檜原湖の紅葉  その1

関東の紅葉 2015
檜原湖の紅葉  その1

2015-10-21~23
関東の紅葉撮影は失敗続き。関東の紅葉が悪いのか、タイミングが悪いのか、撮影の腕が悪いのか??? またまた紅葉の季節がやってきました。今年は、ある連中と一緒に檜原湖の紅葉撮影に出かけました。泊まるペンションが紅葉撮影をサポートしてくれるところがいつもと違います。この連中は車好き、車であっちゃこっちゃ動き回ります。ペンションのサービスも車で撮影ポイントまで連れて行ってくれます。ということで、車での撮影旅行という、当方にはめずらしい旅になりました。
  風景写真というのは、以前も言ったかもしれませんが、良く考えると当方の装備は風景写真撮影用ではないのです。今回の件で、当方は風景を撮るということをあまり真剣に考えていないことにあらためて気が付いたのです。持って行った機材は
Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8が中心で、こいつは、F1.8の望遠ボケを武器にしています。むろんSony FE90mm macroも付けましたが、だんだんSony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8が多くなりました。撮る場面が広角中心とわかっている時は、Sony α7RII にSony/Zeiss FE 16-35mmを付けています。 もう一台この機材の補佐として、Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mmを主軸として、時々Sony α7RII とSony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8を入れ替えています。ザッパクに言えば、Sony α7RIIは望遠で色と形のサンプリング、Sony α7Rは補佐的に広角領域を受けもつ。
  Sony α7RがSony α7RIIの補佐が出来るか見極めるというのも、今回の撮影の目的です。あまりに性能が違い過ぎて、補佐にならないとしたら、万難を排してでもSony α7RIIゲットに走らないといけなくなります。
  撮影した絵をブログ用に選んだら83枚になりました。多すぎるので、気に入ったのだけ残そうと思ったら、なんと2枚だけになりました。これじゃブログにならないので、気を取りなおして、70枚くらいに縮小。3回に分けてアップします。

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今回訪ねた所は、
一日目:栃木県、日光の近くの龍王峡を目指しましたが、紅葉がまだ早かったのでパスして、日塩もみじラインの2つの滝(太閤下ろしの滝、白滝)、ついで大内宿を見て、吉岡ペンションへ着きました。近くの湖(沼?)で撮影、ついで吉岡ペンションの案内で秋本湖か檜原湖(どっちだかわからず)で日の入りを撮影。
二日目:吉岡ペンションの案内で日の出を見て、吉岡ペンションを後にし、中津川渓谷を撮影、ペンションくらんぼーんへ。くらんぼーんの案内で、周辺の湖(沼?)で撮影さらに秋本湖か檜原湖(どっちだかわからず)で日の入りを撮影。
三日目:くらんぼーんの案内で、檜原湖の日の出、さらに檜原湖で撮影。くらんぼーんを後にして、五色沼自然探勝路を歩き、ついで達沢不動滝によって一路東京へ戻りました。
くらんぼーんのオーナーは黒原範雄さんはプロカメラマンで、現場での撮影ポイントのサゼスチョンや夜には撮影セミナーがありました。

① 太閤下ろしの滝
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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

②白滝
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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

③ 大内宿
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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

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Sony α7RII+ Sony FE90mm macro

④吉岡ペンション
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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7R + Sony/Zeiss FE 16-35mm

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm



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檜原湖の紅葉  その2

関東の紅葉 2015
檜原湖の紅葉  その2

吉岡ペンションの続きから

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

雨の中、色と形の収集を行う。光が無いと、インプレションが落ちる。光が強すぎると紅葉の色が飛ぶ。難しいところである。当方はやはり光が好き。色と形の収集で得た写真それぞれからは絵画を生むことが出来るはず。

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8


⑤中津川渓谷
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Sony α7RII + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

⑥ ペンションくらんぼーん
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Sony α7RII + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

我々グループが5名、それ以外のグループが6,7名がプロさんの指示でポイントを撮り始めると、込み合ってうまい位置をとれない。すぐ前に入ってくる。みんなが去ったあとに撮影していると、今度はプロさんの案内に遅れて、ポイントを聞き逃す。結局、一人はずれて勝手に撮ることになる。

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Sony α7RII + Sony FE90mm macro

この赤い実と池を撮りたかったのだが、前に人(グリーンの服が見える)がいて絞りこめない。帰り際に撮りなおそうと思ったら、この赤い実は、グループの面々に荒らされて、一個も残っていない状態となっていた。しかし、グリーンの服を頭の中でカットして、この写真から当方には一枚の絵画が描ける。色とパターンの収集にはなっているのである。皆さんには写真としてまったくつまらないものに違いないが。色とパターンの収集と面白い写真とはなかなか一致しないのである。

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar FE 135mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar FE 135mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar FE 135mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar FE 135mm

湖面に浮かぶ葉っぱの上の水滴を狙えとプロさんがおっしゃる。皆さんはそれを一杯撮っているのだが、遅れて行った当方には撮る時間が無い。結局、葉っぱの水滴写真は使える物が無い結果となってしまった。このように団体行動のなかで当方はいつもはぐれてしまう。

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Sony α7R + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7R + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8


檜原湖の紅葉 その3

檜原湖の紅葉 その3

檜原湖の紅葉も3日目に入ります。
ペンションくらんぼーんの続きからです。

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7R + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

⑦五色沼自然探索路
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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

ここでも、色と形の収集に走る。実際はもっと広い場面を写しているのだが、その部分をトリミングで引き出している。これによって、説明としての写真情報が皆消えてしまうことが、いいことなのか悪いことなのか?少なくとも大きく引き伸ばした絵にしないと何の魅力も生まれないだろう。

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

こういう写真を一杯撮りたかったのであるが、時間的余裕が無かった。4kmの行程を2時間という縛りで、ばらけて撮影していたので、みなさんはあっというまに先に消えてしまい、当方は一人大きく遅れながら、時間とにらめっこしながら撮ることになってしまった。

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

当方の写真は紅葉というよりは水の表情におおくの関心がある。

⑧達沢不動滝
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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm

多くのカメラマンが滝にかかる虹を目当てに撮影している。

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony α7R + Sony/Zeiss Vario Tessar FE16-35mm


くらんぼーんの黒原プロのセミナーで、2つのことを学びました。1)写真にストーリー性(あるいは詩的物語)を入れる 2)絵に合わせてハイキー/ローキー(アンダー)にシフトさせると効果があることがある。
さて1)が問題です。写真展や写真コンテストで受ける、すなわち見手に受けるためにはストーリー性が必要であることは明らかです。ストーリー性がある写真はだれにでも分かりやすい。当方の自然教育園に現在展示している3つの花の写真、<ヤマユリ>、<ユキワリイチゲ>、<キバナアキギリ/コトジソウ>はだれも立ち止まる人はいません。そうとう苦労して撮ったのに。ストーリー性のない、ただの花だからです。<ヤマユリ>は森の精と題しているので、奥深い森の中にポツンとヤマユリを小さめに配置すると題名のようなストーリー性がでるでしょう。霧の中ならもっといい。ユキワリイチゲは簡単で、雪のなかでユキワリイチゲがけなげに咲く様子を撮ればストーリー性がでるでしょう。コトジソウは誘惑の館という題ですから、虫が入るところをいれればストーリー性が出るでしょう。そうすれば少なくともいまよりは人が足を止めるでしょう。自然教育園の縛りのなかで、実際にこういう写真を撮るのは不可能に近い。しかし、それよりも、当方が求めているのは絵画性のある写真です。絵画にはストーリー性のあるものと、純粋に色と形を中心とするものがあります。当方はあきらかに後者を目指しており、ストーリー性を中心とする絵画はむしろ嫌っているのです。純粋に色と形を中心とするのは、写真が最終作品でなくて、その色と形から、絵や彫刻や焼き物を最終作品として作る為なのです。

色と形を中心とする絵画は作家の心に持っている何者かが色と形の中に表現されるのです。絵画は自由に色と形を作れるからそれが出来るので、写真でそれを行うのはとても難しい。それでも、色と形だけで、写真を作るプロは少なからずいます。色と形だけの写真でも人を惹きつけることができるはずなのです。今、当方が自然教育園に展示している写真は、それが出来ていない。どうすればいいか、いまだ手がかりはありません。しかし、色と形だけで、写真を作る方向を変えることはできません。今回の紅葉写真も同じことで、色と形の収集の段階まででストップしています。色と形だけで、それでも人を惹きつけるすべを考え出さなければなりません。<風景写真>と<色と形の写真>の中間をどっちつかずにウロウロしているのがわかります。もっと<色と形の写真>に吹っ切らなければ、人を惹きつけるすべを考え出すことが出来ない。

Sonyα7RはSony α7RIIの補佐になるかという命題の答えは、むしろSony α7Rの方がいい色をだしています。シャッターの感触さえ我慢すればSony α7Rは充分補佐の役割をはたすでしょう。今回、日の出、日の入りで相当暗い場面でも屋外であるなら、Sonyα7R、Sonyα7RIIいずれも十分な絵を作れます。とすると、売らずに残した超高感度Sony α7Sはどのような場面で使ったらよいのやら?

こうやって、振り返ってみると、当方は風景写真に慣れていないなと思う。どうしてももっと一か所に時間が必要になってくる。ガイドはあった方がいいのか、無い方がいいのか?車で移動した方がいいのか、歩いた方がいいのか? 団体行動がいいのか、一人がいいのか? ストーリー写真がいいのか、色と形の収集でいいのか? いろいろやってみるしかない。とにかく、今回の旅は、気に入った写真は無いけれど、一つのいい経験であった。

プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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