水鏡への挑戦 その1

水鏡への挑戦 その1

現在、自然教育園のロビーで白金自然写真クラブの写真展(11-10~12-14)
を行っています。当方は以下2点の水鏡シリーズ、他2点を展示しています。自然教育園は11月末から12月上旬が紅葉です。紅葉と白金自然写真クラブの写真展を見に、どうぞ自然教育園をおたずね下さい。

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Sony alpha7RII+ Sony 135mm STF <自然はアートだ!>
<人は苦心して芸術作品を作るのに、自然はいとも簡単に芸術作品を作る>

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Sony alpha7RII+ Sony 135mm STF <ひょうたん池の秋> 
<はたして、カルガモは自分が紅葉に浮かんでいることを知っているのだろうか?>

水鏡シリーズは自然教育園の展示会でもこのブログでも一向に受けているようには見えませんが、当方はますます水鏡シリーズの追及を進めています。

以下は浜離宮庭園での水鏡シリーズ  2017-11-10
機材は
カメラ:Sony alpha7RII
レンズ:85mm、Canon EF 85mm F1.2 L USM
135mm、Leica Tel-Elmar 135mm F4
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85mm

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85mm

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85mm
カラーを調節しています。

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85mm
カラーを調節しています。

当方は、現実の色調の延長線上の調節はOKですが、現実の色調から離れた色調調節は、違う写真のジャンルと考えて、当面は写真展等に出展しない方針です。 しかし、ブログはなんでも有りとしています。白黒写真は昔はこれしか無かったのですが、現在、当方は<現実の色調から離れた色調調節>の範疇に入れています。写真も、陶芸も白黒モノトーンをかっこいいと思う考え方に当方は何故かとても反発しているのです。<色から逃げるな、色こそ挑戦の対象だ>。
いつも見ている自然から、カメラを介して新しい色と形を発見することが当方の写真撮影の目的なのです。

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135mm

何度も浜離宮庭園を訪れて、この光景を見ているのに、今回初めてこんな絵があることに気が付きました。

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135mm

これまでの景色を水鏡を介して見てみると、違った世界が展開することに驚いています。加えるに、色調は調節していますが、Leica Tel-Elmar M135mm F4の持つポテンシャルに改めて驚いたのです。この撮影がLeica Tel-Elmar M135mm F4を富士山に持って行った理由です。

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85mm

85mm、Canon EF 85mm F1.2 L USMのボケ色はなんともいいですね。

Sony alpha7RIIIを先行予約してしましまいました。どうなることやら。

Sony alpha7RIII が一段落したら、Canon LレンズとLeica レンズを探求しようと、虎視眈々と狙っています。お金を稼がなくては、ほんと大変なのです。

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富士山へ紅葉を探して その2

富士山へ紅葉を探して その2

富士休暇村の夕食です。

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35mm
我々はプレミアムコースというのに申し込んだらしい。これは通常のバイキングにさらに特別な料理が付くようです。氷の室にはいったお刺身もとてもおいしい。

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35mm
逆さ富士を一杯撮影して、逆さ富士という地酒を飲みます。

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35mm
これがプレミアムコースの極めつけ、席まで出向いて、食べ放題の握りずし。イケメンのお兄さんが握ってくれます。マクロのハラとホタテの握りが抜群にうまかった。常連は、一般のバイキングを見向きもせずに、この食べ放題握りを注文していました。

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35mm
ワインの下には鹿肉の生ハムがあります。

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35mm
プレミアムコース専用のデザート。ここは柿が抜群にうまいです。

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85mm

夜中、2時半ころに目が覚めて、富士の眺めが面白かったので、F1.2, 1秒で撮ってみました。本当は富士山のかなり上に出ていた月と富士山の対比が面白かったのですが、広角レンズに換えるのが面倒で、F1.2の効果を試すことを優先してしまいました。このホテルからはこんな富士山の夜の風景が容易に撮れるのです。ホテルの廊下には富士山と月の組み合わせの写真が、ダイヤモンド富士に混ざって、少なからず飾られています。

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18mm

朝、起きるといい天気。6時半ごろでしたか、富士山すそのからの日の出が見えました。田貫湖のウッドデッキには日の出を撮るカメラファンが並んでいます。我々はホテルの部屋から撮れるのですから楽ちんです。

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35mm
なるほど、ダイヤモンド富士を撮ることに夢中になる気持ちがわかる。

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85mm
日の出の撮影がひとしきりすると、今日の富士山の顔がはっきりしてきました。どうも今日は雲がかかってくるようです。

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85mm

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35mm

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35mm

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35mm

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18mm
田貫湖からバスを乗り継いで、本栖湖に向かいます。本栖湖ごしに富士山をみるにはバス停の湖畔から向かい側まで歩く必要があります。この時間になると富士山は雲の中ですし、紅葉はすでに終わり。寒々しい風景で、早々に引き上げます。

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18mm
本栖湖のわずかに残った紅葉を入れて記念撮影。

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35mm
次に、隣の精進湖にむかいます。ここはバスが精進湖ごしに富士山がみえるビューポイントまで連れて行ってくれます。大室山を抱えているように見えるため「子抱き富士」と呼ばれる有名ポイントなのですが、富士山の頭がやっとこ見える状態です。

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85mm
ここも紅葉は終わり、名残の紅葉を入れて撮影。

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85mm

今年はワカサギが全くの不漁と聞いていたのですが、バス待ちで入ったレストランが釣り宿でもあり、釣り客にお聞きすると、70匹釣ったということで、大漁とは言えませんが、全くダメというわけでもないようです。そういえばここで食べたワカサギのフライは美味しかった。地元のワカサギだったのでしょう。湖畔にならぶ車は半分がキャンプ、半分が釣りだと言っていました。

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35mm
もう4時近いのですが、河口湖にむかうバスを途中で降りて、紅葉台へ向かいます。なんとなく紅葉らしい風景になってきました。

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85mm
紅葉台まではバス停から坂道を30分以上歩く必要があります。路肩が崩れて落ちても知らんという看板がありますが、かまわずどんどん車が坂道を登ってきます。どうもここは、せっかくの紅葉ポイントなのに、真面目に観光地化しようという気が無いようです。レストランもほとんどなく閑散とした雰囲気です。我々は時間がないので、途中で引き返しました。

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35mm

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85mm

バス停、紅葉台下から、そして河口湖駅に向かうバスの窓越しから富士山を撮影して、この旅は終了です。今回は河口湖駅から高速バスでなくて、JRで帰りました。コストは高くなりますが、バスより電車は楽です。

今回の機材は、小さな三脚を含めて、7kg。さすがに重たい。レンズだけで1kgもあるCanon EF 85mm F1.2 L USMを持って行ったことがこの重量を生んでいます。もういい加減にズームレンズ2本、カメラ一台にして重量を半減させるべきだという声が聞こえます。自然の中の旅では、撮影ポイントが自由に選べないので、ズームレンズの方が圧倒的に便利です。
しかし、Canon EF 85mm F1.2 L USMの絵は捨てがたい。ズームレンズへの移行は又先送りになりそうです。
何度も手放す寸前までゆくLeica Tel-Elmar M135mm F4をなぜ今回持ち出したか?それは次回のブログにのせる、浜離宮庭園におけるLeica Tel-Elmar M135mm F4での水鏡撮影のショックが原因です。Leicaはいったい何者なのだ。CanonレンズとLeicaレンズにがぜん興味がわいてきました。かくして、レンズ沼はどこまでも続くのです。

富士山へ紅葉を探して その1

富士山へ紅葉を探して その1


ご無沙汰です。今年中に終わらせなければならない仕事が積み重なっていて、とっても忙しいのです。

2017-11-11~12

紅葉の季節になりました。近くで紅葉を見ることはできないか? 色々考えて富士山の湖を攻めてみようと思いました。 湖にこだわったのはもう一つの目的があったからです。

10000歩ウオーキングの目適地として、よく六本木ヒルズのツタヤにゆきます。ここは本売り場、CD/DVD貸し場、カフェ等が併設される大きなスペースがとなっています。豊富に置いてある1万円以上の立派なアートやデザインの本を自由に開いてみることができ、これがとっても楽しみです。 ここで、当方が写真撮影の目的の一つとしている<水鏡>を撮っている鈴木理策の写真集に出会いました。当方の狙いと全く同じでした。

科学者として研究する時は、すでに論文になっている事は研究対象とはなりません。必ず人のやっていないことを対象としなければなりません。しかし、こいつは誰も考えていないだろうという斬新なアイデアで研究しているつもりでも、同じ考えで研究している人が世界に10人はいると思え、と言われます。 競争に負けないように、アイデアは人にしゃべらないこと、なんとしても早く論文まで作り上げることが必要です。

当方は写真撮影や陶芸でもヒトと違った独自のアイデアでやろうとする姿勢を崩すことができません。しかし、この年になって、べつに競争に勝ってもしょうがないので、このブログには自分のアイデアも作品もどんどん載せています。答えが一つの科学と違って、芸術は個性ですから、同じ方向で進んでも出来てくるものは同じになるはずがない、むしろアートの世界はアイデアをオープンにして、ヒトのレスポンスを得たり、他人からアイデアをもらって、自分のアイデアと混ぜたり、アイデアのやり取りが面白い作品を生み出すという考え方が主流です。

さて、富士山です。紅葉とそれを映す、湖面の水鏡を探さねばなりません。当方の狙う水鏡はモミジ湖や大正池のような有名な撮影スポットで、皆さんが撮る水面に映ったきれいな紅葉とはちょっと違うのです。

当方が狙う水鏡は、これまでもこのブログにも、白金自然写真クラブの展覧会でも何度も登場させているので、この方向を理解する方はきっと覚えているでしょう。 また、興味ない方もいっぱいいることは承知しています。

結論を言ってしまうと、この富士山の撮影では紅葉も水鏡も見つからず、収穫なしでした。ただただ、富士山の写真の羅列となりました。でも、一泊旅行で、これだけ富士山が撮れたことは感謝しなければなりません。

機材
カメラ:Sony alpha7RII  2台
レンズ:18mm、Zeiss Batis 18mm F2.8
35mm、Sony/Zeiss Sonnar T* 35mm F2.8
85mm、Canon EF 85mm F1.2 L USM
135mm、Leica Tel-Elmar M135mm F4

第一日目はJRで富士宮経由で白糸の滝へ、次いで田貫湖、湖畔の富士休暇村へ。

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35mm 白糸の滝

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85mm 白糸の滝   虹が見えます。この季節では午後になると日が陰るので、虹をみるには午前中に訪れる必要があるようです。この時はお昼。

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85mm 紅葉を探して、入れてみます。

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85mm 虹に焦点を合わせました。

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85mm 
滝の左側を登って、見晴らし台に向かいます。ここまでCanon EF 85mm F1.2 L の色の美しさが光ります。このレンズのもう一つのメリットは遠景のなかの距離間差でボケをとれることにあります。つまり遠景の中の目立たせたい部分だけにピントを合わせ、他をぼかし強調することが出来ます。この絵は紅葉にピントを合わせています。

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35mm 滝上の見晴らし台

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18mm

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85mm

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85mm 音止めの滝

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35mm 
白糸の滝エリアで、有名な富士宮焼きそばを食べ感激し、ついで焼イワナで一杯。

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35mm
白糸の滝からバスで数十分の田貫湖に向かいます。まだ2時前。

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18mm
田貫湖は知る人ぞ知る穴場。富士山のすその南側にある小さな湖。キャンプ場とこれから泊まる休暇村ホテルが中心の小さなリゾート地です。

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35mm
休暇村から田貫湖へウッドロードからウッドデッキがあり、みんなの定番撮影ポイントです。ここに通う富士山撮影に憑りつかれたカメラファンや時によってはダイヤモンド富士が撮れるために遠くから訪れるカメラファンの拠点です。

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18mm
田貫湖周囲を少し歩きます。まともに湖ごしに富士山が見えるポイントに出会います。

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85mm
釣り人の天国のようです。

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85mm
これなんかどうでしょうか? Canon EF 85mm F1.2 L USMが得意なハイキー調の写真です。

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85mm
これが富士休暇村ホテルです。

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18mm
休暇村の部屋から見る富士山。

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35mm
この休暇村の部屋からはこのような富士山が刻々と撮影できるのです。

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135mm
このような写真が、当方が狙っている水鏡です。コンセプトはどこで撮っているかわからないこと、何を撮っているかわからないこと、しかし自然を感じること、そして美しいこと。

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135mm
この旅の寸前に、浜離宮庭園で撮ったLeica Tel-Elmar M135mm F4の面白さに、思わず今回持ち込んだLeica。さずが、Leicaは何とも言えない魅力があります。Leica Tel-Elmar M135mm F4がまた売れなくなってしまった。

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35mm

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85mm

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85mm

また明日。




自然教育園日記 その106/新宿御苑日記 その2  85mm, F1.2の意義は?

自然教育園日記 その106/新宿御苑日記 その2  85mm, F1.2の意義は?

Canon EF 85mm F1.2の意義を追求しています。

自然教育園日記 その106
2017-10-12
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Sony alpha7RII + Canon EF 85mm F1.2 + (レンズアダプターCommilite Auto focus adapter EF-Nex + 接写リング Viltrox DG-NEX Extension tube 16mm)

このあたりの写真は、ボケを追求するきっかけとなった、マイクロフォーサーズ用フォクトレンダー25mm F0.95を使い始めた時の夢のような超ボケを思い出させます。マイクロフォーサーズ、F0.95の面白さをフルサイズにシフトしたいと思いContax/Zeiss 85mm F1.4、Sony FE85mm F1.4 GMに続いてCanon EF 85mm F1.2に行き着いたという長い旅があるのです。Canon EF 85mm F1.2はSony FE85mm F1.4 GMが出来なかった夢のようなボケを提供できる可能性があります。

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Sony alpha7RII + Canon EF 85mm F1.2 + レンズアダプター + 接写リング16mm

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Sony alpha7RII + Canon EF 85mm F1.2 + レンズアダプター + 接写リング16mm

夢のようなボケを作るには、背景の取り込み方が成否を分けるようです。

2017-10-18
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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss FE 35mm F2.8 + 接写リング10mm

話は変わって、広角レンズ接近撮影にはどういうシステムがいいかを色々トライしているのです。今まで18mmを中心に攻めていたのですが、この日は35mmにしてみました。この写真はピントが合っていませんが、バックのボケが妙に魅力的です。この時から、広角レンズでのボケにがぜん興味を持ちました。広角レンズ18mmでボケを作るのは難しいから今まで念頭になかったのです。85mmでは完全にボケてしまうバックを適当に残しながらボケさせ、バックの情報をコントロールできれば、新しい表現ができるに違いない。この為にはどのようなレンズがいいのだろうか?

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Sony alpha7RII + Canon EF 85mm F1.2

驚いたことに、Canon EF 85mm F1.2を風景に使った場合、バックのボケがとても美しい。
Canon EF 85mm F1.2近景の対象における焦点の合った部分とボケの対比の面白さばかりではない、 遠景のボケの中にもF1.2の魅力が隠れているに違いない。この写真1枚で、当方はキャノンのレンズにがぜん興味がわいてきた。 ツアイスが油絵の透明絵具の様であるのに対して、キャノンは水彩の透明絵具の様であるのかもしれない。

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Sony alpha7RII + Zeiss distagon 21mm F2.8 + マクロ・レンズアダプターKipon NIK-S/EM

これまでの広角接近18mmと35mmの中間をとって、21mmを使ってみました。完璧なレンズと思っていたZeiss distagon 21mm F2.8に一つの疑問が生じました。以下の10-27の撮影でも同じ印象を持ったのですが、Zeiss distagon 21mmがZeiss distagon 18mmで気になっていたダルな色合いをかもし出しているのです。特に空の色が悪い。マクロ・レンズアダプターKipon NIK-S/EMの悪影響なのでしょうか?  キャノンEFレンズの色彩コントロールがあまりにも優秀だから、それと比べるからなのか?


新宿御苑日記 その2 
2017-10-27

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Sony alpha7RII + Canon EF 85mm F1.2 + 接写リング16mm

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Sony alpha7RII + Canon EF 85mm F1.2 + 接写リング16mm

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Sony alpha7RII + Canon EF 85mm F1.2 + 接写リング16mm

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Sony alpha7RII + Canon EF 85mm F1.2 + 接写リング16mm

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Sony alpha7RII + Canon EF 85mm F1.2 + 接写リング16mm

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Sony alpha7RII + Canon EF 85mm F1.2

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Sony alpha7RII + Canon EF 85mm F1.2

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Sony alpha7RII + Canon EF 85mm F1.2 + 接写リング16mm

Canon EF 85mm F1.2に関して、自然教育園での印象とほぼ同じ印象を持ちました。これまでずっと手持ちできたけれど、もっとバックに注意を払う余裕を得るには三脚が必要ですね。

さて、バックを意識した広角接近撮影の話です。

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Sony alpha7RII + Zeiss distagon 21mm F2.8 +マクロ・レンズアダプター

バックの情報を残しながら対象を浮かび上がらせる。この写真は少しその方向が出ているように思いますがいかがでしょうか? マクロ・レンズアダプターKipon NIK-S/EMはヘリコイドで接写の程度をコントロールできるので、対象を浮かび上がらせバックのボケを
どの程度にするかをかなり自由に調節できます。

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Sony alpha7RII + Zeiss distagon 21mm F2.8 +マクロ・レンズアダプター

しかし、やはりバックの青空の色が気になります。ホワイトバランスで調節出来るか?

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Sony alpha7RII + Zeiss distagon 21mm F2.8 +マクロ・レンズアダプター

ボケのコントロールはまだまだです。しかし、キャノンレンズがこれほど繊細だったとは。そういえばSony alpha7RIIIが11月に発売になります。RIIの高画素数は平行移動で、連写速度やAFが改良され37万円くらいでうりだされるそうです。当方はきっと、2台のRIIのうち一台をRIIIに切り替えるでしょう。ソニーのおかげでいろいろなレンズに出会うことが出来たことに感謝します。しかし、これまでなぜキャノンカメラが一世を風びしていたかを垣間見た気がして、キャノンの存在を無視できなくなりました。

自然教育園日記 その105 接写リングの活躍―4

自然教育園日記 その105 接写リングの活躍―4
2017-10-8~12
Canon EF 85mm F1.2の試写です。Canon EFはカメラとの電子接点が作動しないと、MFで絞りも距離も動かせないというAF指向に徹底した、Canon以外のカメラに接続するには厄介なレンズです。しかし、Canonレンズは豊富なバリエーションがありますから、Canon EFレンズをSony alphaフルサイズに付けることができるレンズ・アダプターがちゃんと存在しています。7万円くらいのMetabones, 3万円くらいのSigma、 8000円くらいのCommilite があります。マップカメラさんはシグマを薦めましたが、単純に安さに魅かれてCommilite を購入。でもいまのところ接写リングをかましても問題なく動いています。電子接点がついているので、一応AFが出来るようです(マップカメラさんはCommilite のAFは信用できないと言っていましたが)。当方の接近撮影は全てMFですから、AFはどうでもいいのです。

2017-10-8

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Sony alpha7RII (+Commilite Auto focus adapter EF-Nex + 接写リング Viltrox DG-NEX Extension tube 10mm+16mm)+ Canon EF 85mm F1.2

F1.2はSony FE85mm F1.4GMに比べて、さすがにボケボケが激しい。

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Sony alpha7RII (+Commilite Auto focus adapter EF-Nex + 接写リング Viltrox DG-NEX Extension tube 10mm+16mm)+ Canon EF 85mm F1.2

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Sony alpha7RII (+Commilite Auto focus adapter EF-Nex + 接写リング Viltrox DG-NEX Extension tube 16mm)+ Canon EF 85mm F1.2

この日はまだまだつかみきれずにF1.2試写を終了。

次に広角接近撮影です。ニコンレンズをSony alphaフルサイズに付けるレンズ・アダプターでフォクトレンダーのクロース・フォーカスのようにヘリコイドが付いているマクロ・レンズアダプターKipon NIK-S/EMを購入。これでニコンマウント広角レンズでの接近撮影が容易になりました。

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Sony alpha7RII + マクロ・レンズアダプターKipon NIK-S/EM+ Zeiss Distagon 18mm

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Sony alpha7RII + マクロ・レンズアダプターKipon NIK-S/EM+ Zeiss Distagon 18mm

2017-10-9
再びF1.2に挑戦。今日は接写リングを16mmオンリーにして、背景を多めに入れてみました。F1.2はボケボケが激しいから、すこし離れてもボケを生むことが出来るに違いない。多めのボケ背景で幻想的劇場を作れるかもしれないと思ったのです。

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Sony alpha7RII (+Commilite Auto focus adapter EF-Nex + 接写リング Viltrox DG-NEX Extension tube 16mm)+ Canon EF 85mm F1.2

珍しい、ホトトギスとバッタさんの組み合わせ。折角いい場面に出会ったのに、十分撮れないうちにバッタさんに逃げられました。

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Sony alpha7RII (+Commilite Auto focus adapter EF-Nex + 接写リング Viltrox DG-NEX Extension tube 16mm)+ Canon EF 85mm F1.2

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Sony alpha7RII (+Commilite Auto focus adapter EF-Nex + 接写リング Viltrox DG-NEX Extension tube 16mm)+ Canon EF 85mm F1.2

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Sony alpha7RII (+Commilite Auto focus adapter EF-Nex + 接写リング Viltrox DG-NEX Extension tube 16mm)+ Canon EF 85mm F1.2

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Sony alpha7RII (+Commilite Auto focus adapter EF-Nex + 接写リング Viltrox DG-NEX Extension tube 16mm)+ Canon EF 85mm F1.2

いい劇場場面を作れずにこの日も終了。

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Sony alpha7RII (+Commilite Auto focus adapter EF-Nex)+ Canon EF 85mm F1.2

接写リングをはずして、85mmオンリーで撮ってみました。ホウジャクの影を追いました。
Canon EF 85mm F1.2は結構面白い雰囲気を作ります。

ここから先は広角接近撮影。

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Sony alpha7RII + マクロ・レンズアダプターKipon NIK-S/EM+ Zeiss Distagon 18mm

意外なことに、接近広角撮影により舞台設定が面白く撮れました。ホトトギス劇場にバッタさん登場という場面。

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Sony alpha7RII + マクロ・レンズアダプターKipon NIK-S/EM+ Zeiss Distagon 18mm

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Sony alpha7RII + マクロ・レンズアダプターKipon NIK-S/EM+ Zeiss Distagon 18mm

このアカスジカメムシは何日もこの場所にへばりついています。ずっと同じ所にいる虫なぞ他にいるかな? よほどまずいか、まずそうに見える虫なんでしょうね。

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Sony alpha7RII + マクロ・レンズアダプターKipon NIK-S/EM+ Zeiss Distagon 18mm

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Sony alpha7RII + マクロ・レンズアダプターKipon NIK-S/EM+ Zeiss Distagon 18mm

ホウジャクはかなり神経質で、同じ場所に数秒もいません。接近撮影できるのは珍しい。

2017-10-12
この日は、アップしようと思う絵は接近広角レンズによる1枚だけ。Canon EF 85mm F1.2はアップしたい写真は無し。Canon EF 85mm F1.2のメリットはまだまだつかめません。

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Sony alpha7RII + マクロ・レンズアダプターKipon NIK-S/EM+ Zeiss Distagon 18mm

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ここまで、がんばっている
Sony alpha7RII (+Commilite Auto focus adapter EF-Nex + 接写リング Viltrox DG-NEX Extension tube 16mm)+ Canon EF 85mm F1.2と
Sony alpha7RII + マクロ・レンズアダプターKipon NIK-S/EM+ Zeiss Distagon 18mm
Canon EF 85mm F1.2にはほとんどのケースでND8のNDフィルターを付けています。

自然教育園日記 その104 接写リングの活躍―3

自然教育園日記 その104 接写リングの活躍―3

2017-9-30

久しぶりにSony FE85mm F1.4 GM+接写レンズによるボケボケ接近撮影に挑戦。面白くなって、今日は全部ボケボケ写真になりました。なるべく全体に天国的にボケっとした写真を選んでみました。全部ボケだとヘキエキとするかもしれませんが、試みですから、お付き合いください。今日さらにボケボケを極めようと、中古キャノンEF85mm F1.2Lを買ってしまいました。1kgもあるガラスの塊です。今使っているSony FE85mm F1.4 GMは820g、これでも重たいのに、さらに重たい。手持ちのレンズ2本(Contax 85mm F1.4とContax 100mm macro F2.8)は下取りでおさらばになりました。さらに、キャノンEF用のレンズアダプターも買って(安物を買ったのでどうなることやら)、用意は整いました。明日からF1.2の試写に入ります。天国の上の天国を見ることが出来るか、はたまた地獄へ落ちるか???

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Sony alpha7RII + Sony FE85mm F1.4 GM + 接写リング10mm+16mm ツリフネソウ

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Sony alpha7RII + Sony FE85mm F1.4 GM + 接写リング10mm+16mm ツマグロヒョウモン(オス)

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Sony alpha7RII + Sony FE85mm F1.4 GM + 接写リング10mm+16mm ナガボノシロワレモコウ

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Sony alpha7RII + Sony FE85mm F1.4 GM + 接写リング10mm+16mm シロヨメナ

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Sony alpha7RII + Sony FE85mm F1.4 GM + 接写リング10mm+16mm フジバカマ

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Sony alpha7RII + Sony FE85mm F1.4 GM + 接写リング10mm+16mm ワレモコウ

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Sony alpha7RII + Sony FE85mm F1.4 GM + 接写リング10mm+16mm イヌショウマ

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Sony alpha7RII + Sony FE85mm F1.4 GM + 接写リング10mm+16mm カリガネソウ+シロヨメナ

これだけは、うしろのシロヨメナを見せるために徹底的に絞って(F16)いますが、これ以外はF1.4の開放です。

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Sony alpha7RII + Sony FE85mm F1.4 GM + 接写リング10mm+16mm ホトトギス+イヌショウマ

これもちょっと絞った(F5.6)かな。

明日のF1.2が楽しみだな!

自然教育園日記 その103 接写リングの活躍―2

自然教育園日記 その103 接写リングの活躍―2

2017-9-29
これまで、接写リングを付けたことのなかった、Sony 135mm F2.8 [T4.5] STFとライカ・テレエルマー・M135mm F4に接写リングをつけて、マクロ的に使ってみました。接写リングの効果はSony 135mm F2.8 [T4.5] STFの方が大きく30cmくらいまで寄れるようになり、マクロ的に使えました。ライカ・テレエルマー・M135mm F4は40cmくらいかな。ファインダーでのぞいた時にはSony 135mm F2.8 [T4.5] STFのボケは面白かった。しかし、チャンと貼ってみると、Sony 135mm F2.8 [T4.5] STFは眠くなるし、魅力的な局所的(対象内部での)ボケがでない。ライカ・テレエルマー・135mm F4はファインダーでのぞいた時にはそうは思わなかったのに、貼ってみるとビックリする絵を作る。 その104にのせますがマクロ的に使ったときにSony FE85mm F1.4 GMが局所においても徹底したボケを生み出すのに比して、Sony 135mm F2.8 [T4.5] STFは局所の魅力的ボケが出せない。以前も同じ結論になったのですが、Sony 135mm F2.8 [T4.5] STFは局所的ボケより遠景のボケに使うべきと思われます。ライカは困りました。今日下取りに出すと決心して、手続きをしたのですが、下取りを取り消そうと思い始めました。

以下、Sony alpha7RII+ Sony 135mm F2.8 [T4.5] STF + 接写リング10mm+16mm
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Sony alpha7RII+ 135mm F2.8 [T4.5] STF + 接写リング10mm+16mm カリガネソウ+イヌショウマ

このような遠景ボケが入る場合はいいのですが。下のように遠景が無い場合は、対象が大きくボケないのです。

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Sony alpha7RII+ 135mm F2.8 [T4.5] STF + 接写リング10mm+16mm ツリフネソウ

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Sony alpha7RII+ 135mm F2.8 [T4.5] STF + 接写リング10mm+16mm ノハラアザミ+モンキチョウ

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Sony alpha7RII+ 135mm F2.8 [T4.5] STF + 接写リング10mm+16mm

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Sony alpha7RII+ 135mm F2.8 [T4.5] STF + 接写リング10mm+16mm ノハラアザミ+ツマグロヒョウモン(オス)

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Sony alpha7RII+ 135mm F2.8 [T4.5] STF + 接写リング10mm+16mm シロヨメナ

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Sony alpha7RII+ 135mm F2.8 [T4.5] STF + 接写リング10mm+16mm イヌショウマ

以下からライカ・テレエルマー・M135mm F4 + 接写リング10mm+16mm

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Sony alpha7RII+ライカ・テレエルマー・M135mm F4 + 接写リング10mm+16mm ツリフネソウ+クマバチ

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Sony alpha7RII+ライカ・テレエルマー・M135mm F4 + 接写リング10mm+16mm

F4ですから、ボケを期待して撮ったのではなく、単に接写リングでマクロ的に使えるかを試したのですが、この写真のこの切れ味にはビックリです。ライカは時々恐ろしい絵を見せますね。いつもでないですけど、やっぱりライカは特別なのかなと思わせる絵です。これで下取りに出すのをやめるかもしれません。しかし、困ったことにどんな時に恐ろしい絵を見せるかがわからない。

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Sony alpha7RII+ライカ・テレエルマー・M135mm F4 + 接写リング10mm+16mm カリガネソウ

以下、ベスト・モーメント・キャプチャーです。

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm

自然教育園日記 その102 接写リングの活躍 その1

自然教育園日記 その102 接写リングの活躍 その1
2017-9-22, 24, 26
ふと気が付いて、Zeiss Planar 100mm macroに接写リングを付けた撮影をしてみました。Zeiss Planar 100mm macro(コシナ製)はマクロにしてはあまり近づけない。フルサイズカメラではこれがネックでしばらく使っていなかったのです。ところが、接写リングを使えば、十分近づけることがわかりました。ずっとZeiss Planar 100mm macro(コシナ製)はマクロでは一番と思っていたのですが、以下の様にやっぱり一番です。解像のすばらしさと、ビビットなスリルを持ち合わせているのです。

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Sony alpha7RII + Zeiss Planar 100mm + 接写リング ツユクサ 

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Sony alpha7RII + Zeiss Planar 100mm + 接写リング  ユウガギク(柚香菊)

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Sony alpha7RII + Zeiss Planar 100mm + 接写リング ヒメジソ

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Sony alpha7RII + Zeiss Planar 100mm + 接写リング 

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Sony alpha7RII + Zeiss Planar 100mm + 接写リング

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Sony alpha7RII + Zeiss Planar 100mm + 接写リング ツリフネソウ

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Sony alpha7RII + Zeiss Planar 100mm + 接写リング ゲンノショウコ

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Sony alpha7RII + Zeiss Planar 100mm + 接写リング

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Sony alpha7RII + Zeiss Planar 100mm + 接写リング

今年は、やたらあちらこちらでゲンノショウコの花が咲いています。昨年までは、水生植物園の片隅でちょこっと咲いていたのに。とても面白い色と形なので、当方のお気に入りの花です。

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Sony alpha7RII + Zeiss Planar 100mm + 接写リング カリガネソウとヒガンバナ

この場所はカリガネソウとヒガンバナが同じ画面に撮れる唯一の場所なので、毎年撮るのですが、毎年大した写真にはなりません。

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Sony alpha7RII + Zeiss Planar 100mm + 接写リング ヤマホトトギス

ここからはベスト・モーメント・キャプチャーの面白さです。

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー
ベスト・モーメント・キャプチャーで表情を狙います。

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー イヌショウマ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー

ベスト・モーメント・キャプチャーによる蝶の飛び姿収集は、まだまだ続けます。

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー  ツマグロヒョウモン(メス)

ここからは広角接近撮影の試みです。

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss FE16-35mm + 接写リング  シロバナサクラタデ

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss FE16-35mm + 接写リング ツマグロヒョウモン(オス)

接近広角撮影、Sony/Zeiss FE16-35mm + 接写リングをここのところかなりトライしています。 10mm接写リングをかましての撮影は、使用焦点距離25~35mmで、レンズ面からの撮影距離は10cm程度。これ以上の広角では接近しすぎで撮影が難しい。Zeissの解像により、きれいな絵が撮れるのですが、虫が逃げるからファインダーをのぞきながら撮るチャンスは少ない。この接写リングはAF出来るのですが、AFはなかなか思ったところにピンが合わない。そこでめくら撮りとなるわけで、メチャメチャ歩留まりが悪い。その割には、異次元的印象を作り出せていません。もっと広角で撮れればいいのですが、今のところ無理。もう一歩の工夫はないものか?

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss FE16-35mm + 接写リング ツリガネニンジン

暑くなったり涼しくなったり目めぐるしく気温が変化するせいでしょうか? 終わったはずのツリガネニンジンとかカワラナデシコとかが、またもや咲いたりしています。

自然教育園日記 その101

自然教育園日記 その101

2017-9-14, 15, 21
花と虫の風景を淡々と撮ります。 ここのところの機材は以下の2台。①Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmでベスト・モーメント・キャプチャー(BMC)を使う場合と使わない場合があります。② Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro F2.8

下の絵のように晴れればNikon1 V3 + Nikon1 70-300mmでもかなりの絵が撮れるので、近づくと逃げる対象のときはこちらのシステムを使います。そしてBMCでとにかく徹底的に蝶の飛び姿を追っています。これは陶芸の<花と蝶シリーズ>において、もっともっと幻想的蝶の絵を描きたいという要求からです。
工芸品において蝶の絵柄は、蝶そのものが魅力的なので、それをさらに幻想的とか、ワンステップ上に表現するケースが意外と少ない。そこで当方はただ蝶を描けば受けるだろうと漫然と描いていました。ところが、先日のコンサートでコロラテューラ・ソプラノの<エレナ・モシュク>のアベ・マリア・シリーズを聞きながら、このとんでもない天国的表現に対して、当方の<花と蝶シリーズ>があまりにもみじめな表現であることを思い知ったのです。(当方は声楽やオペラに詳しいわけではありません、この分野は全て家内の入知恵によるものです、念のために。ただ受け入れる感性は持っていると思っています。)
Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro F2.8に関しては、ここのところボケボケを追いながら、うまくゆかない。そんな時、自分の昔の絵をみて、やはりキリっとした絵は説得力があることに気づきました。もう一度Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro F2.8の原点に戻ってから出直そうと思ったのです。

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm

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Nikon1 V3 ; Nikon1 70-300mm

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Nikon1 V3 ; Nikon1 70-300mm

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Nikon1 V3 ; Nikon1 70-300mm

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Nikon1 V3 ; Nikon1 70-300mm

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Nikon1 V3 ; Nikon1 70-300mm

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Nikon1 V3 ; Nikon1 70-300mm

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Nikon1 V3 ; Nikon1 70-300mm

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro

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Nikon1 V3 ; Nikon1 70-300mm

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Nikon1 V3 ; Nikon1 70-300mm

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro

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Nikon1 V3 ; Nikon1 70-300mm

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Nikon1 V3 ; Nikon1 70-300mm

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Nikon1 V3 ; Nikon1 70-300mm

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro

自然教育園日記 その100 <ここ一年を振り返える>

自然教育園日記 その100 <ここ一年を振り返える>

自然教育園日記も100回目を迎えました。といっても特に素晴らしい写真が撮れる時期でもありません。淡々と<その100>を書きましょう。
今年の白金自然写真クラブの展示会は自然教育園のロビーで2017-11-10(金)~ 12-14(木)に開催されることが決定されました。

展示会に出す写真を考えながら、自然教育園における撮影の1年を振り返ってみましょう。
当方の撮影は毎回、何かテーマを持って撮影してきました。
その1はニコン1V3ベストモーメントキャプチャーを利用した飛び鳥の撮影。メンバーの出してくる鳥の写真と比較して、当方のベストモーメントキャプチャーを利用した飛び鳥の絵は負けていない気がします。1インチセンサーのニコン1V3ですから、画質ではとてもかないませんが、魅力的鳥の表情やしぐさをキャッチする点では上を行っていると思います。メンバーの鳥撮り名人はニコン一眼レフですが、飛び鳥撮影には膨大な連写を要しています。毎日数千枚撮影して、そのほとんどを多大な時間をかけて消去しているのです。ベストモーメントキャプチャーなら飛び鳥撮影はお茶のこさいさいです。

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Nikon1V3+Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー ヒヨドリ

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Nikon1V3+Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー ジョウビタキ

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Nikon1V3+Nikon1 70-300mm ベスト・モーメント・キャプチャー エナガ

ベストモーメントキャプチャーの画質を上げるには、オリンパスOM-D EM-1 MarkIIのプロキャプチャーシステムにシフトするしかありません。メンバーのMarkIIユーザー2名にMarkIIの使い心地を聞くと、いいカメラといいます。しかし、ヤブの中の小鳥に対するAFはダメでキャノン並みにはゆかないそうです。ネットのレビューをみると、やはりAFの問題点と高感度撮影でのノイズやフルサイズに比較した場合の画質など、Mark Iとそれほど変わっていない印象を持ちます。プロキャプチャーシステムはオリンパスのハイグレードレンズでしか使えません。オリンパスのプロ・レンズは性能が良くても高くて重たい、旧式の概念で作られています。当方がマイクロフォーサーズを捨てた時のその宿命的問題をまだ十分解決できていない。鳥撮りにはバカ高いプロ・レンズ300mm単焦点のかわりに40-150mm+テレコですむことがわかりましたが、それでも計30万円の投資(中古)がかかります。MarkIIのこの程度での改良では二の足を踏んでしまいます。一方、高級品に傾注するというニコンの方針からニコン1の改良は絶望的です。行き詰まりです。現有のニコン1でも、晴れの日ならなんとか撮れますから、当分このままの状態で推移するしかありません。

その2は広角レンズ接近撮影です。広角レンズの面白さの大半は接近撮影にあります。Zeiss Distagon 18mm 又はフォクトレンダー・ウルトラワイド・12mm+フォクトレンダー・クロースレンズアダプターを多用していましたが、画質に問題があるために、Zeiss Batis 18mm+接写リング10mmにシフトしました。しかし、この組み合わせではレンズ前数センチの超接近撮影しかできないので撮れるものがとっても限定されてしまいます。
何言ってるかわからないでしょうが、一眼レフ用はレンズと受光面までの距離約40mm(そのスペースにミラーが収まっている。フランジバックという)が必要です。ミラーレス用レンズはミラーレス受光面にぴったりと合わせてあるので(ミラーがいらないから当然です)このスペースがずっと小さい。このスペースをクロース・レンズアダプターは自由に調節できる仕組みになっているので接近撮影が自由に調節できる。ミラーレス用レンズはミラーレス受光面にぴったりと合わせてあるのでレンズアダプターで工夫する余地がありません。 接写リングで、わずかな余地を無理やり使って接写することになります。

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ミラーレスカメラはどのレンズでも付けられることがメリットだと書いてきましたが、これは一眼レフ用レンズに対する話で、カメラが全部ミラーレスになってしまうと、ミラーレス用レンズは互換性が、ガタ落ちとなります。将来はマイクロフォーサーズのようにマウントを相互乗り入れしない限り、レンズの互換性はなくなるのです。
クラブの連中で、ミラーレスにレンズアダプターを使って、種々のレンズを使い分けている人は当方しかいません。よって、上述のような話に興味を持つ人はとってもマイナー・ポピュレーションと思います。しかし、18mm以下の広角レンズで接近撮影した場合、おそらく最短接近距離が20~30cmですから、対象は小さく撮れるだけになってしまうのではないですか? 超広角レンズで1~10cmくらいに自由に接近したいと苦労しているのです。
さて、最近Sony FE 16-35mm+接写リング10mmを試してみて、対象により焦点距離を変化させることにより、何とか対象と適当な距離で広角接写撮影ができるようになりました。長焦点の方が最短接近距離が遠くなるからで、そのかわりパースペクション効果が薄れてゆくわけです。このシステムの効果は後程出てくる写真をみてください。Sony FE 16-35mm+接写リング10mmを使い始めたのは最近なので、この成果を展示会に出すのは、これからの撮影いかんです。

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Sony alpha7RII + Zeiss Distagon 21mm ZN F2.8

これは、ニコンマウントのZeiss Distagon 21mmをレンズアダプターでFEマウントのソニーミラーレスに付けて撮影した例です。

その3はボケボケ写真です。ボケには3つの方法で攻めています。① 明るい大口径レンズ、Sony FE85mm F1.4 GM、接近するには接写リングを使います。② 中望遠かつ明るいレンズ、Sony/Zeiss Zonner 135mm F1.8、接近するには接写リングを使います。 ③ STFシステム、Sony 135mm F2.8(T4.5 ) STFの3本です。前2者は春夏物の撮影しかないので、 秋の展示会用にはSony 135mm F2.8(T4.5 ) STFの作品だけ載せます。Smooth Transfer Focus(STF)に関しては先にブログに詳しく書きました。現在のSTFに対する結論は、バックのボケにより生み出される独特な情緒と水面/波撮影時の不思議な面白さが特筆できます。

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Sony alpha7RII + Sony 135mm F2.8(T4.5) STF

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Sony alpha7RII + Sony 135mm F2.8(T4.5) STF

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Sony alpha7RII + Sony 135mm F2.8(T4.5) STF

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Sony alpha7RII + Sony 135mm F2.8(T4.5) STF

STFによる写真はまだ十分でありません。ボケボケの情緒より次のマクロ撮影によるピシッとした部分が入る絵の方が見手に対する主張が強いのです。ボケボケ写真はまだ納得できる状態ではありません。

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Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro

期待のソニーα9が発売されたのですが、α7IIの高速化とAFの改良が中心でした。ソニーミラーレスにおいて、ニコン・キャノン一眼レフに追いつこうとする気持ちは分からないではないですが、通過点にすぎません。当方は現状のα9では魅力を感じません。ミラーレスの欠点をなんとかカバーして一眼レフに追いつく、だけど、ユーザーにとってはすでにある物を作ってもらっても意味ないのです。 それなら一眼レフを買えばいい。ミラーレスはミラーレスでないとできないこれまでにないとんでもないものを作ってほしいのです。しばらくはどうしても買いたいカメラが無い。

新しい撮影システムが写真を撮る意欲を引き起こす原動力となっていたのですが、それがなくなって、自然教育園での撮影も3年以上撮り続けて、自然教育園日記も100回目を迎えて、これからどうしたらいいだろうかと、途方に暮れているのです。

それでも、自然教育園を歩き続けています。最近(2017-9-5, 8, 10)撮った写真を見ながら、これからどうするかを考えてみました。
もっと自然の中に入ってみよう。見手を気にしたアピール写真を撮ろうと思わないで、教育園の住人たちの、彼ら自身が見ているごく自然な彼ら自身の世界を表した写真を無心に撮るのでいいじゃないか。外から自然を見ている自分でなくて、自然のふところに入り込んだ自分。対立でなくて融合へ。そんなふうにやってみようと思うのです。

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Nikon1V3+Nikon1 70-300mm

 いつも午後に撮影に行くので、ツユクサは花が閉じています。たまたま午前に撮影に行った時はツユクサのブルーに魅かれてしまいます。実はこのツユクサにアリがいるのですが、見えないでしょうね。

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Nikon1V3+Nikon1 70-300mm

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Sony alpha7RII + Sony FE 16-35mm + 接写リング10mm

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Sony alpha7RII + Sony FE 16-35mm + 接写リング10mm

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro  ツルボ

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro ゲンノショウコの花

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Sony alpha7RII + Sony FE 90mm macro

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Nikon1V3+Nikon1 70-300mm

休養の旅 奥湯河原

休養の旅 奥湯河原
2017-8-25(金), 26(土)
我が家は家内も当方も、それぞれの事情で結構アクセク毎日働いています。皆さん夏休みですから、我々も休養の旅へ。どうせ、何もしないで宿でマッタリするなら遠くへ行く必要はない、交通費を宿代に回してマッタリしましょう。湯河原までは鈍行で品川から1.5時間、1500円。奥湯河原ならちょっとは涼しいかも。

湯河原駅で降りると、今日は何とも暑い。熱い風が吹きつけるおそろしい暑さ。
湯河原駅前、お土産屋の2階で、昼食。海鮮丼、磯ソバとアジの干物で生ビール。今風、若者好みの店しかない駅前の中で、昔ながらの食事処は少々値がはるが(といってもたいした値段ではないですよ)結構おいしい。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

湯河原駅前からバスで20分ほど山に向かう。お宿は奥湯河原の山翠楼。このシーズン、土日でなくても、通常3万円代の老舗であるのに、とんでもない破格のお値段2万円弱のプランを見つけて、これに乗りました。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

最上階8階の部屋からの眺めは、こんな山の中の雰囲気。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

飲み物フリーのスカイラウンジからの眺めもこの通り山の中の雰囲気。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

部屋の中、宿の各所のディスプレイは老舗の満足できる雰囲気。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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最上階からさらに一階上がったところにある展望露天風呂<天空>はこの宿の最大のメリットです。やっぱり長生きしたいものだなと思うひと時、草津のさいの河原露天風呂、宝川温泉混浴露天風呂に続く、この世に対する未練を呼び起こすお風呂でした。このあたりで、ここが一番高い所の露天風呂ですから、開放感抜群です。夜、家内は人気のエステ/スパでさらにリラックス。極上のマッタリです。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm

翌日の朝の部屋からの眺め。品川から鈍行とバスで2時間、交通費2000円弱での宿からの景色としてはコスパ抜群です。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

朝食前に、隣の姉妹宿、海石榴(ツバキ)の脇道を通って、海石榴の庭内散策路へ向かいます。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

散策路への道は急な坂道で少々うんざり。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

散策路は紅葉の時期はいいと思います。それ以外もツバキの道があってとっても多くの種類のツバキが出迎えてくれるようです。紫陽花群生地やサザンカロードの記載もあります。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 32mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

夕食の写真は撮り忘れ、朝食がこんな具合ですから、夕食は想像できるでしょう。部屋つきの中居さんがいるところなぞ古典的老舗の宿の雰囲気を残しています。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

この界隈は紅葉、梅、さつき(つつじ)、紫陽花、そしてツバキと四季を楽しめるようです(看板を拡大して見てください)。

次の日はやることないので、伊東まで出かけて、海の駅(海のそばの道の駅)、伊東マリンタウンまで行ってみました。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

実は前日、テレビで紹介されていた、海の駅で地魚寿司屋、伊豆太郎で地魚にぎりと磯丸の磯キムチ、数の子ワサビ漬けをお土産に、テレビ紹介に忠実に従いました。結論は、有頂天というわけでもなく、それなりのそれなりでした。

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 12mm

昨日よりはましですが、今日も十分暑い。
トータルとして、とってもコスパのいい休養の旅でした。

自然教育園日記 その99 フレキシブルアームLEDライトの効果

自然教育園日記 その99 フレキシブルアームLEDライトの効果

フィールドでのライティング最軽量装備を目指しています。

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Sony alpha7RII に10mm 接写リングをつけて、ZeissBatis 18mm F2.8 で広角超接近撮影すると、被写体はレンズ前面から1~2cmですから、レンズの陰で暗くなってしまいます。そこで、色々考えて、フレキシブルアームを持つLEDランプを付けました。以前調達した、オフ・カメラ・フラッシュのフラッシュ部分を最も軽い、HVL-F20Mに替えて、これで、フィールドでのライティング最軽量装備が整ったのではないかと思うのです。フィールドでスタジオ撮影のように撮ることを目標に、少しずつ進んでいます。

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HVL-F20Mはマップカメラで中古で8800円で調達。それ以外のパーツはいずれも1000円以下。LEDランプはネットで、ねじれアームは東急ハンズで、止めるねじはヨドバシカメラでそれぞれ調達。

それではフレキシブルアームLEDランプでの試写を載せます。8-22は手持ち。8-24は三脚を使用しています。三脚があればフレキシブルアームLEDランプはただ手に持てばいいので自由自在です。

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm ヒメジョオン

これは虫が逃げるので、ライト無し。

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト コバギボウシ

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト コバギボウシ

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト ツリガネニンジン

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト フシグロセンノウ

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト フシグロセンノウ

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト フシグロセンノウ

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト コバギボウシ

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト コバギボウシ

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Sony alpha7RII + Zeiss Batis 18mm F2.8 + 接写リング10mm + LEDライト ヒメジョオン+ コバギボウシ

フレキシブルアームLEDランプはいいですよ。ちょっと新しい画像が得られるかもしれません。
これでZeiss Batis 18mm F2.8での広角超接写が生き返ります。それにしても接写リング5~8mmを売り出してくれないかな。いくら何でもレンズ前面から1~2cmでの超接写撮影はつらいよ。

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Sony alpha7RII + Sony FE90mm macro F2.8 オカトラノオ+ツマグロヒョウモン

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Nikon1 + coBORG 210mm F5.6 オカトラノオ+ツマグロヒョウモン

coBORG 210mm F5.6をNikon1に付ければ実質567mmで、鳥撮りも可能な望遠になります。焦点も露出もマニュアルですが、結構撮れてるでしょう。
なにしろBORG系は画質が良く、フローライト(蛍石)レンズのBORG 55FL(250mm F4.5)は530g程度で軽量だし、Nikon1に付ければ、実質675mm。なんたって軽量がいいのでマジに購入を考えようと思っています。

自然教育園日記 その98  お盆の情景

自然教育園日記 その98  お盆の情景

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Sony alpha7RII+ SonyFE35mm F2.8 一ノ宮川

当方の歴代のお墓は房総半島、上総一ノ宮にあります。この一ノ宮川で灯篭流しをするというので、8月16日にお墓参りをして、灯篭流しの会場に行ったら、誰もいません。通りがかりの人に聞いたら、今日は中止ですという返事。中止に関する何のアナウスもなし、張り紙も無し。ちょっとの雨で中止、しかも今は雨がやんでいます。一ノ宮らしいやる気のなさ。一ノ宮はここ数十年間何も変わりなく、全く時が止まったように推移しています。60年前は、この一ノ宮川をポンポン船が駅と海岸をつないで海水浴客を運んでいました。お盆の時は花火大会や灯篭流しをやっていたのです。ナイヤガラの滝という花火がクライマックスを飾ったもんです。今や、ポンポン船は無し、駅と海岸をつなぐバスも無し。九十九里海岸の砂浜は海流に削られて、見るも無残に小さくなってしまいました。一ノ宮町は今度のオリンピックのサーフィン会場になるのです。それでもこの町は相変わらず全く時が止まったように推移しています。一ノ宮町のお店は、60年前となにも変わっていません。全く発展しない町なのに、なぜかちゃんと存続し続けているのです。角八本店も全く変わらず。九十九里最中は最高。ゆずあんを9個、粒あんを1個(当方用)買ってお帰りです。

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Sony alpha7RII+ SonyFE35mm F2.8
白いユリ(タカサゴユリか?)が、帰路に就く先祖の霊のごとく夕暮れの闇に浮かぶ。

さて、自然教育園は相変わらず、ただ暑い中を10000歩歩きながら、同じ被写体を何度も撮る。いつも、同じ場所で同じチョウや虫に会うのも、それはそれで一興である。

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8 ヤマトシジミ?+ヒメジョオン

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8 ヤマトシジミ?+ヒメジョオン

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8  ツリガネニンジン

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8  ツリガネニンジン

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8  ツリガネニンジン

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8

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Fjifilm X-T10 + coBORG  コバギボウシ+クマバチ

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Fjifilm X-T10 + coBORG  クサギ+クロアゲハ

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8 イチモンジセセリ

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8 アカスジカメムシ?

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8 コバギボウシ

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Sony alpha7RII+ Sony FE90mm macro F2.8 ゲンノショウコの花

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Fjifilm X-T10 + coBORG 

現在、カワセミは3匹ほどが出没していて、でかいレンズをつけた鳥撮りの連中がウロウロしています。しかし、いつでもお目にかかれるわけではなく、大半は暇そうにしているように見えます。
当方は、Fjifilm X-T10 + coBORGという最軽量210mm(実質315mm)の望遠機材しかもっていかないので、カワセミはほぼ無視状態です。

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Fjifilm X-T10 + coBORG

自然教育園日記 その97 いい加減モードから本気モードへ

自然教育園日記  その97 いい加減モードから本気モードへ

2017-8-10は本気でないモードの機材。しかし、その気になれば撮るものが見つかるかもと思いはじめる。
2017-8-11 本気モードに切り換え。三脚も入れて総計7kgの機材を持ち込む。7kg持って10000歩歩く。その夜中に足がつって大変であった。
2017-8-12 ちょっと機材をへらして、ミニマムの本気モード。しかし、その晩は腰が痛くて、次の日はギブアップ。

ねらうはアカボシゴマダラ、クサギ+モンキアゲハ、ツリガネニンジン、フシグロセンノウ。
本気モードでないときは何にも撮るものが見つからないと思っていたのに、心を入れ替えて真面目に撮れば、それなりに撮れるもんだ。

2017-8-10 機材はNikon1+Nikon1 70-300mm および Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro

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Nikon1+Nikon1 70-300mm アカボシゴマダラ

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Nikon1+Nikon1 70-300mm アカボシゴマダラ

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Nikon1+Nikon1 70-300mm アカボシゴマダラ

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro  ツリガネニンジン

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro

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Fujifilm X-T10 + Zeiss touit 50mm macro

2017-8-11 機材はSony alpha7RII+SonyFE85mm F1.4 or Zeiss Batis 18mm F2.8 or フ ォクトレンダー・ウルトラワイド12mF5.6 オフ・フラッシュ・システム 及びSony alpha7RII +Pentax DA200mm F2.8

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Sony alpha7RII +Pentax DA200mm F2.8  クサギ+モンキアゲハ

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Sony alpha7RII +Pentax DA200mm F2.8  クサギ+モンキアゲハ

Nikon1では暗すぎて撮れないので、Pentax DA200mm F2.8を持ち込んだ。Sony alpha7RIIをAPS-C仕様にすれば300mm、F2.8で撮れます。このレンズは明く、写りが良く、値段がリーズナブルと3拍子揃っている。しかし、Sony alpha7RII ではMFになってしまいますが。

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Sony alpha7RII+SonyFE85mm F1.4+オフ・フラッシュ・システム フシグロセンノウ

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Sony alpha7RII+SonyFE85mm F1.4+オフ・フラッシュ・システム フシグロセンノウ

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Sony alpha7RII+フォクトレンダー・ウルトラワイド12mF5.6 +オフ・フラッシュ・システム フシグロセンノウ

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Sony alpha7RII+ SonyFE85mm F1.4 +オフ・フラッシュ・システム ツリガネニンジン 

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Sony alpha7RII+ SonyFE85mm F1.4 +オフ・フラッシュ・システム ツリガネニンジン 

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Sony alpha7RII+ SonyFE85mm F1.4 +オフ・フラッシュ・システム ツリガネニンジン 

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Sony alpha7RII+ SonyFE85mm F1.4 +オフ・フラッシュ・システム ツリガネニンジン

オフ・フラッシュ・システムではSonyFE85mmのF1.4が明るすぎてつかえません。それならSony FE90mm macro F2.8でもよかったのです。次の日はSony FE90mm macro F2.8に切り替え。これでずいぶん軽くなります。


2017-8-12
機材はSony alpha7RII+Sony FE90mm macro F2.8およびFujifilm X-T10+Pentax DA200mm F2.8  今度は重量を軽くするために、Pentax DA200mm F2.8をFujifilm X-T10に付けましたが、撮る暇が殆どありませんでした。

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Sony alpha7RII+Sony FE90mm macro F2.8  ツリガネニンジン

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Sony alpha7RII+Sony FE90mm macro F2.8  ツリガネニンジン

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Sony alpha7RII+Sony FE90mm macro F2.8  ツリガネニンジン

ツリガネニンジンのバックに木漏れ日をいれようと、中腰で長い間撮影して、立ち上がろうとおもったら、立ち上がれずにそのまま仰向けに倒れてしまいました。たまたま誰もいなかったのですが、みっともない姿になったわけです。これが腰痛の原因なのかもしれません。鳥撮りの連中は花なぞ簡単に撮れると思っていらっしゃるでしょうが、ほんと花の撮影は大変なのです。

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Sony alpha7RII+Sony FE90mm macro F2.8 フシグロセンノウ

日陰にあるフシグロセンノウの撮影はヤブカとの闘いです。

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Fujifilm X-T10+Pentax DA200mm F2.8

今一番はばをきかせているのはスズメバチで、花の蜜は勿論、他の昆虫まで襲いまくっています。当方が花を撮っている時、この花がスズメバチのテリトリーだと、平気で威嚇してきます。花撮りはスズメバチとの闘いでもあります。

何やかんや言っても、いい写真を撮らなければ始まらない。<金持ちの道楽>だろうがなかろうが、写真がよければ、すべてOKなのだ。 また頑張りましょう。

カメラファンとはなにものだ?

カメラファンとはなにものだ?

白金自然写真クラブの会員の一人にお金持ちがいて、その方が白金通りの一本裏の道にギャラリーを開設しました。その方が関与する3つの写真クラブで合同写真展を開くというので、当方は以下の2点を出展しました。1点目はすでにこのブログでご紹介したものですが、2点目は<海の色と形>シリーズの作品で、初めて公開します。

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<秋の波紋>

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<海、ある日の波紋>

一点目は、いつものように、どうせ石を放り込んで撮ったのだろうと揶揄するコメントとか、これは違反だとかいうコメントをいただきました。2点目はなんだかわからん、ひねくれ者の写真だというコメントとどうやって撮ったのかという質問をたくさんいただきました。こういう写真を見せるとどういう反応が起きるのか試してみたかったのです。結局、よくわかりませんでした。当方は、ひたすらに、水の色と形の魅力を追いかけているのですが、心の琴線に触れるような議論は皆無でした。まったく話がかみ合わない、違う土俵で話をしているということです。
いずれにせよ、なんだか居心地の悪い写真展で、なぜだろうと思っていたのですが、白金写真クラブ会員の一人が、Facebookで、この写真展を<金持ちの道楽>とつぶやくのを見て、なるほどそうかと思いました。約半分近くが、海外旅行の写真を出していました。その一つの写真クラブの会長は自分の海外旅行で撮った写真をモニター・スライドショーで流していました。そうか、カメラファンには<金持ちの道楽>というおおきなジャンルがあったのです。
この合同写真展に参加するクラブの一つは1981年ミスユニバース日本代表、写真家、大阪芸術大学写真学科教授、かの有名な織作峰子さんの弟子が指導しているクラブで、この写真展には織作峰子さんから写真が寄贈され、当人もおとずれたようです。織作峰子さんには今年のCP+で富士フィルム中判カメラの宣伝トークではじめてお目にかかりました。その人気の高さにビックリしたことをブログにのせています。
織作峰子さんと<金持ちの道楽>とは直接には全く関係ないのですが、そのブログで、写真における<ヌルイ世界>と富士フィルムの関係を書きました。わかりましたよ。写真における<ヌルイ世界>は<金持ちの道楽>と密接な関係があるのです。<金持ちの道楽>はカメラ業界の最大のお得意さんなのです。<金持ちの道楽>がなくなったらカメラ業界は生きてゆけない。<金持ちの道楽>は<ヌルイ世界>でなければならないのです。目くじらたててやったら<金持ちの道楽>にはならないのです。カメラ業界はこの<ヌルイ世界>をターゲットに稼ぐ必要があるのです。
海外撮影旅行をして、その成果を見せ合う、何にも問題ない当然のことなのですが。 この海外撮影旅行というのが、旅行会社のツアーじゃないですから、一人50万円くらいかかるでしょう、夫婦で撮影旅行に行けば100万円です。その旅行で稼ぐことのできるプロでないかぎり金と暇がある連中しかできないことなのです。だから海外撮影旅行をして、その成果を見せ合う時に<金持ちの道楽>という側面と、<純粋なカメラファン>という側面のどちらを見せるかということで、隣にいる人のことは無視して、<金持ちの道楽>を謳歌するか、少しは周りの人のことを考えて<粋純なカメラファン>の側面をみせるかが分かれ目でしょう。
ところで、白金自然写真クラブは自然教育園の中で撮った写真のみを展示会にだすという縛りがあるのですが、そのメンバーがこの展示会では縛りがなくなったといって、海外旅行の写真を出してきました。当方にはそういう発想が全くありませんでした。海外旅行の写真というのはなんとなく<違反だ>という感覚があるのです。写真の腕というより海外の珍しさで人にアピールするのはなんとなくいやだったのです。海外旅行の写真は<金持ちの道楽>的な匂いがするからいやだという感覚があったのかもしれません。 それもそうですが、第一、海外旅行ではちっともいい写真がありません。なんで、でしょうね?  スケジュールに追われる、トラブル無いように気をつかって写真を撮ることに専念できない、初めてのところで勝手がわからない、など色々な要因があるのでしょう。 最近はある事情で東京を長期間離れることが出来なくて、ここ数年海外に行っていませんが、それまでは毎年どこかに行っていました。だけど、思い出しても人に見せることのできる写真は片手で数えられるくらいでしょう。そのうち、気が向いたらその数点を拾い出してみましょう。ここのところ撮るものが無くて、お見せする写真もないので、ちょうどいいかもしれません。

自然教育園日記 その96

自然教育園日記 その96
2017-7-23~8-6

ただ、コツコツと撮影。しかし、これといったものは無し。淡々と状況報告します。
本気モードでないときはFujifilm X-T10+ Zeiss touit 50mm macroとNikon1 V3 + Nikon1 70-300mmの2台を持って出かけます。Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmはベスト・モーメント・キャプチャーを使って、蝶の面白い飛び姿を狙っているのですが、面白い蝶の飛び姿が得られません。もともと蝶の飛び姿というのはたいして面白いものではないのかもしれないと思い始めています。

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Fujifilm X-T10+ Zeiss touit 50mm maro カワラナデシコ

かつて、京都で、秋の七草の撮影を試みた時、野に咲くナデシコが見つからなくて苦労しました。結局、東京の花屋さんで買って穴を埋めました。自然教育園に突然、ナデシコが咲き始めました。昔は、あちこちに咲いていたのでしょうね。かなり長く咲いていたのですが現在は消滅しました。

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ムラサキシジミ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mm ミソハギ+アゲハチョウ

花だけでは絵にならないので、蝶やトンボを配してみました。

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmミソハギ+キタキチョウ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmミソハギ+イチモンジセセリ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmミソハギ+オオシオカラトンボ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmアカボシゴマダラ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmオカトラノオ+ツマグロヒョウモン

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmコバギボウシ+オオシオカラトンボ

去年はコバギボウシを一生懸命撮ったのですが、今年はなぜかいい場面がありません。いい花なのですが。なんとか少しでも載せてみます。

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Fujifilm X-T10+ Zeiss touit 50mm maro ヒメジョン+コバギボウシ

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmクサギ+モンキアゲハ

この時期はクサギの花にアゲハがいっぱい集まります。これしか撮る物がないので、皆さん集まって撮影します。当方も時々撮影するのですが、当方のカメラで曇り空では暗くてまともに撮れません。

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmクサギ+クロアゲハ

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Fujifilm X-T10+ Zeiss touit 50mm maroコヒルガオ

自然教育園を出た直ぐのところの植え込みにコヒルガオがいっぱい咲いていました。いつも面倒なので通り過ぎていましたが、ある日、意を決して、しまい込んだカメラを出して撮影。次の日にこのコヒルガオがみんな撤去されていたので愕然。この写真がコヒルガオの最後の姿となりました。

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Fujifilm X-T10+ Zeiss touit 50mm maroツリガネニンジン

ツリガネニンジンが咲き始めました。小さい花なので、三脚を使ってしっかり撮りたいのですが、境界ラインから離れた草むらに咲いているので、三脚を立てられません。昨年、今年こそまともなツリガネニンジンを撮るぞと思って境界ラインを越えて草むらに三脚を立てて撮影していたら、自然園の方におこられました。ということで、ツリガネニンジン撮影はあきらめです。

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Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmカワセミ

ここのところ、久しぶりにカワセミが顔を出しています。雨量が少なくて池が汚く、とても魚を獲れないでしょうに。30分ごとに場所を変える程度で動かないので、勝手にしてくれとほぼ無視状態です。

自然教育園日記 その95 オフ・フラッシュ

自然教育園日記 その95 オフ・フラッシュ

陶芸の展示会にエネルギーを取られている間に夏の撮影のメインであるヤマユリが咲いて消えてゆきました。3週間くらい前の話です。 以下は、陶芸展示会の後、ヤマユリが消滅するまでの数日の間で撮影したものです。初めてのオフ・フラッシュの試みとしては成果あったと思います。

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Sony alpha7RII + Sony/Zeiss Sonnar 135mm F1.8+接写リング

これはほんといいレンズですよ。

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Nikon 1 V3 + Nikon 1 70-300mm

1インチのセンサーであるNikon 1 V3でもここまで撮れるのです。

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Sony alpha7RII + Sony FE 85mm F1.4 GM

いよいよ、Sony FE 85mm F1.4 GMでのボケボケ写真でヤマユリ挑戦です。これはLED懐中電灯でのライティングの例です。次はオフ・フラッシュの試みです。オフ・フラッシュというのは、カメラ本体にフラッシュを付けるのではなく、フラッシュをカメラから離して、対象のサイドから光を当てることにより、対象を浮き立たせる手法のことです。

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上図のようなオフ・フラッシュシステムを組んで、初めてのオフ・フラッシュによる花撮影をしました。   ケーブル接続によるオフ・フラッシュなぞ、やる方はいないのか、ソニーのフラッシュの説明を見てもどんなシステムを組んだらいいのかちっともわかりません。オフ・フラッシュをやる方はみなワイアレスなのですかね? 室内撮影は当然ワイアレスでしょうが、屋外ではいろいろな状況下に置かれるので、実際にラインをつなぐ方が確実と思ったからこのようなシステムを組みました。上記システムを新品でそろえると2万円弱かかるので、中古品を探して、しかし、いろいろ間違えて苦労しました。

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Sony alpha7RII + Sony FE 85mm F1.4 GM
この写真が、フラッシュ無しです。

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Sony alpha7RII + Sony FE 85mm F1.4 GM
サイドからフラッシュして、陰影をはっきりさせるとこのようになります。

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Sony alpha7RII + Sony FE 85mm F1.4 GM

正面近くからはっきりとライティングするとこのようになります。
ここまで明るくするにはオフ・フラッシュを使うしか方法は無いでしょう。LED懐中電灯では無理で、平面のLEDライトでは昼間の戸外では全く効果ありません。

このシステムは確実で、効果は明確です。戸外の花や昆虫撮影には必須アイテムと思われます。助手か三脚が必要ですが。

魅力的ヤマユリですが、数日間の撮影時に他人とバッティングすることは一度もありませんでした。なぜかヤマユリはカメラマンの注目をひかないようです。大きな花ですから、撮るだけだったら、コンデジでも、スマホでも簡単に撮れるので挑戦の対象とならないのでしょう。でもそれだけに差別化して魅力的に撮るにはとっても難しいのです。

ヤマユリが消えたあとは、自然教育園で被写体を探すのが一苦労。まったく一回もシャッターを切らずに、3周、10000歩歩いて帰る日もありました。それでも暑い中をコツコツと撮影を続けていますので、ボチボチと載せてゆきましょう。

アート考察 その7-6 絵画/写真/陶器クロスオーバー(最終回) 総括

アート考察 その7-6 絵画/写真/陶器クロスオーバー(最終回) 総括 

ネーチャーズ・ベストで学んだこと。ネーチャーフォトグラファーは、<報道者>から<表現者>に向かおうとする。絵画をベースとするフォトグラファーは<表現者>であり、<報道者>たることはどうやってもできない。絵画をベースとするフォトグラファーはスタジオフォトが向いている。しかし、なにを表現するかそのルーツを得るには、ネーチャーから得るしかない。よって、どちらから出発しても写真の世界は<報道者>であり且つ<表現者>となる。どちら側に偏るかはヒトによるが、当方は<表現者>たることが究極の目標であると信じる。
<表現者>である絵画の世界でもフォトグラファーと同じ視点で自然を見ている人が少なくない。その類似は驚くほどである。<表現者>足らんとすれば、両者は同じところに立っている。
フォトグラファーにせよ画家にせよ、見手との接点を無視することはできない。フォトグラファーはより強く見手を意識し、見せる方法をあみだす。画家は見手をまったく無視する人から強く意識する人まで幅広く存在する。見手を意識する画家は、フォトグラファーと極めて類似した見せる方法をとっている。しかし、当方は見手を意識しない絵画の中からこそ、真なる作品が生まれると信じる。
孤独な時間こそが真なる革新を生む。誰でもわかる革新は真なる革新ではありえない。<独りよがり>こそが必須なのである。では<独りよがり>で十分か?
作品はどこかで、見手とつながる必要がある。作家は<独りよがり>でありながら、しかし見手とつながりたい。この解は、作家は<独りよがり>でありながら、見手に入り口/架け橋を作ってあげることだろう。見手に媚びるのではなく、手を差し伸べるのだ。
<白い花>で認められた田中一村は<秋晴>で見手を意識してしまって、評価されなかった。見手を遠ざけて奄美に移り、ベースは以前と何も変わっていないのに、奄美の非日常を入り口として、見手とつながった。ゴーギャンも同じかもしれない。青木茂は<海の幸>で認められたが、見手を意識してその後の成功が得られずそのまま終えた。画家はみなある程度の技を持つから、技だけでは架け橋とならないのだ。川端龍子は最初から最後まで見手を意識した絵をかき、巧妙な架け橋を使い、その絵の巨大さも見手との架け橋であった。しかし、川端龍子はアントニオ・サリエリとならないだけのたっぷりのあるいは巧妙な架け橋を持つのかもしれない? 伊藤若冲はある人には超絶技巧が、ある人には自然に対する理解が架け橋となり、鈴木基一は琳派自体がすでに不滅の架け橋を内在していた。
どの世界も技という架け橋がある。特に陶芸の世界は<技>が入り口となる。中国の微細細工陶磁器はそれだけで見手とつながる。陶芸は技が極めて多様であることと、技は実用につながるから技自体が架け橋となりうるのだ。最近、再び注目される超写実もじつは架け橋なのかもしれない。最近の見手は<ドクダミの花>を抽象化しても<ドクダミの花>自体をしらないから理解できない。<ドクダミの花>を超写実してあげることによって、どこかで見た<ドクダミの花>として作品とつながる。当方の貝と波シリーズが受けないのは、海を知らない人が多く、貝や波を抽象化してもなんだかわからないが、ピンクの蝶が受けたのは、たまたま、ピンクと蝶が入り口/架け橋となったからだ。
  見手に媚びるのではなく、手を差し伸べる入り口/架け橋を作ることは作家と見手の双方にとって、何もマイナスの要因にならない。しかし、作家が架け橋を作ることに埋没したらそれは作家の終焉を意味するが。
  当方の貝と波シリーズにせよ、花と蝶シリーズにせよ、<表現>の根源は自然であり、現在はネーチャーフォトグラフィーが担っている。当方のネーチャーフォトグラフィーの<表現者>としての出口は写真ではなく、陶芸である。そして、これからは見手との入り口/架け橋を作るよう努力しよう。今追っている<色彩>と<ガラスの質感>は追い込めば入り口となるに違いない。<孤独な時間こそが真なる革新を生む>を信じて。

アート考察 その7-5 絵画/写真/陶器クロスオーバー 

アート考察 その7 絵画/写真/陶器クロスオーバー <7-5>
白金陶芸教室 第4回生徒作品展(2017-7-7~12)

自分の作品の紹介で、突然レベルが落ちてすみません。

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白金陶芸教室の創始者の一人、芸大卒、イラン生まれの博士号保持者サブーリ・ティムール先生の作と、手前が、当方の貝と波シリーズの花器です。上絵と貝がらのフォルムがマッチしていい出来と思っているのですが。プロの作と比べても、そりゃグレードの差は歴然ですが方向は結構いい線行っていると思うのですがいかがでしょうか?

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左が、当方の貝と波シリーズの初期の作品。上絵の具合が今一つですが、ホルムはいいと思っています。右はもっと初期の波の写真から起こした陶板。この元になる写真は、御岳渓谷で偶然撮れた、まさにこの陶板と同じような写真なのです。黒と白とその中間色まで使った、当方にとっては会心の作なのです。説明しないと分からない<独りよがり>の範疇に入る作かもしれません。

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これは貝と波シリーズの最新作。三角錐はロクロで、それ以外は手びねりで作った、ロクロ+てびねりシリーズの第2作目。白マットとペルシャブルーのミックスがかなりうまくいっています。

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これは大量生産売り物用ペルシャブルーの牡蠣。1800円で売り出したが売れませんでした。

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これは大量生産による、売り物用陶板。壁掛けと鍋敷きが選択できます。1800円で売りに出しましたが売れませんでした。

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これも、大量生産による、売り物用陶板。壁掛けと鍋敷きが選択できます。写真ではたいして魅力的に見えないでしょうが、なぜか大変な人気で、ぜひ売ってくれといわれるは、どうやって作ったのですかと大勢の方から聞かれました。実はこの微妙な色使いは、何度も焼き直ししているうちに偶然生まれたもので、再現できるか自信がないので、売ることが出来ませんでした。

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これも上と同様。

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これは、白金陶芸教室の中心、芸大出の角谷先生の作。磁器とガラスカレットのミックスで逆さにして焼成中に自然に変形することを狙ったもの。

以下、生徒さんの作品。

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このタコと次の作品は当方の上絵の先生、広瀬義之先生の作。広瀬義之先生は人間国宝の上絵作家、藤本能道の愛弟子で、彼の遺産をすべて受けついで、奥多摩地区に浮世離れした庵をかまえている作家さんです。広瀬先生の作はみな数十万円の値が付けられていました。

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ここで何が言いたいかというと、当方が自信をもって出した貝と波シリーズは、訪問者、教室の同僚、先生方からちっとも注目されなかった。ところが、片手間に作ったチョウの壁掛けが大変に受けたということをどう受け止めたらいいのか?
貝と波シリーズは教室のスタッフの一人が絶賛して、どうしても買いたいといっていたので、他の方にも受けるだろうと思っていたのですが、この会場ではぴくりともレスポンスが無い。自分でいいと思う作品に他人がレスポンスしない。これは自然教育園の写真展でも全く同じです。 このブログですら同じで、当方が会心の作と思う写真にちっともレスポンスがありません。 ところが、自分では出すのをはばかっていた写真が写真展のポスターになり、ポスターを譲ってくれという方まで現れる。
貝と波シリーズは当方がどうやったら海を表すことが出来るかという、<表現者>としてのあがきなのです。チョウは、海を知らないヒトが多いから、チョウならわかりやすいだろうと見手を考えての作品です。
 この作品展は、生徒さんやスタッフの関係者しか集まりません。しかるにほとんどが女性です。自然教育園の写真展も<図鑑>が好きな人しか通りかかりません。当方の表現はたまたま通りかかる方々と方向が違うから受け入れられなかったのか? 誰に対しても魅力ないから受け入れられなかったのか? 見手に合わせれば受け入れられるのか? 見手に合わせる、それでいいのか?
<独りよがり>がいいのか、見手に合わせるのがいいのか?
実は、アート考察 その7 絵画/写真/陶器クロスオーバーを通して一生懸命考えて、ある解答を得ました。それは明日お話することにします。
いずれにせよ、貝と波シリーズをやめるつもりはありません。もうすでに3つの作品イメージが浮かんでおり、鋭意作成中です。

アート考察 その7-4 絵画/写真/陶器クロスオーバー マダム菊池のコレクション

アート考察 その7 絵画/写真/陶器クロスオーバー <7-4>マダム菊池のコレクション

珠玉の現代陶芸~マダム菊池のコレクション~
菊池寛実記念 智(トモ)美術館 (2017-6-10~9-3)

智美術館は知る人ぞ知る、六本木界隈、ホテルオークラの裏にあるこじんまりした、しかしハイセンスの美術館で、陶磁器の展示会が中心です。菊池寛実(カンジツ)はエネルギー産業関連の実業家、その娘、菊池智(トモ)(1923-2016)は父の後を引き継ぐ実業家であると当時に、美術品のコレクション、この美術館の設立に寄与しました。本展示会は昨年菊池智がなくなって、菊池智の情熱をそそいだ現代陶芸コレクションを展示して、彼女の軌跡をたどるものです。

この展示会はたいへんインプレッシブであり、役に立ちました。現代陶芸に関するまとまった見識による展示会というのは今まで出会わなかった。この展示会は当方の陶芸の方向に新たな指針を与える予感がします。

当方の興味の順に載せます。
まずはホルム中心の興味が先行します。

河本五郎
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河本五郎 色絵渦紋飾瓶
こういう色立体が当方の目標です。上絵の使い方は当方と同じ。どう見ても実用品とはいいがたいが、ホルムと色彩のリズムが嬉しい。瀬戸

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河本五郎 「上絵に込めた情念の美」より

杉浦康益 (Yasuyoshi)
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杉浦康益 (Yasuyoshi) 陶の博物誌 ドクダミの花 
細密写実的陶器。最近いろいろな分野で抽象ばかりでなくリアリズム、超写実が流行っているようですね。真鶴半島

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加守田章二 (Shoji Kamoda)
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加守田章二 (Shoji Kamoda) 壺
当方はガラスを用いるときにこのような直線的パターンを使うことを考えていたので、参考になります。 <加守田章二:私の仕事は陶器の本道から完全にはずれています。私の仕事は陶器を作るのではなく 陶器を利用しているのです私の陶器は外見では陶器の形をしていますが中身は別のものです>  このヒトはすごい。 益子

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小池頌子(Shoko)
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小池頌子(Shoko) 貝のふたもの
正に当方の貝シリーズのような陶器。当方はこの手のパターンは使わないと思いますが。
多摩市

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なんと、この方、当方に相当近いですよ。

栗木達介 (Tatsusuke)
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栗木達介 (Tatsusuke) 歩行する輪態
これは完全なオブジェイ。インパクトあります。 瀬戸

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次は色に関するインプレッシブな作品

楽吉右衛門(十五代)
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楽吉右衛門(十五代) 黒茶碗 鳥兎  
楽茶碗です。いい色してます。 イタリアローマ・アカデミア留学の影響かな。京都

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古稀ナイトアンドデイより

藤平伸 (Shin)
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藤平伸 (Shin) 辰砂匣
辰砂の赤はやはり魅力的。何とかこの赤を手に入れないと。五条坂の清水焼をルーツとする夢つむぐ人と言われる。京都

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菊池寛実記念 智美術館「夢つむぐ人 藤平伸の世界」より

藤本能道 (Yoshimichi)
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藤本能道 (Yoshimichi) 霜白釉釉色絵金彩花と虫図六角大筥
人間国宝。これと、次は当方の上絵の先生の先生の作。晩年に赤を多用するようになった。とにかく陶器では気に入った赤をだすのが難しい。 青梅市

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藤本能道 雪白釉釉色絵金彩蝶と虫図四角大筥

次にマチエール、質感の問題。

小川待子 (Machiko)
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小川待子 (Machiko)  器
志野の白マチエールは使いこなす必要があるという感を強くした。志野焼にこだわる必要はない白マチエールの使い方である。芸大、パリ工芸学校、西アフリカと転々とする。

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小川待子はとっても、とってもユニークな人ですね。

松井康成 (Kosei) 
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松井康成 (Kosei) 練上嘯裂(しょうれつ)文壺
人間国宝。練上手という技法を集大成。彼の練上手技法というのはロクロに円筒を置いて粘土を巻き付けて模様を整え、円筒を抜き取ってロクロを回し、遠心力を使って内から外へ素地を膨らませる。外側を極力触らず内側に手を添えて成形する。とネットにでていましたが、よくわからない。下の作品なぞどうやってつくるのでしょうか???   笠間

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河井寛次郎
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河井寛次郎  灰釉筒描魚文喰龍
河井寛次郎と次の富本憲吉は有名すぎて、とくに言及することはありません。京都

富本憲吉
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富本憲吉 人間国宝 白磁八角共蓋飾壺 奈良/東京

川瀬忍
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川瀬忍 (Shinobu) 青磁大鉢

こういう伝統の真っただ中にいながら、少し外したような近代風という試みはあまり好みでない。 
大磯?

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見手は陶磁器に対して、センスがどうこうというよりは、まず技に引き寄せられるに違いない。でもここに載せた作品の上の方は、技を前面に出さずに、センスを前面に出した作品と見える。技が未熟な当方は、見手に対してなんとも苦しい。ルノワールに師事したある日本画家にルノワールが言った言葉、<デッサンはやり込めばそれだけ進歩する、しかし、色彩は持って生まれたもので決まってしまう>。技と感性のことを言っているのだろう。

マダム菊池の選ぶ現代陶芸はこれまでの現代陶芸に対して持っていたイメージとは違ってとっても多様で素晴らしいものがあった。それぞれ、知る人は知っている有名な方にちがいないが、当方にとって大半は初めて出会った人であった。こんなに多くの興味ある方に出会って嬉しい限りである。

陶芸は最も多様な方向を持つジャンルかもしれないと思えてきた。しかし、この多様性は一般の人の陶磁器に対する認識と大きな隔たりがある。一般人の実用陶磁器としての陶磁器イメージの強さと、陶磁器界の伝統工芸にこだわる強い保守性がこの多様性を封じ込めている。なぜ今まで、おもしろい現代陶芸に出会わなかったかというと、この世の中に暗にはびこる陶磁器に対する保守性が現代陶芸を覆い隠しているのかもしれない。
陶芸教室の先生の一人、ティムール・サブーリがいうには、先進のオブジェをギャラリーにもっていっても、売れる保守的イメージの作品や実用品を作ってくれと要求されるのだそうだ。結局、多くの作家が2足のわらじを履くことになる。ここに登場する作家さんの多くもそうである。マダム菊池がいいものだけを選び出してくれたのだろう。

ここにも前回述べた、<見手への意識>と<評価の落差>の問題が存在する。

写真は珠玉の現代陶芸~マダム菊池のコレクション~のカタログのコピーと一部ネットから収集して作家さんのイメージの幅を広げました。


プロフィール

山海旅人

Author:山海旅人
山海旅人
<南方から黒潮に乗って流れ着いた人の子孫と思われる>
趣味:おいしい魚をたべておいしいお酒を飲むこと。お魚の料理もいたします。海が近付くと元気になると人にいわれます。

座右の銘:<芸といふものは実(じつ)と虚(うそ)との皮膜(ひにく)の間にあるもの> 
実写とデフォルメの間に真実があるという意味です。

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