韓国、クラフトな旅 その9

韓国、クラフトな旅 その9

民俗村の続き

ぴょっとして韓国民俗村を知らない方がいるかもしれないので、途中ですが説明をいれます。 韓流ドラマの歴史ものを見ると、一般の民の暮らしの撮影はこの民俗村で行われているそうです。チャングムにも出てきます。
ソウルのお隣、京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)市にある「韓国民俗村」は、朝鮮半島に古くから息づく生活様式や伝統文化を見学・体験できる野外博物館です。約20万坪の広大な敷地内には、各地方の特色が現れた270棟の伝統家屋が展示されているほか、陶磁器や韓紙の制作過程を実際に再現している工房、民俗博物館、伝統遊び体験コーナーなど、韓国の生活文化に触れられる施設がたくさんあります。伝統打楽器で演奏される農楽(ノンアッ)や迫力ある馬上武芸など、様々な伝統公演も毎日行われており、外国人客はもちろん、現地の人々も多く訪れる人気観光スポットとなっています。

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さて、薬草を栽培して、売っている所を再現した建物です。ここで薬草によるお茶がのめます。

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向かいの家でお茶をいれます。こちら側でいただきます。

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となりは、竹細工の家。 この籠結構高いですよ。4000円くらいだったかな? 我々一行のご婦人が竹細工が大好きで、喜んでお買い上げ。 当方も竹細工はよく買いますが、数百円の品物に出会うまで待ちます。

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どこの家も、外見はどうみても、みすぼらしいのですが、家具は魅力的です。 

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ここは木工細工の場所。ここで、ヒョウタン型の木工細工をかいました。700円くらいだったかな。後でお見せします。本来はマッコリをカメからくむ道具です。

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ここはまゆから絹糸を紡いでいます。なるほど、昔はこうして絹糸を作ったのだ。

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サブーリ先生がひき臼に挑戦。

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これは、韓国ドラマによく出てくる、棒を筒の中に投げ入れる競技です。トンイの子供が、セジャとよくこれで遊んでいました。

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民俗村の一番奥にあるマーケットです。 マーケットというから、いろんなものを売っているかとおもいきや、お土産を売っているみせは数軒で、あとは食べ物ばかりのフードコートのようなところでした。ここで、安い螺鈿細工の名刺入れを買いました。ここで買う必要はまったくありませんでした。後でもっと品が数一杯あるお店がいっぱいありました。

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韓国ドラマによく出てくる、犯罪人の人相書きが貼ってあります。当時の服装をした方が時々現れます。 これでお金がもらえるなら、いい仕事ですね。

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お昼時は結構人が集まってきました。

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こんなお店もあります。
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韓国、クラフトの旅  その8

韓国、クラフトの旅  その8

9月16日

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おはようござまいす。2日目、16日。再び2万歩の旅にでます。まずは朝飯。

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朝鮮ニンジンを漬けたお酒が出ます。朝からぐびぐびお酒を飲みます。これおいしい。飲みすぎて後で大変な目にあった方がいますが、触れないでおきましょう。

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鳥一匹はいった、サムゲタンが朝食。

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店の名前はこの写真から読み取ってください。


民俗村の入り口に着きました。

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入口にあるおみくじ張り付けの場

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入口

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入口近くにある焼き物製造所

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大カメは全くの必需品だったのだ。今でも使っているのでしょう。

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これはお人形さんではりあません。大カメを作る実演です。 おそらく30分くらいで作ってしまいます。

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実際、登り窯で焼いているようです。

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登り窯の前で記念撮影。これ、今回の旅のみんなです。おそらく金さんが撮影しています。
(もろに写真を掲載しています。問題ある方はご連絡ください。この写真をカットします。)

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韓国、クラフトな旅 その7

韓国、クラフトな旅 その7

中央博物館の続きです。
今回の旅で、意外な発見は、韓国のタンスや机などの木工調度品がなにやら魅力的に見えるということです。なんで、でしょうね。 日本でも古い調度品は魅力的なのですが、韓国の品はなんとなく日本と違ったパターンということで新鮮に見えるのでしょうか。この旅に参加している一人のご婦人はとっても韓国の調度品を買いたくて、あとで木工調度品のお店が登場しますが、そこで、いろいろ情報をしいれて、あとで買い付けに韓国を再度訪れると言っていました。 当方は2つのことを考えました。日本の人が韓国に魅力を感じるのは、みなさんの故郷を見ている気がするからと思います。日本は、日本文化が西洋文化に覆い尽くされて、ほんの何十年か前に見ていた世界が消滅してしまい、故郷は心の映像として残っている。それが、一味違った雰囲気と故郷の映像とがミックスした韓国の品物やドラマやタレントに反応しているのです。 韓国の若者は昔の日本にように礼儀正しく、目上を大切にします。おばさんたちはそこに故郷を見るのです。もうひとつは、この木工調度品も焼き物もみな芸術品というより民芸品です。まさに柳宗悦の民芸運動の対象となるような品々ばかりです。それがかえって魅力的に写る。さらに、日本では西洋文化と日本文化が上手く融合せずに、日本文化は伝統がしばりつけ、過去に回帰し、西洋文化とは一線を画そうとして潜行する。一方では西洋文化が日本文化にお構いなくはびこる。 韓国では、伝統がしばりつける度合いが少なく、自分たちの伝統に、自由に西洋文化を融合させてゆく。 この方向がある意味日本人に魅力的に写っている。また後で議論しましょう。 とにかく、コメントなして木工品を載せます。

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これなかなかいいですよ。 直ぐみたい書類を分類して、ちょっと入れておく分類ラックです。

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韓国も中国と同じように、筆文化です。筆周りの品々は魅力的です。北京では焼き物の筆立てを買いましたが、実用品ですから、観光用と違ってとっても割安のなのです。 このような筆立てもきっと安く売っているはずです。角谷先生にそういったら、水滴(硯の水差し)を一杯買っていました。 とっても安くて魅力的形をしています。当方も水滴を買いましたが、これは観光客向けの店で買ったので、安くはありませんでした。あとでお見せします。

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タンスがいいでしょ。金具もおもしろい。

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この横長家具がまた魅力的なのです。

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フォルムにリズムがあるでしょ。

さて、いい加減に博物館をあとにして、夕食です。 南山公園のソウルタワーで夜景を見ながら食事です。

その前に道端で、金さんがサナギのゆでたのを買ってみんなにふるまいました。これが曲者で、食べてみましたが、その後長い間このサナギのにおいに悩まされました。おいしいと言って食べていた方もいますので、興味ある方は試してみてはいかかでしょうか。とっても薦めませんが。

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バスでタワーの下まで上がるのですが、終点のバス停からタワーまで急な坂を少々歩く必要があります。バスにのらずに下から歩いて登る方も少なくありません。 韓国の人は元気だ。

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もうちょっと早く行って、夕暮れの変化をみるともっと素晴らしいと思います。ただ、韓国の若い方のデートスポットで、ものすごく混んでいますので、その点は心してください。


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これはたらの鍋、私のアナゴ鍋は食べてしまって写真なし。一品メインを頼んで、あとはバイキング形式で、おかずを食べ放題です。

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自分でソフトクリームをとるので、クラフト的になってしまいました。この日の活動量計は2万歩を超えました。さすがに疲れて、本日は打ち止めです。 実は次の日も2万歩をこえたのです。

特別編 ミラーレスパンドラの箱 2

特別編 ミラーレスパンドラの箱 2

特別編その2:今日は時間がないので、韓国、クラフトは明日書きます。特別編でミラーレスパンドラの箱を書いたのに、全然反響がない。 みなさん、何言っているのかわからないのではなかろうか。 まあいいや。今日、日経エレクトロニクスというのを読んでいたら、ありましたよ。きっとあるに違いないと思っていたのです。コピューテーショナル・フォトグラフィーという方向です。 <光学レンズが撮影素子上に形成する光学象は、その時点で完成している必要はない。その後の画像処理によって、大幅に整えられる。> <光学レンズが形成する光学象を撮像素子が記録するという考え方から脱却し、レンズへ入射する光線から、光学系と演算による2段階の処理を介し、所望の画像を作り出す。>  
だからいったでしょ。デジタルのカメラ部分とアナログのレンズ部分の分担の再構築が始まるって。これがパンドラの箱だって。手ぶれだって、ピンボケだって、高感度だって、ズームだって、動画だって、これまでのアナログ部分が背負っている厄介な問題をデジタル画像処理でオーバーカムしてゆくのです。
生物には複眼というやつがあるから、大きい単眼より複眼の方がデジタルに向いているのではないかと、ピンホールをいっばい開ければ、レンズなぞいらないのではないかと、昨日、道々考えていたら、これも出てますよ。ライト・フィールド・カメラというらしい。コピューテーショナル・フォトグラフィーと対になる技術だ。多数のマイクロレンズで、光の4次元的シグナルを捉えて、それを統合して、大幅な可能性を秘めた画像を再構築する。 こうなると、マイクロフォーサーズーサーズ、APS-C, フルサイズなどと言っている場合じゃないよ、撮像素子は小さい方がよいということになります。
  こういう技術はアメリカが先行しいているそうです。カメラはサムスンに追い付かれるなどとごたごた言ってる場合じゃないよ、情けない。持っているものを奪われると怖がっているばかりで、情けない。若者も、年寄りも、未来の大海に向けて夢を実現してほしい。
ソニーさんは当然こんなこと知っているばかりでなくで、自分たちで追いかけているに違いない。LPレコードがCDに代わるように、カメラ全体がデジタル化する日が遠からず、突然やってきますよ。
ペンタックスさん今のうちですよ。ソニーさんと何らかの提携関係を構築するのは。レンズの相互乗り入れはどうですか。なんとか何種もあるマウントの整理をしたいのです。ミラーレスなら出来る。

韓国、クラフトな旅 その6

韓国、クラフトな旅 その6

博物館の焼き物の整理は時間がなくて結構大変。ネットをみたら中央博物館の蔵品目録があって、全て写真が載っていました。 やれやれ、苦労していっぱい写真を撮っても意味なかった。しかし、気を引いたものだけ写真を撮って、その中から気に入った写真をブログに載せる。しかも様式で分類するという操作によって、ちょっとは焼き物に目が慣れるにちがいありません。頑張ってやってみましょう。


青磁:釉薬の中に含まれる鉄分が還元炎焼成によって青く発色した焼物。ときに黄色になったり,灰青色になったりする場合もあるが総じて青磁と呼ぶ。

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青磁象嵌(象眼と書いてもいいようです)。
象嵌:鋭い道具で切り込みを入れ、白土や 紫土を埋め込んだ後、釉を塗って窯で焼いたもの。

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粉青沙器象嵌印花
印花:陶器の表面に木や陶器の判を押し、そこに 白土などを埋め込んだ後、釉を塗って窯で焼いた もの。

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青磁堆花(ついか)
堆花(ついか):土をしぼりだしながら、表面に直接文様を描く方法。黒・白などの有色土を器物の表面に高く盛り上げ、筆または篦(へら) で絵や文様を表す。白泥を用いる場合は特に白堆ともいう。

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これは、単なる青磁でなくて堆花(ついか)というのでしょうね?

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これはもっとわからない。とにかくきれいな青磁?白磁?である。ものすごく控えめな模様があります。

粉青沙器掻落し(かきおとし)
掻落し(かきおとし):生乾きの器表に素地とは色の異なる化粧土をかけ、文様を残して周辺部を削り落とし、 素地の色を出す方法。素地と化粧土との色の対比によって文様が効果的に表されます。

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粉青沙器線刻

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白磁鉄絵
やきものの素地に,鉄を含有する顔料〈鉄絵具〉で,釉下に絵文様を描く技法。またはその作品。鉄絵は黒~茶褐色に呈色する。釉(うわぐすり)は透明釉であるのが一般的。鉄絵はとても多い。シンプルで味があるから、面白い。一回鉄絵を作ってみよう。

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辰砂(シンシャ)
辰砂釉は銅赤釉ともいわれ、銅によって赤く発色させる釉薬です。 同じように釉薬をかけてもひとつひとつ個性的な赤色に仕上がる。

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これは辰砂かな?鉄絵かな?

ふつうは次のようにちょろっと赤が入っているのが多いのですが。青磁象嵌辰砂。

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白磁青花(染付) 日本では染付、コバルトの呉須(ゴス)で青を出す。

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白磁:白い素地と無色透明の釉の組合せからなる白色の磁器。とってもシンプルな説明ですね。

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どうも、いろいろ間違っている可能性が高いです。まず、これらの写真には中国の陶磁器が混じっているようだ。青磁と白磁の中間的なものはどちらに区別していいかよくわからない。 辰砂は珍しいので、鉄絵と間違っているかもしれない。 絞胎(コウタイ)、刷毛目(ハケメ)、粉引(コヒキ)、が見つからない。粉引の白は液状の白化粧土に作品全体を付けたり、 柄杓でかける。きっと白磁と書いたやつの一部がコヒキなのだろう、よくわからない。  絞胎(コウタイ)というのは、異なる色の土の板を、重ねて叩き伸ばしたもので形を作り、表面に縞模様を表す方法。 ちょっと変わった感じの焼き物。

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こんな感じですが、撮った写真の中にはなかった。
などなど。写真の説明がまちがっていたらお知らせください。訂正します。中央博物館の目録と照らし合わせれば正確なところがわかるのですが、それはまたいずれということにしましょう。
粉青沙器(フンセイサキ)というのは、李朝が高麗の青磁窯を維持できなくて、陶工が四散して食いつなぐうちに、青磁の質が低下、それを隠すために白化粧をして、そこから粉青沙器(フンセイサキ)が生まれた。 とネットで韓国の方の陶芸の専門家がコメントしている。 素朴で、自由であったために、当時の日本の美意識がこの庶民の焼き物を拾いあげ、日本でどんどん発展していったという経緯らしい。 李朝に入って青磁が衰退し、粉青沙器がとってかわったと書かれるより、このコメントはとっても納得する。青磁はなんといっても魅力的で衰退する理由がわからなかった。 ピリッとした白磁がなくて、どれが白磁かいなと思っていたのは、どうもピリッとした白磁が作れなくなって、コヒキなどでごまかすようになったと考えるとすごく納得してしまう。ピリッとしたやつは中国産かもしれない。韓国ではとても彩色に向かう余裕がなかったに違いない。この微妙なお兄さんと弟の関係は、この後もずっと頭を離れません。また後ほど議論しましょう。

韓国、クラフトな旅 その5

韓国、クラフトな旅 その5

国立中央博物館では、主に陶磁器を見ます。 主にといいますが、韓国の芸術において陶磁器は大きな比重を占めるように見えます。欧米の芸術とはずいぶんと違う。韓国は<日本に陶磁器を教えたのは韓国である>という自負があることは間違いありません。確かに、日本は韓国の技術を学んで、中国の陶器を手本として陶磁器を作り、韓国の陶磁器自体も日本に大きな影響を与えています。 にわか勉強で、間違っているかもしれませんが、ざっくりと韓国の陶磁器の話をしましょう。時代の流れから3つに分類できます。1)青磁:高麗時代の焼き物の中心で、9世紀後半から10世紀前半が全盛期。特に象眼青磁は韓国のおはこである。青磁の生地に模様を彫って、白や黒の土で埋めて焼く象眼技法を発達させ12世紀中ごろから流行した。青磁ベースの焼き物には辰砂彩(シンシャサイ)、白堆花(ハクツイカ)、絞胎(コウタイ)というバリエーション技法があるらしい。

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2)高麗が滅んで朝鮮王朝(李朝)に代わると、青磁が衰退して粉青沙器(フンセイサキ)に代わる。日本では三島とよばれる、青磁にくらべるとずっとバリエーションが多く、この時代の焼き物をひっくるめて言うらしい。釉薬の下に白化粧する場合が多く、象眼、印花(インカ)、刷毛目(ハケメ)、粉引(コヒキ)、線刻、掻き落とし、鉄絵などがある。 日本の茶人が好んだので、よく見聞きするから、当方、素人にもなんとなくどんな焼き物かわかる気がする。 しかし、それぞれにおいて、中国でもなく、日本でもなく韓国らしい雰囲気は何かといわれると整理して見たことがないので心もとない。

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3)李朝時代に白磁も始まり、次第に白磁が中心となって行く。ここからが、朝鮮の方向がユニークである。中国や日本は白磁技法を手に入れると、色彩を追求する方向に走ったのだが、朝鮮はどんどん色を制限していったのである。青花の青、鉄絵の褐色、そして辰砂の赤が時々使われる程度で、それらが同時に使われることはまれである。

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たまたま最近、瀬戸の旅で伊万里焼の展覧会を見たので、双方の流れが記憶にある。呉須(ゴス)というコバルトで白地に青の絵付けをする<染付>は伊万里でも瀬戸でも流行したが、これはまさに朝鮮の青花にあたり、その技術を日本が引き継いだことになる。日本では徹底的白とその上に書く色彩を追及して、結局世界を制覇してしまうことになる。16世紀末に豊臣秀吉の朝鮮出兵により戦乱で窯場が荒廃して、本家、朝鮮の焼き物は衰退してしまう。その時連れ帰った陶工により、伊万里焼をはじめとする日本西国の諸窯が興隆したのである。

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日本、伊万里、染付

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日本、伊万里、柿右衛門

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日本、瀬戸、染付

ソウル近郊には李朝時代から白磁を中心とする窯が多く、現代の韓国でも白磁が中心を占めている。朝鮮の焼き物は日本に移り、韓国の方で日本で焼き物を学ぶ人も多く、再び韓国に帰って焼き物を構築しているわけである。 この旅もそうした流れの中にズッポリ浸かっているわけだ。さらにご先祖の中国の話もしておかないと片手落ちになります。中国もまずは青磁が基調となります。こうなると青磁は紀元前1500年ころにすでに作られていたと話はスケールが違ってきます。今言う青磁らしい形になるのは1世紀後漢時代で、最盛期は宋時代、10~13世紀で朝鮮とそうかわりない。白磁は青磁から白磁への移行期間を経て、6世紀中頃から後期にかけて白磁らしい白磁が出来上がり、唐から宋時代、7~13世紀に絶頂期を迎える。朝鮮の白磁は14世紀からはじまり、日本では17世紀、ヨーロッパマイセンがやっと作れるようになったのが18世紀である。やはり中国がとんでもなくお父さんなのである。ですから、いくら喧嘩しても、中国はお父さん、韓国はお兄さんとして礼をつくさねばと思っているのです。

今日は時間がないので少しだけ写真をのせます。 また明日にでも載せましょう。

韓国、クラフトな旅 その4

韓国、クラフトな旅 その4

昌徳宮、後苑に入ります。

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宙合楼(チュハンヌ)

ここは国の将来を担う人材を育てるために学問を研究し、本を出版していた2階建ての楼閣です。下の階は宮中図書館の役割を果たし、上の階は読書や議論、瞑想と思索の場としても利用されました。ここはところどころ典型的な朝鮮時代の楼閣建築が施されていて、特に丸い柱と四角い柱をちょうどよく組み合わせた建築構造は、天と空の調和を成した理を象徴しているといわれています。

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魚水門の装飾から。赤は天、青は地、黄色は人の陰陽道の色彩は随所に現れます。

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魚水門の装飾から。

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宙合楼(チュハンヌ)の入り口、魚水門。

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宙合楼(チュハンヌ)

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英花堂(ヨンファダン)のパターン

英花堂、宙合楼はいずれも芙蓉池の周囲に建てられています。池を見ながらお勉強というところ。

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不老門(プルロムン)

この門は王の長寿を願って建てられたもので、今でもこの門をくぐった人は、長生きするといわれています。三回くらいくぐってしまいました。

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舎廊棟(サランチェ)と母屋(アンチェ)は塀で隔離されているが、小さな木戸があり、ここから女性がサランチェを訪ねる。

昔はいくら結婚をしても男と女が1つの部屋で寝てはいけないということで、男女別々に部屋が準備されていました。主人が生活するところが舎廊棟(サランチェ)、そして女性が生活するところがここ、母屋(アンチェ)となります。中は、妻の部屋である内房(アンパン)と大きな板の間、嫁の部屋である向房(コンノンバン)、台所、おかずを作るところで構成されています。

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母屋(アンチェ)部分。

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ところが、舎廊棟(サランチェ)と母屋(アンチェ)の表は塀で隔離されているが、裏はつながっているというお
話。ここは、結構受けていました。主人のところに男性の客が訪ねてくると、頃合いを見計らって、表の木戸から女性が現れるところが粋というわけか?

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となりに、子供がいっぱい出来るように、子供部屋をいっぱい作ったということです。全部うまったことはないそうです。

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舎廊棟(サランチェ)と母屋(アンチェ)の部屋も殺風景でしょう。どうも納得できません。

尊徳亭(ソンドクジョン)と貶愚謝(ピョムウサ)
さらに150mほど進むと、尊徳亭(ソンドクジョン)エリアに到着します。こちらは尊徳亭、貶愚謝、観覧亭、勝在亭の4つの東屋が2つの池の周りに建てられ、特に秋の紅葉時には美しい景色が楽しめるところ。中でも尊徳亭は1番古く、仁祖22年(1644年)に建てられたもの。屋根の軒が2重になっていて、天井には清竜と黄竜が描かれ、その下には正祖が書いた文書が掛かっています。

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尊徳亭(ソンドクジョン)

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勝在亭

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翠寒亭(チハンジョン)

ここは夏でも涼しいので、涼みながら本を読む所と言っていました。

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これは屋根の軒が2重だから尊徳亭(ソンドクジョン)でしょう。

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わきにこれまた小さい滝があります。 日本も自然をスモールスケールにして庭をつくりますが、韓国はここまでスモールスケールにするとは。

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この川を玉流川(オンニュチョン)といいます。
玉流川とは昌徳宮の後苑北部の奥深いところにあり、入口の敦化門からは一番遠い約1.250m離れています。李氏朝鮮16代王の仁祖14年(1636年)に岩を削って作られた泉。歴代の王・王妃はここで井戸の水を飲んだり、風流遊びに興じていたとか。特に岩のU字型の堀に流れる水に杯を浮かべ、その杯が自分の前に流れて来るまでに詩を詠むという曲水宴を楽しんだそう。京都の上賀茂神社でも4月に賀茂曲水宴という同じような行事が行われます。いずれにせよ中国の真似でしょう。


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ガイドさんは、同じように見えるでしょうが、建物の作りはみな違うのだと言っていましたが、パターン収集といっても、皆同じパターンに見えます。さすがにどうでもよくなってきました。

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ここが昌徳宮のコースの最も奥のエリア。 みなさん相当バテでいます。王様が民を思って稲作をしたところだそうです。日本の天皇陛下も稲作をされています。

十五夜のころに月灯り紀行というイベントがあるそうです。昌徳宮で月灯り(+ライトアップ)のもとに古典芸能のおどりや歌を聴いて、宮殿内を散策する、けっこういいかもしれない。 

最後に、日本の桃山時代の京都、西本願寺、唐門の写真をのせます。昌徳宮とかぶっている時代ですが、日本のパターンと韓国のパターンの違いはとても大きいと思ってしまいます。絵画、彫刻、動物パターンなど。

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京都、西本願寺、唐門

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京都、西本願寺、唐門

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京都、西本願寺、唐門

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京都、西本願寺


さて、昌徳宮はもう十分をいう声が聞こえるので、お昼にしましょう。 我々はお昼から焼き肉をドカッと食べて、ビールを飲んで元気をつけます。

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リコーGRX+マウントA12+ペンタックス15mm limited

なんやかんやいっても、韓国料理は焼き肉が一番。

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リコーGRX+マウントA12+ペンタックス15mm limited

焼き肉屋の隣の店。このあたりは米軍基地があって、めずらしく英語があふれています。

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リコーGRX+マウントA12+ペンタックス15mm limited

酔っぱらうと焼き肉の看板もアーティスティックに見えてしまいます。

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リコーGRX+マウントA12+ペンタックス15mm limited

お腹一杯になったところで、国立博物館に向かいます。

韓国。クラフトな旅 その3

韓国。クラフトな旅 その3

昌徳宮(チャンドックン)の正殿、仁政殿(インジョンジョン)を後にして宣政殿(ソンジョンジョン)に向かいます。

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宣政殿( ジョンジョン)一帯

王が臣下と国政を議論する場所として使っていた所で、現在韓国に残っている唯一の青い瓦の宮殿。瓦の屋根の端に見える小さな石像はお宮を守る守護神として置かれた物で、西遊記の登場人物が並んでいます。

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宣政殿( ジョンジョン)一帯

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宣政殿( ジョンジョン)一帯

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宣政殿( ジョンジョン)一帯

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宣政殿( ジョンジョン)一帯

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大造殿(デジョジョン)

こちらは王と王妃の寝殿であり、王とその家族が生活していた中宮殿でもあります。この建物の特徴は屋根に棟瓦がないこと。韓国ではこの瓦を「龍棟」と呼び、国王は龍に例えられたので、国王の寝殿であるこの大造殿の瓦を省いたということ。内部の寝室周辺には、王と王妃を守る女官が使っていた小さな部屋があります。

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王様のいすでしょうか、螺鈿(ラデン)がびっしりです。Wikipediaによると螺鈿は奈良時代に唐より日本に伝わったとされています。発祥の地は中国でしょう。しかし、おそらく作成技術は渡来人によりもたらされたのでしょう。渡来人というのは朝鮮人(これもいろいろ人種があって、当時の人種は現在の人種と違うといわれています。)また中国から韓国へ逃げてきた人々も含まれます。 現在、韓国では螺鈿を伝統工芸品として前面に出そうとしています。 韓国のお店にいっぱい並んでいます。現在、日本で売っている螺鈿工芸品は大半韓国で作られているのでしょうから、 韓国で螺鈿を買えば、現地購入割安ということになります。 韓国で、螺鈿を自国で生まれた伝統工芸品だといって売り出そうとしているのはけしからんという日本人ブログの書き込みが気になります。韓国を目の敵にする日本の方と、日本を目の敵にする韓国の方がネット上で言いあうことはいつものことですが、また後で議論しましょう。

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日本の瓦とはだいぶ違いますが、瓦パターンの織りなす面白さは共通のものがあります。

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これが青い瓦の屋根。写真はそうでもないですが、現物は青緑に輝いています。今回写真の枚数が多くて、まじめに修正していなくてすみません。

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後でも述べますが、韓国の模様はとてもパターン化しており、元の花だの葉っぱだのつるだのの原型がなにか想像できません。 それに動物系の模様が非常に少ない。建物の間から覗く、遠景の建物、瓦の混合パターンは当方がいつも狙う絵です。日本は明らかにこの複合パターンを意図して建物が設計されています。韓国は意図しているのでしょか?

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楽善斎(ナクソンジェ)

1847年に建築。その後も後宮や女官が余生を送る空間として使用されました。王朝末期の皇族たちが暮らした場所としても知られており、英王(ヨンワン)とその后である李方子女史、そして徳恵翁主(トケオンジュ)が日本から帰国した後過ごした場所でもあり。最後の皇太子である李垠(イウン)に、日本の梨本宮家から嫁いだ方子(まさこ)も晩年を過ごしました。壁は、長寿を意味するカメの甲羅模様になっています。

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楽善斎(ナクソンジェ)

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楽善斎(ナクソンジェ)

ここで、とても気になることを感じます。楽善斎(ナクソンジェ)は後宮や女官が余生を送る空間とうことなので、質素でもおかしくはありませんが、このまっ白さは何なのでしょう。楽善斎(ナクソンジェ)だけではありません、行く先々の宮殿の部屋で、オルドンの床がシンプルであることは当然ですが、どこにも絵や彫刻がありません。 韓流ドラマの風景とは大違いです。どちらが本当なのかいなと家内と議論しました。 解放して見せているから、絵を飾ると壊されるから飾っていないのだろうという説と、ドラマは見栄を張って後付けで絵を飾っているのだろうという説です。壊されるなら、コピーを貼ればいい、韓国の人は絵に関心が薄いのでは?それなら<ソンヨ>が書いていた絵は何だ? どうも韓国では絵画が芸術品として育たなかったと思えるのです。現在見られるアーティスティックな品物は、みな実用品から育った民芸品であり、芸術品としてのステータスが昔からあったのではないと思われるのです。これも後で議論しましょう。 

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楽善斎(ナクソンジェ)

側室の館と尼さんの組み合わせが面白いので撮ったというと怒られるかな? むしろ、楽善斎(ナクソンジェ)は日本の尼寺に近いのかなという気もします。

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楽善斎(ナクソンジェ)

疲れて井戸に座っている陶芸仲間。韓国に到着した昨日の晩はみなさん夜2時過ぎまで飲んで騒いでいたようです。当方は病人だったので早く寝ました。病人というのは、韓国旅行の出発当日、突然右目の視野のなかにヒョロヒョロした黒線が何本も泳ぎだし、だんだん視野全体に広がって行き、さらにバックに小さなツブツブが泳いでいるという状態になったのです。兆候は昨日の晩からあったのですが、朝にメチャクチャになりました。もう旅行はドタキャンかと思ったのですが、眼科に行くと、硝子体剥離という病名をいただきました。網膜本体は傷ついていないので旅行に行ってもよろしい、治療はただ収まるのを待つだけということでした。写真の撮りすぎですかといったら、関係ありません。それなら何が原因ですかときいたら、年取るとそうなるのですというつれない答え。結局、一週間たったいまでも変わらずに、視野をゴミが泳いでいる状態が続いています。飛蚊症というらしく、当分蚊とお付き合いです。

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後苑に向かう道

秘苑(ピウォン)として人々に広く親しまれているこのお庭は、もともと後苑(フウォン)といい、朝鮮第3代王、太宗5年(1405年)昌徳宮の創建時に宮殿の庭園として造られました。ここで王や王妃が余暇を楽しんだり、勉強をしたりしていました。1592年、文禄・慶長の役で大半の庭亭が焼失しましたが、1623年に改修増築され、今の姿を維持しています。この庭園は、韓国伝統の造園技術による自然をそのまま生かした造りになっていて、ソウルにいるとは思えないような美しい豊かな自然に魅せられ、一年中たくさんの観光客が訪れます。

特別編 おもわず書いてしまったミラーレスパンドラの箱

特別編 おもわず書いてしまったミラーレスパンドラの箱

おもわず飛び込みコメント
最近、新しいカメラの発売がいっぱい予告されて、楽しいやら、迷うやら忙しい。最近の週刊ダイアモンドにカメラ激変という特集が組まれて、当方がこれまで書いてきたことと同じことが書かれています。ミラーレスがパンドラの箱を開けてしまった。キャノン、ニコンVS アップル、サムスンの対立になるだろうという話です。 ミラーレスが激変の中心にあること、こういう対立が生まれることは当方と同意見ですが、記事の内容はなにかズレているきがします。当方が主張しているのは、ミラーレスになって、デジタルの電子機器部分とアナログのレンズ部分の在り方が大きく変わるということです。記事はスマホのカメラ部分が発達して、スマホがカメラにとって代わるという筋立てですが、そんなことはどうでもいいのです。コミュニケーションツールとして画像が発達し行くでしょうが、ユーザーは必要に応じての性能が必要なだけで、現在のカメラの全機能を必要とすることは無いのです。 写真はコミュニケーションツールの為だけにあるのではないのですから、違った2つのニーズを併せ持たせるか、別々にするかだけの話で、そんなことはどうでもいいのです。スマホにミラーレスのレンズを付けた合成写真をのせて、今後カメラはこうなると言っていますが、誰がそんなでかくて重たいスマホを買いますか。サムスンが容易にスマホカメラを作れるようになったといいたいのでしょう、ごちゃごちゃいわなくてもだれでもそんなことはわかってますよ。 ニコンもキャノンもコミュニケーション能力を付加したカメラを相次いで発表しています。かれらはちゃんと先をみています。一方で、ソニーさんがカメラの次世代をしっかりと見据えています。 α99でミラーレスのメリットをEVFと位相差AFに振り分けたといっています、そして軽量化した。OVFよりEVFの方がいいと言い切っている。うれしいですね。 当方はさらにレンズの互換性向上、ひいてはレンズの統一規格化がその次にあるのですが、彼らは戦略上わざわざそれを主張しません。ニコン、キャノンともにフルサイズレデュース版を出してきました。軽くなったことはありがたいことですが、機能を落として小さくすることは、ただフルサイズがほしいというユーザーを取り込むことがだけが目的で、なにやらいかがわしい。ソニーのα99はミラーレスのメリットとして、機能を向上させて重量を下げている、これが本筋でしょう。ソニーのフルサイズコンデジ、サイバーショットDSC-RX1は最初その意味がわかりませんでしたが、徹底的に重量を落として、高性能を追及していることはミラーレス(とはいわないのか?)の将来を見据えています。 25万円と価格は冗談みたいですが、とんでもないステータスになるでしょう。 アメリカでの予約数はα99をしのいでいるそうです。 当方はサイバーショットDSC-RX1がレンズ交換式になることを待ちます。これが当方の理想的カメラです。 富士フィルもミラーレスのレデュース版 X-E1を出してきました。半分賛成で、半分反対です。 OVFでコストと重量が上がるくらいならそれを省いて軽量なEVFオンリーの機種を出したらいいのにと思っていたので、すぐにでも買いたいくらいです。しかし、いつのまにかソニーNEXと変わりないカメラになってしまいました。持つ者の心をくすぐる部分が無くなってしまったのです。フルサイズのサイバーショットDSC-RX1の方が魅力的です。いつこのレンズ交換式が出るのでしょうか。 フジフィルムと画質の勝負はどうなるのでしょうか。気がもめます。 それにしてもカメラが軽くなるベクトルがはっきりしてきてうれしいな。 もうレンズもデジタルにしてしまえ。 考えてみればコンデジにはデジタルズームというのがついていたきがします。 画素数を上げて、解像力をもっと上げれば、デジタルズームでフォトコンクラスの写真が撮れるようになるかもしれません。ボケもデジタルで自由に付ける。こうなると今でもLPレコードで真空管アンプがいいといっているオーディオファンのように、アナログレンズを何本も持って歩く人と、一本のレンズでデジタルズームで行く人と二手に分かれるかもしれません。なんとカメラは今の高級コンデジが主流になるのです。ソニー・サイバーショットDSC-RX1がその先駆けです。 うむ、ソニーさんはサイバーショットDSC-RX1でデジタルズームを進化させるのかな??ここまで書いてくると、結局<デジタルの電子機器部分とアナログのレンズ部分の在り方>の問題提起がされたというのがミラーレスのパンドラの箱ということです。 画像とコミュニケーションツールの問題は、昔からある方向で、何もミラーレスがあってもなくても大差はないのです。いまは、ほとんどの日本カメラメーカーはアジアの下請け会社で製造されているわけで、サムスンに限らずこれらが成長してデジタルカメラを出してくることは目に見えているのですから。   そうすると、これからはやっぱりソニーかな。αマウントにどんどん魅かれます。どの問題もソニーさんの十八番(オハコ)の分野ですから。 秋になっても645Dミラーレス版発売のハの字も言えないペンタックスさんは早いところソニーさんと何らかの提携関係を結ぶべきです。つまり、はやく発表しなさいとしびれを切らしているということです。

韓国、クラフトな旅 その2

韓国、クラフトな旅 その2

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敦化門(トンファムン)

昌徳宮(チャンドックン)の入口です。

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敦化門(トンファムン)

屋根に西遊記の登場人物が並んでいると書いてあります。中国の屋根にも似たような飾りがありますが、特に西遊記と関係があるとは聞いたことがありません。何種類もの神獣がお守りとして飾られていると記憶しています。古い建物を壊したときに出てくるこのこの置物が道端で売られていたので、とても安い値段で買って、家まで持って帰りました。北京の空港で、これはいくらするのだとか税関にからまれて苦労してもってかえったのですが、子供たちに嫌われて玄関の片隅にころがっています。

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錦川橋(クムチョンギョ)

約600年前に造られた橋。

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仁政殿(インジョンジョン)

昌徳宮の正殿。こちらで王の即位式、臣下の朝礼式、韓国使臣の接見など、国の重要行事が行われました。朝鮮末期の建築様式。

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仁政門(インジョンムン)

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リコーGRX+マウントA12+ペンタックス15mm limited
仁政殿(インジョンジョン)


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仁政殿(インジョンジョン)

写真の説明に気を取られないように。あくまで韓国パターンの収集ですので、そのように見てください。

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仁政殿(インジョンジョン)

キムさんとサブーリ先生。互いに話す言葉は日本語。インターナショナルですね。

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仁政殿(インジョンジョン)

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仁政殿(インジョンジョン)

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仁政殿(インジョンジョン)

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仁政殿(インジョンジョン)

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仁政殿(インジョンジョン)

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仁政殿(インジョンジョン)

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仁政殿(インジョンジョン)

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仁政殿(インジョンジョン)

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仁政殿(インジョンジョン)

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仁政殿(インジョンジョン)

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リコーGRX+マウントA12+ペンタックス15mm limited
仁政殿(インジョンジョン)

リコーの色調が違うのは、CTEモードで撮っているからです。Color temperature expansion 記憶色の強調モードです。

韓国、クラフトな旅 その1

韓国、クラフトな旅 その1

当方の通っている白金陶芸教室の企画する<韓国陶芸の旅>に出かけました。 白金陶芸教室は出来てからまだ2年半しか経っていませんが、海外の方、建築家、デザイナー、もろもろのアーティスティックな職業の方も含めてバラエティーに富んだ方が集まってきています。口コミでここのうわさが広がって、体験陶芸に訪れて、入会する方もいっぱいいらっしゃいます。先生は、角谷(カドヤ)先生とサブーリ先生(イラン生まれ)のお二人で、芸大仕込みの幅広い技術と高度な芸術性を持っていらっしゃいます。ここの特徴は、まず第一に、多様な生徒さんの要望やセンスに合わせてその方向をサポートしてもらえることです。 生徒さんが自由な発想で進みたければ、そのように、きちんと手本通りに一歩一歩進みたければそのように、そのキャパシティーの広さと、自由の尊重にあります。それが出来るのは、お二人の先生の高度な幅広い技術とセンスによるものです。第二に、色々なイベントが企画されて、パーティーだのお花見だの、今度のような旅行だのが2、3カ月に一回くらい行われます。集まってくる方も、相当、個性豊かで、なにやらそれなりの一物をもつ、色濃い方々に見受けられます。 さて、陶芸教室の話は、また後でぼちぼちすることにして、旅の話にいたしましょう。 今回は、先生方の陶芸仲間である韓国の方(キムさん夫婦)が韓国の陶芸を中心に旅の企画と案内をしていただきました。 普通のツアーにはないちょっとディープな旅です。とはいっても韓国は初めての方もいらっしゃいますから、定番コースも織り交ぜてあり、キムさんの苦心の企画でした。

今回のカメラは、ペンタックスK5、ペンタックス18-135mmズームレンズというシンプル旅仕様。サブとしてリコーGRX+マウントA12+ペンタックス15mmlimitedまたはフォクトレンダー35mm カラースコパーIIの二台です。写真に表記のない場合はペンタックスK5、ペンタックス18-135mmです。
  最初はソウル定番コース、昌徳宮(チャンドックン)からスタートです。その前に朝食。食事が地元の方でないとわからないコストパフォーマンスのよいお店であるところが、この旅のミソです。 今回のベースホテル、HOTEL LAKEの隣にある、ソルロンタンのお店。

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HOTEL LAKE

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HOTELの目の前にLAKEがあって、ミニ・ディズニーランドみたいなものがあります。

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ソルロンタン専門店

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真ん中のお二人がキムさん夫婦。こちらでは何でもハサミで切ります。出だしは、皆さんすごい勢いでキムチを食べますが、日に日にその消費量が落ちてゆくところが面白い。 初日に辛い物をワーッと食べると、当方もそうでしたが、人によってはお腹の調子が狂いますから、くれぐれも最初から飛ばさないように。

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ソルロンタン(牛の骨、肉、舌、内臓を大きな鍋で10時間以上煮立てて出来がったスープにスライスした肉や筋をいれて、ここでは薬味として刻みネギを好みによって、通常は多量にいれる。塩を好みの量入れて、白飯とともに食す。 大根のキムチ(カクトウギ)が付け合わせとしてばっちりである。スープに白飯や麺を入れて食べてもいい。肉多めの注文だったので、朝から食べきれないほどの肉の量でした。

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リコーGRX+マウントA12+ペンタックス15mm limited

大量の刻みネギをいれたところ。

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リコーGRX+マウントA12+ペンタックス15mm limited

角谷先生とカクトウギ、刻みネギ

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リコーGRX+マウントA12+ペンタックス15mm limited

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通常メニューで5~6百円です。

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8時ころになると人がいっぱい集まってきます。

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ここから、すでに韓国のパターンの収集です。

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これがスープをとる大なべ。

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大なべは外から見えるようになっています。

昌徳宮(チャンドックン)では、徹底的に韓国パターンの収集です。 ここのパターンが韓国民芸品の根底にあるだろうと予測するからです。 観光旅行的説明写真を意図していないので、それは期待しないでください。

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この地図の通りにガイドに連れられて歩きました。結構な距離がありますよ。活動量計は1万歩を記録しています、すなわち4kmはくだらないということです。
1、敦化門(トンファムン)
2.錦川橋(クムチョンギョ)
3.仁政門(インジョンムン)と仁政殿(インジョンジョン)
4.宣政殿(ソンジョンジョン)
5.御車庫(オチャゴ)
6.熙政堂(ヒジョンダン)
7.大造殿(デジョジョン)
8.楽善斎(ナクソンジェ)
9.誠正閣(ソンジョンカク)または内医院(ネウィウォン)
10.芙蓉池(プヨンジ)と芙蓉亭(プヨンジョン)
11.宙合楼(チュハンヌ)
12.英花堂(ヨンファダン)
13.不老門(プルロムン)
14.寄倣軒(キオホン)と倚斗ハム(ウィドゥハム)
15.愛蓮池(エリョンジ)と愛蓮亭(エリョンジョン)
16.演慶堂(ヨンギョンダン)と善香齋(ソンヒャンジェ)
17.尊徳亭(ソンドクジョン)と貶愚謝(ピョムウサ)
18.玉流川(オンニュチョン)

Wikipediaの説明を書いておきます。 1400年は室町時代で、これから戦国時代が始まるという時期です。 豊臣秀吉がこの城の消失に、さらに李氏王朝の滅亡に日本が直接関与していることは目をそむけることが出来ない事実です。 この短い説明はとても奥深い意味があるのです。 今回の旅の根底に流れている意味がこの最初に訪れた宮殿にあります。  <1405年に正宮である景福宮に対する離宮として創建された。李氏朝鮮第9代成宗が正宮として使用している。文禄の役(1592年)では、日本の軍勢が首都に迫る中、国王の宣祖一行が漢城から逃亡すると、治安が乱れて豊臣秀吉軍の入城を前に朝鮮の民衆によって略奪と放火の対象となり景福宮や昌慶宮、付属する庭園(秘苑)などと共に焼失した。王朝末期の1868年に景福宮が再建されると、昌徳宮は再び離宮として使用された。1907年に純宗が大韓帝国の皇帝に即位すると宮殿として使用され、1910年の日韓併合後も李王となった純宗の住まいとなった。その後朝鮮総督府により改築されている。昌徳宮の建造物群は、1997年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。現在の韓国国内の宮殿の内、最も創建時の面影を残している宮殿であり、日本の梨本宮家から嫁ぎ、大韓帝国最後の皇太子李垠の妃となった李方子(まさこ)もこの宮殿で暮らした。正門にあたる敦化門は大韓民国最古の門といわれる。また、敦化門をくぐった先にある錦川橋は大韓民国最古の橋とされる。儀式の執り行われた正殿の仁政殿、国王が執務をしていた宣政殿、王と王妃の寝殿だった大造殿など13棟の木造建築が現存している。宮殿の北に広がる李朝時代の王朝庭園である後苑は秘苑とも呼ばれ、園内には多くのあずまやや人工池などがあり、韓国造園技術の極致といわれる。現在のものは1623年に再建された景観である。> 

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リコーGRX+マウントA12+ペンタックス15mm limited 敦化門(トンファムン)

昌徳宮入口の大きな門。太宗12年(1412年)、昌徳宮の正門として創建され、その翌年、太宗(テジョン)の高徳を刻んだ15,000斥の銅鐘をかけたところです。この門はソウルに残っている木造の二層門としては最古のもの。

風景写真への挑戦 その4

風景写真への挑戦  その4

韓国へ陶芸と民芸品の探検に行ってまいります。ブログは来週の火曜以降に再開します。 

風景写真への挑戦  その3

風景写真への挑戦  その3

ソニーα99が発表になりましたね。 これは一考の余地があります。
トランスセントミラーという新しいテクノロジーのメリットをよく理解していなかったのですが、どうも3つの点で重要な壁を破ることが出来るようです。1)高精度AFモユールと102点多面点像面位相差センサーを同時に作動させることが出来る。3次元で被写体をとらえ続けることができるとあります。なんだか分かりませんが、当方がいつも非難しているAFですが、撮影者がいつもイニシャティブをきちんと取れるなら、すなわちどこに焦点を合わせてどんな絵をつくるかをカメラにきちんと指示できるなら、人の意志をサポートしてくれるなら、歓迎なのです。ソニーさんはそこをきちんとわかっていると信じています。2)このシステムでEVFが理想的に稼働できます。3)おそらくミラー上下動のショックがない。 さらに、多点分離光学ローパスフィルターでローパスフィルター無し、と同様の高解像感を達成しながらモアレや偽色を低減できるシステムが使われている。
ミラーレスとミラーありの中間スタイルですが、前述のようなミラーレスのいいところのかなりの部分を達成しています。 α99の最も気に入った所は、フルサイズでありながら739gという世界最軽量のフルサイズカメラであるということです。ニコンD800の900gに比べて161g軽い。 この重さはペンタックスK5の740gより軽いのです。当方は完全なミラーレスでもっと軽い方がいいのですが、とにかく軽くしようという方向と、テクノロジーで壁をぶち破ろうとするソニーらしさがうれしい。このソニーのテクノロジーを理解できる方はそうそういないでしょうから、まだまだキャノン、ニコンの牙城を崩すことはできないでしょうが、さすがに、敵を抜き去るベクトルをきちんと捉えています。もう一息で追い付き追い抜くでしょう。
  ソニーのアプローチからみるとペンタックスのアプローチはレベルが違って比較することもできません。ペンタックスの伝統はやはりソニーの流れに融合してゆくべきでしょう。ネガティブな意味でなく、この融合は日本のカメラ産業が世界をリードしてゆくためにとても重要な意味があると思えるのです。ペンタックスの伝統が消滅しないうちにこの融合を達成しほしい。
  ソニーのチャレンジを考えると、古臭い望遠ズームの議論をする気が無くなりました。また後にしましょう。 すこし、<緑>を載せます。

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風景写真への挑戦 ~軽い装備でいい写真を撮るには~ その2

風景写真への挑戦 ~軽い装備でいい写真を撮るには~ その2

ペンタックスK5 の第二世代ペンタックスK5 II とペンタックス18-270mmレンズが発売になるようです。ペンタックスはいい加減に動きを見せろと数日前のブログに書いたのですが、これがその答えだったのですね。当方を含めたまわりの声に惑わされずに、限られた資源の中で、極めて手堅い路線を歩んでいるようです。ユーザー層を明確にして、マジに生き残るつもりのようです。たしかにオリンパスも問題を抱え、ニコンも一つ間違えば、シャープのように奈落の底に落ちる危険性を抱えている状況で、着実に進んで行けば、いつのまにか生き残っているかもしれません。まだペンタックスには伝統的流れが生き残っていることを期待して、もう少しだけ、ペンタックス645Dレデュース版ミラーレスがでるのを待ちましょう。また後で議論しましょう。

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ペンタックスK5 + ペンタックス55-300mm

さて、新宿御苑はサルスベリの花です。 <中の池>の周囲にはサルスベリの花が雨上がりで一層魅力的に見えます。サルスベリの花は、京都晩夏の花で登場しました。京都御苑のサルスベリの花が懐かしいな。

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ペンタックスK5 + ペンタックス55-300mm

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ペンタックスK5 + ペンタックス55-300mm

強い雨で、花びらが池の水面に落ちて、魅力的情景を作っていたのですが、雨がやんだ時点ではみな流されて消えてしまいました。

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ペンタックスK5 + ペンタックス55-300mm

<下の池>のいつもの場所で、水面にうつる緑を撮ります。ペンタックス、風景写真講座の先生はシルエットを多く入れるなとおっしゃいましたが、何と言われようが、当方はシルエットと水面の対比そのものが魅力なので考えを変えるつもりはありません。 当方はけっして有名な<何とか池>を表現しようとする風景写真を撮るつもりはありません。

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ペンタックスK5 + ペンタックス55-300mm

水面に映るサルスベリを表現しようと思ったのですが、十分に写りませんでした。まあ、波紋がきれいだからいいか。
こうみるとペンタックス55-300mmは使えるような気もするのですが、いやダメだといういじわるな心の声も聞こえます。 

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リコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mm

またパンフレットに花の名前が出ていません。リコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mmは結構マクロ的に使えます。

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リコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mm

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リコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mm

曇りの夕暮れ近くで、光線に魅力がありません。サルスベリの花はペンタックス55-300mmの方が魅力的でした。だけどこの写真を出したのはリコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mmはまじめな描写力があることが言いたかったのです。

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ペンタックスK5 + ペンタックス55-300mm

これも曇りの夕方で光線の魅力がありませんが、ダイナミックなバックのボケがペンタックス55-300mmのいい部分の片鱗を見せています。しかし、また意地悪な心の声が、ペンタックス55-300mmは色に変な偏りがある、修正しなければブツブツ。

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リコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mm

もう17時近いイギリス式風景庭園の芝生広場です(今日は閉園時間を17時30分まで延長の期間です)。ここに集う男女や親子の姿は、それぞれに幸せそうで、とても魅力的です。本当はいくらでも写真を撮りたいのですが、プライバシーの問題が大きいので、誰かわかるような写真は撮れなくて残念です。この写真も広角で遠くに見えますが、実際はそう遠くない男女を撮っています。無邪気にじゃれあう姿はとっても魅力的です。あまり撮っているので、迷惑だという顔で去って行きました。邪魔してすみません。とってもすてきなお二人でしたよ。

さて、明日は<レンズの軽量化>と画質の問題を考えてみましょう。

風景写真への挑戦 ~軽い装備でいい写真を撮るには~ その1

風景写真への挑戦 ~軽い装備でいい写真を撮るには~ その1

これまで、ペンタックスと単焦点レンズでそれなりに楽しんできたのですが、風景写真となると、どうもこの延長線では対処できないことが解ってきました。 どうしてもズームレンズを使わねばなりません。といって、この年では重たい装備では、命に関わります。 実際に遭難しかかったのですから。昔はズームレンズなどなかったのだから風景も単焦点レンズで行けというご意見もあるでしょう、それも試してみましょう。いずれにせよ若い人が5~10Kgを担いでゆくところを、その半分まで落としたい。 <水を撮る>の布陣は、今日のブログ、新宿御苑、9月1日のトライから生まれました。ペンタックスK5、ペンタクス55-300mm とリコーGXR+マウントA12+ペンタックス18-135mmの2本立てです。これにSLIK Carbon 723 FA + Velbon PHD510 これを正確に足し算すると3.88Kgとなります。後で議論しますが、画質と重量で一番問題となるのが望遠側のレンズなのです。ペンタクス55-300mmが本当に使えるかが一番の問題点なのです。

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ペンタックスK5 + ペンタックス55-300mm

まずは、玉藻池で子カモを撮ろうとして、いきなり困った。 三脚を立てたら、ライブビューと何も考えずに撮影パターンに入ったら、アリャアリャ、子カモは早い。あっというまに焦点を合わせた場所から移動してしまいます。せっかく2匹の子カモが出会って波紋がバツ字になったころを撮ったのにピンボケになってしまいました。動体はAFに頼るか、先を見越して焦点を決めるかしかないようです。しかし、この失敗は特に惜しくありません。こういうのをクサイ写真というのです。バツ字になったからといって何も美しくもありません。ただのチャンス写真です。

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ペンタックスK5 + ペンタックス55-300mm

  この時は富山のペンタックス・ベテランカメラマンさんが教えてくれた、三脚の時は、手ぶれ防止をOFFにして、さらにミラーを上げて撮らないとブレが解消できないという言に従って撮ろうとしていたのです。 これは子カモには無理ですよ。
  緑の反映にカモたちが波紋を広げ、それが絡み合う所を狙ったのですが、出だしで頭が回らなくて、あきらめて次の地点へ移動してしまいました。 

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ペンタックスK5 + ペンタックス55-300mm

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リコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mm

この花なんと言う名前かわからない。御苑のチラシにも書いてない。こんなにいっぱい咲いているのに。 ナスの花に似ています。誰か教えてください。 花の名前を探してネットを見ていたら、<親の言葉とナスビの花は千に一つの無駄もない>という言葉が出てきました。うちの子供も何とか親の気持ちがわかってくれればいいのにな、とおもわず、ブログに書いてしまいました。 とっても脱線しました。 ペンタックスK5 + ペンタックス55-300mm とリコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mmを比較したのです。焦点距離が違うのだから印象が違って当たり前なのですが、リコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mmに結構好感を持ったのです。ボケが<自然>と調和しているのです。 ペンタックスK5 + ペンタックス55-300mmは普通。

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リコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mm

続いてまたリコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mmの広角写真。この広角領域も結構、15mm limitedばりの雰囲気があります。

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リコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mm

今日は天気が不安定で、とうとう雨が降り出しました。それも相当すごい雨です。リコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mmは結構雰囲気を捉えるなと思ったのです。

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リコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mm

雨が上がってから撮った、あれ! この花もパンフレットに名前が出ていない。 

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リコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mm

またいつものように、芝生広場の横に立っているシラカシの巨木地帯に入り込みます。

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リコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mm

また、いつものように、なぜか三脚を撮りたくなるのです。ペンタックスK5 + ペンタックス55-300mmはずいぶんと小型ですよね。 でもやっぱ、幻想的な女性がいてくれればとても絵になるのにとめずらしく思ってしまいました。ここはそういう秘密の場所なのです。

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リコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mm

リコーGXR+マウントA12、ペンタックス18-135mmはみな手持ちで、絞りは一段くらいしぼったまま一定です。KIPONのアダプターは絞りの自由が利かない話は<水を撮る>でさんざん話しました。

風景写真/水を撮る  その3 (最終回)

風景写真/水を撮る その3 (最終回) 
~リコーGXRマウントA12とペンタックス・ズームを組み合わせるとどうなるか~

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リコーGXR+マウントA12+ペンタックス18-135mm

この組み合わせは意外な絵を作るでしょう。 ただし、スローシャッター撮影は出来ないのです。KIPONのアダプターの絞りには目盛りが無く、自由がききません。 いちいちレンズを外して、絞りを絞り込んで、レンズをはめ直して、シャッターを切るということになります。 自分で前もって目盛りを刻んでおけば、ある程度対応できるかもしれません。実はマジックで書いておいたのですが、現場でいつの間にか消えてしまったのです。もっとしっかり刻まないといけません。ズームレンズやDレンズには絞り目盛りは通常付いていないので、これに対応するKIPONのアダプターは、レンズの絞りをいったん開放にして、アダプターの絞りがその時の絞り値になります。

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リコーGXR+マウントA12+ペンタックス18-135mm

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リコーGXR+マウントA12+ペンタックス18-135mm

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リコーGXR+マウントA12+ペンタックス18-135mm

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リコーGXR+マウントA12+ペンタックス18-135mm

途中で食べた、やまめと野菜の天ぷらとおむすび、それにビールで一杯です。向かいの夫婦はカレーにビールでした。壁にはってある天ぷらのメニューに気付かなかったに違いない、こっちの方がいいのに、余計なお世話か。

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

だんだんスローシャッターに慣れてきました。

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

近々カヌーの競技があるそうです。みんな練習に余念がありません。

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

夕暮れの最後の写真を撮って、御岳駅からかえります。駅前のこんにゃく屋さんで手作りこんにゃく(刺身こんにゃくになります)を買いました、安くて(400円)とてもおいしい、推薦です。

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ペンタックスK5、ペンタックス55-3000mm

駅から見る山肌はばっさりと木がきられていました。がけ崩れがあったのか、人手で伐採されたのか。とても危険な状態に見えます。

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ペンタックスK5、ペンタックス55-3000mm


奥多摩線は単線です。ドアはボタンで開けます。新宿まで1時間半でつきます。 なんだか、行きはボーっとしていた頭と心が帰りには結構シャキッと復調していました。


リコーGXR+マウントA12と単焦点レンズはずっと撮ってきました。今度はズームを付けてみました。 多くのデジタル専用レンズは絞り目盛りが付いていないので、このようなレンズに対応するには、絞り内蔵のKIPONアダプターを使う必要があります。このアダプターは前述のように、それなりの苦労がありますが、細かいこと言わなければ十分使えます。本日はペンタックス18-135mmをつけました。ごらんのように結構つかえます。 ペンタックスの新製品K30は売れているようです。この成功をバックに、早いところ645Dミラーレスを発売してください。当方は半ばあきらめて、ニコンD800用のレンズを買う用意をしています。 まずはリコーGXR+マウントA12にニコンのズームを付けてみましょう。ニコンの古いズームなら1万円前後で買えます。フルサイズにも使えます。ニコンD800にはいいレンズをつけろといいますが、高いのはみな1Kg以上ありますから、風景写真にはつかえません。ズームは風景写真用に買うのですから、どこのレンズでも軽いものしか買うつもりありません。ニコンの高級ズームは単焦点よりいいといいますが、重たいのはいやだから風景写真以外は単焦点でゆきますよ。ここのところうろうろマップカメラや北村カメラを徘徊していましたが、お金が乏しいので、まずはニコン、オールドズームから展開します。レンズがそろったら、ニコンD800を買うか、フジフィルムX Pro-1を買いましょう。いずれにもニコンオールドレンズを使えるわけですから。オートフォーカスを無視して考えることができるのは、ミラーレスのEVFを使ってMFで焦点を容易に合わせられるからです。出来の悪いAFよりましであるという所から来ています。 チープ路線でも楽しめます。みなさん意外とEVF-MFという路線の重要性に気付いていなのでないでしょうか。何度も言いますが、 カメラが勝手に焦点を合わせる場所を決めるなどということは、報道写真、スポーツ写真、飛んでいる鳥の写真以外では考えられないことです。

風景写真/水を撮る その2 

風景写真/水を撮る  その2
~リコーGXRマウントA12とペンタックス・ズームを組み合わせるとどうなるか~


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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

岩の肌と水の肌の対比を見てください。

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

シャッタースピードを上げると、細かいしぶきが全面に現れます。 眼で見ているとこうは見えません。 どのスピードが見た目に近いかというと、近いスピードというのは無いのかもしれません。目と写真は同じでないのです。

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

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リコーGXR+マウントA12+ペンタックス18-135mm

川辺で椅子とパラソルを用意してのんびりしているカップルがいました。 水につかっている人も、裸で本を読んでいる人も、ただボウゼンとしている人も、いろいろいます。

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リコーGXR+マウントA12+ペンタックス18-135mm

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ペンタックスK5、ペンタックス55-3000mm

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ペンタックスK5、ペンタックス100mm macro

花はマクロで撮影です。 マクロで撮っているときは、故郷に帰ったようにほっとします

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ペンタックスK5、ペンタックス100mm macro

この絵だけはRAW現像しました。やっぱりRAWの方がいいようです。他のは面倒なのでJPEG撮りっきりです。

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ペンタックスK5、ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5、ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5、ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5、ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5、ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5、ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5、ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5、ペンタックス100mm macro

シャッタースピードを1/200から0.3秒まで変化させました。1/30くらいが人の目に近いかもしれません。高速シャッターはどうもいい結果がでません。ダイナミックさを表現するにはどこまでも高速にするのは間違いのようでした。今後気を付けなければ。

風景写真/水を撮る  

風景写真/水を撮る  
~リコーGXRマウントA12とペンタックス・ズームを組み合わせるとどうなるか~
その1

2012年9月5日水曜日
渓流撮影の勉強に御岳渓流に行ってみました。気温は33℃。最近なぜか寝不足でやる気が出ないにもかかわらず無理やり出かけました。とにかく努力するしかないという気持ちが体を動かします。 新宿から中央線快速で青梅まで、そこから奥多摩線で軍畑(イクサバタ)でおりました。 すぐに御岳渓流遊歩道路に入ります。今日は最軽量の道具立て。ペンタックスK5+ペンタックス55-300mm とリコーGXR+マウントA12+ペンタックス18-135mm この後者の組み合わせは、ちょっと前の新宿御苑で試みた組み合わせで、意外に面白い絵を引き出すことがわかったので、今日も試してみました。 当方の風景はパターンだから望遠かマクロが中心になるだろう。 ちょっと違った視点が必要になった時に、広範囲をカバーできるレンズを一本、サブカメラに装備しておくという考えです。 この2つの組合せに、ペンタクス 100mm macroをしのばせました。 水を撮るには三脚は必須です。水の流れを高速で写してダイナミックに表現するのか、スローシャッターで写して幻想的表現をするのか、何段階にもシャッタースピードを変えた場合の印象の変化はどうだろうか。

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リコーGXR+マウントA12+ペンタックス18-135mm

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リコーGXR+マウントA12+ペンタックス18-135mm

画質をCTにすることで、だいぶリコーの画質に対する抵抗感がへりました。

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

スローシャッターの効果を試します。ここで、意外なことに気付きました。明るすぎてめいっぱい絞っても十分シャッター速度が落ちません。 ISOを最低の100にしてもまだ不十分。こういうときはNDフィルターが必要なのだと気付きました。

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

この写真は特に面白くないのですが、この時に風景はズームでないといけないと気付きました。盛り上がる円状の波を撮ろうとしたのですが、ちょうどいい大きさに画面にいれるにはズームしかないのです。この時100mm macroを使っていました。花を撮るには絶対マクロですが、風景ではこの円が切れてしまいます。円が切れたら絵にならない。その下の77mmに切り替えれば撮れますが、そんなことを毎回やっていたらとても神経がもちません。よって、単焦点の時はこの写真は撮らないという選択になるのです。撮れる所だけで撮って行くことになりますから、絶好のチャンスをあきらめることになります。その精神的ストレスは計り知れない。

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

シャッターの速度を変えると表情が変わります。

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

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ペンタックスK5、ペンタックス55-300mm

風景写真イロハニホヘト その5

風景写真イロハニホヘト その5

城ケ島の続き

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ペンタックスK7 ペンタックス 55-300mm

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ペンタックスK7 ペンタックス 55-300mm

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ペンタックスK7 シグマ8-16mm

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ペンタックスK7 シグマ8-16mm

今日はなんてひどい撮影なのだ。 波をとるにはライブビューも三脚も役に立たない。撮る場所を固定して、波の動きをまってシャッターを押すことを試みたが、波が動きまわると、採光しているポイントの明るさがどんどん変化するので、カメラがついて行かない。露出がバラバラになる。しかたなく、手持ち望遠で波を追いかけると、手ぶれがもろに出る。空が色ノイズでめちゃくちゃだ、なぜだろう。ペンタックス55-300mmの絵はどうしても信頼できない。久しぶりにズームをつかうと、どれも気に入らなくて、まったくわけわからない。また悩みこんでしまう。  山岳写真の撮り方という本はあるが、海の撮り方という本は無い。今日は、絶望だ。 しかし、希望はある。 城ケ島は写真の練習場として使えることがわかった。 今日の問題点をどう克服するか。プロの風景写真の本を読んでわかったことはただ一つ、かれらは何かに取りつかれて、どこかに通い詰めたという経験をもっている。 彼らの言っていることはみな違う、水の流れはスローシャッターで撮れというプロもいれば、スローシャッターで情緒に流れるのはいい加減にして、高速シャッターで水の力強さを表現しろというプロもいる。  何度も同じ場所を撮る、 これが答えであると理解した。何度も城ケ島へ行こう。

さて、ペンタックスフォーラムで聞いた種明かし。全ての原因はライブビューの使い方にある。1)ライブビューは熱を発生するので、炎天下で撮っていると直ぐに発熱の警告がでて、そのうちライブビューが作動しなくなる。当方はそれを知らずに、何か変なピンクのバーがでているなと思いつつ、ライブビューをつかったり、なぜ止まってしまうのだなどとブツブツいいながらだましだまし使っていた。このような状態だと、色ノイズが出ても不思議はないそうだ。だからスターレンズでもガサガサの絵になったわけだ。2)ライブビューを見ながらシャッターを切ると、いったん上がっていたミラーが下がって、そこから仕切り直しで、通常のようにミラーが上がって撮影し、ミラーが戻って終了するわけです。 ですから、ライブビューから出発すると、ファインダーで見ながら撮影する場合より一行程多いわけで、シャッターをおした時の露出で撮影されると(じつは本当にそうか聞きわすれました)、露出測定と撮影のタイミングがずれてそのあいだに波が動いて、もろに露出が狂ってしまうわけです。ですから、ライブビューで焦点を合わせたら、ライブビューを切って、通常通りファインダーで撮影する必要があるのです。
  ペンタックスフォーラムに行ったら、富山の方(米田さん)が個展を開いていました。 予備審査に合格すると、場所はタダで貸してくれるのですが、2部屋、写真でうずめると印刷代と額代で100万円を自己負担しているとのことでした。 黒部川の下流に住んで、毎日撮影しているそうです。色々賞をとっているベテランの方でなかなかいい写真でした。

当方が三浦半島でさんざんケチをつけたペンタックス55-300mmズームを多用しているとのことでした。カメラも当方と同じペンタックスK7とK5の2台を持ってゆくそうです。ようは機材でなくて、情熱だなと思いました。 いろいろおしえてもらいました。三脚をつかって、ミラーは上げたままでシャッターを切らないと写真がぶれる。三脚を使うときは手ぶれ補正を切らないと、よけいぶれる。 55-300mmは絞り込んで使えば問題ない。645の600mmレンズをAPS-C、K5に使っている。理由は、APS-C用を買い足すとまたお金がかかるからだそうで、メリットはわからないが特に問題はないとのこと、焦点距離は1.5倍になる(2倍だと思っていたのですが)。広角側は17-70mmを多用して、問題ない。 ペンタックスフォーラムのお兄さんは、18mm-135mmの方がAFはスムースだが、図のゆがみなどは17-70mmの方が少ない、55-300mmにおいて周辺のゆがみは出るかもしれない、50-200mmの方がましだろうとのことでした。すると、17-70mmと50-200mm あるいは★16-50mm と55-300mmがズーム撮影の基本となる。後者は当方が三浦で試した組めあわせで、どちらも持っているから一銭もかからないですむ。重さはさすがに前者の方が230g軽い。三脚を入れて前者で約4kg、後者で約4.23kgとなる。シグマ8-16mm、と予備電池をいれると5kgになる。 230gといえどもばかにならない。 富士フィルムX-Pro 1とSonny Vario Sonner 16-80mmの組み合わせにするとさらに340g軽くなる。今日のお話はここまで。 風景写真撮影に対してだんだん話が煮詰まってきた感じがします。 ようは通い詰める情熱だよ。
   追加:秋までにニコンを震え上がらせる商品を発表しなければ、ペンタックスを見限ると以前のブログに書きました。いよいよ秋になりました。 相変わらずペンタックスは眼先の収益にこだわっています。 解りますよ、その内部事情は。 しかし、ユーザーは内部事情などどうでもいいのです。 当方はいつの間にか、ニコンD800 と フジフィルムX -Pro 1に焦点を絞っています。本気で風景写真を撮ろうと思うと、ペンタックスはレンズがありません。ペンタックスにおいて単焦点limitedレンズは存在価値があると思います。しかし、ペンタックスは本気になると報道写真でも風景写真でも対応するレンズがありません。現状はともかく、未来に向けたベクトルが見えれば救われるのです。 現在は何も見えません、ペンタックスもこれまでかと思い始めています。

風景写真イロハニホヘト  その4

風景写真イロハニホヘト  その4

諸磯のマリーナまでおりたが、何の店もなく、バス停まで1.5kmはありそうだ。 仕方なく、このくそ暑い中を歩く。 プロカメラマンは富士山が雲のなかから出てこないので、オートバイに乗って去って行きました。

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ペンタックスK7 ペンタックス55-300mm

またもや次の湾にでる。ここにも何もない。
やっとバス停を見つけて、運よく、ちょうど来たバスに乗る。 

城ケ島へいちばん近いバス停でおりて、渡し船に乗ってみる。 ほんのちょっとの船旅だが、200円でバスより安いからまあいいだろう。 城ケ島はリアス式海岸のすごみが残っていて、思ったより写真を撮る練習にはいいところだ。

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ペンタックスK7 ペンタックス55-300mm

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ペンタックスK7 ペンタックス55-300mm

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ペンタックスK7 ペンタックス55-300mm

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この写真のように背景の雲を考えるようになったのは、本を読んだ成果である。
プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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