湖西の旅  比叡山から琵琶湖、坂本へ

湖西の旅  比叡山から琵琶湖、坂本へ

京都の紅葉2011用に書いたのですが、もう紅葉も終わりだし、この旅の目的が琵琶湖湖西を知ることですから、タイトルも湖西の旅にしました。今回はいつもの湖西線ではなくて、並行して走っている京阪石坂線を使いました。

11月23日、京都の紅葉2011 その1、その2と前後して、まだ紅葉が始まったばかりのころに話をもどします。何でこちらを後にしたかというと、天気もあまり良くないし、紅葉も十分でなかったからです。でも、観光ガイドとしては役立つかもしれないし、とにかく自分たちの思い出ですから、ブログに記録しておきます。

京都の紅葉は遅れているというので、ここなら紅葉しているだろうと、比叡山に上ってみることにしました。もう一つの目的は、八瀬側からケーブルカーで上って、琵琶湖側にまたケーブルカーで下りる、横断コースをとって見たかったのです。その理由は後で書きます。まずは八瀬の光景、高野川の紅葉の始まりです。


kt-1.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

八瀬から比叡山頂へのケーブルカーは日本最大の高低差といっていました。本当でしょうか? 


kt-3.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

ケーブルカーから京都の街並みが良く見えます。車窓にはところどころに紅葉が見えて、楽しいケーブルカーです。琵琶湖側のケーブルカーは最も古いケーブルカーという面白さはありますが、見晴らしからいえば、京都側から上る方がベターでしょう。空中ケーブルもあるし。

kt-4.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

kt-5.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

ケーブルカーは山頂まで行かず、もう一本ゴンドラにのる必要があります。歩いてもそう大変な距離ではありません。

kt-6.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

比叡山山頂には比叡山山頂駅があって、比叡山一帯のシャトルバスの停留所があります。
10時始発ということで、一時間、寒い中をバスを待ちます。その間に、山頂からいろいろ景色を撮って見ます。朝は晴れていたのに、どんどん天気が悪くなってきました。午後には雨も降るという予想です。

kt-7.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

琵琶湖と天使の階段(シシリー島では雲からの光の筋を天使の階段といっていました)が見えます。それなりにいい景色なのですが、早朝で店はみな閉まっているし、すがすがしいを通り越して、寒々しい待ち時間です。

kt-8.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

kt-9.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-10.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-11_convert_20111209214343.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-12.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

kt-13.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

山肌の色づきは、色々なパターンを与えてくれるので、とても好きのです。なぜか、この手の写真をいくらのせても、あまりいいレスポンスがありません。皆さんが見慣れすぎているのでしょうか。私は好きです。

kt-14.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-15.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

シャトルバスでもっとも遠い横川というところで、モミジ祭りをやっているというので、行ってみました。入り口で、無料抽選会をやっていました。当方は一日で25本しかないという、葛湯券を当てたのです。当方は何かに当たるとうことはいまだかつてありませんでしたので、びっくりです。寒い中、家内とレストランで葛湯をいただき、これがとても美味しかった。はずれの人にも大根の煮たのがふるまわれ、これも美味しかった。気をよくして、おこわと栗のはいったおまんじゅう100円というのがあったので、買って食べてみるとこれまた美味しい。ここの特産品だそうで、美味しいので、帰りにまた買ってしまいました。

kt-16.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm
スポンサーサイト

湖西の旅 比叡山から琵琶湖、坂本へ その2

湖西の旅 比叡山から琵琶湖、坂本へ その2

kt-17.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 横川中堂
横川のお寺に入ります。

時期的には、今がちょうどいいか、ちょっと遅いくらいかなと思いますが、紅葉にうずまるという雰囲気でありません。天気のせいもあるのか、うまい写真をとるのに苦労します

kt-18.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 横川中堂

kt-19.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-20_convert_20111210193624.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 横川、恵心堂

kt-21_convert_20111210193712.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 恵心堂

kt-22.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-23.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 横川、比叡山行院

kt-24_convert_20111210193844.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 比叡山行院

kt-25.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

kt-26.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm 比叡山行院

kt-27_convert_20111210193932.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-28_convert_20111210194050.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

kt-29.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-30.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 横川中堂

kt-31.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm 横川中堂

kt-32.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-33_convert_20111210194230.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-34_convert_20111210194322.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm 横川、西国三十三ヶ所石仏

kt-35.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-36.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-37_convert_20111210194417.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

湖西の旅 比叡山から琵琶湖、坂本へ その3

湖西の旅 比叡山から琵琶湖、坂本へ その3

また、シャトルバスで延暦寺の本院(根本中堂、国宝) にもどります。さすが世界遺産の貫録をみせて、この一帯は、歴史の重みによる強烈な迫力があります。

kt-38.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

kt-39.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 根本中堂

kt-40.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm 根本中堂

kt-41_convert_20111211181734.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm 根本中堂

kt-42.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 根本中堂

kt-43_convert_20111211181824.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 文殊楼

kt-44.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 根本中堂

この根本中堂の内部は撮影禁止で残念です。

kt-45_convert_20111211181940.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

本院から山道をぶらぶらと琵琶湖畔、坂本へのケーブルカー駅に向かいます。なんで、琵琶湖側へおりたかったかというと、もともと延暦寺のはじまりは、琵琶湖側の若い坊さんである最澄が一念発起で比叡山にあがり、修行を始めたことが始まりです。都の支援もうけながら、比叡山のお寺は大きくなり、日本のほとんどの偉いお坊さんを生み出す道場となったわけです。琵琶湖畔には渡来人の部落が点々とあったと考えられます。各地に渡来人の朝鮮風お墓が残っているそうです。この延暦寺の創始者である最澄も渡来人の流れをくむ方です。日本の仏教を構築したえらいお坊さんのほとんどを生み出した比叡山の原点は渡来人なのです。誤解しないでください、渡来人を対立する集団としてとらえているのではありません。日本を動かした原動力に渡来人の力が大きく貢献していることを、率直に受け入れて、感謝の気持ちを持つと同時に、それを発展させ、独自の日本文化を作っていった、日本特有のDNAの実体を浮き上がらせたいのです。そうです、琵琶湖側におりたかったのは、その渡来人の原動力をうみだした、湖西の原点を見てみたかったのです。


日本で大正に出来た古いケーブルカーがこれまた古いトンネルをくぐり、坂本に向かいます。このケーブルカーの日本一は、一番長い距離走ることだそうです。 琵琶湖バレーの空中ケーブルカーは一番早いケーブルカーと言っていました。みんな何か考えて日本一をつくるようです。

kt-46.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

kt-47.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

ケーブルカーの終点から、紅葉で有名な日吉神社は直ぐです。

kt-48.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-49.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 山王鳥居

今日の午後は雨が降る予想でしたが、ちょっとぱらついた程度でおさまりました。京都周辺の天気は経験上、予報よりましな天気となることが多いと思っています。にっちもさっちもいかない天気の時は、さっさとあきらめた方がいいですが、どちらかわから天気のときは、家にこもるよりは出かけた方が、いいことあります。

kt-50.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm 山王鳥居

日吉神社は思っていたよりずっと大規模な神社でした。建物も立派です。およそ2100年前に創祀されたとあります。なぜ、こんなエネルギーが湖西にあるのだろう? 

kt-51.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

kt-52.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

湖西の旅 比叡山から琵琶湖、坂本へ その4

湖西の旅 比叡山から琵琶湖、坂本へ その4

kt-53.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 西本宮楼門

西本宮のご祭神である大己貴神(おおなむちのかみ)は、天智天皇の御代に奈良から大津への遷都が行われた際に奈良の三輪山より御神霊をお迎えし、国家鎮魂の神として祀られたとある。相当な由緒である。
織田信長の焼き討ちで消失し、その後復興したとありますが、大変立派かつ品位あるいくつもの建物が、流動感を持って配列されており、感銘をうけます。

琵琶湖に立派なお寺や神社がある理由として、当方は以下のことを想像していたのですが、どうやら違うようです。<京都の中心を占めることが出来る公家は役職が限られているから、都の繁栄期には、はみだした多くの公家や由緒ある方が琵琶湖周辺に居をかまえることになったのでしょう。由緒ある方々ですから、ないがしろにはできません。土地は広いし、自然は充分あるし、きっと物価も安いし、それらの由緒ある方々をバックに、琵琶湖の京都よりに大きなお寺や神社ができたのでしょう。> それもあるかもしれませんが、古くから、もともと由緒あるお寺や神社があったのでした。
  一週間後に、大津市歴史博物館にいったのですが、そこで知ったのは、琵琶湖の船による交易が琵琶湖周辺に相当なる繁栄をもたらしていたようです。この財力も重要な要素なのでしょう。

比叡さんから琵琶湖側へ下りたことによって初めて気づいた発見です。やっぱり、こちら側に下りてよかった。

kt-54.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 西本宮へ

kt-55.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 西本宮、本宮は国宝です。

kt-56.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 西本宮

kt-57.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

kt-58.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-59_20111212203118.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-60_20111212203117.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 宇佐宮、白山宮

kt-61_20111212203117.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-62_convert_20111212202316_20111212203117.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-63_convert_20111212202400_20111212203117.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm 白山宮

kt-64_20111212203117.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm

kt-65.jpgkt-66.jpg
ペンタックスK7 ペンタックスDA200mm 東本宮

kt-67_convert_20111212202444.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm
もう薄暗くなりましたが、頑張って、園城寺(三井寺、ミイデラ)によってみました。坂本駅から大津線ですぐの浜大津でおりて歩きます。三井寺への道に琵琶湖疏水の始まりに出会います。

kt-68_convert_20111212202525.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

敷地にいくつもの建物が点在しています。天台宗の総本山、天智、天武、持統天皇の産湯に用いられた霊泉があるという、ここも由緒あるお寺です。なんで琵琶湖周辺にこんなに大きなお寺や神社が集まっているのか、やはり不思議です。

kt-69.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

階段を上って、西国十四番札所観音堂へ。

kt-70.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

大津の街を見下ろす観音堂の裏の高台に上ります。かなり薄暗くなってしまい、天気も良くない状況で、紅葉に撮影は難しい。

kt-71_convert_20111212202611.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm

kt-72.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 唐院への道

kt-73.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 金堂(本堂、国宝)

最初に観音堂にいったので、どうやら逆回りしてしまったようで、仁王門から金堂に向かわねば、このお寺の流動感は出てこないようです。

kt-74.jpg
ペンタックスK5 ペンタックス18-135mm 仁王門

当方がお寺や神社から受けるセンス(あくまでも形のうえでのですが)は、必ずしも有名だから優れていると感じるわけではありません。その神社仏閣を作った人、維持している人の美的センスのあるなしを感じ取っているのです。当方にとって、それは統一した考えによる、全体的配置、バランス、リズム、そしてもてなしの心、自然を愛するこころ、ヒトを愛する心、即ち信仰の心と思っています。例えば、京都の紅葉 2011のその1に出てくる天龍寺と石庭の龍安寺を比べると、天龍寺はメインの庭にウェイトが大きすぎて、全体的細やかな配置が足りないように思えるのです。これは維持する方々のセンスの問題でしょう。一方、龍安寺はメインの石庭自体はセンスの塊ではありますが、小さな空間です。それゆえか、維持する方々のセンスか、寺全体の連動性にリズムがあります。東福寺はとてもよくできた、本堂を臍とする全体的リズムをもっています。最初からそのように意図して作られたと思えるのです。京都の紅葉 2011の3番目に登場する、今年の新しい発見、園光寺は紅葉を中心とした、とてもまとまった全体的センスを持っています。小さなお寺だからできるきめの細やかさと維持する方々のセンスでしょう。当方はこんな風に、神社仏閣を見ていて、やはり好みのところに多く足を運ぶことになるのです。三井寺は逆回してしまって、よくわかりませんが、日吉神社は推薦できる神社です。琵琶湖のお寺や神社との出会いはいつも驚きを与えてくれます。
この日は、三井寺を最後に東山の家に戻りました。東山駅からみると、比叡山から八瀬まわりで帰ろうが、坂本まわりで帰ろうが、時間的には同じことなのです。京都と琵琶湖は距離的にも、歴史的にも、文化的にも、とってもつながっていることがわかります。これは、東京にいてはわからなかった、京都に暮らして初めて実感することの一つです。

京都の紅葉 2011 最後の紅葉 ~御苑から紫式部の面影を追って~ その3

京都の紅葉 2011 最後の紅葉 ~御苑から紫式部の面影を追って~ その3

12月17日
  源氏物語という最近の映画を見に行きました。京都でみる源氏物語です。
京都の風景がとても当方には撮れないと思える美しさで、スクリーンに展開されました。冒頭の、石山寺のシーンは夜のお寺に咲く白い花の群れと紫式部と藤原道長のからみはとても印象的でした。ポツンポツンと出てくる素晴らしい京都の風景に、こんな写真を撮るには、時間と金がとっても必要だと思いながら、感心して見ていました。でも全体の流動感には不満なのです。アップの男女のからみが多く、平安時代の建物や部屋をよく写し取っているし、月夜の庭で舞う藤原道長も図もよく撮れているとは思うのですが、全部、幻想的な美しい画面で流れたかった。物語も、絵もプツンプツンと切れて、絵巻物か、貴船の流れのように、流れたかった。(写真は源氏物語の公式サイトからのコピーです)
 源氏物語を見るきっかけは、石山寺にいったときに、京阪石山本線の電車全体が源氏物語のディスプレイで覆われていたのを見たからです。中谷美紀の紫式部が魅力的だったのです(この次のブログに登場します)。

sk-43_20111224192637.jpg

sk-44.jpg

sk-45.jpg

sk-46_20111224192636.jpg

sk-47.jpg

sk-48.jpg

sk-49.jpg
プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

最新記事
リンク
このブログをリンクに追加する
最新コメント
訪問ありがとうございます。
過去の記事(カテゴリ別)
過去の記事(月別)
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ただいまの時刻は??
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最新トラックバック