonnar135mm F1.8、ペンタックス77mm limited、フォクトレンダー21mm color skoparの3本でヤマユリに最後の挑戦。ヤマユリの花に時折落ちる木漏れ日をとらえようと、連写を続けているうちに、32GBのメモリーチップを皆使ってしまった。こんな短時間で32GBチップを使い切ったのは初めて。それだけヤマユリとの最後のお別れを大事に思ったのです。随分と色々トライし、随分とわかりました。今年は本当にこれでおしまいですが、来年はもっと進歩したヤマユリを撮れるかもしれないと、なにやらちょっとわかってきました。こうやって、一つ一つの花にずっと付き合ってゆくと、だんだんその花の世界に入り込んでゆくような気がするのです。

それにしてもSony/Zeiss Sonnar135mm F1.8とペンタックスFA 77mm limitedはいい絵を作る。これらが花撮りに活躍できるのは、接写リングを取り入れたから。中望遠にはちょうどよく寄れる。50mm 以下になると、接写リングは本当に超接近撮影になり、大型の花では寄りすぎ。フォクトレンダー50mm 以下ではフォクトレンダーVM-E Close Focus Adapterで十分である。接写リングは安いし、軽いから、マクロレンズを持たない時でも、リュックに忍ばせておくことをとっても推薦します。

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Vitrox DG-NEX Extension Tube 10m, 16mm

これは中国製で、3,640円なり。プラスチック製でチャッチイから遠からず壊れるであろうことを予測される製品ですが、唯一のSonyフルサイズ(FEマウント)対応接写リングですからしょうがない。電子接点は信頼できませんが、取りあえず使えます。軽くて結構です。

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途中にRayqualのPentax KマウントからSony FEマウントへのアダプターが入っています。Rayqualのアダプターは値段だけあってKIPONアダプターよりしっかりしています。KIPONアダプターはちゃんと使えるのですが、Zeiss 100mm macroなど重たいレンズを付けるとガタガタして、なんともいけません。

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Pentax FA 77mm limitedを装着。

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途中にSony AマウントからSony FAマウントへのアダプター、LA-EA4が入っています。

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Sony/Zeiss Sonnar T* 135mm F1.8 ZA SAL135F18Zを装着。985gあり、Sony alpha7Rに装着すると実質1.6Kgになります。片手でもつと取り落としそうになるボテッとした重さで、ウンザリです。しかし、このレンズはもっとも展示会用写真を生み出してきた実績No1です。F1.8の望遠レンズがかもしだす、ボケの美しさは比肩するものがありません。

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Sony α7R + Sony/Zeiss Sonnar135mm F1.8

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Sony α7R + Sony/Zeiss Sonnar135mm F1.8 + Viltrox 接写リング

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Sony α7R + Pentax FA 77mm limited + Viltrox 接写リング

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Sony α7R + Pentax FA 77mm limited + Viltrox 接写リング

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Sony α7R + フォクトレンダー21mm color skopar + フォクトレンダーVM-E Close Focus Adapter

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Sony α7R + Sony/Zeiss Sonnar135mm F1.8 + Viltrox 接写リング

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Sony α7R + Sony/Zeiss Sonnar135mm F1.8 + Viltrox 接写リング

2015-7-15 今日もダメを押してしまいました。ほんとうに本日でヤマユリは終焉です。

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Sony α7R + Pentax FA31mm limited

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Sony α7R + Pentax FA31mm limited

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Sony α7R + Pentax FA77mm limited + Viltrox 接写リング

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Sony α7R + Pentax FA77mm limited + Viltrox 接写リング

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Sony α7R + フォクトレンダーNokton 50m F1.5 + VM-E Close Focus Adapter

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Sony α7S + coBORG

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Sony α7S + coBORG

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Sony α7S + coBORG

自然教育園日記 その39

自然教育園日記 その39
2015-7-11

今日が最後だろうと思いつつヤマユリに挑戦。今日はフォクトレンダー大口径レンズだけで勝負。またヤマユリかと言わずに、良く見てください、フォクトレンダー大口径レンズは魅力的です。花の具合、天候の具合、何よりも光線の具合、バックの模様の具合、日に日に変化し、刻々と変化する。フィールドではスタジオと違って、何度でも撮る必要があるのです。

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Sony α7R + フォクトレンダー Nokton50mm F1.5

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Sony α7R + フォクトレンダー Nokton50mm F1.5

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Sony α7R + フォクトレンダー Nokton50mm F1.5

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Sony α7R + フォクトレンダー Nokton50mm F1.5

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton25mm F0.95

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton25mm F0.95

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton25mm F0.95

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton25mm F0.95

Olympus Airでアリス・イン・ワンダーランドシステムを使って撮影して、再びヤマユリの所へ戻って見ると、それまで綺麗だったヤマユリが、すでに萎れていました。白雪姫物語における美しき鏡の女王が魔力を失って、あっというまに老婆となり萎れてゆく様のごとくでありぞっとしたのです。長い雨の後、急に太陽がさしたので、こうなったのでしょう。これで、ヤマユリは終焉だろうと思ったのです。まだ、ヤマユリはあちこちに存在し、それらにはつぼみが残っていますが、遅れて咲く花にそう期待できないように思えるのです。 それとも、当方の中でヤマユリが終わってしまったのかもしれません。

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Olympus Air + Olympus 14-42mm

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Olympus Air + Olympus 14-42mm

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Olympus Air + Olympus 14-42mm

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Olympus Air + Olympus 14-42mm マヤラン 

めずらしいランらしいです。小さい花なので、カメラマンがローアングルで苦心して撮っていました。当方は特に興味ないのですが、A in W systemでは楽々撮影。しかし、LED懐中電灯当て過ぎの失敗でした。



アリス・イン・ワンダーランド・システムが使えることは分かったのですが、当面、キノコ以外に被写体が無いので、当分お休みです。アリス・イン・ワンダーランドは被写体のイメージ作りがなかなか難しい。

自然教育園日記 その38

自然教育園日記 その38

2015-7-10
1) 今日分かったこと。意外にSony/Zeiss 16-35mmよりフォクトレンダー50mm F1.5およびマイクロフォーサーズ・フォクトレンダー25mm F0.95のような大口径レンズ(大口径というよりは明るいレンズ)の方が魅力的絵が撮れる。Zeiss一本やりがくずれて、フォクトレンダー大口径レンズに傾倒しつつある。

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Sony α7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony α7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony α7R + フォクトレンダー Nokton50mm F1.5

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Sony α7R + フォクトレンダー Nokton50mm F1.5

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Sony α7R + フォクトレンダー Nokton50mm F1.5

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Sony α7R + フォクトレンダーNokton50mm F1.5

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Sony α7R + フォクトレンダーNokton50mm F1.5

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Sony α7R + フォクトレンダーNokton50mm F1.5

1000円LED懐中電灯の威力を感じてください。

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton25mm F0.95

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton25mm F0.95

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton25mm F0.95

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton25mm F0.95

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton25mm F0.95

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーNokton25mm F0.95

フォクトレンダーNokton25mm F0.95は絞りこみから解放に3段階変化させています。その表情の変化を感じてください。

自然教育園日記 その37

自然教育園日記 その37

前回を含めて、同じような場面のブログが4日続きますが、この間に、とっても色々なことが分かってきたのです。大口径レンズの魅力、オフ・カメラ・フラッシュとLEDランプ、接写リングの使い方、Olympus Airとアリス・イン・ワンダーランド・システムの魅力などなど。

2015-7-10
今日、分かったこと。1)こつこつと準備してきた当方オリジナルシステム、Olympus Airを使った、<アリス・イン・ワンダーランド・システム>(超低アングル撮影システム)はちゃんと使えるし、とっても面白い。現在はキノコくらいしか被写体がないが、今後が楽しみである。

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Olympus Air + Olympus 14-42mm

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Olympus Air + Olympus 14-42mm

2)オフ・カメラ・フラッシュよりLEDランプの方が使い易い。1000円のLED懐中電灯でも十分、面白い効果を出すことが出来る。カメラ用LEDスポットライトは1万円弱して、使い物にならなかった。フラッシュを使用すると、カメラが自動的にシャッタースピードを1/125以下に落とすために、絞り開放では露出オーバーとなり、絞りこまざるを得ない。とするとパンフォーカス一本になって、ボケを使うことが出来ない。絞り開放で撮るにはNDフィルターをかませる必要があり、面倒かつ自由度が大きく低下する。太陽光下ではLEDランプは効果がほとんど出ないが、この時はレフ板を使った方がベターとなる。フラッシュを野外で使うメリットが出るのは暗くて広い被写体に対する時とか特別な時だけのようである。

以下2枚は1000円のLED懐中電灯使用。

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Sony α7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony α7R + Sony/Zeiss 16-35mm

以下LEPランプ、Suntech LED170を使用。

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Sony α7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony α7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony α7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony α7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony α7R + Sony/Zeiss 16-35mm + Viltrox接写リング

3)システムを組む時に、たとえばパイプを縦横に組むジョイントをカメラ部品で買うと4000円くらいして、重たくてバカバカしい。タブレットハンガーはまともな物がない(自転車にタブレットを取り付ける器具を買ったがチャチで使えなかった)。東急ハンズで買ったWire Colorという自由に曲げられるカラー針金(プラスチックコーティング針金、直径6mm, 長さ2m、700円)を使うと、いろいろなシステムを安く、軽く、作ることが出来る。現在はこの700円のカラー針金で縦横パイプジョイントとタブレットハンガーを作成して使っている。

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アリス・イン・ワンダーランド・システム(A/Wsystem) 超低アングル撮影システム:タブレットはWire Color で一脚(小型三脚付)に固定。同じくWire Colorで縦横パイプジョイントにより一脚を安定化(通常は使用しない)。LEDランプSuntech LED170、LED懐中電灯、Olympus Air + Olympus 14-42mm
タッチパネルで目的物に焦点を合わせ、シャッターを押す。ズームもコントロール、以上を全てタブレット上で行う。

自然教育園日記 その36

自然教育園日記 その36
2015-7-8
雨の合間にヤマユリに挑戦、Sony/Zeiss 16-35mm が活躍。最近の武器は接写リング、これで超寄れる。

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Sony α7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony α7R + Sony/Zeiss 16-35mm + Viltrox接写リング

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Sony α7R + Sony/Zeiss 16-35mm + Viltrox接写リング

2015-7-7 雨続きで、虫達は必死に雨宿り。おかげで、超寄れる。

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダー25mm F0.95 + Kenko 接写リング

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Olympus OM-D E-M1 + Olympus 60mm macro

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダー25mm F0.95 + Kenko 接写リング

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Olympus OM-D E-M1 + Olympus 60mm macro

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダー25mm F0.95 + Kenko 接写リング

自然教育園日記 その35

自然教育園日記 その35
2015-7-5
おかげさまで、当方の作品が白金陶芸教室主催生徒展示会で金賞に当たる賞をいただきました。これで、あきらめずに当方の異端路線を先に進めることができます。

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3Dプリンター陶芸や超主観空間表現がこの異端路線の行く手にあることなぞ、陶芸教室の方は全くしらないでしょう。伝統的陶芸の世界の魅力とそれに引き込まれている方々の思いを痛いほど理解しながら、皆さんがその中で、とっても楽しんでいる様子を見ながら、それでもそれらを否定してゆくことはとてもつらい事なのです。白金陶芸教室でも白金写真クラブでも同じ仲間の方向と違う方向に向かって進もうとしているわけです。当方の一生は引退した後の趣味の世界でも世の中の否定から出発することを変えることができません。進めば進むほど苦しい世界に入り込んでゆくのです。

自然教育園ではアジサイが終わり、代わってヤマユリが咲き始めました。今年こそは使える写真を撮ろうと意気込んでいるのですが、雨が降り続き、フル装備で攻めることができません。雨の中の絵はそれはそれで魅力的なのですが、なかなか全力投球する気になれないのは晴れ男のつらいところ。 
明日は休みだから、火曜にはまともに撮影しないとヤマユリはチャンスを逃してしまうかもしれません。

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Sony α7S + coBORG 2015-7-2

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Sony α7S + coBORG 2015-7-2

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Sony α7S + coBORG 2015-7-2

時々水滴を写すのですが、まだ思ったように上手ゆきません。水滴は<安易に受けをねらう写真手法>だという否定概念が邪魔をしていることもあります。<ボケ>は逃げみたいできらいだといってパンフォーカス一本で勝負するプロ写真家がいることを知りました。やはり絵画の世界から写真の世界に移行した人です。絵画は<背景ボケ>とは無縁とはいいませんが、強く<背景ボケ>を指向することは一般にありません。絵画では背景も重要な表現空間なのです。<ボケ><ボケ>とばかり言っている写真家ばかりではないのだと嬉しくなったのです。当方はつい最近まで<ボケ>はほとんど念頭にありませんでした。絵画的写真を指向していたからです。ところが、フォクトレンダー・マイクロフォーサーズ25mm F0.95のおかげで<ボケ>に興味を持ってしまいました。<ボケ>は絵画の<色にじみ>として使いたいのです。

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Panasonic Lumix GH4 + フォクトレンダー25mm F0.95 2015-7-2

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Panasonic Lumix GH4 + フォクトレンダー25mm F0.95 2015-7-2

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Panasonic Lumix GH4 + フォクトレンダー25mm F0.95 2015-7-2

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Sony α7S + coBORG 2015-6-30

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Sony α7S + coBORG 2015-6-30

白金写真クラブの春季写真展が終了し、会長がユニークな写真が無いという感想を漏らしたので、当方は思い切った異端路線を展開できそうな気がしてきました。といって、自然教育園や科学博物館での展示ですから、完全なモダンアートというわけにもゆきますまい。 自然のエキスを多分に含みながら、実物とは及びもつかない絵をぎりぎりの接点で追いかけてみましょう。

海の形と色 その2

海の形と色 その2

2015-7-1

白金陶芸教室の生徒展示会のセッティングを完了。当方の作品は結局予定を全部展示することができました。こんな具合になっています。

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①タイトル「海の形―波その1」 (陶板・上絵)
コンセプト/海からの形を背景として、絵画を画くように焼き物を作りたかった。
②タイトル「海の形―波その2」 (てびねり・抹茶茶わん)
コンセプト/古代から一瞬も休まず続く波と岩の対話への敬意を表したかった(冬の越前海岸)。

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③タイトル「海の形―貝その1」副題―花から花へ(ベルディ:椿姫より)
コンセプト/海からの形を背景として、特別な花を飾りたくなるような花器を作りたかった。

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④タイトル「海の形―貝その2」副題―プロバンスの海と陸(ベルディ:椿姫より)
コンセプト/プロバンスの海の夜明の中に花を生けてみよう。
⑤タイトル「海の形―貝その3」
コンセプト/海からの形を背景として、特別な花を飾りたくなるような花器を作りたかった。

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⑥タイトル「海の形―貝その4」
コンセプト/海からの形を背景として、苔玉の魅力を引き出す器を作りたかった。

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⑥タイトル「海の形―貝その4」
コンセプト/海からの形を背景として、苔玉の魅力を引き出す器を作りたかった。

以下、他の方々の展示の一部

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再・再度案内

第三回 生徒作品展 白金陶芸教室主催 のお知らせ
2015-7-1~7-5 11:00 ~19:00 (7-1のみ 17:00~19:00)  当方は花の世話で毎日11時に顔を出して、あと金曜3日の15時から19時まで、店番をしてます。

場所

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駐車場の奥でとても分かりにくい所でした。
プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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