最近のカメラ事情、陶芸展示会の案内、その他もろもろ 

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2015-6-30

Sony α7R IIの発売が決まりました。8月7日発売です。42万なんぼというSony α7Rの2倍以上の値段です。

Sony α7R IIがこんなに早く発売されるとは思いませんでした。発売時期といい、その内容といい、2015/CP+/Sonyでの聞き込みは、みごとにはぐらかされたということです。

当方にとっていいところは4240万画素フルサイズ、常用ISO100~25600、拡張ISO50~102400、で、α7Rとα7Sのいい所を合わせ持つことができたということ。さらに、α7Sで出来なかった4K動画・本体記録(APS-Cフォーマットで)ができるということ。
5軸手振れ補正だのAFや連写速度、シャッター方式、ファインダー等が改良されているようですが、当方にはどうでもいいこと。気に入らないのが、重さがα7RII約582g(本体のみ)でα7R(407g)から175gも増加していること。どんな理由があろうが、ソニーさんはベクトルを重量増加に振ってはなりません。良い物なら重くてもあたりまえというのはニコン方式で、ソニーさんは重量増加を容認しては絶対いけません。この問題をそう安易に考えてはいけません。ソニーさんが生き残る鍵をにぎるとっても重要なことなのです。高いものほど軽くしなさい。ユーザーが喜ぶことなら、平気で世の中の常識を破って実行するのです。

マップカメラで、下取り交換だと下取り額が10%アップし、マップカメラで買った物の下取りはさらに3%アップして、結局13%アップすること、今予約すると、10000円値引きすることなどの<エサ>につられて、マップカメラでSony alpha7R IIを予約してしまいました。手持ちのα7R一台と、α6000、さらにZeiss touit 12mm(ソニー用)を下取りに出して約20万円をゲット。それでもまだ20万円足りません。8月7日までにさらに下取りする物を考え出さねばなりません。何とか出費を一桁台に乗せたい。

α7Rをいざ売るとなると、買った時約20万円が1.5年で買い取り価格約10万円になって、5割が消えたことになり、なんとも悲しい。中古でα7Rを買えば13万なんぼですから、買うことと、売ることは3割しか違いません。3割くらいならまあいいやと、買ったり売ったりをどんどん頻繁にやれば、それはマップカメラさんの望むところ。3割とはまあいいやと思わせるマップカメラさんの絶妙な仕掛けです。冷静に考えれば、①中古α7Rから出発すれば、3割損の循環で、機材をリニュー出来るが、②新発売・新品から出発すると5割損の循環でリニューしてゆくことになる。③新品は1.5年経つと15%くらい値段が下がるから、1.5年遅れで新品を買ってゆけば、3.5割損の循環でゆける。

当方はソニーα7シリーズではとうとう最も出費の大きい5割損の循環にはまってしまったようです。他の機材ではそんなことしないのですが、当方にとってソニーα7シリーズにはそれだけ気を入れているということでしょうか? カメラ雑誌や、プロさん達が点を付けると、いつも真ん中から下の所にいるソニーα7シリーズですが、当方にとっては、ニコンD800Eを売って、ソニーα7Rを1.5年、ソニーα7Sを数か月間使った結果、こういう状況に至っていると言うことです。

APS-C(Sonyα6000、Zeiss touit 12mm)を皆手放したということは、フットワーク重視の機材はマイクロフォーサーズにフォーカスしたということです。マイクロフォーサーズは何と言っても楽しくて、いい絵が撮れる。額にシワをよせるマジ写真は4240万画素フルサイズSonyα7RIIにフォーカスして両極端に振るという方針で来ているから、こちらの方は5割損循環でもなんのそので頑張る。マイクロフォーサーズは中古で固めるのです。

ブログを長らくお休みしていたのは、その間にとっても色々なことをしていたのです。
①アリス・イン・ワンダーランド用WiFi撮影の機材をちゃんと整えることをやっていました。あれやこれや苦心してやっとこ出来上がりました。後程ご紹介しましょう。
②3Dプリンター用データ処理の方法を手に入れること。これはFusion360に続いてまた2日間講習会に行って、Meshmixという3D彫刻という手法を勉強しました。 これで、3Dスキャンから3Dプリンターまでつながって、いよいよ3Dプリンター・陶芸を開始できるところまで来ました。いよいよ、これからが大変です。
③明日、7月1日から白金陶芸教室の生徒展示会が5日まで開催されます。その出展作品を整えるのに、とってもエネルギーを使ってきました。
この作品での試みは、かなり面白い。
1)絵画と焼き物をドッキングさせました。今年の初めから頭を離れなかった、超主観空間という概念の入口を見つけたかもしれません(これはほんの0.1mmくらいの入り口で、全貌は当方の頭の中)。
2)花と花器の関係を対等にしようとしています。花器が花を誘導する、花が花器を誘導する。
3)苔玉を取り上げて、苔玉と器の関係を対等にしようとしています。苔玉の添えものでない、存在感のある器とはなにか。

撮影がいい加減なので、本物の方がぜんぜんいいと思いますので、見に来てください。①10号キャンバス+陶板(上絵) ②、③花は造花ですが、明日は生花になります。④苔玉は奥沢の<shinajina>で作ってもらった本物です。

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①タイトル「海の形―波その1」 
コンセプト/海からの形を背景として、絵画を画くように焼き物を作りたかった。

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②タイトル「海の形―貝その1」
コンセプト/海からの形を背景として、特別な花を飾りたくなるような花器を作りたかった。

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③タイトル「海の形―貝その2」
コンセプト/海からの形を背景として、特別な花を飾りたくなるような花器を作りたかった。

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④タイトル「海の形―貝その3」
コンセプト/海からの形を背景として、苔玉の魅力を引き出す器を作りたかった。

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⑤タイトル「海の形―波その2」 
コンセプト/古代から一瞬も休まず続く波と岩の対話への敬意を表したかった(冬の越前海岸)。これは当日はスペースの関係で飾らないかもしれません。

再度案内

第三回 生徒作品展 白金陶芸教室主催 のお知らせ
2015-7-1~7-5 11:00 ~19:00 (7-1のみ 17:00~19:00)  当方は花の世話で毎日11時に顔を出して、あと金曜3日の15時から19時まで、店番をしてます。

場所
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白金自然写真クラブの展示会は今週7月2日までで終了です。ご覧になってない方はお早めにお越しください。

最後に自然教育園の近状です。

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Sony α7S + coBORG

定点観測:<水辺のアナベル> 自然教育園2015-6-26 アナベルはピンク色になって、いよいよ終末です。

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Sony α7S + coBORG

<水辺のノカンゾウ> 自然教育園2015-6-26 こんなのはどうでしょうか?


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自然教育園日記 その34 

自然教育園日記 その34 
2015-6-18

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Sony alpha7S + coBORG

毎回、水辺のアナベルを撮る。まだまだ、花がダメになるまで続きます。

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Sony alpha7S + coBORG

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Olympus Air + Olympus 14-42mm

昨日の反省に基づいて、今日はLED ランプ Suntech LED170にグレードアップ。しかし、今日は青空無しで残念。

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Olympus Air + Olympus 14-42mm

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Olympus Air + Olympus 14-42mm

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Olympus Air + Olympus 14-42mm

第三回 生徒作品展 白金陶芸教室主催 のお知らせ

2015-7-1~7-5 11:00 ~19:00 (7-1のみ 17:00~19:00)

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場所
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撮影が汚くてすみません。
当方の出展は何になるかまだ不明です。題名は決まっています。<海の形>です。
下の写真の内どれかは出す予定ですが、まだ作成中のいくつかの作品はあるので、その出来いかんです。もう少し詳細がはっきりしてきたら、またお知らせします。まあ、当方の作品は、いわゆる陶芸とは言えないので、悪しからず。他の方はレベル高いので、いらしてもガッカリすることは無いでしょう。

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自然教育園日記 その33

自然教育園日記 その33 Olympus Airの視点-1

2015-6-16
今日はOlympus Airの練習です。

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今日の機材は
Olympus Air + Olympus 14-42mm
タブレット Aquos Pad
一脚 SLIK STAND POD

ライティングはLED Spot light BL-HD80とLED ランプ、Manfrotto ML360を試しましたが、いずれも光量不足で使い物にならず、ボツ。

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最初に今日一番のショット、これはなんだか分からないでしょう。ヤマホタルブクロを下から撮ったものです。いわば盗撮。

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横から撮ればこういう感じ。実はヤマホタルブクロはもうほとんど終焉を迎えています。

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ヤマアジサイも下から盗撮。

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不思議な風景でしょ。

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青空を残したいのですが、花のライティングが不十分で、これが限界。

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これも同じ。Olympus Airはフラッシュの接点がないので、昼間のライティングが苦しい、何とか考えなくては。Olympus OM-E D-M1のWiFiコントロールに切り替えた方がいいかな? せっかくOlympus Airを買ったのに。

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一脚にOlympus Airを付けて、差し出す手と、タブレットを持つ手と、タッチする手の3つが必要で、一人で撮影すると手が一本足りません。ライティングも上手くやらないと、手が2本足りないことになります。これも工夫が必要で、なかなか簡単にはいきませんな。

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アリス・イン・ワンダーランドを目指して、機材の工夫と撮り方の練習を続けましょう。

なんで、こんな面倒なことしているのか?
なにか誤解されているといけないので、あえて書きます。<白金自然写真クラブ>というのは、自然教育園の中で撮影した写真のみを対象としたクラブで、展示会は<自然教育園の中で撮影した物だけ>という縛りがあるのです。<アナベル群像>の時に書いたように、アナベルを魅力的に撮るなら、もっと違う所に行けばいいのです。自然教育園にはたった一か所、一本しかアナベルは咲いていないのです。この縛りの中で、なんとかするところに意味あるのです(マゾかな???)。例えば、<アサギマダラ>や<オオルリ>はただ撮っただけで、この写真展で大きな顔をしていますが、それなりの所に行けば、日常茶飯事に撮れる対象なのです。陶芸で一緒の北海道に住んでいたおばさんは、オオルリは毎日庭に来ていたといっています。

今日も自然教育園の写真展示場を覗いてみると、なぜか展示場を<フン>という顔で闊歩しているおばさんと<これがなぜなのか不明なのですが、そういう方が多いのです。おそらく自分が理解できないと(なんでこんな面白くない写真が飾ってあるのだ)、自分に何か欠如しているところがあるとは決して思わずに、相手が悪いと決めつける習性があると推測するのですが???>、鳥や虫だけに反応する方(これが当方にはどうしても理解できないのです)の2種の方がドミナントでいらっしゃいます。まあいいでしょう、自然教育園はそういう所なのですから。展示会の感想ノートには<芸術的写真がいっぱいあって素敵>と書く方もいらっしゃいます。そういわれると、ドドド------どれが芸術的???と、これまた引いてしまいます。<自然ってホントいいな>とだけ書いてほしいのです。

自然教育園日記 その32

自然教育園日記 その32 新兵器ぞくぞく登場

写真展示会に出した<水辺のシャガ>があんまりにも受けないので、今度は<水辺のアナベル>に挑戦です。昨年もいっぱい撮ったのですが、とうとう、使える写真がありませんでした。今年は少しは前進しないといけません。

雨が降ると水鳥の沼に出かけて<水辺のアナベル>を撮るのですが、ここのところいつもカワセミさんと会います。鳥用の機材(BORG 60ED)を持って行かないので、結局使える絵にはなりませんが、カワセミさんはかわいいものです。見ているわずかの間に小魚を何匹もとって、むしゃむしゃ食べています。良く食べること。人間だったら、朝飯にデカいホッケを3匹食べたと言うことになりますか。

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mmII

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mmII

アジサイは雨の中を撮りたいと頑張っていますが、これはなかなか大変です。最近はオフ・カメラ・フラッシュという手段を使っています。フラッシュをコードでカメラにつないで、カメラから離して発光させます。水面と花の明るさを両立させなければなりません。これもまだ試行錯誤中です。

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Sony alpha7S + Zeiss 100mm macro

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Sony alpha7S + Zeiss 100mm macro

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Sony alpha7R + Zeiss 100mm macro

これは入口のヒルガオ、帰りに撮ろうと思っていると、帰りにはしぼんでしまうので、今回は初めて教育園に入る前に撮りました。アリがいてかわいいでしょう。

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Sony alpha7R + Zeiss 100mm macro

これもオフ・カメラ・フラッシュで花の裏側から光をあてたものです。

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Sony alpha7R + Zeiss 100mm macro

この蜘蛛さんは、なかなかしゃれた家に住んでいて、アジサイの花びらのディスプレイを楽しんでいるようです。

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Sony alpha7R + Zeiss 100mm macro

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Sony alpha7S + Zeiss 100mm macro

このあたりは、LEDスポットライトを使っているのですが、光量が足りません。いくらSony alpha7Sでもノイズがでます。それでオフ・カメラ・フラッシュに切り替えたのです。

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Sony alpha7S + Zeiss 100mm macro。

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Sony alpha7S + Zeiss 100mm macro

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Sony alpha7S + Zeiss 100mm macro

WBを変化させて、色を調節しています。

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Sony alpha7S + Zeiss 100mm macro

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Sony alpha7S + Zeiss 100mm macro

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Sony alpha7S + Zeiss 100mm macro

手前の花と水面を同時に写すので、ガンガンに絞っています。ですからISOを10,000以上ガンガンに上げるわけで、Sony alpha7Sでないとこういうことはできません。

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Olympus Air + Olympus 14-42mm

ここから新兵器、Olympus Airです。オリンパス・サービスセンターにでかけて、タブレット-WiFi接続でOlympus AirやOlympus OM-D E-M1をタブレットでコントロールできるようになりました。Olympus Airは小さいので、一脚につけて、池の上だろうが、超低アングルだろうが、どこだろうが、自由に視点を変えることが出来ます。今回は初めてだったので、うまい絵になっていませんが、これは超面白い。アリス・イン・ワンダーランドに一歩近づいたわけで、これからが楽しみだな。Olympus Airとキットで買った、Olympus 14-42mm豆レンズはWiFi接続でズームまでタブレット・コントロールできます。良く撮れるし、いやいやOlympusは大したものですよ。

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Olympus Air + Olympus 14-42mm

これまたライティングを考えなければなりません。

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Olympus Air + Olympus 14-42mm

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Olympus Air + Olympus 14-42mm

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Olympus Air + Olympus 14-42mm
タブレット Aquos Pad
LED Spot light BL-HD80

Olympus AirはタブレットまたはスマフォでWiFi制御専用のカメラです。 マイクロフォーサーズ・レンス交換可能なWiFiカメラであることが特徴です。(上記撮影にはLED Spot lightまだ使っていません)

ベルリン・フリー旅行 その15 (最終回)

ベルリン・フリー旅行 その15 (最終回) 後記2

以下の問題はベルリンに行く飛行機の中から、そしてベルリンを旅しながら、考えざるを得なかったのです。こんなことブログに書くのはめったにないことで、恥ずかしいし、とってもいやのですが、これがベルリン旅行記の集大成なので、書かないとこれまた心残りになってしまう。

憲法9条改正/安全保障関連法案、集団的自衛権、日本の国防に関する、戦争に関するスタンスに転機が近付いています。

1、最近思うこと、<起承転結>ということばです。当方根っからの研究者ですから、<目的、方法、結果、考察>のレポートを書くことを40年以上やっているわけで、生き方の全てがこの<起承転結>で出来上がっています。一線から大幅に足を引き抜いたこと、年取ったこと、そして現代のSNS時代のことから、<起承転結>の生き方は捨てた方が生きやすいのでは、とまで追い詰められています。世界中を覆っているSNS、たとえばFace BookやTwitterはいってみれば、これまで主婦の間で交わされてきた井戸端会議が世界規模で行われている、<起承転結>の無い会話です。この<起承転結>の無い会話で日常が動いていると思えるのです。ずっと家で仕事をするようになると、家内との会話が増えます。<あなたはなんで、会話に起承転結を求めるのですか?私たちの会話には起承転結はないのです。 あってはいけないのです>というのです。

2、国会の与党さんと野党さんとのやりとりには<起承転結>がないのです。テレビのコメンテーターの発言も<起承転結>がないのです。ほっといたら、当方はこういうたぐいの番組は見ないのですが、なぜか家内はこの手の番組が好きで、<朝までテレビ>などという番組の大ファンです。この番組のコメンテーターも<起承転結>がありません。政治家はマジに<起承転結>をいったらまずいから言わないのだという考え方もあり、確かにそうでしょう。でも、どっかで誰かが真面目に<起承転結>を考えないといかんのです。それが何本かの路線(違う考え方)があって、それは違う、こちらの方が正しいとか真剣に論戦しないとこまるのです。一本の<起承転結>を誰かが作って、あとはうやむやに論戦とはいえない時間つぶしをしているようなのです。この誰かが作った一本の<起承転結>がちゃんとしているか? それすらちゃんとしているとは思えないのです。


3、
1)憲法はアメリカが作ったから気に入らない、改正しなければ日本がない
→ これは感情論で目的がない。井戸端会議のバカ議論だ。

2)現状では、アメリカを支援出来ない、これでは同盟国として申し訳ない。とにかく何とかアメリカさんが最低満足する線を決めて、体裁をつくろう。
→ これは、これまでの現場のフラストレーションを解消することが目的で、国家の目的とその解決手段というまじめな<起承転結>となっていないのだ。高次の目的が無いから、幾つかの建設的案が生まれない。現場フラストレーションを解消の話をああだこうだ聞いたって、国民が解るわけない。丁寧な説明とか、説明不足とか何度叫んだって、意味ない。

3)世界の戦争は抑止力によって抑えられている。これを高め、こぼれ出るテロを封じ込めれば世界は平和になる。
→ 世界平和を達成するということは、まっとうな目的である。その解決法が<抑止力>一本しか示されていないが、それでいいのか? 戦争はしたくないとか、戦争にまきこまえるから怖いというのは感情論で、それは井戸端会議の範疇だ。<抑止力>に具体的対案は無いのか? なければしょうがない。あとは実害をどれだけ抑制できるかという順番になる。

4)アメリカの作った世界平和戦略以外の対案を考えもせずに、一方で、アメリカの言いなりにはならないという<起承転結>がバラバラな方がいっぱいいらっしゃる。
→ アメリカさんのやり方だから否定する必要は無い。いいとことは取り入れて、しかしその上で、日本独自のやり方を作ってきたのが日本である。そこには必死に考えてきた人たちがいるのである。 考えなければならない。
エライ人は上から目線であることに、これが下から見ると滑稽であることに一向に気がつかない。さらに、上から目線の人は、もっと上に盲従する性癖があり、そのことに一向に気が付かない。 目線が上でも下でもいいから、結果的に上手くゆくように誘導できることと、上から目線であることを下から悟られないように出来るエライ人以外は必要ない。安倍内閣は<上から目線の権化の集団>にきまっているのだが、それを下から悟られないようにする努力が急速に減少している。しっかりしてくれ。それを悟られたら、政権は消滅するのだ。

5)自民党に対抗するに、共産党は与党が存在しないと生きて行けない(真っ向から反対しないと成立しない)党であるから、対立するようで結局、同じ船に乗っている。民主党は<起承転結>なし、井戸端会議の集団にすぎない。何でもいいから格差をなくして平等な世界を作りましょうという大義で<起承転結>をつけようとしたが、すでに失敗が明らかになったのである。あとは上げ足をとることにより、自民党に食べさせてもらっているに過ぎない。大阪都市構想は賛成反対が分かれたが、良し悪しは別として<起承転結>はあった。

6)世界平和への日本貢献がお金しかできなかった。これははずかしい。
→本当にそうだろうか? 積極的平和主義のやり方は安倍さんの言うやり方(実体はよく解らないが)しかないのか? これまでの日本の平和主義がいかんと世界中がいっているのだろうか(アメリカはいかんといっているにちがいないが)? 世界は<日本が唯一の世界の希望>と思っているのではないか? もし、世界中が日本の戦争しないことを非難しているなら、しょうがない、戦争するしかない。
アメリカに守ってもらうには、アメリカの言うことを聞くしかないというのは、なにか、悪がきボスににらまれるのが怖いから、川に飛び込ませて、仲間を殺してしまった悪がき集団のシタッパとどこが違うのか?

4、いろいろ文句をいったてまえ、当方の<起承転結>を述べなければなりません。当方はこういう分野には詳しくない、40年間研究生活をしてきた人間です。しかし、なんとか<起承転結>をやってみるしかない。

1)国防に関して、日本だけで日本を守るのは不可能であり、得ではない。日米同盟を中心に置いて、<抑止力>とやらを頼りに、そうならごたごた言わずに徹底してやりましょう。これで、人が死んだり、戦争に巻き込まれたりするかもしれないが、覚悟を決めましょう。 そうならないように最大限の努力をしましょう。

2)専守防衛に徹する。これを逸脱する可能性のあるグレーゾーンはカットである。それが<唯一の世界の希望である日本>の積極的平和主義である。よって憲法9条は変えない。文言や、整合性の不備を直すことは結構であるが。
せっかく人が作ってくれた理想の憲法をなぜ変えるのか。アメリカさんが文句をいっても、お前たちが作った憲法でしょうがと言っていられる間は、その言い訳を最大限に利用しましょう。かっこをつけないで、のらりくらりとやりすごしましょう。もう限界だ、どうしてもだめだというならしょうがない、憲法解釈の変更でやりすごしましょう。

3)世界平和の推進に対する貢献に関しては、アメリカ路線を唯一の方法と考えない。
といって国連や国際司法裁判所に頼ることは意味ないとは言わないが、結局<抑止力>の上に乗っている組織であるから、アメリカ路線と変わりない。
<人は戦争する>→<抑止力で抑える>→<大国が核兵器をもってバランスさせる>これが現在の現実路線であるが、考えてみればこの方向で<滅亡>以外の選択肢があるように思えない。その方向しかないなら<滅亡>もしょうがないと思っている。
<人は戦争しない>→<人の貧困と災害を解消するには>→<日本は何が出来るか>という議論が積極的平和主義のなかで全く伝わってこないということはおかしい。
百歩譲って、アメリカさんや世間がうるさいから、ぎりぎりのところで、戦争のお手伝いする態度を見せようというなら、しょうがない、やるしかない。でもこの逆向きの方向もちゃんとやっているし、もっと積極的にやるのだと言ってほしい。<人は戦争する>→<抑止力で抑える>→<大国が核兵器をもってバランスさせる>路線にしかないというのはどうしても嫌なのだ。意地でもそれ以外に選択肢はあるといいたいのだ。

当方のアイデアは
i) 国際災害救助隊を結成する。日本が音頭をとって、世界規模で作るか、日本独自で作って世界中に派遣する。これは以前にも提案した。おそらく後者から始める方が現実的である。日本では現在戦争で死ぬより災害で死ぬ人の方が圧倒的に多い。世界規模でも災害で死ぬ人は増え続けるであろう。現在の自衛隊や警察のバラバラ派遣ではなくて、現在の派遣人数の10倍以上の規模で、それ専門の国際災害救助隊を結成し、世界に派遣するのである。現在やっている国際災害救助活動は、世界に大きなインパクトを与えていないだ。やっている人は大変であるのだが、現実にはインパクトが足りないのだ。

以前書いたから(2014-9-06 たまには違うことも書きましょう)話をすっ飛ばすが、公海の機雷排除は国際災害救助隊の活動範囲に入るのかという議論を展開したいのである。現在の自衛隊の世界規模での活動の容認を議論するより、もともと他国侵略はありえない、国際災害救助隊がどこまでリスクをおって活動できるかという議論の方がましと思うのである。国際災害救助隊のほうが自衛隊より隊員のリスクが少ないと言うことは無い。リスクをとらないで世界に貢献することは無理だ。しかし、そのリスクの意義が違う。
作家あがりの元政治家、今コメンテーターが同じことを言っていた。当方のあまり好みで無い人物であるのが残念であるが、同じ考えのヒトもいるのである。

ついでに、災害増加の一つの大きな原因である温暖化にも真面目に対応するべきだ。

ii) 核エネルギーの今より10~100倍安全な利用法の開発に資源投資する。現状では原発は無理だから、代替エネルギーへ転換する。しかし、核エネルギー技術開発はもっと積極的に行うべし。単に核エネルギーに反対しても上述の<逆向きの流れ>は起きない。ベネフィット/リスクを考えるなら、現状で原発は無理だ。一発の大地震で日本は壊滅してしまう。一発の大地震は近々起きるに違いないのだ。 しかし、ベネフィット/リスクこの比率を上げる努力をしないで核エネルギーを完全否定するのはバカである。核エネルギーでお湯沸かして、電気をつくる、核の捨て場のアイデアは無し、などという原始的技術は笑っちゃうよ。人間はそんなバカなわけはない。
力なくして、世界を救済できるわけはない。技術開発は力だ。テクノロジーの発展が人の生活を阻害するとしたら、それは使い方が間違っているからだ。

この2つは、世界貢献とともに、日本技術の発展と日本経済・貿易の発展、国際発言力の向上を伴うもとがとれる話なのだ。今日のニュースで、災害対応ロボット世界大会で、日本は韓国に惨敗したそうだ。日本はグローバル・ビジネスチャンスを真面目に考えていないのでは。

<起承転結>になっていますか?
目的を自国防衛と世界平和貢献の2つに分断するのです。両方をこちゃごちゃに混ぜない。
それぞれに対する手段を日米同盟と国際救助隊とするのです。双方相反しないのだから、実現可能です。

もう一ついいわすれました。
歴史認識、戦争責任の問題です。これはベルリン旅行で随分と勉強しました。
これはドイツに見ならうべきところがあります。
歴史を、事実を教育する。これが戦争責任として最もやるべきことです。当方は戦後すぐの人間で、戦争に関してもっとも知らされていない世代の人間です。当時、戦争を語ることはタブーだったのです。これはまったくいけません。ちゃんと教育して知らしめないと。いまの若い人はあまりに戦争歴史を知らな過ぎる、これは異常だ。
戦争の歴史だけではありません。古代日本と大陸の関係を、中国、韓国がいかに日本に影響を与えてきたかを、知りうる限りのことは知らしめなければならないし、さらに研究をすすめなければなりません。 日本は大陸からの影響を大きく受けながら、独自の、もしかするとそのルーツより優れた文化を作ったことを、当方は京都での生活からやっとその流れを知ったのです。大陸に対する敬意とそれに並んで日本文化と日本人の優秀性に自信を持つことが出来たのです。人生の終わりになってやっとです。今日は長くなりすぎたので、この京都での人生の転換点に関してはまた後で述べましょう。

歴史を知る。大陸に対する敬意を持つ。日本文化を知りそれに自信を持つ。この3つがないと、中国や韓国との関係はスムースに進まないでしょう。

ベルリン・フリー旅行 その15

ベルリン・フリー旅行 その15 後記1

ベルリン・フリー旅行とは何だったのだろうか? 特に当方の強い要望で始まった旅でもないので、ウワーという感激が伝わらなかったでしょうから、読む方の大半には面白くもない旅行記になってしまいました。 だいたいほとんどがダークツアーですし。でも、間違いなく記憶に残る、面白い旅でした。

さて、今回の旅の戦利品。

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ベルリンの壁グッズ

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アンペルマンお弁当箱 カメラ機材をいれる箱として使うつもりです。

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ドレスデン城ショップで買ったガラスコップ。左が3000円くらい、右が500円くらい。

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サンスーシ宮殿で買った小さなカップ

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ユダヤ人博物館で家内が買った、ノアの箱船切り紙細工。

あとはバームクーヘンを幾つか。これで全部とは、ドイツにとってとんでもなく役立たずの観光客ですね。

カメラ機材について、今回の機材はSony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm とSony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VMでした。途中で交換しています。あとcoBORGも持って行きました。

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm (Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Z)

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Sony alpha7S + coBORG(実質330mm)
(最近この組み合わせを多用しています。ISO10,000当たりを使っています.)

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus M.Zuiko 14-42mm

(この写真は上の機材を撮った、組み合わせ。最近Olympus Air とOlympus M.Zuiko 14-42mmのキットを購入。キットではOlympus M.Zuiko 14-42mmは単独購入の1/2ぐらいの価格。この豆レンズ、とっても良く撮れるし、寄れるし、Olympusレンズには脱帽ですよ。Olympus Airに関しては後程レポートします。)

最近、自然教育園でも、いつのまにかSony alpha7Sを使う頻度が増加しています。暗くても写せる、超広角でも周辺減光が無い、この2つのメリットから使い易い為にこうなったのです。暗い所ではSony alpha7Sしか使えない場面がでてくる、しかし、受光面の画素数が全然違うので、画質はSony alpha7S <1240万画素(総画素) 標準:ISO100~102400 拡張:ISO50~80、128000~409600>よりSony alpha7R<3680万画素(総画素)標準:ISO100~25600拡張:ISO50、51200>の方が間違いなくいいのです。Sony alpha7Sの使い方はまだまだ試行錯誤です。

最近の海外旅行の写真でいいものが無い反省から、フルサイズ広角領域を弱点と考えてSony/Zeiss 16-35mmを用意しました。その結果はどうだったのでしょうか? 旅行ではSony/Zeiss 16-35mmは使い易く、Sony alpha7Sと組み合わせれば、ほとんどのケースをカバーしてしまいます。しかし、残念ながら、心に残る絵は皆無。なぜだ?

低画素数のSony alpha7SにSony/Zeiss 16-35mmズームをつけた装備ではブログ上の見た目にはコンデジCanon IXYとなんら変わりないことになってしまいます。<なんてこったCanon IXY一台でよかったということか?>

今回の旅は、いい景色といえる所が無かった、展示写真をさらに写すという場面がとても多かった。なんだかんだで、絵を作るというより、情報を伝える写真になってしまったのか?  だいたい、ポルトガルからベルリンに変更したから、撮影の目的を見失って、ヒットラー、ベルリンの壁、ユダヤ人など、やったこともないのに報道カメラマンみたいなことをやろうと思ったのが間違いか。いや、それしかなかった。腕が悪かっただけだ。

もう一つ考えられることとして、当方はズームを使うといい写真が撮れない。これは毎度のことで、最終的にはズームを売りとばす結果に終わるのです。ズームは単焦点より画質が落ちるというけれど、仮にそうだとしてもそれが原因ではないと思う。ズームのような便利なものを持つと、いつのまにか<報道写真撮り>になってしまうのだろうか? ズームはどうしても無個性であり、心に残る写真があるとすると、それは単焦点の個性がたまたま作り出してきたというのだろうか?

フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VMはMFでの標準写角撮影として、大人の写真を期待したのだが、実際は大人の写真を撮る余裕が無かった。フリー旅は旅の計画を実行することにエネルギーの80%以上を使い、残りの20%で、やっとこ撮影している状態なのです。残りのエネルギーはわずかなのに、それでも色々な試みをやることはやっているのです。超低アングルで花を入れて建物を撮ったり、超広角のパースペクションを生かす撮り方はいつもですが、標準レンズ・街角スナップを試みたり。結局、思ったようにいかなかったのです。なんか、アイデアがワンパターンなんだよね。

どんなところでもいい写真がとれるのが、写真家だとか言って、ベルリン旅に同意したのだから、どんな言い訳も、自分として納得できません。ほんと、これから海外旅写真をいったいどう撮ったらいいのでしょう???

  また原点にもどって、Sony alpha7Rと単焦点レンズだけで勝負。これで撮れない写真は撮らない。(それで。結局、ポケットにCanon IXYをいれてゆくのかな?)

そうそう、白金自然写真クラブの先輩がペンタックス645Zを使って、感激していました。持てるうちに、使った方がいいというアドバイスです。残り少ない人生をポケット・Canon IXYに向かおうとするのか、真反対のペンタックス645Zに向かおうとするのか、645Zは最低レンズ一本と三脚を持つとして、5kgか。マクロレンズ一本持ちですら装備全体は6kgを超し、用意するお金は100万円。

ベルリン・フリー旅行 その14

ベルリン・フリー旅行 その14 最終日、お別れ前に訪ねた所とは?

最終日(2015-5-12)
最終日は午前中が使えます。ミュンヘンの最終日と同じように、中央公園を散策してから、一か所観光してベルリンを終了と考えました。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ベルリン中央公園ティーアガルテンはどこへ行っても森とおもって、適当にZoo駅で降りて歩き始めました。カイザー・ウルヘルム記念教会に出会ったのですが、一向に森が見えてきません。この教会は旧建築と新建築が同じような大きさで並立しているのがわかりますか。工事中でしたが、新建築はとても斬新な建築物だそうです。このあたりは各国の大使館が集まっていて、折しもイスラエルの首相が訪問中ということで、厳重警備状態でした。道路を封鎖され、遠回りしているうちにどこを歩いているかわからなくなり、通りかかったインド人風の紳士に道を聞くと、公園の森の入口まで連れて行ってくれました。大使館に関連する方のようでした。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + coBORG

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Canon IXY

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Sony alpha7R + coBORG

森ですが、出足が遅れているうえに、森の中で迷って、のんびり歩くというよりは、時計をにらみながら歩くことになりました。適当に切り上げて、タクシーで最終目的地、ユダヤ博物館に向かいます。<毒を食らわば皿までも>ということで、ユダヤ人への理解に最終時間を当てました。

この博物館はモダンな建築で、建築自体を目的で訪れる人もいます。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ホロコースト(大量虐殺)への道と亡命への道の2つの選択肢を示す強い傾斜のある廊下。
確かに亡命という道を選択した人も少なくなかったのでしょう。その決断の持つ意味を、そんなことを考えたこともない当方に、確かにこの廊下は迫ってきます。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

右の道のどんずまりの部屋は真っ暗で、一部の明り取りがあるのみで、行き止まりの空間です。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

左廊下に続く道の先は、屋外にユダヤ人の混沌と不安を表わすコンクリートの柱の隊列があり、その先にはユダヤ人の歴史を展示する迷路のような部屋が続いています。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ユダヤ教では富と豊穣を表わすイチジクの木に七夕みたいに願い事を書いた札を下げるのです。我々も下げてきました。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

おそらく、西暦300年くらいに、ローマ軍の進軍にともなって、シュケナズ地域(ドイツ、北フランス、東ドイツにまたがる地域)にユダヤ人が進出したのだろうと思われています。ニンニクは中世時代のライン川沿いの3つの都市に存在していたユダヤ人集団の団結を表わしています。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ここで分かったことは、ユダヤ人排斥運動というのはユダヤ人がこのドイツ地区に住みついたころからずっと存在しており、たとえば、キリスト教の十字軍によるユダヤ人虐殺があります。これはキリスト教人の消えることないユダヤ人排斥の根源を表わしています。しかし1847年一時はプロイセンにおいて、 ドイツ人と対等な待遇を得ます。その後、排斥の再発と権利の獲得の波をいったりきたりしたのですが、さらにその後、ユダヤ人排斥運動がだんだんエスカレートして、ヒットラーはそれを利用して、大衆を誘導していったのです。結局ユダヤ人抹殺運動により、ヨーロッパ全土で約600万人のユダヤ人が虐殺されました。
当方はサイエンスの分野で活動して、ユダヤ人の能力がいかに優れているかよく知っています。ボストン・MITに留学した先もユダヤ人の教授でしたし、ワシントンDC・NIHに留学した時もユダヤ人の教授であり、アパートの周りのユダヤ系の子供たちがいかに頭がいいかを実感しています。音楽の世界も、ビジネスの世界もユダヤ人が世界中をおおっているのです。それがなぜ迫害されるのか? 自国を追われた民族は通常、周囲と同化して吸収・消滅してゆくのです、日本でも台湾でもアメリカ大陸でもどこでもそうです。ところがユダヤ人はあまりに優秀で、団結力があり、自分たちの宗教や民族性を固辞する故に、消滅するどころか拡大し、しかも優秀である故に恐れられ、迫害されることになります。ユダヤ人の中でも、ヨーロッパの近代国家に中に浸透して行くことを望む集団とむしろ古典的なユダヤ人の国をパレスチナに再建するシオニズム運動に分かれ、結局シオニズム運動よりは、世界中の社会の上層部に浸透し行くのがユダヤの流れであり、いつのまにかユダヤ人は世界を動かす大きな力となっています。 
また脱線です。朝鮮半島を追われた百済人、新羅人、高句麗人は日本の上層部に浸透して、同化しているようで、実は日本を動かす力の一部になっているのではないかという当方の考えはあたっているのでしょうか? おそらく我々のDNAの一部としてですが。それらのDNAの多い少ないで、どうしても戦いの好きな人と、どうしても融和が好きな人が出来上がってゆくのです。この旅の出発の時から、飛行機の中でも、安倍内閣の方向に対する自分の考えを固めようとしています。固めておかねばならないと思っています。これは後で、書いてみましょう。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

米国人ダニエル・リベスキンド設計の超モダンな建物とプロイセン時代の役所建物が並列・連結しているのがわかりますでしょうか。この連結に過去から現在・未来にわたる流れの意味を持たせているのです。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

お昼はベーグルサンドとキャロットケーキ一個づつ。キャロットケーキの上にマジパン・ニンジン飾りがかわいい。  外の庭に藤のトンネルがあるのがわかりますか?

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

なんと、ここも厳重警備状態、博物館前の車線が完全に止められています。イスラエル大使が来るのでしょう。


あとは、1時に来た、送迎ハイヤーにのって、空港へ、フランクフルト乗り換えで、羽田へ無事到着。不思議なことに行きより帰りの機内食の方がましだった。行きは日本で積んで、帰りはベルリンで積むはずなのに。

羽田から、品川について、駅ビルで昼飯をゲット、日本のデパ地下をみると、なんと日本は素晴らしい国なのだろう。<日本の素晴らしさを実感するために海外旅行するのではないだろうか>とすら思ったのです。

明日は旅行後記です。

ベルリン・フリー旅行 その13

ベルリン・フリー旅行 その13 歴史と復興のモザイク・ドレスデン4

2015-6-5
今日は、ザクセン州立歌劇場(ゼンパーオペラ)内部鑑賞ツアーの続きから。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

オペラ出し物の舞台セッティングが行われていました。ここの客席の背もたれ一つ一つから冷房の吹き出し口があるのです。冷房をガンとして取付けない、バイロイト歌劇場とは大違い。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ゼンパーオペラ前の広場

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

もう建造物を見るのは充分なので、エルベ川にかかるアウグストウス橋を渡って、旧市街から新市街の入口までいってみましょう。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

橋の真ん中で一休み

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

対岸から歴史地区を見ます。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

橋の往復でとっても疲れ切って、橋のたもと、川を見渡せるレストランで早い夕食にします。家内はソーセージ、当方はサーモンでビールをいただきます。まずまずの味でした。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

裏からはいって、食事をして、表にでると、とっても立派な由緒ありそうなレストランでした。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ツヴィンガー城のお堀をすぎて、ドレスデン中央駅に戻ります。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

午後7時07分発、今度はベルリン中央駅が終点だから安心。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ここではドレスデンの表の表情を述べました。しかし、昨日ケーブルテレビを見ていたら、スパイドラマでやたらドレスデンが出てきました。このドラマがいつごろの物か知りませんが、そう古いものではありません。東と西の接点であり、東ドイツ時代の名残が多く残存している、今回の旅地域は、裏では本当にこのドラマのような東と西のせめぎ合いが依然として行われているような気がします。

ベルリン・フリー旅行 その12 

ベルリン・フリー旅行 その12 歴史と復興のモザイク・ドレスデン3

歴史地区、旧市街と新市街とはエルベ川で分けられています。歴地地区のエルベ川沿いに食後の散歩。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + coBORG

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Sony alpha7R + coBORG

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Sony alpha7S + coBORG

リバーサイド遊歩道にセントバーナードでしょうか、ものすごい犬をつれた人が散歩しています。

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Canon IXY

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Sony alpha7S + coBORG

観光にはこういう手もあります。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

シュタールホーフ(武芸競技場)の外壁には、マイセン磁器のタイルに描かれた長さ101mの君主の行列があります。戦災を奇跡的に免れたものです。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

日本人がみな訪れるであろう、バームクーヘンの有名店、クロイツカムで、お土産を買うとともに、お茶をします。日本のバームクーヘンよりちょっと固めですが、間違いなく美味しいです。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

さて、いよいよ3時になって、ゼンパーオペラの内部鑑賞ツアーが始まります。ワーグナーの<さまよえるオランダ人>や<タンホイザー>がここで初演されたというわけで、家内には見逃せないオペラ・ハウスです。ウエーバーが初代音楽監督であった。内部の豪華さ、美しさもさることながら、ここでは連日オペラ、コンサート、バレーが上演され、自前の売上40%、補助金60%で運営されていると言う、驚きの歌劇場です(40%で凄いということの方が驚きかもしれません)。いまや、オペラは世界中で補助金なして成立することは困難で、通常80%が補助金で運営されているのです。説明のお姉さんが、<みなさん、残念ながら本日のチケットは売り切れです>と自慢げにしゃべっていました。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ワーグナー肖像とのツーショットで、また目的をはたして満足げな家内。

また明日

ベルリン・フリー旅行 その11

ベルリン・フリー旅行 その11 歴史と復興のモザイク・ドレスデン2

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現在のザクセン州は小さな州ですが、もともとはドイツからポーランドにわたる大きな国だったようです。このあたりは後述するシュタールホッフのマイセン陶器でできた大壁画にその歴史(1123年から1904年の歴代の君主が行列している絵)がつづられているように、100年近く繁栄したのです。ということで、緑の丸天井の宝物は戦争で失われた残りであるのに、とてつもなく豪勢なものです。しかしながら、ここの写真撮影は厳禁であり、ネット掲載写真もドレスデン城の持ち物ということで転載禁止というケチこの上ない状態になっています。金持ちはケチであるという良い例でしょう。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

外観(左)はあまりお城っぽくないので、油断していると、中身はすごいものです。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

修復したドレスデン城の中庭、この対面で切符を買います。入場は時間制になっており、厳密な二重扉を通って緑の丸天井へはいるのです。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ドレスデン城のショップで日本食器が売られていました。なにせ日本陶器はマイセンのお手本ですからね。ザクセンはマイセンを統合していたことがあるし、銀山を持っていたなどを背景に、工芸品に優れていたので、緑の丸天井を見たあとで、工芸品気分になって、このショップで当方としては珍しく高いガラスのコップを買いました。このあたりの工芸技術の伝統を感じると思ったのです。高いといっても値段はわずか3000円程度ですから、緑の丸天井に飾られていた工芸品とは雲泥の相違です。このブログの最後に登場させます。


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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

近くのアルトマルク広場の市場へ。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

さらにこの近くの、ゲンゼディープという地球の歩き方推薦の気軽なお店で、地球の歩き方推薦のドレスデン風ローストビーフ・ザウアーブラーテンとドレスデン風チーズケーキ・アイアーシュッケを注文。なぜか御客は我々だけ、ウエイトレスが我々の注文にクスッと笑ったのは、日本人はみなここにきて、みな同じ注文をするので笑ったのだろうと推測したのです。まともなドイツ料理を食べたのはここが最初で最後でしたが、この選択は間違っていません。とても美味しかった。いくら笑われようが推薦します。夜もここで食べようと思ったくらいです。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

聖十字架教会のシンプルな内部。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

聖十字架教会も被災して、この写真のように、新旧の建材がモザイク模様になっています。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

アルトマルク広場にもどります。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

この近所にあるこの場所は、古い被災建造物跡に新しい建物を建てることに反対している看板が建っています。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

この建物は半分古い建物で半分新しい建物のハイブリット。ドレスデンらしい建物です。実は京都にも、町屋の連続が古くなり、一部壊して、新しく修復した新旧ハイブリット建物が結構あります。

ブラウエン教会に向かいます。ここは再建です。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm


また明日

ベルリン・フリー旅行 その10

ベルリン・フリー旅行 その10 歴史と復興のモザイク/ドレスデン

さて、4日目(2015-5-11)す。今日の朝にストライキが終了するという情報があり、2時間かかるドレスデンへの旅をこの最終日に持ってきました。切符は昨日買っておいた指定席です。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ボックス席に収まります。眠ってしまって、乗り過ごすとこの列車はプラハまで行ってしまいます。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm ドレスデン中央駅

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm ドレスデン中央駅

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ドレスデンは大戦でその80%が破壊されたということで、歴史的建造物のほとんどは再建です。その再建に対する意欲には大いに敬意を表します。歴史地区までの道は元東ドイツとは思えない、今風の街並みです

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記念にこのような絵ハガキを買いました。

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ちなみにこれはベルリン、ブランデンブルグ門の絵ハガキです。

このように深刻めいて戦争をとらえるのではなく、といってその記憶を事実をしっかりと残すというヨーロッパのセンスは、戦争の事実を裏にしまって、刹那の平和にいりびたる日本より、ずっと大人の、正当な行動でしょう。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

まずはザクセン州立歌劇場(ゼンパーオペラ)によって、内部鑑賞案内の情報を得ました。これはまた後で述べます。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

歌劇場のすぐ横はツヴィンガー宮殿といって、ザクセン王フリードリッヒ・アウグス1世の宮殿です。美術館や博物館として使用されています。今日は残念ながら美術館は休み。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm 広い中庭

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

さすがに、破壊されなかった石像か、おそらく部分修復物でしょうが、どれもこれも芸術性の高さが見てとれます。

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

これは破壊されなかった、わずかな生き残り建造物なのでしょう。このすすけた建造物と新しい建物の落差がなんとも元東ドイツを物語っています。

一番の見どころ、ザクセン王の居城、ドレスデン城にある緑の丸天井という宝物館で、ものすごい宝物であふれていました。

また明日

ベルリン・フリー旅行 その9

ベルリン・フリー旅行 その9 ベルリン・ドイツ・オペラ再挑戦

2015-06-01

第3日目(2015-5-10)はまだ続きます。 ベルリン・ドイツ・オペラに再挑戦ですが、どうなりますか??

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

寸前でも切符が買えないことはありえないと思っていましたが、結構当日券を求めた人が並んでいました。我々は一昨日も今日も一番安い席をゲット。3日フリー切符の特典、2割引きで3千円ほどで本場のオペラを2回も鑑賞することになりました。3階、最上階ですが、音響効果はいいし、舞台も良く見えるし、なんら問題なく楽しめました。
(ちなみに、HISスケルトンツアーの付録として付いてきた3日フリー切符はよかったですよ。72時間、ベルリンの乗り物 Uバーン、Sバーン、バス等みな乗り放題。ポツダムやオライエンブルグへの旅もただ。いろいろな切符も割引あり。さすが、明日のドレスデンへ2時間の往復にはこのフリー切符は使えませんでしたが。)

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

今日の出し物はチャイコフスキーのエフゲニー・オネーギンです。
指揮:アラン・アルティノグル
演出: ゲッツ・ フリードリヒ
衣装・舞台デザイン: Andreas Reinhardt
合唱指揮: William Spaulding
振り付け: Stefano Giannetti

ラーリナ: Karan Armstrong
タチアーナ: Marina Poplavskaya
オリガ: Katarina Bradic
フィリピエヴナ: Ronnita Miller
エフゲニー・オネーギン: Etienne Dupuis
レンスキー: Georgy Vasiliev
グレーミン: Ante Jerkunica, Albert Pesendorfer (10.05.2015 | 14.05.2015)
隊長: Andrew Harris
ザレーツキー: Thomas Lehman
トリケ: Peter Maus
歌手: N.N.
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団&管弦楽団
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これはロシアオペラで最も有名なオペラです。惚れた男Aに、意を決してラブレターを送ったのに、拒否された女性Bの話です。その後、Aはその女性Bの妹に付きまとう男と決闘して、殺してしまい、居ずらくなって、街を逃げ出し、その後すったもんだのあげく、まい戻って、Bに求愛すれど、女性Bは完全拒否するという筋で、なんだか三島由紀夫の春の雪における女性の恐ろしさを思い出させる筋です。オペラに全く似合わない盛り上がらない筋であるということで有名です。当方には筋だけでなく音楽も一向に盛り上がらない。歌自体は美しく、人気あるそうですが、当方には一本調子の音楽で眠くなる一方でした。付随するバレーがやたら上手くて、チャイコフスキーはオペラなぞ作らず、バレー音楽だけ作っていればよかったのに。このオペラはチャイコフスキー自身の思い出(チャイコフスキーにはこのストーリーに似た状況で女性に完全否定され、自殺未遂した経験があるようです)におぼれて、冷静なエンターテイメントをわすれた、というのが当方の感想です。

ということで、ベルリン・ドイツ・オペラの再挑戦はまた空振りに終わりました。エフゲニー・オネーギンはこちらでは人気のオペラだそうで、終演後のトイレでベルリン子が鼻歌を歌っていたことでもその人気は想像できます。ちなみに家内はとても楽しかったと言っております。カラン・アームストロングというベルリン・ドイツ・オペラの往年の大スターがお母さん役で出ていたが、とても懐かしかったと書いておいてくれといわれました。

そういえば、印象に残っていることとして、この演出です。ベルリン・ドイツ・オペラでは大御所ゲッツ・ フリードリヒの数十年前の演出だそうですが、古ゲではあるが、面白い。薄いベールの向こうに、人々が微動だにせず立っている。こういう場面から始まることが何回かありました。最初はてっきり絵画がとおもいました。美しいのです。そして、バレリーナは慣れているでしょうが、コーラスの人まで、長時間微動だにしないのです。

2回ベルリン・ドイツ・オペラを見ましたが、当方にはもうちょっと知っているオペラだったらよかったのにと思ってしまいます。ここでは魔笛だのトスカだのもっと良く知っているオペラもいっぱいやっているのですが。一演目に関して、人気によって違いますが、年間数回から10回くらい公演して、何年もlong-runのケースもあるようです。 たまたまこのようなことになってしまいました。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

終演後はすぐ隣のレストランにいってみました。オペラを見終わった連中が仲間を集めて大いに盛り上がっていました。我々の後ろの席の女性の集団は、ものすごい、笑い転げる騒ぎで、いつもむっつりしているドイツ人がここでは豹変していることに、我々は少なからず驚いたのです。
セルフサービスで、食べ物と飲み物をとってくるスタイルで、ワインもボトルから自分で適当に注いで、カウンターで料金を払うという、気軽に終演後の興奮を皆で共有するにはとってもいい大人の趣向と思いました。

また、いつの日かベルリン・ドイツ・オペラに挑戦しましょう。

プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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