自然教育園日記 その100 <ここ一年を振り返える>

自然教育園日記 その100 <ここ一年を振り返える>

自然教育園日記も100回目を迎えました。といっても特に素晴らしい写真が撮れる時期でもありません。淡々と<その100>を書きましょう。
今年の白金自然写真クラブの展示会は自然教育園のロビーで2017-11-10(金)~ 12-14(木)に開催されることが決定されました。

展示会に出す写真を考えながら、自然教育園における撮影の1年を振り返ってみましょう。
当方の撮影は毎回、何かテーマを持って撮影してきました。
その1はニコン1V3ベストモーメントキャプチャーを利用した飛び鳥の撮影。メンバーの出してくる鳥の写真と比較して、当方のベストモーメントキャプチャーを利用した飛び鳥の絵は負けていない気がします。1インチセンサーのニコン1V3ですから、画質ではとてもかないませんが、魅力的鳥の表情やしぐさをキャッチする点では上を行っていると思います。メンバーの鳥撮り名人はニコン一眼レフですが、飛び鳥撮影には膨大な連写を要しています。毎日数千枚撮影して、そのほとんどを多大な時間をかけて消去しているのです。ベストモーメントキャプチャーなら飛び鳥撮影はお茶のこさいさいです。

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Nikon1V3+Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー ヒヨドリ

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Nikon1V3+Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー ジョウビタキ

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Nikon1V3+Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー エナガ

ベストモーメントキャプチャーの画質を上げるには、オリンパスOM-D EM-1 MarkIIのプロキャプチャーシステムにシフトするしかありません。メンバーのMarkIIユーザー2名にMarkIIの使い心地を聞くと、いいカメラといいます。しかし、ヤブの中の小鳥に対するAFはダメでキャノン並みにはゆかないそうです。ネットのレビューをみると、やはりAFの問題点と高感度撮影でのノイズやフルサイズに比較した場合の画質など、Mark Iとそれほど変わっていない印象を持ちます。プロキャプチャーシステムはオリンパスのハイグレードレンズでしか使えません。オリンパスのプロ・レンズは性能が良くても高くて重たい、旧式の概念で作られています。当方がマイクロフォーサーズを捨てた時のその宿命的問題をまだ十分解決できていない。鳥撮りにはバカ高いプロ・レンズ300mm単焦点のかわりに70-150mm+テレコですむことがわかりましたが、それでも計30万円の投資(中古)がかかります。MarkIIのこの程度での改良では二の足を踏んでしまいます。一方、高級品に傾注するというニコンの方針からニコン1の改良は絶望的です。行き詰まりです。現有のニコン1でも、晴れの日ならなんとか撮れますから、当分このままの状態で推移するしかありません。

その2は広角レンズ接近撮影です。広角レンズの面白さの大半は接近撮影にあります。Zeiss Distagon 18mm 又はフォクトレンダー・ウルトラワイド・12mm+フォクトレンダー・クロースレンズアダプターを多用していましたが、画質に問題があるために、Zeiss Batis 18mm+接写リング10mmにシフトしました。しかし、この組み合わせではレンズ前数センチの超接近撮影しかできないので撮れるものがとっても限定されてしまいます。
何言ってるかわからないでしょうが、一眼レフ用はレンズと受光面までの距離約40mm(そのスペースにミラーが収まっている。フランジバックという)が必要です。ミラーレス用レンズはミラーレス受光面にぴったりと合わせてあるので(ミラーがいらないから当然です)このスペースがずっと小さい。このスペースをクロース・レンズアダプターは自由に調節できる仕組みになっているので接近撮影が自由に調節できる。ミラーレス用レンズはミラーレス受光面にぴったりと合わせてあるのでレンズアダプターで工夫する余地がありません。 接写リングで、わずかな余地を無理やり使って接写することになります。

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ミラーレスカメラはどのレンズでも付けられることがメリットだと書いてきましたが、これは一眼レフ用レンズに対する話で、カメラが全部ミラーレスになってしまうと、ミラーレス用レンズは互換性が、ガタ落ちとなります。将来はマイクロフォーサーズのようにマウントを相互乗り入れしない限り、レンズの互換性はなくなるのです。
クラブの連中で、ミラーレスにレンズアダプターを使って、種々のレンズを使い分けている人は当方しかいません。よって、上述のような話に興味を持つ人はとってもマイナー・ポピュレーションと思います。しかし、18mm以下の広角レンズで接近撮影した場合、おそらく最短接近距離が20~30cmですから、対象は小さく撮れるだけになってしまうのではないですか? 超広角レンズで1~10cmくらいに自由に接近したいと苦労しているのです。
さて、最近Sony FE 16-35mm+接写リング10mmを試してみて、対象により焦点距離を変化させることにより、何とか対象と適当な距離で広角接写撮影ができるようになりました。長焦点の方が最短接近距離が遠くなるからで、そのかわりパースペクション効果が薄れてゆくわけです。このシステムの効果は後程出てくる写真をみてください。Sony FE 16-35mm+接写リング10mmを使い始めたのは最近なので、この成果を展示会に出すのは、これからの撮影いかんです。

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Sony alpha7RII + Zeiss Distagon 21mm ZN F2.8

これは、ニコンマウントのZeiss Distagon 21mmをレンズアダプターでFEマウントのソニーミラーレスに付けて撮影した例です。

その3はボケボケ写真です。ボケには3つの方法で攻めています。① 明るい大口径レンズ、Sony FE85mm F1.4 GM、接近するには接写リングを使います。② 中望遠かつ明るいレンズ、Sony/Zeiss Zonner 135mm F1.8、接近するには接写リングを使います。 ③ STFシステム、Sony 135mm F2.8(T4.5 ) STFの3本です。前2者は春夏物の撮影しかないので、 秋の展示会用にはSony 135mm F2.8(T4.5 ) STFの作品だけ載せます。Smooth Transfer Focus(STF)に関しては先にブログに詳しく書きました。現在のSTFに対する結論は、バックのボケにより生み出される独特な情緒と水面/波撮影時の不思議な面白さが特筆できます。

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Sony alpha7RII + Sony 135mm F2.8(T4.5) STF

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Sony alpha7RII + Sony 135mm F2.8(T4.5) STF

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Sony alpha7RII + Sony 135mm F2.8(T4.5) STF

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Sony alpha7RII + Sony 135mm F2.8(T4.5) STF

STFによる写真はまだ十分でありません。ボケボケの情緒より次のマクロ撮影によるピシッとした部分が入る絵の方が見手に対する主張が強いのです。ボケボケ写真はまだ納得できる状態ではありません。

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Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro

期待のソニーα9が発売されたのですが、α7IIの高速化とAFの改良が中心でした。ソニーミラーレスにおいて、ニコン・キャノン一眼レフに追いつこうとする気持ちは分からないではないですが、通過点にすぎません。当方は現状のα9では魅力を感じません。ミラーレスの欠点をなんとかカバーして一眼レフに追いつく、だけど、ユーザーにとってはすでにある物を作ってもらっても意味ないのです。 それなら一眼レフを買えばいい。ミラーレスはミラーレスでないとできないこれまでにないとんでもないものを作ってほしいのです。しばらくはどうしても買いたいカメラが無い。

新しい撮影システムが写真を撮る意欲を引き起こす原動力となっていたのですが、それがなくなって、自然教育園での撮影も3年以上撮り続けて、自然教育園日記も100回目を迎えて、これからどうしたらいいだろうかと、途方に暮れているのです。

それでも、自然教育園を歩き続けています。最近(2017-9-5, 8, 10)撮った写真を見ながら、これからどうするかを考えてみました。
もっと自然の中に入ってみよう。見手を気にしたアピール写真を撮ろうと思わないで、教育園の住人たちの、彼ら自身が見ているごく自然な彼ら自身の世界を表した写真を無心に撮るのでいいじゃないか。外から自然を見ている自分でなくて、自然のふところに入り込んだ自分。対立でなくて融合へ。そんなふうにやってみようと思うのです。

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Nikon1V3+Nikon1 70-300mm

 いつも午後に撮影に行くので、ツユクサは花が閉じています。たまたま午前に撮影に行った時はツユクサのブルーに魅かれてしまいます。実はこのツユクサにアリがいるのですが、見えないでしょうね。

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Nikon1V3+Nikon1 70-300mm

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Sony alpha7RII + Sony FE 16-35mm + 接写リング10mm

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Sony alpha7RII + Sony FE 16-35mm + 接写リング10mm

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro  ツルボ

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro ゲンノショウコの花

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro

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Nikon1V3+Nikon1 70-300mm
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休養の旅 奥湯河原

休養の旅 奥湯河原
2017-8-25(金), 26(土)
我が家は家内も当方も、それぞれの事情で結構アクセク毎日働いています。皆さん夏休みですから、我々も休養の旅へ。どうせ、何もしないで宿でマッタリするなら遠くへ行く必要はない、交通費を宿代に回してマッタリしましょう。湯河原までは鈍行で品川から1.5時間、1500円。奥湯河原ならちょっとは涼しいかも。

湯河原駅で降りると、今日は何とも暑い。熱い風が吹きつけるおそろしい暑さ。
湯河原駅前、お土産屋の2階で、昼食。海鮮丼、磯ソバとアジの干物で生ビール。今風、若者好みの店しかない駅前の中で、昔ながらの食事処は少々値がはるが(といってもたいした値段ではないですよ)結構おいしい。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

湯河原駅前からバスで20分ほど山に向かう。お宿は奥湯河原の山翠楼。このシーズン、土日でなくても、通常3万円代の老舗であるのに、とんでもない破格のお値段2万円弱のプランを見つけて、これに乗りました。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

最上階8階の部屋からの眺めは、こんな山の中の雰囲気。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

飲み物フリーのスカイラウンジからの眺めもこの通り山の中の雰囲気。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

部屋の中、宿の各所のディスプレイは老舗の満足できる雰囲気。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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最上階からさらに一階上がったところにある展望露天風呂<天空>はこの宿の最大のメリットです。やっぱり長生きしたいものだなと思うひと時、草津のさいの河原露天風呂、宝川温泉混浴露天風呂に続く、この世に対する未練を呼び起こすお風呂でした。このあたりで、ここが一番高い所の露天風呂ですから、開放感抜群です。夜、家内は人気のエステ/スパでさらにリラックス。極上のマッタリです。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm

翌日の朝の部屋からの眺め。品川から鈍行とバスで2時間、交通費2000円弱での宿からの景色としてはコスパ抜群です。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

朝食前に、隣の姉妹宿、海石榴(ツバキ)の脇道を通って、海石榴の庭内散策路へ向かいます。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

散策路への道は急な坂道で少々うんざり。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

散策路は紅葉の時期はいいと思います。それ以外もツバキの道があってとっても多くの種類のツバキが出迎えてくれるようです。紫陽花群生地やサザンカロードの記載もあります。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

夕食の写真は撮り忘れ、朝食がこんな具合ですから、夕食は想像できるでしょう。部屋つきの中居さんがいるところなぞ古典的老舗の宿の雰囲気を残しています。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

この界隈は紅葉、梅、さつき(つつじ)、紫陽花、そしてツバキと四季を楽しめるようです(看板を拡大して見てください)。

次の日はやることないので、伊東まで出かけて、海の駅(海のそばの道の駅)、伊東マリンタウンまで行ってみました。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

実は前日、テレビで紹介されていた、海の駅で地魚寿司屋、伊豆太郎で地魚にぎりと磯丸の磯キムチ、数の子ワサビ漬けをお土産に、テレビ紹介に忠実に従いました。結論は、有頂天というわけでもなく、それなりのそれなりでした。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

昨日よりはましですが、今日も十分暑い。
トータルとして、とってもコスパのいい休養の旅でした。

自然教育園日記 その99 フレキシブルアームLEDライトの効果

自然教育園日記 その99 フレキシブルアームLEDライトの効果

フィールドでのライティング最軽量装備を目指しています。

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Sony alpha7RII に10mm 接写リングをつけて、ZeissBatis 18mm F2.8 で広角超接近撮影すると、被写体はレンズ前面から1~2cmですから、レンズの陰で暗くなってしまいます。そこで、色々考えて、フレキシブルアームを持つLEDランプを付けました。以前調達した、オフ・カメラ・フラッシュのフラッシュ部分を最も軽い、HVL-F20Mに替えて、これで、フィールドでのライティング最軽量装備が整ったのではないかと思うのです。フィールドでスタジオ撮影のように撮ることを目標に、少しずつ進んでいます。

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HVL-F20Mはマップカメラで中古で8800円で調達。それ以外のパーツはいずれも1000円以下。LEDランプはネットで、ねじれアームは東急ハンズで、止めるねじはヨドバシカメラでそれぞれ調達。

それではフレキシブルアームLEDランプでの試写を載せます。8-22は手持ち。8-24は三脚を使用しています。三脚があればフレキシブルアームLEDランプはただ手に持てばいいので自由自在です。

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm ヒメジョオン

これは虫が逃げるので、ライト無し。

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト コバギボウシ

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト コバギボウシ

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト ツリガネニンジン

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト フシグロセンノウ

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト フシグロセンノウ

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト フシグロセンノウ

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト コバギボウシ

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト コバギボウシ

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト ヒメジョオン+ コバギボウシ

フレキシブルアームLEDランプはいいですよ。ちょっと新しい画像が得られるかもしれません。
これでZeiss Batis 18mm F2.8での広角超接写が生き返ります。それにしても接写リング5~8mmを売り出してくれないかな。いくら何でもレンズ前面から1~2cmでの超接写撮影はつらいよ。

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Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro F2.8 オカトラノオ+ツマグロヒョウモン

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Nikon1 + coBORG 210mm F5.6 オカトラノオ+ツマグロヒョウモン

coBORG 210mm F5.6をNikon1に付ければ実質567mmで、鳥撮りも可能な望遠になります。焦点も露出もマニュアルですが、結構撮れてるでしょう。
なにしろBORG系は画質が良く、フローライト(蛍石)レンズのBORG 55FL(250mm F4.5)は530g程度で軽量だし、Nikon1に付ければ、実質675mm。なんたって軽量がいいのでマジに購入を考えようと思っています。

自然教育園日記 その98  お盆の情景

自然教育園日記 その98  お盆の情景

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Sony alpha7RII+ SonyFE35mm F2.8 一ノ宮川

当方の歴代のお墓は房総半島、上総一ノ宮にあります。この一ノ宮川で灯篭流しをするというので、8月16日にお墓参りをして、灯篭流しの会場に行ったら、誰もいません。通りがかりの人に聞いたら、今日は中止ですという返事。中止に関する何のアナウスもなし、張り紙も無し。ちょっとの雨で中止、しかも今は雨がやんでいます。一ノ宮らしいやる気のなさ。一ノ宮はここ数十年間何も変わりなく、全く時が止まったように推移しています。60年前は、この一ノ宮川をポンポン船が駅と海岸をつないで海水浴客を運んでいました。お盆の時は花火大会や灯篭流しをやっていたのです。ナイヤガラの滝という花火がクライマックスを飾ったもんです。今や、ポンポン船は無し、駅と海岸をつなぐバスも無し。九十九里海岸の砂浜は海流に削られて、見るも無残に小さくなってしまいました。一ノ宮町は今度のオリンピックのサーフィン会場になるのです。それでもこの町は相変わらず全く時が止まったように推移しています。一ノ宮町のお店は、60年前となにも変わっていません。全く発展しない町なのに、なぜかちゃんと存続し続けているのです。角八本店も全く変わらず。九十九里最中は最高。ゆずあんを9個、粒あんを1個(当方用)買ってお帰りです。

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Sony alpha7RII+ SonyFE35mm F2.8
白いユリ(タカサゴユリか?)が、帰路に就く先祖の霊のごとく夕暮れの闇に浮かぶ。

さて、自然教育園は相変わらず、ただ暑い中を10000歩歩きながら、同じ被写体を何度も撮る。いつも、同じ場所で同じチョウや虫に会うのも、それはそれで一興である。

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8 ヤマトシジミ?+ヒメジョオン

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8 ヤマトシジミ?+ヒメジョオン

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8  ツリガネニンジン

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8  ツリガネニンジン

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8  ツリガネニンジン

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8

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Fjifilm X-T10 + coBORG  コバギボウシ+クマバチ

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Fjifilm X-T10 + coBORG  クサギ+クロアゲハ

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8 イチモンジセセリ

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8 アカスジカメムシ?

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8 コバギボウシ

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8 ゲンノショウコの花

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Fjifilm X-T10 + coBORG 

現在、カワセミは3匹ほどが出没していて、でかいレンズをつけた鳥撮りの連中がウロウロしています。しかし、いつでもお目にかかれるわけではなく、大半は暇そうにしているように見えます。
当方は、Fjifilm X-T10 + coBORGという最軽量210mm(実質315mm)の望遠機材しかもっていかないので、カワセミはほぼ無視状態です。

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Fjifilm X-T10 + coBORG

自然教育園日記 その97 いい加減モードから本気モードへ

自然教育園日記  その97 いい加減モードから本気モードへ

2017-8-10は本気でないモードの機材。しかし、その気になれば撮るものが見つかるかもと思いはじめる。
2017-8-11 本気モードに切り換え。三脚も入れて総計7kgの機材を持ち込む。7kg持って10000歩歩く。その夜中に足がつって大変であった。
2017-8-12 ちょっと機材をへらして、ミニマムの本気モード。しかし、その晩は腰が痛くて、次の日はギブアップ。

ねらうはアカボシゴマダラ、クサギ+モンキアゲハ、ツリガネニンジン、フシグロセンノウ。
本気モードでないときは何にも撮るものが見つからないと思っていたのに、心を入れ替えて真面目に撮れば、それなりに撮れるもんだ。

2017-8-10 機材はNikon1+Nikon1 70-300mm および Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro

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Nikon1+Nikon1 70-300mm アカボシゴマダラ

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Nikon1+Nikon1 70-300mm アカボシゴマダラ

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Nikon1+Nikon1 70-300mm アカボシゴマダラ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro  ツリガネニンジン

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro

2017-8-11 機材はSony alpha7RII+SonyFE85mm F1.4 or Zeiss Batis 18mm F2.8 or フ ォクトレンダー・ウルトラワイド12mF5.6 オフ・フラッシュ・システム 及びSony alpha7RII +Pentax DA200mm F2.8

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Sony alpha7RII +Pentax DA200mm F2.8  クサギ+モンキアゲハ

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Sony alpha7RII +Pentax DA200mm F2.8  クサギ+モンキアゲハ

Nikon1では暗すぎて撮れないので、Pentax DA200mm F2.8を持ち込んだ。Sony alpha7RIIをAPS-C仕様にすれば300mm、F2.8で撮れます。このレンズは明く、写りが良く、値段がリーズナブルと3拍子揃っている。しかし、Sony alpha7RII ではMFになってしまいますが。

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Sony alpha7RII+SonyFE85mm F1.4+オフ・フラッシュ・システム フシグロセンノウ

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Sony alpha7RII+SonyFE85mm F1.4+オフ・フラッシュ・システム フシグロセンノウ

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Sony alpha7RII+フォクトレンダー・ウルトラワイド12mF5.6 +オフ・フラッシュ・システム フシグロセンノウ

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Sony alpha7RII+ SonyFE85mm F1.4 +オフ・フラッシュ・システム ツリガネニンジン 

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Sony alpha7RII+ SonyFE85mm F1.4 +オフ・フラッシュ・システム ツリガネニンジン 

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Sony alpha7RII+ SonyFE85mm F1.4 +オフ・フラッシュ・システム ツリガネニンジン 

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Sony alpha7RII+ SonyFE85mm F1.4 +オフ・フラッシュ・システム ツリガネニンジン

オフ・フラッシュ・システムではSonyFE85mmのF1.4が明るすぎてつかえません。それならSony FE90mm macro F2.8でもよかったのです。次の日はSony FE90mm macro F2.8に切り替え。これでずいぶん軽くなります。


2017-8-12
機材はSony alpha7RII+Sony FE90mm macro F2.8およびFujifilm X-T10+Pentax DA200mm F2.8  今度は重量を軽くするために、Pentax DA200mm F2.8をFujifilm X-T10に付けましたが、撮る暇が殆どありませんでした。

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Sony alpha7RII+Sony FE90mm macro F2.8  ツリガネニンジン

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Sony alpha7RII+Sony FE90mm macro F2.8  ツリガネニンジン

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Sony alpha7RII+Sony FE90mm macro F2.8  ツリガネニンジン

ツリガネニンジンのバックに木漏れ日をいれようと、中腰で長い間撮影して、立ち上がろうとおもったら、立ち上がれずにそのまま仰向けに倒れてしまいました。たまたま誰もいなかったのですが、みっともない姿になったわけです。これが腰痛の原因なのかもしれません。鳥撮りの連中は花なぞ簡単に撮れると思っていらっしゃるでしょうが、ほんと花の撮影は大変なのです。

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Sony alpha7RII+Sony FE90mm macro F2.8 フシグロセンノウ

日陰にあるフシグロセンノウの撮影はヤブカとの闘いです。

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Fujifilm X-T10+Pentax DA200mm F2.8

今一番はばをきかせているのはスズメバチで、花の蜜は勿論、他の昆虫まで襲いまくっています。当方が花を撮っている時、この花がスズメバチのテリトリーだと、平気で威嚇してきます。花撮りはスズメバチとの闘いでもあります。

何やかんや言っても、いい写真を撮らなければ始まらない。<金持ちの道楽>だろうがなかろうが、写真がよければ、すべてOKなのだ。 また頑張りましょう。

カメラファンとはなにものだ?

カメラファンとはなにものだ?

白金自然写真クラブの会員の一人にお金持ちがいて、その方が白金通りの一本裏の道にギャラリーを開設しました。その方が関与する3つの写真クラブで合同写真展を開くというので、当方は以下の2点を出展しました。1点目はすでにこのブログでご紹介したものですが、2点目は<海の色と形>シリーズの作品で、初めて公開します。

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<秋の波紋>

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<海、ある日の波紋>

一点目は、いつものように、どうせ石を放り込んで撮ったのだろうと揶揄するコメントとか、これは違反だとかいうコメントをいただきました。2点目はなんだかわからん、ひねくれ者の写真だというコメントとどうやって撮ったのかという質問をたくさんいただきました。こういう写真を見せるとどういう反応が起きるのか試してみたかったのです。結局、よくわかりませんでした。当方は、ひたすらに、水の色と形の魅力を追いかけているのですが、心の琴線に触れるような議論は皆無でした。まったく話がかみ合わない、違う土俵で話をしているということです。
いずれにせよ、なんだか居心地の悪い写真展で、なぜだろうと思っていたのですが、白金写真クラブ会員の一人が、Facebookで、この写真展を<金持ちの道楽>とつぶやくのを見て、なるほどそうかと思いました。約半分近くが、海外旅行の写真を出していました。その一つの写真クラブの会長は自分の海外旅行で撮った写真をモニター・スライドショーで流していました。そうか、カメラファンには<金持ちの道楽>というおおきなジャンルがあったのです。
この合同写真展に参加するクラブの一つは1981年ミスユニバース日本代表、写真家、大阪芸術大学写真学科教授、かの有名な織作峰子さんの弟子が指導しているクラブで、この写真展には織作峰子さんから写真が寄贈され、当人もおとずれたようです。織作峰子さんには今年のCP+で富士フィルム中判カメラの宣伝トークではじめてお目にかかりました。その人気の高さにビックリしたことをブログにのせています。
織作峰子さんと<金持ちの道楽>とは直接には全く関係ないのですが、そのブログで、写真における<ヌルイ世界>と富士フィルムの関係を書きました。わかりましたよ。写真における<ヌルイ世界>は<金持ちの道楽>と密接な関係があるのです。<金持ちの道楽>はカメラ業界の最大のお得意さんなのです。<金持ちの道楽>がなくなったらカメラ業界は生きてゆけない。<金持ちの道楽>は<ヌルイ世界>でなければならないのです。目くじらたててやったら<金持ちの道楽>にはならないのです。カメラ業界はこの<ヌルイ世界>をターゲットに稼ぐ必要があるのです。
海外撮影旅行をして、その成果を見せ合う、何にも問題ない当然のことなのですが。 この海外撮影旅行というのが、旅行会社のツアーじゃないですから、一人50万円くらいかかるでしょう、夫婦で撮影旅行に行けば100万円です。その旅行で稼ぐことのできるプロでないかぎり金と暇がある連中しかできないことなのです。だから海外撮影旅行をして、その成果を見せ合う時に<金持ちの道楽>という側面と、<純粋なカメラファン>という側面のどちらを見せるかということで、隣にいる人のことは無視して、<金持ちの道楽>を謳歌するか、少しは周りの人のことを考えて<粋純なカメラファン>の側面をみせるかが分かれ目でしょう。
ところで、白金自然写真クラブは自然教育園の中で撮った写真のみを展示会にだすという縛りがあるのですが、そのメンバーがこの展示会では縛りがなくなったといって、海外旅行の写真を出してきました。当方にはそういう発想が全くありませんでした。海外旅行の写真というのはなんとなく<違反だ>という感覚があるのです。写真の腕というより海外の珍しさで人にアピールするのはなんとなくいやだったのです。海外旅行の写真は<金持ちの道楽>的な匂いがするからいやだという感覚があったのかもしれません。 それもそうですが、第一、海外旅行ではちっともいい写真がありません。なんで、でしょうね?  スケジュールに追われる、トラブル無いように気をつかって写真を撮ることに専念できない、初めてのところで勝手がわからない、など色々な要因があるのでしょう。 最近はある事情で東京を長期間離れることが出来なくて、ここ数年海外に行っていませんが、それまでは毎年どこかに行っていました。だけど、思い出しても人に見せることのできる写真は片手で数えられるくらいでしょう。そのうち、気が向いたらその数点を拾い出してみましょう。ここのところ撮るものが無くて、お見せする写真もないので、ちょうどいいかもしれません。

自然教育園日記 その96

自然教育園日記 その96
2017-7-23~8-6

ただ、コツコツと撮影。しかし、これといったものは無し。淡々と状況報告します。
本気モードでないときはFujifilm X-T10+ Zeiss touit 50mm macroとNikon1 V3 + Nikon1 70-300mmの2台を持って出かけます。Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmはベスト・モーメント・キャプチャーを使って、蝶の面白い飛び姿を狙っているのですが、面白い蝶の飛び姿が得られません。もともと蝶の飛び姿というのはたいして面白いものではないのかもしれないと思い始めています。

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Fujifilm X-T10+ Zeiss touit 50mm maro カワラナデシコ

かつて、京都で、秋の七草の撮影を試みた時、野に咲くナデシコが見つからなくて苦労しました。結局、東京の花屋さんで買って穴を埋めました。自然教育園に突然、ナデシコが咲き始めました。昔は、あちこちに咲いていたのでしょうね。かなり長く咲いていたのですが現在は消滅しました。

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ムラサキシジミ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ミソハギ+アゲハチョウ

花だけでは絵にならないので、蝶やトンボを配してみました。

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmミソハギ+キタキチョウ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmミソハギ+イチモンジセセリ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmミソハギ+オオシオカラトンボ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmアカボシゴマダラ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmオカトラノオ+ツマグロヒョウモン

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmコバギボウシ+オオシオカラトンボ

去年はコバギボウシを一生懸命撮ったのですが、今年はなぜかいい場面がありません。いい花なのですが。なんとか少しでも載せてみます。

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Fujifilm X-T10+ Zeiss touit 50mm maro ヒメジョン+コバギボウシ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmクサギ+モンキアゲハ

この時期はクサギの花にアゲハがいっぱい集まります。これしか撮る物がないので、皆さん集まって撮影します。当方も時々撮影するのですが、当方のカメラで曇り空では暗くてまともに撮れません。

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmクサギ+クロアゲハ

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Fujifilm X-T10+ Zeiss touit 50mm maroコヒルガオ

自然教育園を出た直ぐのところの植え込みにコヒルガオがいっぱい咲いていました。いつも面倒なので通り過ぎていましたが、ある日、意を決して、しまい込んだカメラを出して撮影。次の日にこのコヒルガオがみんな撤去されていたので愕然。この写真がコヒルガオの最後の姿となりました。

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Fujifilm X-T10+ Zeiss touit 50mm maroツリガネニンジン

ツリガネニンジンが咲き始めました。小さい花なので、三脚を使ってしっかり撮りたいのですが、境界ラインから離れた草むらに咲いているので、三脚を立てられません。昨年、今年こそまともなツリガネニンジンを撮るぞと思って境界ラインを越えて草むらに三脚を立てて撮影していたら、自然園の方におこられました。ということで、ツリガネニンジン撮影はあきらめです。

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmカワセミ

ここのところ、久しぶりにカワセミが顔を出しています。雨量が少なくて池が汚く、とても魚を獲れないでしょうに。30分ごとに場所を変える程度で動かないので、勝手にしてくれとほぼ無視状態です。

自然教育園日記 その95 オフ・フラッシュ

自然教育園日記 その95 オフ・フラッシュ

陶芸の展示会にエネルギーを取られている間に夏の撮影のメインであるヤマユリが咲いて消えてゆきました。3週間くらい前の話です。 以下は、陶芸展示会の後、ヤマユリが消滅するまでの数日の間で撮影したものです。初めてのオフ・フラッシュの試みとしては成果あったと思います。

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8+接写リング

これはほんといいレンズですよ。

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Nikon 1 V3 + Nikon 1 70-300mm

1インチのセンサーであるNikon 1 V3でもここまで撮れるのです。

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Sony alpha7RII + Sony FE 85mm F1.4 GM

いよいよ、Sony FE 85mm F1.4 GMでのボケボケ写真でヤマユリ挑戦です。これはLED懐中電灯でのライティングの例です。次はオフ・フラッシュの試みです。オフ・フラッシュというのは、カメラ本体にフラッシュを付けるのではなく、フラッシュをカメラから離して、対象のサイドから光を当てることにより、対象を浮き立たせる手法のことです。

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上図のようなオフ・フラッシュシステムを組んで、初めてのオフ・フラッシュによる花撮影をしました。   ケーブル接続によるオフ・フラッシュなぞ、やる方はいないのか、ソニーのフラッシュの説明を見てもどんなシステムを組んだらいいのかちっともわかりません。オフ・フラッシュをやる方はみなワイアレスなのですかね? 室内撮影は当然ワイアレスでしょうが、屋外ではいろいろな状況下に置かれるので、実際にラインをつなぐ方が確実と思ったからこのようなシステムを組みました。上記システムを新品でそろえると2万円弱かかるので、中古品を探して、しかし、いろいろ間違えて苦労しました。

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Sony alpha7RII + Sony FE 85mm F1.4 GM
この写真が、フラッシュ無しです。

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Sony alpha7RII + Sony FE 85mm F1.4 GM
サイドからフラッシュして、陰影をはっきりさせるとこのようになります。

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Sony alpha7RII + Sony FE 85mm F1.4 GM

正面近くからはっきりとライティングするとこのようになります。
ここまで明るくするにはオフ・フラッシュを使うしか方法は無いでしょう。LED懐中電灯では無理で、平面のLEDライトでは昼間の戸外では全く効果ありません。

このシステムは確実で、効果は明確です。戸外の花や昆虫撮影には必須アイテムと思われます。助手か三脚が必要ですが。

魅力的ヤマユリですが、数日間の撮影時に他人とバッティングすることは一度もありませんでした。なぜかヤマユリはカメラマンの注目をひかないようです。大きな花ですから、撮るだけだったら、コンデジでも、スマホでも簡単に撮れるので挑戦の対象とならないのでしょう。でもそれだけに差別化して魅力的に撮るにはとっても難しいのです。

ヤマユリが消えたあとは、自然教育園で被写体を探すのが一苦労。まったく一回もシャッターを切らずに、3周、10000歩歩いて帰る日もありました。それでも暑い中をコツコツと撮影を続けていますので、ボチボチと載せてゆきましょう。

アート考察 その7-6 絵画/写真/陶器クロスオーバー(最終回) 総括

アート考察 その7-6 絵画/写真/陶器クロスオーバー(最終回) 総括 

ネーチャーズ・ベストで学んだこと。ネーチャーフォトグラファーは、<報道者>から<表現者>に向かおうとする。絵画をベースとするフォトグラファーは<表現者>であり、<報道者>たることはどうやってもできない。絵画をベースとするフォトグラファーはスタジオフォトが向いている。しかし、なにを表現するかそのルーツを得るには、ネーチャーから得るしかない。よって、どちらから出発しても写真の世界は<報道者>であり且つ<表現者>となる。どちら側に偏るかはヒトによるが、当方は<表現者>たることが究極の目標であると信じる。
<表現者>である絵画の世界でもフォトグラファーと同じ視点で自然を見ている人が少なくない。その類似は驚くほどである。<表現者>足らんとすれば、両者は同じところに立っている。
フォトグラファーにせよ画家にせよ、見手との接点を無視することはできない。フォトグラファーはより強く見手を意識し、見せる方法をあみだす。画家は見手をまったく無視する人から強く意識する人まで幅広く存在する。見手を意識する画家は、フォトグラファーと極めて類似した見せる方法をとっている。しかし、当方は見手を意識しない絵画の中からこそ、真なる作品が生まれると信じる。
孤独な時間こそが真なる革新を生む。誰でもわかる革新は真なる革新ではありえない。<独りよがり>こそが必須なのである。では<独りよがり>で十分か?
作品はどこかで、見手とつながる必要がある。作家は<独りよがり>でありながら、しかし見手とつながりたい。この解は、作家は<独りよがり>でありながら、見手に入り口/架け橋を作ってあげることだろう。見手に媚びるのではなく、手を差し伸べるのだ。
<白い花>で認められた田中一村は<秋晴>で見手を意識してしまって、評価されなかった。見手を遠ざけて奄美に移り、ベースは以前と何も変わっていないのに、奄美の非日常を入り口として、見手とつながった。ゴーギャンも同じかもしれない。青木茂は<海の幸>で認められたが、見手を意識してその後の成功が得られずそのまま終えた。画家はみなある程度の技を持つから、技だけでは架け橋とならないのだ。川端龍子は最初から最後まで見手を意識した絵をかき、巧妙な架け橋を使い、その絵の巨大さも見手との架け橋であった。しかし、川端龍子はアントニオ・サリエリとならないだけのたっぷりのあるいは巧妙な架け橋を持つのかもしれない? 伊藤若冲はある人には超絶技巧が、ある人には自然に対する理解が架け橋となり、鈴木基一は琳派自体がすでに不滅の架け橋を内在していた。
どの世界も技という架け橋がある。特に陶芸の世界は<技>が入り口となる。中国の微細細工陶磁器はそれだけで見手とつながる。陶芸は技が極めて多様であることと、技は実用につながるから技自体が架け橋となりうるのだ。最近、再び注目される超写実もじつは架け橋なのかもしれない。最近の見手は<ドクダミの花>を抽象化しても<ドクダミの花>自体をしらないから理解できない。<ドクダミの花>を超写実してあげることによって、どこかで見た<ドクダミの花>として作品とつながる。当方の貝と波シリーズが受けないのは、海を知らない人が多く、貝や波を抽象化してもなんだかわからないが、ピンクの蝶が受けたのは、たまたま、ピンクと蝶が入り口/架け橋となったからだ。
  見手に媚びるのではなく、手を差し伸べる入り口/架け橋を作ることは作家と見手の双方にとって、何もマイナスの要因にならない。しかし、作家が架け橋を作ることに埋没したらそれは作家の終焉を意味するが。
  当方の貝と波シリーズにせよ、花と蝶シリーズにせよ、<表現>の根源は自然であり、現在はネーチャーフォトグラフィーが担っている。当方のネーチャーフォトグラフィーの<表現者>としての出口は写真ではなく、陶芸である。そして、これからは見手との入り口/架け橋を作るよう努力しよう。今追っている<色彩>と<ガラスの質感>は追い込めば入り口となるに違いない。<孤独な時間こそが真なる革新を生む>を信じて。

アート考察 その7-5 絵画/写真/陶器クロスオーバー 

アート考察 その7 絵画/写真/陶器クロスオーバー <7-5>
白金陶芸教室 第4回生徒作品展(2017-7-7~12)

自分の作品の紹介で、突然レベルが落ちてすみません。

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白金陶芸教室の創始者の一人、芸大卒、イラン生まれの博士号保持者サブーリ・ティムール先生の作と、手前が、当方の貝と波シリーズの花器です。上絵と貝がらのフォルムがマッチしていい出来と思っているのですが。プロの作と比べても、そりゃグレードの差は歴然ですが方向は結構いい線行っていると思うのですがいかがでしょうか?

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左が、当方の貝と波シリーズの初期の作品。上絵の具合が今一つですが、ホルムはいいと思っています。右はもっと初期の波の写真から起こした陶板。この元になる写真は、御岳渓谷で偶然撮れた、まさにこの陶板と同じような写真なのです。黒と白とその中間色まで使った、当方にとっては会心の作なのです。説明しないと分からない<独りよがり>の範疇に入る作かもしれません。

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これは貝と波シリーズの最新作。三角錐はロクロで、それ以外は手びねりで作った、ロクロ+てびねりシリーズの第2作目。白マットとペルシャブルーのミックスがかなりうまくいっています。

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これは大量生産売り物用ペルシャブルーの牡蠣。1800円で売り出したが売れませんでした。

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これは大量生産による、売り物用陶板。壁掛けと鍋敷きが選択できます。1800円で売りに出しましたが売れませんでした。

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これも、大量生産による、売り物用陶板。壁掛けと鍋敷きが選択できます。写真ではたいして魅力的に見えないでしょうが、なぜか大変な人気で、ぜひ売ってくれといわれるは、どうやって作ったのですかと大勢の方から聞かれました。実はこの微妙な色使いは、何度も焼き直ししているうちに偶然生まれたもので、再現できるか自信がないので、売ることが出来ませんでした。

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これも上と同様。

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これは、白金陶芸教室の中心、芸大出の角谷先生の作。磁器とガラスカレットのミックスで逆さにして焼成中に自然に変形することを狙ったもの。

以下、生徒さんの作品。

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このタコと次の作品は当方の上絵の先生、広瀬義之先生の作。広瀬義之先生は人間国宝の上絵作家、藤本能道の愛弟子で、彼の遺産をすべて受けついで、奥多摩地区に浮世離れした庵をかまえている作家さんです。広瀬先生の作はみな数十万円の値が付けられていました。

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ここで何が言いたいかというと、当方が自信をもって出した貝と波シリーズは、訪問者、教室の同僚、先生方からちっとも注目されなかった。ところが、片手間に作ったチョウの壁掛けが大変に受けたということをどう受け止めたらいいのか?
貝と波シリーズは教室のスタッフの一人が絶賛して、どうしても買いたいといっていたので、他の方にも受けるだろうと思っていたのですが、この会場ではぴくりともレスポンスが無い。自分でいいと思う作品に他人がレスポンスしない。これは自然教育園の写真展でも全く同じです。 このブログですら同じで、当方が会心の作と思う写真にちっともレスポンスがありません。 ところが、自分では出すのをはばかっていた写真が写真展のポスターになり、ポスターを譲ってくれという方まで現れる。
貝と波シリーズは当方がどうやったら海を表すことが出来るかという、<表現者>としてのあがきなのです。チョウは、海を知らないヒトが多いから、チョウならわかりやすいだろうと見手を考えての作品です。
 この作品展は、生徒さんやスタッフの関係者しか集まりません。しかるにほとんどが女性です。自然教育園の写真展も<図鑑>が好きな人しか通りかかりません。当方の表現はたまたま通りかかる方々と方向が違うから受け入れられなかったのか? 誰に対しても魅力ないから受け入れられなかったのか? 見手に合わせれば受け入れられるのか? 見手に合わせる、それでいいのか?
<独りよがり>がいいのか、見手に合わせるのがいいのか?
実は、アート考察 その7 絵画/写真/陶器クロスオーバーを通して一生懸命考えて、ある解答を得ました。それは明日お話することにします。
いずれにせよ、貝と波シリーズをやめるつもりはありません。もうすでに3つの作品イメージが浮かんでおり、鋭意作成中です。

アート考察 その7-4 絵画/写真/陶器クロスオーバー マダム菊池のコレクション

アート考察 その7 絵画/写真/陶器クロスオーバー <7-4>マダム菊池のコレクション

珠玉の現代陶芸~マダム菊池のコレクション~
菊池寛実記念 智(トモ)美術館 (2017-6-10~9-3)

智美術館は知る人ぞ知る、六本木界隈、ホテルオークラの裏にあるこじんまりした、しかしハイセンスの美術館で、陶磁器の展示会が中心です。菊池寛実(カンジツ)はエネルギー産業関連の実業家、その娘、菊池智(トモ)(1923-2016)は父の後を引き継ぐ実業家であると当時に、美術品のコレクション、この美術館の設立に寄与しました。本展示会は昨年菊池智がなくなって、菊池智の情熱をそそいだ現代陶芸コレクションを展示して、彼女の軌跡をたどるものです。

この展示会はたいへんインプレッシブであり、役に立ちました。現代陶芸に関するまとまった見識による展示会というのは今まで出会わなかった。この展示会は当方の陶芸の方向に新たな指針を与える予感がします。

当方の興味の順に載せます。
まずはホルム中心の興味が先行します。

河本五郎
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河本五郎 色絵渦紋飾瓶
こういう色立体が当方の目標です。上絵の使い方は当方と同じ。どう見ても実用品とはいいがたいが、ホルムと色彩のリズムが嬉しい。瀬戸

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河本五郎 「上絵に込めた情念の美」より

杉浦康益 (Yasuyoshi)
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杉浦康益 (Yasuyoshi) 陶の博物誌 ドクダミの花 
細密写実的陶器。最近いろいろな分野で抽象ばかりでなくリアリズム、超写実が流行っているようですね。真鶴半島

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加守田章二 (Shoji Kamoda)
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加守田章二 (Shoji Kamoda) 壺
当方はガラスを用いるときにこのような直線的パターンを使うことを考えていたので、参考になります。 <加守田章二:私の仕事は陶器の本道から完全にはずれています。私の仕事は陶器を作るのではなく 陶器を利用しているのです私の陶器は外見では陶器の形をしていますが中身は別のものです>  このヒトはすごい。 益子

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小池頌子(Shoko)
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小池頌子(Shoko) 貝のふたもの
正に当方の貝シリーズのような陶器。当方はこの手のパターンは使わないと思いますが。
多摩市

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なんと、この方、当方に相当近いですよ。

栗木達介 (Tatsusuke)
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栗木達介 (Tatsusuke) 歩行する輪態
これは完全なオブジェイ。インパクトあります。 瀬戸

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次は色に関するインプレッシブな作品

楽吉右衛門(十五代)
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楽吉右衛門(十五代) 黒茶碗 鳥兎  
楽茶碗です。いい色してます。 イタリアローマ・アカデミア留学の影響かな。京都

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古稀ナイトアンドデイより

藤平伸 (Shin)
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藤平伸 (Shin) 辰砂匣
辰砂の赤はやはり魅力的。何とかこの赤を手に入れないと。五条坂の清水焼をルーツとする夢つむぐ人と言われる。京都

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菊池寛実記念 智美術館「夢つむぐ人 藤平伸の世界」より

藤本能道 (Yoshimichi)
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藤本能道 (Yoshimichi) 霜白釉釉色絵金彩花と虫図六角大筥
人間国宝。これと、次は当方の上絵の先生の先生の作。晩年に赤を多用するようになった。とにかく陶器では気に入った赤をだすのが難しい。 青梅市

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藤本能道 雪白釉釉色絵金彩蝶と虫図四角大筥

次にマチエール、質感の問題。

小川待子 (Machiko)
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小川待子 (Machiko)  器
志野の白マチエールは使いこなす必要があるという感を強くした。志野焼にこだわる必要はない白マチエールの使い方である。芸大、パリ工芸学校、西アフリカと転々とする。

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小川待子はとっても、とってもユニークな人ですね。

松井康成 (Kosei) 
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松井康成 (Kosei) 練上嘯裂(しょうれつ)文壺
人間国宝。練上手という技法を集大成。彼の練上手技法というのはロクロに円筒を置いて粘土を巻き付けて模様を整え、円筒を抜き取ってロクロを回し、遠心力を使って内から外へ素地を膨らませる。外側を極力触らず内側に手を添えて成形する。とネットにでていましたが、よくわからない。下の作品なぞどうやってつくるのでしょうか???   笠間

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河井寛次郎
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河井寛次郎  灰釉筒描魚文喰龍
河井寛次郎と次の富本憲吉は有名すぎて、とくに言及することはありません。京都

富本憲吉
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富本憲吉 人間国宝 白磁八角共蓋飾壺 奈良/東京

川瀬忍
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川瀬忍 (Shinobu) 青磁大鉢

こういう伝統の真っただ中にいながら、少し外したような近代風という試みはあまり好みでない。 
大磯?

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見手は陶磁器に対して、センスがどうこうというよりは、まず技に引き寄せられるに違いない。でもここに載せた作品の上の方は、技を前面に出さずに、センスを前面に出した作品と見える。技が未熟な当方は、見手に対してなんとも苦しい。ルノワールに師事したある日本画家にルノワールが言った言葉、<デッサンはやり込めばそれだけ進歩する、しかし、色彩は持って生まれたもので決まってしまう>。技と感性のことを言っているのだろう。

マダム菊池の選ぶ現代陶芸はこれまでの現代陶芸に対して持っていたイメージとは違ってとっても多様で素晴らしいものがあった。それぞれ、知る人は知っている有名な方にちがいないが、当方にとって大半は初めて出会った人であった。こんなに多くの興味ある方に出会って嬉しい限りである。

陶芸は最も多様な方向を持つジャンルかもしれないと思えてきた。しかし、この多様性は一般の人の陶磁器に対する認識と大きな隔たりがある。一般人の実用陶磁器としての陶磁器イメージの強さと、陶磁器界の伝統工芸にこだわる強い保守性がこの多様性を封じ込めている。なぜ今まで、おもしろい現代陶芸に出会わなかったかというと、この世の中に暗にはびこる陶磁器に対する保守性が現代陶芸を覆い隠しているのかもしれない。
陶芸教室の先生の一人、ティムール・サブーリがいうには、先進のオブジェをギャラリーにもっていっても、売れる保守的イメージの作品や実用品を作ってくれと要求されるのだそうだ。結局、多くの作家が2足のわらじを履くことになる。ここに登場する作家さんの多くもそうである。マダム菊池がいいものだけを選び出してくれたのだろう。

ここにも前回述べた、<見手への意識>と<評価の落差>の問題が存在する。

写真は珠玉の現代陶芸~マダム菊池のコレクション~のカタログのコピーと一部ネットから収集して作家さんのイメージの幅を広げました。


アート考察 その7  <見手への意識><評価の落差>

アート考察 その7 <7-3> <見手への意識><評価の落差>

川端龍子 超ド級の日本画 山種美術館 (2017-6-24~8-20)

参考:
田中一村 新たなる全貌  千葉市美術館 (2010-8-23~9-26)
鈴木基一 江戸琳派の旗手 サントリー美術館 (2016-9-10~10-30)
伊藤若冲 若冲ワンダーランド MIHO Museum (2009-9-1~12-13)


作家が生きている時の 作家自身の自分に対する評価、プロ評価者の評価、一般人の評価/知名度、そして、時を経て後のプロ評価者の評価、一般人の評価/知名度が大きくずれていることが少なくない。最もずれが大きかったのは、ゴッホの絵で、現在は100億円以上する価値であるが、当時は一枚も売れなかった。当方の愛するゴーギャンは現在200億円以上する絵もあるが、当時は当人の思うほどの評価が得られず、タヒチに逃避してしまった。田中一村は川端龍子の作った青龍社の青龍社展で、下の<白い花>で入選するも、その後の自信作<秋晴>で評価が得られず、その後も落選を重ねて、失意のまま奄美大島にうつり、孤高の作成を続けて、そのまま一人で亡くなった。田中一村の絵は飛びぬけて、当方の感覚と同調する。伊藤若冲は江戸時代中期に活躍、 プロ評価者からの評価は高かったが、琳派みたいに権力に食い込むこともなく、孤高の活動であった。現代では海外のコレクターに人気であっても一般人の間では知名度が低かった。それが昨年突然若冲大ブームとなった。そんなこととは関係なく、昔から当方にとって、全く見手を意識しない若冲の生き方、自然に対する敬意は当方の心の師であった。アントニオ・サリエリは当時モーツアルトと並んで、それ以上の人気であったが、現在では全く演奏されない。「4分33秒」で全く演奏されない空白の楽譜で有名な、とんでもない前衛作曲家と思っていたジョン・ケージの作を最近聞いて、他の現代作曲家の曲より明らかに面白いことに驚いた。
つまり、結局は見手を気にしない作り手が、あるものは時を経て、評価され、あるものは当然のように消えてしまい。見手を横目でチラチラ見ながらうまく立ち回った作り手が、時を経てもあるものはまだ評価され続け、あるものはやっぱり消えてしまう。
川端龍子や鈴木基一はある意味、見手を横目でチラチラ見ながら作品をつくり現在も生き残っている。鈴木基一をポスト伊藤若冲という方もいるが、そりゃ無理でしょ。むしろ田中一村がポスト伊藤若冲と思います。そうなってほしくはありませんが。

まずは、田中一村
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田中一村<白い花>

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田中一村 <秋晴>

以下田中一村の奄美大島での作品

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上の絵の部分拡大

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上の絵の部分拡大。アサギマダラが端の方にいます。自然教育園で今日も丁度同じようにアサギマダラを撮影しました。当方が、奄美大島でこの場面を見つければ、当然、同じような構図で撮影しています。

奄美以前の作品。

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ここに載せた3つの絵なぞ、当方が撮る写真のアングルと同じなのです。後2点なぞ、当方の超広角レンズでの撮影と全く同じコンセプトです。

さて、次に川端龍子。

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川端龍子 慈悲光礼讃
これなぞ、この場面に出くわしたら、当方はきっと撮影しているでしょう。差し込む光とその下のコイの演出でこの絵が生きています。しかし、当方にはこのもったいぶった演出は決してすきではありません。

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これは下の絵の一部。

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川端龍子 草の実 これでも全体ではありません。

よくみると、これはいつも自然教育園で撮っている葉っぱの羅列なのです。これを撮ることは、自分にとっては魅力的でも、ありふれた葉っぱでは、だれも見向きもしないことは分かり切っています。龍子はこれを黒字に金で描くことにより、見手を振り向かせています。なるほど、このように黒を背景に写真が撮れれば、こんな写真でも見手を引き付けることが出来るに違いない。龍子のワザです。

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川端龍子 黒潮

トビウオの飛んでいるのを見たことのない一般の方には、新鮮に映るでしょうが、当方にはただのトビウオです。ネーチャー・フォトと同じで、映像が珍しければ、一般のヒトには印象的絵だということになるのです。

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川端龍子 鳴門

渦潮に鳥を飛ばす。これも丁度、受けそうなネーチャ-・フォトの一場面。

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上の一部

川端龍子は大衆に訴える作品をめざして、<会場芸術>と称する、会場でのみ意味のある大型の絵画を描き続けました。昭和の狩野永徳と称するヒトもいます。見手を意識した絵でなお評価される画家の絵はどんなものかと見に行ったのですが、やはり当方の好みではないようです。でも、そう思わせずに、こうやったら受けるという絶妙な手口は大いに参考になります。

次は、鈴木基一。ポスト伊藤若冲といわれるので、見に行きました。江戸末期における琳派御用絵師の最後の継承者です。江戸琳派の祖、酒井抱一の弟子で、琳派、御用絵師という枠内で、密かに大胆な革新を滑り込ませた。現代のグラフィックデザインに通じる仕掛けが仕込まれています。デザイナーとは見手の受けが全ての職業です。

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ボストンのメトロポリタン美術館の日本画のコーナーでひときわ輝く朝顔図屏風の一部です。

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根津美術館の夏秋渓流図屏風の一部

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伊藤若冲 紫陽花白鶏図

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上の一部拡大

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伊藤若冲
カタツムリがどこにいるかわかりますか。かれは自然を分け隔てなく描きます。万物には霊がある。その霊をいただいて、祈り描く。

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鈴木基一 夏秋渓流図屏風の一部

見手を気にしない作り手が、あるものは時を経て、評価され、あるものは当然のように消えてしまい。見手を横目でチラチラ見ながらうまく立ち回った作り手が、時を経てもあるものはまだ評価され続け、あるものはやっぱり消えてしまう。
<クリエイションとは見手を意識するべきか、せざるべきか>という問いを投げかけてみました。

写真はそれぞれの展覧会カタログからのコピーです。

アート考察 その7 絵画/写真/陶器クロスオーバー 

アート考察 その7 絵画/写真/陶器クロスオーバー <7-2>
次に、
比嘉良治写真展<時がこもる浜・沖縄> 東京アートミュージアム (2017-6-1~9-17)
2017-7-23
比嘉良治(1938年~): 沖縄県名護市生まれ。名護高校で美術クラブに所属。多摩美術大学洋画科卒業後、渡米。コロンビア大学修士課程を卒業。サウスハンプトン大学、ロングアイランド大学で教授を務めた。2000年からロングアイランド大学名誉教授。現在、画家、写真家として活躍している。ロングアイランド大学名誉教授。ニューヨーク在住。最初は絵画、版画の抽象的作品であったが、写真作品を中心に制作するようになる。

昨日の写真展とこの写真展を対比させるのは重要な意味があります。

陶芸における<海からの贈り物>を発展させるには、どうしても沖縄にいって、新しい海のインプレッションを手に入れなければなければならないという切迫感が日に日に増加しています。沖縄の海の写真展にいって、沖縄でどんな写真を撮ったらいいかイメージトレーニングしようと思って訪れたのですが、無数のサンゴ石の写真で埋め尽くされた展示場には唖然としました。9割がサンゴ石です。アホか、こりゃはずしたと思ったのですが、後でゆっくり考えてみると、この写真展はとっても意味があったのです。
比嘉良治氏に関しては何の予備知識もありませんでした。この写真を見て、単なる沖縄の変人と思ったのですが、意外や意外上述のようにかなりの経歴を持つ人物でした。

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さて、同じ写真という媒体を使う自然表現でもこのように全く違う表現が存在していることに驚きます。
片方が世界的権威を持つネーチャーフォトであり、片方が単なる変人のたわごとに過ぎないといえるのでしょうか?
しかし、じっと考えてみると、当方はこの2者のどちら側に立っているかというと、比嘉良治氏側に立っていると思えます。
 ネーチャーフォトはディスカバーであり、報道写真をルーツとする<報道者>であるのに対し、比嘉良治は心に表現したいものがあり、写真を媒体にしてそれを表わそうとする<表現者>である。

この日、当方はめずらしくカメラ雑誌を買って読んでみました。<いま評価される風景写真とは?>という企画を勉強してみようと思ったのです。この中で、風景写真コンテストに応募される写真が似たり寄ったりで、ユニークなものが減っている点、高齢者のカメラファンが増えて、撮りやすい絶景スポットにいって、群れになって写真を撮り、同じような写真を撮ることに満足する風習があることが一因である点が指摘されていました。そして、どうしたらコンテストに受かる写真がとれるかというくだりで、見手にわからないような<独りよがり>の写真はボツであるという話しが出てきました。
そうすると比嘉良治氏は風景写真コンテストでは<独りよがり>のわからない作品でボツということになるように思えます。このコンテストのレフリー側は、ユニークなものが無いと言いながら、<独りよがり>はいけないというわけです。
当方に大きな影響を与えている、ある若き陶芸プロが言うには、普段使いの陶器を作るときは買い手のことを考えて作るが、オブジェを作るときは、見手のことなぞ考えては作れない。<独りよがり>に決まっているじゃないか。

2つの問いが生まれます。
1、作り手に、評価者が<独りよがり>を禁じてしまったら、そのジャンルは均一化して衰退してゆくのではなかろうか?
2、ニューヨークのグッゲンハイム美術館や近代美術館に入ったら、どっさり、とんでもない<独りよがり>の作品に会える。<独りよがり>の作品にも評価されるものと、されないものがある。どこが違い、その価値を誰が決めるのか? 世に受け入れられる作品は、ただ時が選択してゆくものなのであろうか?

入口で封じるのでなく時が選択する。ではコンテストの評価者は本当にそれを見抜けるのか?

また明日。

アート考察 その7 絵画/写真/陶器クロスオーバー

アート考察 その7 絵画/写真/陶器クロスオーバー

くそ暑い中、自然教育園を歩いても、いっこうに撮る物が無い(あるのかもしれないが、暑さで頭が回らない)。ここのところ自然教育園を見捨てて、もっぱらいろいろな展示会に足を運ぶ。当方の感性のベースである絵画と現在の関わり合いである写真と陶器に関する展示会を転々として、そのクロスオーバー的考察をしてみよう。3,4回に分けて展示会の様子を述べて最後にクロスオーバー考察をする。

7-1 <世界が見た、驚きと感動の大自然 ネーチャーズベスト傑作写真展>  
(2017-6-9~8-9)日比谷図書文化館 
2017-7-22
ネーチャーズベストは1995年にスタートした世界最大規模の自然写真コンテストで、毎年、世界中の優れたプロ、アマチュアカメラマンから寄せられる数多くの応募の中から優秀作品を選定し、毎年700万人が訪れるアメリカのスミソニアン国立自然博物館で展示、表彰するものです。今回はネーチャーズベストのアジア部門の歴代の受賞・優秀作品を中心に約80点を展示。

世界レベルで本当に評価されているネーチャーフォトとはどういうものかという興味から日比谷図書文化館に行ってみました。
評価されるには大きく分けて4つのパターンがあると思いました。
1、自然から新しい色とパターンを発見する。あるいは意図的に色とパターンを生み出す。これは撮影場所とタイミングにプラスして撮影者のクリエイティブなセンスが必要です。
2、自然から新しい色とパターンを発見することは同方向であるが、発見が十分でない場合、ヒトや生物を少し混ぜて、その組み合わせでクリエイティビティ―を増強し、あるレベルを突破する。
3、とても珍しい、あるいは撮影困難な対象(生物)をただ撮ったということで、差別化する。水中写真はただ撮ったというだけでかなりの差別化が出来ると思われる。珍しさが十分でないときは、プラスアルファとして、特別な状況を加える。たとえば卵を持っているとか、複数の生物のクロストーク/相互関係(殺し合いや各種バトルも含めて)、特別なパターン形成とかである。
4、生き物の表情、親子関係、子供のしぐさ等、生物に対してヒトのエモーションを投影することによる共感の獲得。

以下、Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm or 50mm macroで撮影。

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説明がついていない絵はスライド投影からの撮影です。展示が入れ替わるので、スライドの写真が現在展示されているとは限らないのです。スライドで説明されていたのかもしれませんが、音声だと記録するのが難しい。

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この会場で唯一のソニーカメラの作品です。オリンパスが1点、ペンタックスが1点、後は全てニコンとキヤノンが占めます。この分野でミラーレスが浸透してゆくにはまだしばらくかかりそうです。おもしろいですね、ここに載せた写真に関して、当方は写真をみただけで、ニコンで撮ったか、キャノンで撮ったかを全部当てることが出来ました。ダイナミックな機動性重視がキヤノンで、スタティックな感性重視がニコンです。機材が撮り方を変えるのか? 撮り手の思考が機材を選ぶのか?

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こういう魚群像は当方の好みなので、載せます。

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ネーチャーフォトを撮っているプロ達のいで立ちは以下の様で、デカ望遠を付けたキヤノン、ニコン一眼レフです。この点自然教育園をうろうろしている連中と同じです。

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もっといっぱい写真は展示されており、興味ある方はご自分で出かけてください。8月9日までやっているし、300円で、撮影OKですからコストパフォーマンスはgoodです。ぜひお尋ねください。

また明日。



自然教育園日記 その94 マクロでも広角でも接近撮影

自然教育園日記 その94 マクロでも広角でも接近撮影
2017-7-2~7-9
連日の猛暑で、自然教育園の撮影も相当つらいものになってきました。汗をかきながら歩き続けて体重を減らすには最もいい時期だと前向きに考えて園に通っています。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro + 接写リング

猛暑でも活動する数少ない虫のなかで、アリは重要な被写体です。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro + 接写リング

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro + 接写リング

何かわからないがバトルが始まりました。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

広角接近、メクラ撮影です。やっと、自然教育園の飛びチョウ撮りの連中が撮っているような絵に近づいてきました。広角なのでバックにヒトが入り込むことが多く、これがまた面白い感覚を生み出します。

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

暑さで、よたよたしているアゲハチョウは広角接近撮影の格好のターゲット。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8 + 接写リング

ヤマユリが咲き始めました。現在よく咲いているヤマユリは近づけないので、遠距離でしかもボケを狙って、Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8を持ち出しました。10mmの接写リングをつけても1~2mくらいの距離を捉えることができます。
ヤマユリはすでに最盛期を過ぎたものと、これからのものとがいりまじっていますが、全体に今年は低調な気がします。接近して撮影できるところは限定されており、毎年同じポイントで撮り続けていますが、そのポイントのヤマユリが特に低調です。今年は使える写真を撮るのは無理かな?

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8 + 接写リング

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8 + 接写リング

最終段階に入ったアジサイも結構面白い雰囲気を出しています。


35℃以上になると、さすがにつらい。

第4回白金陶芸教室作品展

第4回白金陶芸教室作品展

白金陶芸教室の生徒作品展が7月7日16時から12日15時まで開催されます。場所は中央区銀座5-11-13 ニュー東京ビル9F Eggsギャラリー
当方は7月7日11~16時(搬入時)、7月11日15~18時、7月12日14~18時(搬出時)は展示場にいます。興味ある方はおこしください。

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当方の出展作品は<貝と波シリーズ>から4点と販売品3点です。

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皿:波、波、波

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花器:巻貝と波の物語

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花器:貝の皿に波を盛る

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花器:貝と波は一つになる

以上、今回は非売品、今後開催予定の白金での個展で販売予定
ここからは販売予定品 鍋敷きor 壁掛け ¥1500円~

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アート考察 その6 陶芸財団展(国立新美術館)

アート考察 その6 陶芸財団展(国立新美術館)

陶芸教室に案内が出ていたので、なんだかわからないけれど行ってみました。国立新美術館で開催されて、無料ということが足を運んだ理由かもしれません。結論をいうといい展示会でした。日本伝統工芸展で、あまりにも伝統というハードルが高いので、これでは新しい試みをする陶芸家はどこの展示会に応募するのだろうと疑問におもったのです。あまり伝統のハードルを高くしすぎると、みなさん夢が持てなくなって、陶芸がすたれてゆくのではという懸念をもったのです。
後述しますが、ここの主催者の一人と話していると、この方は、この展示会はハードルを下げて、新しい試みの方もどんどん出展できるようにした。そうしないと陶芸がすたれると全く同じことを言っていました。広い会場でなるべく多くの方に出展してほしいと言っていました。伝統、茶器、前衛、実用食器、インテリア、人形と6つの部門に分けて、総計370点あまりが展示されていました。文化庁、東京都、埼玉県その他陶芸関係の団体や企業が後援、協賛していました。

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何らかの賞をとっている作品は38点で約1割です。当方はこの賞とは全く関係なく、えらい人の作品か否かも関係なく、ただ自分の陶芸に役立ちそうな試みをしている陶器をピックアップして、27点載せます。この中で賞をとっているのが4点ですから、1割以上で、賞というのも少しは意味あることなのかもしれません。賞は気にしないといったら、さきほどの主催者の方は、そうかもしれないけれど、賞を付けないとメリハリがつかなくなって、これも困る、と言っていました。

以下、作り方がよくわかるように、写真を少し修正しています。実際の見た感じと少し違うかもしれません。また作品の説明が2つほど、不明(当方の写真情報が読めないため)で書いてありません。この2点は作家さんに申し訳ありませんでした。

白金自然写真クラブの会員のお金持ちが、ごく最近、白金にギャラリーを作りました。そこで、<海からの贈り物、森からの贈り物>という題で、写真、陶器、ガラス器をミックスした当方の感性の全てをかけた個展を開きたいと思っています。今年中に開催するつもりですが、実際はとっても苦戦しています。

さて、まずは<海からの贈り物>に役立ちそうなアイデア収集から。

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伝統 緑の流れ 奥村智彦 岐阜県

これは波パターンの作り方に参考になると思って取り上げました。

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インテリア 重森勘二 神奈川県 東京都知事賞

これは、特にユニークというわけではありませんが、評価されていました。パターンの連続により全体を構成するという意味で参考になります。

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インテリア 黒釉耳杯一呪文のにおい 横田光子 埼玉県

この耳の曲線が当方の良く使う曲線で、黒がよく合うので、取り上げました。

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前衛 春はそこまで 吉田全子 北海道

通常のガラスの使い方ですが、参考になります。

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前衛 やがて いつかは 吉田茂樹 東京都

ロクロと手びねりのドッキングの一形態として拾いました。

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インテリア 魂樹  柏井敦子 埼玉県

当方がいつも作っている曲線ですが、当方はこのようにもろに前衛を前面に出すことはしないと思います。

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伝統 瑠璃釉線文壺  安井永治 千葉県 栗田美術館賞

こういうデザイン型の模様は当方使わないのですが、インパクトがあるので載せます。

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インテリア 石垣の海に  中島瞳  千葉県

当方の貝と波シリーズではこういうもろに貝は作らないようにしています。しかし、この会場唯一のもろ貝ですので、敬意を表して載せます。

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インテリア 深淵  森法子   埼玉県  陶芸財団奨励賞

波の模様の作り方がとてもいい。参考になります。

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前衛  創  吉仲翠雅  東京都  陶芸大賞

これも前出のパターンと同じ。当方がいつも作っている曲線ですが、当方はこのようにもろに前衛を前面に出すことはしないと思います。

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伝統 北の自然な紋様壺  田中一夫 北海道

これは線彫りによる波パターンの描き方の参考になると、とっても当方にインパクトを与えました。

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伝統 深淵  中井智子 埼玉県

これも波パターンの描き方の参考です。

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伝統 生々2017 佐藤等  神奈川県

これはかなりのインパクトをもらいました。それほど新しい手法とは思いませんが、参考になります。どちらかというとマリメッコ路線。というか、マリメッコの同じようなパターンがあったような気もする。

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実用食器  織部組皿  大島正敬 千葉県

このようなシンプルですが、何か心が和む器というのはとても大切な方向だと思うのです。

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伝統  環  畑俊  東京都 

この作品は、当方がロクロと手びねりのドッキングを考えていた時に、ちょうどこんな形を作ろうとおもったのですが、たいしてインパクトないと捨てたアイデアに近い。しかし、実際に他人様の作ったものを見ると、ここをこう変えると使えるかもしれないと、かなり長い間考え込みました。

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茶器  黒茶碗 <大河>  萩原龍山 神奈川県

これも波パターンの作り方の参考。

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油滴天目の釉をうまく使った例と思います。こういうのは受けるでしょうね。ほんとみなさん油滴天目が好きですからね。

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インテリア 春の訪れ 大塚梨恵 栃木県

草間彌生のような連続ドットの使い方が見方によると、とっても海っぽい。もし本当に穴が開いていると、使い道無い気がしますが。

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インテリア Blue-sky 松澤三紀子 埼玉県

この模様はどこからきたのでしょうか?面白い。波パターンの絵がき方の参考に。

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伝統 色絵魚文陶x  遠山圭壱  埼玉県
魚パターン。

以下は<森からの贈り物路線>の参考です。

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伝統 華音 船田美智子 茨木県

線彫りの花パターンのてんこ盛りは好きな方向です。

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実用食器  芥子文組鉢  石井康規  埼玉県
マリメッコ路線です。

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実用食器 森からの贈りもの 熊井京子 埼玉県

これはまさに<森からの贈り物>という題名でしたので、敬意を表して載せます。

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茶器 花神 板津真弓  東京都 

この手のボックスに穴を空けた花器は何か魅かれる。

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実用食器 森 伊東晶子  千葉県

葉っぱパターンの素朴な描き方。

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こういう素直でない方向は好きでないのですが、なぜ穴が開いていて、そこから線が引かれているのか?そこが気になったので載せました。

370点以上の出品から27点を選んで載せました。370点の殆どを写真撮影しました。さら興味あるものをダブルで撮影して、出ようとすると、主催者の一人から声をかけられました。今後のこの展示会に出展してくださいと言うのです。特に次の展示であるお皿の展示会に出展してくれというのです。どうやら国立新美術館のこの会場を公募で埋めるのは大変らしい。今回相当苦労したので、お皿に特化した展示会ではもっと大変と予想しているようです。お皿でなくて来年のこの展示会には出展したいと思いました。お皿は通常作らないので、これから考えます。
最初に書きましたが、これはとってもいい展示会だと思います。ちょっとやる気が出てきました。7月9日まで開催されていますので、ぜひ足をお運びください。






自然教育園日記 その93 広角レンズで接近撮影

自然教育園日記 その93 広角レンズで接近撮影
2017-6-22~24
最近、広角レンズで接近撮影、特に飛びチョウの撮影に凝っています。
連写が速いことと最小撮影可能距離が小さい方がいいので、Fujifilm X-T10+Zeiss touit 12mm F2.8の組み合わせに落ち着いてきました。虫撮りのときはカメラをレンズ前面から10cm 以内に近づけてMFでメクラ連写です。少しづつ当たるようになってきました。なんとか浮遊感のある飛びチョウが撮りたいのですが、まだまだです。自然教育園の飛びチョウ撮りの連中は、飛びチョウを追いかけてドタバタ走り回っていますが、当方は若くないので、そこまでできません。時折のんびりしているチョウに出くわすのを期待して、ぐるぐる歩いています。さらに接近しようと富士フィルムXマウント用接写リングを買いましたが、これをつけると、広角レンズで1cm以内の接写になってしまって、使用不能でした。5000円損しました。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ノカンゾウとオカトラノオ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ノカンゾウ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ルリシジミ?

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ルリシジミ? とクサフジ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ルリシジミ? とクサフジ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 べニシジミ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ベニシジミとチダゲサシ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ノカンゾウ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ガクアジサイとクモの影

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 モンキチョウ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 スズメガの幼虫?

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 ベニシジミとイヌヌマトラノオ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm BMC ムラサキシジミ?

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm BMC ルリタテハ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm、BMC オオスカシバ(スズメガの類)とイヌヌマトラノオ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm F2.8 オオスカシバ(スズメガの類)とイヌヌマトラノオ

オオスカシバを同じ大きさに撮ったときに、望遠と広角ではバックの雰囲気が全く違う。広角による浮遊感といいましょうか、臨場感といいましょうか、とにかく広角接近撮影は望遠とは違う感覚をあたえてくれます。無論、広角レンズはめんどくさい。レンズ前面から10 cm以内に近づかなければならないから、こんな撮影はピントMF、メクラ連写です。
ヤマユリが咲くまで、撮る物ないですから、メクラ撮影を続けることになります。

海の形と色 その3

海の形と色 その3
2017-6-20
ちょっとはましかと思って見ている堀潤のモーニングクロスに出ていた女性コメンテーターが、女性目線でいうと、<小池さんは前知事の失態でいじめられるのはかわいそうだ>という発言を聞いて、怒り心頭に達し、海に逃げ出しました。

ここから先は上記当方のコメントに賛同しない方は絶対に読まないように。時間の無駄です。

毎日朝から晩まで、同じ元官僚や元知事や弁護士がいろいろな番組で、同じようなコメントを繰り返すのを聞くと、怒りばかり湧いてきて、これじゃ当方はとうてい長生きは無理だと思うのです。
 ほんの10年くらいベンチャーを経営する過程で、毎日、はいずりまわって資金繰りから商品開発、営業活動まですることから、補助金申請に関して経産省、文科省等中央や地方行政官庁とのやりとりや、これまた中央から地方まで数限りなくある外郭団体とのやりとりや、バイオ研究者として特区プランの検討会によばれ、真面目に正論を言うと渋い顔をされて二度とよばれなかったり。さらに2年間JETROでバイオ・アドバイザーとして外郭団体の内部で働いて、外郭団体の実体を知り。このわずかな経験で感じたことからすると、最近の状況は怒り心頭に達してしまうのです。

1、前社長が悪いと言って、新社長がお客さんとの契約を破棄する会社はありません。新社長は2つのことをやらなければ会社つぶれます。万一そんな状態に追い込まれたときは、まず社長がお客さんに心からお詫びして、お客さんと真摯に相談して、お客さんの損害が最も少なくなるように最大の努力を払うことを真っ先にやるのが当然です。前社長を追求したり、組織改正をするのはその次にやることです。しかし、知事は、私は殿様で、市場を作ってやっている、築地の業者は農民のようにそこで働かしてあげているのだとでもいうがごとき行動をとってきた。それに対して、都民もマスコミもコメンテーターもいっしょになって、この考えを支持しました。はいずりまわって資金繰りしたことが無いためか、井戸端会議は正論を言っていけないルールになっているためか知りませんが。
2、築地の業者の多くは中小企業で、やっとこ生きている。市場がどうなるかわからければ、ビジネスは出来ない。知事がなにを、べたべたきれいごとを言おうが、現在でも将来における市場がどうなるか全然見えない。築地の業者は俺たちが、みんなに魚を食べさせてあげているんだ、決めてくれさえすれば、俺たちだけが魚をみんなに食べさせてあげられるのだという、長い間培ってきた自負だけをよりどころに、知事やマスコミや、都民の無理解をじっと我慢しているのです。それでもビジネスを続けられず、無念の廃業を決めた業者がどれほどいることか。<おれたちはモルモットか!>当然の叫びです。
3、特区は化け物です。前例のないことを、岩盤規制をぶち破って特区内で実行するなどということは、まともなやり方ではできません。プランをつくる公務員は数年以内に成果を上げねば出世は無い。そのあとはどうなろうが知ったことでない。特区に落ちる金を奪い合う地域の各界の利害と、ドンたちの意地のはりあいを調整して、答えを出す過程は、だれが見ても文句ないプロセスなどありえない。こいつをチクチク暴露して世論やマスコミを誘導したら、永遠に週刊誌や昼間のワイドショウのネタは尽きずに、週刊誌と同程度の野党は永遠に政局を停滞させることが出来ます。そうやって、与党をつぶしても、今の野党は政権を担う実力がないことは実証済みで、全く迷惑きわまりない。なぜ、野党は、自分達が政権を担うようになった時に十分な働きが出来るように、地道に対案を提示して、議論して、一歩一歩実力をつけようとしないのか? 毎日やる夫婦喧嘩の延長みたいなセリフを、蓮舫の金切り声をテレビで聞かなければならないのか? 特区に関して言えば、最大の問題点はその内容の決め方の問題でなく、成果を厳密に評価しないで、うやむやにフェードアウトすることにある。特区は実験であり、うまくゆけばその試みを全国に広げるのだ。しかるに実験の結果は厳正に評価されねばならない。多くの税金を使って、その成果がフェードアウトしてしまうことを、なぜマスコミはとりあげないのか。マスコミはもっと勉強しなさい。
4、もともと、安倍首相はいいところは外交だけで、あとは全くの愚鈍である。彼の最大の欠点は、周囲から徹底的に反対勢力を排除して、仲良し集団にしてしまうことにある。自分より能力のあるものは抹殺される。最近の彼の行動は、持病のIBSが再発したがごとく、判断力が減退し、切れ味のないなまくら刀のごとく推移している。かくして、仲良し集団は一挙に崩壊する。これも全く迷惑なことだ。
5、これまでの経験で、女性は働くことにおいて、現在の男性より明らかに優秀である。しかし、なぜか指導者になれる人材というと女性は激減する。その原因は男性が優秀な女性を甘やかすから成長しないのだ。 優秀な女性には3つの習性がある。1)自分は優秀である。何でもできると思い込んでいる。というよりはそう思い込まないと生きていけない。2)既存勢力や既存決定事項などをひっくり返して、自分の優秀性を証明したがる。そうすることが、自分の優秀性の証であり、生きてゆく糧なのだ。3)自分になびく男女を集めてハーレムを作る。これも自分の優秀性の証として、生きてゆく糧なのだ。このハーレムに入り浸る女性が多いことに不思議はないが、入り浸る男性が少なくないことは驚くべきなさけなさである。しかし、実態はそうなる。この習性のために、優秀な女性はなぜか自滅する。現東京都知事はそれにぴったりハマる。彼女くらい優秀であるなら、心を改めて、真なる指導者を目指してほしい。
6、現在もっとも議論するべきは、<自衛・国防>である。この100年の計、いや10年の計がない。アメリカ主導の核抑止力及び非核軍事力の実施による世界安定化路線に乗りながら、全く逆の戦争放棄憲法を押し頂いている。この真反対の矛盾をどうするのか、議
論も起きない。憲法改正議論の前に、<自衛・国防>の10年の計が無ければならない。
戦後あるいはすでに明治以後一貫して日本はどうしてきたか。次の3つを大原則として来たのである。1)アメリカの方向に対する全面的同調。2)中小企業より大企業を盛り立てる。それが全体を持ち上げる。3)地方より東京に集中する。それが一番効率がいい。つまり力の強いところに、資源投資することがもっとも効率がいいという考えをとってきた。現状の安倍首相の方向は、言っていることはいろいろあるが、本音はまさにこの3原則の推進にある。この3原則は最も考えないですむから、そのうちに何も考えないバカ集団が出来上がった。安倍首相の狙う憲法改正はアメリカの方向に対する全面的同調の路線であり、 安倍首相の戦後レジームからの脱却とはアメリカからの脱却でなく、真反対のアメリカ同調路線の完全なる確立である。
防衛力の増大は戦争への一歩であるとして、議論すらできない。当方は研究者であるから、交戦しない防衛手段の技術開発は出来ないものかと考えている。北朝鮮の、ヒロヒロ飛ぶロケットを見て、子供時代に作って飛ばした、手製のロケットとどこが違うのだ。ただの大きなオモチャじゃないか。今どき、もっとしゃれた戦争はできないのか。これからは電子戦争だ。ロケットが飛び交う実体のある戦争はもう終わりにしよう。この実体を無効化する電子的手段はないものか? できるわけないだろうというが、できるわけないことが出来てしまったために核爆弾が世界を牛耳ってしまったことをお忘れか。国防研究に予算をまわすと、軍事研究だと言ってみなが騒ぐ。バカか! 防御は防御だ。研究して何が悪い。バカな議論をしている間に、北朝鮮はサイバー攻撃のための研究を着々と進めている。電子戦争の準備までしているのだ。電子戦争に入っても終わりはないだろう。ヒトはいつまでも戦争が好きなのである。それでも電子戦争は、少なくとも地球全体を破壊することはないだろう。
核の傘の下で、その矛盾にもめげずに核廃絶を叫ぶことをバカだとはいわないが、さっさと防衛技術開発を進めるべきだ。アメリカさんの技術開発を待っているのかね。冗談じゃない、日本独自の事情を打開するために、独自の防衛技術を開発することこそ戦後レジームからの脱却ではないか。
世界に対する貢献は、自衛隊の集団的自衛権の行使でなく、世界規模の災害救助隊の推進とすべきだ。今すぐできなくても、はっきりとした戦争放棄の方向をロードマップを示して、宣言すべきである。これが一番の世界貢献だ。
  ついでに原発について言えば、折角みつけた原子力だ。周りの国がどうしようが、日本の事情を考えて、十分決心して、原子力の平和利用技術開発を推進すべきである。これができなければ、宇宙開発もできない。原発については長くなるから省くが、原発が恐ろしいといって原子力の平和利用技術開発を放棄するなどというバカはやってはいけない。

7、豊洲対策の専門家会議のプレゼンはなんだあれは。科学者だから攻撃されるのはかわいそうだなどと、バカ言っちゃいけない。豊洲を無害化できると科学者がいうから豊洲に決めたのではないか。現状結果的に達成できなかったら、ここが問題だからこうやれば達成できますと言い切るのが、科学者の使命ではないか。実際は完全無害化なぞありえない。でももし実害があるならあるから駄目だと断言し、そうでないなら、実害をなくすことが出来ると皆を納得させる決意を述べるのが科学者の責務だ。
だいたい、地下水の測定方法を途中で変更して、数値が上がったといい、また調べて数値が依然高いという。この方法が変更した方法か以前の方法に戻したのかは全く報道されずに、 マスコミも知らん顔をして、受けのいい方にあおりまくる。途中で測定方法を変更することは又変更した方法(パージングなしとした)自体、モニタリングでは科学的に最もバカなやりかたである。パージングなしなら数値が上がるのはあたりまえ。 そして、高い数値を発表しながらが、突然に地上は安全だと言い出す。ただめちゃくちゃにかき回して、一般人の不安をあおっておいて、いったいなんだこれは。 
地下空間なぞ問題にするに値しない。ちょこっと修理すればいいことであり、そんなことは最初からわかっている。一番の問題は大きな金をかけた排水浄化ポンプの実効である。地下空間の水なぞはマスコミで騒ぐが、排水ポンプが作動すればなくなるに決まっており、実際消えてしまった。地下水の数値が下がらないのは排水浄化ポンプが予定通り作動していないのではないか? そんなことマスコミは知らん顔している。 
豊洲の運転費用が、毎年百数十億円の赤字と騒ぐが、この大部分は原価償却費で都の収入から補てんする話ではない。こんな単純な目くらましをマスコミは知らん顔している。
大体豊洲移転で最初から何の問題もなかったのだ。小池知事の政治的利益のために豊洲移転が利用され、単に築地の業者がコケにされたのである。
いつも行っている浜離宮恩賜庭園だから、話題になるのは結構なことだ。当方は浜離宮恩賜庭園に江戸城天守閣を再興しろとまで言ったことがある(東京湾から江戸城がみえる、日本が見える。現在の台場がアメリカのゴールデン・ゲート・ブリッジイブみたいな景観などと喜ぶな)。いずれにせよ、今知事の言っていることはもっと以前にちゃんとした計画のもとに発表すべきことで、都議選対応で適当に机上の空論をばらまいて煙にまく、そしてみんな騙される。
海産物の流通というのは、築地の業者を含めた生産者から消費者までの長い間の試行錯誤の上に出来上がった日本だけにできる、日本の技なのだ。マクドナルドの魚フィレットバーグとは全然違う。IT物流センターだって! 何言ってるんだ、スーパーマーケット(豊洲)と小売店(築地)を並べて仲良く商売しろというのか! 小池知事は築地の技を根底からぶち壊している。都民もマスコミもコメンテーターもいっしょになって、築地の技をぶち壊してるのだ。

これで都民ファーストの議員が圧勝するとはめちゃくちゃだ。
   ああこれでは長生きできない! 切りないからここでやめます。


以下、本題。
ぐい飲み作りで電動ロクロと伝統的釉薬の使い方を少しばかりやり込んで、再び<貝と波のシリーズ>に戻ろうとしています。ロクロと手びねりのミックスという新しい手法により<貝と波シリーズ>はどう進化するのだろうか? もう一度、海に聞いてみよう。

海とは何だ。
何時間も、城ヶ島の岩の上に立ちながら、海をシンプルに核心をつくにはどうしたいいのだ、全身で考える。そしてこう思いました。
外から見る海は3つの顔がある(海の中はまた違う世界です)。
1、ウネリである。地球の呼吸のような大きな周期のウネリである。地球が生きている証拠のようなウネリである。このウネリが全ての根底にある。
2、波の顔である。無限の形、絶え間ない変化、大きな顔から微細な顔まで、ダイナミックな顔からミリ単位の繊細な顔の無限の組み合わせ。海の中に包含される莫大な生命の表現形のような神秘的な形だ。
3、波と岩の対話である。自由に動く波とがんとして動かない岩の無限時間のぶつかり合い。違う次元の接点がそこにある。無限時間の海と人の接点であるかもしれない。これは以前<海と岩へのオマージュ>という写真をブログに載せた。

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

以下、城ヶ島公園のアジサイ

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8

アート考察 その5  <茶の湯>

アート考察 その5  <茶の湯>
2017-6-2, 3
ちょっと重い腰を上げて、東京国立博物館に行きました。<茶の湯>という特別展で茶碗の勉強をしようと思ったのです。閉幕までにあと数日ということで、空いてはいないだろうと思っていたのですが、予想を越えた混み具合でした。
とにかく、いくら係員が移動して次の方が見られるようにしてくださいと連呼しても、まったく反応しない人々と、合煮やして途中から突っ込むおばさん連、この年代のおばさん連にとって人ごみはかき分けるものだと思っているらしい。人ごみは<ごみ>でなくて<人>であるとは全く認識していない。
意味不明なのですが、非常に混んでいる展示物と空いている展示物(国宝級が空いている)が存在するのです。空いている方に回ればいいのですが、とにかく混んでいるところにいいものがあるに違いないと、むやみに突っ込む(この世代のおばさんは背が低いから、展示物がなにか全然見えないのです)、その連鎖でますます混む悪循環が生まれる。これが<茶の湯>を解する人たちとは到底思えない。

<茶の湯>とは真(まこと)なのか? 環境が変われば消えてしまう虚なのか? 

  昨日ここまで書いて、今日(6-3)は池坊専好の物語<花戦:はないくさ>を見にゆきました(面白いです、推薦)。人の上に立つ者<茶と花と人の心を大事にせよ>と信長が説く。<茶道とはおもてなしの心>が茶の湯/利休の精神。そして、華道/池坊の精神とは?? 池坊の源流は京都・六角堂の僧侶、池坊専好であった。<ヒトは自然(神)の一部であることを花を介して感じて、祈る>。これ当方の勝手な解釈で、どこにも書いてない。伊藤若冲から学んだこと、<万物には霊があり、自分の絵はそれを押し頂いて表しているにすぎない>、伊藤若冲の精神を華道に当てはめてみました。


さて本題にはいります。
最近、理想のぐい飲みを目指して、同じ形の片口とぐい飲みペアを10組作って、いろいろなゆがけ/絵付けをしています。
これはその一つ。マリメッコのデザインと、陶器でよく使う半割ゆがけをミックスしたもです。

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マリメッコ

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当方は、マリメッコの、<自然を少ない色数でシンプルに、しかし核心をついて表現する>この考え方に賛同しているのです。

これだけじゃないですよ。

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当方は、伝統的手法だって、使おうと思えば使えるのです、なんちゃって。

さて、話をもどして、
<茶の湯>で出あった茶碗に<マリメッコ>を見ました。

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黄天目 珠光天目 中国 元―明時代 14~15世紀

深く勉強するのは面倒なので、当方の感覚で<茶の湯>の茶碗をばっつりと4つに分けました。

1、 利休以前:中国、韓国の道具を日本の選美眼で選び出し、時の権力者の都合によって作りあげられた、<偶然と選択の芸術>。

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柿釉金彩蝶牡丹文碗 中国/定窯 北宋時代 11~12世紀

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斗々屋茶碗 銘 広島 朝鮮 朝鮮時代16世紀

2、利休と楽:<無作為の作為>をはっきりと意図した画期的<作為的芸術>の始まり。

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黒楽茶碗 銘 利休 長次郎 安土桃山時代 16世紀

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赤楽茶碗 銘 白鷺 長次郎 安土桃山時代 16世紀

2、 安土桃山から江戸時代前期のダイナミズム:これまで偶然から選択してきた美の本質を自分の心の声にしたがって、のびやかにダイナミックに自らの手で作ることを追い求めた時代。

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伊賀花入 銘 生瓜 伊賀 安土桃山~江戸時代 16~17世紀

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伊賀耳付水指 銘 破袋 伊賀 江戸時代 17世紀

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志野矢筈口水指 銘 古岸 美濃 安土桃山~江戸時代 16~17世紀 

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黒織部菊文茶碗 美濃 江戸時代  17世紀

4、<きれい>の時代:時代の権力者や芸術界の権力者や一般ユーザーの好み、見手を意識
した、よくいえば円熟した、悪く言えば自然の本質への関わりが薄まってゆく時代。

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色絵鱗波文茶碗 仁清 江戸時代 17世紀

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高取面取茶碗 高取 江戸時代 17世紀

この時代は再び古典にもどる動きがあります。どの世界も新古典主義というのがあります。

そして、現在は? 右往左往しながら、まだ4の時代に留まっているのではないか? 陶芸教室の生徒さんはみな、織部だ志野だと、昔の名品に似ていると言って、してやったりと喜ぶわけです。プロの活動も伝統の縛りの中で右往左往しているように見えます。

当方の主張はただ一点、<自然に戻れ>です。<古典に戻れ>ではありません。<確立した美意識に従え>でもありません。

過去の大家が自然を穴のあくほど眺めて、自然を作品の形にしたのに、現代は過去のデザインを見て、頭の中で、その延長上に独自性を出そうとしています。これでは次の世代が何も生まれません。

0ベースで自然から形を作り出すのは大変なのです。でもそれをやらなければ、クリエーターとしての存在意義は無いと思っています。 お前いつクリエーターになったんだ???? というお言葉を黙らせるために、さて、また器作りに励みますか。クリエーションしようと思う者は全てクリエーターなんだ。

茶碗の写真は全て2017年、東京国立博物館特別展<茶の湯>カタログのコピーです。







プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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