Hand Made Market その1

Hand Made Market その1

素人さんが手作りで色々なものを作りネット販売する、Hand Made Marketなるものが急拡大しているそうです。35億円の市場になるとのこと。東京ビックサイトや横浜みなとみらい国際展示場などで、Hand Made Marketの大きな展示会がかなりの頻度で開かれています。当方はアートビジネスをやりたくて、まずは資金稼ぎにバイオべンチャーを14年前に始めたことは何度も書きました。バイオべンチャーをたたんで、4年たち、すこしずつアートビジネスに近づきつつあります。これから当方がやろうとしていることはまさにHand Made Marketそのものです。バイオべンチャーで大きな資金が稼げなかったことから、小規模、個人技のHand Made Marketに方向転換せざるを得なかったということかもしれません。 出だしはなんでもいい、まずはHand Made Market展示会にブースを出しましょう。これから売り物を作成して、おそらく準備にまだ半年以上はかかるでしょう。
  ということで、Hand Made Marketの調査を開始しています。
まずは、「東京手仕事」(TOKYO Teshigoto)<公益財団法人 東京都中小企業振興公社
江戸時代から続く東京の伝統工芸品に イノベーションを起こし、その魅力を国内外へ発信するプロジェクトです。このプロジェクト を通して、暮らしをうるおし、ゆたかにするための新しい「東京の伝統工芸品」を創出します。>が主催する<東京手仕事展>2016/4/23, 伊藤忠青山アートスクエア

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40もの東京伝統工芸の企業が参加して、この展示会にもその多くが展示していたのですが、当方には特に気を引く工芸品は見当たりませんでした。切子(キリコ)がすきですから、切子だけのせます。

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切子以外もあることを示すために2,3載せます。

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全体はこんな雰囲気。

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この<東京手仕事>公社が主催して、東京の伝統工芸品のプロとデザイナーのマッチングを行い、選択して補助金を出す仕組みです。異分野プロのマッチングですから、当面当方には関係ありません。しかし、将来も無関係というわけではありません。プロだろうが、アマだろうが、商品を売る実績をもつ企業体の形が整えば、そのデザインを伝統工芸の集団とマッチングすることは可能です。
この展示会の出品に引かれないのは、デザインがくすんでいるから。当方は<江戸の粋>とは決して、くすんだものばかりではないと信じているのです。今度のオリンピックエンブレムは、みなさん日本的だとか、江戸の粋とかいうけれど、なにか違う気がするのです。安土桃山時代の大胆な図柄や江戸後期から明治に伝わる粋はもっと活気があって、ダイナミックで、ショッキングで生命感があふれていてワクワクするものだった。ただの伝統がダイナミズムを押し殺して、人々の生活の中から湧いてくる息吹を封じてしまった。現代のモダニズムも、人工が人工を生む循環であり、将来に対する希望を見いだせないことが、生命感/ダイナミズムを失ってくすんでいる。

当方にはまだまだやらなければならないことがある。半年後の、当方のHand Made Marketへの出店をお楽しみに。とか言って、本当にできるのかな???
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Hand Made Market その2 横浜赤レンガ・クラフトフェスタ2016

Hand Made Market その2 横浜赤レンガ・クラフトフェスタ2016

2016-5-1
Hand Made Market調査しようと思ったときは、すでにビッグサイトの大きなHand Made Market(日本ホビー・ショウ、参加者20万7千人)が4-30で終わっていました。代わりに横浜赤レンガ・クラフトフェスタ2016を見つけて、こちらに行くことにしました(日本ホビー・ショウの1/100スケールで残念ですが)。ちょうど同じ会場で横浜赤レンガ・フリューリングス・フェスト2016(ドイツ春祭りの日本版)をやっているようです。家内は無類のドイツ好きですからちょうどいい。

まずはクラフトフェスタ2016のレポート。結論は、たいしたインプレッション無し。
Hand Made Marketの多くは女性用アクセサリー。小物は女性が家でコツコツ作りやすい。
皮の断片に色を塗ったアクセサリー、家庭用オーブンで焼ける色粘土をつかったアクセサリーなど、手法は簡単でも結構面白い作品を作っている。
アクセサリー以外に木工や焼き物もあるのですが、特に新鮮みのないものでした。みなさん技術的にはあるレベルを越えているとは思うのですが、魅力は感じません。

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いろいろな媒体に絵をコーティングしているのですが、この絵は自前のデザインでしょうかね?

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これは面白いと思いました。自前と思われるデザインは結構楽しい。デザインプリントはビニールの2重膜にはさんでいるので、ビニールの直接プリントするより色が落ちません。デザインと使用目的のマッチングが良くないという気がします。夏の海やプールでの泳ぎ用にもう少し大きめな物入れが良かったと思うのですが。きっと単価が上がると売れないと思ったのでしょう。技術的なもの以上に、商品コンセプト、値付け、なかなか難しいですね。
作家が直接売っているのではなく、いくつかの作家と連携して、販売代理店のようなことをしている方がブースに立っていました。この方自体も、素人さんに毛がはえた程度のようで、全体に素人さん集団で構成されているようです。Hand Made Marketは複数の作家が連動したネット販売サイトが中心で、フェスタは商品のレスポンスを見るのが目的と思います。月400万円を売り上げる作家さんもいるそうです。

クラフトフェスタ2016は収穫が少なかったけれど、まだまだ調査を続けましょう。5月下旬にビッグサイトで、秋には横浜で大規模なHand Made Marketがあるようなので、いってみましょう。準備が整えば、当方もどちらかに出展しようと思います。

さて、フリューリングス・フェストのレポートに移りましょう。

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ドイツビールがいろいろ集まっていて楽しい。

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白ソーセージとかカリーブルストとか、ミュンヘンやベルリンのフリー旅を思い出します。
ビールもミュンヘンのホーフブロイハウス。これおいしかった。ムール貝(本来はsteamed musslsのはず? 実際は湯がいて白ワインソースをかけた?) は一番人気で、これもいただきました。

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アンペルマンショップもあって、小さなグッズを買ってしまいました。アンペルマンとは元東ドイツの信号機の表示で、ドイツ統一後にこのキャラクターがかわいいので、一部信号機として残され、キャラクターグッズもベルリン土産として人気になっているのです。

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帰り道の日本丸とランドマークタワー。以上撮影はFujifilm X-T10 + Zeiss touit12mm/32mm。12mmを買ってから12mmを使うことが多くなりました。まったくの無修正で載せています。当方としてはこのセットによるスナップには十分満足しています。

HandMade Market その3

HandMade Market その3

2016-7-23
HandMade In Japan Fes 2016 (東京ビッグサイト2016-7-23, 24)に行ってきました。5,500名のクリエーターの個性あふれるオリジナル作品がずらり、5万人超のお客さんが参加。
撮影はFujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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当日入場券を買う人の列、前売り券を持っている人の列はこれよりずっとすごい。どうやら、HandMade体験コーナーの席取り合戦のためらしい。

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アクセサリー・ジュエリー、ファッション、バッグ・財布・ケース、素材、家具・インテリア、クラフト、アート、イラスト・雑貨・人形、ファーマーズ、オールジャンルのコーナーに分かれて個人から小さな工房、スワロフスキーなどの結構大手までぎっしりとブースが並びます。手作り体験のワークショップコーナー、フード&カフェ、ライブステージ、キッズスペース、ライブペインティングコーナー等もりだくさん。若い女性を中心ですが、こんなに大勢の人が集まるとはびっくりです。ハンドメードマーケットはもともとインターネット販売システムが生み出した小規模クリエーターが作る新ビジネスマーケットです。ここまで人が集まるとは、年寄りには予想もしなかった。この手の大規模ハンドメードマーケット・フェスは東京ビッグサイトや横浜みなとみらいで年間数回開かれているようで、このHandMade In Japan Fesは2013から4回目になり、ハンドメードマーケットは一時的流行ではなく大きな潮流となっているようです。
当方は陶器を今年の秋か来春のハンドメードマーケットに出店することが当面の目標です。
ということで、下見です。当然陶器のブースを中心にまわります。

クラフト・コーナーの入り口にある陶器ブースを見て、びっくり。クオリティー高いですよ。
きちんと美大で学んだ連中の作品は、陶芸6年目とはいえど素人の当方のクオリティーは到底通用しない、とまずは大きなショックを受けたのです。

レポート1 陶器ハイクオリティー

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ロクロワークはきちんとした形が身上ですから、技術が見え見えでごまかしがききません。ここはクオリティーの高さが見えます。さらにガラスを巧みに使って粒々模様を出しています。これは当方が今やっている隠し玉武器の一つなのです。しょっぱなから、形とガラスとダブルでパンチを受けました。

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こういう。ガラスぶつぶつ小物も当方の狙っていたことです。

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その隣もクオリティーが高い。

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一つの器を作るのに、3つのパーツに分けて合体して作っています。とても手の込んだ作品です。当方が使おうとしていたラスター彩上絵をふんだんに使っています。ここでも当方の隠し玉が使われてしまっています。

と、ここまではショックで真っ青でしたが、主催者はクオリティーの高い作家を手前にもって来るらしく、到底及ばないのはこの2件のみ、このコーナーの内側に入ると、迫ってくる陶器作品は激減するのです。 上記2店に対してだって、まだまだ当方の隠し玉がいくつも残っているのだ、と元気を吹き返すのです。クオリティーでは負けてもアイデアでは負けない。

レポート2 クオリティーはあるのだがディスプレイに問題あり

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このクラフト・コーナーの内部に入ると、見慣れた陶器が主流になります。このブースはごちゃごちゃで、最初に紹介したブースの整然としたディスプレイ/主張とは大きな差があります。よく話を聞くと、スペインでタイルの勉強をして、その描き方が基調になっているとのこと。確かに右真ん中のタイルなど細かい作りで、よく見れば良くできています。全体にスペイン風絵柄から日本陶器の伝統的絵柄に埋没してゆく過程が混然としています。スペインタイルから新しい展開の方向をつかみきれていない。思想が固まっていないからディスプレイも混然として、せっかくいいものがありながら、お客を引き付けられないでいる。

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このブースはさらに混然としています。そうとう経験のある男性陶器作家さんが器を作り、デザインを勉強した女の子が絵柄をつけているという分業だそうです。ここも方向が行き当たりばったりで、ごちゃごちゃです。いろいろ作れば何か当たるかもしれないと思っているのか。2人のマッチングが悪いという気がします。

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このブースはここに分類するのは申し訳ないくらい色々な試みをしています。複数の作家の作品の集合かもしれません。しかし、伝統陶器の延長から抜け出そうとするが、突き抜けた鋭い突っ込みがみえません。そのためにディスプレイが混然としてとらえどころがない。 拡大してみるとシーサが見えるところから、沖縄の窯かもしれません。ここでは話を聞かなかったので、残念なことをしました。

レポート3 かわいい系陶器

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やはりHandmade Marketのユーザーは若い女の子が中心ですから、カワイイ系商品が多い。伝統的焼き物のカラを破ってコマーシャルベースにのせるのはカワイイ系の方向というのが主流です。
当方はカワイイ系を中心に持ってくる自信とうていはありません。

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この方も一人でコツコツ作っているようです。この箸置きワンちゃんもすべて手造りで
、型を使っていないと言っていました。小物はそう高い値段はつけられませんから、売れるかもしれませんが、ペイするようには思えません。

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レポート4、まだ伝統から突き抜けることが出来ない陶器

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こういう伝統的うつわは、ユーザーから見ると買いやすい。意外に人は集まり、実際に売れるようです。女性にとって、器というのは実用という目で見るので、あまり伝統から離れたものは、手にとってもなかなか買わないのかもしれません。
最初に紹介したハイクオリティーの2ブースはハイクオリティーすぎて、常用としては買いにくいかもしれないと思うのです。ここが難しいところ。

レポート5, 小物系陶器

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このブースは小物に徹底しています。陶器ベースのアクセサリー。ここで銀粘土というのを教わりました。銀の混じった粘土状のもので、焼くと銀だけになる。アクセサリーの台座に使っています。陶器のアクセサリーを狙うなら、ここまでやらなくては。

ここまで、陶器関連のブースでした。 学んだことは

1、 主張を絞って、方向性をはっきりとうちだすこと。あれもこれも見せてどれかが当たってくれればいいというやり方は人を引き付けない。
2、 斬新性と実用性をバランスさせる。これは難しいけれど、何とかこの道を見出す必要があります。
3、 値段は3000円が中心軸。1万円を超すものは珍しい。小物は1000円以下が軸。

当方の作品ももう一歩で何とかなるでしょう。しかし、このもう一歩が重くのしかかってきます。自然教育園をとぼとぼ下を向いて歩いているのは、このもう一歩をどうオーバーカムしようかと思案しながら歩いているからで、写真のことを思案しているのではありません。

ハンドメードマーケットはまだ明日も続きます。




HandMade Market その4

HandMade Market その4
2016-7-30
HandMade In Japan Fes 2016 (東京ビッグサイト2016-7-23, 24)の続きです。
今日は11時から5時間くらい器作りに費やして、くたびれた。HandMade Marketレポートはみなさんあまり興味ないようで、ブログ書く意欲がでませんが、自分のためにレポートをまとめておかないと。少しでも前に進まなければ。

レポート6、競合する時計分野
当方の売り物には時計が含まれます。壁掛け時計を買おうと思った時に、あまりに面白い時計が無かったので、きっとニーズがあるだろうと思ったのです。しかし、一方で、スマホ時代に壁掛け時計を使っている若い方は、はたしているのだろうか?? 
時計、しかも2本の針がグルグル回る時計って、何か魅力的じゃありませんか? 時はロマンですよ!ずっと一方方向に動いて、人は生まれて死んでゆく。思い出は生まれて、消えて、また現れる。希望は生まれて、消えて、また生まれる。時計は知らん顔で、回り続ける。

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結構、時計のブースがあります。

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このブースはディスプレイも気を入れてますね。ブログに出しますから写真を撮らせてくださいというと、いいですよと協力してくれます。ほんといい人ばかりです。木製品は魅力的ですが、一般に値段が高い。どうしても手作りで、ごまかしがきかない一品ものになってしまうからでしょう。

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こんなアンティックな時計に凝っているブースもあります。上から18000、35000、15000円です。この会場では珍しく1万円超えの商品です。

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針も凝っていて、結構楽しい時計です。材質はなんでしょうね? 陶器でなくてプラスチ系でしょうか??

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これはスペシャル特別企画(Creemaブース)というところに展示されていました。夏っぽい作品をいくつか選んで展示しているコーナーです。この時計は当方の方向と一致しています。当方の時計はセミ量産品ですから、ここまで凝っていませんが。


以上、壁掛け時計も忘れ去られた分野ではなさそうです。のぞみはあります。

また明日。

HandMade market その6(HandMade In Japan Fes 2016最終回)

HandMade market その6(HandMade In Japan Fes 2016最終回)

HandMade In Japan Fes 2016 (東京ビッグサイト2016-7-23, 24)の続き。

8、その他もろもろ

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この女性のもつ器、パッと見面白いとおもいました。正確にはわすれましたが、値段が安かったので、なんでこんなに安い値をつけるのですかと聞いたら、まだ始めたばかりで、自信がないのです、とのこと。器は木製で、別のところで作成され、彼女は金箔をはるのが仕事。なにか、夢を追うけなげなさといいましょうか、このフェアのもつ一面を見た様な気がして、作家さんも、このフェアも頑張ってほしいと思うのです。

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ハンドメイドの特徴といいましょうか、小さなもので、小さな空間を作って、そこに夢を託す商品が少なくありません。それはそれでいいと思います。当方も現在作っている商品よりスケールダウンした方がいいのではと思っています。 あまり単価を上げられないとすると、小さくして、材料費や調整費を下げないとビジネスになりません。小さくてコストパフォーマンスが一番出るのがアクセサリーということになります。事実、今回はご紹介しませんが、この会場の半分以上はアクセサリーのブースで、訪れる方もほとんどが面白いアクセサリーを手に入れようとする若い女性なのです。

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このブースは貝を使ったアクセサリーを扱っています。これがとっても人気で、ごったがえしていました。これから海のレジャーのシーズンですから、安くて海っぽいアクセサリーを手に入れようというわけでしょうか。当方も海をテーマとして、貝シリーズの器を作っていますから、このブースの異常な人気は興味あるのです。この手の貝殻は安く多量に手に入るので、それをちょこっと細工して、アクセサリーとして売るとい商売は、抵抗があります。なにかアーティスティックなクオリティーを感じません。 むしろ、ちょこちょこっとおいてある陶器の文鎮(?)を面白いと思いました。きっとこのアクセサリーを作っている方はセンスのある人なのでしょう。浜辺のお土産屋さんの貝殻細工とは違うと女性は敏感にそのセンスを感じて、興味を示すのでしょう。だけど、当方はこのままではいやですね。このアクセサリー分野で、なんとか当方流にアイデアを考えてみましょう。

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これよくわかりません。このようになにかキャラクターを作って、これが当たれば、ぱっとビジネス展開ができるという方向は少なからず存在しているようです。いまのところ、当方はやる気もないし、できそうにない方向です。しかし、一定の主張を繰り返すということは、このネット時代には必要なことだと感じています。その方向が万人に受け入れられなくても、情報はお金をかけずに世界に拡散して、小人数でも誰かがレスポンスすると、それをきっかけにレスポンスが広がってゆくことがあります。しかし、主張が揺れ動くと、レスポンスは拡大することがありません。

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2つ前の時計レポートにいれわすれた。下はTシャツなので、どうやら、デザイン自体が売り物らしい。デザイナーの絵柄の出口が時計とTシャツというわけか。追加しておきます。

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こういう絵柄をイラストレーターでデジタル情報化すれば、あとはレーザープリンターでなんにでもプリントして行けます。

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陶器に砂で彫刻する、醤油をいれると絵柄が浮き出す。これはかなり気を入れて売り込みをしていました。

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おそらく本物の花びらをレジンで封じたアクセサリー

きりがないのでこの辺で、やめましょう。

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こちらはアクセサリーとその素材のコーナー

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表では屋台がいっぱい出て、これも楽しい。

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中央にはスワロフスキーの大きなコーナーがあって、アクセサリー作りの体験コーナーもあり、盛況でした。

以上、HandMade In Japan Fes 2016 レポートを終わります。

HandMade Market その4 2016-11-12

パシフィコ横浜<Handmade MAKER`s>レポート その1

自分の陶器作品を世にデビューさせる場所として、個展とHandmade Marketの2面から調査しています。Handmade Marketの調査はこれで4回目。

こうやってまとめてみると、東京ビッグサイトHandMade In Japan Fes 2016 (2016-7-23, 24)に比べて、パシフィコ横浜<Handmade MAKER`s>(2016-11-10~12)は作家さんのアイデアのバラエティーが広く、ユニークでした。なんて言ったらいいのかな? 販売場というよりアイデアの展示会のような気がする。見方を変えるとフリー・マーケットの延長的な自由さが全体を覆っていて、ビジネスより作家の気概丸出しの素人っぽい集団に一見、見える。しかし、話してみるとデパートに卸しているような実績のある作家さんも少なくない。遠くからくる方は、ここで売るというより東京地区での商談が主たる目的と言っていた。何種類かあるHandmade Marketはそれぞれ違った雰囲気を持っているようだ。総ブースは800の中から、陶器、ガラス、レジンアクセサリー、グリーンなどを中心にピックアップしています。

集めた資料と写真を照合に努力しましたが、そう簡単ではありません、もし間違っていたらすみません。資料の無いところもあり、これもすみません。登場する方にはブログに載せますとことわって写真を撮っています。宣伝になることを期待されていると思うので、記載が間違っている場合は、平謝りです。

カメラはFujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm

写真量が多いので、3回に分けてアップします。歩いたままの順番で載せます。

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パーツを組み合わせた陶器。

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ポチポチの羅列だけでもかわいらしくなる。

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長崎から来たガラス細工。 ビードロを思い浮かべます。長崎はガラス細工が多いのですかときいたら、なにやらウサン臭いおやじと思われたようで、あまり話してくれませんでした。それでもしつこく売れますかと聞きます。 商談があるので、遠くてもペイしますとのこと。吹きガラスのFUKU GLASSWORKS。

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これはかなりユニーク。値段は3000~5000円。

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これは花びら一枚、一枚作るので大変な手間がかかるそうです。値段も16000円とかなりのもの。百貨店にも出しているとのこと。これはすごいですよ。紫乃匣(shinohako)ディップアート&レジンアクセサリー。

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これまた超ユニーク。時計の部品を使ったアクセサリー。

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かなり魅力的。

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展示品を見ていたら、話しかけてきたのはロシア人。日本語ペラペラ。世界中を回って、その国の印象からアクセサリーを作ると言っていました。

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ロシア語、日本語、英語の3か国語を駆使して世界を駆け巡るそうです。Nishi Nataliya, Craft designer, Swetlerra & Art

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会場には手作り参加の場が多くあります。ユーザーが参加できること、これはとっても重要な方向だ。超絶技法でないが、それなりの技術を融合して、ユニークな技術に見せかけようという当方の方向に対して、皆が参加できるシンプルな技術で、むしろシンブルさをビジネスとする方向がhandmade marketのビジネススタイルの一つであることを真面目に考えなくては。作家が個展を開いて、芸術作品を売るという方向とhandmade marketで売るという方向の際立った違いが、この参加型ビジネスに現れている。

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折り紙のアクセサリー。買い手のセンスが問われます。

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イッチン技法(?)+釉(ユウヤク)のカラフルな陶器。どうやらスペインタイルが元らしい。色は釉で、いろいろな色を出すのに3年かかったと言っていました。これも当方の方向と一部オーバーラップするので参考になります。デパートにも出店、陶芸工房ラ・プエルタ(新潟・東京)、小林恵さん。

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これは金属粘土を使った小さなアクセサリー。1~2cmの小ささであるところが特徴。粘土のように細工できるが、焼くと金属になる。

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スマホなどに付けると、結構面白い。アイデアである。

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多治見の窯。 多治見の行き詰まり打開を目指す。 さすが多治見、白磁と型をガンガン使っている。㈱スイーツクラフト・ブース。

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多治見の新たな方向について、いろいろ話しました。頑張ってください。

続きは明日。

HandMade Market その4-2 2016-11-12

パシフィコ横浜<Handmade MAKER`s>レポート その2

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このあたりから、レーザーカッターの商品が続々登場。レーザーカッターは当方の武器でもあります。単純にレーザーカッターでMDF (medium density fiberboard)ボードをカットするだけでは、このデザイン力がもったいない、当方の現在の方向の方が面白いですよ、当方に協力しくれませんかね?

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大きくデザインを描いて、PC上で縮小すると細かい商品が簡単にできる。これがデジタルデザインの大きなメリット。NOSHIKAKU。

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小さなガラスタイルを防水パテ(目地材)で貼ってゆく。当方もこのガラスタイルを使おうとしたことがあります。このガラスタイル、色はきれいだが焼くと色がみな飛んでしまい使えませんでした。この商品は焼いていません、パテ(目地材)止めです。

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この超薄いタイルはINAXで売っているそうで、魅力的。割って貼るそうです。これなら熱をかけられるかもしれない。Pieceful* MOSAIC 安藤晴美さん

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これは店の方いなくて、話を聞けませんでした。

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この方向、結構面白い。当方の方向と一部オーバーラップするから参考になります。

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こちらは、詳細忘れましたが、伝統ある窯元だった記憶があります。ノスタルジーでかわいいうつわ、陶工房 gritty。通販greema。

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これもレーザーカッターの商品。これは商品として成功のようです。

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厚紙をレーザーカッターでカットしてそれを張り付けて形を作る。レーザーカッティングは専門のところに外注しているとのこと。

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成功のポイントは、材料を売って、ユーザーが自作する商品だということです。子供さんにクリエイティブな感覚を持ってもらおうとお母さんが子供に買ってあげるという点で、商品として成功しているのではと思ったのです。シンプルな作品は作品を売るのではなく、自作用材料を売るというビジネスは心にとめておかねばなりません。シンプルも金になるという逆転の発想です。川崎、建築設計事務所(合同会社ムラオデザインワークス)発ダンボールクラフト

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これはガラスに紙型をはって、サンドブラスト(砂を吹き付ける)によって絵柄を刻む手法です。デパートでも展示会をやるそうです。デパート展示は数日張り付かねばならず、作成がストップするので嫌いだといっていました。キリコほどの熟練がいらないのに同じくらいの値段をつけている。6000~10000円が並んでいました。それでも、ここの値段はデパートで売る時より全然格安で売っていると言っていました。これは意外にうまい商売かもしれない。サンドブラスト彫刻工房ドリース・ドックロック、山田ひとみさん。Creemaでネット販売中。

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これは、正月のしめ飾り。家内が喜ぶかと思って撮影したのですが、すでに同じようなものが売っていて、使っているとのことでした。

続きはまた明日。



HandMade Market その4-3 2016-11-12

パシフィコ横浜<Handmade MAKER`s>レポート その3 (最終回)

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これもレーザーカッターの商品。撮影をしぶられました。この会場で撮影をしぶるブースはめずらしい。レーザーカッター商品がトレンドです。しかし、この手法は簡単ですから、遠からず蔓延して、よほどのデザイン力か、ユニークなアイデアを付加しないと苦しくなるでしょう。

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とっても、handmade marketらしい商品です。アイデア勝負小物、このジャンルは競合相手がいっぱいるかも? 植物や動物をモチーフとした陶小物、Nonojiko 永田典子さん。

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こちらは3Dプリンターを用いた、どちらかというと、マイペットのグッズを作る、受注生産ビジネス。一過性のビジネスとして成立するか?  ㈱ゆびほか、オーダーメード・ペットフィギュアCocoro。

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コンサートもあります。結構名が知れた方が登場しているのかもしれません??

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これもアイデア。実用よりアイデア優先というのはこの会場の一つの特徴か?

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カップは大量生産の型物。絵付けがビジネス。

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現場で絵付け体験を行っていました。これもシンプル技術を自作用素材で売るビジネス。Porcelarts(㈱日本ヴォーグ社)東京新宿。

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大きなグリーンコナーがあったビッグサイトとは大違い。この会場で、唯一のグリーン・ブース<苔むすび>。 ただのコケをいい値段で売るのですねと言ったら、入れ物の値段です、高いのは入れ物を自作しているからですとのこと。北大の修士卒の方が脱サラして鎌倉を拠点に活動。

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これはレジン(樹脂)のフュージング。ガラスのフュージングで苦労するより樹脂は簡単で自在である。同じ効果が得られるなら、ガラスよりレジン(樹脂)の利用をマジに考えてゆかねば。わくわくどきどきを日常に、Pupil, accessory designerおおえひとみさん。

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これは確かステンドグラスと金属粘土のコンビネーションであるという記憶があります。stained glass works SURAGA

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最後に、おばさんが売っている、そういっては申し訳ないがおばさんとは似つかわしくない、かわいらしいオール猫グッズのブース。とっても魅力的なのに、展示場所が奥まっているためにお客さんが少なかった。猫が好きといっているおばさん。誠に申し訳ないが、子供さんかお孫さんにブースに立ってもらったら、売り上げ倍増すると思うのですが。当方がhandmade marketに出店するとしたら、同じことが言えるかもしれない。苦心の作を売るのですから自分で店に立ちたいが、売上げを考えると、魅力的若い店員の方がいいに違いない。

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以上、パシフィコ横浜<Handmade Marker`s>でした。


プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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