ベルリン・フリー旅行 その8 

ベルリン・フリー旅行 その8 ベルリンの壁博物館

2015-5-31

第3日目(2015-5-10)の続きです。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

オリエンタル料理というレストランでお寿司と中華料理を食べて、元気を回復。
ダーク・ツアーの上乗せで、これでもかと、<ベルリンの壁博物館>に向かいます。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ベルリンの壁の名残に当時の写真がずらりと飾られています。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

この写真が今回の旅で一番ショックな絵です。みんながハイルヒットラーと敬礼しないと、ゲシュタポに捕まるのです。この一番右のヒトはきっと捕まっています。ユダヤ人を600万人も虐殺しながら、だれもハイルヒットラーという敬礼を拒否できないのです。
 こんな状態になったら当方はどうするのだろうか? おそらく家族を安全なところに亡命させて、当方はレジスタンス運動に加わり、あっというまに殺されるでしょう。

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

近所のトリッキーなディスプレイ。

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

東ドイツで生産されていたトラバントが、やけっぱちのような派手な塗装で、この近所に集まっています。珍しがって記念撮影する人もいます。

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm
どうやら、トラバントがこの周辺に集まっているのは、トラバントを集めて商売している
トラバントミュージアムが存在しているからと思われます。

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トラバントによるレンタカー屋さんもやっています。

アンペルマンといい、トラバントといい、東ドイツの名残をかえって商売とするセンスは、逆転発想ビジネスとしてアッパレです。

さて、今晩はベルリン・ドイツ・オペラへの再挑戦の日で、Deutsche Operへ向かいます。
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ベルリン・フリー旅行 その7 

ベルリン・フリー旅行 その7 オライエンブルグ・ユダヤ人強制収容所記念館

2015-5-30

今週の日曜、24日でしたか、意を決して1.5年は御無沙汰していたテニスクラブへ顔を出しました。 自然教育園を3周して1日10000歩歩くというやり方では、どうしてもこれ以上は体重が減りません。79kgが72kgに減ったのですから大成功なのですが、目標は70kgを切ることで、72kgから先がちっとも進みません。足の筋肉がついて、基礎代謝量がふえたのが、体重減少の理由ですが、そのかわり筋肉の重量増になりますから、減少増加の双方向が拮抗してしまうのでしょう。食べる/飲むことは一切減らしてないので、1日10000歩ではこれが限界です。自然教育園6周/日などというのはあまりにばからしいので、週一のテニスを加えるとどうなるかを試してみようと思ったのです。本当言うとスポーツは嫌いです。テニスもやるたびに、もうやりたくないと思うのです。1.5年ぶりに訪ねてみると、やっているオジサン、オバサンの顔ぶれは1.5年前とちっとも変らず、陽気な方は相変わらず陽気、負けると機嫌が悪い方は相変わらず機嫌が悪い。このクラブはなにか永遠に時が止まっているかのようです。今日は首をひねって、2ゲームでリタイア。ああいやだ、いやだ、テニスはいやだと当方は1.5年前とちっとも変らない。それでも、汗をかいた後の体重は71kgということで、この試みは望みがないわけではない。
  なにをくだらないことをいっているのでしょう、旅行記をつづけましょう。


第3日目、今日(2015-5-10)はベルリン・フリー旅行の真骨頂です。家内は以前から、ポーランド・アウシュビッツ・ユダヤ人強制収容所に行きたいといっていました。ベルリンを調べているうちに、近くのオライエンブルグにユダヤ人強制収容所記念館があることに気が付きました。こんなところには旅行社ツアーはまず行くまい、もしかしたら、ポーランドへ行かなくて済むかもしれない。当方はどうせ、光のポルトガルから影のベルリンに変更したのだから、徹底的に<ダーク・ツアー>をやろうといってオライエンブルグ行に乗ったのです。

オライエンブルグはベルリンから北へSバーンで40分、有名なポーランド・アウシュビッツ・ユダヤ人強制収容所と同じような収容所跡が記念館として保存されています。日本人でわざわざ訪れる人はすくないでしょうが、ドイツ人やヨーロッパの方は、教育の一環としても、一般の人も数多くの方がおとずれていました。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

入口までの道には当時の写真がずらっと並んでいます。

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

上は当時、下は現在の入口です。ここに掲げられる言葉<労働は自由をもたらす>はアウシュビッツと全く同じです。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

広陵とした敷地は、その曇り空が似合う殺伐とした雰囲気です。昨日は25℃を超して、暑いくらいだったのに、今日は一転して10℃前後、風が冷たく、防寒キルティングをホテルにおいてきてしまった当方には心身ともに寒い旅でした。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

このような小屋が数多く並んでいました。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ユダヤ人の収容所、病人の収容所、人体実験の疑いがある診療室。ガス室

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

死体の焼却所

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Sony alpha7R + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

焼却前には金歯を全て回収していました。


結局600万人のユダヤ人が虐殺されました。収容所は最初からユダヤ人抹殺所ではなく、危険分子の隔離所だったのです。戦争が進んで、いつのまにかユダヤ人を完全抹殺する場所となりました。この一方通行の後戻りできない、負の行進が現実に起きる。人間の性から予想できることではありますが、本当に起きるのです。おそらく、これが唯一の例ではないのでしょう、人の歴史において、大量虐殺は何度も起きているのでしょう。その結果が当然分かっているのに投下された原子爆弾とこのユダヤ人虐殺と何をもって異なるというのでしょうか。虐殺にかかった時間と方法が違っただけでしょう。ユダヤ人は戦後もこの虐殺にたいして、リベンジを叫ばず、原子爆弾に対して日本人はリベンジを叫びません。あまりの人間の性の悲しさに声も出ない。

このあと、ある方から聞きました。実は第二次世界大戦が終わったあとに、ポーランドや国外にいたドイツ民間人200万人が色々な状況でリベンジ虐殺を受けたといわれているそうです。この数字が信じるにたるかどうかわかりませんが。しかし、ドイツはそのことを一切口にしません。それはこのとんでもない非人間的、ユダヤ人虐殺を全てヒットラーに押し付けて、戦後を切り抜けることに徹しているからであるということなのです。これを、戦争に明け暮れたヨーロッパ人の知恵といったらいいのか、ドイツ人の局所的かしこさといったらいいのか。70年たってもあいかわらず、もめている、韓国、中国との関係と日本の戦後処理の良し悪しはまた後程議論してみましょう。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ベルリン中央駅にもどります。


ベルリン・フリー旅行 その6 

ベルリン・フリー旅行 その6  ポツダム/新宮殿、ベルリン/イーストサイドギャラリー

2015-5-29

今日は白金自然写真クラブの展示会セティングの日で、本日より展示会は7月2日まで、自然教育園の展示場で開催されています。ご興味あるかたは見に来てください。
なにやら、縦位置はスペースをとるから無理とかで、当方の写真は半分以上カット、結局横位置の3枚を貼ったままで入れ替え無し、と言うことになってしまいました。よって、当方の展示は先日の展示会ご案内の通りには行きませんで、3枚だけです。万一、来られる方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。 まあ,どうせ、何度も来られる方はいないでしょうから、大勢に影響はないでしょう。

2015-5-9の続き
オランジェリー城の写真は飽きたのでカット。もうヨーロッパ宮殿や城はカット、カットです。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

なにやら広いサンスーシ公園を新宮殿に向かって歩いているのですが、道案内は無いは休憩所やレストランは無いや、森ばかりというのも困ったもんだ。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm
オランジェリー城から迷って、40分ほど森の中を歩いてやっと、新宮殿が見えてきました。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

さすがに外見は立派です。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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これはネットからの転用写真です。この貝の間の斬新なデザインを見て新宮殿におおいに興味をもったのですが、貝の間は床が抜けそうと言うことで改修中。当分(2,3年?)見られないようです、訪ねる方は気を付けてください。貝の間以外の新宮殿の室内は期待に反して、大して面白くもない地味っぽい宮殿でした。サンスーシ宮殿の人気におんぶして、新宮殿の見せ場をつくる努力をはしょっていたところに貝の間の没落で、いいとこない宮殿になってしまったと思うのです。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm 新宮殿の正面

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

ここでポツダムの行動を地図で示そうして、地図をネットで探して1時間。まともな地図が無い。Googleでとりあえず地図を示せるからそれですませてしまう。だけど観光地図としては見にくいし、コピーできない。しかし、誰もまともな観光地図を作らない。地図がない観光案内なんて、まったくどうしようもない。自分がどこにいるかわからないけど観光を楽しんでいる人もいっぱいいるようですけれど、当方には理解不可能です。

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しかたないので、また自分で地図をつくります。こんな感じでしたかね。結構歩いています。今回の旅は大体、毎日25000歩は歩いています。まだまだ見るところは一杯あるようでしたが、新宮殿まででもう疲れて歩くのがいやだし、雨が降ってきたので帰ることにしました。ポツダム大学のイベントが行われていて、学生さんがウロウロしているのですが、このサンスーシ公園はちゃんとした休むところもないし、レストランもない。たよりのバスが全く来ない。バス停に集まった人達はみなイライラ。スマホで一生懸命情報を得ようとしています。ストライキでバスは来ないのじゃないかと待っている人に聞きまわるけれど誰もわからないと言う返事。といってもう歩く気もしないし、だいたい、今いる自分の位置がわからない。間違って歩きはじめたらえらいことになる。こういう時がフリー旅で一番嫌な時。時刻表から30分くらい遅れてやっと来たバスでポツダム駅へ、またもやSバーン、40分でベルリンにまいもどります。
まだ時間があるので、ベルリンの壁を見ようということになりました。ベルリンの壁が見られそうなところは、まずは<イーストサイドギャラリー>だろうと見当をつけて、ポツダムからのSバーンの続きでベルリンの南東地区シュプレー川のほとりWarschauer Str駅へ。ストライキですからSバーンでそのまま行けたのかわすれました。とにかく午後4時頃には到着。ここは結構面白かった。残った壁にアーティストが勝手な絵を描きまくっている所です。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

ベルリン壁のかけらで作ったグッズを売っている露天商でベルリンの壁マグネットを買う。本当に壁のかけらは定かでない。

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

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Canon IXY

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Sony alpha7S + Sony/Zeiss 16-35mm

この日は疲れ切ってホテル近くのスーパーマーケットでお寿司とスパークリングワインを買って、ホテルで食べて、そのまま気絶する。





ベルリン・フリー旅行 その5

ベルリン・フリー旅行 その5 ポツダム/サン・スーシ-宮殿/フリードリヒ2世

2015-5-28

ベルリン2日目(2015-5-9)はベルリンからSバーンで40分南に下ったポツダムを訪ねます。
ベルリンからポツダムはいってみれば、東京から鎌倉に行くという感じですか。

ホテル最寄のSバーン駅周辺で聞くと、ストライキでSバーンは動いてないと言われて、絶望的になります。それでもフリー旅の鉄則、何人にも聞けということで、インフォメーションセンターがあるであろう大きめの駅Bf Zoologisher GartenまでUバーンでいって、情報を得ました。要するに市内のSバーンは止まっているけれど、郊外へのSバーンは20分おきに動いている、その接点のRathaus SteglitzまでUバーンで行ってからSバーンにのりかえれば行けることがわかりました。これで1時間は無駄にしました。やっとこポツダムにたどり着き、有名なサン・スーシ-宮殿に向かいます。

当方はここをベルリン旅行の3つのポイント、①ヒットラーのユダヤ人虐殺、②東西ドイツとベルリンの壁崩壊、③プロイセン王国のフリードリッヒ大王の尊敬すべき統治能力というポイントの一つと位置付けていました。

<フリードリヒ2世(Friedrich II., 1712年1月24日 - 1786年8月17日)は、第3代プロイセン王。優れた軍事的才能と合理的な国家経営でプロイセンの強大化に努め、啓蒙専制君主の典型とされる。また、フルート演奏をはじめとする芸術的才能の持ち主でもあり、ロココ的な宮廷人らしい万能ぶりを発揮した。学問と芸術に明るく、哲学者のヴォルテールと親密に交際し、自ら書を著し哲人王とも呼ばれ、功績を称えてフリードリヒ大王(Friedrich der Große)と尊称されている。ドイツにジャガイモ栽培を広めたことでも知られる。>
フリードリヒ2世に関するネット情報はみな興味あるものですが、長くなるので
サンスーシ宮殿に関する情報と新宮殿に関する情報だけ書きます。

<「サンスーシ(Sans Souci)」とは、もともとフランス語で「憂いなし」を意味し、1990年に、宮殿の建物および庭園は「ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群」の1つとしてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。>

<フリードリヒ2世の言葉として有名なのが「朕は国家第一の僕(しもべ)である」です。フリードリヒ2世は二度の戦争でプロイセンをヨーロッパの一流国に押し上げることに成功しました。フリードリヒ2世ははじめから戦争が好きだったのではなく、徹底した戦争バカの父フリードリヒ1世と馬が合わずに、家出をしたり、むしろ芸術へのめり込んでいったのです。しかし、即位してからは、プロイセンの発展に大いに寄与しました。その一つがオーストリア継承戦争(1740~48)です。フリードリッヒ2世はオーストリアで女性、マリア・テレジアが即位しようとしたことにケチをつけて、オーストリアに戦争を吹っかけました。ところが、オーストリアのハプスブルク家、マリア・テレジアは有能な人物で、即位したばかりなのに多民族国家のオーストリアをよくまとめて戦いました。最終的にはシュレジエン地方をプロイセンに割譲というということで決着しましたが、フリードリッヒ2世とマリア・テレジアは犬猿の仲としてずっといがみ合うことになるのです。シュレジエン地方は当時、工業の発達した地域で、人口も100万人いました。それまでのプロイセンの人口が200万をこえる程度ですから、プロイセンの国力は一気に1.5倍になったわけで、大儲けだったのです。当然気に入らない、マリア=テレジアはフランスとロシアと同盟をむすんで、シュレジエン地方奪回にのりだし、再び七年戦争がはじまります。マリア・テレジアの連合軍にプロイセンは大苦戦。ロシア軍がベルリン近くまで攻め込んで、プロイセン絶体絶命となった時に、ロシア皇帝エリザヴェータが突然死んだのです。あとを継いで即位したピョートル3世はプロイセンと争う気は全くなく、ロシア軍を撤退させてしまいました。この偶然で、プロイセンは逆転勝ちとなり、シュレジエン地方はプロイセンの領土として確定し、プロイセンの発展に大いに寄与するのです。>

サンスーシ宮殿はシュレジエン地方取り合いの戦争中に作られ、フリードリヒ2世の「夏の離宮」として建てられましたが、フリードリヒ2世はサンスーシ宮殿に入り浸ることになります。フリードリヒ2世自ら設計に口出しをおおいにやったようで、ロココ調ではあるが、ずんぐりとこじんまりした外見と異様に立派な音楽演奏室とかいろいろアンバランスではありますが、観光地としては絶大な人気を保っています。シュレジエン地方を手に入れ、富がコンスタントに流入するようになって、フリードリッヒ2世はメイン宮殿として新宮殿を建てます。いろいろな一流の職人を集め、その人たちの街まで作って、新宮殿プロジェクトを立ち上げるのです。その目的は、この国家プロジェクトを土台として、色々な産業を興そうとしたのです。自分は結局この新宮殿に住まわずに、サンスーシ宮殿に引き込もって、フルートを吹いたり、芸術家や哲学者をあつめて、この宮殿内では、政治をわすれて<憂いなし>の生活を送ったのです。その芸術を愛しながら、一方で戦い抜き、産業も発展させる、人間味あるふれる人柄が今も人気No1の王様としてあがめられているのです。ヒットラーもフリードリヒ2世を尊敬し、自分の執務室にフリードリヒ2世の肖像画をかかげて、七年戦争の奇跡をもう一度、と願っていたそうです。実際にアメリカ大統領フランクリン・ローズヴェルトが死ぬのですが、ヒトラーには残念ながら、ドイツは負けてヒトラーは自殺することになりました。

さて、この辺で、サンスーシ宮殿にむかいましょう。

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ネットで見るサンスーシ宮殿の全景

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

途中にあった、藤に囲まれた館で撮影。

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Sony alpha7S + coBORG

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Sony alpha7S + coBORG

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Sony alpha7S + coBORG

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

対面にサンスーシ宮殿が見えます。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

サンスーシ宮殿の前の段々は葡萄棚になっています。

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Sony alpha7S + coBORG

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

こちらでは民族衣装を着ることは、日本の着物姿と同じようで、平気でやる人がいるようです。皆が撮影するものですから、この方は手をふって、大いに満足な様子でした。変身好きな家内もきっとやりたがっているにちがいありません。この後のベルリン・ドイツ・オペラでもいい歳のオバサンが、派手な民族衣装でオペラ会場に現れていました。

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Canon IXY

日本人観光客集団に囲まれた当方。内観は時間当たりの人数制限があるので、旅行社ツアーではサンスーシ宮殿の内部に入ることはまずありません。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S + coBORG

もはや、キティーちゃんは世界的キャラクターのようです。

前もって予約して、指定された時間に内部にはいります。ここも内部撮影許可に3ユーロ、450円くらいはらいます。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

天井を撮るのは飽きたので、置いてある調度品を撮ります、そのデザインを参考にしようという魂胆です。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

これはフリードリッヒ2世のフルート。ちなみに、当方もフルートを吹きます。べつにフリードリッヒ2世を真似しているわけでは全くありません。ここ一年、フルートは御無沙汰ですが、また再開しようと思っています。<バッハの無伴奏フルートソナタが吹けるようになったら、お墓に入いります>とブログのどこかで書いた記憶があるのですが、このままではお墓に入ることができないので、再開です。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

この辺で、サンスーシ宮殿を出て、近くのオレランジェリー城を経て、新宮殿に向かいます。

また明日

ベルリン・フリー旅行 その4

ベルリン・フリー旅行 その4 ベルガモン博物館からベルリン・ドイツ・オペラへ

本日(2015-5-27)はベルリン市内観光の初日(2015-5-8)後半の話です。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

このシュプレー川のほとりは、なかなかいい景色で、気持ちのいいところです。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

家内はベルリンでブレークしている<カリーヴルスト>を盛んに探しまわっていたのですが、やっとそれを見つけてシュプレー川のほとりで食すことになりました。

ネットの説明は結構おもしろいので、そのままのせましょう。
<焼いたソーセージ(ブリューヴルストまたはブラートヴルスト)の上にケチャップとカレー粉をまぶしただけの単純な料理だが、根強い人気のあるメニューである。レストランよりは街中の軽食スタンドなどで売られていることが多く、注文するとほとんどの場合ブレートヒェン(小さなパン)が1つ(ブレートヒェンに挟む店も多い)か、フライドポテトが付いてくる。一時期は庶民の味、ファストフードとして圧倒的な人気を博した。近年はピザやケバブの人気に押されているものの、ドイツのどこでも食べることのできる大衆食としての地位は不変である。カリーヴルストは第二次世界大戦後のドイツで普及したが、いつどこで発明されたかについては異論が多く定かでない。ベルリンでの定説では、カリーヴルストのソースはヘルタ・ホイヴァー(Herta Heuwer、1913年6月30日ケーニヒスベルク生まれ、1999年7月3日ベルリンで没)という女性が発明したとされている。彼女は西ベルリンのシャルロッテンブルクでソーセージ屋台を経営しており、ケチャップ、ウスターシャーソース、カレー粉といった材料をイギリス軍兵士から仕入れていた。1949年9月4日、雨で客が来ないため退屈しのぎに材料を混ぜた結果、カリーヴルストができたという。以後、ベルリン市街を再建する建設労働者の間で人気を博するようになった。全盛期には週に1万本を売ったという屋台をもとに彼女はレストランを開き1974年まで経営したという。ベルリンには2009年に、カリーヴルストの発売60周年を記念してカリーヴルスト博物館(カレーソーセージ博物館)が開館している[2]。ルール地方の言い伝えでは、エッセンのソーセージ屋台で、店主がカレー粉の入った缶をケチャップの中に落とした偶然から発明されたとされている。>

2回たべましたが、柔らか目のソーセージでカレーの味はそれほど強くありません。正直、何度でも食べられる、わるくない食べ物です。ソニービル広場で家内がカリーヴルストを探して、若い学生風の一団にありかを尋ねたら、<この辺では知らない>と答えた若者が、ゲタゲタ笑った、その笑いの意味は何であろうかと、その後2人で議論したのです。その解答は、なんで日本からきた観光客が、よりにもよってこんなB級グルメを探し回っているのだろうという、あきれた笑いだろうということになりました。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm カリーヴルスト

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

カリーヴルストを購入したお店です。ここのお兄さんは東欧(アルメニア)から出稼ぎに来ている若者で、日本にとっても興味をもっていました。東ヨーロッパの人がドイツに流れ込んで一生懸命働いている様が、ベルリンの壁崩壊の及ぼしたドイツへの影響を想像させます。ベルリンにはいまだ東西分断とその後の融合の影が満ち溢れている気がします。南北の韓国の壁が崩壊したらいったいどうなるのだろうか?

シュプレー川の中州には博物館が集合していて、博物館の島といわれています。このなかでもベルガモン博物館は膨大な内容を持っており、これ自体が世界遺産、全部みると何日もかかると言われています。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

我々は時間もないので、ベルガモン博物館で記念撮影しただけ。博物館はその土地を理解するにとっても役立つことは分かっているのですが、なぜかフリー旅では毎回パス状態になっています。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

ベルガモン博物館の庭の一部と思われる、ベルガモン博物館とベルリン大聖堂の中間にある、なにやら意味ありげな石作りの回廊。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm     

世界遺産ベルガモン博物館もいっぱい工事中

ベルガモン博物館から一番近いUバーン駅FriedrichStr.から今夜のベルリン・ドイツ・オペラを見る為にDeutsche Operへ向かいます。


今日の出し物は、<ベルリオーズ、ファウストの劫罰>です。マイナーなオペラで、実をいうと、いままでコンサートに行った経験のなかで、最もチンプンカンプンの音楽でした。字幕を読んでも、舞台を見ても、音楽を聞いても、ストーリーがまったく想像できません。なにやらくだらないことをグダグダやっていると思っていました。だいたいオペラの題名を良く聞いていなかったのが間違いのもとで、さらに家内は通常前もってオペラのストーリーを説明してくれるのですが、なぜか今回はそれをはしょってしまったのでした。ベルリオーズは無論名前もしっているし、音楽も聞いているはずなのですが、あまり記憶にありません。ましてやオペラとなるとまったく想像できません。リヒャルトシュトラウスとかシェーンベルクとかのちょっと手前、ロマン派後期で現代音楽に走りのような音楽であろうと思い込んでいたのです。現代音楽だったら、題名だのストーリーだの聞いてもほとんど役に立たない、新しい世界へ向かう息吹を感じれば十分とたかをくくっていたのですが、とんでもなく間違いでした。ベルリオーズは現代音楽の走りではなく、むしろロマン派の走りで、宗教色の強い職人芸音楽をぶち壊して、新しい自由な音楽を作りだしたとして、通のあいだでは高く評価されているそうなのです。 フランス人が自分達の生んだベルリオーズを評価しなかったという大きな間違いが、フランス音楽の劣勢を生んだといわれています。 <ファウストの劫罰>という題名を知っていれば、原作ゲーテのファウストからある程度その内容(初老の男が悪魔に魂を売って、若返るが、色々な悲劇がおきる)はわかりますし、さらにオペラの内容の詳細を家内から聞いて、やっと全てがつながりました。そうであるなら、マイナーなオペラでありながら、歌い手、オーケストラ、舞台演出ともにとても力をいれており、なかなかいい演奏だったと思うのです。家内も評価していました。なんと、ドジなことだ、もう一度聞きましょうといいだして、明後日に再びベルリン・ドイツ・オペラに挑戦することになったのです。出し物は当然違います。今度は前もってストーリーを聞いておくことは必須であります。

<ベルリオーズ、ファウストの劫罰>
指揮 ジャック・ラコンブ
舞台監督、演出 クリスチャン・シュプック
舞台デザイン、衣装デザイン Emma Ryott
舞台照明 Reinhard Traub
舞台照明 Ulrich Niepel
合唱指導 William Spaulding
劇団顧問 Dorothea Hartmann
マルグリート: Clémentine Margaine
ファウスト: ヨセフ・カン
メフィストフェレス: Samuel Youn
ブランデル: Marko Mimica
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団、合唱団&バレエ団

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突然、軍隊が乱入し、兵隊人形歩きで舞台を一周する。これが有名なベルリオーズのラコッティー行進曲なのですが、この軍隊の乱入自体、このオペラの本筋とはあんまり関係ないのですから、曲は聞きなれていてもストーリーを想像する手がかりとはならないのです。
だいたい、<初老の男が悪魔に魂を売って、若返るが、色々な悲劇がおきる>などという突拍子もない話をまったくの予備知識なしで想像せよといっても無理ですよ。

ネットに現在ベルリン在住の東京芸術大学声楽科卒業ソプラノリストNishiguchi Akikoさんのコメントが出ていましたで、転用させていただきます。そういわれてみればそうかもしれません。
<ファウストの劫罰なんて、めったに演奏されないので、初めてきちんと全幕を観ました。
ベルリオーズの音楽は美しく壮大でしたが、オーケストラがいまいち表現しきれていない感もありました。ちょっと流れてしまっているような。演出は奇妙なもので、舞台は円形で斜めになったもの。それが回転しながらストーリーが展開していきます。始め、幕が開くと、オーケストラが演奏する前に、バレリーナ2人よるダンスが。無音の中、5分位は踊ってたと思います。セットはほとんどなく、バレエダンサーたちの身体表現や、合唱の群衆も動きによって場面が表現されていく。ファウストの劫罰にはフランスオペラらしく、多くのバレエ場面があるのですが、その振付が変わっていて、細かな動きがとても多く、少し眠くなりそうになったのが残念でした。途中、ファウストが馬でマルガリータのところへ向かうシーンで、なぜか舞台にスクリーンが二つ出て、そこに馬の映像が映るという。ちょっと興ざめな演出もありました。チープな映像を見せられるくらいなら、何もない方がよっぽど良いと思うのですよね。歌手ですが、韓国出身のバリトン、Samuel Younは存在感のある張りのある声で素晴らしかったですね。演技力もあり、奇妙な演出の中、自分の役割、自分が何をしなければならないのか、一番理解していた歌手のように思います。
ファウスト役のKlaus Florian Vogtは、なぜこの劇場の歌っているのだろうと思わせてしまう演奏内容でした。フランス的と言えばフランス的な甘い声を持っているのですが、声に存在感がなく、ふわふわとした声で、とにかくパンチが弱いのです。肝心な高音も頭声に逃げるような歌い方。(若干ポップ歌手のような歌い回し。) やっぱり私は、オペラに来るからには、体としっかりつながった、存在感のあるテノールの声を聴きたいですね。
ファウストの劫罰は、なかなか満足のいく内容ではありませんでしたが、曲としては美しい作品だと思いました。>

当方はクリスチャン・シュプックの演出は面白い演出と思います。歌手に対する評価はその通りだと思います。ただし、我々の公演はたまたま前述のようにテノールがヨセフ・カンという東洋人で、上記コメントのKlaus Florian Vogtではありません。Klaus Florian Vogtは結構有名な人ですが、家内もあまり評価していません。ヨセフ・カンさんは悪くなかったですよ。

この晩は、ホテルのバーで、なんと、またもやカリーヴルストとビールで夕食としました。この旅から帰っても、家でカリーヴルストが何度も再現されていますから、結構、癖になる食べ物ということです。



ベルリン・フリー旅行 その3

ベルリン・フリー旅行 その3 ブランデンブルグ門からベルリン大聖堂へ

2015-5-26

このあと、ベルリンの中央公園、ティーア・ガルテンをちょっと歩いて、ブランデンブルグ門に向かいます。この公園の広さははんぱでなく、東西2km南北1kmほどの広さがあり、ほとんどが全くの森です。またまた、ドイツは森だという感を強くするのです。都心真っただ中の森として異彩を放つ自然教育園は約20ヘクタールですが、ティーア・ガルテンは210ヘクタールですから、なんと10倍の違いがあります。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7S +coBORG

森の中は鳥の声に溢れていますが、姿を見せるのは、自然教育園と変わらず、スズメ、ムクドリ、ツグミ、ヒヨドリ、カラスです。こちらのカラスは白黒ツートンカラーが結構いっぱいいる、正式名は知りません。ムナジロカラスというのかもしれません。

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Sony alpha7S + coBORG

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Canon IXY

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Sony alpha7S + coBORG

ブランデンブルグ門に向かう途中に、突然戦車が現れました。

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Sony alpha7S + coBORG

記念碑があり、花をたむけて、なにかの記念日のようです。看板を読むと、これはヒットラーからベルリンを開放したロシア軍兵士、戦死者の為の記念碑であり、ベルリンの春の一環として、祈りをささげる人が訪れているのでした。ここで、ベルリンにある、無視できないロシアの影に気づいたのです。東西の壁が崩壊した後にベルリンに残ったロシア人も多くいるのでしょう。ロシア語でしゃべる人達に少なからず出くわすのです。

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Sony alpha7S + coBORG

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Sony alpha7S + coBORG

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

ブランデンブルグ門につきました。パリの凱旋門とは比較にならない、門自体はどうということない門です。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

しかし、その向こう側はベルリンの春のメイン会場らしく、なぜか何体もの馬のディスプレイが設置され、またいくつかの当時の写真のディスプレイが置かれています。いっぱい人が集まっており、ここで記念行事が行われるらしい盛り上がった雰囲気です。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

我々はベルリンの春に付き合う時間的余裕はありません。直ぐ近くのユダヤ人犠牲者記念館に寄ります。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

名前から受ける予想に反して、モダンなオープン建築物でした。ベルリンではユダヤ人の悲劇がモダンアートに昇華して、一見おだやかに、しかしかえってその映像が心に刻まれるのです。アートの持つ意味に改めて気付かされます。

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Sony alpha7S + coBORG

ブランデンブルグ門から東に延びる<菩提樹の下>という意味のウンター・デン・リンデン通り、ベルリン・メイン・ストリートをベルリン大聖堂にむかって歩きます。

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Sony alpha7S + coBORG

アンペルマン歩行者信号ごしのベルリン・テレビ塔

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Sony alpha7S + coBORG

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm アンペルマングッズ専門ショップ

東ドイツは消滅しましたが、その歩行者信号のアンペルマンは、あまりに可愛いので、歩行者信号として部分的に復活し、さらにアンペルマングッズはベルリンのお土産No1になっています。当方もアンペルマングッズを一つ買いました。もっと買うべきであったと、とっても後悔しています。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

途中でベルリン国立歌劇場に出会いますが、もろに工事中。

東ベルリンが西ベルリンと統合後、ベルリン国立歌劇場のオペラは名指揮者ダニエル・バレンボイムによって、飛躍的成長し、名だたるオペラの殿堂に大変身するのです。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

バレンボイムとの2ショットでご満悦の家内。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

いくつものバレンボイム、オペラ名場面ディスプレイが道端に飾ってあります。オペラは当方の得意分野でなく家内の独壇場なのですが、その音楽と舞台演出の作り出す総合芸術の持つ最高度の芸術性は当方にも少なからぬ影響を与えています。

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Canon IXY

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

ウンター・デン・リンデン通りは運河を越えて、ベルリン大聖堂へ続きます。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm ベルリン大聖堂

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

内部はいたってシンプル。バリバリ現役の寺院という感じで、日本の東本願寺みたいなもんです。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

入口に置いてあった、この物体はあまりに日本の古いお寺の入口に転がっている鬼瓦と似ているので、撮影。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

やっとこベルリン大聖堂ですよ。

また明日。

ベルリン・フリー旅行 その2

ベルリン・フリー旅行 その2 シャルロッテンブルグ宮殿+ α

2015-5-25

さて、一日目(2015-5-7)はベルリンの街を観光します。出だしはベルリン北西部のシャルロッテンブルグ宮殿。
<プロイセン王・フリードリヒ1世が1699年に妃ゾフィー・シャルロッテのために建設。最初は「リーツェンブルク宮殿」(Schloss Lietzenburg)および「夏の館」と呼ばれていたが、ゾフィー・シャルロッテの死後に彼女を偲んで改名された。 1943年に空襲で大被害を受けたが、現在は復元されている。世界遺産に登録されている。>

この復元への執念がすごい。 これは見習うべきですよ。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

宮殿前の広場では,開城前を狙って、なにやらレトロな衣装でのコマーシャル撮影が行われていました。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

こういうヨーロッパ宮殿や寺院の内部撮影にはいささか飽食ぎみですが、3ユーロの撮影許可料を払っているので、一生懸命撮ります。みな同じようで、新たなインスピレーションを生まないのです。
一つだけ、ドイツの観光地で、お金を払って撮影許可を得るというシステムは、日本でも真似すべきと思います。日本はやたら<禁止>を連発する、おもてなしの日本が一変して<禁止>に変貌する。この理解しがたい変貌は日本人の多様性に対する無理解から来ていると思うのです。メジャーなAという考えがあると、それ以外が存在することすら頭の中にない。(といって、当方がなにか薄っぺらな革新主義の人間と思われるのはいやだから、言っておきます。たとえば当方は生物の原則に反するマイノリティーは認めません。<同性婚を認めないのは古い>などという考えはバカです。人間は特別な生物とは思いません、単なる生物です。揺らぎの一部として同性婚を否定しませんが、あえて肯定するのはバカです(病気の場合は別ですが)。マイノリティーには悪いけれど、生物として暗黙の抑制は必要なのです。また脱線しました。)

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

街にはベルリンの春週間のディスプレイが溢れています。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

これが藤色の起源のライラックでしょう。我々はベルリン・ドイツ・オペラに向かっています。家内の音楽の旅の一環と今晩の切符を買うためです。ベルリン・ドイツ・オペラは元々あったオペラ・ハウスが東ドイツに隔離されてしまったので、急きょ造った建築で、とってもシンプルな佇まいです。しかし、来日するオペラはこのベルリンオペラがはしりであり、日本ともっとも近しい関係にあります。
家内の人生でオペラの占める位置は大きく、オペラのなかでもワーグナーの占める位置は大きく、さらにワーグナー・オペラの中でもそのテノールである、ルネ・コロの占める位置がとても大きいのです。ミュンヘンの旅はワーグナー巡礼の旅でしたし、ベルリンの旅のメインはルネ・コロの本拠地、ベルリン・ドイツ・オペラを訪ねることなのです。そういえば、ベルリンへの飛行機の中で、家内の隣に座ったベルリンのオバサンはルネ・コロを知っていました。若き頃はポピュラー・シンガーで、その後ワーグナー歌手となり、幅広い活動で、国民的タレントです。日本でルネ・コロに匹敵する人は誰かというと、まったく思い浮かばないのです。 現在、ルネ・コロは77才で、ドイツはもうほとんど引退状態ですが、日本ではルネ・コロのコンサートがつい最近まで実現しています。このオバサンはルネ・コロの日本コンサートを羨ましがっていました。
当方に例えてみると、当方の心の師匠の一人、日本画家、田中一村を訪ねて、奄美大島へ行くようなものです(この比喩は、もし家内が田中一村を知っていたら、おおいに反対でしょう。人生の後半は世捨て人のごとく、奄美大島に渡り、ほっ立て小屋で絵を描いていたのですから)。
<ルネ・コロに匹敵する日本人は誰か>と<西洋クラシック音楽に匹敵する日本古来の音楽はあるのか無いのか>という議論を家内と2日にわたって論争しましたが、意見は分かれたままで、疲れ果てて結論無しで打ち切りとなりました。

ベルリンオペラ駅からポツダム広場駅へ向かいます。家内の音楽の旅第二弾はベルリンフィルの本拠地、フィルハーモニーです。この奇妙な建物はワーグナーとバイロイト・オペラハウスの関係を模したような、カラヤンの強大な影響下で作られたコンサートホールです。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Canon IXY

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm ソニービル

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm ソニービル

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm 

フィルハーモニーの近傍にはソニービルがあり、それを囲んだドームがあります。つぶれそうなソニーですが、海外ではかろうじてまだソニー・ブランドは存続しています。当方の持って行ったSony alpha 7Rおよびalpha7S も飾られていました。ベルリン周辺観光地ではまだ一眼レフがメジャーで、Sony alpha 7のようなミラーレスはほとんど見なかったように思います。ベルリン観光客は意外にカメラが目立つことがありませんでした。当方だけが2台もって目立っていたのかもしれません。一台はリュックにしまって、目立たないように気をつかっているのですが、さかんに日本の話をしかけるいかがわしい人もいて、怖い顔でうるさいとあからさまな不快顔をすることにしています。

そうそう、今回の装備はSony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm とSony alph7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VMです。途中で組み合わせを交換しています。それ以外にcoBORG(330mm/APS-C)を持っていきましたが、使ったのはわずかです。今回は大枚はたいて買った新品Sony/Zeiss 16-35mmが大半を受け持って、とってもシンプルな装備です。この装備の評価は一番最後に書きます。

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Canon IXY

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

ここで、ドイツビール(カールスバーグのお店)とフィッシュ&チップスで昼食。いつも食事一品とケーキ一品で2人分ということが多かった。 今回の旅は食べ物には最初から期待無しで、ドイツビールもほとんど頓着無しという具合に、なぜかそんな結果となりました。


ベルリン・フリー旅行 その1

ベルリン・フリー旅行 その1 プレリュード

2015-5-24
これから、長編旅行記が始まります。文章が長くて読むにカッタルイでしょうから、毎日細切れにアップしてゆきます。結構内容は濃いと思うのですが、なんせ土地柄、絶景写真は皆無ですから、気が向いたら毎日読むか、何日分かまとめて読むかしてください。

何でベルリンなのか? 
これは当方の趣味でなく、家内のリクエストです。本当は昨年末にポルトガルに行く予定だったのですが、冬場は雨期と言われて、写真撮影に雨は厳しいので変更しました。その後、たびたびネットでポルトガルの天気を見て見ましたがほとんど晴れ、結局、変更する必要は無かったのです。なんやかんやで、写真家はどこでもいい写真が撮るのが写真家であると粋がってベルリンの旅になりました。家内の旅の動機は殆ど音楽に関連しています。これは後で説明しましょう。

当方の海外旅行は、いつも家内が行く先の情報を勉強してスタートし、当方は現地に向かう飛行機の中で旅先の勉強をして、詳細な計画を考えるのです。なにしろ、家内は地図オンチですから、完全に任せることは出来ません。家内の英語まずまず、ドイツ語片言、地図全くダメと、かたや地図まずまず、英語片言の当方の組み合わせで、海外フリー旅は、ロンドン、ミュンヘン、ブルッセルに続く、ベルリンの4回目のフリー旅です。この凸凹コンビはとっても疲れるのですが、旅行社のツアー旅行よりは得る物が多いと頑張っています。いつまで続けられるのでしょうかね????

スタートは羽田、羽田の国際空港は綺麗で興味深々。羽田から海外は楽でいいです。
日本のキャラクターショップが集合している。子供のリクエストでフナッシーグッズを購入。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

何故か藤棚のディスプレイがあり、写真を撮る人もいる。藤棚は日本を表わすディスプレイとこの時は思いましたが、意外なことにベルリンは藤があふれていました。藤棚は無論、藤のトンネルまでありました。ちなみに藤は英語でWisteria(ウイスティリア)藤棚はwisteria trellis、花言葉は「優しさ」「歓迎」「決して離れない」「恋に酔う」西洋花言葉は「welcome(歓迎)」「steadfast(確固たる、しっかりした、忠実な)」だそうです。藤色はlight purple; lavender。 ついでに、ドイツ語ではGlyzinie グリツィーニエ、藤色はLila (リーラ)で藤ではなくライラックと関連しているようです。そういえば、ライラック(モクセイ科)もいっぱい咲いていました。

これも不思議なのですが、ドイツの首都ベルリンに直行便がありません。フランクフルトで乗り換え。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

ドイツの車は何で魅力的なのでしょうか? このBMWの塗装はとってもいい。一言でいえば、知的な美しさです。当方も今BMWに乗っていますが、実際のところ当方は殆ど車を使いません。一日一万歩歩くには車は大敵なのです。車は家内の足です。それでもあえて、万一、また車を買うとしたら、アルファロメオでしょう。それは、飛騨高山で出会ったアルファロメオ・ブレイドの泥だらけの一隊が何故か目に焼き付いているからです。脱線しました。今回のブログは全域脱線ばっかりで、あっちに飛んだり、こっちに飛んだりですみません。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

フランクフルトで乗り継ぎ、ルフトハンザのドイツ国内線はこの前パイロットの自殺で落ちたばかり。イスラム国の無差別銃撃事件も加わって、今回の旅行はトラブルなく完遂できるか心配して、子供たちに遺言めいたメモを残してきています。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

今回の旅はHISのスケルトンツアーで飛行機と宿だけが予約の対象ですが、空港からの送り迎えと、3日間のフリー切符が付いています。この付録はとっても役に立ちました。これはこれから5泊すごす宿、ABBA Hotelです。足であるU(地下鉄)、S(電車)の駅も遠くなく、部屋もきれい、朝食も充実で実質的にいいホテルでした。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

近くのスーパーマーケットには寿司も売っていて、ごやっかいになりました。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

白アスパラガスもおいしそう。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

ドイツはイギリス同様犬の国で、電車も大半は犬連れOKです。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

こちらの電車は自転車持ち込みOKの車両が多い。スポーツサイクリングでなくて普通のオバサンが自転車を電車に持ち込みます。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

OKマークがついています。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

家族全員に1台づつの車という訳にはいかないでしょうから、電車と自転車のミックスでくらさないと、森の中の家には帰れません。また脱線しました。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

空港からホテルまでの送迎タクシーの運転手が自慢するのは、緑あふれるベルリンです。街路樹にはすべて番号がふってあって、道路の名前がわからなくても、街路樹の番号を言えば、所在地が即座にわかるそうです。いつも思うのですが、ドイツは緑が多い街ではなく、森のところどころに街や畑がある国だと。ほっておいたら、森が国全体を覆い尽くすであろう、偉大な盆地の森の国なのです。


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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

よくわからない、ホテルの近くのディスプレイ。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

1945年5月8日はヒットラードイツが陥落し、ベルリンが開放された。5月は<ベルリンの春>として、ベルリンでは色々な記念行事が行われていました。
しかしながら同時に、1945年5月8日の第二次世界大戦のドイツの降伏により、ドイツはアメリカ合衆国・イギリス・フランス占領地域に当たり資本主義を名目とした西ドイツと、ソ連占領地域に当たり共産主義を名目とした東ドイツに分断されたのです。ベルリンは、アメリカ・イギリス・フランス・ソ連によって分割占領されたが、アメリカ・イギリス・フランスの占領地域である西ベルリンは、周囲を全て東ドイツに囲まれた「赤い海に浮かぶ自由の島」となったことで、東ドイツ国民の西ベルリンへの逃亡が相次ました。かかる住民流出に危機感を抱いたソ連共産党とドイツ社会主義統一党(東ドイツ政府)は、住民の流出を防ぐために壁を建設した。壁は両ドイツ国境の直上ではなく、全て東ドイツ領内に建設されていました。自由の国といいながら、ベルリン・西ドイツは飛行機でしか世界と行き来できなかったのです。なにも考えないで、スタートしたベルリン・フリー旅の出だしで、この日本人には理解不可能な、ヒットラーのユダヤ人虐殺と東西分断の極致としてのベルリン壁が今回の旅のテーマであると直感したのです。

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あえて、東西ドイツ分断時代の地図をのせます。今回はベルリンに5日宿泊して、ポツダム、ドレスデン、オラニエンブルグに日帰り旅行しました。いずれも元東ドイツの都市で、東ドイツの匂いがプンプンする旅です。

ベルリンの地図をネットで探すこと1時間、まったくいい地図が見つからない。最近はGoogleの地図がはびこっていて、こいつが格好ばかりで全然使いにくい。
仕方がないから、自分で作る。丸印がこれから登場するであろうベルリンで訪ねたところです。

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市内はSバーン(近郊電車)、Uバーン(地下鉄)、バス、トラムなどがグチャグチャに走っており、さらに旅行期間中の大部分が鉄道のストライキと重なって、Sバーンが止まったり、間引き運転や路線変更等更にグチャグチャの状態で、土地の人に行き方を聞いても、誰も正確に答えることが出来ない状態でした。我々凸凹フリー旅の鉄則は、同じ質問を2人以上の人に、一致するまで聞くことです。今回は平均3人以上に聞きまわっていました。答えが正しくないケースが半分近くあるのです。しかし、ドイツの方は皆驚くほど親切で、その場で答えられない人が、ネットで探して、数分後に回答を持ってくる人も少なからずいました。とにかく、聞いた人は全員、例外なく親切でした。電車の席は必ず譲ってくれるし、このドイツ人の律義さは日本人の比ではありません。
ストライキのおかげで、Uバーンが主たる足となりました。このUバーンがわかりにくい、京都のバスみたいなもので、おそらく慣れるのに一か月はかかるでしょう。渡される地図は小さくて読めない(現地の人も読めない)、駅の表示は隣駅が書いてない、似たような駅名がぞろぞろ続く、路線がぷっつり切れたり、あちこちに分散したり。この交通システムといい、各所でドイツ人は利口なのかバカなのかよくわからなくなるのです。とにかく最低の情報しか書いてない、後は自分で考えろというのか。出来のわるいロボットみたいに局所的整合性・合理性には凝るけれど、全体を見渡した整合性・合理性が見えない。当然誰もが必要とする情報が見つからないのです。舛添さんが東京は諸外国に劣るから、オリンピックまでに改善せよと言うのは真っ赤なウソ、より良くするのは反対しませんが、現状でも東京ほど親切な街は無い。
ロンドンの地下鉄ではこんな苦労はしなかった、イギリス人の方がドイツ人より大局的に物を見られるのだろうか?? 何でだろうかと、考え込む。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

まずは街に点在する興味ある光景のスナップをつづけましょう。いまでは日本でめずらしい三輪車が結構走っています。東ドイツ時代の名残でしょうか?

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

近くの公園では藤の花が丁度見ごろです。

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Sony alpha7S + フォクトレンダーVintage line 50mm F1.5 Aspherical VM

レトロなラジオは東ドイツの置き土産でしょうか?

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

最近は招き猫が世界に進出しています。

明日からベルリン市内をあるきます。お楽しみに。










自然教育園・2015春の写真展ご案内

自然教育園・2015春の写真展ご案内

2015-5-18
御無沙汰しています。5月7日から5月13日までドイツ・ベルリンに行っていました。現在ベルリン・フリー旅というブログを一生懸命書いていますが、仕事の合間の作業ですから、まだしばらくかかりそうです。それまで、白金自然写真クラブの春の展示会に展示する写真を載せておきます。使っている機材のデータは展示会では発表しませんから、このブログもお役にたつかもしれません。

白金自然写真クラブの春の展示会(5月30日(土)~7月2日(木)自然教育園展示室)では以下の8枚の写真を3つのパネルの中で差し替えながら展示いたします。<サクラ二重奏>は自然教育園作成のポスター写真の一部となっていますので、目黒駅かどこかで目に留まるかもしれません。

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水辺のシャガ-1
Sony alpha7R +ニコンmicro200mm
時・場所:2015/4/9 自然教育園・ヒョウタン池 コメント:アヤメ科、シャガの花はよく見るととても不思議な形をしているのです、その形に魅せられて撮り続けています

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水辺のシャガ-2
Sony alpha7S +ニコンmicro200mm
時2015/4/13 場所/コメント:シャガー1と同じ

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水辺のシャガ-3
Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mmII
時・2015/4/6 場所/コメント:シャガー1と同じ

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ハナダイコンの春うらら
Panasonic Lumix GH4 +フォクトレンダーF0.95 25mm  
時・場所:2015/4/14 自然教育園、水鳥の沼周辺 コメント:アブラナ科、ハナダイコン(ショカツサイ)の紫色は<春うらら>そのものです

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ファッショナブル・バイモ
Panasonic Lumix GH4 +フォクトレンダーF0.95 25mm

時・場所:2015/3/27 自然教育園・武蔵野植物園 コメント:ユリ科、春到来を控えめに告げるバイモ(アミガサユリ)は、下から覗くと、全く違った、強い主張を持っているところが面白い

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サクラ二重奏
Sony alpha7R + Sony/Zeiss Sonnar F1.8 135mm

時・場所:2015/4/2 自然教育園・ヒョウタン池  コメント:ヒョウタン池の水面は刻々と変化し、鏡の様にサクラを写し、花筏と二重奏するひと時があります

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フシグロセンノウの幻想
Sony alpha7R +フォクトレンダー ウルトラワイド12mm (クローズアダプター)
時・場所:2014/8/2自然教育園・武蔵野植物園 コメント:ナデシコ科、その朱赤色の不思議な世界へ入り込む。絶滅に近づいて、この花は夢か眞か

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奇跡の形(ヤマユリ)
Sony alpha7R + Zeiss Distagon 18mm
時・場所:2014/7/12 自然教育園・路傍植物園 コメント:ヤマユリは日本特産のユリだそうです。 深い森の中で、この奇跡的な姿に会うと、花ではなく妖艶なる森の精に会ったような気になるのです

今回はやっと虫・鳥なしの花オンリーで勝負です。自然教育園内での撮影で、春季という季節感のあるものというしばりと、見る方が自然教育園に来園する方(自然教育園は国立科学博物館の園ですから、なにやら博物学的興味の人が多いのです)、自然教育園のフロアーで展示するのだから、自然教育園の来園者を満足させことを期待するという博物館の暗黙の要望という色々なしばりがあります。アーティスティックな絵に振ると、<ナニコレ、変じゃない>というレスポンスが返ってきます(レスポンスがあればいい方で大半の方は素通り)。それでもぎりぎりのところで、自分の興味に振っているのです。博物学的興味の人でもだれでも振り向かせるアーティスティックな絵があるはずだ、素通りは自分の力が足りないからと思うのですが、今回の展示も力およばず。相当、ふさぎ込んでいます。可愛そうと思う方は、展示会にいらして、激励のコメントをノートに残してください(ほぼ毎日、自然教育園を散歩してますから、事前に連絡 <liebstod@peace.ocn.ne.jp>をいただければ、その時に展示場にいるようにします、こう撮ったらいいんじゃないのと言っていただけると有り難い)。

たまたま色々な機材の組み合わせにばらけています。一番使っているSony alpha7R + Zeiss Planar 100mm macroが一枚も無いのはどういうこっちゃ???

自然教育園日記 その31 ~葉っぱの色と形 その1~

自然教育園日記 その31 ~葉っぱの色と形 その1~

2015-5-5
海の色と形ばかりでなく足元の自然教育園でも色と形は拾えるのではないか?

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーF0.95 25mm

結局、今日はこれ1枚だけ。こういう写真はみなさんにも受けないだろうな。

続いてむりやり2枚作る。

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーF0.95 25mm

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mmII

実は、この手の写真は昔から撮っています。昔の写真3枚。

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こういう方向は白金自然写真クラブで全く受けないことが分かっているので、これまで<禁じ手>でしたが、そろそろ解禁しましょう。フォクトレンダーF0.95 25mmのボケもこの方向を刺激しています。何が起きるか楽しみだな。

あとは、今日の普通の絵を4枚。

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーF0.95 25mm

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mmII

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mmII

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Olympus OM-D E-M1 + フォクトレンダーF0.95 25mm



海の形と色 その1

海の形と色 その1

2015-5-1
昨年の秋は、この城ケ島で、陶芸につかうホルムを探しに来ました。今日はそのホルムにのせる色とパターンを探しにきました。いつも同じ所ですが、同じ所を見つめることによって、何かを見つけることが出来るかもしれない。

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ここまでの2枚はSony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mmです。ここからさきはSony alpha7S + フォクトレンダー Vintage line 50mm F1.5 Aspherical VMです。coBORGもちょっと入っているかもしれません。

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ここまでは普通の写真ですが、これか先はとっても特別な写真の連続なのですが、マル秘写真ですからちょっとだけ載せます。

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どこでどうやって撮って、どうやって画像を作ったかは秘密。何か、写真も陶芸も一つ吹っ切れたような気がします。人と同じことをやらないように努力することは以前からそうだったのですが、なにか人と同じことをやらないことが不安でした。手本は無い、私はどこに行ってしまうのだろうか?  現在、だんだん、人と同じことをやらないことが平気になってきています。どう思われようがかまわん、という居直りというよりは、周りには全然関係なく、自分のやっていることに自分で少々ですが本気の興味がわいてきたということです。
  私は海を知らなければなりません。海とは何なのでしょう? そのほんの、本当に砂粒ほどの海への入り口が見えてきたのでしょうか?

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ニュースには出てきませんでしたが、去年の台風で、高波にやられて、この城ケ島地域で、大きな被害にあった御店が少なからずあったのです。この相模亭も骨組みをのこして、内部はほとんど壊れました。
相模亭は今年の正月から復活したそうです。当方は復興を祝って、一人でイカの丸焼きとカンビールで乾杯しました。しかし、相模亭の今後はそう平坦な道とは思えません。

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崩れてしまった城ケ島京急ホテルの駐車場も復活、ここから商店街への長い橋も完全に新しくなって復活しました。

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商店街で、もろに高波をくらった2軒の店は、シャッターを閉めたままでした。災害からすでに半年たっています。いつも買う、干物屋さんで、鯵の干物とアオサを買って、まだ閉まっているところがありますねとおばさんに聞くと、お店の再興をあきらめたところがあちこちあるということです。客さんはみな三崎港のお魚マーケット<うらら>でお買い物をして、その周辺で鮪料理を食べると決まっているから、城ケ島の御店は食べてゆくだけで精一杯のような気がします。高波にみんなもっていかれたら、やる気をなくす気持ちもわかります。
 今日は波一本に絞った撮影で、スローシャッターもやりませんでした。今日の発見に我ながら驚きを隠せません。



自然教育園日記 その30 ~広角レンズの改革~

自然教育園日記 その30 ~広角レンズの改革~

2015-5-2

矢継ぎ早に広角領域の改革に動く。
フォクトレンダー・カラースコパー・21mm F4P の中古が出たので購入。
ついでにフォクトレンダー・レンズアダプターライカMマウントからソニーFEマウントを購入。これはクローズ・アダプターがついていないので63gと軽い。フォクトレンダー・レンズ136g +アダプター63g=199gでSony/Zeiss 16-35mm, 518gより圧倒的に軽くなる。フルサイズ広角は21mmが一番使い易いと予想し、Sony/Zeiss 16-35mmをフォクトレンダー・カラースコパー・21mm F4P一本で置き換えると、旅が楽になるかもしれないと思ったのである。もう一つ、こちらの方が重要であるが、フォクトレンダー・クローズ・アダプターにつければ、フォクトレンダー・カラースコパー・21mm F4Pは15.6cmまで寄れるのです。12mmの10cmには及ばないが、その代り少し大きく撮れるから、接近撮影に21mmの方が楽である可能性を期待したのです。12mmの棟方志功風撮影はエイヤといってやらないと、気楽には出来ない、大変疲れる撮影なのです。アリス・イン・ワンダーランドにはどちらが向いているだろうか?

一方、一昨日撮ったSony/Zeiss 16-35mmの写真を見ると、そのZeiss色と解像は当方にとって、極めて魅力的です。

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

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Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

フォクトレンダー・カラースコパー・21mm F4Pの位置づけを見極めるために、自然教育園で試写をしました。

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Sony alpha7S + フォクトレンダー・カラースコパー21mm

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Sony alpha7S + フォクトレンダー・カラースコパー21mm

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Sony alpha7S + フォクトレンダー・カラースコパー21mm

今日はナルコユリにアリス・イン・ワンダーランドのチェシャ猫が現れたようである。ちょっと小さいか?

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Sony alpha7S + フォクトレンダー・カラースコパー21mm

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Sony alpha7S + フォクトレンダー・カラースコパー21mm

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Sony alpha7S + フォクトレンダー・カラースコパー21mm

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Sony alpha7S + フォクトレンダー・カラースコパー21mm

フォクトレンダー・カラースコパー・21mm F4Pの色は濃厚ではあるが、Sony/Zeiss 16-35mmの透明感を持つ濃厚さにはとうてい及ばない。ということで、ベルリン・フリー旅でいい写真を撮ろうと思ったら、Sony/Zeiss 16-35mmを持って行くしかないというのが結論。しかし、フォクトレンダー21mm+クローズ・アダプターでの接近戦で、この21mmは常に携帯しておくに有効なレンズとなることは間違いないと理解した。

フルサイズ広角レンズの理想は、Zeiss loxia で18~21mmの単焦点レンズが出てくることです。残念ながら当分出ないでしょう。それまでは、フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm, カラースコパー21mm, Zeiss Distagon 18mm, Sony/Zeiss 16-35mm、Sony/Zeiss Distagon 24mmを使い分けることになります。いずれも帯に短し、襷に長し。いまのところの感想は下記のとおり。多すぎるので、どれかがサヨウナラとなりそうです。

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mmII

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mmII

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Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mmII

自然教育園日記 その29 ~アリス・イン・ワンダーランドを目指して~

自然教育園日記 その29 ~アリス・イン・ワンダーランドを目指して~

2015-4-28
天気が続いています。やっぱり、午前は仕事、午後撮影というペースを崩すことができません。LifeSeqの売り物を作る仕事がそう簡単でないことが次第に見えてきて、 何も忘れて遊びという具合になれないのが、何十年もの間に身に着いた習慣で、因果なもんだよ。

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Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro

アヤメはこれからの主役の一つだけれど、遠くからしか撮影出来ないないので、だれが撮っても同じになってしまう。

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Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro

そこで、当方は超小さき、咲き残ったツボスミレと格闘する。アリャ、よく見たらツボスミレですかこの花、違うな?ウームわからん? (その後わかりました、ムラサキサギゴケというらしい)

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Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro

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Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro

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Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro

こちらは、次なる主役の一つ。センニンソウ

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Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro ホウチャクソウ

こちらは、そのうち撮ろうと思っているうちに終末に近づいてしまったホウチャクソウ。たいした対象ではないとおもっていたら、意外に魅力的ホルムをしています。

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Sony alpha7S + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm  ツボスミレ

これはツボスミレでまちがいないでしょう。
超低いアングルとウルトラワイド12mmを多用するのは、アリス・イン・ワンダーランドの視点を狙っているのです。今日はあんまり成功しなかったけれど、小さくなった不思議の国のアリスが見るであろう世界を描きたいと思っているのです。以前ご紹介した、外部モニターをつかったローアングル撮影セットを使っています。これを使った撮影はとっても疲れて、2,3ヶ所の場面を撮るともうギブアップです。まだまだアリスの世界にはなっていません、道は遠い。

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Sony alpha7S + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm  センニンソウ

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Sony alpha7S + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm

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Sony alpha7S + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm  ホウチャクソウ

ホウチャクソウの上にアリス・イン・ワンダーランドのチェシャ猫かなにか出てきたら面白いのに。

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Sony alpha7S + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm

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Sony alpha7S + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm


Sony alpha7S + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mmの組み合わせをちゃんと試写してみました。 以前、宝川温泉で評判を落とした、この組み合わせですが、今日は大丈夫、おかしな色ということはありません。 Sony alpha7Rに比べて周辺減光が間違いなく改良されている。なによりも、周辺の色かぶりが大幅に改善されたことがうれしい。Sony alpha7Sなら、オールドスタイルの広角レンズをバンバン使えそうです。

Sony alpha7Sに関するコメントはネット上でも少ないと思います。まして、Sony alpha7RとSony alpha7Sを現場で比較する情報はまずないでしょう。それなのに、当方の情報はあまり興味を引いていないようです。いかにSony alpha7Sがその存在を知られていないかということでしょう。

2015-4-29
さて、次の日の自然教育園は、きっと大して撮るものは無いだろうと、フルサイズからマイクロフォーサーズ2台に切り替えました。Lumix GH4の超高速連写40コマ/秒の成果と、フォクトレンダーF0.95 25mmのボケの成果、2枚を載せます。Lumix GH4の超高速連写も知られていないし、フォクトレンダーF0.95も知られていない。当方はなんて、レアものばかりを使っているのだろうと思うのですが、みなさん知らなくていいです。みんなが使い始めたら、当方としてはまた違ったことを考えださなければなりませんから。

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Panasonic Lumix GH4+ Olympus 75-300mmII アヤメとアゲハ

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Olympus OM-E D-M1 + フォクトレンダーF0.95 25mm ナルコユリ

マイクロフォーサーズは色々な試みが気軽にできていいですね。これと同じことをフルサイズでやろうと思ったらえらいたいへん。



プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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