京都の風景 -1-

スライド2
<賀茂大橋から南を見る。急に木々の色つきが進む。 08-11-20 8:30橋を渡る>


スライド3
<右手の木陰に我々のラボ(クリエイションコア京都御車)がある。>


スライド4
<賀茂大橋から北(下賀茂神社)を見る。とび石を渡るのを楽しみにしている人がいる。 渡ってしまったおじさんと渡っているおじさん。08-11-20 8:30>



我々の小さな研究所は2つの流れが合流して賀茂川が一本になるところ、賀茂大橋の近くにあります。
朝、出町柳で降りて、賀茂川を渡るとき、どんな時でも幸せにさせてもらえます。


私の最初のとっかかりは40歳のボストンで始まったのかもしれません。
下宿していた元ハーバードホテルアパートからチャールスリバーにかかるハーバード橋を渡ってMITに通っているときと、賀茂大橋を渡ってファルマフロンティアに通ってゆくときと、20年の歳月が流れています。

MITではノーベル賞をとった人たちが、自分のやったことが書いてある教科書を手に講義をして、次のページはおれが書くと思っている学生がそれを聞いている。

ボストンの町並みはどんどん変化し、でも古き町並みはその彫刻の一つ一つまでも復元されてゆく。
少し町をはずれれば、ほんとうに美しい自然が広がっている。
彼らがプライドをもってボストンを愛するとしても当然でしょう。
その時から、<日本とは何だろう?>という問いを追いかけざるをえなくなりました。


FC2 Blog Ranking クリックお願いします


スポンサーサイト

京都の風景 -2-

IMGP2255三十三間堂縮小150

東京と京都を往復する生活に入って2年半になります。
目と鼻の先にある東寺や三十三間堂の国宝仏像を見て唖然としました。
これが浮世絵のように早い時代にヨーロッパに紹介されていたら、世界の美術界は、現在とまったく違っていただろうと思います。


でも、この仏像は日本人が作ったのだろうかという疑問が湧いてきました。 


朝鮮の仏像は日本の仏像と瓜二つなのです。
<この仏像は日本人が作ったのだろうか?これは日本なのだろうか?>という疑問を解くために、韓国に行きました。
そこで気がついたのですが、韓国には大きな木が無いのです。



山が石山だからです。



韓国は金属か石で仏像を造ります。
日本の仏像には木像があります。

誰が作ろうが、日本で仏像は繊細に、美しく、見事に成長したと思います。
もっともっと誇りに思うべきでしょう。


FC2 Blog Ranking
お願いします



京都の風景 -3-

京都05-21no3 016二条城 縮小200

京都御所や二条城に行ったとき、城の主の真の贅沢さに気付きました。
四季折々の自然を最もうまく楽しむ為に、城が作られています。
ヨーロッパの石で出来た立派なお城に比べると、木造の日本の城は全く見劣りするとずっと思っていました。


この考えが突然180度ひっくり返りました。


目から鱗です。
最高の絵に囲まれ、最も美しい環境で自然を楽しむように城が作られています。
西洋にこんな城はありますか? 

第一、 日本のような繊細な四季がどこにあるのでしょう。
日本の一つの山の植物の種類はイギリス全土の植物の種類よりも多いと言っている方がいます。

上賀茂神社はもっと教えてくれました。
初めて上賀茂神社にいったときに、その霊気に鳥肌が立ちました。
全てが解ってしまいました。


ここは<自然界>に<人>が入り込む入口なのだ。


自然界とは自然のエネルギーです。
この場所は2つの次元をつなぐ時空の入口と信じました。

ここに京都ははじまった。
そして<日本とは何か?>という問いに対する答えがありました。



日本人は自然界と共に暮らしているのです。



そうすることが最もすばらしいと思っている国民なのです。
京都はそれをとことん追求しているのです。
日本人はそういう人なのです。
そうすると、何もかもが解けてしまいました。



なぜ、京都に来ると人はほっとするのか、なぜお寺や神社に人は集まってくるのか、なぜ仏像は人に涙を流させるのか、なぜ人は吉野山で修業をするのか、なぜ焼き物は人を引き付けるのか、なぜ賀茂大橋を渡ると幸せにしてもらえるのか、‐‐‐。



FC2 Blog Ranking
クリックお願いします



京都の風景 -4-

DSC05152上賀茂神社縮小150


上賀茂神社の山にゴルフ場を造った人は誰ですか?

それを許可した人は誰ですか?

知らず知らずに、<日本>に引き込まれる人が大勢いるのに、<日本>を壊す人も大勢います。




東京は自然を支配する西洋の文化。


京都は自然に融合することをよしとする日本の文化。




東京は<自然を支配する>というより、自然という概念そのものが忘れ去られ<人間界>のみで出来上がっています。
この人間界が日本全体を支配していることが引き起こす矛盾に、もういいかげん気づいたらどうでしょう。

誇るべき日本と、その日本を破壊する日本人。自然を支配することを生業としていた西洋の方が、今はずっと、自然を大切にしています。

自然と融合することを生業としてきた日本人は、西洋の悪しき部分を真似して、喜んでいます。
この流れはまだまだ続いています。
もう殆ど日本を忘れてしまっています。


いつまでこんなことをやっているのですか。


FC2 Blog Ranking
共感された方は是非クリック!!



京都の風景-5-

私の住家は三条京阪と東山の中間にあります。
家をでればすぐ白川が流れており、平安神宮の参道に出ます。
白川


その角に最近漆器の店ができました。
輪島にいってから漆塗がガツンと心の中に入ってしまいました。

漆塗は海外でジャパンといわれており、これが私の探している<日本>かもしれません。
このお店の本店はたしか慢殊院のそばにあります。
金沢の近くの山中で作られた漆塗(山中塗)が飾ってあります。
気軽にかえる値段なので、一度使ってみてください。

  「うるしの常三郎 曼殊院道店」
  http://kyoto.jr-central.co.jp/kyoto.nsf/spot/sp_urushitune_mansyuin

そういえば、輪島でお椀を買った時にもらったちょっと高い漆塗のお箸を毎日使っています。ちっぽけなお箸が、毎日なにかを与えてくれます。
輪島の伝統の底力はそこらの芸術家のつもりの方を歯牙にもかけず、ガンとして<日本>をやっています。

輪島塗お箸
   <屋久島の屋久杉鍋しきにのせた輪島塗の愛用おはし>




FC2 Blog Ranking
是非クリック!!



京都の風景-6-

さて参道をあるいて平安神宮にお参りしたら、ぜひその御苑に入ってください。

入口は小さいですが、中はとても広く、嬉しいことにあまり人がいません(時間を外す必要がありますが)。
なんとなく、ぶらぶらと歩くのです。なぜかここはいいところです。
小さな入口をはいるとタイムスリップしたように優雅な世界に入るところがいいのかもしれません。

平安神宮

平安神宮桜

平安神宮桜2



FC2 Blog Ranking
是非クリック!!



京都の風景-7-

お庭は作った人の心は一つ一つ違っています。
作った方、それを守っている方の心がつたわって来ます。

お寺に漂うセンスです。

気に入っているお寺をいってしまいます。

ハスをとってもうまく使う平等院は見事です。
素晴らしい建築と仏像はお庭全体にオーラをふりまきます。

<ハスの花一輪で天国の雰囲気が漂います>
hasu_convert_20081002134028.jpghasu2_convert_20081002134726.jpg
hasu3_convert_20081002134740.jpgbyo1_convert_20081002133921.jpg

平等院ホームページ
http://www.byodoin.or.jp/




FC2 Blog Ranking
写真に癒されたらクリック!!



京都の風景 -8-

竜安寺は見慣れているでしょうが、その造形は半端でないと思います。

どこから写真で切り取っても構図がぴたりと決まっています。
この驚異的センスが寺全体を引っ張っています。
何度足をはこんでも何かを与えてくれます。

     <竜安寺は壁も絵になってしまう>
  ryuanji_convert_20081003143432.png

晩春のころ竜安寺の裏庭に咲き乱れるしだれ桜の渦に巻き込まれたことがあります。
わすれられない光景でした。

  ryuanji2_convert_20081003143456.png


<竜安寺の桜は開花が遅いです。気をつけてください>
   ryuanji3_convert_20081003143522.png

    <ツバキとさくらの共演は珍しい>
  ryuanji4_convert_20081003143626.png


     <竜安寺の平和な光景>
  ryuanji5_convert_20081003143649.png



FC2 Blog Ranking
クリック!!



京都の風景 -9-

竜安寺のそばにある仁和寺は格の高いお寺で、その庭もとてもいい。

訪ねてくる人にすてきだとおもって貰おうとする、ひそかなもてなしのこころがその品格と融合しているからでしょう。

  ninnaji_convert_20081007150353.png  
  ninnaji2_convert_20081007150415.png


もう一つ、お寺全体がもてなそうという心に満ちている、とっても好きなお寺、真如堂です。

12月にはいって、もう人がまばらになったときに真っ赤な紅葉の吹雪に身をまかせてみてください。お寺全体をつつむ温かい心が伝わってきます。

  sinnyodo_convert_20081007150300.png

  sinnyodo2_convert_20081007150323.png
  
  <4月は青モミジとさくらの共演です>
  sinnyodo3_convert_20081007150338.png




FC2 Blog Ranking
応援お願いします!



京都の風景 -10-

FC2 Blog Rankingに参加しています
ご訪問者の方は下の赤いマークをクリックしてください。
私のやる気になります




今年の梅雨は雨が少なく旅行には好都合でした。
京都に家内を呼んで、小さな旅を幾つかしました。紫陽花の旅もその一つ。
宇治駅から循環バスに乗って三室戸寺が最初の紫陽花。
夏のような太陽のもとで、壮大な紫陽花の森を歩くのは、なにかこれまでにない世界です。



スライド1


紫陽花の花の微妙な色の変化を<模様>としてとらえようと写真を撮りまくっていると、紫陽花が頭の中でぐるぐる回って紫陽花だらけになります。


スライド2

スライド3



スライド12


私の狙いは、自然の中に<模様>を見つけようとしているのです。


スライド1

京都の風景 -11-

京都好きの方は、クリックしてください。



以前はお寺の中に<日本の模様>を見つけようと写真をとりまくっていました。

少しして、気がついたのですが、お寺の模様は全国ほぼ同じです。 
宮大工の金剛組が1400年間も全国のお寺作りを一手に牛耳っていたことが最大の原因でしょうが、同時に、ありがたい外来(インド、中国、朝鮮)の<模様>を変化させようという気が日本人に全くなかったのではないかと思っています。


それではと神社に期待したのですが、神社にはほとんど<模様>がありません。
ここで、<模様>探しはかなり行き詰まりました。 <模様>はもともと自然の動植物や水、雲、岩などが原点で、長い間に人が気に入った形を<模様>として作り上げてきたのだと思います。

それならば、私は・・・

自然界の<模様>を探して、新しい人間界の<模様>を作ろうbikkuri01 

・・・と思い立ちました。
過去何世紀も世界中の人がそれをやってきたのですが、わかりにくければ、イギリスの<自然の模様>の専門家、ウイリアム・モリスを思い出してください。あるいは、パリコレが世界中の模様をさがして、新作を作り上げていることに気が付いてください。

それから、まったく違うジャンルの人たちが集まって、<模様>あるいは<文様>というテーマで全国組織を作っているのをご存知ですか。


スライド5
<諏訪大社>神社にお寺の文化が混合することがよくあります。


スライド7
<鎌倉・海蔵寺>

スライド8
<京都・建仁寺>



京都の風景 -12-


紫陽花がきれいだと思った方は、下の赤いマークをクリックしてください。




 次に、宇治から少し北に上がって、藤森神社を訪ねました。
迷路のような紫陽花園が二か所あります。

地域の人たちが大切に守ってきた、素朴な紫陽花園です。
お酒を飲んで、焼き鳥を食べて、地場の方々が紫陽花祭りをやっていましたrainbow


同時に、境内の公民館で質流れ品の展示即売会が開催されているところなぞ、その取り合わせが何とも地域に根差した神社を演出していました。

この紫陽花園ではもっともっと、紫陽花の花びらの微妙な変化を追いかけてみました。

さらに、紫陽花が頭のなかでぐるぐるまわります。

スライド9スライド10
スライド11


次に、さらに北に上がります。
東京から来た家内をわざわざ連れてゆくには、スケールが小さいので気が引けたのですが、どうしても行きたかった京都府立植物園の紫陽花を見に行きました。

これまでの紫陽花と京都府立植物園の紫陽花を比較してみたかったのです。

植物園ですから、いろいろな種類の紫陽花が咲いています。
立派な紫陽花もありますが、小さくて、目立たない紫陽花達もいっぱい居ます。




スライド14
ajisai3_convert_20081110153947.png
ajisai4_convert_20081110154003.png
スライド17

ajisai_convert_20081110153913.png




Brilliant.なんだかここはとてもすてきな処なのですBrilliant.



ほんとうにこんなすてきな植物園がほかにあるでしょうか。
今、京都でどこが一番好きかと問われたら、

賀茂川のほとりを歩くこと



京都府立物園を歩くこと


と答えるでしょう。



意図的に植物が植えられ、育てられているのですが、お寺がヒトを集めることを目的に作った植物園と意図が違います。

ここは多くの自然を、自然のままに凝縮して、誰もが多くの自然に触れることができるように意図されているのです。


もともと、自然を愛する京都の方が、水の豊富な京都の地に、心をこめて作った植物園です。


入園料200円、60歳以上は無料、何とすばらしい・・・さくら
  

京都の風景 -13-


旅好き、焼き物好き、写真好きの方は、下の赤いマークをクリックして投票お願いします。

←クリックお願いします

京都府立植物園の春の花々の写真です


<5月はシャクヤクとバラの共演を見ることができます。和服美人と西洋美人の共演は見事です>

 flower1_convert_20081110144001.png
 flower2_convert_20081110144029.png

 <シャクナゲ>
 flower3_convert_20081110144114.png
 flower4_convert_20081110144148.png
 flower5_convert_20081110144208.png
 <アメリカシャクナゲはつぼみから満開まで楽しい花です>

 flower6_convert_20081110144226.png
<5月後半になるとバラが円熟の極みに達して、華麗な色のグラデーションを見ることが出来ます>

 flower7_convert_20081110144248.png
<バラは一輪一輪表情が違って、みな魅力的で誰を登場させようか困ってしまいます>

 flower8_convert_20081110144314.png

 flower9_convert_20081110144342.png
<黄色いバラのアーチに出会うことができます>
 flower10_convert_20081110144409.png
 <梅花うつぎの一種>

 上賀茂神社にお参りして、ファルマフロンティアがこれまで存続できたことに感謝して、今後もよろしく、注文がいっぱい来ますように。
 kamijinn_convert_20081110144551.png

 kamijinn2_convert_20081110144615.png
<この形が自然界と人間界を結ぶ時空のゲートと思いませんか? 京都の風景①より>

 kamijinn3_convert_20081110144640.png
 <上賀茂神社は若者に大人気。結婚式でいっぱいです>

上賀茂神社の出口の酒屋さんで、缶ビールを一本のんで、ここで作っている<賀茂の葵>というお酒を買って鞄にいれて、ぶらぶらと賀茂川のほとりをあるきます。

 kamogawa_convert_20081110144707.png
 <★上を見上げてみましょう、緑のグラデーションが待っています>
 kamogawa2_convert_20081110144805.png
 <白鷺にとっても賀茂川は天国です>

 半木(なからぎ)の道を過ぎると京都府立植物園の入口です。自然の<模様>を探しながら、歩きます。森の中に座っていると、今まで気がつかなかった<模様>が見えてきます。

 happa_convert_20081110145005.png
 <★>
 happa2_convert_20081110145025.png
 <★ただの葉っぱですが、私には自然の音楽が聞こえてきます>
 happa3_convert_20081110145044.png
 <★>
 happa4_convert_20081110145101.png
 <★自然には信じられないような模様が溢れています>
 tuta_convert_20081110145129.png
 <★つたはどこにでもありますが、いつもそのリズムに魅かれてしまいます>
 flower11_convert_20081110144444.png

 なんてすてきなのだろう。何度も何度もこのコースを歩いています。
 そう、結局、私の紫陽花の旅は京都府立植物園に軍配があがりました。
 家内は当然、三室戸寺がいいといいました。

 <★印の写真は無断使用禁止いたします>

京都の風景 -14-


旅好き、焼き物好き、写真好きの方は、下の赤いマークをクリックして投票お願いします。

←クリックお願いします


私は、旅に行く毎にぐい飲みを買うので、東京の家にはぐい飲みの山があります。

京都の風景その5
<海外で買ったショットグラスを加えるとこの倍はあります。
皆、旅の思い出が詰まっています>


どれかを気に入ってしばらく使うと、ふと違うぐい飲みに手がで出てまたしばらく使う。

ちっとも使われないものもあるし、いつも手が出るものもあります。

長い間ほっとかれて、急に気に入るものもある。

京都の家にも少しずつぐい飲みがたまってきました。

言っときますけど、私はコレクターではありません、使うために買うのです。

だから高いものはありません。




京都の風景その5 (1)
<本格的輪島塗のぐい飲み、これは当方としては例外的高級品です>

京都の風景その5 (2)
<会津塗のぐい飲み、漆塗のぐい飲みを初めて試してみました。
高級品でなくとも、思ったよりずっといい感じで使っています。
ぜひお試しあれ>


京都の風景その5 (3)
<常滑の思い出、こういう素朴なものが使いやすい>

京都の風景その5 (4)
<洋物ぐい飲み、ベネチアングラスとか、ローゼンタールとかです。これ以外にもまだまだあります>

京都の風景 -15-


焼き物好きの方は、下の赤いマークをクリックして投票お願いします。

←←読んでいただきありがとうございますマウス(左クリック)


京都で最初に買ったのは、茶わん坂の気に入っている京焼のお店、
元気なおばちゃんが、これがいいあれがいいと言ってくれます。

このおばちゃんの推薦はたいてい気に入らないので、すみません焦る3

どうやら古い京焼が売れ残ってごろごろ積んである、
その売れ残りが当方の気に入る物のようです。

しかし、このおばちゃん、どれをとってもいくらいくらと値段をおぼえていて、唯者ではありません無言、汗

出まかせをいっているのではなさそうです。

当方が手にとると、変わった趣味だね、今はこの色は出せないよと言います。


京都の風景その5 (5)
<これが唯者でないおばちゃん、今井陶器店、茶わん坂の上の方にあります>



むろん、これは湯呑で、ぐい飲みではありません。

当方はこれで、お茶アップロードファイルも、ビール絵文字名を入力してくださいも日本酒酒も飲みます。

結構気に入っていて、女房も時々くると、これを独占します。

この片口も今井陶器店で買いました。


京都の風景その5 (6)
<おばちゃんにこの葉っぱは何ですかと聞いたら、知らんとすげなく言われた>

京都の風景その5 (7)
<この片口も今井陶器店。ぐい飲みはもらい物、漆塗とグラスの融合新作>

京都の風景 -16-

焼き物好きの方は、下の赤いマークをクリックして投票お願いします。
←←読んでいただきありがとうございますマウス(左クリック)

茶わん坂の清水焼のお店で、おじさんに

「この焼き物は九谷焼にそっくりですね」といったら、

「京焼は白の色が違います。焼き物の薄さが違います。」

と教えてくれました。
なるほど、そのとおりだ。
このときから薄い作りの魅力がわかるようになりましたBrilliant.

それまではぐい飲みは分厚くて、どっしりとした男っぽいいのがいいと思っていましたが、京都に感化されました。 



もう一軒、新しい作家の焼き物を集めたお店に寄ります。
茶わん坂と清水坂をつなぐ路地の一つにあります。

お店の女主人と話していると勉強になります。
話だけ聞いてさようならでは悪いと思って買ったのが、朝顔朝顔のぐい飲みです。

とっても薄くていいセンスと思います。
このような薄い焼き物でお酒を飲むと、違った美味しい味になるから不思議です。

京都の風景その5 (8)
<朝顔ぐい飲みと推薦の京都のお酒、賀茂の葵と白嶺生酒、酒呑童子。>
標識12(危険注意)これはあまり冷やしてはいけません標識12(危険注意)



京都伝統工芸館は三条河原町の交差点から少し北に行ったところにあります。
とっても面白いところだから、ぜひ立ち寄ってください。
お姉さんが竹細工を編んだりしています。

そこで、いろいろ見て回って買ったのが、下のぐいのみ。
これはどっしりとしています。
日常に使うには、これくらいしっかりしたやつが安心です。

この青をみると、小さいとき住んでいた家の裏に浜田さんの分家といわれる方の焼き物工場があったことを思い出します。

普段使いの焼き物を作っていたようですが、そのうわぐすりの混じり具合をよく覚えています。
そのときは浜田が何たるかを知りませんでした。

本家の浜田庄治さん(初の人間国宝)の焼き物はエネルギーにあふれていて、最も好きな作家の一人です。
このぐい飲みは浜田さんの分家の焼き物を思い出させるので買いました。
愛用のぐい飲みですビックリ



京都の風景その5 (9)
<片口は京都の風景2に登場するお店、うるしの常三郎のオリジナル>

なんで片口ばかり出てくるのかとお思いの方、最近、お酒は冷酒か室温で飲むことが多く、徳利より片口を使うことが多くなったのです。
いったん世の中から忘れられた片口がまたイキナ酒器として復活すると思っています頑張るぞ。おーっ。


京都の風景 -17-

本日より秋の特別編から、通常のブログに戻らせていただきます。



そうそう、上賀茂神社の対岸に朝鮮の焼き物を飾った美術館(高麗美術館)があるのをご存知ですかアイコン名を入力してください

京都に来てわざわざ朝鮮の焼き物を見に行く方は少ないかもしれません。




朝鮮の焼き物の価値を知ったのは安宅コレクションの展覧会でした。

安宅さんは大財閥で、世界中の気に入った美術品を集めました。

その選美眼に教えていただきました。ほのぼのキラキラ

こういう方がよき美術品を集めてくれたことを、本当に感謝します。拍手拍手 パチパチ




この展覧会は東京九段の山種術館で開かれていたのですが、古い中国の焼き物は無論、古い時代の朝鮮の焼き物をいっぱい集めていたようです。

どれもこれも心ひかれるものでした、これらを手に入れるまでの安宅さんのいろいろながんばりが書いてありました。

これらの多くは大阪の東洋陶器美術館から来ていました。




京都に戻ると、ちょうど東洋陶器美術館で安宅コレクション記念展覧会の最終日でした。
うすぐらい雨の降る中をでかけました。雨jumee☆RainyDay1b雨


このとき、日本の焼き物は、本当に朝鮮の焼き物を超えたのだろうか?という疑問がわいてきました。

疑問というよりは、まだ越えていないという確信かもしれません。





京都の風景その5 (2)
<安宅コレクション:美の求道者、安宅英一の眼より>

京都の風景その5 (3)
<安宅コレクション:美の求道者、安宅英一の眼より>

京都の風景その5 (4)
<高麗美術館>


日本の文化に興味のある方はぜひクリックお願いします。
←最後までご覧いただき、ありがとうございますマウス(左クリック)

京都の風景 -18-

アサヒビール大山崎山荘美術館はとてもきれいな庭園をもつ、若い人がちょっと気取ったデートをするにぴったりのところです。�R�Ƌ�

美術館のテラスで山崎の町を見下ろしながら、風にふかれてビールを飲むのは楽しいことです。

ここには浜田一派、河井寛次郎の焼き物がたくさん飾ってあります。

彼は、最初、中国や朝鮮の焼き物の延長で、見事な作品を作って有名になりました。

ところが、いくらやってもそれら先輩を超えられないと悟って(これは当方の推測)、大きな方向転換をし、炎の河井という名称を持つ陶芸家になり、壮絶な作品を作り続けました。

人間国宝の称号も拒否したそうです。中国、朝鮮の焼き物を振り払い、独自の世界を追求する葛藤が伝わってきます。

私はこれまで会った焼き物の中で唯一、浜田さんの焼き物は中国、朝鮮の焼き物と異なる路線で、これらに並んだ、あるいは超えたと思えるのです。�O�[

京都の風景その5 (5)
<浜田さんの作品は写真では伝えられません。実物を見ないとそのエネルギーは伝わりません。写真はどうしても、作りの細かい美しい作品が見栄えしてしまいます>


京都の風景その5 (6)
<美術館のテラスでビールを一杯�A�b�v���[�h�t�@�C��

京都の風景その5 (7)
<モネの睡蓮の池コピー>


朝鮮の焼き物は、自然の息吹、その中に生きる人の息吹がさりげなく語りかけてくるのです。

その辺に埃だらけでころがっていると、見過ごしてしまうかもしれないさりげなさです。

<わびさび>は日本が原点でなくて、朝鮮が原点であることを教えてくれます。

京焼はすばらしいが、人間の生臭さがとれていません。
文化の生臭さといえるかもしれません。

朝鮮の焼き物は、文化を意図することなく、ただ自然なのです。

安宅さんがいなかったなら、こんなこと知らないで一生を終ったかもしれません。
京都の風景その5 (8)
<河井寛次郎さんの名品達、どれをとっても欲しくなる焼き物です>


焼き物に興味のある方はぜひ投票をお願いします。
←最後までご覧いただき、ありがとうございますマウス(左クリック)


京都の風景 -19-

五条の焼き物の写真を撮りに行ったついでに清水寺に寄りました。

千手観音の御開帳で、今見逃すと25年後にしか見られませんよ
と乗せられて、参拝料300円プラス100円を払って拝ませていただきました。

なかなか素敵な千手観音様でした。�|�b

いろいろお金のかかる京都ですが、満足させてくれるのが京都です。

ついでに清水寺の写真を撮ってみました。�f�W�J��jumee��camera2b

京都の風景 5
<三重の塔側からみる清水舞台はまた良きかな>

京都の風景その5 (9)
<バックの山がなんとも美しいのが京都の魅力>

京都の風景その5 (10)
<この日の日差しは魅力的に、紅葉寸前の緑を輝かせていました�L���L��


京都が好きな方はぜひ投票をお願いします。
←最後までご覧いただき、ありがとうございますマウス(左クリック)


京都の風景 -20-

清水寺から八坂神社へ下りる道の途中で、高台寺へ向かう分かれ道の角に中谷さんがあります。

この店に入って何も買わないで店を出るのはかなり難しい。���[�ށc

値段はいろいろ。

お店のセンスで選ばれた焼き物(京焼にかぎりません)は、思はず買いたくなるのが不思議です。

必ず寄るお店です。������

京都の風景その5 (11)

当方の日常使う焼き物は五条坂バス亭を降りてすぐのお店で、傷のある古い焼き物を500円から1000円で買って使っています。

ごそごそさがしていると、店のお女主人がこちらは明治時代の物、こちらは江戸時代の物と教えてくれます。����

1000円の買い物ですが。ひとり暮らしで使うには、全く問題なく、その伝統のセンスを楽しませてもらえます。

京焼は高いから使ったこと無いという方は騙されたと思って一度試してみてください。

欠けたところを直した骨董品は数倍の値段で売っているところがあるのですよ。

100円ショップで10枚、お皿が買えるとお考えの方は、ウーン、こまりました。���[��

京都の風景その5 (12)
<お店の前に、壊れものが置いてあります。そこをごそごそやるのです>

京都の風景その5 (13)
<1000円の20cmくらいの鉢、これは十分骨董的雰囲気をもっています>

hachi_teisei_convert_20090116121427.jpg

<江戸時代のお皿と言われると、何だか趣があるように見えてくる、1000円の鉢>

京都の風景その5 (15)

<500円の30cmくらいのお皿、これはそう古いものではない気がします>

京焼に興味がわいたら、ぜひ投票をお願いします。
←最後までご覧いただき、ありがとうございますマウス(左クリック)

京都の風景 -21-


ぐいのみの話をすると、お酒の話もしなければなりません。�A�b�v���[�h�t�@�C��

私の祖父は関東で酒問屋をやっていました。
90歳近い祖父の杖かわりに京都、伏見、灘の酒造さんを訪問したことを覚えています。
酒造さんの方々が丁重に接待してくれました。
昔世話になったからといって、今はなんの役にも立ちそうにない老人に、彼らの態度は立派なものだなと感心しました。kao03

祖父が森永キャラメルの箱がいくつか詰まったおおきなキャラメル箱をお土産に、よく我が家を訪ねてきました。�A�b�v���[�h�t�@�C��
年に一回、サントリー角瓶にしぼりたての日本酒をいれて大事に抱えてくるのです。

小学校のころですが、このお酒をちびちびなめて、日本酒とはおいしものだと記憶に刷り込まれたのです。
おそらく、一番成功した樽の日本酒をほんのちょっとずつ関係者で分けて、大事に持って帰ったのでしょう。 

それからが大変でした。�����P
当方はアルコール分解酵素遺伝子が半分欠損しているので、飲めばすぐ真っ赤になって、頭が痛くなり、寝てしまいます。
父もお酒関係の会社に勤めていましたが、まったくお酒が飲めませんでした。

私はどうしてもお酒が飲めるようになろうとがんばりました。�撣�邼�B���[��B


続きが読みたくなったら、ぜひ投票をお願いします。
←最後までご覧いただき、ありがとうございますマウス(左クリック)

京都の風景 -22-

大学生のころ毎日、ウイスキーをコップ一杯のんでみました。

夜中に一人で、トイレで意識を失って倒れて、一人で気がついて、などということもありました。��

何事も無かったかのように、朝、家族と顔をあわせて、夜中に何か大きな音がしたわねとか言われて、そうですかとかとぼける。

それでもお酒が飲めるようになりませんでした。kao06

会社に入ってすぐに大阪府立大学農学部に出向になりました。

教授はそこに来る前に鳥取大にいたために、鳥取大の卒業生が大学院生としていっぱい来ます。

この裏日本の人たちは日本酒を飲むは、飲むは。�A�b�v���[�h�t�@�C�� 
今日は月がきれいだ、それなら屋上で酒盛りだとか、毎日、なにかと理由をつけて酒盛りです。

私は毎日、吐いていました。�G���������͂��Ă�������
4年間これをつづけました。

おかげで、アルコール分解酵素が誘導されるようになったのか、脳関膜のアルコール透過性が抑制されたのか、お酒を飲んでも、悪酔いしなくなりました。

それいらい毎日お酒を飲んでいます。�A�b�v���[�h�t�@�C���G���������͂��Ă�������


面白いと思ったら投票をお願いします。
←最後までご覧いただき、ありがとうございますマウス(左クリック)

京都の風景 -23-

ワインを飲めばフランスパンが食べたくなり、チーズが食べたくなるという連鎖はだれでも経験しているでしょう。�A�b�v���[�h�t�@�C���A�b�v���[�h�t�@�C��

サンマのお刺身を食べれば当然日本酒が飲みたくなります。
ラフティーを食べればもちろん泡盛です。
北京ダックは老酒です。

みなそれぞれのお国でお酒は文化です。�L���L���E�I�����W2

だけど、京都では、日本食と日本酒に決まっているではありませんか。��{�H����

ぐじの開きの焼いたのや、フグの網焼きで日本酒を飲む。
お麩を煮しめたおばんざいに日本酒を飲む。

これにきまっているではないですか。

ビール、ワイン、しょうちゅうを飲むのでは情けない。

日本酒の飲めない人は、三条の<極楽とんぼ>にいって、広島のお酒<極楽とんぼ>をお飲みください。
いいお酒です。�Ƃ�΂�
これ以外のお酒は、当方のように訓練する必要があります。
この訓練の後には、極上の<日本>が待っています。�n�[�g�i���K���K�jLS-�s���N�~�s���N�i��-�����w�i�p�j

当方は毎日飲む関係上、高いお酒は飲めません。
一升2500円以下で美味しいお酒。

現在の愛飲酒は、京都府といっても丹後半島の根本、由良の白嶺さんの生酒。

京都市でも1か所買えるところがあるのですが、当方の分がなくなると困るので教えません。直接ネットで注文してください。

白嶺さんのひやおろし(その年の新酒を冷所で夏を越し、寝かせて、秋に出荷するお酒)が東京人形町のとある酒屋さんが開催したひやおろし試飲会で2番になったことから白嶺さんとの付き合いが始まりました。
白嶺さんは本当に熱心な酒造さんで、いいお酒を作り続けています。
本当のお酒と、現代向きのお酒と両方を商品としていますから、本当のお酒を注文してください。
蟹を食べに行ったついでに、蔵元見学もしました。

このまま本当のお酒を作り続けてください。お願いします。


京都の風景 5 (1)
<白嶺、ひやおろし生酒、これはたまらなくおいしい。しかし濃いですよ>


美味しいお酒が飲みたくなったら、投票をお願いします。
←最後までご覧いただき、ありがとうございますマウス(左クリック)

私の愛する京都のお寺、神社の続編 -1-


浄瑠璃寺を私の好きな京都のお寺に入れ忘れていました汗

奈良のお寺として記憶されていたようです。ムシャクシャ

京都府に存在していますが、雰囲気は奈良です。鹿



NHKの放送で、十五夜の晩に、お堂の扉を開けると、9体の阿弥陀仏が池に映り、月がそれを飾る。みかづき

これを対岸の3重の塔の際から見下ろすという風景が出てきました。

これにはまいりました。顔文字1(背景黒用)

狭いお堂の扉から漏れ出るように、光に照らされた阿弥陀仏がゆらゆらと暗い水面に浮かんで、月と共に天空をつくる。black-GL月(黄色)black-GLblack-GL


この寺を作った先人に心から頭を垂れます。


浄瑠璃寺_訂正1

<三重の塔側から見下ろすと、お堂の扉が開いたときに、9体の阿弥陀仏が池の表に姿を現します。本堂、国宝>



京都に興味をもたれた方は、投票をお願いします。
←最後までご覧いただき、ありがとうございますマウス(左クリック)

私の愛する京都のお寺、神社の続編 -2-

浄瑠璃寺_訂正2
<国宝、9体の阿弥陀如来像:小田原山浄瑠璃寺絵葉書より>

この迫力は圧倒的です。bikkuri01がっつイオナズン

京都のガイドブックにも奈良のガイドブックにも外されてしまうことが多い浄瑠璃寺はまったく浮世離れしています。本



0810浄瑠璃寺縦
<子安地蔵菩薩:小田原山浄瑠璃寺絵葉書より、こういう魅力的仏像がひっそりとたたずんでいますポッ・・・



0810浄瑠璃寺縦 (1)
<有名な、吉祥天女像>



浄瑠璃寺_訂正3

0810浄瑠璃寺縦 (2)
<阿弥陀仏対岸の三重の塔、国宝カメラ

周囲の<当尾の里>の石仏群や巨石が点在する山深い環境は、このお寺にはなにやら奥深い意味があるのだろうと思いを馳せてしまいます。木うさぎ木木


京都に興味をもたれた方は、投票をお願いします。
←最後までご覧いただき、ありがとうございますマウス(左クリック)

私の愛する京都のお寺、神社の続編 -3-

浄瑠璃寺_訂正4

<道々、このような大きな石が出現します。何か彫りたくなりますよね>


岩船寺へ寄り道したときに、石仏群のなかで偶然<おわらいほとけ>に出会いましたkao03

<にっぽん心の仏像100選>で心にのこっている話の一つでした。本




お父さんと息子が旅の途中で<おわらいほとけ>に出会って、思わず息子がこれをスケッチしはじめる絵文字名を入力してくださいあかいえんぴつ

お父さんは黙ってみている。…

そして、息子の画家になることを認める絵の具パレット



というお話です。キラキラ(オレンジ)

なんとなく対立し、なんとなく旅にでて、なんとなく和解する親子と<おわらいほとけ>。

きっと知られざる、こんな話が、<おわらいほとけ>や石仏群一つ一つにあるのでしょう。




浄瑠璃寺_訂正5

<おわらいほとけ>


京都に興味をもたれた方は、投票をお願いします。
←最後までご覧いただき、ありがとうございますマウス(左クリック)
プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

最新記事
リンク
このブログをリンクに追加する
最新コメント
訪問ありがとうございます。
過去の記事(カテゴリ別)
過去の記事(月別)
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ただいまの時刻は??
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最新トラックバック