南イタリア物語-1

南イタリア物語 2010-11-23~11-30

年一回の海外旅行をすることにしています。値段が安いので、いつも冬場に出かけます。社長業をやりながらの、海外遊び旅行を実施するのは、毎回、とっても大変です。いつ死ぬかわからんのに、仕事だけしていてはバカだという考えで、頑張って実行しているのです。今回は、さらに大変なことになりました。<京都の紅葉>で書いたように、谷川岳で遭難しそうになって以来、首に腫瘤ができて、ありとあらゆる検査をしたのに原因不明、ネズミを拘束してストレスを与える実験をしているので、そのタタリではないかという説もあれば、山でライム病(ダニから移る、特殊な病原菌による) に感染したのではないかという説もあるし、悪性腫瘍という説も当然あります。悪性腫瘍を否定する意味で行ったPET検査の診断が出るのが11月22日、海外旅行の出発日が23日。PET検査の結果は悪性腫瘍を否定できませんでした。先生は特に海外旅行をやめろとはいいませんでしたので、思い切って出かけることにしました。キャンセルしたら2名で30万円の損害。旅行に出かけて、腫瘍が悪化したら、30万円と私の命を引き換えにしたことになる、私の命はそんなに安いのか。周りの人は、冥途の土産に、遊んで来いというし。
 結果的には、まだとりあえず生きているのですが、この旅行で、せっかく退縮しはじめた腫瘤が、また拡大して、加えて痛い。先生に痛いというと、痛い方が悪性腫瘍じゃない可能性が高まるから、痛い方がいいのだといって特にあわてた様子もない。結局、予定を一週間、早めてもらって、組織検査として、腫瘤からサンプルを取る手術の為に1月3日から一週間入院というスケジュールとなりました。酒をのむと痛くなるので、ここのところ1か月以上禁酒。先生は酒を飲んで悪いという理由はないとおっしゃいますが、痛いのはいやだから、徹底して飲んでません。旅行中に、一回ビールを飲んだら、たちまち痛くなって、その後、腫れてきてまったくいやな状態でした。現在の仕事は、ある先生の体内時計が狂うと、癌が発生するという<ネズミ>実験のメカニズムを解くことを手伝っているところです。海外旅行で昼夜が逆転し(つまり体内時計が狂って)、腫瘤が腫れて痛くなったということで、なんのことはない、今、解析している仕事を自ら<人間>で証明してしまったことになります。旅行から帰って、一週間もすると、ケロッと痛くなくなって、また退縮方向に向かっています。この腫瘤はなんやようわからん。切るしかないと腹をくくって、ブログを書きましょう。
この旅行は、ただ旅行して写真を撮るということ以外に2つの隠れた目的があります。
その1)
実は、一人のツアー添乗員さんの話が、私のスペインの旅、フランスの旅、中欧の旅、そして今回の南イタリアの旅、全てを結びつける原動力となっているのです。大変に影響力のある添乗員さんだったのです。彼はフランスの旅の添乗員さんで、かつて、建築家を目指していたそうです。 本来はツアーの企画をするえらい人なのですが、ピンチヒッターで、フロントに出てきたそうです。
建築様式からヨーロッパの民族や文化の流れをダイナミックに語ってくれました。

フランスの旅はノルマンディー地方を動くことが多く、ノルマン文化の話が、私の心を捉えました。モンサンミッシェルはロマネスク様式からゴシック様式へ変化するのですが、一部ノルマン様式が残っています。食堂の舟形の天井で、木製です。何もかもが石つくりの館にある木製の天井は印象に強く残ったのです。
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<モンサンミッシェル、フランス、ノルマンディー地方>

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<モンサンミッシェルのゴシック様式、フランス>

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<モンサンミッシェルルのノルマン様式、フランス>

彼の説明でもっともショックをうけたのは、この地方を荒らしていたバイキング(ノルマン人)を防御するために、フランス王が最も強いバイキングの一族にノルマンディー地方を与えて、他のバイキングの侵入を防いだこと、それがノルマンディー公として現在も継続しているのです。さらに驚いたことには、ノルマンディーの一族は突如として大移動して、地中海のシシリー島に現れここを占拠したのです。さらにイタリア本土の南部を制圧して、大きな繁栄をイタリアにもたらしました。この繁栄の時代に、シシリー島にあったギリシャ、ローマ文化そして、ビザンチン文化にさらにイスラム文化、ノルマン文化の三者が融合して、華麗なる文化が生まれたのです。フランスで大騒ぎしたルネッサンス(刷新)とは、仰々しく恰好をつけているが、いってみれば、フランスがこの文化をまねして取り入れる過程にすぎず、もっといえば単にフランスにイスラム様式が混じり込む過程に過ぎない、どこが刷新だと言っている人がいます。この南イタリアのイスラム、ノルマンが混じった文化の創生こそがルネッサンスというべきでしょう。いつも日本人はキリスト教側から見ています。これは小さい頃からの教育でそうなってしまったのですが、イスラム側からみると、見方は全く違ってくるのです。
その後、このノルマン文化の混じった華麗な文化は結局南イタリアを占拠したスペイン人によりほとんど破壊されてしまったのです。インカ文明も壊すし、まったく、スペイン人は極悪人だ!! 今回の旅の一つの目的は、わずかに残った南イタリアのノルマン文化を見つけ出すことにあります。
その2)
ガラッと変わって、今回の旅は、<ペンタックス、limitedレンズの旅>と名付けてもいいのです。ペンタックス2台(K20D, K7)に、レンズは全てlimited単焦点レンズのみ。Limitedは長焦点側が77mmまでなので、例外的にペンタックス100mm マクロを加えました。limitedレンズというのは、数値性能の極限を追いかけるのではなく、撮影して出来た絵が魅力的であるとか、軽くて使った感じそのものが魅力的であるとか、そういう目標を掲げて作ったレンズです。私が多用している15mm limitedを最近買った雑誌で、あるカメラマンが絶賛していました。私が感じていることとまさに同じことをいっていました。このレンズ一本の為に、ペンタックスを買う価値がある。撮ろうと思った場面を、その時の思ったことをそのまま表現しくれるレンズだ。まさにそう思っていました。場面を正確に写すと言っているのではありません。感じたことをそのまま表現すると言っているのです。しかも小さくて軽いレンズなのです。
ペンタックス15mm limited, 35mm limited macro, 43mm limited, 77mm limited, 100mm macroです。ズームレンズは一本も持ってゆきませんでした。ずいぶん悩みましたが、結局、全部単焦点レンズで勝負しようと思い立ったのです。ズームレンズ全盛時代に、こんな人はいないでしょう。そうとうひねくれています。しかも、せわしない、ツアー旅行で。いくらカメラ2台使っても、最適な焦点距離を選択できません。たまたま、カメラに付いているレンズにこちらの頭を合わせて、絵を作ってゆくしかないのです。
なんで、そんなことを。理由の第一は、これまで撮ってきて、面白いなと思った写真のほとんどが単焦点レンズをつかったものであるという理屈抜きの実績。第二に★印ズーム2本に2台のカメラでは、中欧旅行はそれをやったのですが、重くてやってられません。
高倍率ズーム一本、フランス旅行でやったのですが、どうしても写真の質が満足できません。軽量ズーム2本でもいいのですが、結局2台のカメラを持つなら、単焦点の方がずっと面白い。とにかく、ズームは面白くないのです。単焦点レンズは一本一本個性があります。それが面白い。ズームレンズはどの焦点でも破綻しないようにつくるので、各焦点距離で個性を生むなどということは到底ありえないのです。レンズに個性なぞいらない、性能さえあればいい、被写体で個性をつくればいいとみなさん言うわけです。でもね、一回、単焦点一本一本にドキッとされられると、そいつを置いて旅に出るなどということは考えられないのです。
   今回は5本のレンズをランダムに使っています。均等な使用を心がけるなどということはしていません。その時その時で選んで、場合によるとレンズを変える余裕が無くて、無理やり使って、撮っています。数百枚の写真からブログ用に選択するときも、レンズを均等に選ぶなどということをしていません。単純に気に入った写真をのせています。最後に集計すると、どのレンズがどれくらい選ばれたか、これは面白い試みです。

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K20D 43mm limited
アリタリア航空で12時間飛んで、ローマのレオナルドダビンチ空港につきました。グラディエーター(ローマ時代、将軍マキシマス、コロッセオ/剣闘士が沢山登場する)が面白かった。ローマは気温7℃と寒い。ここからまたアリタリアの飛行機でシシリー島のパレルモへむかいました。パレルモはさすが南イタリア、気温はローマよりかなり暖かい。

パレルモのホテルに夜中に着く。もう遅いのでバールで菓子パンしか売っていない。結構安くて、おいしいパンをかじりながら寝る。

11月24日
パレルモ、パラティーナ礼拝堂へ

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K20D 15mm limitedsi 6

K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited
現地ガイドさんがビザンチン文化、ノルマン文化、イスラム文化が融合したと説明する。私はしつこく、どこにノルマン文化が残っているのでしょうかと聞く。ガイドさんは同じことを繰り返す、融合した文化です。とうとう、ノルマンの痕跡はわからない。私はこの天井部分にバイキングの船の構造を感じて、ノルマンの痕跡と勝手に思う。ガイドさんは納得しない当方をうるさいやつと思ったにちがいありません。


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南イタリア物語ー2


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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited
ここは、シシリー島でもっとも華麗な文化遺産といえます。あとから考えてもここはすごいところです。

言い忘れましたが、パラティーナ礼拝堂はノルマン王宮の中にあります。ノルマン王宮といえども、どれがノルマン様式か相変わらずわかりません。

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K20D 15mm limited

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K7 43mm limited

次々に、興味あるパターンが展開され、私にはとても楽しいところです。しかし、やっぱり、どれがノルマンなのかと、はっきりしないで欲求不満は解消しません。このパターンもどこかノルマンの影響があるような気がしてしょうがない。

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited
ノルマン王宮とパラティーナ礼拝場を後にして、パレルモ郊外のモンレアーレにむかいます。


後で考えたのですが、ガイドさんがビサンチン文化、イスラム文化、ノルマン文化の融合であると言い張っていたのは、それが正しいのかもしれないと思い始めました。おそらくノルマン王は、対立する強大なビサンチン文化とイスラム文化の中へ入り込んで、両者を融合させることに力をそそいだのでしょう。第三者だからできたことです。異文化の融合する過程は、2つの勢力の拮抗関係から始まります。対立するものは容易に融合せずに最初はマダラになります。例えば、スペイン、コルドバのメスキータです(後で登場します)やモンサンミッシェルです。シシリアでは第三者が最も権力を持ったわけですから、最初から融合を試みることができます。無論、ノルマン人の好みに合ったように融合させてゆくのですから、ノルマン文化がひとりでに混じり込みます。よって最初から完全に融合した形で表現されることになったわけです。ガイドさん、ケチをつけてごめんなさい。

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K7 43mm limited

朝のパレルモは自動車でうまっています。かれらの運転のすさまじいこと、オートバイのあぶなっかしいこと。バスからみていてもハラハラする。

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K7 43mm

いわんこっちゃない、眼の前で、事故る。車でうずまった道を救急車が割って走る。これまたすさまじい。このぶんでは、救急車はまる一日走り続けているに違いない。

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K7 43mm limited

街並みの先に、丘が見える風景も魅力的である。左側の街路樹の実を使って修道士がロザリオをつくるそうだ。

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

どうも、イタリアの空は日本とはだいぶ違う。
どうも、イタリア人はこんな丘の中腹に住みたがる性癖があるようだ。

パレルモ郊外、モンレアーレへ到着、丘の上の、ドウオーモ(モンレアーレの礼拝堂)に向かいます

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

ドウオーモはパラティーナ礼拝堂とよく似ています。こちらの方が大きいのですが、装飾内容はパラティーナ礼拝堂の方がずっと緻密であるような気がします。パラティーナ礼拝堂はノルマン王朝を確立したルッジェーロ2世、モンレアーレ礼拝堂は2代後のグリエモ2世が作ったものです。

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<K7 43mm limitedで撮影する当方>

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K7 43mm limited

ここにも、興味あるパターンがあります。不思議なパターンです。パターンを見ると、どうしてもその由来を追及したくなってしまいます。

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

さて、ドウオーモ(モンレアーレ礼拝堂)を後にします。

南イタリア物語ー3

南イタリア物語ー3

ドウオーモ(モンレアーレ礼拝堂)を後にして、モンレアーレの街を歩きます。

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K7 43mm limited

この風景は気に入っています。石つくりの町と、斜めからの光が作り出す光景はとっても、南ヨーロッパの光景です。

ツアーで時間が無いので、気に入った風景をじっくりとるという行動はできません。どれもこれも、瞬間芸みたいなものです。

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

石畳を走る小さな車、街並みから見える丘の風景はとても南イタリアです。

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K20D 15mm limited

おみやげ屋さんも南イタリア。

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K7 43mm limited

丘の上からのパレルモの街の風景も南イタリア、シシリー島に来たという気分にさせてくれます。

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

雲間からこぼれる、光線のスジはここでは<天使の階段>と呼ぶそうです。この後も、何度も写真で登場します。ここの人達は年中<天使の階段>に囲まれて生きているのです。

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K20D 100mm macro

マクロレンズのつくる世界はやっぱり面白いな。もっと撮ればよかった。

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K7 43mm limited

さすがシシリー島です。丘からは海が見えます。

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K7 43mm limited <ヴィットリオ・エマヌエーレ大通り、ヌオーヴァ門>

再び、車でうずまる、パレルモの街中へもどります。

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K7 43mm limited

街の人をバスから撮ろうと、何度も試みるのですが、そう簡単に写真になりません。これなんかどうでしょうか。

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南イタリア物語ー4

南イタリア物語ー4

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K20D 15mm limited
<カテドラーレ>

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K20D 15mm limited
カテドラーレの広場では、なぜか、尼さんが子供たちを連れて、踊っています。

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K7 43mm limited

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K20D 15mm limited
カテドラルの、このドームを見て、もう一つ気になっていた疑問が解けました。

  これまでのヨーロッパの旅で生まれた疑問です。中欧の旅で、マジャール人の文化(ハンガリーの文化)にとてもひかれるのです。西洋的であり東洋的であり、イスラム的であり、いったいマジャール文化とはどういうものだろうか? マジャール文化にどうしてもノルマン文化の影が見えるような気がしてならないのです。これは南イタリアのビザンチン複合文化(困ったことに、なぜかこの複合文化には名前がついていない)が北に上がったのか、バイキングが北から直接マジャール人と接触したのかという疑問をもっていました。第一、ハンガリー文化にノルマン文化が混じっているということはどこにもかいてありません、私が勝手に思っているだけなのですが。
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<ハンガリー、エステルゴム大聖堂>

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<ハンガリー、エステルゴム大聖堂、ハンガリー・カトリックの総本山>

南イタリアでまじりあった、ビザンチン文化(もともとローマ、ギリシャ文化にイスラム文化が混じってできた)複合文化(さらにイスラム文化とノルマン文化が融合していった)は、イタリアから北に上って、ハンガリーまで到達していたのだ。というのが私の見解です。エステルゴム大聖堂のドームは南イタリアのドームとそっくり、さらに柱の部分をみてください。ギリシャ、ローマのパルテノン宮殿風に作られているのです。
なぜこんなにこだわるのかというと、ヨーロッパを旅すると、いつも感じるのですがヨーロッパの文化は結局、キリスト文明とイスラム文明の対立の<表歴史>、そして世界に四散したユダヤの織り成す<裏歴史>の組み合わせなのです。

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<チェコ、プラハ、聖ヴィート教会>

キリスト教は他の宗教を認めずに、どんどんヨーロッパを侵略して、征服した証に、その風土の文化様式を無視して、このゴシック建築の教会をたてます。ですから、ゴシック建築はとても威圧的です。でもよく見てください、中央のドームは中欧に存在していたパターンですし、屋根のタイルも中欧風です。支配されても、どこかに土着の文化をすべり込ませているのです。この抵抗が、文化というものが、歴史というものが、そう簡単に塗り替えられるものではない、混じりながら新しい文化が出来てゆく、これがとても印象的なのです。私がキリスト文化の中心地やイスラム文化の中心地よりもその接点の国に魅力を感じる所以です。ビzザンチン融合文化は、異文化融合の極致みたいな魅力があります。対立する両極端であるキリスト文化とイスラム文化の融合、それも虐げられてではなく、繁栄のなかでの融合です。第三者のノルマンが繁栄のなかで融合させた結果でしょう。このノルマン王はとても有能であったに違いありません。<南イタリアの奇跡>は、ほんの2、3つの寺院にしか残っていないのでしょうか? 憎きは、みんな壊したスペインだ!

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<ハンガリー、マーチャーシュ教会>

もっと、マジャール文化を強調した教会です。ハンガリーのジョルナイ焼きタイルで、マジャールを主張している、大好きな教会です。ここでは、完全にマジャール文化がキリスト・ゴシックを飲み込んでいます。

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<ハンガリー、ブタペスト、旧郵便局、レヒネル。エデン作>

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<ハンガリー、ブタペスト、旧郵便局、レヒネル・エデン作>

東の大建築家、レヒネル・エデンはジョルナイタイルを使って、マジャール文化復活を目指しました。この不思議な建築は、同時代の西の大建築家、スペインのアントニオ・ガウディ―の建築と似ていませんか?

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<スペイン、バルセロナ、カサドパトリオ、アントニオ・ガウディ―作>

こんなに離れた地域で同時代に生まれた建築なのに。なぜ、こんなに共通性をかんじるのだろうか。偶然か、彼らの間に何らかの情報の流れがあったのか? いずれも典型的ゲルマン・キリスト教・ヨーロッパの文化とはとっても異なります。 今回の南イタリアの旅に期待した、これらの疑問は、パレルモの<カテドラーレのドーム>一つで、みな解けてしまいました。スペインのガウディ―の情報はハンガリーのレヒネルまでイタリア経由で届いていたに違いない。ビザンチン融合文化の波がつくった経路に乗って。
かくて、わたしが南イタリア、シシリー島まで来た目的は、その初日の午前中に全て達成されてしまったのです。これで、スペイン、フランス、中欧、南イタリアの旅の連続性とあの添乗員さんの影響のお話は終わりです。すいぶんと寄り道してしまいました。

さて、<カテドラーレ>をバスで後にします。去り際に撮った、この3枚の写真は、気に入っています。ツアーですと、みんなで、さあここで写真をとってくださいというぐあいで、だれが撮っても同じ写真になってしまいます。面白い写真を撮るにはバスから撮るしかありません。でもこれはとても難しい。窓は反射するし、障害物は入り込むし、一瞬で捉えなければならない。でもこの写真に限っては、バスでしか撮れないアングルなのです。

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

<カテドラーレ>のドームの本体が写っています。

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<ハンガリー、ブタペスト、国会議事堂>

ハンガリーの国会議事堂と見比べてください。ビザンチン様式だから同じようなのは当然だと、ロマンのないこといわないでください。
また話がスレでしまいました。
私のノルマン文化の追っかけは忘れて、南イタリアの旅に戻りましょう。











南イタリア物語ー5

南イタリア物語ー5

パレルモ、ヴァラロの市場へゆきました。

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K20D 15mm limited

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K20D 43mm limited

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K7 43mm limited

野菜や果物がみんな生き生きしています。家内は熟した柿を見つけて、喜んで買って食べていました。凍らしてシャーペットとして食べると最高であると言っています。今の東京には熟した柿が売っていないのです。ここでは<KACHI>とかいてあるのが面白い。

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

そのうち夕食で食べることになる、カジキマグロが右手に見えます。

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K7 43mm limited

魚屋さんも楽しい。


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K20D 15mm limited

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K7 43mm limited

楽しそうな顔をしています。

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私は魚を見ると元気になる。ペンタックスK7 と43mm limited

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K20D 15mm limited

市場の中に教会が複数ありました。その一つはとてもすばらしい建築でした、あちこちに隠れた文化が残っているようです。ここは完全な撮影禁止、外から撮っても怖いおばさんが睨みつけています。

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K7 43mm limited

京都、寺町商店街、京極商店街、錦市場の<蛸薬師>を思い出します。ごったがえす市場の喧騒から、扉をはいると別世界という落差が印象的です。このようなすばらしい文化遺産の中で日常の祈りが行われているのです。


南イタリア物語ー6

南イタリア物語ー6

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K7 43mm limited

市場の入り口の家だって、よく見れば、趣のある彫刻で飾られています。

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K7 43mm limited
この家の扉だって素敵です。

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K20D 15mm limited

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K7 43mm limited

パレルモのオペラハウス(マッシモ劇場)を見てから昼食です。小さな島に、3200席もある大きな劇場があるところが面白い。ここのオペラは数年前、日本で公演しました。シチリア島の夕べの祈りとカバレリアルスティカーナです。どちらもシシリア島を舞台にしています。

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K7 43mm limited

ゴットファーザーのラストシーンがこのオペラハウスの階段でどうのこうと言っていました。

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K7 43mm limited

お昼はデザートだけ登場させます。ゴッドファーザーのラストでマフィヤのボスが食べて毒殺されるシーンがあるそうです。シシリー島独特且つ、ここではもっともポピュラーなデザート、カンノーロ。このあとの食事でもずいぶんとこのデザートがでてきました。おいしいですよ。

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K20D 15mm limited

バスに向かう道に何故か<パンの木>がありました。あちこちに、アフリカを基盤とするイスラムの匂いを感じます。

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K7 43mm limited

ふと、広場からみると、港が見えます。素敵な風景です。

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K7 43mm limited

パレルモを出て、アグリジェントに向かいます。
島を横断すると、シシリー島の自然が見えてきます。

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited
バスからの撮影は、とても大変です。私は、シシリー島の自然が一番撮りたい対象だと悟りまし。

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K7 43mm limited
虹まで現れました。
シシリーの自然は、人が作り出したパターンと、そのまま残っている自然のパターンがまじりあっているところが魅力です。これを撮りたい。
もし、もう一度ここへ来ることがあったら、どういうことを狙って撮影をするか。(もちろんツアーではなく、個人で来なければ撮影はできません。)シシリー島を一言でいうと、<人の作った美しい自然のパターンと元々ある自然のパターンの融合>そして<山の上には古い街があり、丘の上には館があり、廃墟には歴史がある>。その心はあとで、ポツンポツンと書きます。
ここでいう廃墟とは、平原のあちこちにいっぱいある崩れかけた小屋や家のことです。何かの目的で作り、何かの事情で使われなくなって、放置されて、その時から時は止まり、次第に崩れてゆく。廃墟のなかにそれまでの物語が語られている気がするのです。もちろん石作りだから、歴史が秘められるので、木造の日本建築ではすぐ消滅してしまい、こんな風景は生まれないのです。今度シシリー島に来たら廃墟をずっと撮影して回りたい。

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K7 43mm limited

世界遺産、アグリジェントの神殿跡がみえてきました。ここの廃墟は、私のいう廃墟とはスケールが違います。壮大なギリシャ神殿の跡です。アグリジェントの丘(この地域は神殿の谷というそうですが)からは地中海が美しく広がり、夕暮れの雲間から<天使の階段>が展開されます。この地域には丘のてっぺんからふもとにかけて、神殿がいくつも作られ、当時30万人が住んでいたそうです(現在は3万人)。なんでそんない多くの人が住んでいたのか。そんな人口を養う土地があったのか?私は、ここは金持ちのギリシャ人の別荘だったような気がします。金は他のところで稼いで、ここは風光明媚な保養地だったのでしょう。気候はいいし、うまいものを食べて、地中海を眺めていれば、いうことありません。ときどき神殿で神儀をおこなえばいいのです。
 


南イタリア物語ー7

南イタリア物語ー7

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K7 43mm limited

<天使の階段>が地中海を照らします。

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K7 43mm limited <ジュノーネ・ラチニア神殿>

もう夕暮れです。この神殿は、2500年前も同じ夕暮れを見ていたのでしょうか。

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 K7 43mm limited

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K7 43mm limited <エルコレ神殿>

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K20D 15mm limited<コンコルディア神殿>

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K7 43mm limited <ジョーヴェ・オリンピコ神殿、人像柱、テラモーネ>

神殿をささえる巨人の石柱7.75mが横たわっています。本物はアグリジェントの考古学博物館に行って、レプリカですが、アグリジェントの街を見下ろしていた巨人たちのその時を想像することができます。

カルタゴ(北アフリカ、フェニキア人)との抗争が続く中で、この巨人神殿も破壊され、その後ローマ帝国がここを支配するようになるのです。さらに東ローマ帝国、アラブ人と支配者が変わり、1100年ころにノルマン王国がイスラム勢力を追い出して、繁栄の基盤をつくるのです。しかし、100年もたたないうちに、ノルマン王家はグチャグチャになり、1400年ごろから、憎きスペインの支配がはじまるのです。そして、1860年にやっとイタリア王国に統合されたのです。
 めまぐるしく、支配者が変わっても、ここからの自然の景色は淡々と<天使の階段>という神殿を作り続けているのです。

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

アーモンドの木に囲まれたなだらかなスロープに沿って、いくつもの神殿跡があります。2月にはアーモンドの花が咲いて(今も間違ってちょっと咲いていますが)、アーモンド祭りがおこなわれるそうです。そんな時に訪れたら楽しいでしょうね。

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K20D 15mm limited

夕方、ライトアップにも連れて行ってくれました。入り口から中に入らないで、ちらっと見るライトアップです。サービス満点のツアーですが、写真にはなりません。

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K7 43mm limited

ライトアップはこういう写真を撮りたいのです。廃墟は丘の上で輝いていなければなりません。そうでなければシシリー島に来た意味がありません。ただ神殿跡ならローマでいいじゃないですか。しかし、その、たった一枚の写真が撮れない。一瞬でもバスが止まってくれればいいのに。どうしてもわかってくれない。観光とは、単に観光対象ポイント(点)と点を渡り歩くことではないのです。点ではなく、それがなぜそこにあり、どういう意味があるかを感じることなのです。つまり、2次元、3次元、4次元で感じることなのです。ツアーといえどもわかってほしい。

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K7 43mm limited

カジキマグロのはずが、違う魚が出てきて、添乗員が文句をいう。変わってだされた魚がこれ。また添乗員はこれも違うと文句をいう。後日、カジキマグロのグリルを出しますということでおさまった。冗談と思ったら、本当に、後日、違うレストランでカジキマグロのグリルがでてきました。連絡が行っていたみたいです。おかげで、魚ばかり、ずいぶんと食べることになりました。

南イタリア物語ー8

南イタリアー8

11月25日
アグリジェントを出発して、世界遺産、カルタジローネ(壺の丘)へ向かいます。

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K7 100mm macro

途中で、一生懸命、バスから廃墟を撮る。ぞろぞろ廃墟がある。窓が反射してまともな写真にはならないけれど、廃墟はやっぱり魅力的。

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K7 43mm limited

ここにも廃墟があります。作られ、何らかの理由で、使われなくなった建物です。いくつも、いくつもあります。
<山の上には街があり、丘の上には館があり、廃墟には歴史がある>

陶器の街、世界遺産カルタジローネに着きます。もともとイスラムが作った街で、イスラム色が色濃く残ります。

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K7 100mm macro

カルタジローネの市民庭園よりみる街なみ

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K20D 35mm limited

街中には、陶器の街らしいディスプレイが点在しています。

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K7 100mm macro

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K7 100mm macro

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K20D 35mm limited

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K20D 35mm limited

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K7 100mm macro

<142段のスカーラ(大階段)>

各段毎に違ったタイルが貼ってあります。

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K7 100mm macro

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K7 100mm macro

142段を上るのは結構大変でした。下りる時は、天神平の下山の恐怖がよみがえって、めまいがします。

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K20D 35mm limited

トップからの街並みもなかなかのものです。

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K20D 35mm limited

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K7 100mm macro

スカーラの途中とか周辺には陶器の店がいっぱいあります。




南イタリア物語ー9

南イタリア物語ー9

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K7 100mm macro

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K7 100mm macro

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K7 100mm macro

マクロの良さがでています。

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K7 100mm macro

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K7 100mm macro

<シシリア島の3つの岬を3本の人の足で表したトリナクリナがシシリー島のシンボルです>
あちこち見て回って、イスラムらしい伝統的模様の花瓶を一つ買いました。陶芸教室の先生の一人、イラン人のサブーリ先生にみせたら、日本の陶器の方がすっといいと一言でおしまいになってしまいました。

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K20D 35mm limited

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K7 100mm macro

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名残惜しいけれど、カルタジローネを後に、タオルミーナへ向かいます。

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K20D 35mm limited

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K20D 35mm limited

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K20D 35mm limited

道々の自然の風景です。
南イタリアの自然は人の手が加わった自然と、元々の自然のおりなすリズムが混じりあうところが、とてもいい。 バスからでなく、じっくり撮りたい。これが、南イタリアの心髄だ。

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K7 100mm macro

<山の上には街があり、丘の上には館があり、廃墟には歴史がある>

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K7 100mm macro

再び、シシリー島の三つの岬の一つの根本を横断する。 結構高い山がある。

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K7 100mm macro

再び、海に出る。

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K7 100mm macro

海を右手に見ながら走る。

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K7 100mm macro

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これまで、忙しくて、行程地図を書く、暇がありませんでした。まずはシシリー島での行程を書いておきます。三つの岬です。トリナクリナです。

南イタリア物語ー10

南イタリア物語ー10

そして、タオルミーナに到着。古代ギリシャ野外劇場跡で有名な、憧れのリゾート地です。

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K20D 35mm limited macro

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K20D 15mm limited

古代ギリシャの野外劇場です。


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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

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K7 43mm limited

野外劇場ごしにイオニア海が光っています。

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

この野外劇場からの眺めはすばらしい。イオニア海のかなたに対岸のイタリア本土がみえます。

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

野外劇場から見るタオルミーナの街。

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K7 43mm limited

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K20D 15mm limited

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K7 43mm limited

エトナ山のすそ野に<天使の階段>が続く。

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K7 43mm limited

イタリア鉄道のタオルミーナ駅が見えます。鉄道で行くシシリー島も魅力的ですね。

南イタリア物語ー11

南イタリア物語ー11

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K20D 100mm macro

タオルミーナの街にある市民公園に案内された頃はもう夕暮れ。シシリー島の今は、あちこちにブーゲンビリアが咲いています。

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K20D 100mm macro

エトナ山のすそ野の重なりがきれい。

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K20D 100mm macro

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K20D 35mm limited

夕暮れの海を、思いきり撮る。

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K7 43mm limited

タオルミーナの街、ウンヴェルト通り、大聖堂前広場

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K20D 35mm limited macro

どうでしょう、この写真は、対象としてはなにも特徴がないのに、選んでしまいました。後で考えてみると、K20D 35mm limited macroの魅力がひきつけたのでしょう。このひとつ前の写真の43mmと比較すると、両者の個性が出ているとおもいます。43mmは石像の馬を優しく撮っています。
でもね、どうしてもK7よりK20Dの方がいい絵を作るという印象が相変わらず、続いています。ペンタックスはK20D からK7に、さらに今はK5に進化していますが、どんどん数字上の性能は良くなっても、絵の風味が消えてゆくようで心配です。いずれK5を買うつもりですが、どうなってゆくのでしょうか? この南イタリア物語の最後に、K20DとK7の比較とlimited レンズ比較を、全体を振り返ってやってみましょう。

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

私の写真撮影はパターンを収集することが目的ですから、こういうパターン収集があちこちに入ります。旅行記の場合は、どうしても説明写真が中心にならざろうえません。それでも、ちょっとでも風景をパターン化して撮っているつもりです。

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K7 43mm limited

コルヴァヤ館、二蓮窓、ファサードに注目。


ウンヴェルト通りのお店で、みなさんショッピング。我々はお土産のお菓子を一つ買って、真っ暗になって、写真の撮りようも無く、バールで一休み。

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

ホテルは海に面したリゾートっぽい素敵なホテルでした。

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K7 43mm limited

とうとう、根性で現れた、3度目の正直、カジキマグロのグリル。

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K7  77mm limited

ホテルには海に面した広いテラスがついている。といって、冬の夜では、テラスで酒盛りともいかない。

南イタリア物語ー13

南イタリア物語ー13


K20D 77mmx1.4 reaconverter limited

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K20D 77mmx1.4 reaconverter limited

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K7 43mm limited

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K20D 77mm limited

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K20D 77mm limited

イタリア本土の南も、人の作った自然と元々の自然が混じりあった美しい自然が続く。シシリー島とちがって、放り出されている土地はほとんどなく、廃墟もない。


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K7 43mm limited
お昼は途中で、オレキエッテ(耳たぶ形のパスタ)を食べる。南イタリアの特徴的パスタです。

一端海に出て、海沿いに走るが、再び、内陸に向かう。

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K20D 100mm macro

巨大な虹が現れる。しかし、走るバスからそう簡単には撮れない。

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K20D 100mm macro

やっと、休憩タイムで止まってオレンジ畑が撮影できる。Macroで頑張ってみる。

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K7 100mm macro

オレンジ畑に囲まれた白い街はなんという名前だろうか?

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K7 100mm macro

本土の南でも、<山の上には街があり>の部分は健在だ。雲間からの光に輝く、白壁の街はとても印象的、魅力的だ

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K7 100mm macro

この日は結構な道のりを走る。カラーブリア州、バジリカータ州を通って、プーリア州へ。天気は決してよくないが、時折見せる、雲間からの光線は、撮影には絶好である。光のあるうちにアルベロベッロの町を撮影したい。しかし、願いもむなしく、アルベロベッロの街に着いたときは、すでに日没。横からの光線に浮かぶとんがり屋根の写真は夢と消えた。このツアーはいつも暗くなってから、目的地に着く。冬場は雨期だそうで、まだ雨にふられないだけ幸運であることは間違いないが、とにかく撮影にはつらいツアーである。

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K7 43mm limited

アルベロベッロに到着した時は、すでに日は落ちて、こうなったら夜景の撮影だ。
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K20D 15mm limited

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K20D 100mm macro

この町はトウルッリの町。特殊な工法(漆喰を使わない)で作るとんがり帽子の石の屋根と白い壁の家が並ぶ世界遺産の町である。この地方の人々が、税金逃れのために、このような形にして、住む家ではないと主張し、みごと課税を逃れたという話を聞きました。

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K20D 100mm macro

南イタリア物語ー14

南イタリア物語ー14

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K20D 77mm limited

ここは日本人の経営するお土産屋さんで、屋上に行くことができます。みなさん、大量にお土産を買いこんでいました。家内はここではないのですが、トウルッリの模型をかいました。本物のトウルッリと同じ石で屋根を作ってあるやつを買って、これはよい記念だといってよろこんでいました。

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K7 43mm limited

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K20D 77mm limited

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

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私の出てくる写真はほとんどオリンパスの小さなデジカメで家内がとっていますが、こちらの方が、時折ましな写真がとれるので、いやになります。

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

土地の人物をいれた写真をもっと撮りたかったけれど、あまり撮れなかった。これなんかいい写真とおもいますが、どうでしょうか?

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K7 43mm limited

面白げな人形がかざってある。

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K7 43mm limited

サンタン・トニオ教会
結構すてきなパターンです。この教会は新しく、1926年築です。

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K7 43mm limited

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K20D 15mm limited

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K7 43mm limited

ホテルへの道端にオリーブの木陰に車を止める駐車場がありました。なんとなく、素敵だと思ったのです。帰る時、撮ろうとおもっていたら、帰る時には車一台しかのこっていませんでした。でもイタリアの車はかわいくて、オリーブの木に似合うのです。





南イタリア物語ー15

南イタリア物語ー15

11月27日 早起きして、アルベロベッロのホテルから再び、トウルッリの町へ歩いて向かいます。もしかして、朝日に輝くトウルッリが撮れるかと期待して。しかし、まだ日は上らず、天気も曇り。またもや期待は裏切られました。

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K20D 77mm limited

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K20D 77mm limited

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K7 43mm limited

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K20D 77mm limited

43mm limited と77mm limitedはポートレート用レンズとしてはトップクラスと定評あるレンズです。いつも35mm macroで人物を撮っていましたが、このレンズは人物に対しては刻銘に写しすぎます。人物にはやはり43mm limited と77mm limitedが向いているようです。この写真は屋根にピントが合ってしまいましたが。

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K7 43mm limited

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K20D 77mm limited

家内はこの町にくるのが夢だったそうです。私はこの町が横からの光に輝く写真を撮るのが夢なのですが。まついいか、そういう写真は山とネットや本に出ているから。同じような写真を撮ってもしょうがない。

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アルベロベッロを後にして、世界遺産マテラへ向かいます。


マテラにはサッシと呼ばれる洞穴住居群が岩山にびっしりと並ぶ世界遺産の古代都市です
もともとは1万年前からあるとのこと。現在は、古代都市といっても、遺跡ではありませ
ん。人が住んでいます。一時、あまりに不衛生であるので、居住を禁止されていました。
世界遺産に登録されて、今度は一転して、政府が住む人を募集したところ、結構、人が集
まってきて住むようになりました。遺産の保存には人を住まわせるのが一番だという考え
だそうです。

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K7 35mm limited macro

このような、もともとパターン的な街はマクロで攻めます。やはり、撮影に曇りはつらい。横からの光線があったら、ここはどのような風景になるのでしょうか。とにかく不思議な街です。どこから建物で、どこから洞穴なのか、どの家に人が住んでいるのか、いないのか?

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K20D 100mm macro

この写真は穴居住宅らしい風景ですね。

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K20D 100mm macro

こちらは1万年前の穴居住宅かな?

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K20D 100mm macro

南イタリア物語ー16

南イタリア物語ー16

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K20D 100mm macro

どれが面白い写真だろうかと色々載せているうちに、同じような写真が集まってしまいました。

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K20D 100mm macro

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K20D 100mm macro

まったく、どこまでも乾いた街だよ。こういうパターン的な風景はマクロ向きで、結果的にもマクロレンズで撮ったものが選択されます。

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K20D 43mm limited

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K20D 100mm macro

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K7 35mm limited x1.4 reaconverter

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K20D 100mm macro

35mm にreaconverterをつけで50mmとした場合と100mmとマクロ同士を比べてみました。やはり100mm macroで素直に撮った方が、きちんどマクロ的細密さが出ているようです。カメラボディーの違いかもしれませんが。

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K7 15mm limited

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K20D 43mm limited

洞穴住居の内部を見ることが出来ました。 この住居は人と家畜が一緒に暮らしていたそうです。家畜を室内に置くのは、室内の温度を上げるのに必要だったそうです。それであまりに不衛生だったので、洞穴住居が使用禁止にされたわけです。トウルッリといい、サッシといい、貧しいことが、現在の世界遺産を作り出しているということは、なんともはや。

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

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K7 35mm limited x1.4 reaconverter

この特異な街の特異な風景は、映画の撮影によくつかわれるそうです。どういうシーンで使われたかは知りませんが、貧困が映画の場面を生むとは皮肉なものです。

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オリンパス・コンパクトデジカメ

結構、芸術家には人気のあるところらしいですよ。となりの家から、ひょっこり出てきた、この人はちょんまげ風のヘアースタイルで女性の注目を集めていました。

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K20D 43mm limited

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K20D 43mm limited

この室内を見せてくる家の入口に、この辺に移り住んだ芸術家の焼き物らしいディスプレイがある。詳細不明。極めてユニークで、私はこういう天真爛漫なのが好きである。こんな殺風景な所に好んで住むとは相当ユニークな方が集まっているのだろう。

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K20D 43mm limited

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K20D 43mm limited
マテラの街。洞穴住宅の地区以外は、ちゃんとした建物もあります。

マテラからポンペイに向かいます。

南イタリア物語ー17

南イタリア物語ー17

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K20D 43mm limited

結構山間に入ってゆく。

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K20D 43mm limited

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K20D 43mm limited

丘の上のレストランで昼食。ムール貝はとてもおいしい。ヨーロッパで食べるものの中で、一番好きかもしれない。

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K20D 43mm limited

ボンゴレ・ビアンコ。こういうのが一番おいしい。

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K20D 43mm limied

丘の上のレストランからの眺め。結構高度があるらしく、寒い。

昼食を終えて、再びポンペイに向かう。

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K7 100mm macro

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K20D 43mm limited

どこにいっても、山の上に町がある。

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K7 77mm limited

相当高い山々がみえてきました。77mm limitedは、フィルムカメラでは常用レンズでしたが、デジタルになると、1.5倍の焦点距離ですから、115.5mmとなります。この焦点距離は結構使いにくい。43mm が64.5mmですから、43mmが圧倒的に使いやすい。よって77mmの登場がどうしても少なくなります。しかし、ファインダーでみるより、印刷してみると77mmは魅力的絵を作ることが多いのです。

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K7 77mm limited

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K7 77mm limited

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K7 77mm limited

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K7 77mm limited

やっとこ、ポンペイの街が近付いてきました。ポンペイを消滅させた、ヴェスーヴィオ火山が見えてきました。またもや夕方になってしまいました。ほんとうに撮影泣かせなツアーです。

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K7 77mm limited

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K20D 43mm limited

この2枚の写真も、レンズの違いというよりはカメラボディーの違いによる、色調の差ということだろうか? どうしてもK20Dのほうが、どのレンズをつけても、納得いく色調を表現してくれる。

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K20D 43mm limited

南イタリアの松は日本と違って、木の上の方だけ枝をのばして葉っぱをつける。きのこみたいな形であることが、おもしろい。

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K7 15mm limited

ポンペイの円形野外劇場。

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K7 15mm limited

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K7 15mm limited

約2000年まえに、ヴェスーヴィオ火山の爆発で一瞬のうちに灰にうずまってしまった街である。ポンペイの住民には不幸としかいいようがないが、おかげで、2000年前の生活が、そこでストップした状態で、我々は今見ることができるわけである。



南イタリア物語ー18

南イタリア物語ー18

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K7 15mm limited

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K7 15mm limited

水飲み場があちこちにある。

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K20D 43mm limited

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K20D 43mm limited

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K20D 43mm limited

手を置いたり、顔を近づけたりすることによる、石の削れ跡が、そのままリアルに残っている。

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K7 15mm limited

このあたりは、ポンペイの娼婦の館で、こういうところはガイドが喜んで説明する。まあ、ただの住居あとをずらずら見るより印象的なことは間違いない。

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K20D 43mm limited

娼婦の館をしめす道しるべ。ガイドさんの説明に熱がはいる。

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K20D 43mm limited

こんな絵がいっぱいのこっている。こういうことを専門に研究している学者が結構いるらしい。

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K20D 43mm limited

ここまで来ると、さすがにびっくりである。銀座の真ん中に、こういう印と、場所があるようなもので、アッケラカンとしたもんだ。

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K7 15mm limited

色のつぃた絵も残っているが、ほとんどガイドさんの説明をきいていなので、なんの絵かわからない。

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K7 15mm limited
これは確か、猛犬注意というやつだろう。

南イタリア物語ー19

南イタリア物語-19
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K7 15mm limited

ヴェスーヴィオ火山を入れ込んで撮って初めて、ポンペイといえる。

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K20D 43mm limited

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K20D 43mm limited

なんでこの写真を載せるのかと、家内に聞かれました。この写真は、トリミングで数倍に拡大しているにもかかわらず、きれいに肌や髪の毛が表現され、バックのボケが適当で、43mm limitedの底力を感じたので、載せたわけです。私は、ポートレートが得意でないので、今回 ポートレート用に43mm limitedと77mm limitedを用意したのです。43mmなぞ、出発の一週間前に買いました、それが一番使われているとは。今回はポートレートの腕を上げるためにとっても努力しているのです。

トリミングで拡大しているので、同じ焦点距離のレンズでも、ヴェスーヴィオ火山が大きく見えます。

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K7 15mm limited

15mmだから遠くに山が見えるけど、それにしてもこの距離で、ポンペイが埋まってしまう爆発とはすごいものだ。

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K7 15mm limited

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K7 15mm limited
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K20D 43mm limited

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K7 15mm limited

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K7 15mm limited

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K7 15mm limited

石膏を流し込んで、灰にうずまった人の形をとることを考え付いたおかげで、このようなリアルな形を見ることができます。この方は、こんなに見られて、うんざりしているであろうか、せめてもの後世への貢献と思っているだろうか?

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K7 15mm limited

これはパン屋さんで、いまとほとんど同じピザを作っていたそうです。

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K7 15mm limited

これは共同浴場。きれいに残っています。

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K20D 43mm limited

さて、もうほとんど真っ暗になりました。いろいろ暗くて見ることができないところがあって、ツアーの方はぶつぶついっていました。もう一度くるんだと頑張っている方もいらっしゃいました。みなさんイタリアは何度目かのベテランの方ばかりで、あちこち旅行したあげくのはて、南イタリアに来ているわけです。ポンペイだけは、他に比肩するところが無い極めてユニークなところですから、ここが最大の目的だという方がほとんどでした。私にとっては、写真の対象として、特に魅力的なところではありません。まあ、いわゆる観光としてみるしかないところです。

ポンペイを後にナポリに向かいます。ポンペイからナポリはすぐです。


南イタリア物語ー20

南イタリア物語ー20

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K20D 43mm limited

ナポリにつきました。もう7時、ポジリポの岡からナポリの夜景をみてから、レストランにゆきます。
なんだかよくわからん夜景で、ツアーの人が函館の勝ちと叫んでいました。

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K20D 43mm limited

海の上のお城、卵城はとっても、とっても素敵です。

ナポリの車窓観光といっても、夜ですから、どうしようもない。しかし、卵城をみると、ナポリがいかに魅力的な街であるかは、すぐわかります。ナポリは治安が悪くて、ここで、ちょい降りでなくて、ちゃんとバスを降りて観光するツアーは現在まったくありません。これはとっても、とっても残念なことです。

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K20D 43mm limited
夜は、タコのトマト煮込。見た目は魅力的ですが、味付けの評判はよくありませんでした。
しょっぱすぎるというのです。 私はこんなものだとおもいますが。




26日
ナポリ港からカプリ島に向かいます。港の中は波がないですが、いったん港をでると、結構な揺れです。カプリ島名物、青の洞窟に入れるなどということはありえないと、すでにあきらめました。冬場で青の洞窟に入れることは宝くじより難しい。夏場でもⅠ/3は入れなかったそうです。青の洞窟にこだわるのは日本人だけだそうです。私は特に青の洞窟にはいれなくても、海は沖縄で潜れば、すばらしい風景はいくらでも見られるので、そうがっかりすることでもない。まあ、話のたねに、入れることにこしたことはないですけれど。

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K7 15mm limited

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K7 15mm limited

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K20D 43mm limited

ヴェスーヴィオ火山がこんなにナポリに近いとは。ナポリがよく噴火で埋まらなかったものだ。
このときはまだ光があったけれど、どんどん天候が悪くなって、もちろん青の洞窟はみられないし、なんだか拍子抜けのカプリ島でした。でも、一瞬でも、こういう朝焼けの海の写真が撮れれば余は満足じゃ。

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K20D 43mm limited

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K20D 43mm limited

カプリ島に着きました。けっこうな揺れで、酔って、げっそりという方も少なくなかったようです。

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20D 43mm limited

リゾートっぽい雰囲気につつまれていますが、いかんせん天気が悪い。スカッとした、イタリアの海を見ることができません。

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K20D 77mm limited

カプリ島の港から、丘を上がって、ヴィツラ・サン・ミケーレへ向かいます。ここはスエーデン人のお医者さんが、ローマ時代の別荘を改築したものだそうです。この辺の普通の別荘は8000万円くらいするそうで、結構高い。この丘を上るミニバスがものすごい崖っぷちの細い道を突っ走ります。 別荘暮らしも、そう楽ではないかもしれない。

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K20D 15mm limited


ヴィツラ・サン・ミケーレに入ります。


そうそう、本日、当方の手術の抜糸と検査の顛末を聞きに病院にゆきました。悪性腫瘍もなし、悪性病原菌もなしということで、今後治療する必要はありませんということでした。ではなんだったのだろうか?およそ5か所の医療機関と7人のお医者さんがかかわったのに、手術するまでだれも診断できず、手術しても原因は不明なのです。 首に、手術の傷跡だけがしっかりとのこって、この3か月の苦闘のあとを示しています。さっそくビールをのんで、禁酒はもうおしまいや。 ブログの書き口も、なんだか元気になったようで。ほんとこれまで、勢いのない書き口ですみませんでした。ご心配くださった方には、ご報告かたがた、お礼を申し上げます。




南イタリア物語ー21

南イタリア物語ー21

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K20D 15mm limited

今日は、雨が降りそうで、イタリアのリゾート気分を味わうには残念な状態です。頭を切り変えて、南イタリアのこの別荘のオーナーのセンスをいただきましょう。オーナーはアンティーク家具の収集家だったそうです。いろいろな陶器の破片や彫刻がうまく使われています。もし自分で、洋風の別荘を建てるなら、こういう写真が役に立つのですよ。個人の別荘ですから、豪華絢爛とはいきません。かえって、我々が真似することが可能な範囲にあるわけです。ここはローマ時代の別荘に本物の出土品や骨董品を組み合わせているわけで、実際は、我々がおいそれと真似できるわけではありませんが。

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited
こういうアーチのとり方は使えますよ。

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K20D 15mm limited

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K20D 15mm limited

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K7 43mm limited

カプリ島の別荘風景ですが、イタリア人はどうしても高い所に家を建てたがる。この別荘も一番高い所にあるようです。石文化だから、海に強いのかな。日本の木造だったら、風のあたらない、陰に、陰に建てようとするのですが。 現在は、熱海の崖っ淵にいっぱい別荘が建っていて、住みたいなとおもいますが、地震がこわくて、やめました。もちろんお金も問題ですが。


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K20D 15mm limited

やっぱり、こんなところに住んだなら、快適でしょうね。しかし、港からこの別荘にくるには、ものすごい崖っ淵の道を車で走らなければならないし、ずっと住むには面倒この上ない所と思うのですが。貧乏根性かな。

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K20D 15mm limited

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K7 43mm limited

南イタリア物語ー22

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited
結局、この別荘のオーナーも、住むのが面倒で、維持費がかかるから、開放して、美術館にしてしまったのであろうと、ロマンのないことを考えながら山を下ります。


再び、おっかないシャトルバスに乗り、港まで戻る。皆さんお土産屋に殺到する。

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K20D 15mm limited

私は、ここの特産、レモンのリキュール、リモンチツエロとペアになったぐい飲みを買う。さらに、ディスカウントのカプリ風陶器を買う。


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K20D 77mm limited

近所のお店の、目を引くディスプレイ。

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K7 43mm limited

目を引くディスプレイその2

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K20D 77mm limited

やっと、すこしイタリアの人を撮って見ようという気になりました。海外に来たら人を撮るのが一番ということは分かっているのですが、それをやりはじめると、いつもキョロキョロしている目つきの悪いオジサンになってしまうので、今回は自粛していました。それに、この場合は、スナップ勝負ですから、300mm程度の長焦点が入った、高倍率ズームがどうしても必要になってくるのです。

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K20D 77mm limited

撮られなれている、Barのおじさん。御自慢のセーターなのでしょう。

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K7 43mm limited



南イタリア物語ー23

南イタリア物語ー23

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K20D 77mm limited

77mm limitedのバック表現がいいので載せる。

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K7 43mm limited

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K20D 77mm limited

この2つの写真は、いずれもポートレート用、43mm と77mmを使っていますから、レンズの個性はほぼ同じ、その色調の違いはカメラ本体に起因すると考えられます。K20Dの方が上品で、K7はCGぽくなるのです。とういう設定にしたらK7がまともになるのだろうか?


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K7 43mm limited

Barで新聞を読んているお二人がデコボココンビみたいで面白かったので載せた。

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K20D 77mm limited

怖い顔していうので、びびって、アングルがずれてしまいました。

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K20D 77mm limited

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K7 43mm limited

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K20D 77mm limited

ウンヴェルト広場

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K7 43mm limited

見晴らしのいいレストランで昼食。

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K7 43mm limited

シーフッドサラダとスパゲッティ―、ベスカトーレロッソ

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K7 43mm limited


ソレントへ向かう船を待ちながら、面白いものはないかとあちこち撮影する。

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K20D 77mm limited

青の洞窟がみられなかったので、看板の写真でことを済ましましょう。

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K20D 77mm limited

この写真は、イタリア松の風景が日本松の風景とどう違うかという説明のつもりで撮ったのです。稜線にぽつぽつと見える松をみてください。こちらの松はキノコ型になるのです。

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K20D 77mm limited

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K20D 77mm limited

さて、カプリ島ともお別れです。せわしないこっちゃ。もっといろいろ面白い所がありそうな島だし、のんびり散策する島でしょう。この詰めこみツアーにもいささか堪忍袋の緒が切れてきた。

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

ソレントの港に着く。崖っぷちの街である。なんとギリシャ時代から崖っぷちに家が建っていたそうだ。なるほど、イタリア人が高いところに家を建てたがるのはギリシャ時代からの伝統だったのだ。

ソレントからアマルフィへの道はすさまじい。崖っ淵の狭い道をくねくね走る。大型バスが通るまで、小型車は待っていなければ、すれ違えない。またもや夕暮れが近付いてくる。

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K7 43mm limited




南イタリア物語ー24

南イタリアー24

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K7 43mm limited

ソレントからアマルフィに向かう途中の、山にへばりついた街

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

アマルフィが近付いてきました。

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K7 43mm limited

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K7 15mm limited

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K7 43mm limited

途中の休憩場所で、果物やお土産をうる屋台のおじさん、おばさん。

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K7 15mm limited

ニンニク、トウガラシ、オレンジという組み合わせは単なるディスプレイか?

さて、やっとアマルフィに着く。なにやら、このホテルがなんとかというドラマ(アマルフィ女神の報酬)のロケに使ったとか添乗員さんが説明していたが、なにも覚えていない。

アマルフィはジェノバ、ヴェネチア、ピサなどと並んで、古代ローマ時代から繁栄した交易独立都市だった。 ここはノルマンに占拠された、例のシシリー島のイスラム・ビザンチン・ノルマン融合文化の痕跡があるかもしれない。

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K7 43mm limited

10世紀の建物ドウオーモにはびっくり。イスラム建築とゴシック建築のミックスで有名なスペイン、コルドバの世界遺産、メスキータとそっくり。ここも18世紀にキリスト教バロック様式がミックスされた。

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スペイン、コルドバ、メスキータ(聖マリア大聖堂)
(当方の写真が行方不明につき、ウイキペディアから借用写真です。) 
スケールはメスキータの方がはるかに大きい。しかしここもイスラム支配でできたモスクをスペインが取り返して(レコンキスタという)キリスト教の教会に改修したときに、もとのモスクをのこして、融合建築とした。まったく同じ成り立ちなのです。

南イタリア物語ー25

南イタリア物語ー25

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K7 15mm limited

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K7 15mm limited

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K20D 77mm limited

ドウオーモから外を見ると、よくもこんなところにつくったなという館が見える。よく見るとこれも廃墟くさい。これは究極の廃墟だ。おもしろそう。

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K7 15mm limited

この後ろに見える山の頂上にある館です。きっといわれがあるのでしょうが、添乗員さんの説明はありませんでした。

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K20D 77mm limited

ドウオーモの支柱にあるパターンを収集。シシリー島のノルマン王宮で見たパターンだ。

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K7 15mm limited

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K7 43mm limited

とうとう雨が降ってきました。よくここまで、天気がもったものだ。

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K7 15mm limited

雨のアマルフィを少し散策します。

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K7 15mm limited

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K7 15mm limited

路地のわきにはアーケードといおうかトンネルがあるので、そうは濡れません。ヨーロッパはこういうトンネル風アーケードが好きですね. とっても魅力的です.

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K7 15mm limited

トンネルを抜けると小さな水飲み場といおうか、泉があって、驚いたことに、この水底にキリスト誕生の場面の人形がディスプレイされていました.

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K7 43mm limited

南イタリア物語ー26

南イタリア物語ー26

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K7 43mm limited

雨がやまないので、Barで一休み。

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K7 43mm limited

ここは有名なBarのようです。ツアーの人が、ここのレモンケーキを食べなさいと教えてくれました。2人で1つで十分のボリュームながら、うわさにたがわず美味しい。

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K7 43mm limited

ドウオーモの真ん前のBarです。

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K7 43mm limited

ドウオーモのライトアップが始まり、素敵です。

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

アマルフィの海岸です。

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

帰り際に、面白いお店のディスプレイを撮って、アマルフィとお別れ。


再び、崖っぷちの道を一路、ナポリへ戻ります。もう真っ暗。

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K7 43mm limited

ナポリに戻って、本場のピツツエリアで名物のピツツア・マルガリータを食べます。これがツアー最後の夜。

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K7 43mm limited

みなさん、その一人分の大きさに驚いていましたが、私は特に驚くほどのこともなく、完食。みなさん盛り上がっているのに、私は諸事情あって禁酒なので、もくもくと食べる以外にどうしようもない。特に日本のピザと味が違うようにも思えない。日本のピザがイタリアに完全に近づいてしまったのだろう。

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

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K7 43mm limited

名残惜しいけれど、卵城の写真で、南イタリアの旅はお終りです。

27日は朝早くナポリを立ち、ローマにそして成田に向かって帰路についたのです。




南イタリア物語ー27

南イタリア物語ー27

南イタリア物語後記その1
南イタリア物語は首の腫瘤ではじまって、首の腫瘤の手術で終わりとなった物語でした。手術の後、正月のテレビでやたらイタリア旅行記のような番組がありました。2011年はイタリア統一150周年なので、イタリアの番組が多かったのでしょう。イタリア観光地の人気投票みたいな番組もありました。当然のようにベネチアが第一位で、私がいった南イタリアの観光地もいっぱい出てきました。なんてまあイタリアは魅力的観光地がいっぱいあるのでしょうか。今回の旅行で、イタリアが好きでたまらないというおじさんがいました。独学でイタリア語を勉強して、ツアーグループの人気者となっていました。もうイタリアがすきでたまらないというその方の気持ちがわかるような気がしてきました。これらの番組から、いくつかのことを教えられました。もっとも印象的だったのは、シシリー島シラクーサの人が、イタリアに統合されたことを単純に喜んでいないと言っていたことです。それぞれの都市が独立都市国家だったわけで、それぞれの文化をもっていて、それを誇りとしているのです。これでシシリー島と本土に橋がなかなかかからないわけがわかったようなきがします。けっして本土と完全に統合されることを望んでいないのです。イタリアでは都市が国家であった。ベニス、ジェノバ、アマルフィ、ピサ、フレンツェというよう交易独立都市国家として独立した長い歴史を持っているという意味が、日本ではまったく理解していなかったことに気付いたのです。ですから観光としては魅力的な所が数多く存在していることになるわけです。
第二に、交易で栄えたわけですから、多様な人種、多様な宗教、多様な文化を受け入れ、それが融合してゆく風土であったということです。そこが、文化的面白さと、寛容な楽天的気質として、とても親しみやすい所以なのです。だから惚れてしまう人がいっぱいいるのでしょう。
第三に、古代ギリシャ、ローマの文化を基盤として、脈々とその伝統のうえに新しい文化を積み重ねている、その連続性です。むろんいろいろな抗争があって、異文化の人に支配されたりしてはいますが、日本からみれば、とっても連続性の上に現在があると思えるのです。崖の上や山の上に家をたてたり、街をつくったりするのはギリシャ時代からの伝統なわけです。第一、都市国家というのがギリシャ時代から連続しているわけだ。このイタリアの文化にくらべると、日本の文化はとてもかなわないとおもえるのですが、そう簡単に負けみとめるわけにはいきません。日本だってすばらしいはずです。なぜ負けた気分になるのでしょうか。金のかかり方が違うという点もありますが、一番の原因は、イタリアがギリシャ時代からの連続性の上にあるのに、日本が不連続だからでしょう。見た目はたんなる山道の熊野古道を平安時代の衣装をきて 歩くシーンがでてきました。その組み合わせによって、景色は一変して、すばらしい日本があらわれるのです。そうです、日本は西洋文明をとりいれて、日本文明を破壊してしまったので、歴史の連続性が分断されてしまっているのです。いくら京都がひとりで頑張っても、西洋文明に寸断されていては、イタリアにかなわない。イタリアだってイスラム文化がはいりこんでいるではないかというかんがえもあるけれと、かれらはそれをルネッサンスとして連続性の中に取り込んでしまっているのです。日本も頑張って、日本文化の連続性を取り戻さなければ。すくなくとも自分で日本文化を破壊するようなまねは絶対にいかん。日本文化の連続性をどうやってとりもどすか、それをどうやって拡大するか。

そうそう、シシリー島の小さな田舎町の映画館をテーマにした有名な映画、ニューシネマパラダイスをDVDを借りてみました。貧しいシシリー島の村で映画撮影をしていた少年がローマにいって映画監督として一旗揚げる話ですが、廃墟のあふれるシシリー島と栄華をほこる本土との対比はこの映画の中にも表れます。いっぽうではイタリア統一、いっぽうでは都市国家を基盤としたそれぞれの街の個性が、なんだかよくわかったきがしました。

さて、次はどこに行こうかな。あくまでノルマンを追いかけて、北欧にいこうか、それともイスラムを追いかけて、モロッコに行こうか。マチスが色に開眼したのはモロッコだという話をきいて、今はがぜんモロッコに行きたくなっています。マチスのブルーヌードのブルーはモロッコのブルーなのです。

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さあ、今回の戦利品です。

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カプリ島で、はいった陶器のお店では、自分で作っているオジサンが、自分で店で売っていました。何となく気に入っていっぱいかいました。その一つの魚の絵の陶板を陶芸教室の先生にみせたら、お宅の陶板と同じ模様ではないかといいます。なるほど、いわれてみると、バックの模様もそっくり。この模様は仏像の光背からとったパターンです。
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右が、私が陶芸教室で最初につくった作品、タイルです。左がカプリ島のおじさんの作。5000円もしたのですよ。

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これはみな同じおじさんの作です。

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カプリ島のお土産屋さんで買ったレモンチェロとセットのぐい飲みおよびディスカウント陶器

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ポンペイの近くのカメオ屋さんで買った陶器、家内はカメオを買いました。

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カルタジローネで買った、伝統パターンの陶器とスープ皿用にかったボール。

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アルベロベッロで買った、トウルリの模型(右)、左はどこかで買ったトリナクリナ。

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なかなかしっかり出来ています。

南イタリア物語ー28

南イタリア物語―28

南イタリア物語後記ー2

さて、本ブログに選択された写真の内訳を集計してみます。選択されたということは、よい写真であるか、説明に都合の良い写真であるかのいずれかです。すべてが写真としてよい写真であるとは限りません。よって、使いやすいレンズが選択される頻度が上がります。
15mm limited K20D 53、K7 34、 計 87
35mm limited macro K20D  12、K7 4、計 16
43mm limited K20D 31、K7 141  計 172
77mm limited K20D 32  K7 6、 計  38
100mm macro K20D 17、K7 21、計  38

K20D 145、K7 206
<数字は今回のブログに登場した写真の数です>

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K20D-15mm limited

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K7-35mm limited macro

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K20D-43mm limited

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K7-77mm limited

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K20D-77mm limited

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K20D 100mm macro

使いやすいところに集中するわけで、K-7 と43mm limited が圧倒的に使いやすいということになります。K7はK20Dより100g軽いですから、どちらかを選ぶときはK7になります。
43mmは旅行の1週間前に買ったもので、これが有ると無いとでは大きく結果が違ったと思います。F1.9 と明るいし、標準レンズですから、一番使われるのは当然でしょう。35mm limited macroもF2.8 、標準レンズですが、人物に向いていないので、マクロのメリットを生かすときに使うということで、使用頻度が大きく低下します。マクロのメリットを出すときは100mm macroを選択してしまうので、最も使い易い35mm limitedが意外と選択されない結果となるのです。K20D-15mm limitedの組み合わせは定評ある選択で、良い写真を次々に生み出しています。F4と暗いレンズなのですが、意外に、暗い所でも撮れてしまいます。このような超広角レンズは周辺の明るさの変化、色の変化、画像のゆがみなどを問題として、これが少ないものをいいレンズというのですが、15mm limitedはあまりそういうことを気にしていません。私は周辺の数値を気にするのはおかしいと思うのです。人の目でも周辺は暗く、色も変化し、像もゆがむのです。これがはっきりしていたら、不自然とおもいます。最近買った8mm超広角を使ってみましたが、周辺が写りすぎの為に使いこなせないのです。15mm limitedが感じたままの絵を表現してくれるレンズであるということは、数値でなく、そういうことを目指して作ったレンズということです。100mm macroは近くの物を撮るだけでなく、遠景も面白い絵を作ることは経験済みでした。F2.8と明るいし、軽いですから、今回も大変活躍しました。私の最も信頼するお気に入りのレンズです。さて77mm limitedですが、名レンズといわれながら、どう使っていいかわからずに、オタオタしていました。しかし、今回の旅で、なにか77mm limitedの使い方をわかったような気がします。マスを撮るのです、人でも彫刻でも、山でもマスとして捉えたいときに使うのです。実際は1.5倍で100mmを超すわけですから、むしろ遠景のマスをねらってゆくと、とてもいい絵となります。このあと京都で雪が降った時に、ペンタックスの200mm単焦点と77mm limited 2本だけで雪をとりまくりました。これが意外と面白かった。雪は広角ではなく望遠で撮るべきだ、雪は晴れているとき撮るのではない、くもりか、雪がふっているときに撮るべきだとか、意外なことに気が付きました。200mm単焦点と77mm limited 2本だて、これは楽しいですよ。のち程、ブログで紹介します。
43mm limited と77mm limitedは他のレンズと少し違って、35mm版用のレンズです。デジタル専用レンズより、設計は古いが、質は高級です。この2本はとてもいい色を出すように思います。また人物撮影には、素晴らしいマッチングを見せます。女性の肌がきれで、それでいて、髪の毛は繊細に写ります。顔がまろやかに立体的に表現され、バックのボケもきれいです。これは予想通りですが、上述のように、77mm limitedを遠景に使ってゆく、43mm limitedを常用レンズとして使ってゆく。

200mm 単焦点が加わって、15mm, 35mm, 43mm, 77mm, 100mm, 200mmの単焦点レンズのラインアップができたわけです。楽しいですよ。

しかし、ツアー旅行での単焦点レンズは正解だったのでしょうか? ツアー旅行はやっぱりスナップ勝負だから高倍率ズームなのでしょうか? 実は旅行前に発売が決まっていたペンタックス18-135mmズームを買おうと思ったのですが、わずか数日の違いで発売が間に合いませんでした。買えていたら、15mm limited、18-135mmズーム、明るい標準レンズとして43mm limitedの3本で出かけたに違いないのです。でも、ペンタックスlimitedレンズの旅は面白かった。単焦点レンズの使い方がずいぶんと勉強になりました。
これがズームレンズをつかうときにも役に立つことになるのです。今後が楽しみだな。

そうそう、K20DとK7の比較をするのでした。実はK7はCTE設定であることが多かったのです。これがK7の色が変だといっている主たる原因でした。Color Temperature Expansionといって、記憶色(記憶に残る印象的色)を強調するシステムです。今回は青と赤を少し強調しています。これが裏目に出ることが多々あるのです。こまめに解除しなければならなかったということです。でもこの比較はまだ結論をつけずにおきましょう。K7の画像設定の仕方を十分使いこなしていないのですから、現状では比較できないでしょう。内心はK20Dの方がいい絵を作るに決まっているとおもっていますが。


プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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