流れる水/雪解けの上高地 その1

流れる水/雪解けの上高地 その1

gooブログ http://blog.goo.ne.jp/birdeye77 のフォトチャネルに上高地の写真をアップしました。訪ねてみてください。 

ブログの記事はぼちぼち書きます。

2011年4月30日

最近はチャンスをつくって、なるべく歩くようにしています。自然の中を歩いて、自然を胸いっぱいに吸い込むことが楽しい。もともと、海人間だったので、山はよくわからない。家内は平たいところでないと歩けないので、連休は高原を歩くことにしました。連休一週間前にあちこちの高原のホテルに電話すると、どこもまだ雪が消えないで、歩けるかわからない、今年は雪解けが遅いといいます。雪解けの水に咲く水芭蕉でも見ようかと思いましたが、連休に咲くか咲かぬかわからない。行ってみたら雪だらけではつまらない。それなら腐ってもタイと考えて、上高地に行くことにしました。雪があろうが、なかろうが、花があろうがなかろうが、晴れだろうが雨だろうが、上高地なら何かを与えてくれるでしょうと思ったのです。震災で人が少ないことを期待して。
 天気予報に合わせて、4月30日に出発して、12時過ぎに上高地アルペンホテルにつきました。昼食をとって、さて出かけようとおもったら、雨がふりだし、雷まで鳴りはじめました。天気予報は完全にはずれ。それでもレインウエアをきて、カメラを抱えて、大正池に向かいます。途中から完全な雪道となりました。天神平の遭難事件以来、靴だけはしっかりしようと,新調のトレッキングシューズでしたが、水と岩には強くとも、凍った雪には無力です。2台のカメラとその機材を抱えて、雪道を歩きながら撮影するのは、気力で頑張るしかありません。一日目は河童橋から大正池へ、二日目は河童橋から明神池へ、いずれも2時間のコースですが、家内の足と、当方の撮影とで、倍近い時間がかかっています。いずれも雨。少しやむときもありましたが、ほとんどが、カメラを濡れないようにかばいながらの撮影でした。テーマは<流れる水/雪解けの上高地>です。雨ですから普通にとっては、どうしようもない状況です。思い切って、シグマ8-16mm超広角ズームを多用しました。あとはZeiss 100mm macroで、水のアップを狙います。ヒトが少ないので超広角レンズがどんどん使えたこと、雪解けの雰囲気は、晴れよりかえって雨の方がよかったこと、思ったより面白い絵がとれました。どの写真がどこかなど、ぐたぐた説明してもしょうがないので、フォトチャネルをスライドショーでみてください。水の魅力が出ているとおもいますよ。
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流れる水/雪解けの上高地 2011 その2

流れる水/雪解けの上高地 2011 その2

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上高地アルペンホテルは河童橋から歩いて5分くらいのところにあります。一日目は大正池までの往復です。桂川の右岸を歩いて田代橋までゆき、ここから左岸を川沿いに大正池まで行こうと思いましたが、雪道があまりに滑るので、バスで2停留所の大正池バス停までいって、そこから逆に田代橋まで歩きました。バスを使わないと、夕食に間に合わないと思ったからです。この田代橋と大正池を結ぶ川沿いの道の8割は雪道です。運動靴ですいすい歩いている若者もいましたが、当方と家内は転ばないようによたよたと歩いているのです。どうして、運動靴ですいすい歩けるのか信じられません。天候は、雨、弱くなったり、強くなったりの降りで、雷は結構鳴っています。 二日目は、また雨です。明神池まで左岸上り、右岸下りで往復しました。片道3kmくらいですが、半分は雪道で、やはり気をつかいます。家内は気を使いすぎて、明神池に着いたら、一時、茫然自失状態なってしまいました。岩魚定食を食べたら、元に戻りましたが。
カメラはペンタックスK20Dにシグマ8-16mmズームの超広角レンズ、ペンタックスK7にツアイス100mm macroをつけました。雨ですから途中でレンズ交換は困難です。シグマ8-16mmは白神山地でうまく使えず、白川郷でも特に感心する写真がとれず、デカイし、重たいし、もてあましていました。吉野山の如意輪寺の大枝垂れ桜に超広角を使って、ふとこのレンズの使い方が分かった気がしたのです。大枝垂れ桜は大きいので超広角を使うのは当然なのですが、撮りたい対象以外にその周囲の意外なものが入り込むところが面白いのです。これまではこの意外性を邪魔物とおもってトリミングでカットしていましたが、この意外性を逆手にとって、半分非現実的、でも見方によればその場の雰囲気をよく伝える、曼荼羅模様のような絵を作るのです。

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom

如意輪寺の大枝垂れ桜。この右下の水仙の花です。これは意図していれたのですが、右上の桜は入り込むことに気づきませんでした。右の中央によけいな邪魔がはいっていますが、これをのぞけば、面白い曼荼羅図です。

田代池周辺の写真を見てください。

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom

Fish Eyeほど強烈ではありませんが、周囲のひずみによって、絵に動画のような動きが出てきます。

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom

これなんか、上の木の入り込み方が通常の写真とはちょっと違った雰囲気を出しています。

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom

これも上の枝と林の傾きが絵に動きを与えます。

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom

これも周辺のひずみが動きを与える例です。

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom

この写真は、奥の木の枝と手前の木の枝、奥の雪の白と手前の波の白という具合に、色々な要素が曼荼羅図を作ります。

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom 明神池

これは二日目の明神池。やはりひずみが、特に木々の傾きが動きを与えています。山と雲、池と木々、枯葉と水、色々な要素の曼荼羅図です。

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom 明神池

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom

下に入り込んだ、枝や雪が、複雑な要素を盛り込んで、単なる広角より面白い図となっていると思いますが、どうでしょうか。

流れる水/雪解けの上高地 2011 その3

流れる水/雪解けの上高地 2011 その3

一転して、ツアイス100mm macroで水の流れを引き寄せてみました。ペンタックスDA 200mmも使いたかったのですが、暗い中で、シャッタースピードを上げられない状態で200mmを手持ちで撮るのはつらい。へたすると全部手振れでボツになる危険はおかせません。今回は100mmが手持ちの限度です。こんな時は、感度を上げられるペンタックスK5がほしいところです。

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Pentax K7 / Zeiss 100mm macro

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Pentax K7 / Zeiss 100mm macro

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Pentax K20D / Pentax DA200mm

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Pentax K7 / Zeiss 100mm macro

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Pentax K7 / Zeiss 100mm macro

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Pentax K7 / Zeiss 100mm macro

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Pentax K7 / Zeiss 100mm macro

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Pentax K7 / Zeiss 100mm macro

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Pentax K7 / Zeiss 100mm macro

流れる水/雪解けの上高地 2011 その4

流れる水/雪解けの上高地 2011 その4

今回はペンタックス limitedレンズの出番がないと思われてはまずいので、少しのせます。
ツアイスレンズは晴天の青空を起点に絵を作っていると私には思えるのです。曇り空には似合いません。曇り空にはかえってペンタックスレンズの方がメリハリのきいた色を出すように思えます。

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Pentax K20D / Pentax FA43mm limited

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Pentax K20D / Pentax FA43mm limited

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Pentax K20D / Pentax FA43mm limited

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Pentax K20D / Pentax FA43mm limited

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Pentax K20D / Pentax FA43mm limited

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Pentax K20D / Pentax FA43mm limited

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Pentax K20D / Pentax FA77mm limited

ここからしばらく明神池。風が強く、かえってさざ波の変化が面白い。


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Pentax K7 / Pentax DA200mm

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Pentax K7 / Pentax DA200mm

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Pentax K7 / Pentax DA200mm

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Pentax FA43mm limited

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Pentax FA43mm limited

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Pentax FA43mm limited

風呂から、このような山の雲をみていたら、スーッと黒い山鳥が通り過ぎました。風呂ですからカメラは無いし、あってもとても撮れないスピードです。この時の情景をどうしたら表せるかと風呂の中で思いました。<山ぎわの墨絵をよぎる山鳥かな>なんて俳句を作ってみました。当方は全然俳句の趣味はありませんが、何にもなくとも句を作れば、その情景を人に伝えられるのだ、昔の人はこうやって伝えたのだなと、思ったのです。そうかカメラも俳句も同じなのだ。風呂のなかで変な発見をしました。
Pentax Limitedはやっぱり43mmが頑張っています。

流れる水/雪解けの上高地 2011 その5 (最終回)

流れる水/雪解けの上高地 2011 その5

その2がシグマ8-16mmズーム
その3がツアイス100mm macro
その4がペンタックスlimitedレンズ
そしてその5がおまけ

( 8-16mm というのはFish Eyeでない超広角、世界で初の8mmです。とても難しいレンズです。同じ日にその2とその3をアップしたので、その2を見ていない人がいるのではないですか?ちゃんと見てください。このレンズを使う人はめずらしいのです。めったにないサンプルです。と宣伝してみる。ちょっとでも気に入ったら拍手を!)

おまけの写真を少し載せましょう。

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Pentax K7 / Zeiss 100mm macro

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大正池は雪だらけ。
Pentax K7 / Zeiss 100mm macro

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Pentax K7 / Zeiss 100mm macro

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Pentax K7 / Zeiss 100mm macro

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Pentax K7 / Zeiss 100mm macro

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom
明神池

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom
田代池 全行程ウインドブレーカーでカメラを雨から守りながらの撮影でした。

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom

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Pentax K20D / Sigma 8-16mm Zoom

こんな道を雨の中歩いたのでした。
上高地アルペンホテルの夕食も朝食も、地場の食材を微妙に組み合わせた料理が一つ一つは量的に少ないですが、沢山の種類が出てきて、料理長のこだわりが感じられる、楽しい食事でした。推薦です。
明神池の入口にあるお店で、岩魚定食を食べました。日本酒についてくるフキ味噌がおいしいので、どこで売っているかきいたら、全て自家製ですということでした。お土産にフキ味噌とネギ味噌を買いました、結構おいしく、ファンになってしまいました。上高地のベストシーズンは新緑の5月末だそうです。雪さえなければ、歩きやすくて、手軽に雄大な自然を楽しめるいいところです。また、是非たずねたいと思いました。ただ、いいシーズンには、どれくらい人がうごめいているのでしょうか。超広角レンズの絵は人でいっぱいになるのでしょうか。

Pentaxさんにお願いなのですが、200mm単焦点の軽くて性能のいいレンズを作ってくれませんか? Limited レンズ、15mm, 35mm macro, 43mm, 77mm4本持ち運んでも、下の小さなバックにいれて、スイスイと持ち運べるのです。カメラ2台もてば、2本のレンズがカメラにつくわけで、小さなバックは空き空きでPentax 100mm macroを入れられるのです。これでもまだ軽い。しかし200mmは必要でしょ。これがメチャ重たい。全部単焦点で揃えようとおもうと200mmがぶち壊しにする。DA200mmは素敵なのですが、重たい。気軽には使えないのです。エイヤ!と使うのです。
ちっちゃな200 mm limited 、200mm macroを作ってくれませんかね。Limiedの人気で、もう一息200mmまで作る。だめかな、買う人いないかな? 200mm macroというのも何故か無い。いくらピント合わせが難しくても200mm macroがほしい。
つくってくれないだろうな。買う人いないだろうな。
    しょうがないから、Pentax 31mm limited がいいらしいので買おうかな。Zeissの21mmもいいらしい。単焦点ゴロゴロ状態。
200mm limited つくりなさい!!!!

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プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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