リコーGXRによる冬のパターン試写(新宿御苑だより) その1

 リコーGXRによる冬のパターン試写(新宿御苑だより) その1

買ってしまいました。リコーGXRです。早速、新宿御苑に試写に行きました。皆さんは新宿御苑を小学生の遠足の場所と誤解されているようですが、新宿御苑は東京区内ではベストの自然があるのです。
リコーGXRはこれからのデジカメの将来を暗示する方向を見せてくれました。 しかし、リコーさんいつも先進的なのですが、実体がついて行かずに頓挫するのが常なので、今回もヒヤヒヤものです。
試写といっても、今回は徹底的に自然からのパターン収集を目的としています。写真の使えそうな部分を、バシバシ、トリミングしています。切り取って相当拡大しているということです。パターンがわかればいいので、画質はどうなろうとかまわないというスタンスです。まずは実際の写真から。

何にもない冬の新宿御苑で当方の興味を引いたのは2つ、池の氷のパターンと葉っぱのおちたスズカケの木です。

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リコーGXR, ペンタックス100mm macro

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リコーGXR, ペンタックス100mm macro

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リコーGXR, ペンタックス100mm macro

見てごらんなさい、小鳥やカモが水面を歩いているではないですか。氷の上を歩いているのです。これが時々割れて、カモがボチャンと水の中に落っこちるのです。見ているほうも、当人も結構楽しんでいます。


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リコーGXR, ペンタックス100mm macro

氷とモミジの組み合わせも斬新です。氷の上にモミジが落ちるのではなくて、浮いているモミジに氷がはって、モミジの周りが早く溶けるとこういうパターンになるのでしょう。

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リコーGXR, ペンタックス100mm macro

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リコーGXR, ペンタックス100mm macro

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リコーGXR, ペンタックス100mm macro

尾形光琳の紅白梅図屏風のように水の流れは細い曲線の集まりで構成されていることがわかります。尾形光琳は銀箔になんだったか忘れたけれども、着物の染色のときに、染色プロテクションに使う材質で、波のパターンを保護して、あとは硫黄をかけて、銀を硫化銀にして真っ黒に変色させ、銀と黒銀のマダラパターンを作ったことが、屏風の持ち主の熱海MOA美術館の研究で明らかになったそうです。当方の分類によると尾形光琳はどちらかというと<生臭い>作家分類に入るのですが、NHK日曜美術館で、尾形光琳がただただ必死で、美を追求して紅白梅図屏風に到達していった話を聞いて、当方はマジに涙が流れるのを抑えることが出来ませんでした。本当かどうかは定かではありませんが、暗闇で香ってくる梅の花の匂いを表現するために、硫化銀の黒を使ったのだという推測は、その恐ろしいまでの世界をヒシヒシと感じさせてくれました。

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尾形光琳、紅白梅図屏風

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リコーGXR, ペンタックス100mm macro

新宿御苑にはスズカケの並木があって、いつでも楽しませてくれます。冬でもこの木の骨組みが魅力的パターンを形成します。

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リコーGXR, ペンタックス100mm macro

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リコーGXR, Zeiss 50mm

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リコーGXR, Zeiss 50mm

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リコーGXR, Zeiss 50mm

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リコーGXR, Zeiss 50mm
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リコーGXRによる冬のパターン試写(新宿御苑だより) その2

リコーGXRによる冬のパターン試写(新宿御苑だより) その2

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ペンタックスK5, ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5, ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5, ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5, ペンタックス100mm macro

この色のおかしい写真は以前の、ふるさと祭りを撮った時のホワイトバランス設定を変更するのを忘れて撮ってしまったペンタックスK5の写真です。

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ペンタックスK5, ペンタックス100mm macro

新宿御苑の木々は、それぞれ迫力をもっているので、だから新宿御苑は好きなのです。

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ペンタックスK5, ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5, ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5, ペンタックス100mm macro

新宿御苑は夕日と木々のからみがゆっくり撮れる幸せな空間と時間をくれるのです。

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ペンタックスK5, ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5, ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5, ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5, ペンタックス100mm macro

新宿御苑は16時30分が閉館の時です。閉館の知らせが16時にあって、それからの30分がとても印象的、不思議な空間を作るのです。

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ペンタックスK5, ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5, ペンタックス100mm macro

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ペンタックスK5, ペンタックス100mm macro

色がおかしいのは、意図的にやっているのではなくて、先に言ったようにたまたまホワイトバランス設定の間違いです。あしからず。

リコーGXRによる冬のパターン試写(新宿御苑だより) その3 (最終回)

リコーGXRによる冬のパターン試写(新宿御苑だより)その3

さて肝心の、リコーGXRの試写はどうなんだということですが、外見は大変魅力的です。

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ペンタックスK5とZeiss 50mm

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リコーGXRとZeiss 50mm

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リコーGXRとペンタックス 43mm limited

今回はこの組み合わせは試写しませんでしたが、これはかっこいいです。今後の常用組み合わせとなるでしょう。

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リコーGXR とペンタックス100mm macro

現在は、リコーのレンズは全然買っていないで、ペンタックスのレンズをリコーGXRに装着しています。リコーはボディーが軽いので、使い慣れたペンタックスレンズをつけて、ペンタックスの一眼レフなみの画像が撮れれば有頂天になるところなのですが。いまのところ、同じレンズを使った場合ペンタックスK5の画像にリコーGXRは全然追いつきません。焦点合わせが不十分な上に手振れがはいるので、画面がぼけるのです。いろいろGXRのメカを理解していない為にトラブルが続発です。一番バカだったのは、レンズとカメラ本体との電子的やり取りが全く無しであることに試写の2/3くらいの長い間気が付かなかったことです。絞り優先プログラムを選択しているのに、なぜ絞りの設定が出来ないのか、どうやったら絞り情報が液晶画面に出てくるのだろうといじくっていました。レンズと本体の電子的やり取りがないのですから、そんなものはボディーで制御できるわけはないし、ボディーに表示が出るわけはないのです。レンズの絞りを手動で設定すると、カメラ本体が、適切なシャッタースピードを勝手に決めるにすぎないのでした。バカバカしくもシンプルです。驚いたことに新設計のデジタルカメラ専用のレンズたとえば、15mm limitedには絞りの表示がないのです。定位置は完全に絞られた状態になっています。よって、これをGXRに着けると、露出はシャッタースピードで稼がなければならないから、超スローシャッターとなり、手振れが発生するわけです。マニュアル撮影を行うことを前提としたオールドレンズでないと、GXRは対応出来なのです。変ですね、最新のレンズは使えず、オールドレンズしか使えないシステムなのです。見捨てられた古いレンズを使うために6万円をマウントアダプターに投資するというバカなことをしているのです。
手振れ補正は出来ません。一番まずいのは、オートフォーカス出来ないのに、ピントを合わせることが難しいことです。液晶が嫌いな当方は、当然、ファインダーアダプターを使います。これで液晶と同じ画面をファインダーで覗くことが出来ます。しかし、これがなかなかうまくゆきません。このファインダーは完全にライブビューなのです。絞りこむと対応してシャッタースピードが遅くなり、画面は適切な明るさになりますが、ピント合わせはいよいよやりにくくなるわけです。絞っているのだから、ピント合わせは適当でいいのではと思うでしょうが、今回はペンタックス100mm macroを使っていますから、そう簡単にピントは適当になどということが許されないのです。GXRは手かせ足かせで、苦労することが好きであるマゾ的な趣味となります。

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リコーGXRボディー+GXR APS-C マウントA12+ペンタックスレンズ(Kマウント)用アダプター


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リコーGXRボディー+GXR APS-C マウントA12からペンタックスレンズ(Kマウント)用アダプターをはずしたところ。GXR APS-C マウントA12はライカレンズ(Mマウント)用に設計されています。

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リコーGXRボディーからGXR APS-C マウントA12を外したところ。

今回のユニットで総計11万円くらいになるので、ゆうに一眼レフが買える値段です。そこまでの価値があるかは、これからにかかっています。

通常の組み合わせはボディーとリコーのレンズユニットの組み合わせとなります。このレンズユニットに受光部からシャッターから皆ついていて、クローズされたユニットで、ボディーはただ、液晶と電池と操作系を受け持っているだけなのです。なんでそんな無駄なことをするのかと素人さんは思うでしょうが、海辺で一眼レフのレンズ交換するときのいやな気分を知らないからです。潮風が吹く中、レンズを外してカメラ内部を裸にするわけで、間違いなく当方のカメラは塩で寿命を短くしているはずです。どうやったらこのリスクを回避できるか考えて、当方なりの設計図まで書いたのですが、リコーさんは、当方の考えもしなかった方法でいとも簡単にこのリスクを回避したのです(実際はユニットの防塵性にまだ問題があるそうですが)。重要な部分をボディー側でなくレンズ側にくっつけてクローズなユニットにしてしまったのです。いままでのレンズ交換の時にレンズとシャッターと受光部をまとめて、交換するのです。これは考え付かなかった。潮風がふいたって、あとでちょっと拭けばいいのです。
リコーGXRはいわゆるミラーレス一眼にあたりますが、ミラーレスとするとマウントのちがうレンズをつけられる可能性が生まれるのです。ソニーのミラーレス一眼NEXシリーズもそれが出来ます。リコーGXRの場合は他社レンズの為にライカ用マウントユニットを作ってしまったわけで、ライカレンズにあわせて、きれいに写るようにマウントユニットを調節しているわけです。レンズユニットがそれぞれ独立しているのでそれが出来るのです。ソニーNEXでは社外レンズそれぞれに対応する調節ユニットを作るのは大変であり、かつ他社レンズのためにそこまでするわけないです。リコーGXRとライカレンズの組み合わせの方が、ソニーNEXとライカレンズの組み合わせよりきれいに撮れるというということになります(ただし6万円がよけいにかかる)。リコーさんもGXRを作った時にそこまで考えていたか疑問ですが、次々に新しい仕組みを生み出すことができる可能性があります。
  GXRで初めてライブビューファインダーを使いましたが、これがメリットとデメリットがあるものの、将来的には断然すばらしい。実際に撮れるであろう絵を事前にファインダーで見ることができるのですから。これまで液晶で見ていた撮影に必要な情報がみんなファインダーの中に見えるわけですから、最高です。現在の電子技術ならやろうと思えば、なんぼでも理想的ライブビューファインダーを作ることができるはずです。但し、GXRのライブビューファインダーはまだまだダメですよ。
   ペンタックスがミラーレスかつフルサイズの一眼レフを作っているという噂がとんでいますが、ここにきて当方は確信しました。ペンタックスだったら、必ずミラーレスかつフルサイズの一眼レフを考えるだろう。技術的に満足できるところまで来たら、今年中に発売されるだろう。ミラーレス一眼は軽くできます。重たいフルサイズの概念をぶち破った、ミラーレスフルサイズをねらうにちがいありません。どこのレンズでも装着できるフルサイズです。 この方法しか、キャノン、ニコンに対抗する手段はないのですから。今年の早い時期に必ず出ます。当方はこれを待ちましょう。
 このブログを書いたあとに、超小型でレンズ交換できるミラーレス一眼、ペンタックスQは新設計の小型レンズを装着しているのですが、これまでのペンタックスレンズ(Kマウント)を装着するアダプターが発売されていることに気付きました。うーむ、こちらの方がよかったか。リコーGXRはAPS-Cだし(ペンタックスQは受光部がずっと小さい)、 ライカやニコンレンズも装着できる。といってなぐさめる。
さらに、APS-Cですがペンタックスがミラーレス一眼を発売しました。ニコンが新フルサイズD800、オリンパスも新一眼レス発売。なにやら各社、壮絶な戦いになってきました。うーむ、もうわからん。
とにかくGXRをさらに追いかけてみましょう。

プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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