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散歩から、小さな旅、大きな旅まで、写真をどんどん載せます。一緒に歩いているように

自然教育園日記 その275 Sony alpha7CR試写―4

自然教育園日記 その275 Sony alpha7CR試写―4
2024-2-6
Sony alpha7CRSony 70-200mm macro
自然教育園に雪が降る時はなぜかいつも休館日の月曜である。火曜の朝出かけてもたいていは雪が融けてしまっている。今回もまたもや月曜に降る。よって雪景色は撮れず。
名残の雪景色をちょっとだけ。

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これはヒョウタン池の一番奥、100mくらい先のカモを撮ってトリミング拡大したもの。

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さて、寒い中自然教育園に来たのはもう一つの目的で、写真展の写真がちゃんとしているかを見回りに来たのです(時々、額が曲がったり、落っこちたりしている時があるのです)
自然教育園写真展が開催中です。ポスターの<ウソ>の写真は、虫・鳥を撮らしたらトップグループの一人であるクラブの女性カメラマンの作品。園では、こんな写真はそう撮れるものではありません。これ以外にもクラブの素晴らしい写真が満載ですから、いらしてください。

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当方は、虫鳥から脱落して抽象画全開、The Art in The Pondとして以下の4枚(A2)を自然教育園写真展に出しています。後半2枚は張替用です(2月20日張替)。 

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GFX50SII, Sony STF 135mm これはSTFで撮っていたのですね。よく見ると本物はとても素敵な絵ですよ。

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Fujifilm 100S, Fujifilm GFX 120mm macro

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Fujifilm 100S, Fujifilm GFX 120mm macro

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Fujifilm 100S, Fujifilm GFX 120mm macro

(こう見るとやっぱりGFX50SIIは手放せないかな??)
当方の虫鳥でない抽象画に興味を示す、来館者はいないに違いない。だけどひょっとして100人に1人くらいはいるかもしれないと期待して、会場の写真展感想コメントボードを見に行ったのです。<池の水面に映る模様をアートとして捉える視点が新鮮でした!!>というコメントが1枚ボードのはじっこにぽつんと貼ってありました。一人わかってくれる人がいれば十分だと思っていたので、The Art in The Pondは出展した意味あったとします。 コメントを載せてくれた方、有難うございます。これでまた少し前に進めます。

先日の浜離宮のThe Art in The Pondは素敵だったと自画自賛していました。The Art in The Pondは何て面白いのだ!!と心の中では思っているのです。公募展用陶絵画がなかなか進まず、体力もなかなか回復せず、希望の見えない毎日ですがほんのちょっとばかり元気になったかな???
2024-2-14
Sony alpha7CRSony 70-200mm macro

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近場のカワセミを撮るにはこのシステムで十分なようです。しかし止まっているところしか無理というのが結論。

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カワセミに集まる人たち。連日こんな調子。

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ユキワリイチゲが咲き始めました。

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フクジュソウ

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セツブンソウ

2024-2-16
今日はレンズを換えます。

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Sony alpha7CRZeiss Planar 100mm macro + Extension tube

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Sony alpha7CRZeiss Planar 100mm macro + Extension tube

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Sony alpha7CR +Sony 70-200mm macro

花も咲いてきました。鳥から完全撤退して、マクロの世界へ移行しましょう。
マクロの世界でのSony alpha7CR +Sony 70-200mm macroの
位置づけを探ります。今日はSony alpha7CRを固定して、最新Sony 70-200mm macroと超オールドレンズZeiss Planar 100mm macroをちょっとだけ比較。同じ時同じ場所でセツブンソウを撮ります。最後の2枚をご覧ください。Zeiss Planar 100mm macroは<物語>を撮り、Sony 70-200mm macroは<写真>を撮りましたという感想になります。
ずっと言っている感想、Sony alpha7CR +Sony 70-200mm macroは<何でも撮れるが、面白い写真を撮るのは難しい>。しかし、Sony alpha7CRを固定してレンズを換えれば面白い写真が撮れるかもしれない。つまり<何でも撮れるが、面白い写真を撮るのは難しい>はSony 70-200mm macroのせいだったらしい。これがいまのところのSony 70-200mm macroの評価。撮れる距離の範囲は広いが、撮れるニュアンスの範囲は広くない。ダイナミックなボケやデリケートな表現は無理なようだ。Sony でマクロ撮影したいなら、ちょっと古いけどSony FE90mm F2.8 macroが今でも素晴らしいと思います。中古で安く買えます。
次はレンズをSony A マウントに固定してFujifilm 中判とSony alpha7CRを比較してみようじゃないか。お楽しみに。こんな試みをやろうと思うのは、Sony alpha7CRが軽くて高画素だから。これがSony alpha7CRの間違いなくいいところでしょう。
そうそう、Sony alpha7CR +Sony 70-200mm macro試写でピントが合わないと言っていた理由がわかりました。このシステムはピントが非常に薄い、どうしても拡大してピントを合わせる必要があるようです。現在はDMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)を常用することによりピントの問題は解決しそうです。個人的にはDMFが嫌いでこれまで使わなかったのですが、本システムではDMFを多用するのがよさそうです。特に鳥はDMFしかないでしょう。
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浜離宮恩賜庭園  Sony alpha7CR 試写―3

浜離宮恩賜庭園  Sony alpha7CR 試写―3

2024-2-3
Sony alpha7CR + Sony 70-200mm macroの試写を続けます。

体がなかなか元に戻らないという気分はとっても楽しくない。とにかくいやでもなんでも毎日歩くしかない。今日は浜離宮恩賜庭園へ。
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花を撮るつもりだったのが、水面を見つけて、そればかりを撮影する。

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本当は菜の花が咲いているというニュースを見てここに来たのです。

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Sony/Zeiss A-mount 24mmを使ってみる。

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Sony/Zeiss A-mount 24mm

とにかくA-mountは重たい。重たいわりには今日は特にこれといった収穫は無かった。

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メジロと梅

色々メジロを撮ってみた。APS-Cサイズにクロップしているから、レンズは300mm換算である。 AFではちっともピントが合わないので、MFにしてみたが、これでもとってもピントの歩留まりが悪い。 目で見て合っているはずなのですが、ダメだ。 

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今日も同じ感想。Sony alpha7CRは何でも撮れるが、いい写真が撮れない。何だかSony alpha1の試写の時と似た印象を受ける。高画素のわりにはピシッとピントが合わない。AFも思ったようにピントが合わない。どこが最新AFなのだ、ちっとも言うことを聞いてくれない。Sony alpha7RIIIを使っている時はそんな印象を持ったことは一度も無かったのに。昔のα7と今のα7は思想が違ってきたのか? 天下のソニーさんですよ、当方の使い方がズレてるのだろう、きっと。 それともFujifilm 中判を中心軸に考えるようになってしまったからかな? ひょっとするとこれはえらいことですよ!

Sony alpha9IIIのレビューでプロがグローバルシャッターよりプリ撮影にはまっていると絶賛している。 バカか!!! プロのくせに今頃こんなこといっている。当方が何年間もSony はなぜプリ撮影に無関心なのか、これは必須だと言い続けてきたのに。だれ一人賛同してくれなかった。Sony alphaからFujifilmに移行したのは頭の古いプロ大御所の言うことばかり聞いて、Nikonを越すことばかり一生懸命で、自分自身では一向に写真を撮らずにユーザーの願いを無視する最近のSonyの性格が気に入らないからだ。
Sony alpha1にプリ撮影がついたら、売れるものはみな売って、α1M2を買おうと思っていたのだが。Sony alpha7CRでこんな状態ではα1M2を買っても満足しないかもしれない。 高いだろうから文句を言っているので、50万くらいならば何にも言いません。50万なんてわけないよ、きっと100万円と言いってくるのじゃないか。

新宿御苑 Sony alpha7CR試写―3

新宿御苑 Sony alpha7CR試写―3

2024-1-31
折角高いお金を出して買ったSony alpha7CR + Sony 70-200mm macroだから早い所いい所を見つけたい。自然教育園には花が全くないので、新宿御苑に行ってみる。

まだ体力が元に戻らない。歩くのがしんどいが歩かないと体力はもどらない。ヨタヨタ新宿御苑に行く。園は人が少なく気持ちいいのではあるが、いつもの1/3も歩かない内にギブアップ、スタバで昼食をとって早々と帰ることになりました。大した試写にならなかったが、ボチボチやるしかない。
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レンズをLaowa 15mm macroに換える

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レンズLaowa 15mm macro

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レンズ Sony 70-200mm macro

現在の感想
① AF, MF共に画像拡大によるピント合わせが、カスタマイズしていないために非常にやりにくく、 ピントがとれていない絵が少なくなかった。言い換えれば、AFが思った通り作動していないということで、予想通りAFへの信頼性は極めて限定的である。当方はまじに写真を撮ろうと思ったらMFが大半を占める。F4開放でマクロ撮影がこの機材の存在意義である。世間ではAFばかり議論されるが、F4開放でマクロ撮影は議論の余地もなくMFが決め手に決まっている。
② Fujifilm 中判はつまらない場面でも意味のある写真にすることが出来る。Sony高画素カメラではそうはいかない。つまらない場面はつまらないままである。まちがいなくFujifilm 中判の方が楽に絵が作れる。言い方をかえると、Sony高画素カメラでいい写真が撮れたら、世間でいう<写真>としては<いい写真が撮れましたね>と評価されることになる。
③ Fujifilm中判に対して、Sony alpha7CRは軽いから、色々なレンズや機材を持てる。これがFujifilm中判に対する画質的ハンデをカバーしくれるに違いない。ここでもSonyでいい写真を撮ることはテクニカルに高度な技術が必要だということになる。Fujifilm中判は絵作りは楽だが、持ち運びが楽でないということ。

Sony alpha7CR + Sony 70-200mm macroは予想通り、なんでも何とか撮ることが出来る。しかし、この機材はいい写真を撮ることは結構難しい、Sonyはただ撮れたというだけで、Fujifilm中判のように<おお!!>というようなストレートに撮る楽しみを与えてくれない。というのが、今のところの印象である。

CanonやNikonしか興味ない人には何の関係もないけれど、当方はFujifilm中判、Fujifilm APS-C、Sony フルサイズの間をそのメリット・デメリットのために相も変わらずに行ったり来たりしている気がする。Fujifilmが現行APS-C同等の性能のフルサイズを出せば問題はすぐ解決するのだが、これは無いだろうな。といっていまさらCanonやNikonを買う気にもならない。(Canon やNikonのいいところも十分とは言わないけれど理解していますよ、誤解のないように)。

自然教育園日記 その274 Sony alpha7CR登場-2

自然教育園日記 その274 Sony alpha7CR登場-2

Sony alpha7CR + Sony70-200mm macroの試写を続けます。

2024-1-26
無論大きくトリミング拡大。今日の何とか見られる鳥写真はカワセミ3枚だけ
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8コマ/秒では飛んでいるカワセミが撮れるのは単に偶然。

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強い風でさざ波の立つ水面とススキを撮ってみる。ファインダーで見たとおりの水面反射マルぼけがとれるのはいいかもしれない。

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ヒメガマの羅列
綿毛のディテールがきれいに出る、こういう絵が高画素ソニーらしい絵と思う。

2024-1-27
今日はピントが合ったのは1枚だけ。 大空を舞うオオタカはピンボケでした。
情けない結果となりました。

隣ではデカ望遠レンズと超高連写の方々が、さわがしくカワセミを追っています。
毎日いらっしゃる鳥撮り常連の方は集まってくる観客に、カワセミの居場所を教える案内役を担っています。写真クラブの鳥撮りの連中はカワセミにあきて、この場所にはいません。これが自然教育園の毎日の光景です。

鳥撮りは本格的機材を投入しないと、まともな写真は撮れないことは明らか。Sony alpha7CR + Sony70-200mm macroでも偶然いい写真が1枚撮れればいいじゃないかという考えはどやら捨てた方がよさそうです。予想通りですが、ちょっと残念でもあります。

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3日間のトライでSony alpha7CR + Sony70-200mm macroが活躍しそうな場面は全く見つからず。カワセミの止まっているところだけではどうしようもない。

Sony alpha7CR + Sony70-200mm macroの試写は新宿御苑に場所を移すべきだろうな。

能登半島地震に思う

2024-1-24 能登半島地震に思う


能登半島地震はショックでした。ここは何度も訪ねているし、地震の後の寒さの中で対応する人達の心がひしひしと伝わってくるのです。

当方は手術とその後のトラブルで、ここのところ<人生は耐えることに等しい>という思いがつのっています。ごく普通の生活を営むことそれ自体が簡単なことではないのです。もし、朝起きて夜寝る、ご飯を食べて、排せつする、ヒトと時々会話したり、表を歩いたりする。これが続けられるとしたら、十分幸せなのです。

以下、被災地の真っただ中の方にとっては、以下の文はのんきなことを言っていると思われるでしょう。能登やその周囲の方が、その地域と同化して地域の一部として生きていると思えるのです。当方はその能登やその周囲がいかにその地域に愛情をもっているかを、能登島や富山の<ガラス>にこめる思いから感じ取っているのです。輪島塗からもそうです。九谷焼からもそうです。 毎日の家の倒壊現場のニュースばかりでなくこういう切り口を書くのもご容赦願えることを期待します。

<過去のブログ>
Newアート考察3 伝統工芸に<革新>はあるか? 必要か? その6 能登島ガラス美術館-1  ブログ2020-4-7
Newアート考察3 伝統工芸に<革新>はあるか? 必要か? その7 能登島ガラス美術館-2  ブログ2020-4-7

能登島国際ガラス展 2020-2-6
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金沢から七尾へ七尾線の旅 能登の寒さは何かとてもこたえる寒さであることを思い出します。

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七尾からバスで橋を渡って能登島ガラス美術館へ 

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この時は向かいの道の駅が閉店で、この寒さの中バスを一時間まったことを思いだします。

<過去のブログ>
New アート考察9 <金沢、富山の陶芸・ガラス工芸を追う> その2 能登島・国際ガラス展 ブログ2022-12-28
 
能登島国際ガラス展2022-11-16
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能登島ガラス美術館はどうなったのでしょう?

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能登島にわたる2本の橋はこの通り、一時孤立したようです。ネット情報

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ネット情報

能登島ガラス美術館の庭のガラス作品の倒壊


七尾市の県能登島ガラス美術館。屋外に展示する14点のうち、1991年の開館時から設置されている楠田信吾さんのガラス彫刻作品「COSMIC FLY」が大破した。他に藤田喬平さんの「蔵」もバラバラに。館内でも約100点のうち2~3割が倒れたり、欠けたりした。



次は富山市ガラス美術館です。
ここも能登島に続いて2020と2023に2回訪れています。

<過去のブログ>
Newアート考察3 伝統工芸に<革新>はあるか? 必要か? その8 富山市ガラス美術館-1 ブログ2020-4-12

富山市ガラス美術館 リノ・タリアピエットラ展 2020-2-7
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リノ・タリアピエットラの作品 イタリアのヴェネチアングラス生産の中心地ムラーノ島

<過去のブログ>
Newアート考察3 伝統工芸に<革新>はあるか? 必要か? その9 富山市ガラス美術館-2 ブログ2020-4-14

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リノ・タリアピエットラの作品

この時、あまりにも危なっかしい展示だったので、地震があったどうするのですかと美術館の人に尋ねたのを覚えています。特殊な接着剤で張り付けていますという答えでした。こんな素晴らしい作品が日本で展示して粉々になったらどうしようとおもいました。実際この展示会の一か月後くらいに能登で大きな地震があったのです。

<過去のブログ> 3年後の2度目の訪問です。
Newアート考察9 金沢・富山の陶芸・ガラス工芸を追うーその3 フィンランドガラスアート展<自然とアート> ブログ2023-2-3

富山市ガラス美術館のフィンランド・グラスアート展(2022-11-16)
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マルック・サロ <アートグラス ユニークピース>

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オイヴァ・トイッカ  <ボンボン・ユニークピース>

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さて富山市ガラス美術館はどうなったのでしょう?

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ネット情報

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富山市ガラス美術館と同じ建物(TOYOAMAキラリ)にある富山市立図書館はこの状態。ネット情報
特別展示場の一階下です。

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ネット情報

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ネット情報
免震装置や転倒防止のシートが功を奏して、300点の展示品のうち壊れたのは3点のみだったそうです。上の最も壊れそうな作品も無事でした。能登島でなく富山だから助かったのか、対策が優れていたのか?

<過去のブログ> この時は富山ガラス工房もおとずれています。
Newアート考察9 金沢・富山の陶芸・ガラス工芸を追うーその4 最終回 富山ガラス工房 ブログ2023-2-20


2022-11-17富山ガラス工房
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工房

ここ富山ガラス工房はどうなってしまったのでしょう?
すぐ近くの第二工房の情報では、大した被害なくすんだそうです。とても心配していたのですが、よかったよかった。

箱根のガラスの森美術館では戦々恐々としていることでしょう。焼き物も同じです。当方のスタジオでは作りかけの作品が地震で壊れないように結構気を使っておいてあります。白金陶芸教室などでは、危なっかしい置き方を平気でしています。陶芸家は陶器は壊れるからいいのだ、壊れなければ商売にならないといっています。作る人には不思議な美学があるようです。当方はだめです。作っている途中の作品が壊れるのはとてもつらいのです。一つ一つの工程が、苦労の連続で、すべての工程が上手くゆくか全くわからず、地面を這うようにじりじりと進むしかないからです。

自然教育園日記 その273 Sony alpha7CR登場

自然教育園日記 その273 Sony alpha7CR登場
2024-1-17
年末のロボット支援腹腔内手術のリハビリ中で、毎日昨年作った元車庫スタジオで公募展用陶絵画の作成(これが一番アージェントなので)に午後の時間を費やしています。といって歩かないとリハビリにならないので、今日はヨタヨタ自然教育園に向かいました。3週間ぶりですか。

リハビリ中は重たいものを持つなというお医者さんのご命令を逆手にとって、高性能で軽いSony alpha7CRを購入しました。515gでフルサイズ6250万画素(総画素)あります。レンズはSony FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2 794g、 マクロですから0.26m(W)/0.42m(T)まで近づけます。トータル1.3kgですからまずまずの軽さです。Sony alpha7CRは新品で40万円と小さい割には異常に高い。しかしながら、以前軽い事にお金を払うことは当然だと宣言していた手前、買うしかない。それでも御徒町の最安値店までヨタヨタ歩いて35.5万円で手に入れました。中国語が飛び交う小さなお店でした。レンズはソニーの新しい望遠マクロに期待しています。これも御徒町の最安値店で21.1万円で手に入れました。こちらは日本語がドミナントで、なんとなくホットするものです。これ一本で、花から虫までのマクロに加えて、なんとか鳥もとりあえずの写真が撮れることを期待しているのです。Sony alpha7CIIならこんなビックリするほど高価でないのですが、最近はトリミング拡大が常套手段となり、どうしても高画素でないと後々後悔するとふんだからSony alpha7CRになったわけです。

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Sony alpha7CR + Sony FE 70-200mm F4 Macro G OSS II SEL70200G2 

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まずはThe Art in The Pond、この撮影は70-200mmがぴったりなのです。

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マクロ撮影する花、虫が見つからないまま、水生植物園へ。結局鳥ばかり撮影するはめになりました。

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モズ、上記写真をトリミング拡大  ヒメガマの綿毛が木にひかっかっています。

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カワセミ 上記写真をトリミング拡大

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イイギリの実とヒヨドリ 上記写真をトリミング拡大

予想通り、フルサイズ6250万画素ですからトリミング拡大しても何とか見られます。肝心の花、虫マクロ撮影は後日ご報告しましょう。連写は最大8コマ/秒ですから多くは期待できません。AFはいくら最新と宣伝されても、当方はハナから期待していません。 まだ使い始めですから色々おたおたしていますが、なんとか使えるでしょう。

このブログを書いた日の晩に突然腰と手術部位近くの某所が痛くなり一晩眠れませんでした。次の日病院に行くと、その某所に炎症が起きていると言って14日ぶんの抗生物質を処方されました。4日後、今日、1-21にやっと起き上がってブログをアップしている次第です。まだ何が起きるかわかりません。 ほんと大変です。

年賀2024

年賀2024 ver3

明けましておめでとうございます。本年の年賀状を載せます。

昨年末は12月21日から入院して29日に退院するという面倒なことがありました。

以前から前立腺癌マーカー PSA (prostate-specific antigen)が高くなり(5~8)、生体検査したのですが癌が見つからず、かれこれ3年して、PSAは一向に下がらずもう一度生体検査をしたところ、12か所の内1か所から1mm以下の癌が見つかりました。手術するか、しないで経過観察か放射線という手もありいろいろ悩みましたが、ロボット支援腹腔内手術というのをやってみようじゃないか、 以前ダビンチといっていたやつです。先端医療に憧れたわけです(そう思わないことには、手術なんて嬉しいわけないじゃないですか)。

ダビンチver2

だんだん手術が近くなるとこのものすごいロボットの恐怖が迫りくる。ブラックジャックの方がいい。

ロボットのお手並みをシカと見ようと思っていたのですが、あっという間に寝てしまって、目が覚めた時は全てが終了していました。

とにかく、現在はお腹にあいた5つの穴の痛みに耐えながら、よたよた陶芸に励んでいます。

年初からつまらん話ですみません。

皆様におかれましては、手術など嬉しいわけないので、
なにがあっても健康第一で今年一年を頑張りましょう。



自然教育園日記 その272 紅葉2023

自然教育園日記 その272 紅葉2023

今年の秋冬はThe Art in The Pondに集中しました。予想通り、皆さんのレスポンスは全くプアーですので、The Art in The Pond撮影の合間に撮った紅葉の写真を載せて本年の自然教育園日記のしめくくりといたします。 年末に故ありて、早めのクローズです。

今年の紅葉は昨年よりさらに遅れて、見た目は全体にとてもみじめな状態でした。しかし、いつもと違って、同じ品種でありながら紅葉の進行が個体によって大変バラバラになったり、紅葉の時期が違う品種が同じ時期に紅葉になったり、これまでに見たことない景観を生み出しました。そういう、色のモザイクを狙って撮ってみました。

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Fujifilm GFX100S + GF 120mm macro

やはり、この組み合わせは素人が手にすることのできるベストな機材の一つです。
今回の紅葉撮影は、ダイナミックレンジを400%とする事によって、下から上を撮影しても葉っぱの色を出しながら、空の青を残すことが出来、これが意外に気に入った絵を提供してくれました。ぜひお試しください。

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Fujifilm GFX100S + GF 120mm macro

全体にハイキー調で攻めています。

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これが色モザイクの典型例

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Fujilm GFX100S + Sony/Zeiss Amount 16-35mm

ここからSony/Zeiss Amount 16-35mmで撮ってみます。Fujifilm GF純正レンズも持っているのですが、これを使わずに、Zeissレンズの魅力を試してみたかったのです。予想通り、当方にはとても魅力的絵が撮れました。昔はSony/Zeiss Amount 16-35mmはとても高価な憧れのレンズでしたが、現在はリーズナブルな値段で手に入れられます。フルサイズ用ですが中判に付けると20mm以下で少々端がケラレますが、わずかにカットすることで、クロップせずに中判のまま撮影しています。Zeissの繊細な表現は細かい葉っぱにピタリです。ただしこの機材の組み合わせはとても重たいことを覚悟しなければなりません。

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ヒョウタン池が今日はとてもクレア―、めったにないクレア―さです。昨日の風のせいでしょう。この時はThe Art in The Pondの撮影機材を持っていませんでした、残念無念。

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では良いお年をお迎えください。

自然教育園日記 その271 <The Art in The Pond>大爆発

自然教育園日記 その271 <The Art in The Pond>大爆発

岡本太郎いわく、<芸術は爆発だ>。

次の写真クラブの写真展はなぜか2月に開かれるそうです。 以前は春と秋に開かれていた写真展が、いつのまにか夏と冬になったようです。自然教育園の都合だそうで。写真展の出展作品は通常、開催日の2カ月前に提出締め切りですから、写真展の時期に合わせた作品を出す為にはそれを前提に一年前に写真を撮ります。 突然2月に開くといわれても合わせようがない。カワセミの写真なら通年いつでも出せるわけで、写真クラブの大半は鳥写真ですから文句を言う人は見当たらない。たった一人でアート写真を目指す当方は多勢に無勢、以下の様に季節感のない写真を出すしかありません。

 さて、こうなったら<The Art in The Pond>全開でいきます。これまで以下の5つの写真からに出す作品を選ぼうと思っていました。

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今年の秋の撮影は紅葉でなく<The Art in The Pond>に集中しました。 水面はいつもきれいなわけでなく、ほとんどが濁っているか、葉っぱや何かが覆っています。しかし、突然クレア―になるときがあります。加えるにカモさんが動いてくれると水面がうまい具合に乱れるのです。さらに紅葉の季節は黄色や赤色が水面を飾ってくれます。このチャンスはいつ来るかわかりません。

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さて、どの写真を選ぶか、どのようにディスプレイするか。全紙で4枚だすのがベストですが、周りの方に迷惑でしょうから、せいぜい全紙2枚でしょう。1全紙額に2つの写真を組み込むか、差し替えで4種の写真を出すか? こんな制限のなかで、当方の主張を表現できるわけはない。これはもう個展を開くべきかな????

先日の日曜美術館で放映された倉俣史朗氏の話。<赤い造花のバラが浮遊する謎多き椅子ミス・ブランチ。デザイン史に残る傑作は、デザイナー倉俣史朗の人生をかけた挑戦でした>
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日本では全くレスポンスなく、フランスで大きな評価を受け、現在では世界中のあちこちでデザイン史に残る傑作として展示されている。倉俣史朗氏はこの作品を発表する前に、理解されなかったらどうしようかと心配していることや<一人でも理解者がいればいい>と言っているくだりが出てきます。すでに高い評価をうけているデザイナーでも、一作一作が命がけである。その作家たちの心の葛藤を思い、当方は人知れず涙するのです。

New アート考察 <ガレの庭> 復刻版

New アート考察 <ガレの庭> 復刻版

2023-12-7
旧アート考察は全てアクセスできないようにしています。ブログにおける引用文献の位置付けがよくわからないので、全て引っ込めてしまったのです。その後Newアート考察として再スタートしました。引用した写真を小さくして、引用元を明記し、引用であることを明確にすることで、再スタートしてみました。自分の考えを書くことを中心課題とし、引用はあくまで引用であり、展覧会や本の紹介ではないように気を付けてきました。

旧アート考察は当方の現在の作品作成に大きな影響を与えていることは事実ですし、Newアート考察はこの旧アート考察の流れの中にあり、旧アート考察は決して無視できないのです。

旧アート考察をクリックしていただくケースがたびたびあり、<ガレの庭>がダントツに多い。開けなくて申し訳ないと思っていました。そこで<旧ガレの庭>を内容はそのままに、<Newアート考察>形式で再現いたします。 8年以上前の古い話で違和感があるかもしれませんが、内容を変更せずにそのまま載せます。最後にこのタイミングでなぜ<ガレの庭>を再登場させたかを新たに書き加えます。

<ガレの庭> 2016-3-18

自然教育園のすぐ隣は庭園美術館です。エミール・ガレといえばみなさんご存知でしょう。すぐ近くの庭園美術館で<ガレの庭>という展示会をやっているのに、あまりに有名なので、ガレなぞよく知っていうからいいやとほっておいたのです。しかし、陶芸窯を買い、Makers Baseに通い、だんだんアート・ビジネスの準備が整ってきて、売れる商品を作るという命題を眼前に突きつけられ、もう手を動かさねばならないぎりぎりのところまで来てしまいました。この時<庭>という言葉にアレ!と思ったのです。

ガレの作品は花はもちろんトンボ、カエル、チョウ、カマキリ等々自然からのデザインがあふれています。ガレの<自然を作品に落としこむ過程>はいかなるものか? 俄然興味がわいてきました。

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自然→写真→陶板/色立体という流れをとってきた当方の過程は、なんとガレの過程と基本的にはほとんど同じだったのです。ガレと当方を同列で議論するとは全くおこがましいですが、しばらくご勘弁を。

ガレから学んだことを列記します。

1、ガレは自然を一度、デッサン画に落とし込んで作品の設計図を作ります。ガレは経営者であり、植物学者であるところが一般の作家さんに比して大きな特徴です。音楽でいえばこのデッサン画は楽譜であり、ガレは作曲家兼指揮者です。
かれのデッサン画をもとに多くの職人に作品の作り方を指示しているのです。ガレのガラス工芸手法はどんどん発達して12以上にのぼります。

今回の展示会はこのデッサン画と最終作品が並べて展示してあることが画期的です。それぞれ所蔵している所が違いますから、ここで一堂に会する機会はとても貴重なものです。

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デッサン画にミシン穴をあけて、そこの染料を塗り、ガラスの表面にデッサン画のポジションを移してそれからおもむろに色ガラスを貼ったり,描いたりして絵柄を作ってゆく手法がとられます。

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これは九谷焼の上絵の書き方に類似しています。

当方は自然の写真を見ながら直接、陶板に絵を描いていました。一度デッサン画を描くことがデザイン上、非常に重要であると悟りました。写真は現物が必要ですからデザイン上の制限がありますが、デッサン画は自由にデザインを作り上げることができます。ここで一度、自然を絵画に変換する必要があるのです。

ガレは植物学者でもあり彼のデッサン画はボタニカル・アートのように生物学的に精密な描き方ですが、精密の上にデザイン性が加わっているところが重要です。

当方の場合はガレのようにボタニカル・アート風な精密性を追求することはないですが、生物学的真実性(虫の足が何本とか、花弁の重なり具合はどうだとか)を崩さないように注意してきました。どこまでデホルメするかは重要な課題です。
自然→写真→<デッサン画/デジタルイラストレーション>→<企業秘密>→陶器 この連結部分はこれからの課題です。むろん頭の中にはこの連結法のアイデアがいくつかあります。

2、ガレは当初、ボリュームのあるレリーフ・デザインを試みていましたが、次第に厚みの適当なレリーフが主流になります。ボリュームを一方的に増強してゆくというよりはボリュームの最適化に気を配っているようにみえます。当方も初めはインプレッションを強くしようと絵を盛り上げてボリュームをできるだけとろうとしていましたが、そのころの作品は、なにか品がありません。ガレの作品もレリーフの厚みは適当な方が好感が持てます。

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3、ガレの作品は主題本体の下台の部分に,色々な試みがなされており、下台が重要な意味を持っています。陶器の場合は下台という概念がほとんどなく、あっても茶碗の高台で、いたってシンプルです。陶芸教室の先生によると、陶器は壊れやすいので、細い下台などは無理である、磁器なら、下台に凝るケースがあるとのことでした。しかし、陶器でも下台の概念を入れ込んだら面白いと思うのです。金属を用いた下台のコンビネーションも面白い。

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ニキ・ド・サンファルも金属彫刻家との長い間にわたる公私にわたるコラボレーションの結果の作品がありますが、これもインプレッシブです。

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ニキ・ド・サンファルと彫刻家ジャン・ティンゲリーの合作


4、ガレは本体を花、たとえばスミレやヒナゲシの花の形にして、さらにその本体にスミレやヒナゲシを描くという二重のデザインを時折行います。当方にはこの発想が無かった。この自由さには新鮮なインパクトを受けました。

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ヒナゲシ

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スミレ

5、ガレはレリーフの浮彫部分と、背景とに二重のインプレッションを持たせている作品が多くあります。花の浮彫と森の雰囲気の背景とかです。この組み合わせに大きな意味を持たせているところが重要です。

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6、ガレは常に新しい試みをしています。ガレの初期の作品は当方がこれまで考えてきたこととよく似ており、後期の作品は初期の作品からは考えられないほどの進化を遂げています。初期の方向性が似ているのですから、ガレ後期の作風は当方のこれからに大きなインパクトを与えることは必至です。

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1875年

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1887年

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1904年

7、ガレはガラスですが、陶器の釉薬(うわぐすり)も言ってみればガラスです。ガレのガラス作品と陶芸は多くの共通点があります。特に当方が目指す色立体はまさにガレの方向です。

引用文献:<ガレの庭> Emile Galle -nature and Symbol 2016-1-16~4-10 東京都庭園美術館

2023-12-4 <ガレの庭>後記

このあたりからガラス技法の陶器への応用を考え始めたのですが、道のりはそう簡単ではありませんでした。まずはガラス技法を学ばねばとパート・ド・ベールの先生に入門しました。パート・ド・ベールは電気釜を使うし、粘土造形から始まる点など陶芸と似ていると思ったからです。しかし、ガラスと陶器は直接ドッキングできません。2つを融合すれば、膨張率の違いから割れてしまいます。仕方なく別々に作り融合せずに組わせることでハイブリッド作品を3点作りました。これが後にアート未来展で奨励賞をとった作品です。ガラス教室がコロナ禍で一時鎖されてから、ハイブリッドを作らずに、ガラスはもっぱら釉薬のかわりに陶器にコーティングする方向にかわりましたが、陶器作品をパーツに分けて最後に組み立てるという手法を多用するようになりました。これが現在です。ガラス技法の陶器技法のドッキングはまだ捨てたわけではありません。しだいにハイブリッドに戻すつもりで頭の中では策をねっています。

さて、後記の本題は違うところにあります。問題はカワセミにあります。自然教育園と写真クラブは現在カワセミ一色です。 50万円くらいかけて、鳥撮りの機材(Fujifilm X-H2S+Fujifilm XF150-600mm)をそろえたのですが、どうしても鳥撮りに入れ込むことが出来ません。もったいないから虫ハイスピード撮影にシフトしたのですが、機材の能力が追い付きません。当方はアート作品を作ることが目的なのです、標本写真を撮ることに労力を費やせないのです。カワセミでアート作品が作れるなら、それでもいいのですが、アイデアが浮かびません。

その時ふと思ったのです。西洋の絵画にはトンボ、カエル、チョウ、カマキリなどは殆ど登場しません。鳥だってあまり登場しません。あくまで人、人、人が中心なのです。一方日本画では花鳥風月は大きな中心です。ガレにはトンボ、カエル、チョウ、カマキリが登場する、なんでかな? 答えは簡単で、ガレは当時のジャポニズムに大きな影響を受けているのです。ガレだけでなく同じくガラスのラリックもトンボや蝶を使います。しかし、絵画は相変わらずあまりトンボ、カエル、チョウ、カマキリが登場することはありません。せいぜいヒマワリのゴッホとか、スイレンのモネとかでしょう。ジャポニズムの影響も工芸と絵画は違う、これは何故かな? 絵を描く人は頭の中が<人>でいっぱいな人が多く、工芸家は<人以外の美>が好きな人が多い? 絵を描く人は情熱にのめり込み、工芸家はクールに美を求める?

写真は絵や工芸とは違って、自由に配置や組み合わせができません。ましてや鳥は撮るだけで精いっぱい。虫ハイスピード撮影でアリス・イン・ワンダーランドの絵を作ろうと思ったのは写真をパーツに分けて、自由に配置や組み合わせを行ってアート作品を作くろうと無意識の内に思ったに違いない。しかし、西洋由来のアリス・イン・ワンダーランドをイメージしたのがいけなかった。これはイメージの範囲が狭くて難しすぎます。日本には花鳥風月があるではないか。これなら鳥も重要な素材だ。

このブログの出足に、<自然→写真→陶板/色立体という流れをとってきた当方の過程>と書いているではないか、<自然→パーツ写真→合成写真→陶板/色立体>とすればいいだけだ。この合成写真が花鳥風月なのだ。

ということでしばらく鳥撮りもつづけましょう。パーツ写真をとにかく集めまくるのです。うまく集合できるか?? できれば、陶板/色立体のモチーフが出来上がるのだ。

すみません、長々とつまらんことを書いて。こうやって、毎日考えながら写真をとり、陶器を作っているのです。

自然教育園日記 その270 <Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mm>の運命は?

自然教育園日記 その270 <Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mm>の運命は?
Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mm をあきらめて下取りにだすか、まだこれで鳥撮影を続けるかを決心するために数か月ぶりに3日間この機材で鳥撮りをしてみました。

2023-11-18
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あいかわらずカワセミさんは人気で、多くの撮影者とそれをとりまくファンが集まっています。 初日から、とりあえずの飛び出し撮影が出来ました。これはプレ撮影システムがついていないとまず撮影出来ないシーンと思います。

2023-11-19

今日はカワセミさんに出会うことが出来ませんでした。仕方なくカモさんの撮影に集中します。以下の絵はカモさんが目的でなく、カモさんが起こす水面の波紋を狙っています。カモさんは背景です。

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こういう波紋が最高です。

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本当はカモなし波紋が撮りたいのです。陶芸の材料にするためです。そう簡単に気に入った波紋を見つけ出すことは出来ないのです。多くの画像から、その部分を切りだして、あれやこれや探し回るのですがなかなか見つからないのです。しかし、いらない何千枚の鳥や虫の連写画像からつかえる画像をさがすより、波紋探しの方が当方にははるかに楽しい。

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この絵は気に入っています。陶芸の材料にするのは難しいですが、こういう絵が撮れるとカワセミの飛び込みより何十倍もうれしい。写真展に出しても10人に1人も興味を持たないでしょう。 しかし、次回の写真展にはThe Art in The Pondというタイトルで見手のことは一切気にしないで、もっともっと抽象的写真を出す決心をしています。1回でなThe Art in The Pondを出し続けるつもりでいます。自然教育園で<カワセミ展>や<オオタカ展>をやっている隣にこんな写真をだしてもだれも見向きもしないでしょう。こうなったらすっぱりと見手をわすれます。かなりヤケッパチ感がありますが。

この日は水面が撮れれば機材の検証などどうでもよくなってしまいました。

2023-11-21

Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mmはたった2日でそれなりの存在意義を主張したので、まだ決心がつきません。もう一回だけ使ってみようと同じ機材を持ち出しました。しかし、この日のカワセミは茂みの奥に引っ込んで、ちっとも動いてくれません。

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カワセミ・オス

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空を飛ぶアオサギが撮れるかを試してみました。

収穫がほとんどない日、重たい機材2.43kgをかついで帰る時、本当にもうこんな重たい機材は勘弁願いたいと思うのです。鳥撮りの連中はもっと重たい機材を抱えて毎日やってくる。よほど鳥撮影が好きなのでしょう。当方にはダメです。鳥撮りの連中とはコスパ(楽しみ/ 労力)に見合わないのです。

この機材の評価は
1、 レンズ:Fujifilm XF150-600mmは決して悪くない。600mmでF8と暗いことが問題と指摘されますが、その通りでこれはいたしかたありません。暗い分カメラ性能に対する要求もシビヤーになります。
2、 カメラ:虫、小鳥の動きを撮るとなると、列車、飛行機、人、大型鳥に比べて画素数、AF性能、追尾性能は段違いにシビヤーになる。それぞれの掛け算で最終的画質が決まってくる。連射能力やローリングシャッター歪修正能力だけではどうしようもない。Fujifilm X-H2Sは画素数、AF性能、追尾性能が不十分で<Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mmまたはXF80mm macro>では小鳥、虫のハイスピード撮影をするには無理だという結論になります。

2023-11-22
Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mmのコスパ(楽しみ/労力)が割に合わないでコスパが上げられないなら労力を減らそうと、レンズを望遠鏡レンズ、miniBorg55FL(250mm F4.5)に換えてみました。以前はFujifilm X-T3に付けてよくカワセミ撮りをしたものです。これで469mm F4.5まで行きます(250x1.5x1.25=469mm: X-T3でもX-H2Sでもx1.25クロップ連写が出来るのです)。これで2.43kgから1.3kgに重量を落とせます。完全MFですが。
でも、下の絵のように、無理でした。撮影は夕方でISO5000という悪条件でしょうがないのですが、もう少しはましに撮れてほしい。当方の画質基準を越えることが出来ません。

明日はレンズをFujifilm XF70-300mmF4~5.6に換えてトライしてみます。今度は1.48kgです。

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カワセミ・メス

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水面

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もう一日だけ、Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF70-300mmF4~5.6を試します。
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紅葉が少しずつ始まっています。

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カワセミはISO2500なので昨日よりましですが、画質的には55点。<可>がとれません。

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The Art in The Pond

水面は頑張っています。The Art in The Pondの大爆発で行きましょう。一人で大爆発も結構楽しいかもしれません。

Fujifilm X-H2S +Fujifilm XF150-600mmを下取りして、フルサイズを復活しSony alpha7CII + Sony 70-200mm macroとAPS-CはFujifilm X-T5に交代という方向に傾きつつあります。つまり、鳥撮りが撮影対象から大幅後退ということです。 

Fujifilm さんはFujifilm X-H2Sをもう少し改良し(画素数を上げる)、Fujifilm XF100-400mmをもう少し改良すれば(600mmにしないで400mmで明るくすると同時に軽くする)、そのコンビは使えると思います。頑張ってください。

次回は、旧アート考察で昔書いた<ガレの庭>が時々クリックされるのに、アクセスできないようにブロックしているので、Newアート考察として復活させ、さらに<大事な考察>を加えます。




自然教育園日記 その269 やっぱり中判カメラがいい!

自然教育園日記 その269 やっぱり中判カメラがいい!

2023-11-14
アワコガネギクで合成写真、アリス・イン・ワンダーランドを作ってやろうと考えました。いつも午後の撮影で、日陰LEDランプ撮影ではまずい、今日は12時ごろから撮影。アワコガネギクにちゃんと日が当たっているではないか!
午後撮影は超不利だ。しかし、午前から撮影に入ると、結局それ以外のことは何もする気が無くなって一日が終わる。やっぱり、現状では午前撮影は無理なのだ。
合成写真の素材だから、いい写真でないと、と思って中判カメラを持ち出します。

Fujifilm GFX100S + GF120mm macro

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これが擬態ハナアブかなと思って撮ったのだが、ちがうか?

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写真クラブの先輩が撮れというので撮ってみた。クコの花らしい? GFX100Sはライト無し暗闇で撮ってもノイズを回避してちゃんと絵にする。 1cm以下の花をガンガンにトリミング拡大しているのですよ! 高感度に弱いと言われる一億画素という高画素で、ですよ! 本当にすごいと思うよ。

虫を撮るのはFujifilm GFX100S + GF120mm macroでいいじゃない!

Fujifilm GFX100S大きな画面から部分を取り出してもダイナミックな画像が得られるので、自在に<絵作り>ができる。これが素晴らしいのだ。これが低画素APS-Cと決定的差を生むのである。

Fujifilm X-H2S + XF80mm macroがどうやっても満足できないのは、画質に無理があるからに決まりだ。虫はいつもガンガンにトリミング拡大するからAPS-C, 2626万画素では無理なのだ。結局高速連写などどうでもいいのだ。1枚の満足行く絵がつくれなければ、何枚並んでいても意味ない。

ようは当方の狙う小さな虫の世界では今のところAFや追尾が技術的に不十分で、実績として高速連写が単写を越すことが出来ないのだ。

あーあ、Fujifilm X-H2Sに賭けたハイスピード撮影の1年は徒労に終わった。

努力したこと全てに“無駄“ということは無いという言葉を繰り替えしながら先に進みます。

Fujifilm X-H2Sは再び鳥撮りに戻って、これでも満足ゆかなければ、Fujifilm は中判カメラに絞って、APS-Cから全面撤退することになるかもしれない。

Fujifilm APS-Cを使っていた理由はZeiss touitが付けられることと、プリ撮影ができることであった。ソニーにプリ撮影が付けば、ソニーに付けられるZeissは世の中にいっぱい存在しているし、Zeiss/ソニーAマウントやオールドMFレンズなら今でもいっぱい持っている。ソニーα1M2を待つことになる。

これで<虫のハイスピード撮影>は終了します。

自然教育園日記 その268  虫のハイスピード撮影・中間総括その2

自然教育園日記 その268  虫のハイスピード撮影・中間総括その2

またもやカメラ機材の話です。興味無い方は飛ばしてください。

さて、当方にとって、虫ハイスピード・マクロ撮影を続けるとして、機材の全体像のベストは何かを結論付けました。

結論は
画質優先システムとして、
Fujifilm GFX100S (現状のまま)
予測2024新製品: Fujifilm GFXRII (画素数は5000万画素におさえるべき)

高画質・高速撮影システムとして、
予測2024新製品: Sony alpha 1 II (プリ撮影付が必須) 
Sony alpha7C II (プリ撮影用ファームウエアが可能なら、それが付けばうれしい)

レンズはSony 70-200mm macro F4 とZeiss Batis 40mmをまずは購入。あとはぼちぼち。


その選択理由は
画質からいえばどうしても中判カメラから離れることが出来ない。よって
Fujifilm GFX100Sは手放せない。どうしてもこのトリミング拡大能力が必要なのだ。
来年Fujifilm GFX100S IIが発売されるだろうが連写やAF性能はどうでもいいから、見送り。無論資金がそこまでない事が最大の理由。
来年にはFujifilm GFXR IIが発売されることを期待する。後述のSony alpha7CIIのように、それまでの技術をつぎ込んだコンパクトな中判カメラは発売されるべきだ。Fujifilm GFX50SIIは手放して、Fujifilm GFXRIIに換えるが、その理由はどうしても5000万画素中判カメラの画質にこだわりがあるためだ。

Sonyはそれまでデジタルカメラの中心はAPS-Cだったのをフルサイズにシフトさせた。これは何と言ってもSonyさんの功績だ。このエッセンスが詰まった、一般の人が使い易いカメラがSony alpha7C IIであると、このカメラを評価している。 さらにプリ撮影も付けてくれるとありがたい。
FujifilmはGFXによって中判カメラを素人にも使えるようにしてくれた。これはFujifilmさんの功績だ。このエッセンスが詰まった一般の人に使い易いFujifilm GFXR IIを発売するべきだ。コンパクトに、軽くが必須。画素数は5000万画素でいいというか5000万画素におさえるべき。5000万画素中判の画質にこだわりがあるのだ。連写は10コマ/秒、プリ撮影も付けましょう。R:レンジファインダーにはこだわらない。

Sony購入はプレ撮影システムがつくことが必須条件。Sony alpha9IIIに続いてSony alpha1にプレ撮影がつくことは、そういう噂だから間違いないだろう。Sony alpha1 IIとしてSony alpha9IIIの高速性能とSony alpha1高画素のドッキング、てんこ盛りとなることはまず間違いない。当方としてはプレ撮影システムが単にSony alpha1のファームウエアの更新ですめば安上がりでいいが、こうなったら破れかぶれで、てんこ盛りを買ってみよう。

とりあえずFujifilm X-H2SとFujifilm XF150-600mmをどうするかは新体制の推移を見てから決める。鳥撮影を完全に放棄し、虫撮影がSony alpha 1 IIで済むなら手放してもいい。
Fujifilm X-H2S の穴埋めとしてFujifilm X-T5購入には未練があるが、Fujifilmが生産が間に合わないといって玉を放出してくれないので、さっぱりわからんから、落ち着くまでしばらくほっておく。

Fujifilm の中判カメラのレンズ手持ちは十分用意されている。Fujifilm APS-Cのレンズはほぼそろっているが、Sonyのレンズはみな手ばなしてしまっているので、ボチボチ買って行かねばならない。そのタイムラグをFujifilm X-H2Sとその対応レンズが埋める為にしばらくはFujifilm X-H2Sが残る。レンズは一辺に買うと面白くない。ぼつぼつ買うことが楽しみを生む。

AFや追尾性能は数字ではよくわからないが、どの機種にしても、高速連写は飛行機、自動車、列車、動く人、ペット、大きな鳥を相手にしていると思うので、虫ハイスピード連写マクロ撮影にはどれも期待できないと勝手に思っている。

虫ハイスピード・マクロ撮影用の候補機材をまとめると次のようになる。

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この表は、当方の注目点のみ書いたもので、全てを詳しく書くことは困難であり、間違っていたらごめんなさい。必要な方はご自分で調べてください。当然、数字だけでカメラの性能がわかるわけでない。例えばCanonのEOSの一部ではメカニカルシャッターを省いているから割安にみえたり、ローリング・シャッター歪補正、AF特に追尾性能など使ってみないと分からないことが多くある。

各社の高速連写関連の記述は最高速度の数字ばかり書いて、その制限に関して極めて分かりにくくユーザーはだまされないように注意しなければならない。Fujifilmは比較的真面目に書いている。制限で何%とかいたのは受光面のクロップ程度のことで、排出する画面が小さくなるわけではない(すなわち画質が落ちることを意味する)。WEB上の一般的新製品紹介文にはプリ撮影システムに関する記述が無い場合が多くイライラする。Sony alpha9IIIの出現によって、プリ撮影システムの記述が増えるだろう。

Sonyの包囲網で予想に反してCanonが窮地に追い込まれた。EOSR1やEOSR3II等の新製品が出る予定だが、この包囲網を破ることはかなり困難ではなかろうか? 意外にNikonが元気だ。プライドをすてて破れかぶれになったからか?  Fujifilmはくそ真面目にコツコツやるしかない。他のカメラ・メーカーまで調べることは疲れた。この表を作るだけで一日かかった。当方は全くカメラメカに詳しいわけではないし、こっているわけでもない。必要に迫られて仕方なく調べているだけである。誤りがあることはご容赦を。

以上でおしまい。お金のことはまた後で考えよう。お金は天下の周りもの。

次回の2023-11-14の虫撮影の結果、虫撮影機材はこの時の考察の影響を受けてか、とんでもない方向に動き始めた。

自然教育園日記 その267  虫のハイスピード撮影・中間総括その1

自然教育園日記 その267  虫のハイスピード撮影・中間総括その1

2023-11-9
今日はFuifilm X-H2S にZeissレンズを付けてみる。まずは
Fuifilm X-H2S+Zeiss touit 50mm macro F2.8

このレンズはAFなのだが、AFがとろいからMFに近い、偶然ピントの合った絵を載せているようなもの。

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ピントさえ合えば、このちっちゃいTouit 50mm macroは結構迫力ある絵を作る。さすが当方の信奉するZeiss様です。


ここからCarl Zeiss Planar 50mm macroF2に切り替える。ということは完全にMF撮影になる。

Fujifilm X-H2S + Carl Zeiss Planar 50mm macro (Makro-Planar) F2

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MFですから連写して、偶然ピントが合ったものを載せています。ピントが合ったとはいえないかもしれないですが。

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Carl Zeiss Planar 50mm macro F2 のボケはほれぼれするほど魅力的。こういうのを写真というのだろう。何のことは無いMFオールドレンズが一番いい写真が撮れた。

同じような被写体に4種のレンズを使いました。ほぼ偶然に撮れた絵ではありますが、中判カメラの味、Zeiss touit, Zeiss Planarの味はそれぞれに味わい深いものです。一方Fujifilm XF80mm macroF4は機能的にはハイスピード・マクロ撮影に対応するこの4種の中で唯一のレンズです。

以下は長くて込み合っていますから、カメラのメカに興味ない人は飛ばしてください。

さて、偶然に頼らずに、味わい深いハイスピード・マクロ撮影を行うにはどういう機材が適切なのかと考えてみました。
1, 連写:高速連写は必要だが、時間に余裕のある人しかうれしくない。高速連写といえるのは8コマ/秒が最低限界、 10コマ/秒は欲しい。問題はいらない絵を消す操作というか、いる絵をピックアップする操作というかこれがうんざりである。30コマ/秒で限界に近い。最近ニコンやソニーが120コマ/秒の連写カメラを出してきた。お手上げである。ニコンZ9/Z8の120コマ/秒連写では1/4にクロップされるが、最新のソニーα9 IIIはフルサイズで120コマ/秒をやるらしい。世の中がざわつくわけだ。プロがオリンピックの撮影をするならともかく、素人の虫ハイスピード・マクロ撮影には120コマ/秒は相当なコリ性か暇人しか使う気にならないだろう。但し後述のシステムが開発されればこの問題は簡単に解決するのだが。

2, プリ撮影は必要か? 当方は当然必要と思っている。最新のソニーα9IIIでやっとソニーはプリ撮影を導入した。オリンパス、フジフィルム、ニコン、キャノン、パナソニックはすでにプリ撮影を付けている。ソニーがなぜ今頃プリ撮影を導入したのだろう? 当方はソニーが今度のパリオリンピックで是が非でも撮影隊のカメラ列の中でトップをとりたいからだと推測している。つまりプリ撮影が必要であることをやっとこ認めたということだ。

3, 追尾能力:AFの良し悪しは今や瞳AFと追尾性能の議論になっている。どちらも同じことで、画像認識AIの能力をうんぬんしていることだ。プリ撮影も追尾能力がなければ意義が大幅に減ずる。しかし当方はこの現在の画像認識AIを信じていない、というか嫌いである。
いくら人の瞳の画像認識AIが発達しても、ピントを合わせる対象が左の目が右の目か決めるのは撮影者でありカメラではない。ようするに簡単だ、撮影者が何をとりたいかを察知して、カメラはそこに自動的にピントを合わせればいいだけだ。タッチフォーカスと同じである。撮影者が何をとりたいかを察知したらカメラは対象の画像認識をして、その画像を追尾すればいいのである。これで虫の目と擬態の目を見誤ることもない。人や鳥や虫の目の情報をいっぱい集めて、カメラに認識させそこにピントを合わせることは先にカメラの認識があり、撮影者は二の次なのだ。撮影者がどこに興味があるかが先にあるべきで、その後に画像を認識して覚えるように順序を逆にすべきなのだ。今のところカメラの目より人の目というか脳ミソの方が判断能力は優秀に決まっている(目の悪い人とか何を撮るか考えるのがめんどうな人はべつだが)から、人の目の判断を優先するのが当然と思うのだが、なぜかカメラの目を優先している。これは当方には<人を馬鹿扱いしている>と思うのである。

4, ピックアップ:虫のマクロ高速撮影で必要な写真を選び出す為には、虫の目を拡大する必要がある。いちいち拡大して判断して拾うか捨てるか決めるのがたいへん面倒なのだ。3番で述べたように撮影者が必要とする画像をカメラが認識していれば、その部分にピントが合っているかを自動的に判断して拾いあげてから、その拡大図をスピーディーに流せば簡単に撮影者がピックアップできるのである。120コマ/秒でも簡単にピックアップできる。

5, 必要な画素数:最新のソニーα9IIIはなぜ約2520万画素という低い値にしたのか?パリオリンピックでトップをとるのが目的なら、デカ望遠レンズで人を狙えばいいのだからトリミング拡大は必要ない、よって2520万画素で十分なのだ。むしろフルサイズでグローバルシャッターと120コマ/秒をうたいたかった。もう一つの理由は、来年にソニーα9IIIのハイスピードに高画素を組み合わせて<てんこ盛り>のα1IIを出す為だ。
虫の高速マクロ撮影も望遠レンズを使えばトリミング拡大はいらないというが、現在はAFのきく望遠マクロで機動性も兼ね備えている(794g)レンズはソニー70-200mmF4のハーフマクロ(0.26~0.42m)しかない。 虫は小さいから、高速マクロ撮影はトリミング拡大が必須なのである。小鳥もトリミング拡大は必須である。しかるにどうしても5000万画素は必要なのだ。

結局これ等の条件をそなえたシステムは現在無いのだ。よって虫の高速マクロ撮影は楽しく、楽ちんに、満足ゆく方法はないのである。方法が無いから人気が集まらない、集まらないから機材の開発も進まない、悪循環である。それに比べて望遠レンズ一本でうろうろする鳥撮り屋さんがごまんと増えた。機材次第でこれまで撮れなかった鳥が撮れるから人が集まる。集まるから機材が進歩する好循環に入っている。

当方みたいなひねくれ者は、人が集まるところから追い出されてといいうか、追い出てというか、苦労が絶えないというか、苦労が好きというか?

当面の虫のハイスピード・マクロ撮影機材は
近々ソニーα1にプリ撮影がつくらしいので、これにソニー70-200mmF4ハーフマクロの組み合わせがベストに近いかな? やっとソニーがプレ撮影に目覚めてくれたのでソニーに戻ることになる気がしてきた。

次回は虫のハイスピード・マクロ撮影機材の徹底比較として、虫のハイスピード撮影・中間総括その2を書きます。



自然教育園日記 その266  虫のハイスピード撮影・苦戦の巻

自然教育園日記 その266  虫のハイスピード撮影・苦戦の巻
2023-11-2

教育園は花の名前は看板を立てるが、昆虫の名前はなかなか教えてくれない。特定するのも難しいし、虫は移動するから看板を立てるのも難しい。

ここまでくると自分で少しは調べないと虫さんに申し訳ない。

Fujifilm X-H2S + XF80mm macro F4

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アワコガネギクとハエ目

ハエ目ハナアブ科は無論のこと、クロバエ科キンバエとかニクバエ科、イエバエ科みんな花の蜜もなめるそうです。アブもハエ目アブ科でみんな親戚だ。

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親戚同士

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(これはFujifilm GFX100S +GF120mm macro 2023-11-8)
ちなみにヤブカも蜜をすっている。

2023-11-3
Fujifilm X-H2S + XF80mm macro F4
水生植物園の池をバックに虫の動きを追ってみました。

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2023-11-4
Fujifilm X-H2S + XF80mm macro F4
ここのところ、いつもアワコガネギクのところで虫を撮影するのです。どれだけショットを撮ったことか、しかし貼りつけてみると使える絵がありません。ここは午後、太陽の光が乏しいので、いつも手作りLEDランプを使っています。

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アワコガネギクとハナアブの類

なぜか当方はアワコガネギクが可愛らしくて好きです。調べるとアワコガネギクは韓国や中国産の種が法面緑化の為に導入されたもので、在来種であるキクタニギクとまじりあって区別がつかなくなって、名前も区別されなくなってしまったようです。
泡黄金菊だからアワは安房でなく泡だった。牧野富太郎博士が名付けたそうだ。

ハナアブはハエ目ハナアブ科であって目玉をみると、ハエに近いことがわかる。ミツバチは蟻の目に近いそうだ(確かにそうだ)。スズキナガハナアブなどはスズメバチにそっくり(擬態)で、花を撮っているといきなり飛んできてぎょっとするやつに違いない。

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アワコガネギクとシロオビメイガ(?)

この蛾がいっぱいへばりついています。こいつはなかなか飛ばないくせに、突然飛ぶから飛び写真は困難です。

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のこんぎくとシロオビメイガ(?)

2023-11-5
Fujifilm X-H2S + XF80mm macro F4

まだまだアワコガネギクと格闘しています。たった一枚でいいから気に入った写真が撮れればいいのですが、そうはいかないのです。

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ハナアブに露出をあわせると花の露出がとんでしまいます。バックにのはらあざみの紫を入れようとがんばるのですが、そうそう色々な条件が合うものではありません。いつも根負けして、ここを立ち去ることになります。

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いっこうに<アリス・イン・ワンダーランド>のメージがつかめない。自然教育園では
花が少ないから、花と虫を軸にする<アリス・イン・ワンダーランド>の試みは無理かもしれないと思い始めました。 それでも相当ねばっているのです。正直、いっこうにいい絵が撮れない虫のハイスピード撮影も飽きて来て、早く中判カメラに戻りたい気持ちが高まっています。それでも宙ぶらりんのまま時は過ぎて行きます。頭を使え、頭を使え、ゲーム・チェンジャーはどこにある。

2023-11-08
Fujifilm GFX100S + Fujifilm GF120mm macro
今日は中判カメラで虫に挑戦

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やっぱり中判カメラは迫力あっていいですね。つまらない絵でなくていい絵を集めて、合成して新しい絵を作りたいものです。

高速撮影用のソニーα9IIIが発売されます。久しぶりにカメラの世界がザワついています。次回は行きづまっている高速撮影について真面目に考えてみます。

熱海、小田原、休養の旅 その2 熱海Soki Atami Hotel-小田原漁港

熱海、小田原、休養の旅 その2 熱海Soki Atami Hotel-小田原漁港

Sokiとは「素の器」という意味で、都会の喧騒から離れ、無為自然にすごす宿をうたっています。一日目はグランピングでしたから、2日目はゆったりとしたホテルがいいと思い、まず星野リゾート熱海リゾナーレを考えましたが、夕食無し7~8万円/2人はちと高いと思って探しているとSoki Atamiに出くわしたのです。こちらなら夕食付きで同じくらいの値段。 新しいコンセプトのホテルで、口コミは良くも悪くも色々でしたが、写真で見るかぎり、まずまずのセンスと読みました。
泊まってみて色々感想はありますが、突き詰めると2点がこのホテルの売りでしょう。一つは斬新な夕食、一つは各部屋にヒノキの内湯がついていること。
(そうそう、ゆとりろ熱海のBBQ付グランピングはたった3万円/2名でした。)

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本日のお野菜 特選和牛 静岡育ち

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静岡うなぎの天ぷら あん肝 浅く炊いたサンショ粥

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鰹のたたき 根菜と焼なす 蓮の露 里園ハーブ
蓮の葉っぱでドレッシングが露になることが売り。

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原始焼き 日本で一番手をかけた虹鱒 西田養鱒

本当に日本で一番手をかけたかどうかわからないが、そういうネーミングといわれれば文句は言えない。炉端で焼いています。

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富士宮幸寿豚 西京味噌 未ノ刻の薩摩芋

駿河湾の極み金芽米と麦飯の羽釜ご飯
漬け鮪のとろろ汁 香の物 キンキのお吸い物

このとろろ汁と麦ごはんはとてもおいしい。

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富士宮幸寿豚 西京味噌 未ノ刻の薩摩芋

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SOKIオリジナル・モンブラン

写真ではどうって言うことないかもしれないですが、目の前でこれを作る工程は大変なもので、ご苦労様といえます。どの料理も凝っていて目の前で一生懸命つくっています。スタッフが面倒くさいなと思わずに、お客さんに創作料理を喜んでもらおうと一生懸命つくっている気持ちがつたわります。

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日本酒は、静岡県英君酒造、<英君>の飲み比べを頼んだが、味わう間もなく直ぐ飲んでしまった(緑の英勲 五百万石、 紫の英君 山田錦、 橙の英君 雄町)。Soki Atamiの提供するお酒はワインも日本酒も高級品ばかりで高いので、ビールを頼んだが、これが本日の最大の発見。とてもおいしかった。

<スルガベイ インペリアル IPA ベアードビール 容器の中の二次発酵で生まれる自然発泡は、ベアードビールを造る際に最も重要な工程である。すべての定番ビールの中でも、スルガベイ インペリアル IPA は、摩訶不思議な自然の魔法から授けられた至福の味わいをもつ。ドイツ式の製法(一次発酵のピーク時の麦汁を少量、容器に詰める前のスルガベイに入れる)で行っている。二次発酵は、容器に詰められたスルガベイの中で始まり、自然な発泡性が生まれ、フレーバーと熟成が進化を続けるのである。ベアードビールは生きているのだ。容器の中で生き続けているのである。ベアードブルーイングは、2000年にベアード・ブライアン氏&さゆりさん夫妻によって静岡県沼津市に設立されたクラフトビール醸造所です。>

2023-10-28
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こちらはSoki Atami の朝食
右のお盆とお皿はバイキング形式からピックアップしたもの、左のお盆は配膳されたもの。
人気の朝食です。魚はタラの粕漬(だったかな?もっと凝っていたかな?)

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左端は薬膳カレーに色々なものを追加したもの

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ホテルの窓からの眺め、熱海の奥座敷と言っています。 今日もいい天気。

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スタンダードが一杯だったのでプレミアムのお部屋。とても広い。

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これが内風呂、ヒノキの浴槽で、入るとお湯がこぼれ出るが、出ると減った分が流入する仕組み。ちゃんとヒノキの匂いが心地よい。何時でも何度でも入れる所が魅力的。大浴場もありますが、こちらは半分露天風呂半分室内湯がドッキングしたような斬新な作り。半分は鉄製ブラインドで上は全くの空、半分は閉じた空間の湯殿。この鉄製のブラインドに問題があり、熱膨張でバキバキ鳴って驚くことがあります。フロントに伝えたら、承知しております直す予定ですと言われました。新しい試みには予期せぬ問題が起きるのはしょうがない。大切なのはすぐ修正すること。当方の陶芸作品など修正の繰り返し。修正に明け暮れている。
Soli Atamiに文句があるとすれば、大浴場ブラインドの問題を直ぐ直さないことと部屋の洗面所の鏡が真上からの強いライティングで頭の毛が薄いのが丸見えになることくらいかな。横にも照明があったのかな?? とにかく部屋やホテルの仕組みが書いたものが見当たらないから、わからないことだらけ。ようするにあまり文句をつけるところは無いということ。スタッフの応対も悪くはないし。

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インテリアは現代的といおうか、モダンを指向するインテリア・デザナー連中のいつもの手法

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新しいコンセプトのホテル。斬新を追求すると、必ず文句を言う人と受け入れる人に分かれる。決して安くないホテルですが、若い方が少なからず泊っていらっしゃいました。むしろ若い方がドミナントで若い人に人気のホテルのようです。当方は、このホテルの斬新なコンセプトを応援しています。凝るところは凝り、簡素化するところは徹底的に簡素化する。(2階以上の廊下の天井はコンクリート打ちっぱなしに配管がむき出し。フロントにお土産販売店は無し、大浴場はシャワー室以外に体を洗うスペースが無い等々)。頭ごなしに変化を否定する日本のバックグラウンドにチャレンジしている。お客さんもホテルのスタッフもこの方向を支持している。当方は決してすべてを賛同しているわけではありませんが、このチャレンジをギリギリのところでビジネスとしているSoki Atamiをギリギリのところで受け入れています。

さて、タクシーで熱海駅まで戻って、もう熱海は十分と小田原に移動します。事前の何のアイデアもなく小田原についたら考えようと観光案内所でどこか行くところありませんかという愚問を投げかける。我々の好みも分からないのに解答は無理に決まっているのですが、一ついい情報をもらいました。<うめまる号>という観光回遊路線バスの存在です。土日祝日しか運航していないのですが、今日は土曜日。ボランティアガイドさん付市内観光を一日乗車券600円で出来るのです。これに乗って小田原漁港に行くことにしました。

その前に昼食。駅前のミナカ小田原の小田原新城下町・小田原みなと食堂でアジフライ
を食べようと思ったら人が一杯。諦めて駅前をうろうろする。

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小田原新城下町の2F 金次郎広場の金次郎銅像で家内が記念撮影を所望する。
家内は金次郎の大ファンで、前回小田原に来た時も小田原城裏の金次郎カフェで金次郎スマ・ホスタンドなど金次郎グッズをいっぱい購入しています。

歩きまわって、やっとそば所寿庵にたどり着きます。駅そば錦通りです。駅周辺でソバが食べられるところはレアで、結構お客さんがいらっしゃいました。

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由緒ある作りのお店でおかめソバを食べます。
さて<うめまる号>に乗って市内観光。一夜城歴史公園が一番人気でここでの乗り降りがダントツでした。豊臣秀吉が小田原合戦の本営とした城の跡地で一夜で城を出現させたように、築城したという伝説に基づいています。<どうする家康>人気です。われわれは一夜城歴史公園を無視して小田原漁港に向かいます。

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小田原漁港

当方は、いなかが九十九里、上総一宮で小さいころから房総半島外房で潜っていたり、車にはいつもウエットスーツが乗っていて日本中で潜っていたり、大学時代<魚の毒>が卒論だったり、油壷の海洋研究所で何度も研究合宿したり、国立海洋研究所(もと中野キャンパス、現在柏キャンパス)に就職しようと思って、海洋研究船に乗って南の海上で一週間研究調査支援アルバイトしたり、海に関しては普通の人では経験しないデープな海との関係があるのです。ですから作る陶芸の殆どは海に関するものであり、漁港にゆくと元気になるのです。

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ここには見たことのない自動販売機がありました。

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ペットフード

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ここでいっぱいお魚干物を買い、保冷バックまで買って自分へのお土産としました。

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このお店の裏ではサービスの魚を自分で焼いていくらでも食べられるのです。生ビールを飲みながら食べるただのお魚は格別です。

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こちらのお店は大勢の若い方が海の幸料理を楽しんでいました。当方もここで食事をしたかったのですが、昼食を食べたばかりで、夕食には早すぎる、今度またここに来て飲んだり食ったりするぞと思いつつ、今回は諦めです。

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名物半生アジフライは食してみたかったのですが、完売でした。

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とにかくこういう<小田原お魚通り>は大好きです。

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近くにあるという<漁港の駅>というドライブインに行ってみました。

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いわゆる車がよる<道の駅>です。<港の駅>というわりには特に変わったこともない普通の<道の駅>だったので即帰ることにしました(現在拡張工事中で、近い将来に様変わりするかもしれません)。近くの早川駅前のバスストップから<うめまる号>に乗って小田原駅まで戻ります。(そうか、<小田原お魚通り>は早川駅から歩いてゆけるのだ。今度はそうしよう。)

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まだ午後4時だったので、小田原新城下町の小田原みなと食堂はぎりぎり入れました。いつものようにアジフライ定食と牡蠣ガンガン焼きを注文。お酒は静岡県富士宮市の箱根路。牡蠣ガンガン焼きは予想と違って、牡蠣をシンプルに湯がいたもの。予想と違うなと言ったら、家内が前回も同じことをいったという。確かにそうだったかもしれない。(調べると、本当は漁師が牡蠣や貝をブリキ缶にいれてただ蒸し焼きにすることでカンカン焼きが本来かもしれない、とすると湯がいたのではなく、水は使ってない、牡蠣からの汁のみということになる)。 いずれにせよ、ここの料理は海ものにうるさい当方でも認めることが出来る範囲内で、ここで食べることが小田原に来た理由の一つなのです。5時近くになると人がどんどん入ってきて、大変な状態に近づいてきました。

これで熱海、小田原、休養の旅はおしまい。漁港で買った干物(さばき失敗小アジの開き16枚500円、 あじみりん干し、 鯖フィレット、 バーターフィッシュの干物(なんとこれは米国産のお魚でした))、駅で買った桜エビせんべい、桜エビ練り物太鼓判、タコわさびビン詰め、イカの塩辛みな美味しかった。

熱海、小田原、休養の旅 その1 熱海グランピング―アカオ・フォレスト

熱海、小田原、休養の旅 その1 熱海グランピング―アカオ・フォレスト

2023-10-26~28

今年は年初から4つの難題と取り組んできました。その内3つは何とか対岸が見えてきました。一つ一つ難関をこじり開けて、よくここまで来たと思います。ご褒美に休養の旅に出ます。
こういう時は近場でのんびりが常です。

撮影機材はFujifilm X-H2S + Zeiss touit 12mm, 50mm macro

2023-10-26
まずは品川から鈍行で熱海まで1時間40分。ブラブラ熱海銀座まで歩きます。 金曜ですが、駅から10分ほど歩くと人もまばら、道々の両側にはシャッターを下ろした店がいっぱいあります。お客さんが激減して、店を閉じて、店を売りもせずにそのまま上の階に住んでいるそうです。熱海はだいじょうぶかなと心配になりました。

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人気の味里で昼食。駅から離れても、ネットで注目されているお店だけは人が集まっています。

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定番の漁師定食、イカメンチとアジのたたきです。生き作りのアジはまだピクピクうごいています。
素朴な定食ですが、人気店だけあって美味しい。

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一方、駅そばの商店街は人がごったがえしています。午後に乗ったタクシー運転手さんに聞くと駅の周りだけえらく混雑しているのですが、これも土日だけ、タクシーが混んでいるのはホテルのチェックインとチェックアウトの時だけ。この時だけ熱海はキャパオーバーになっているとのこと。若い人はここで、足湯にはいって、食べ歩きをしてそのまま帰るということでした。

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本日の宿、伊豆山の上のゆとりろ熱海

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我々はホテル本館には泊まらずに、グランピングに挑戦しました。後で知ったのですが、このグランピングの建物は隈研吾さんの設計だそうです。

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当方はスケッチブックとクレヨンを持って行き、時間があると陶芸のデザインのアイデアを書き続けます。

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夜のBBQです。写真は修正で明るくしていますが、料理中は光が乏しく、暗闇での料理に四苦八苦。グランピングもなれないと一苦労。この敷地には6棟の小屋がありますが、この日はもう一棟だけがヒトリ・グランピングの中年の男の方だけでした。黙々と料理して、黙々と孤独を楽しんでいました。

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ここでお芋を焼いています。

2023-10-27
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食事の材料は運んできてくれますし、かたずけてもくれます。 このホテルは鉄板焼きが売りだけに、味は予想外に結構でした。

熊が出るかもしれないと熊よけの鈴を持って行きましたが、その心配は無かったようです。自然の中で時を過ごすことは予想外に楽しいものでした。

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今回はめずらしく盛んに2ショットがでてきますが、これは年賀状用の写真をこの旅の写真にしようともくろんでいるからです。

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ホテルのロビーからの熱海の海の眺めです。ここのグランピングの唯一の欠点はグランピングの敷地から全く海が見えないことです。何故そういうことになっているのか、理解に苦しみます。海風が怖いのでしょうか? 海が見えるならまた来てもいいと思うのですが、何とかなりませんかね。

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ロビーには海を見ながらの足湯があります。

そうそうこのホテルは伊豆山の上にあります。ここに来る途中の山の中腹に七尾団地という大きな団地があり、バスが1時間に1~2回片道通行するだけなのに、子供たちはこれで学校の行き帰りを行っているようです。でも、熱海の繁華街とは違って、駅からバスで35分の山の上はのんびりとした楽しい所でした。

バスで熱海駅まで戻って、さらにバスでアカオ・フォレストまでゆきます。

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アカオ・フォレストの園の入り口から、園のシャトルバスでヒルトップまで、ここは見晴らしのよいレモン園です。2人づれの若い女性の一人が親切にも写真を撮ってくれました。

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レモン園

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レモン園から少し下がったところに、隈研吾設計のコエダ・ハウスがあります。

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このコキアの道の上にあるウッドデッキでコエダ・ハウスのパンプキンスープ&ブレッドとモンブランで昼食とします。

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今日も素晴らしい天気。相模灘を見下ろす。

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ここから色々なテーマ・ガーデンを見ながらダラダラ坂を1~2時間かけて下るのです。

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このあたりからレンズをZeiss touit 12mmからZeiss 50mm macroに変えて、花を撮ります。

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ここは春のバラ園が素晴らしいらしいのですが、秋バラは充実していなくてパラパラある感じです。それでも一所懸命撮ってみたのですがーーーー。

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日当たりの良い所に、コンディションの良い花があることはまれで、Fujifilm X-H2S + Zeiss touit 12mm, 50mm macroでは見られる写真は撮れませんでした。

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アカオ・フォレストの入場料は4000円/人、これだけの植物園を維持するには仕方ない値段かもしれませんが、もうすこしインパクトある花園を演出できませんかね。京都府立植物園だって新宿御苑だって春バラに負けない立派な秋バラを咲かしていますよ。もう少し周りを見てちゃんと努力してください。

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錦が浦に降りてきました。入り口にあるアカオ・フォレストのレストランでマルガリータ・ピザとハーブ・ティーをいただきました。ハーブ園のあるアカオ・フォレストのレストランだけあって、ハーブ・ティーが美味しかった。ハーブ・ティーに懲りそうな気がしてきました。ピザもおいしかったですよ。

今日は、熱海駅までバスでもどってそこからタクシーで10分のホテルSoki Atamiに向かいます。
若者に人気のホテルSoki Atamiの話はまた次回。

自然教育園日記 その265 虫のハイスピード撮影 APS-C vs 中判

自然教育園日記 その265 虫のハイスピード撮影 APS-C vs 中判

2023-10-07~10-12
Fujifilm X-H2S + XF80mm macroで撮り続けます。
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ツリフネソウ+ホシホウジャク

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ツリフネソウ+ホシホウジャク

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ヤマハッカ+ホシヒメホウジャク

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ヤマハッカ+ホシホウジャク

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ヤマハッカ+ホシヒメホウジャク

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ヤマハッカ+ホシヒメホウジャク

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ヤマハッカ+チャバネセセリ

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ハギ+ヤマトシジミ

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テンニンソウ

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ツリフネソウ

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シラヤマギク

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2023-10-17~10-22
Fujifilm X-H2S (2616万画素、40コマ/秒 660g) + XF80mm macroの画質をもっとよくするにはどうしたらいいか?
候補として
1, Fujifilm X-T5(新品)で画素数(4020万画素)アップ、APS-C, 20コマ/秒, 557g
2, Sony alpha7RIV(中古)でフルサイズと画素数(6100万画素)アップ、10コマ/秒, 665g
3, Sony alpha7CII(新品)フルサイズと画素数(3300万画素)アップ、10コマ/秒, 514g
が競っています。価格はいずれも20万円代

その前に手持ちの中判Fujifilm GFX100S、10200万画素、5コマ/秒、900g では本当に動く虫は撮れないのか、最終チェック。

2023-10-17~10-22
GFX100S+GF120mm macro
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ワレモコウ

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ノアザミ+ツマグロヒョウモン

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ワレモコウ

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ノアザミ+チャバネセセリ

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ヤマハッカ

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ヤマハッカ

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シラヤマギク

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ツリフネソウ

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ノアザミ+ホシホウジャク

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テンニンソウ+ホシホウジャク

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連写5コマ/秒は意味ないので、連写なし、中判GFX100Sのマクロ撮影はこれまでMFに決まっているのだが、今回だけは動く虫も撮ろうとAFを使う。AF-Sで、10枚に1枚の歩留まり。ちょっと遠くの場合、飛んでいようが、止まっていようがAFで撮っては、中判のピントのシビアさからいって、虫の目にピントが合うわけがない。たまらずMFで撮るときもある。しかし、一旦ピントが合えばこっちのもの、ガンガンにトリミング拡大できるし、臨場感が違う。
写真は何枚失敗しようが1枚いい写真が撮れればいいのだから、GFX100S+GF120mm macroでピントが合えば、こちらの勝ちには違いない。しかし、動く虫の場合は、チャンスを逃し過ぎでさすがにめげる。撮ってもピンボケの上に、レンズ込みで2kgだから、重さがずっしりとこたえる。結論として、動く虫をねらうFujifilm X-H2S + XF80mm macroの撮り方をGFX100S+GF120mm macroで代替できるわけがない。

1, Fujifilm X-T5(新品)で画素数(4020万画素)アップ、APS-C, 20コマ/秒, 557g
2, Sony alpha7RIV(中古)でフルサイズと画素数(6100万画素)アップ、10コマ/秒, 665g
3, Sony alpha7CII(新品)フルサイズと画素数(3300万画素)アップ、10コマ/秒, 514g
で悩む。
コストからいったらFujifilm X-T5だが、画素数がちょっとあがったから、画質が良くなるものなのか? Sony フルサイズはレンズをみな売ってしまっているから、買いなおしが必要だ。コストをかけて、画質が気に入らなかったらどうしよう。新製品Sony alpha7CIIはダークホース。軽い事は正義だ。Zeiss Butis 40mm(こいつは0.24m接近撮影ができる、さらに接写リングをつけると抜群のボケが得られるマクロレンズとなる)を付けたら楽しいだろうな! ラージフォーマットか、画素数か、両方か、ただ楽しければいいか???

自然教育園日記 その264  虫のハイスピード撮影、追尾編

自然教育園日記 その264  虫のハイスピード撮影、追尾編
2023-9-24~10-7
機材:Fujifilm X-H2S + XF80mm macro

めずらしく同じ機材で長い事がんばっています。
先日、東京ミッドタウンのフジフィルム・スクエアにいって、虫のハイスピード撮影における追尾をどうするか聞いてみました。結局Qボタンを押して、猫ちゃんマークをだして、鳥マークにする。フォーカスエリアは広すぎず、狭すぎず適当に。鳥マークでも虫の目をフォーカス追尾するはずということ。無論コンティニアス・フォーカシングです。しかし、蝶はなんとかなるが、蜂になると上手くゆくかわからないとのこと。

やってみました。ツマグロヒョウモンでもシジミチョウでも蜂でもアブでも同じこと。目を認識したり、認識が体全体になったり、羽の丸模様を認識したり、認識場所があちらこっちに動き回る。プレ撮影にして、目を認識した時に上手く飛んでくれることはまれのまれ、たまには数ショット追尾してくれることもあるが、ブレ撮影の時の半押し時に認識がコロコロ動くから鳥マークは99%意味が無い。

ソニーαRVは人の瞳フォーカスが抜群だとか、ソニーα1は認識した後は追尾能力が抜群だとかいいますが、虫の飛び出しを追尾できるかどうかはなはだ疑問です。人の瞳ならともかく、虫の目など種々様々のうえに、擬態とは体のあちこちに目の模様を付けているわけだから、いかなる虫でも本物の眼だけを追いかけるなぞ無理に決まっていると思うのです。

一億画素中判Fujifilm GFX100IIが発売になって、8コマ/秒の連写が出来るようになりましたから、いずれFujifilm GFX100Sも8コマ/秒の連写が出来るようになるだろうと一瞬喜びましたが、人のポートレートならともかくこれで虫や鳥の飛んでいるのが撮れるわけでもなく、こんな連写をやったら、PCのキャパがいくらあっても足りなくなる。

あれやこれや考えて、結局今のままFujifilm X-H2S + XF80mm macroでやるしかしょうがないと思っているしだいなのです。

2023-9-30最初の絵は飛んでいる2匹のカラスアゲハを撮影で偶然撮ったものです。ほとんどのショットはピンボケでしたが、このショットだけピントがあいました。 このショットは追尾しているようです。 虫の飛び出しだけでなく、既に飛んでいる虫を撮れる時もあるのだなと感心しました。しかし、これは全くまれなケースです。 
要するに撮る場所と思います。込み合った森でなく、広い空間に飛ぶ虫や鳥を少し遠くから撮れば、きっと撮れるのでしょう。こいつはソニーα1の得意技の気がします。一度成功すると病みつきなる気持ちもわかります。蝶の場合は、比較的広角のレンズで無茶撮りする
方がいます。これはとても魅力的絵が撮れるのですが、当方には無理でした。

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ちょっとわかってきた気がするのです。いつもプレ撮影30コマ/秒連写で撮影していますが、とにかく連写して、その中膨大な写真(通常1500~2500枚/日)から気に入った写真を拾う。この時何を拾うかが問題なのです。どうも当方は、虫の表情、ルックス、周囲とのマチング、周囲を含めた情緒などが選択基準になっているようなのです。無論ピントが合っていることが前提条件です。これに該当する絵を得るには、とにかく連写で撮りまくるしかありません。追尾できないなら、プレ撮影は意味ないじゃないかという疑問がわきますが、じゃあお聞きしますが、虫の場合どういうタイミングで連写を始めるのですか? 動き始めたり、飛び始めたりするとき連写を始めるのでしょう。それは急に起きることが多いのですから、やはりプレ撮影モードにして、変化を始めたら連写する、すなわちプレ撮影モードが役に立つということになります。追尾出来なくても面白い表情を得るにはプレ撮影30コマ/秒連写が適当なのです。ソニーはプレ撮影がないのですから、Fujifilm X-H2S + XF80mm macroでやるしかないのです(今、ふと思ったのですが、ソニーがプレ撮影を付けないのは、ソニーはもともとムービー屋さんだったからに違いない)。

しかしながら、飛んでいる虫や鳥を撮るにはソニーα1しかのかな? 高級レンズが必須だから最低80-100万円は必要だ。この前ソニーα1の中古を買って失敗しました。うまくゆかないと中古の個体が問題なのか、もともとソニーα1新品でも同じことなのか悩むことになる。 飛んでいる虫や鳥を撮るだけでこの投資はおじけづく。

自然教育園日記 その264 2023年秋写真展 

自然教育園日記 その264 2023年秋写真展 

自然教育園の写真展は10月4日~11月13日に開催されます。
当方は写真展どころではないのですが、とにかく<継続は力なり>をとなえながら以下の2枚を出展します。

現在かかえている4つの難題は、本当に難題なのです。しかし、決して絶望的状態ではありません。がっぷり四つで一進一退。

さて、自然教育園での写真撮影および写真展出展に関しては、以下の方針で臨んでいます。
1, 既に自然教育園での撮影はやることはやってしまったので、あとはなるべく多くの時間を自然教育園で過ごして、偶然のチャンスに出会うことを期待するしかない状況なのです。しかし、以前のように撮影の為に自然教育園に日参することが出来ません。ではどうする??
2, この写真展は白金自然写真クラブと自然教育園の共催です。しかし、何故か現在は自然教育園の言いなりで運営されています。自然教育園の方針と、当方の方針は全く一致しませんから、はっきりいって、何のメリットもないので、このクラブを脱会したいのですが、これも何故かわかりませんか<継続は力なり>と唱えて継続することにしています。きっとどうしても自然が好きだからでしょう。
3, 以上から、当方の自然教育園での写真撮影の目的を徹底的にアート写真を目的とし、写真展に出す写真もアート写真のみとします。その例として、今回出展する写真をご覧になればわかりますが、今回は全て合成写真です。現在の目的はアリス・イン・ワンダーランドの写真を作ることです。すなわち、目的の写真は<写真で物語を作る>ことです。そのためには、実写でも、合成でもいずれでもかまわない。すなわち、<アート写真のトライアル>としてこの写真展を利用するとしたわけです。現状では、偶然のチャンスに出会うことが期待できないなら合成で作るしかない。

以下の写真をご覧になればわかりますが、はっきりいって全然面白くありません。アリス・イン・ワンダーランドの写真には程遠い。現在はこれで精いっぱい。まずはやってみなければ、次には進めません。

今回分かったこと。
① 少しは受けるかもしれないと思ってカワセミで鳥群像を作ってみようとしましたが、何故か全くやる気が起きませんでした。カワセミは表情が豊かでなくかわいくないから群像にしてもしょうがないのです。次に一番考えている鳥群像の候補はカラスです。
② もっと絵画的にしなくては。ただ集めただけでは意味が出ない。どうする、どうする??
もっと頭をかち割らないと!! 既存の概念に凝り固まった頭をぶち壊さないと!!

1, 全紙ノートリ
題名;鳥群像2023
副題:イイギリの実は美味しいか?

撮影日:2022-12~2023-1
撮影場所:水生公園ビューポイント
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2, 全紙ノートリ
題名;虫群像2023
副題:タカトウダイの森の住人
コメント:タカトウダイの花は美味しいらしい。コンボウヤセバチ(オス、メス)も大好き
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撮影日:2023-6
撮影場所:水生公園


この2点は以前からやりたかったことです。やってみたのですが、まだまだです。
しかし、怖いですよ、自分自身が素晴らしいと思わないことを表に出すことは。 
皆さんも、当方も自然が好きだ。合成写真は自然ではない。果たして合成写真で気にいる自然を作れるのか??? CGアートは人工物だがたしかに引き付ける強い魅力がある。それなら自然を合成しても魅力的なものが出来るはずだ。きっと出来る!!

9月12日
Fujifilm X-H2S, XF80mm macro
(以下はリアルです。合成ではありません)

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やっぱりこういう写真を出してゆかないと。合成で自然を越えることは、本当につらい。

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プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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